JP2017098472A - 電子機器およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器の導体膜が貫通孔を経由して防水領域内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得る。
【解決手段】電子機器は、第1面21aおよび第2面21bを有し、第1面21aと第2面21bとの間を貫通する貫通孔3を有する筐体部品21と、筐体部品21の表面の一部を覆うように配置された導体膜としてのアンテナ1と、貫通孔3の内部空間の少なくとも一部を満たすことによって貫通孔3を水密状に封鎖する充填剤4とを備える。アンテナ1は、導体膜第1部分としてのアンテナ第1部分11と、導体膜第2部分としてのアンテナ第2部分12と、貫通孔3内面の少なくとも一部を覆う導体膜第3部分としてのアンテナ第3部分13とを含む。貫通孔3は、貫通孔第1部分31を有し、貫通孔第1部分31は途中に段差5を備える。第1面21aの側から貫通孔3を見たとき、段差5は充填剤4によって覆われている。
【選択図】図3
【解決手段】電子機器は、第1面21aおよび第2面21bを有し、第1面21aと第2面21bとの間を貫通する貫通孔3を有する筐体部品21と、筐体部品21の表面の一部を覆うように配置された導体膜としてのアンテナ1と、貫通孔3の内部空間の少なくとも一部を満たすことによって貫通孔3を水密状に封鎖する充填剤4とを備える。アンテナ1は、導体膜第1部分としてのアンテナ第1部分11と、導体膜第2部分としてのアンテナ第2部分12と、貫通孔3内面の少なくとも一部を覆う導体膜第3部分としてのアンテナ第3部分13とを含む。貫通孔3は、貫通孔第1部分31を有し、貫通孔第1部分31は途中に段差5を備える。第1面21aの側から貫通孔3を見たとき、段差5は充填剤4によって覆われている。
【選択図】図3
Description
本開示は、電子機器およびその製造方法に関するものである。
電子機器の一種として携帯端末が挙げられる。携帯端末において、防水性能を確保しつつ受信性能をもたせるためのアンテナの構造が特開2014−82683号公報(特許文献1)に記載されている。
携帯端末をはじめとする各種電子機器において、防水性能を確保しつつ必要なレベルの受信性能を実現するためには、金属膜などによる導体パターンをアンテナとして筐体の内外にまたがるように形成する方法が採用される場合がある。アンテナに限らず、何らかの導体膜を、筐体の内外にまたがるように形成し、なおかつ防水性能は確保することが求められる場合がある。この導体膜が筐体の内側と外側とをつなぐ部分においては、何らかの貫通孔を通るように導体膜が形成される。この貫通孔を通じて水などが筐体内に入ってこないようにするためには、必要な導体膜を配置した後で貫通孔を塞ぐように何らかの充填剤を充填して防水性能をもたせることが考えられる。しかし、充填剤の充填量が十分でなければ、防水性能を実現できないおそれがある。
そこで、本開示は、電子機器の導体膜が貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる電子機器およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に基づく電子機器は、互いに逆の側を向く第1面および第2面を有し、上記第1面と上記第2面との間を貫通する貫通孔を有する筐体部品と、上記筐体部品の表面の一部を覆うように配置された導体膜と、上記貫通孔の内部空間の少なくとも一部を満たすことによって上記貫通孔を水密状に封鎖する充填剤とを備え、上記導体膜は、上記第1面の一部を覆って延在する導体膜第1部分と、上記第2面の一部を覆って延在する導体膜第2部分と、上記貫通孔を経由して上記導体膜第1部分と上記導体膜第2部分とをつなぐ導体膜第3部分とを含み、上記導体膜第3部分は上記貫通孔の内面の少なくとも一部を覆っており、上記貫通孔は、貫通孔第1部分を有し、上記貫通孔第1部分は途中に段差を備え、上記第1面の側から上記貫通孔を見たとき、上記段差は上記充填剤によって覆われている。
本開示によれば、筐体部品の貫通孔内に設けられた段差を覆うように充填剤が配置されているので、段差が隠れていることを視認することで充填剤が十分な量だけ配置された状態であることが確認できる。したがって、本開示に基づく電子機器は、導体膜が貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる。
図面において示す寸法比は、必ずしも忠実に現実のとおりを表しているとは限らず、説明の便宜のために寸法比を誇張して示している場合がある。以下の説明において、上または下の概念に言及する際には、絶対的な上または下を意味するものではなく、図示された姿勢の中での相対的な上または下を意味するものである。
以下では、貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ導体膜がアンテナである場合の例について説明する。以下の説明では、導体膜の例としてアンテナ1を示し、導体膜第1部分、導体膜第2部分、導体膜第3部分の各例としてアンテナ第1部分11、アンテナ第2部分12、アンテナ第3部分13をそれぞれ示す。以下の説明で「アンテナ」と言及して説明している部分は、あくまで導体膜の一例としてアンテナを挙げているのであって、以下で開示される技術はアンテナ以外の導体膜に適用してもよい。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図4を参照して、本開示に基づく実施の形態1における電子機器について説明する。実施の形態1における電子機器101の外観を図1に示す。ここでは、電子機器101は携帯電話であるものとして説明するが、これはあくまで一例であって、電子機器101が携帯電話に限られるものではない。電子機器101としては、さまざまな種類の機器が想定されうる。
(構成)
図1〜図4を参照して、本開示に基づく実施の形態1における電子機器について説明する。実施の形態1における電子機器101の外観を図1に示す。ここでは、電子機器101は携帯電話であるものとして説明するが、これはあくまで一例であって、電子機器101が携帯電話に限られるものではない。電子機器101としては、さまざまな種類の機器が想定されうる。
図1に示すように、電子機器101は、たとえば正面側に表示領域25を有する。表示領域25はタッチパネルを兼ねていてもよい。電子機器101は、筐体20を備える。筐体20は、背面側の筐体部品21と、正面側の筐体部品22とを含む。筐体部品21は複数の部品を組み合わせたものであってもよい。筐体部品22についても同様である。筐体部品21は樹脂で形成されていてよく、樹脂と樹脂以外の材料とを組み合わせて形成されていてもよい。筐体部品22についても同様である。電子機器101は、筐体20を覆うように外装部品を備えていてもよい。外装部品は、たとえば保護、装飾などの目的で装着されるものである。
電子機器101の筐体部品21の一部を拡大したところを図2に示す。筐体部品21の外側の表面に沿ってアンテナ1が配置されている。アンテナ1は金属膜で形成されている。筐体部品21は、貫通孔3を有し、アンテナ1は貫通孔3に達している。貫通孔3の内部には充填剤4が配置されている。筐体部品21の表面には塗装がされていてもよい。この塗装によってアンテナ1が隠れた結果、アンテナ1および貫通孔3内の充填剤4が図2に示したほど明瞭には見えない場合もありうる。図2では、説明の便宜のために、塗装をする前の筐体部品21を示している。以下の各図においても同様である。筐体部品21の外表面には、アンテナ1、充填剤4を覆うように何らかの塗装がなされていてもよい。各図において、塗装は図示省略されている。
貫通孔3の近傍の断面図を図3に示す。筐体部品21に設けられた貫通孔3は、貫通孔第1部分31と、貫通孔第2部分32とを含む。充填剤4を取り去り、なおかつ、貫通孔3の一部を切除し、断面が見えるようにした状態を図4に示す。
本開示における電子機器101は、互いに逆の側を向く第1面21aおよび第2面21bを有し、第1面21aと第2面21bとの間を貫通する貫通孔3を有する筐体部品21と、筐体部品21の表面の一部を覆うように配置された導体膜としてのアンテナ1と、貫通孔3の内部空間の少なくとも一部を満たすことによって貫通孔3を水密状に封鎖する充填剤4とを備える。アンテナ1は、第1面21aの一部を覆って延在する導体膜第1部分としてのアンテナ第1部分11と、第2面21bの一部を覆って延在する導体膜第2部分としてのアンテナ第2部分12と、貫通孔3を経由してアンテナ第1部分11とアンテナ第2部分12とをつなぐ導体膜第3部分としてのアンテナ第3部分13とを含む。アンテナ第3部分13は貫通孔3の内面の少なくとも一部を覆っている。貫通孔3は、貫通孔第1部分31を有する。貫通孔第1部分31は途中に段差5を備える。第1面21aの側から貫通孔3を見たとき、段差5は充填剤4によって覆われている。
アンテナ1は導体板または導体膜によって形成されている。アンテナ1はたとえば金属膜によって形成されている。アンテナ1は、アンテナ第1部分11、アンテナ第2部分12およびアンテナ第3部分13を含む形で一体的に形成されていることが好ましい。
(作用・効果)
実施の形態1では、筐体部品21の貫通孔3内において段差5が設けられ、段差5を覆うように充填剤4が配置されているので、段差5が隠れていることを視認することで充填剤4が十分な量だけ配置された状態であることを確認できる。したがって、この電子機器は、アンテナが貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる。
実施の形態1では、筐体部品21の貫通孔3内において段差5が設けられ、段差5を覆うように充填剤4が配置されているので、段差5が隠れていることを視認することで充填剤4が十分な量だけ配置された状態であることを確認できる。したがって、この電子機器は、アンテナが貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる。
貫通孔3に注入された充填剤4の量が不足している場合は、図5に示すようになる。この場合、段差5が充填剤4に覆われずに露出している。このような状態になっている場合は、段差5が見えるので、充填剤4不足であることを容易に発見することができる。充填剤4が不足していると判定された製品は、不良品として扱うことができる。
本実施の形態で示したように、貫通孔第1部分31は、第1面21aに近づくほど、第1面21aに平行な面で切ったときの断面積が大きくなっていることが好ましい。この構成を採用することにより、貫通孔第1部分31は、第1面21aに近づくほど大きな断面積となるので、充填剤4を注入しやすくなる。
本実施の形態で示したように、貫通孔第1部分31は、段差5以外ではテーパ状となっていることが好ましい。この構成を採用することにより、後述のように、貫通孔3の内面の全ての箇所に対してレーザ照射をしようとする際に好都合である。
貫通孔第1部分31は、このような条件を満たす形状とは限らない。貫通孔第1部分31は、たとえばストレート部分を含んでいてもよい。たとえば図6に示すように、段差5より第2面21b側ではストレート状であり、段差5より第1面21a側ではテーパ状となっていてもよい。たとえば図7に示すように、段差5より第1面21a側ではストレート状であり、段差5より第2面21b側ではテーパ状となっていてもよい。たとえば図8に示すように、段差5以外ではストレート状となっていてもよい。図6〜図8に示したような構成であっても、段差5が隠れていることを視認することで充填剤4が十分な量だけ配置された状態であることを確認できるので、本実施の形態で述べた効果を得ることができる。
本実施の形態で示したように、アンテナ第3部分13は、貫通孔3の内周面を全周にわたって覆っていることが好ましい。この構成を採用することにより、広い面積にアンテナ第3部分13を配置することができ、アンテナ1のうち筐体内外にある部分同士を安定して電気的に接続することができる。貫通孔3の内面を覆うようにアンテナ1を形成するには、LDS(Laser Direct Structuring)などの公知技術を採用可能である。たとえばLDSを用いれば樹脂部材の表面の所望の領域にレーザ光を照射することによって樹脂部材の表面に沿った金属膜を形成することができる。そのためにはレーザ光の照射が必要となるが、貫通孔3は、ストレート部分を設けずにいずれの部分もテーパ状となるような形状とすれば、貫通孔3の内面の全ての箇所に対して上方からのレーザ照射が可能となる。たとえば図9に示すように貫通孔3の内面のうち所望の領域の全てにレーザ光15を照射すればよい。このように、LDSを用いて貫通孔3の内面のうち所望の範囲を覆うようにアンテナ1を形成可能である。図9に示した例では、アンテナ1のうち第1面21aを覆うアンテナ第1部分11については、下方からレーザ光を照射して形成すればよい。
本実施の形態で示したように、貫通孔3は、貫通孔第1部分31よりも第1面21a側に貫通孔第1部分31よりも大きな径で第1面21aから凹んでいる貫通孔第2部分32(図3参照)を含むことが好ましい。この構成を採用することにより、筐体部品21の外側においてアンテナ1が貫通孔3に入っていく部分および充填剤4を衝突などから保護することができるからである。
充填剤4は不透明であることが好ましい。この構成を採用することにより、充填剤4が段差5を覆っているか否かが外観上わかりやすくなる。この場合、充填剤4の量が十分であるか否かを判断するには、充填剤4そのものの存在を意識する必要がなく、ただ段差5が見えるか否かを判断するだけでよくなる。
充填剤4を注入する前の貫通孔3近傍の写真を図10に示す。貫通孔3の中に段差5が見えている。貫通孔3内面の一部を覆い、さらに貫通孔3の外に続くようにアンテナ1が形成されている。
充填剤4を注入し終えたものの充填剤4の量が不足している状態の貫通孔3近傍の写真を図11に示す。貫通孔3の内部に充填剤4が入っているのが見える。一方、貫通孔3の内部の段差5も見えている。段差5は、ごくわずかに充填剤4に覆われていてもよい。充填剤4が段差5を覆っていてもその厚みがわずかであって段差5が透けて見えるような場合には、その充填剤4の注入量は不足していると判断してよい。
充填剤4を注入し終え、かつ、充填剤4の量が十分に適正量に達している状態の貫通孔3近傍の写真を図12に示す。貫通孔3の内部に充填剤4が入っているのが見えるが、貫通孔3の内部の段差5は見えていない。
本実施の形態では、図3で示すように、貫通孔3の各部分のテーパ形状の向きがいずれも同じであり、第1面21aに近づけば近づくほど広がる構造となっていた。貫通孔3の構造はそのようなものに限らない。たとえば図13に示すように、貫通孔3の一部が逆向きのテーパとなっている構成であってもよい。図13では、貫通孔3の一部である貫通孔第1部分31が示されており、貫通孔第1部分31よりも第2面21b側には逆向きのテーパとなった部分がつながっている。このような構成である場合、LDSなどのようにレーザ光の照射を必要とする製造方法で貫通孔3内面にアンテナ1を形成するには、第1面21aの側と、第2面21bの側との両方からレーザ光の照射を行なえばよい。
(実施の形態2)
(構成)
図14〜図18を参照して、本開示に基づく実施の形態2における電子機器の製造方法について説明する。本実施の形態における電子機器の製造方法のフローチャートを図14に示す。
(構成)
図14〜図18を参照して、本開示に基づく実施の形態2における電子機器の製造方法について説明する。本実施の形態における電子機器の製造方法のフローチャートを図14に示す。
本実施の形態における電子機器の製造方法は、互いに逆の側を向く第1面および第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間を貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔は、貫通孔第1部分を有し、前記貫通孔の内面の少なくとも一部が導体膜としてのアンテナに覆われており、前記貫通孔第1部分は途中に段差を備える、筐体部品を用意する工程S1と、前記貫通孔に前記第1面の側から充填剤を供給することによって、前記貫通孔を水密状に封鎖する工程S2と、前記第1面の側から前記段差が視認可能か否かを検査する工程S3とを含む。以下に図面を参照しながら各工程について詳しく説明する。
まず、工程S1として、たとえば図15に示すような筐体部品21を用意する。筐体部品21は、互いに逆の側を向く第1面21aおよび第2面21bを有し、第1面21aと第2面21bとの間を貫通する貫通孔3を有する。貫通孔3は、貫通孔第1部分31を有する。貫通孔第1部分31は、第1面21aに近づくほど、第1面21aに平行な面で切ったときの断面積が大きくなっている。貫通孔第1部分31は、段差5以外ではテーパ状となっていることが好ましい。貫通孔3の内面の少なくとも一部がアンテナ1に覆われており、貫通孔第1部分31は途中に段差5を備える。
工程S2として、図16に示すように、貫通孔3に第1面21aの側から充填剤4aを供給することによって、貫通孔3を水密状に封鎖する。充填剤4aの供給は、たとえばディスペンサ16を用いて行なわれる。
さらに工程S3として、図17に示すように第1面21aの側から段差5が視認可能か否かを検査する。図17に示した例では、撮像装置17を用いて矢印91に示すように貫通孔3を観察している。撮像装置17はカメラを含む。段差5が視認可能であれば、充填剤の塗布不足であると判断できる。段差5が視認不可能であれば、充填剤が十分な量だけ塗布されていると判断できる。工程S3では、撮像装置17で撮影した画像を自動的に処理して当該画像の中に段差5が見えているか否かをコンピュータなどで判断することとしてもよい。ここでは、工程S3に撮像装置17を用いる例を示したが、工程S3では、撮像装置17の代わりに作業員が肉眼で見て段差5が見えるか否かを判別することとしてもよい。あるいは、作業員が顕微鏡、ルーペなどの器具を通じて貫通孔3を見て段差5が見えるか否かを判別することとしてもよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、工程S2で貫通孔3を水密状に封鎖した後で、工程S3を検査を行なうことによって、工程S2で供給された充填剤の量が十分であったか否かを判別することができるので、もし充填剤不足による不良品があれば発見して排除することができる。こうして、充填剤不足による不良品が含まれないように電子機器を製造することができる。このようにして、本実施の形態における電子機器の製造方法は、電子機器のアンテナが貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる電子機器の製造方法とすることができる。
本実施の形態では、工程S2で貫通孔3を水密状に封鎖した後で、工程S3を検査を行なうことによって、工程S2で供給された充填剤の量が十分であったか否かを判別することができるので、もし充填剤不足による不良品があれば発見して排除することができる。こうして、充填剤不足による不良品が含まれないように電子機器を製造することができる。このようにして、本実施の形態における電子機器の製造方法は、電子機器のアンテナが貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる電子機器の製造方法とすることができる。
(実施の形態3)
(構成)
図15および図18〜図19を参照して、本開示に基づく実施の形態3における電子機器の製造方法について説明する。本実施の形態における電子機器の製造方法のフローチャートを図18に示す。
(構成)
図15および図18〜図19を参照して、本開示に基づく実施の形態3における電子機器の製造方法について説明する。本実施の形態における電子機器の製造方法のフローチャートを図18に示す。
本実施の形態における電子機器の製造方法は、互いに逆の側を向く第1面および第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間を貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔は、貫通孔第1部分を有し、前記貫通孔の内面の少なくとも一部が導体膜としてのアンテナに覆われており、前記貫通孔第1部分は途中に段差を備える、筐体部品を用意する工程S1と、前記第1面の側から前記段差が視認できなくなるまで前記貫通孔に前記第1面の側から充填剤を供給することによって、前記貫通孔を水密状に封鎖する工程S2Aとを含む。以下に図面を参照しながら各工程について詳しく説明する。
まず、工程S1を行なう。工程S1は、実施の形態2で説明したものと同じである。たとえば図15に示したような筐体部品21を用意する。
工程S2Aとして、図19に示すように、第1面21aの側から段差5が視認できなくなるまで貫通孔3に第1面21aの側から充填剤4aを供給することによって、貫通孔3を水密状に封鎖する。図19に示した例では、ディスペンサ16によって充填剤4aの供給をする一方で、貫通孔3に向けて配置された撮像装置17を用いて矢印91に示すように貫通孔3を観察している。撮像装置17はカメラを含む。段差5が視認可能であれば、充填剤4aはまだ塗布不足であり、さらに充填剤4aの供給を続行すべきであると判断することができる。段差5が視認不可能であれば、充填剤が既に十分な量だけ塗布されており、ディスペンサ16による充填剤4aの供給は停止すべきであると判断することができる。工程S2Aでは、撮像装置17で撮影した画像を自動的に処理して当該画像の中に段差5が見えているか否かをコンピュータなどで判断することとしてもよい。ここでは、工程S2Aに撮像装置17を用いる例を示したが、工程S2Aでは、撮像装置17の代わりに作業員が肉眼で見て段差5が見えるか否かを判別することとしてもよい。あるいは、作業員が顕微鏡、ルーペなどの器具を通じて貫通孔3を見て段差5が見えるか否かを判別することとしてもよい。作業員が観察して段差5が見えるか否かを判別する場合には、ディスペンサ16の操作も作業員が手動で行なうことが好ましい。
(作用・効果)
本実施の形態では、工程S2Aで貫通孔3を水密状に封鎖する際に、並行して貫通孔3を観察しており、「第1面の側から前記段差が視認できなくなるまで」という判断基準を以て、充填剤4aの供給を終了することができるので、充填剤不足による不良品がきわめて発生しにくくなる。このようにして、本実施の形態における電子機器の製造方法は、電子機器のアンテナが貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる電子機器の製造方法とすることができる。
本実施の形態では、工程S2Aで貫通孔3を水密状に封鎖する際に、並行して貫通孔3を観察しており、「第1面の側から前記段差が視認できなくなるまで」という判断基準を以て、充填剤4aの供給を終了することができるので、充填剤不足による不良品がきわめて発生しにくくなる。このようにして、本実施の形態における電子機器の製造方法は、電子機器のアンテナが貫通孔を経由して防水領域の内外をつなぐ部分において十分な防水性能を確実に得ることができる電子機器の製造方法とすることができる。
実施の形態2,3で示したディスペンサ16の構造はあくまで一例であって、図示した構造のものに限らない。図16および図19に示した充填剤4aの移動途中の形態は、あくまで説明のために模式的に示したものであって、このような形態とは限らない。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、ここまで「電子機器」という用語を用いて説明したが、電子機器は、たとえば携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、テレビ受像機、携帯音楽プレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、電卓、電子手帳、電子辞書、電子書籍リーダー、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ受信機、ナビゲーションシステム、測定機などを含む広い概念である。携帯電話または携帯情報端末の概念にはスマートフォンが含まれる。
なお、ここまで「電子機器」という用語を用いて説明したが、電子機器は、たとえば携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、テレビ受像機、携帯音楽プレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー、電卓、電子手帳、電子辞書、電子書籍リーダー、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ受信機、ナビゲーションシステム、測定機などを含む広い概念である。携帯電話または携帯情報端末の概念にはスマートフォンが含まれる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 アンテナ、3 貫通孔、4 充填剤、4a (滴下中の)充填剤、5 段差、11 アンテナ第1部分、12 アンテナ第2部分、13 アンテナ第3部分、15 レーザ光、16 ディスペンサ、17 撮像装置、20 筐体、21,22 筐体部品、21a 第1面、21b 第2面、25 表示領域、31 貫通孔第1部分、32 貫通孔第2部分、91 矢印、101 電子機器。
Claims (8)
- 互いに逆の側を向く第1面および第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間を貫通する貫通孔を有する筐体部品と、
前記筐体部品の表面の一部を覆うように配置された導体膜と、
前記貫通孔の内部空間の少なくとも一部を満たすことによって前記貫通孔を水密状に封鎖する充填剤とを備え、
前記導体膜は、前記第1面の一部を覆って延在する導体膜第1部分と、前記第2面の一部を覆って延在する導体膜第2部分と、前記貫通孔を経由して前記導体膜第1部分と前記導体膜第2部分とをつなぐ導体膜第3部分とを含み、前記導体膜第3部分は前記貫通孔の内面の少なくとも一部を覆っており、
前記貫通孔は、貫通孔第1部分を有し、前記貫通孔第1部分は途中に段差を備え、
前記第1面の側から前記貫通孔を見たとき、前記段差は前記充填剤によって覆われている、電子機器。 - 前記貫通孔第1部分は、前記第1面に近づくほど、前記第1面に平行な面で切ったときの断面積が大きくなっている、請求項1に記載の電子機器。
- 前記貫通孔第1部分は、前記段差以外ではテーパ状となっている、請求項2に記載の電子機器。
- 前記導体膜第3部分は、前記貫通孔の内周面を全周にわたって覆っている、請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
- 前記貫通孔は、前記貫通孔第1部分よりも前記第1面側に前記貫通孔第1部分よりも大きな径で前記第1面から凹んでいる貫通孔第2部分を含む、請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
- 前記充填剤は不透明である、請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
- 互いに逆の側を向く第1面および第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間を貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔は、貫通孔第1部分を有し、前記貫通孔の内面の少なくとも一部が導体膜に覆われており、前記貫通孔第1部分は途中に段差を備える、筐体部品を用意する工程と、
前記貫通孔に前記第1面の側から充填剤を供給することによって、前記貫通孔を水密状に封鎖する工程と、
前記第1面の側から前記段差が視認可能か否かを検査する工程とを含む、電子機器の製造方法。 - 互いに逆の側を向く第1面および第2面を有し、前記第1面と前記第2面との間を貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔は、貫通孔第1部分を有し、前記貫通孔の内面の少なくとも一部が導体膜に覆われており、前記貫通孔第1部分は途中に段差を備える、筐体部品を用意する工程と、
前記第1面の側から前記段差が視認できなくなるまで前記貫通孔に前記第1面の側から充填剤を供給することによって、前記貫通孔を水密状に封鎖する工程とを含む、電子機器の製造方法。
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