JP2010258789A - 無線装置の製造方法 - Google Patents

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Yuuya Sakai
雄哉 坂井
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Abstract

【課題】容易に、かつ、設計通りに的確に製造でき、アンテナ設計の自由度も高くすることができる無線装置の製造方法を提供する。
【解決手段】図1(a)に示すように、一枚の金属板10を加工することによって、板金アンテナ2とシールドケース3とが連結部4を介して連結された連結体5を形成する。その連結体5の形態で、図1(b)に示すように、板金アンテナ2の部位とシールドケース3の部位を共に基板1に実装した後に、図1(c)に示すように、連結部4を切断することにより、板金アンテナ2とシールドケース3とを分離して、シールドケース3と板金アンテナ2とを互いに間隔を介して基板1上に配列形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯型電話機や通信用カード等に適用される無線装置の製造方法に関するものである。
図3には、無線装置に適用されるアンテナ装置の従来例が示されている(特許文献1、参照。)。このアンテナ50は、逆F型板金アンテナであり、接地導体面42に対向してほぼ平行に配置された放射導体板43と、給電回路に接続された給電導体板44と、接地導体面42に接続された2つの短絡導体板45,46を有している。この構成により、アンテナ50は、小型化と低背化を実現している。
また、図4には、無線機器の従来例が示されている(特許文献2、参照。)。この無線機器(無線装置)は、実装基板48上に、アンテナ共振器47と金属のシールドケース49とを、互いに間隔を介して配設されて形成されている。この無線機器は、実装基板48の高周波回路部をシールドケース49によって覆う構造により、外来からの干渉電波を防ぎ、外部への不要輻射を防ぐ構成を有している。
また、図5には、アンテナ一体型モジュールの従来例が示されている(特許文献3、参照。)。このモジュールは、高周波回路が配設された回路基板31上のほぼ全面を覆うように板金製のカバー32を設けており、また、回路基板31上の特定領域(高周波回路の一部領域)を覆うように、板金製の専用シールドケース33を設けている。高周波回路は、配線パタン34、接地用パタン35、電子部品36を備えている。前記カバー32は、シールドケースとして機能することに加え、その脚片37が配線パタン34に、脚片38が接地用パタン35にそれぞれ接続されていることから、カバー32の上面板39が放射導体部に相当する逆F型アンテナとして動作する。
特開2004―312166号公報 特開2005−184224号公報 特開2005―5866号公報
しかしながら、図3に示したようなアンテナ50を備えた無線装置は、接地導体面42に対向してほぼ平行に配置された面積が広い放射導体板43を、給電導体板44と短絡導体板45,46との3つの細い導体板で支持してアンテナ50を形成しており、導体板44,45,46の配設位置が対称でもないために、アンテナ50の基板への配設態様が不安定である。そのため、このアンテナ装置は、リフローによる半田実装が困難となり、リフロー以外で、別途、半田実装を行うか、何らかの支えをアンテナ50と基板の間に挟み込んでリフロー実装を行う等の対策が必要となり、製造に手間がかかり、歩留まりの低下の要因となっている。
また、図4に示したように、アンテナ共振器47とシールドケース49とを互いに間隔を介して配設する構成の無線装置においては、無線装置の小型化に伴い、アンテナ共振器47とシールドケース49との距離が近接して配置される場合があるが、この際、アンテナおよびシールドの実装位置を正確に形成しないと、そのばらつきにより、アンテナとシールド間に生じる容量が変化し、アンテナ特性が設計値からずれてしまう可能性がある。
さらに、図5に示すように、アンテナ自体にシールド効果を持たせる構成を持つ無線装置の場合には、部品点数の削減によるコストダウンと小型化が期待できるが、高周波回路部が完全には覆われていないため、シールド効果が不十分である可能性がある。また、複数の板金アンテナを実装することが困難であり、設計の自由度が低くなるといった問題もあった。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、回路のシールド構成とアンテナとを備えた無線装置を、たとえそのアンテナの基板への配設態様が不安定であっても、容易に、かつ、設計通りに的確に製造でき、アンテナ設計の自由度も高くすることができる無線装置の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、本発明は、一枚の金属板を加工することによって、板金アンテナとシールドケースとが連結部を介して連結された連結体を形成し、該連結体の形態で板金アンテナの部位とシールドケースの部位を共に基板に実装した後に、前記連結部を切断することにより板金アンテナとシールドケースとを分離して、該シールドケースと前記板金アンテナとを互いに間隔を介して前記基板上に配列形成することを特徴としている。
本発明では、一枚の金属板を加工することによって、板金アンテナとシールドケースとが連結部を介して連結された連結体を形成する。この作業は、例えば打ち抜き等の、金属板の加工によって容易にでき、また、前記連結体を形成することによって、板金アンテナとシールドケースとを一度に形成できるので、製造に必要な部品点数も少なくできる。
また、本発明は、その連結体の形態で板金アンテナの部位とシールドケースの部位を共に基板に実装するので、板金アンテナとシールドケースとの間隔を設計通り正確にした状態で、容易に実装できるし、板金アンテナの形状が、そのアンテナのみを基板に実装するには不安定な形状であったとしても、板金アンテナの部位をシールドケースの部位によって支えることができることから、板金アンテナの部位とシールドケースの部位を安定した状態で基板上に実装できる。したがって、連結体を基板に実装する際、リフローによる半田実装が可能となり、アンテナのみを別途実装する場合に比べ、実装工数を少なくできる。
そして、この実装の後に、前記連結部を切断することにより板金アンテナとシールドケースとを分離して、該シールドケースと前記板金アンテナとを互いに間隔を介して前記基板上に配列形成することにより、板金アンテナとシールドケースを共に、安定した状態で、設計通り、基板上に実装できる。そのため、シールドケースによって、基板の回路のシールド効果を十分に発揮できるし、アンテナとシールドケースとの間隔変動によるアンテナ特性の変動を抑制でき、MIMO(マルチインプットマルチアウトプット)空間多重通信方式やアンテナダイバーシティ等の、アンテナ間の空間相関が特性上重要になる場合においても、特性ばらつきを抑制でき、無線装置の製造における歩留まりの向上を図ることができる。
さらに、本発明は、前記の如く、連結体は金属板の加工によって容易に形成でき、その形状等も適宜設定できるために、例えばシールドケースの外周側に、複数の板金アンテナを形成して連結部で連結すれば、シールドケースの外周側に、間隔を介して複数の板金アンテナを実装し、無線装置を製造することもでき、設計の自由度を高めることができるし、板金アンテナ同士の間隔も正確に形成できる。
本発明に係る無線装置の製造方法の一実施例を説明するための模式的な説明図である。 本発明を適用して製造される無線装置におけるアンテナとシールドケースとの、別の配置態様例を示す説明図である。 逆F型アンテナの一従来例を示す斜視説明図である。 無線機器の一従来例を示す平面説明図である。 アンテナ一体化モジュールの一従来例を説明するための斜視図である。
以下に、この発明に係る実施例を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る無線装置の製造方法の一実施例が示されている。本実施例を適用して製造される無線装置は、図1(c)に示すように、基板1上に、板金アンテナ2とシールドケース3とを互いに間隔を介して配設して形成される。この無線装置の製造において、本実施例では、図1(a)に示すように、一枚の金属板10を加工することによって、板金アンテナ2とシールドケース3とが連結部4を介して連結された連結体5を形成する。
なお、シールドケース3において、符号8が上板部、符号6が側壁部になる部位である。また、板金アンテナ2において、符号12が接地導体板、符号13が放射導体板、符号14が給電導体板になる部位であり、板金アンテナ2によって、逆F型のアンテナが形成される構成である。
本実施例では、前記連結体5の形態で、図1(b)に示すように、板金アンテナ2の接地導体板12と給電導体板14および、シールドケース3の側壁部6を折り曲げて、板金アンテナ2の部位とシールドケース3の部位を共に、表面にグランド面が形成された基板1に実装する。具体的には、シールドケース3の側壁部6と板金アンテナ2の接地導体板12を基板1の表面に固定し、板金アンテナ2の給電導体板14を基板1に形成された給電部15に接続して基板1上に固定する。この際、板金アンテナ2は、接地導体板12と給電導体板14に支持されるだけでなく、連結部4を介してシールドケース3にも支えられるので、安定した態様で基板1上に実装される。また、板金アンテナ2とシールドケース3とは設計通りの間隔で実装される。
そして、この実装後に、図1(c)に示すように、前記連結部4を切断することにより、板金アンテナ2とシールドケース3とを分離して、該シールドケース3と板金アンテナ2とを互いに間隔を介して基板1上に配列形成する。なお、連結部4の切断方法は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであるが、連結部4は、その切断によって、万が一、板金アンテナ2の連結部4との連結部位に多少の歪みが生じても、板金アンテナ2のアンテナ特性に影響が出にくい部位に連結されている。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、前記実施例は、1つの板金アンテナ2とシールドケース3とを有する無線装置の製造方法としたが、例えば図2(a)、(b)に示すように、複数の板金アンテナ2とシールドケース3とを互いに間隔を介して基板1上に配設して成る無線装置の製造方法として本発明を適用することもできる。
なお、図2(a)において、符号2aは逆F型アンテナを示し、符号2bは、パッチアンテナを示す。この例は、シールドケース3の一端側に、互いに間隔を介し、パッチアンテナ2bを逆F型アンテナ2aで挟む態様で、3つの板金アンテナ2を設けており、図の線Aより左側を、パーソナルコンピュータ等の筐体内に配設し、図の線Aより右側を筐体から出して用いるカード装置等に無線装置を適用する例である。図2(b)は、シールドケース3を挟む両側に、それぞれ、1つずつ板金アンテナ2を配設する例である。
これら図2に示した例のように、複数の板金アンテナ2を配設して無線装置を形成する場合に、本発明の無線装置の製造方法を適用すると、板金アンテナ2同士の間隔も正確に形成でき、アンテナ特性のばらつきを抑制して、製造歩留まりの向上を図ることができる。なお、必要に応じ、1つのシールドケース3に対して4つ以上の板金アンテナ2を形成してもよい。
また、板金アンテナ2やシールドケース3の形状や寸法等の詳細な態様は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、例えば板金アンテナ2の上放射導体板13の形状を円形や楕円形、矩形以外の角形状等にしてもよい。
さらに、前記実施例では、1つの板金アンテナ2を2つの連結部4を介してシールドケース3に接続して連結体5を形成したが、連結部4の形成数や形成位置等は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。
本発明の無線装置は、簡単、かつ、正確に、アンテナとシールドケースとを基板上に実装して無線装置を製造できるので、携帯型電話機や通信カード等の無線装置の製造方法として適用できる。
1 基板
2 板金アンテナ
3 シールドケース
4 連結部
6 側壁部
7 上板部
10 回路基板
12 接地導体板
13 放射導体板
14 給電導体板

Claims (1)

  1. 一枚の金属板を加工することによって、板金アンテナとシールドケースとが連結部を介して連結された連結体を形成し、該連結体の形態で板金アンテナの部位とシールドケースの部位を共に基板に実装した後に、前記連結部を切断することにより板金アンテナとシールドケースとを分離して、該シールドケースと前記板金アンテナとを互いに間隔を介して前記基板上に配列形成することを特徴とする無線装置の製造方法。
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Cited By (3)

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