JP2019186824A - アンテナモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を簡素化し、サイズを小型化することができ、十分な強度を維持し、所望のアンテナ性能を発揮することができ、信頼性が高くなるようにする。【解決手段】無線信号の処理を行う通信回路と、該通信回路に覆設されたシールド部材と、前記通信回路に電気的に接続された導電片75と、前記シールド部材及び導電片75と一体化された誘電体12と、該誘電体12の外表面に形成され、前記導電片75に電気的に接続されたアンテナとを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、アンテナモジュールに関するものである。
従来、無線通信による送受信を行うためのアンテナを含むアンテナモジュールとして、通信回路用素子が実装された回路基板上に、前記通信回路用素子を覆うような箱状のカバーであって、上面にアンテナが形成されたカバーを載置する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これにより、実装スペースが小さく、小型のアンテナモジュールを各種の電気機器、電子機器等に提供することができる。
図7は従来のアンテナモジュールの分解図である。
図において、893は、単数又は複数の通信回路素子であり、回路基板891の表面に実装されている。また、895は、回路基板891の表面に形成された信号用導体パターンであり、前記通信回路素子893が接続されている。さらに、896は、回路基板891の表面に形成されたグランド用導体パターンである。
また、811は、回路基板891の表面に実装された通信回路素子893及びその周囲の回路基板891の表面を覆う箱状のカバーである。該カバー811は、セラミックス、樹脂等によって一体的に形成された部材であるが、その内側の面全体は、金属メッキ膜、金属蒸着膜等から成る図示されないシールド用導電膜によって被覆されている。また、前記カバー811の外側の面には、導体パターン851が選択的に形成されている。さらに、前記カバー811の外側の面には、前記導体パターン851に接続されたアンテナ素子821が実装されている。
そして、前記カバー811は、図において矢印で示されるように、回路基板891に対して相対的に移動させられ、通信回路素子893とその周囲を覆うように、回路基板891の表面に取付けられる。すると、前記導体パターン851は、回路基板891の表面の信号用導体パターン895に接触して導通し、カバー811の内側の面全体に形成されたシールド用導電膜は、回路基板891の表面のグランド用導体パターン896に接触して導通する。これにより、通信回路素子893と電気的に接続された導体パターン851及びアンテナ素子821がアンテナとして機能する。
特開2008−131489号公報
しかしながら、前記従来のアンテナモジュールにおいては、カバー811の外側の面に形成された導体パターン851及びアンテナ素子821とカバー811の内側の面に形成されたシールド用導電膜との間隔を所定の値に設定することが困難であり、所望の性能を発揮するアンテナを得ることができない。一般に、前記導体パターン851及びアンテナ素子821とその背面においてグランド面として機能するシールド用導電膜との間隔は、微小(例えば、1〔mm〕以下)であることが要求されるが、セラミックス、樹脂等から成るカバー811の肉厚を薄くすると、十分な強度を得ることができない。また、その肉厚を1〔mm〕以下の範囲で正確に制御することは、困難である。
ここでは、前記従来のアンテナモジュールの問題点を解決して、構成を簡素化し、サイズを小型化することができ、十分な強度を維持し、所望のアンテナ性能を発揮することができ、信頼性の高いアンテナモジュールを提供することを目的とする。
そのために、アンテナモジュールにおいては、無線信号の処理を行う通信回路と、該通信回路に覆設されたシールド部材と、前記通信回路に電気的に接続された導電片と、前記シールド部材及び導電片と一体化された誘電体と、該誘電体の外表面に形成され、前記導電片に電気的に接続されたアンテナとを備える。
他のアンテナモジュールにおいては、さらに、前記導電片は、前記シールド部材に形成された切欠き内に、前記シールド部材と非接触状態で、前記シールド部材とほぼ同一面上に位置するように配設される。
更に他のアンテナモジュールにおいては、さらに、前記導電片は、少なくとも一部が前記誘電体内に埋設される接続部であって前記アンテナに電気的に接続される接続部を含んでいる。
更に他のアンテナモジュールにおいては、さらに、前記誘電体は前記接続部に対応する位置に形成された連絡開口を含み、前記アンテナの接続端は前記連絡開口の縁に接し、前記接続部と前記接続端とは、前記連絡開口の側面上に配設された連絡パターンを介して電気的に接続される。
更に他のアンテナモジュールにおいては、さらに、前記誘電体は、前記シールド部材の外側に存在する外側部と、前記シールド部材の内側に存在する内側部と、前記外側部と内側部とを連結する連結部とを含んでいる。
本開示によれば、アンテナモジュールは、構成を簡素化し、サイズを小型化することができ、かつ、十分な強度を維持し、所望のアンテナ性能を発揮することができ、信頼性が向上する。
第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの斜視図である。 第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの分解図である。 第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの四面図であって、(a)は上面図、(b)は後面図、(c)は前面図、(d)は側面図である。 第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの断面図であって、(a)は図3(a)におけるA−A矢視断面図、(b)は図3(a)におけるB−B矢視断面図である。 第2の実施の形態におけるカバー部材の第1の例の斜視図である。 第2の実施の形態におけるカバー部材の第2の例の斜視図である。 従来のアンテナモジュールの分解図である。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの斜視図、図2は第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの分解図、図3は第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの四面図、図4は第1の実施の形態におけるアンテナモジュールの断面図である。なお、図3において、(a)は上面図、(b)は後面図、(c)は前面図、(d)は側面図であり、図4において、(a)は図3(a)におけるA−A矢視断面図、(b)は図3(a)におけるB−B矢視断面図である。
図において、1は本実施の形態におけるアンテナモジュールであって、基板91上に配設された回路素子93を含み、無線信号の処理を行う通信回路94を備えるとともに、無線信号の送受信を行うアンテナとして機能する導電パターン51が配設されたカバー部材11が前記通信回路94に覆設された、すなわち、該通信回路94の外側を覆うように設けられたアンテナ付の無線通信用のモジュールである。前記アンテナモジュール1は、産業用又は家庭用の各種の電気機器、電子機器等に搭載され、例えば、ブルートゥース(R)(Bluetooth )等の近距離無線通信に使用されるものであるが、いかなる種類の機器に搭載されるものであってもよく、いかなる種類の無線通信に使用されるものであってもよい。また、前記基板91は、例えば、電子機器等に使用されるプリント回路基板であるが、セラミック基板、フレキシブルフラットケーブル(FFC)、フレキシブル回路基板(FPC)等であってもよく、いかなる種類のものであってもよい。さらに、前記回路素子93は、例えば、ICチップ等の能動素子であるが、抵抗等の受動素子であってもよく、いかなる種類のものであってもよい。
なお、本実施の形態において、アンテナモジュール1に含まれる各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、アンテナモジュール1に含まれる各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、アンテナモジュール1に含まれる各部の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
図に示される例において、基板91は略長方形の平板状部材であり、カバー部材11は下面が開放された略直方体の箱又は容器状の部材であり、前記カバー部材11は、基板91の表面(Z軸正方向側の面)のほぼ全体を覆うようにして前記基板91に取付けられている。該基板91の表面には、単数又は複数の回路素子93が実装されるとともに、該回路素子93に電気的に接続された図示されない導電線が形成され、通信回路94が構成されている。また、前記基板91の裏面(Z軸負方向側の面)には、単数又は複数の接続部としての接続パッド95が形成されている。該接続パッド95は、アンテナモジュール1が搭載される機器の各部と電気的に接続されるために使用される。
前記カバー部材11は、アルミニウム合金、銅合金等の導電性の金属から成るシールド部材としてのシェル71と、該シェル71の少なくとも一部を覆う樹脂等の誘電性の材料から成る誘電体12と、該誘電体12の表面に配設された導電性の金属から成る導体パターン51とを有する。なお、図2には、便宜上、誘電体12が独立して示されているが、該誘電体12は、シェル71をモールド用の金型内に載置した状態で該金型内に合成樹脂等の誘電性の材料を充填するインサート成形(オーバーモールド成形)を行うことによって、前記シェル71と一体化されて成形される部材であるから、実際には、図2に示されるような形状の単体として存在することはない。また、誘電体12は、インサート成形を行うことによってシェル71と一体化されて成形される部材であるから、外力がかかっても、誘電体12の構成部材がはく離することもなく、また、シェル71や導電片75が離脱してしまうこともない。
図に示される例において、前記シェル71は、略長方形の平板状部材である天板72と、該天板72の4つの側辺の各々から下方(Z軸負方向)に延出する略長方形の平板状部材である4つの側板73とを有する下面(Z軸負方向側の面)が開放された略直方体の箱又は容器状の部材であり、金属板に曲げ加工を施して形成された部材である。各側板73は、その上端が天板72の側辺と一体的に接続されている。図に示される例において、隣接する側板73同士は離間しており、その結果として角部隙間73aが形成されているが、必要に応じて、隣接する側板73同士を当接させたり、折曲げたりして角部隙間73aを消滅させることもできる。なお、前記天板72には、単数又は複数の開口72aが形成されている。該開口72aは、天板72を板厚方向に貫通する貫通孔であり、誘電体12を成形する際に、その材料である樹脂が通過することによって、誘電体12の上板部12aと下板部12bとを連結する連結部12eが形成される部分である。
また、前記シェル71には切欠き74が形成され、該切欠き74内に導電片75がシェル71と非接触状態で配設されている。図に示される例において、前記切欠き74及び導電片75は、平面視において、天板72の長方形における1つの長辺の一端(図3(b)における左端)に近接した部位に配設されている。そして、前記切欠き74は、天板72の前記長辺に相当する側辺寄りの部位から該側辺に向って延在し、続いて、該側辺から側板73の下端に向って延在し、該下端で開放するように形成されている。また、前記導電片75は、略直角に折曲げされた細長い板状の導電性の金属から成る部材であり、その外形が切欠き74の形状と相似であって、その外形寸法が切欠き74よりも小さく形成された部材である。さらに、前記導電片75は、天板72とほぼ同一面上に位置する上部75aと側板73とほぼ同一面上に位置する側部75bとを有する。なお、前記誘電体12の連結部12eは、上部75aの周囲の切欠き74内にも形成される。望ましくは、前記導電片75は、打抜き等の加工をシェル71に施すより、該シェル71の一部を切取ることによって作製された部材であって、前記切欠き74は導電片75を切取った跡である。また、前記導電片75は、インサート成形によって、シェル71とともに、誘電体12と一体化される。そして、前記上部75aは、少なくともその一部が誘電体12内に埋設され、導電パターン51と電気的に接続される接続部として機能する部分である。
さらに、前記誘電体12は、シェル71の外側に存在して前記天板72の上面の大部分を覆う平板状の外側部としての上板部12aと、シェル71の内側に存在して前記天板72の下面の大部分を覆う平板状の内側部としての下板部12bと、前記上板部12aと下板部12bとを連結する連結部12eと、前記上板部12aと下板部12bとの間の空間であって天板72が収容される収容凹部12cとを含んでいる。また、前記上板部12aにおける導電片75の上部75aに対応する部位には、上板部12aを板厚方向に貫通する連絡開口12dが形成されている。該連絡開口12dは、下方へ行くほど径が小さくなるテーパ状の開口であって、導電片75の上部75aの上に位置し、前記上板部12aの上面12f及び下面に開口する。したがって、前記上部75aの上面は、カバー部材11の外方に露出した状態になっている。なお、図に示される例においては、下板部12bにも、連絡開口12dと対応する部位に、貫通孔が形成されているが、該貫通孔は、適宜省略することができる。
そして、前記誘電体12の外表面、すなわち、上板部12aの上面12fには、導体パターン51が配設されている。図に示される例において、前記導体パターン51は、平面視において蛇行するように形成された細長い帯状の導電性薄板であり、その一端が接続端52として連絡開口12dの縁に接し、かつ、前記接続端52は、連絡開口12dの側面上に配設された連絡パターン53を介して、導電片75の上部75aの上面と電気的に接続されている。前記導体パターン51は、例えば、銅合金等の導電性の金属から成る薄板又は薄膜であり、アンテナモジュール1におけるアンテナとして機能する。
前記導体パターン51は、望ましくは、誘電性の材料から成る部材に回路を形成する技術によって、上板部12aの上面12fに形成される。具体的には、シェル71及び導電片75と一体化されて成形された誘電体12の上板部12aの上面12fに、銀ペースト等の導電性材料を、インクジェット技術等を使用して、塗布した後に焼結することによって、導体パターン51及び連絡パターン53に相当する導電性模様を形成する。続いて、電解メッキ(電気めっき)によって、前記導電性模様の上に銅等の導電性の金属被膜を形成する。これにより、導体パターン51及び連絡パターン53を得ることができる。電解メッキを行う際には、導電片75を介して前記導電性模様に通電することによって、該導電性模様をカソードとすることができる。
なお、前記導体パターン51を形成する方法は、これに限定されるものでなく、いかなる方法であってもよい。例えば、FPC等に形成された金属から成る所定パターンの薄板又は薄膜を上板部12aの上面12fに貼付することによって、前記導体パターン51を形成することもできる。
図に示される例において、前記導体パターン51の厚さ(Z軸方向の寸法)は約0.03〔mm〕であり、上板部12aの厚さは約0.1〔mm〕であり、天板72の厚さは約0.15〔mm〕であり、下板部12bの厚さは約0.1〔mm〕であるが、これらの数値は、例えば、アンテナ性能の調整等の必要に応じて、適宜変更することができる。
そして、前記カバー部材11は、図に示されるように、基板91の表面に載置され、例えば、シェル71の側板73の下端を基板91の表面の図示されない接続パッドにはんだ付することによって、基板91の表面に固定される。これにより、回路素子93を含む通信回路94は、図4に示されるように、箱又は容器状のシェル71の内部に収容される。また、基板91の表面のほぼ全体も、シェル71によって覆設される。そして、シェル71の側板73における下端の少なくとも一部は、基板91の表面に形成された図示されないグランド用の導電線に接続されて導通する。また、導電片75の側部75bの下端は、基板91の表面に形成された図示されない信号用の導電線であって、通信回路94に含まれる導電線に接続される。これにより、導体パターン51は、連絡パターン53及び導電片75を介して通信回路94に接続されるので、アンテナとして機能し、無線信号の送受信を行うことができる。なお、図4に示されるように、すべての回路素子93とシェル71又は誘電体12との間には間隙が存在することが望ましい。
このように、本実施の形態において、アンテナモジュール1は、無線信号の処理を行う通信回路94と、通信回路94に覆設されたシェル71と、通信回路94に電気的に接続された導電片75と、シェル71及び導電片75と一体化された誘電体12と、誘電体12の上面12fに形成され、導電片75に電気的に接続された導体パターン51とを備える。
これにより、アンテナモジュール1は、構成を簡素化し、サイズを小型化することができ、かつ、十分強度を維持し、所望のアンテナ性能を発揮することができるとともに、信頼性が向上する。
また、導電片75は、シェル71に形成された切欠き74内に、シェル71と非接触状態で、シェル71とほぼ同一面上に位置するように配設される。したがって、誘電体12の厚さを厚くすることなく、誘電体12をシェル71及び導電片75と一体化することができる。
さらに、導電片75は、少なくとも一部が誘電体12内に埋設される上部75aであって導体パターン51に電気的に接続される上部75aを含んでいる。したがって、誘電体12の上面12fに形成された導体パターン51と導電片75とを確実に、かつ、容易に電気的に接続することができる。
さらに、誘電体12は上部75aに対応する位置に形成された連絡開口12dを含み、導体パターン51の接続端52は連絡開口12dの縁に接し、上部75aと接続端52とは、連絡開口12dの側面上に配設された連絡パターン53を介して電気的に接続される。したがって、誘電体12の上面12fに形成された導体パターン51と、誘電体12内に埋設される上部75aとを確実に、かつ、容易に電気的に接続することができる。
さらに、誘電体12は、シェル71の外側に存在する上板部12aと、シェル71の内側に存在する下板部12bと、上板部12aと下板部12bとを連結する連結部12eとを含んでいる。したがって、シェル71及び該シェル71と一体化された誘電体12を薄肉化しても、十分な強度を維持することができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図5は第2の実施の形態におけるカバー部材の第1の例の斜視図、図6は第2の実施の形態におけるカバー部材の第2の例の斜視図である。
前記第1の実施の形態において、カバー部材11が有する導体パターン51は、平面視において蛇行するように形成された細長い帯状の導電性薄板であるが、本実施の形態において、図5に第1の例として示されるカバー部材11が有する導体パターン51は、平面視において略長方形の形状を有する1枚の導電性薄板である。
また、前記第1の実施の形態において、切欠き74及び導電片75は、平面視において、天板72の長方形における1つの長辺の一端に近接した部位に配設されているが、本実施の形態における切欠き74及び導電片75は、図5に第1の例として示されるように、平面視において、天板72の長方形における1つの長辺の中心に近接した部位に配設されている。
そして、前記導電片75の上部75aの上に位置する誘電体12の上板部12aには、連絡開口12dが形成され、前記導体パターン51における前記連絡開口12dに対応する位置には接続開口54が形成されている。該接続開口54は、導体パターン51の長方形における1つの長辺の中心近傍であって、かつ、該長辺寄りの位置に形成された円形の貫通孔である。そして、前記接続開口54の径は、テーパ状の連絡開口12dの上端における径とほぼ同一であり、前記接続開口54の円形の縁は導体パターン51の接続端52となっている。本実施の形態においては、接続端52が接続開口54の円形の縁なので、接続端52と導電片75の上部75aの上面と電気的に接続する連絡パターン53は、連絡開口12dの円錐面状の側面全体に亘って形成されている。
なお、前記第1の例におけるカバー部材11のその他の点の構成は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、図6に第2の例として示されるカバー部材11について説明する。
該カバー部材11が有する導体パターン51は、1枚の導電性薄板であるが、平面視において略長方形の形状を有する本体部51aと、該本体部51aに形成された切欠き51cと、該切欠き51c内に配設された接続片51bとを含んでいる。前記切欠き51cは、平面視において、本体部51aの長方形における1つの長辺の中心近傍であって、かつ、該長辺寄りの位置に形成されている。そして、前記切欠き51cは、本体部51aの前記長辺寄りの部位から該長辺に向って延在し、該長辺で開放するように形成されている。また、前記接続片51bは、前記切欠き51cと同方向に延在する細長い長方形の形状を有し、その基端(Y軸正方向端)が前記切欠き51cの奥端(Y軸正方向端)において本体部51aに一体的に接続され、その先端(Y軸負方向端)が前記切欠き51cの外方にまで突出している。そして、前記接続片51bの先端近傍には、円形の接続開口54が形成されている。
なお、前記第2の例におけるカバー部材11のその他の点の構成は、前記第1の例と同様であるので、その説明を省略する。
また、本実施の形態におけるアンテナモジュール1のその他の点の構成は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
なお、本開示は一例にすぎず、本開示の趣旨を保った適宜変更であって当業者が容易に想到し得るものは本開示の範囲に含まれる。図面で示す各部の幅、厚さ及び形状等は模式的に表されており、本開示の解釈を限定するものではない。
また、本明細書の開示は、好適で例示的な実施の形態に関する特徴を述べたものである。ここに添付された特許請求の範囲内及びその趣旨内における種々の他の実施の形態、修正及び変形は、当業者であれば、本明細書の開示を総覧することにより、当然に考え付くことである。
本開示は、アンテナモジュールに適用することができる。
1 アンテナモジュール
11 カバー部材
12 誘電体
12a 上板部
12b 下板部
12c 収容凹部
12d 連絡開口
12e 連結部
12f 上面
51、851 導電パターン
51a 本体部
51b 接続片
51c、74 切欠き
52 接続端
53 連絡パターン
54 接続開口
71 シェル
72 天板
72a 開口
73 側板
73a 角部隙間
75 導電片
75a 上部
75b 側部
91 基板
93 回路素子
94 通信回路
95 接続パッド
811 カバー
821 アンテナ素子
891 回路基板
893 通信回路素子
895 信号用導体パターン
896 グランド用導体パターン

Claims (5)

  1. (a)無線信号の処理を行う通信回路と、
    (b)該通信回路に覆設されたシールド部材と、
    (c)前記通信回路に電気的に接続された導電片と、
    (d)前記シールド部材及び導電片と一体化された誘電体と、
    (e)該誘電体の外表面に形成され、前記導電片に電気的に接続されたアンテナとを備えることを特徴とするアンテナモジュール。
  2. 前記導電片は、前記シールド部材に形成された切欠き内に、前記シールド部材と非接触状態で、該シールド部材とほぼ同一面上に位置するように配設される請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記導電片は、少なくとも一部が前記誘電体内に埋設される接続部であって前記アンテナに電気的に接続される接続部を含んでいる請求項1又は2に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記誘電体は前記接続部に対応する位置に形成された連絡開口を含み、前記アンテナの接続端は前記連絡開口の縁に接し、前記接続部と前記接続端とは、前記連絡開口の側面上に配設された連絡パターンを介して電気的に接続される請求項3に記載のアンテナモジュール。
  5. 前記誘電体は、前記シールド部材の外側に存在する外側部と、前記シールド部材の内側に存在する内側部と、前記外側部と内側部とを連結する連結部とを含んでいる請求項1〜4のいずれか1項に記載のアンテナモジュール。
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