JP2014072563A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化することなく、アンテナ性能を最大限に得ることができるインサート成形されたアンテナ装置を提供する。
【解決手段】配線パターン52を備えた絶縁基板51に載置可能とされ、アンテナ放射素子3と、取付端子6と、アンテナ放射素子3に連続して形成された給電端子4と、を含むアンテナ部材10を有し、アンテナ部材10が樹脂8によりインサート成形されているアンテナ装置100であって、絶縁基板51に載置された時に絶縁基板51の面に対して平行となる天面部5と、絶縁基板51に載置された時に絶縁基板51の面に対して垂直となる脚部9とを備えていて、アンテナ放射素子3は天面部5に配設され、取付端子6と給電端子4とは脚部9のみに配設されている。
【選択図】図3

Description

本発明はアンテナ装置に係り、特に樹脂でインサート成形されたアンテナ装置に係わる。
従来、携帯機器やカメラ等で無線LAN(ローカルエリアネットワーク)用やGPS(グローバルポジショニングシステム)用として使用するアンテナ装置として、一枚の金属板から成るアンテナ放射素子を基に形成されたアンテナ装置が用いられている。このようなアンテナ装置では、概アンテナ放射素子を支持するための複数の取付端子を有し、概アンテナ放射素子と複数の取付端子とを樹脂で一体化したアンテナ装置が提案されている。
例えば、図5(a),(b)に示す特許文献1のアンテナ装置935は、アンテナ放射素子923と、アンテナ放射素子923を支持する複数の取付端子927と、を備えている。アンテナ放射素子923には、給電端子929と接地端子931とが形成されていて、アンテナ放射素子923と給電端子929と接地端子931とで逆F型アンテナを構成している。
また、アンテナ装置935を製造する工程には、金属板を打ち抜き、アンテナ放射素子923及び取付端子927の形状を形成する工程と、アンテナ放射素子923及び取付端子927を樹脂933によりインサート成形する工程とが含まれる。そして、インサート成形され、一体化されたアンテナ装置935を金属板から切り離す工程を経て最終工程に移る。
そして、最終工程において、複数の取付端子927と給電端子929と接地端子931とを、図5(b)に示すようにそれぞれ所定の方向に折り曲げて、アンテナ装置935が完成する。
特開2005−150910号公報
しかしながら、このような従来のアンテナ装置935には、以下のような問題があった。即ち、アンテナ装置935を一定の大きさの金属板から効率よく製造するため、図5(a)に示すように、アンテナ放射素子923と複数の取付端子927とを、最終的な配置に合わせて同一平面上で構成させている。このため、アンテナ装置935のアンテナ放射面には、アンテナ放射素子923以外に複数の取付端子927も占めることになる。従って、アンテナ放射素子923の大きさは、複数の取付端子927が存在する分だけ小さくなってしまっていた。そのため、アンテナ装置935としては、アンテナ放射素子923の大きさが小さくなる分、性能が低下していた。また、逆に性能を低下させないように、アンテナ放射素子923を大きくしようとすると、複数の取付端子927の分だけアンテナ装置935を大型化させざるを得ないという問題があった。携帯機器やカメラ等の筐体内に収納されるアンテナ装置としては、その大きさを極力小さくする必要があるため、アンテナ装置が大型化することを避けることは必須の事項となっている。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、大型化することなく、アンテナ性能を最大限に得ることができるインサート成形されたアンテナ装置を提供することにある。
この課題を解決するために本発明のアンテナ装置は、配線パターンを備えた絶縁基板に載置可能とされ、アンテナ放射素子と、取付端子と、前記アンテナ放射素子に連続して形成された給電端子と、を含むアンテナ部材を有し、前記アンテナ部材が樹脂によりインサート成形されているアンテナ装置であって、前記絶縁基板に載置された時に前記絶縁基板の面に対して平行となる天面部と、前記絶縁基板に載置された時に前記絶縁基板の面に対して垂直となる脚部とを備えていて、前記アンテナ放射素子は前記天面部に配設され、前記取付端子と前記給電端子とは前記脚部のみに配設されているという特徴を有する。
このように構成された本発明のアンテナ装置は、アンテナ放射面である天面部をアンテナ放射素子のみで占めることができるため、大型化することなく、アンテナ性能を最大限に得ることができるアンテナ装置を提供することが可能となる。
また、上記の構成において、前記脚部における樹脂はアンテナ装置本体を支えることが可能な厚さを有していて、前記脚部が前記絶縁基板に載置可能とされているという特徴を有する。
このように構成された本発明のアンテナ装置は、脚部における樹脂によって、アンテナ装置本体を支えることができるので、取付端子や給電端子を薄くしても、絶縁基板にアンテナ装置を安定して載置することができる。
また、上記の構成において、前記給電端子には、給電端子給電端部と給電端子接地端部とが設けられていて、前記アンテナ放射素子と、前記給電端子給電端部と、前記給電端子接地端部と、で逆F型アンテナを構成していると共に、前記給電端子を前記脚部の側面に沿って設けていて、前記給電端子の少なくともどちらか一方の面を前記樹脂から露出させているという特徴を有する。
このように構成された本発明のアンテナ装置は、逆F型アンテナを構成するようになされているが、逆F型アンテナの場合、給電端子の近傍では電界強度が高いので、給電端子を覆う樹脂の誘電体損がアンテナ利得に与える影響が大きい。従って、給電端子の少なくとも一方の面を樹脂から外部に露出させることによって、誘電体損を少なくでき、アンテナ利得をより高くすることができる。
また、上記の構成において、前記アンテナ放射素子のアンテナ放射素子開放端部を、前記樹脂から露出させているという特徴を有する。
このように構成された本発明のアンテナ装置では、電界強度の最も高くなるアンテナ放射素子開放端部を樹脂から外部に露出させることによって、アンテナ放射素子開放端部における誘電体損を少なくすることができる。従って、アンテナ利得をより高くすることが可能となる。
また、上記の構成において、前記天面部の樹脂には、複数の樹脂穴部が設けられていて、前記樹脂穴部から前記アンテナ放射素子の一部を外部に露出させているという特徴を有する。
このように構成された本発明のアンテナ装置では、天面部の樹脂に設けられている複数の樹脂穴部からアンテナ放射素子の一部を外部に露出させているので、アンテナ利得の低下を防ぐことが可能となる。
また、上記の構成において、前記アンテナ放射素子は、ミアンダ形状をしていて、前記ミアンダ形状のアンテナ放射素子屈曲部の近傍に前記樹脂穴部が設けられているという特徴を有する。
このように構成された本発明のアンテナ装置では、アンテナ放射素子のミアンダ形状の屈曲部の近傍で起こりやすいアンテナ利得の低下を、アンテナ放射素子の一部を外部に露出させ、屈曲部の近傍の空間の誘電損失を少なくすることによって、防止することができる。
本発明のアンテナ装置は、絶縁基板に載置された時に絶縁基板の面に対して平行となる天面部と、絶縁基板に載置された時に絶縁基板の面に対して垂直となる脚部とを備えていて、天面部には、アンテナ放射素子が配設され、取付端子と給電端子とは脚部のみに配設されている。
このように構成された本発明のアンテナ装置は、アンテナ放射面である天面部をアンテナ放射素子のみで占めることができるため、大型化することなく、アンテナ性能を最大限に得ることができるインサート成形されたアンテナ装置を提供することができる。
本発明のアンテナ装置に係わるインサート成形前のアンテナ部材の斜視図である。 本発明のアンテナ装置に係わるインサート成形後のアンテナ部材の斜視図である。 本発明のアンテナ装置の斜視図である。 本発明のアンテナ装置を示す図で、(a)は平面図、(b)は図4(a)のA−A腺に沿って見た時の断面図である。 従来例に係るアンテナ装置を示す図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明のアンテナ装置は、金属からなるアンテナ部材を基にして製造されるアンテナ装置であって、図1は、本発明のアンテナ装置の製造工程中のアンテナ部材を示しており、折曲げ工程後で、インサート成形前のアンテナ部材の斜視図である。図2は、図1のアンテナ部材に対して、樹脂をインサート成形した後の斜視図であり、図3は、図2のインサート成形されたアンテナ部材に対して、連結桟を切断・除去した後のアンテナ装置の斜視図である。また、図4は、本発明のアンテナ装置を示す図で、(a)は平面図、(b)は図4(a)のA−A腺に沿って見た時の断面図である。
本発明の実施形態に係る図3に示すアンテナ装置100は、以下のように組み立てられる。まず、金属板1をアンテナ形状に合わせて打ち抜き、打ち抜かれた金属板1を、図1に示すように折り曲げることによってアンテナ部材10が形成される。アンテナ部材10には、アンテナ放射素子3と、取付端子6と、アンテナ放射素子3に連続して形成された給電端子4とを含む。そして、図2に示すように、アンテナ部材10は、樹脂8によってインサート成形され、第1連結桟2及び第2連結桟7を切断・除去した後に、図3に示すアンテナ装置100が完成する。
以下、製造工程におけるアンテナ装置100について、更に詳細に説明する。
製造工程中のアンテナ部材10には、図1に示すように、金属板1の2箇所ある金属板耳部1aから2本ずつの第1連結桟2が延伸して形成されている。そして、この金属板耳部1aに連結された4本の第1連結桟2が、アンテナ放射素子3を両側から支える構造になっている。アンテナ放射素子3は、限られた面積内でアンテナ素子のアンテナ長を稼ぐためにミアンダ形状をしている。また、ミアンダ形状をしたアンテナ放射素子3の一部に給電端子4が連続して形成されている。そして、給電端子4の先端部には、給電点となる給電端子給電端部4aと接地点となる給電端子接地端部4bとが形成されている。給電端子4はアンテナ放射素子3に対し、略垂直方向(−Y方向)に折り曲げられて形成されている。尚、本発明の実施形態に係るアンテナ装置100では、アンテナ放射素子3、給電端子給電端部4a及び給電端子接地端部4bとで逆F型アンテナを構成するようになされている。
アンテナ部材10には、図1に示すように、アンテナ放射素子3に連結されている第2連結桟7と、第2連結桟7の先端に連結されている取付端子6とが更に形成されている。取付端子6は、図3に示すように、アンテナ装置100の本体を絶縁基板51上の配線パターン52に半田で接続し、固定するための端子である。第2連結桟7は、図1に示すように、アンテナ放射素子3から延伸した先で−Y方向に折り曲げられ、更にその先で−Z方向に、又は+Z方向に折り曲げられている。尚、取付端子6は、第2連結桟7の先端部が更に+Y方向に折り曲げられた形で形成されている。
図2に示すように、折曲げ工程を終えたアンテナ部材10には、アンテナ部材10のうちのアンテナ放射素子3の全体、及び給電端子4と取付端子6それぞれの一部を樹脂8で覆うインサート成形が行われる。ここで、本発明のアンテナ装置100では、給電端子4は脚部9の外側の側面に沿って設けられていて、アンテナ放射素子3の側とは反対の側の面を樹脂8から露出させている。尚、給電端子4の露出させる面は、アンテナ放射素子3の側と反対の側に限らず、アンテナ放射素子3の側であっても良い。即ち、給電端子4の少なくともどちらか一方の面を樹脂8から外部に対して露出させていれば良い。
本発明の実施形態に係るアンテナ装置100は、前述したように逆F型アンテナを構成しているが、逆F型アンテナの場合、給電端子4の近辺は、電界強度が高いので、給電端子4を覆う樹脂8の誘電体損がアンテナ利得に与える影響が大きい。従って、給電端子4を樹脂8から外部に露出させることによって、誘電体損を少なくでき、アンテナ利得をより高くすることができる。
樹脂8は、アンテナ放射素子3と給電端子4と取付端子6とを覆うが、アンテナ放射素子3を覆う部分は天面部5を形成し、給電端子4と取付端子6とを覆う部分は脚部9を形成する。
図3に示すように、天面部5は、アンテナ装置100が絶縁基板51に載置された時に前記絶縁基板51の面に対して平行となるように形成されている。また、脚部9は、アンテナ装置100が絶縁基板51に載置された時に絶縁基板51の面に対して垂直となるように形成されている。
図4(a)及び図4(b)に示すように、アンテナ装置100の天面部5においては、樹脂8の内側に、アンテナ放射素子3が配設されていて、取付端子6は、アンテナ放射素子3と同一の平面上には存在しない。即ち、取付端子6と給電端子4とは脚部9のみに配設されていて、天面部5には、樹脂8以外にアンテナ放射素子3のみが配設されているだけである。従って、天面部5即ちアンテナ装置100として許容されるアンテナ放射面の全面を、全てアンテナ放射素子3のみで占めることができる。そのため、アンテナ装置100の持っているアンテナ性能を最大限に得ることができる。また、アンテナ装置100の天面部5に取付端子6等の他の構成素子がないため、アンテナ装置100が大型化することがなく、アンテナ装置100の小型化に貢献できる。
また、図4(b)に示すように、取付端子6がアンテナ放射素子3からある程度離れた位置に配置されているため、アンテナ放射素子3と取付端子6間で寄生容量が発生することがなく、取付端子6がアンテナ放射素子3のアンテナ性能に影響を与えることがない。
また、図4(b)に示すように、取付端子6は、樹脂8に埋め込まれることによって、初めてアンテナ装置100に一体化され、取付端子6の取り付け位置が確定する。また、本発明のアンテナ装置100では、図5で示した従来技術のような、取付端子927、給電端子929及び接地端子931で支える支え方ではなく、樹脂8で形成された脚部9でアンテナ装置100本体を支える支え方を採用している。取付端子6及び給電端子4を構成している金属板の厚さは、最近では非常に薄くなっているため、図5で示した従来技術のように、取付端子6及び給電端子4だけでアンテナ装置100本体を安定に支えることは非常に困難になってきている。
図4(b)に示すように、脚部9における樹脂8は、所定の厚さL1を有するように形成されていて、所定の厚さL1を有した脚部9によって、図3に示すようにアンテナ装置100を絶縁基板51に載置可能としている。ここで、所定の厚さL1は、アンテナ装置100本体を支えることのできる厚さに設定されている。そのため、取付端子6や給電端子4を構成している金属板の厚さを薄くしても、安定してアンテナ装置100本体を支えることができる。また、脚部9は、所定の厚さL1を有すると共に、より少ない樹脂8の量でアンテナ装置100本体を効率よく支えるために、その形状も考慮されて設定されている。
アンテナ装置100の形状は、天面部5と脚部9とを組み合わせた形状となり、その結果、図4(b)に示すように、断面略U字型形状となるように形成される。このように、アンテナ装置100の形状を断面略U字型形状となるように形成することによって、図3に示すようにアンテナ装置100の天面部5と絶縁基板51との間にスペースを設けることができる。そのため、このスペースに電子部品等を実装することができ、絶縁基板51の部品搭載領域を有効に活用することができる。
また、図3に示すように、アンテナ装置100が絶縁基板51に戴置され、給電端子4と取付端子6とは、半田で絶縁基板51上の配線パターン52に接続可能とされる。そのため、給電端子4の給電端子給電端部4a及び給電端子接地端部4b、と取付端子6の取付端子取付端部6aとのそれぞれの半田接続部を樹脂8から露出させるようにしている。
図2、図3及び図4(a),(b)に示すように、インサート成形されたアンテナ部材10には、天面部5の樹脂8の表面からアンテナ放射素子3の表面に亘って複数の樹脂穴部8aが形成されている。樹脂穴部8aは、図4(b)に示すように、アンテナ放射素子3の表面に対し、上側(+Y方向)だけでなく、下側(−Y方向)にも形成されている。樹脂穴部8aは、アンテナ部材10を樹脂8で覆うインサート成形を行う際にアンテナ放射素子3を上下から支えるための金型(図示せず)の抜き跡である。インサート成形時にアンテナ放射素子3を上下から支えるための金型は、インサート成形を安定して行うために必須のものであるため、樹脂穴部8aも、その結果として当然形成されることになる。
従って、樹脂穴部8aを介してアンテナ放射素子3を外部に露出させることになる。このように、アンテナ放射素子3を樹脂穴部8aの位置で露出させることによって、誘電損失を少なくすることになるため、アンテナ利得の低下を防止することができる。
アンテナ放射素子3がミアンダ形状をしている場合、ミアンダ形状の屈曲部は、アンテナ性能を幾分か低下させる可能性がある。しかし、図4(a)に示すように、ミアンダ形状のアンテナ放射素子3のアンテナ放射素子屈曲部3bの近傍に樹脂穴部8aを設けることによって、屈曲部近傍の空間の誘電損失を少なくすることができ、アンテナ性能の低下を防止することができる。
また、図4(a)及び図4(b)に示すように、第1連結桟残部2aと、第2連結桟残部7aとが、第1連結桟2及び第2連結桟7が切断された後も、アンテナ放射素子3の一部として、樹脂8の外部に突出して残っている。第1連結桟残部2a及び第2連結桟残部7aが、アンテナ放射素子3の一部として樹脂8の外部に露出することによって、その部分の誘電損失を少なくすることができ、アンテナ利得を高くすることができる。特に、アンテナ放射素子3の先端部にあるアンテナ放射素子開放端部3aは、電界強度が最も高い位置にあるため、アンテナ放射素子開放端部3aを樹脂8から外部に露出させることによって、アンテナ利得をより高くすることに貢献している。
以上説明したように、本実施形態に係るアンテナ装置100は、絶縁基板51に載置された時に絶縁基板51の面に対して平行となる天面部5と、絶縁基板51に載置された時に絶縁基板51の面に対して垂直となる脚部9とを備えていて、アンテナ放射素子3が天面部5に配設され、取付端子6と給電端子4とは脚部9のみに配設されている。
このように構成された本発明のアンテナ装置100は、アンテナ放射面である天面部5をアンテナ放射素子3のみで占めることができるため、大型化することなく、アンテナ性能を最大限に得ることが可能なアンテナ装置100を提供できる。
1 金属板
1a 金属板耳部
2 第1連結桟
2a 第1連結桟残部
3 アンテナ放射素子
3a アンテナ放射素子開放端部
3b アンテナ放射素子屈曲部
4 給電端子
4a 給電端子給電端部
4b 給電端子接地端部
5 天面部
6 取付端子
6a 取付端子取付端部
6b 取付端子脚部
6c 取付端子先端部
7 第2連結桟
7a 第2連結桟残部
8 樹脂
8a 樹脂穴部
9 脚部
10 アンテナ部材
51 絶縁基板
52 配線パターン
100 アンテナ装置

Claims (6)

  1. 配線パターンを備えた絶縁基板に載置可能とされ、アンテナ放射素子と、取付端子と、前記アンテナ放射素子に連続して形成された給電端子と、を含むアンテナ部材を有し、前記アンテナ部材が樹脂によりインサート成形されているアンテナ装置であって、
    前記絶縁基板に載置された時に前記絶縁基板の面に対して平行となる天面部と、前記絶縁基板に載置された時に前記絶縁基板の面に対して垂直となる脚部とを備えていて、前記アンテナ放射素子は前記天面部に配設され、前記取付端子と前記給電端子とは前記脚部のみに配設されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記脚部における樹脂はアンテナ装置本体を支えることが可能な厚さを有していて、前記脚部が前記絶縁基板に載置可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記給電端子には、給電端子給電端部と給電端子接地端部とが設けられていて、前記アンテナ放射素子と、前記給電端子給電端部と、前記給電端子接地端部と、で逆F型アンテナを構成していると共に、
    前記給電端子を前記脚部の側面に沿って設けていて、前記給電端子の少なくともどちらか一方の面を前記樹脂から露出させていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記アンテナ放射素子のアンテナ放射素子開放端部を、前記樹脂から露出させていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記天面部の樹脂には、複数の樹脂穴部が設けられていて、前記樹脂穴部から前記アンテナ放射素子の一部を露出させていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナ放射素子は、ミアンダ形状をしていて、前記ミアンダ形状のアンテナ放射素子屈曲部の近傍に前記樹脂穴部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
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