JP2017099439A - 車両用座席カバー - Google Patents

車両用座席カバー Download PDF

Info

Publication number
JP2017099439A
JP2017099439A JP2015232730A JP2015232730A JP2017099439A JP 2017099439 A JP2017099439 A JP 2017099439A JP 2015232730 A JP2015232730 A JP 2015232730A JP 2015232730 A JP2015232730 A JP 2015232730A JP 2017099439 A JP2017099439 A JP 2017099439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
belt
sheet
cover
stitching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015232730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6674767B2 (ja
Inventor
詩郎 谷本
Shiro Tanimoto
詩郎 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiren Co Ltd
Original Assignee
Seiren Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiren Co Ltd filed Critical Seiren Co Ltd
Priority to JP2015232730A priority Critical patent/JP6674767B2/ja
Publication of JP2017099439A publication Critical patent/JP2017099439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6674767B2 publication Critical patent/JP6674767B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、座席の形状や変形に追従して座席表面に密着させることができるとともに容易に取り付けることが可能な座席カバーを提供することを目的とするものである。
【解決手段】座席カバーである背面カバー10は、複数のシート片10a〜10dを縫合により接続して形成されるとともに内側にシート片の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分が突設されており、帯状部分の少なくとも一部には、帯状部分のいずれか一方の側に帯状部分の縫合ラインに沿って当接するように突条部が配置されており、突条部は、帯状部分に対して長手方向と直交する方向に移動可能となるように取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のカーシート等の車両用の座席に対して、座席を覆う表皮シート全体に装着される車両用座席カバーに関する。
自動車のカーシート等の車両用の座席では、座席を汚れや破損から保護するために座席カバーが装着されている。また、様々なデザインの座席カバーを装着することで、利用者の好みに合ったデザインの座席を提供することができるようになる。
車両用の座席の形状や材質は、利用者の乗り心地を考慮して体型等の人間工学的な観点から複雑な形状で弾力性を有するものに改良されてきており、それに対応して座席に装着する座席カバーも改良されている。
例えば、座席カバーを座席の形状に沿って密着させるために、座席カバーの裏側にフック状の金具を取り付けておき、座席の表面に形成された窪みや溝に金具を直接差し込んで固定することで、窪みや溝の形状に沿うように密着させるようにしている。また、座席の表面及び座席カバーの裏側に面ファスナー等の係合部材を取り付けておき、座席カバーの装着時に係合部材を係合させることで、座席の表面に座席カバーを係合させて密着させることが行われている。
また、特許文献1では、車両用座席の形状に応じて立体裁断された複数の布地を縫製したリカバーシートにおいて、縫合線に沿って形状復元部材を取り付けることで、車両用座席の窪みにフィットさせるリカバーシートが記載されている。
特開2011−206295号公報
フック状の金具を用いて座席カバーを固定する方法は、カバーの密着性が向上するものの座席側の表皮シートを金具で破損するおそれがあり、また、面ファスナー等の係合部材を用いて座席カバーを取り付ける方法は、面ファスナー部分が凸状に突出するようになって座席のデザインを損なったり、表皮シートを傷めたりするおそれがある。
特許文献1では、縫合線に沿って形状復元部材を取り付けることで、座席の窪み等の複雑な形状に沿ってリカバーシートを密着させるようにしているが、形状復元部材が縫合線に沿ってシートに縫い付けられて固定されているため、シートの生地の伸縮によりシートに皺が生じるおそれがある。そのため、座席が繰り返し変形すると、リカバーシートの生地が伸縮するにつれてシート形状復元部材周辺に皺が寄って座席の外観を損なうといった課題がある。
そこで、本発明は、座席の形状や変形に追従して座席表面に密着させることができるとともに容易に取り付けることが可能な座席カバーを提供することを目的とするものである。
本発明に係る座席カバーは、複数のシート片を縫合により接続して形成されるとともに内側に当該シート片の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分が突設された座席カバーにおいて、前記帯状部分の少なくとも一部には、前記帯状部分のいずれか一方の側に前記帯状部分の縫合ラインに沿って当接するように突条部が配置されており、前記突条部は、前記帯状部分に対して長手方向と直交する方向に移動可能となるように取り付けられている。さらに、前記突条部は、可撓性を有する棒状体と、前記棒状体を囲うように前記帯状部分に取り付けられて前記棒状体を長手方向に摺動可能に支持する支持シート体とを備えている。さらに、前記支持シート体は、所定幅の帯状シート片を折り返して両側端を重ね合せた取付部分を前記帯状部分の縫合ラインと並行して縫合されて取り付けられている。
本発明は、上記の構成を有することで、座席の形状や変形に追従して密着させることができるとともに容易に取り付けることが可能となる。
本発明に係る実施形態である座席カバーを装着した車両用座席に関する外観斜視図である。 図1のA−A断面図である。 帯状部分に関する一部拡大斜視図である。 突条部を帯状部分に取り付ける工程を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態である座席カバーを装着した車両用座席に関する外観斜視図である。車両用座席1は、背面部2及び座面部3を図示せぬリクライニング機構により連結して構成されている。車両用座席1に着座する場合には、座面部3に腰を下ろして背面部2に背中をもたれかかるようにして着座し、乗員の体形等に応じてリクライニング機構により背面部2の角度を調整するようになっている。背面部2の上部には、ヘッドレスト4が上下方向に調整可能に取り付けられており、乗員の頭部位置に合わせて位置調整できるようになっている。
背面部2は、図示せぬ金属フレームにクッション材を取り付け、その外表面を表皮シートで覆うように構成されている。クッション材は、合成樹脂製の発泡体を立体成形して形成されており、クッション材の表面に合成樹脂製のフィルムシートや布地からなる表皮シートが所定の張力を付与して張設されている。表皮シートは、例えば、裏側の必要箇所にサスペンダを縫合により取り付けておき、クッション材内部に埋設されたワイヤーとの間をOリングやCリング等の連結部材を介してサスペンダを固定することで、表皮シートをクッション材の外表面に密着させて張り付けるように取り付けることが可能となる。
クッション材の形状は、乗り心地をよくするために、乗員の背中に当接する背面部2の中央部分が両側部分よりも窪んだ形状に形成されており、着座した乗員の背中を左右両側から包み込んで左右にずれないようになっている。また、背面部2の窪んだ中央部分は運転中の乗員の姿勢に合わせて曲面状に形成されて弾性変形するようになっている。
座面部3は、背面部2と同様に、金属フレームにクッション材を取り付け、その外表面を表皮シートで覆うように構成されている。クッション材は、合成樹脂製の発泡体を立体成形して形成されており、クッション材の表面に合成樹脂製のフィルムシートや布地からなる表皮シートが所定の張力を付与して張設されている。クッション材の形状は、乗り心地をよくするために、乗員の臀部及び大腿部に当接する座面部3の中央部分が両側部分よりも窪んだ形状に形成されており、着座した乗員の臀部及び大腿部を左右両側から包み込んで左右にずれないようになっている。また、座面部3の窪んだ中央部分は運転中の乗員の重量に合わせて弾性変形するようなっている。
背面部2及び座面部3は、上述したように凹凸のある曲面形状に形成されて弾性変形するように構成されており、乗員が無理のない姿勢で運転を行えるようにサポートするようになっている。
車両用座席1に装着される座席カバーは、背面部2に装着される背面カバー10及び座面部3に装着される座面カバーを備えている。背面カバー10は、背面部2の形状に合わせて複数のシート片10a〜10dを縫製により接続して形成されており、座面カバー20は、座面部3の形状に合わせて複数のシート片20a〜20dを縫製により接続して形成されている。座席カバーに用いられるシート片としては、織物や編物といった繊維材料からなる布地、本革、合成皮革、樹脂フィルムといったシート材料を所定の形状に裁断して使用することができる。また、シート片には、複数種類のシート材料を組み合せることもでき、デザイン及び用途に応じて適宜選択すればよい。
背面部2の中央部分には、窪んだ形状に合わせて裁断された2枚のシート片10a及び10bが上下に配置されており、シート片10aの下端とシート片10bの上端とが縫製により接続されている。背面部2の両側部分には、膨出するように湾曲した形状に合わせて裁断された一対のシート片10c及び10dが左右に配置されており、シート片10a及び10bの一方の側端とシート片10cの側端とが縫製により接続され、シート片10a及び10bの他方の側端とシート片10dの側端とが縫製により接続されている。そして、シート片10a〜10dを接続することで、背面部2の形状に合わせた袋状の背面カバー10に形成することができる。
座面部3の中央部分には、窪んだ形状に合わせて裁断された2枚のシート片20a及び20bが前後に配置されており、シート片20aの後端とシート片20bの前端とが縫製により接続されている。座面部3の両側部分には、膨出するように湾曲した形状に合わせて裁断された一対のシート片20c及び20dが左右に配置されており、シート片20a及び20bの一方の側端とシート片20cの側端とが縫製により接続され、シート片20a及び20bの他方の側端とシート片20dの側端とが縫製により接続されている。そして、シート片20a〜20dを接続することで、座面部3の形状に合わせた袋状の座面カバー20に形成することができる。
袋状に形成された背面カバー10は、背面部2に上方から被せるように装着することで、背面部2の外表面の表皮シートに密着した状態に取り付けることができる。背面カバー10の内側には、各シート片を接続する縫合部位に、縫合された2枚のシート片の縫い代が重ね合わされた所定幅の帯状部分が突設されている。各シート片を接続する縫合部位は、背面部2の形状が不連続に変化する境界部位に対応しており、境界部位には、ライン状に凹んだ条溝部分が形成されている。背面カバー10の装着時に、境界部位の条溝部分に縫合部位の帯状部分が対向して密着した場合、帯状部分が部分的に条溝部分に入り込んだり、条溝部分のいずれか一方の側に帯状部分が部分的にランダムに倒れた状態となりやすく、そのため、背面カバー10の縫合部位の外表面がジグザグに蛇行したり、凹凸が生じるようになる。また、乗員が着座して背面部2が弾性変形した場合には、帯状部分が条溝部分に対してずれて縫合部位の外表面の形状が変化するようになり、外観デザイン及び座り心地の点で問題となる。こうした現象は、背面カバー10のシート片が厚くなるにしたがい帯状部分が厚くなるため、縫合部位の外表面の凹凸が目立つようになり、外観上対策が必要となる。袋状に形成された座面カバー20を座面部3に装着する場合にも、背面カバー10と同様の問題が生じるようになる。
こうした背面カバー10を装着する際の帯状部分のランダムな変形に起因する問題に対処するため、背面カバーの内側にシート片の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分に対して、帯状部分の縫合ラインに当接するように突条部を取り付けている。突条部は、複数の帯状部分の一部に取り付けてもよく、帯状部分に部分的に取り付けることもできる。
図2は、図1のA−A断面図であり、図3は、帯状部分に関する一部拡大図である。突条部13aは、シート片10a及び10bとシート片10dとの間の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分11aの一方の側に縫合ライン12aに沿って当接するように配置されており、シート片10a及び10bとシート片10cとの間の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分11bの他方の側には、突条部13bが配置されている。
突条部13aは、可撓性を有する棒状体14aと、棒状体14aを囲うように帯状部分11aに取り付けられて棒状体14aを長手方向に摺動可能に支持する支持シート体15aとを備えている。また、突条部13bは、突条部13aと同様に、棒状体14b及び支持シート体15bを備えている。
棒状体14aは、断面形状が円形に形成されており、可撓性を有する金属材料や樹脂材料からなる。断面形状を円形にすることで、いずれの方向にも湾曲変形させやすくなり、着座した際の背面部2の変形に追従しやすくなる。そのため、こうした背面部2の変形に追従することが可能であれば、断面形状を円形以外の形状としてもよく、例えば正多角形に形成することもできる。棒状体14aの太さは、外径が1mm〜3mmの範囲に設定することが好ましく、外径が1mmより小さくなると、後述する帯状部分の突条部とは反対側への倒れ込みを誘導するといった作用効果が得られにくくなり、外径が3mmより大きくなると、背面カバー10の装着時に棒状体14aの形状が外表面に表出するようになって外観上好ましくない。
棒状体14aに用いる樹脂材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン66、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ナイロン6、ポリブチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素樹脂、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレンといった可撓性及び耐熱性を有する合成樹脂が好ましい。また、金属材料としては、アルミ、鉄、チタン、クロームモリブデン鋼、Ni−チタン合金、鉄−マンガン−ケイ素合金といった可撓性を示す単体、及び、複合材料が好ましい。
支持シート体15aは、所定幅の帯状シート片を折り返して両側端を重ね合せ、重ね合せた取付部分16aを帯状部分11aに縫合して取り付けられている。支持シート体15aは、筒状に形成されて内部に棒状体14aを囲むように帯状部分11aに取り付けられる。棒状体14aは、支持シート体15a内に長手方向に摺動可能に支持されており、帯状部分11aの縫合ライン12aに沿って当接するように位置合せされて取り付けられる。支持シート15aの取付部分16aを帯状部分11aに縫合する縫合ライン17aは、縫合ライン12aに並行して縫い代の端部側に所定間隔を空けて配列されている。支持シート体15aは、縫合ライン17aで帯状部分11aに取り付けられているため、棒状体14aを囲む筒状部分が帯状部分11aに対して長手方向と直交する方向に移動可能になっている。
支持シート体15aは、シート片と同様の素材を用いて構成されていることが好ましい。シート片と同様の素材を用いることで、シート片の伸縮変形に対して追従することでき、伸縮変形に伴う皺の発生を防止することが可能となる。
突条部13aは、帯状部分11aの一方の側に縫合ライン12aに沿って当接するように配置されているので、図2に示すように、背面カバー10の装着時に帯状部分11aは突条部13aとは反対側の他方の側に倒れるように誘導される。そのため、帯状部分11aが全体的に他方の側に安定して倒れた状態となり、帯状部分11aが部分的にランダムにいずれか一方の側に倒れた状態とはならないため、背面カバー10の外表面にランダムな凹凸が生じることなくデザイン性を向上させることができる。
また、帯状部分11aが所定の側に倒れた状態で背面部2に密着するため、突条部13aの筒状部分が突出するようになり、背面部2の中央部分2bと左側部分2dとの間の境界に形成された条溝部分2fに筒状部分が押入されるようになる。そのため、背面部2に対する背面カバー10のアンカー効果が生じ、帯状部分11aが条溝部分2fに沿うように配置された状態を保持することができ、着座の際の背面部2の変形に対して背面カバー10が追従するようになる。こうして、背面部2に対して背面カバー10がずれた状態のままになることなく元の密着された状態を維持することができる。また、突条部13aの筒状部分は帯状部分11aに対して移動可能になっているため、背面部2に対して背面カバー10がわずかにずれることが可能となっており、背面部2の変形に対して背面カバー10が追従する際に遊びが生じて皺が寄ることがなくなる。
そして、棒状体14aが支持シート体15a内に長手方向に摺動可能に支持されているので、帯状部分11aが湾曲変形する場合に、支持シート体15a内を棒状体14aが長手方向にずれながら追従して湾曲変形するようになり、帯状部分11a及び支持シート体15aに棒状体14aの変形に伴う負荷が加わることがなくなる。
突条部13bについても、突条部13aと同様に、帯状部分11bを突条部13bとは反対側の一方の側に倒れた状態にすることができ、背面部2の中央部分2bと右側部分2cとの間の境界に形成された条溝部分2eに筒状部分が押入されてアンカー効果を発揮するようになる。この例では、背面カバー10のシート片10a及び10bの縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分にも突条部が取り付けられており、背面カバー10の上下方向及び左右方向に突条部を取り付けることで、背面カバー10を背面部2に対して密着した状態で取り付けることができ、また着座の際の背面部2の変形に対しても背面カバー10全体が追従して密着した状態を維持することが可能となる。
座面カバー20には、シート片20a及び20bとシート片20cとの間の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分、シート片20a及び20bとシート片20dとの間の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分並びにシート片20a及び20bの縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分にそれぞれ突条部が取り付けられている。そのため、座面カバー20は、背面カバー10と同様に、座面部3に対して密着した状態で取り付けることができ、また着座の際の座面部3の変形に対しても座面カバー20全体が追従して密着した状態を維持することが可能となる。
図4は、突条部を帯状部分に取り付ける工程を示す説明図である。まず、シート片10b及び10cの端部の縫い代となる部分を重ね合せて縫製して縫合ライン12bを形成し、帯状部分11bを形成する(図4(a))。次に、棒状体14bを囲むように支持シート体15bを折り返して両端部を重ね合せ、棒状体14bが縫合ライン12bに重なるように配置し(図4(b))、支持シート体15bの両側端を重ね合せた部分を帯状部分11bとともに縫製して縫合ライン17bを形成する。帯状部分11bに取付部分16bを取り付けた突条部13bが作成され(図4(c))、シート片10b及び10cを開くことで、図3に示すように、突設された帯状部分11bの一方の側に突条部13bが配置されるようになる。
以上説明したように、本発明に係る座席カバーは、シート片の縫い代を重ね合せて形成された帯状部分のいずれか一方の側に帯状部分の縫合ラインに沿って当接するように突条部を取り付けることで、帯状部分を突条部とは反対側に確実に倒れた状態に設定して座席に密着した状態で装着することができる。また、着座の際に座席の変形に座席カバーが追従して密着状態を維持することができる。
1・・・車両用座席、2・・・背面部、3・・・座面部、10・・・背面カバー、11・・・帯状部分、12・・・縫合ライン、13・・・突条部、14・・・棒状体、15・・・支持シート体、16・・・取付部分、17・・・縫合ライン、20・・・座面カバー

Claims (3)

  1. 複数のシート片を縫合により接続して形成されるとともに内側に当該シート片の縫い代を重ね合せ縫合して形成された帯状部分が突設された座席カバーにおいて、前記帯状部分の少なくとも一部には、前記帯状部分のいずれか一方の側に前記帯状部分の縫合ラインに沿って当接するように突条部が配置されており、前記突条部は、前記帯状部分に対して長手方向と直交する方向に移動可能となるように取り付けられている座席カバー。
  2. 前記突条部は、可撓性を有する棒状体と、前記棒状体を囲うように前記帯状部分に取り付けられて前記棒状体を長手方向に摺動可能に支持する支持シート体とを備えている請求項1に記載の座席カバー。
  3. 前記支持シート体は、所定幅の帯状シート片を折り返して両側端を重ね合せた取付部分を前記帯状部分の縫合ラインと並行して縫合されて取り付けられている請求項2に記載の座席カバー。
JP2015232730A 2015-11-30 2015-11-30 車両用座席カバー Active JP6674767B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015232730A JP6674767B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 車両用座席カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015232730A JP6674767B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 車両用座席カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017099439A true JP2017099439A (ja) 2017-06-08
JP6674767B2 JP6674767B2 (ja) 2020-04-01

Family

ID=59017714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015232730A Active JP6674767B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 車両用座席カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6674767B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114144334A (zh) * 2019-07-30 2022-03-04 德鱼塔工业股份有限公司 座椅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114144334A (zh) * 2019-07-30 2022-03-04 德鱼塔工业股份有限公司 座椅

Also Published As

Publication number Publication date
JP6674767B2 (ja) 2020-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10227024B2 (en) Seat cover and vehicle seat
JP6488885B2 (ja) シートカバー
JP7046584B2 (ja) シートバックボード、トリムカバー、及び乗物用シート
JP6900807B2 (ja) 内装品
JP6444796B2 (ja) 乳母車用のシート、乳母車及びシート規制具
JP6660803B2 (ja) 車両用シート
CN110475692A (zh) 车辆座椅
JP6674767B2 (ja) 車両用座席カバー
JP6783621B2 (ja) 車両用シート
JP6487884B2 (ja) 自動車用ヘッドレストカバー構造
JP2008029753A (ja) シートカバー
JP2018131074A (ja) 乗物用シート
JP6531575B2 (ja) 乗物用シート
JP6316681B2 (ja) エアベルト装置
JP6070431B2 (ja) 乗物用シート
JP2018127131A (ja) 乗物用シート
JP2003135199A (ja) ネットシート
JP2020183139A (ja) 車両用座席シートカバー
JP6974136B2 (ja) 乗物用シート
JP6354513B2 (ja) 車両用シート
JP5190688B2 (ja) 屈伸機構を備えた車両用シート
JP6577643B2 (ja) 自動車用ヘッドレストカバー構造
JP7265980B2 (ja) 乗り物用シート及びその製造方法
JP4312688B2 (ja) シートに用いるへッドレスト
JP2017177992A (ja) トリムカバー及び車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6674767

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250