JP2017098202A - 照明光学系および画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光体ホイールにて発生した蛍光光を用いた照明を行う場合に、発光スポットの尾引きによる光利用効率の低下や不要光の発生を抑制する。
【解決手段】照明光学系は、蛍光体ホイールから発せられた蛍光光が入射するロッドインテグレータ7を含み、ロッドインテグレータから出射した蛍光光により被照明面を照明する。蛍光体ホイールの回転中心から蛍光体ホイールにおける励起光が照射される位置に向かう方向を半径方向とし、該半径方向に直交する方向を接線方向とするとき、ロッドインテグレータは、該ロッドインテグレータの入射面7aの上記接線方向と平行な第1の方向の幅が、上記半径方向と平行な第2の方向の幅よりも大きくなるように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像投射装置(プロジェクタ)等に用いられる照明光学系に関し、特に回転する蛍光体ホイールを含む照明光学系に関する。
プロジェクタにおいて、蛍光体から発生する蛍光光を光源光として用いるものがある。特許文献1には、紫外レーザ光を励起光として蛍光体に照射し、蛍光体から発生した蛍光光をデジタルマイクロミラーデバイスや液晶パネル等の光変調素子に導き、光変調素子により変調された画像光を投射するプロジェクタが開示されている。また、特許文献2には、励起光として青色レーザ光を用いたプロジェクタが開示されている。
蛍光体は、その温度が上昇すると蛍光光の発光効率が低下するという特性を有する。このため、特許文献2では、蛍光体を含む蛍光体層を熱伝導性の高い材質で形成したホイール上に設け、該ホイールを高速で回転させることで蛍光体層のうち同じ場所に励起光が集中して照射されないようにし、蛍光体の温度上昇による発光効率の低下を抑制している。
特開2004−341105号公報 特開2010−197497号公報
励起光を吸収した蛍光体は、その電子軌道が励起状態に至ってから基底状態に遷移する際に蛍光光を発生させるが、蛍光体の種類に応じて励起状態から基底状態に遷移するまでに所定の時間がかかる。この遷移時間は蛍光寿命と呼ばれる。
上述したように回転するホイール上に蛍光体層が設けられている場合に、蛍光体層のうち同じ場所に励起光が照射される時間をできるだけ短くするには、ホイールの回転速度を高速化したりホイールの径を大きくしたりすることが考えられる。しかしながら、ホイールを高速回転させたりホイールの径を大きくしたりすることで、図11(a),(b)に示すように、蛍光体の蛍光寿命によって、蛍光体層上にホイールの回転方向の接線方向に沿って蛍光体の発光スポットが延びる、いわゆる尾引きが生じる。発光スポットの尾引きが生じると実質的な発光スポットが大きくなる。このため、蛍光光を取り込んで光変調素子に導く光学系に取り込まれない蛍光光の量が多くなって光利用効率が低下したり、該光学系に取り込まれなかった蛍光光が投射画像上にゴースト等の不要光を生じさせたりするおそれがある。
本発明は、発光スポットの尾引きによる光利用効率の低下や不要光の発生を抑制することができるようにした照明光学系および画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての照明光学系は、蛍光体ホイールから発せられた蛍光光が入射するロッドインテグレータを含み、ロッドインテグレータから出射した蛍光光により被照明面を照明する。蛍光体ホイールの回転中心から蛍光体ホイールにおける励起光が照射される位置に向かう方向を半径方向とし、該半径方向に直交する方向を接線方向とする。このとき、ロッドインテグレータは、該ロッドインテグレータの入射面の上記接線方向と平行な第1の方向の幅が、上記半径方向と平行な第2の方向の幅よりも大きくなるように配置されていることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての照明光学系は、蛍光体ホイールから発せられた蛍光光が入射する第1および第2のレンズアレイを含み、第2のレンズアレイの第2のレンズセルから出射した蛍光光により被照明面を照明する。蛍光体ホイールの回転中心から蛍光体ホイールにおける励起光が照射される位置に向かう方向を半径方向とし、該半径方向に直交する方向を接線方向とする。このとき、第2のレンズアレイは、該第2のレンズセルの上記接線方向と平行な第1の方向の幅が、上記半径方向と平行な第2の方向の幅よりも大きくなるように配置されている。
また、本発明の他の一側面としての照明光学系は、励起光が照射されることにより蛍光光を発する蛍光体を有し、回転が可能な蛍光体ホイールと、蛍光光が入射する複数の第1のレンズセルを有する第1のレンズアレイと、複数の第1のレンズセルからの蛍光光がそれぞれ入射する複数の第2のレンズセルを有する第2のレンズアレイと、偏光分離面とλ/2板を有し、複数の第2のレンズセルからの無偏光光としての蛍光光のうち第1の偏光光を第1の偏光光と偏光方向が異なる第2の偏光光に変換する偏光変換素子とを含み、偏光変換素子から出射した蛍光光により被照明面を照明する。第2のレンズセルは、第1の方向での幅Aが該第1の方向に直交する第2の方向の幅Bよりも大きい形状を有する。偏光変換素子に入射した第1の偏光光のうち、偏光分離面とλ/2板を介して第2の偏光光として偏光変換素子から出射される偏光光が入射する偏光変換素子上の領域を有効領域とするとき、該有効領域は第1の方向に長さA/2を有するとともに第2の方向に長さBを有する。蛍光体ホイールの回転中心から蛍光体ホイールにおける励起光が照射される位置に向かう方向を半径方向とし、該半径方向に直交する方向を接線方向とする。このとき、偏光変換素子は、有効領域における長さA/2と長さBのうち長い方が上記接線方向に平行となるように配置されていることを特徴とする。
なお、上記のいずれかの照明光学系と、照明光学系からの光を変調する光変調素子とを有し、該光変調素子により変調された光を投射する画像投射装置も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、蛍光体ホイール上において蛍光光の発光スポットに尾引きが生じても、光利用効率の低下や不要光の発生を抑制することができる。
本発明の実施例1である照明光学系を含むプロジェクタの構成を示す図。 蛍光寿命を示す図。 実施例1における蛍光体スポットの尾引きとロッドインテグレータの入射面との関係を示す図。 本発明の実施例2である照明光学系を含むプロジェクタの構成を示す図。 本発明の実施例3である照明光学系を含むプロジェクタの構成を示す図。 実施例3における偏光変換素子とフライアイレンズが形成する有効領域とを示す図。 本発明の実施例4である照明光学系を含むプロジェクタの構成を示す図。 本発明の実施例5である照明光学系を含むプロジェクタの構成を示す図。 蛍光スポット径1mmに対する尾引きの例を示す図。 各実施例における入射面またはレンズセルとホイール接線方向との関係を示す図。 発光スポットの尾引きを示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である照明光学系を備えた画像投射装置としてのプロジェクタの構成を示している。図1の上側にプロジェクタのXZ断面を示し、下側にYZ断面を示す。Y方向は後述する光変調素子の長辺が延びる方向であり、X方向は光変調素子の短辺が延びる方向である。Z軸は光軸を示す。
1は励起光源である青色半導体レーザ(以下、単に青色レーザ光という)であり、2は青色レーザ光を反射して蛍光光を透過するダイクロイックミラーである。青色レーザ1に代えて紫外光を発するレーザを用いてもよい。3は蛍光体を含む蛍光体層が周方向にリング状に形成されて周方向に回転が可能な蛍光体ホイールである。
励起光としての青色レーザ光は、ダイクロイックミラー2で反射して蛍光体ホイール3の蛍光体層に照射され、励起光の集光スポットを形成する。励起光は蛍光体層に含まれる蛍光体に吸収される。このとき蛍光体を構成する分子の電子軌道が励起状態に励起され、基底状態に遷移する際に蛍光光を発生させる。これにより、蛍光体層上に蛍光光の発光スポット4が形成される。
本実施例では、蛍光体層に含まれる蛍光体としてYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体を用いている。ただし、蛍光体は投射画像の色バランスを考慮して適宜変更することができ、Eu(ユーロピウム)系の赤色蛍光体等を用いてもよい。また、蛍光体ホイール3の蛍光体層に、黄色蛍光体領域と赤色蛍光体領域等のように2種類以上の蛍光体領域を設けてもよい。
発光スポット4で発生した蛍光光は、集光レンズ5により集光されてロッドインテグレータ7の入射面7a近傍に発光スポットの光源像6を形成しつつ入射面7aからロッドインテグレータ7内に入射する。ロッドインテグレータ7は、長方形の断面を持つガラス製の角柱状の素子であり、入射面7a(および出射面7b)は長辺と短辺を有する長方形に形成されている。
ロッドインテグレータ7に入射した光は、その内部で全反射を繰り返して出射面7b上に均一な照度分布を形成する。ロッドインテグレータ7は、入射面7aと出射面7bとの間に4つの側面を有し、該4つの側面が互いに平行に延びるように形成されている。なお、ロッドインテグレータ7として、それぞれ空間である入射面7aと出射面7bとの間の4つの側面に誘電体多層膜や金属膜の蒸着により反射ミラーが形成された中空タイプのロッドインテグレータを用いてもよい。
ロッドインテグレータ7の射出面7bから出射した光は、リレーレンズ系8を介して被照明面に配置された光変調素子9上に均一な照度分布の長方形の照明領域を形成する。すなわち、ロッドインテグレータ7からの蛍光光(照明光)によって光変調素子9が均一に照明される。光変調素子9としては、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶パネル(反射型および透過型)を用いることができる。本実施例では、光変調素子9は16:10のアスペクト比を有する長方形に形成されている。このため、ロッドインテグレータ7の入射面7aと出射面7bも、光変調素子9と相似形状である16:10のアスペクト比の長方形である。以上説明した光源1(またはダイクロイックミラー2)〜リレーレンズ系8により照明光学系が構成される。
光変調素子9は、プロジェクタに外部から入力された映像信号に応じて駆動され、ロッドインテグレータ7からの蛍光光を変調する。変調された蛍光光である画像光20は、投射光学系21によって不図示の被投射面に投射される。
図2には、蛍光体の蛍光寿命を示す。蛍光寿命は、前述したように、励起光を吸収した蛍光体の電子軌道が励起状態から基底状態に遷移するまでの時間(遷移時間)であり、蛍光体の種類によって異なる。本実施例では、蛍光寿命を、蛍光光の強度が初期の強度の100分の1まで低下する時間とする。図2に示すように、黄色蛍光体は約1000ns(1μs)、赤色蛍光体は約500nsの蛍光寿命を持つ。
図3(a)の上側には、本実施例における蛍光体ホイール3を+Z側から見て示している。蛍光体ホイール3は、モータによってZ軸周りで回転し、その蛍光体層上には蛍光光の発光スポット4が形成されている。発光スポット4には、図11を用いて説明したように、蛍光体の蛍光寿命によって、蛍光体ホイール3の回転方向の接線方向(X方向)Tに尾引きが生じる。なお、ここでいう接線方向とは、蛍光体ホイール3の回転中心から蛍光体ホイール3上の発光スポット(励起光が照射される位置)4に向かう方向を半径方向とするとき、この半径方向に直交する方向を接線方向と定義することもできる。
一方、図3(a)の下側には、ロッドインテグレータ7の入射面7a上に形成される蛍光体の発光スポット4の光学像(光源像)6を示す。蛍光体ホイール3上に形成される発光スポット4と光源像6とは集光レンズ5を介して結像関係にある。このため、ロッドインテグレータ7の入射面7aにおける光源像6の尾引き部分6aが延びる方向(図では右方向)は、上側の図に示す蛍光体ホイール3上の発光スポット4の尾引きが延びる方向(左方向)とは左右(および上下)が反転している。
本実施例では、励起光が蛍光体ホイール3にリング状に形成された蛍光体層の下部であって蛍光体ホイール3の回転中心から50mmの位置に集光照射され、尾引きが発生していない場合に直径1mmの円形の蛍光光の発光スポット4が形成されるものとする。図9(a)に示すように、蛍光体ホイールの回転数が10000rpmとすると、励起光が照射される位置(以下、励起光照射位置という)での円周速度は毎秒52360mmとなる。したがって、蛍光寿命と円周速度を乗じた値が蛍光体の蛍光寿命に起因する尾引きの量(長さ)となり、本実施例では約0.0524mmとなる。つまり、本来の蛍光体の発光スポット4の大きさ1mmに対して約5.2%の長さの接線方向Tへの尾引きが発生することで発光スポットが大きくなっている。これにより、ロッドインテグレータ7の入射面7a上に形成される光源像6にも、その本来の大きさに対して約5.2%の長さの尾引き部分6aが含まれる。
そこで本実施例では、ロッドインテグレータ7を、その入射面7aの長辺が延びる方向である長辺方向(第1の方向)が蛍光体スポット4の尾引きが発生する方向である尾引き方向、つまりは光源像6の尾引き部分6aが延びる方向に平行になるように配置している。言い換えれば、ロッドインテグレータ7を、入射面7aの長辺方向が蛍光体層の励起光照射位置における蛍光体ホイール3の回転方向に対する接線方向Tに平行になるように配置している。さらに言い換えれば、ロッドインテグレータ7は、その入射面7aの接線方向と平行な第1の方向の幅が半径方向と平行な第2の方向の幅よりも大きくなるように配置されている。
これにより、入射面7aに対して尾引き部分6aを含む光源像6が外れることがなく、尾引き部分6aを含む光源像6を形成する蛍光光のほぼ全てがロッドインテグレータ7に入射して光変調素子9の照明に用いられる。
図3(b)には、比較例として、ロッドインテグレータ7を入射面7aの長辺方向が尾引き方向である接線方向Tに対して直交する、つまりは入射面7aの短辺が延びる方向である短辺方向(第2の方向)が接線方向Tに平行になるように配置した場合を示している。この場合、入射面7aに対して光源像6の尾引き部分6aが外れ、尾引き部分6aを形成する蛍光光がロッドインテグレータ7に入射しない。このため、蛍光光の光利用効率が低下したり、投射画像上にゴースト等を形成する不要光が発生したりする。これに比べて図3(a)に示した本実施例では、光源像6が尾引き部分6aを含んでいてもロッドインテグレータ7に入射しない蛍光光がきわめて少なくなるため、蛍光光の光利用効率を高めることができるとともに、不要光の発生を抑制することができる。
図3(c)には、本実施例の変形例を示す。この変形例では、励起光が蛍光体層の左斜め下部に照射されており、蛍光光の発光スポット4にはその位置(つまりは励起光照射位置)での蛍光体ホイール3の回転方向に対する接線方向(図では左斜め上方)Tに延びる尾引きが発生している。このため、上述したように上下左右を反転させる集光レンズ5によってロッドインテグレータ7の入射面7a上に形成される光源像6には、右斜め下方に延びる尾引き部分6aが含まれる。
そしてこの場合も、ロッドインテグレータ7を、その入射面7aの長辺方向が尾引き方向である接線方向Tに平行になるように配置する。これにより、図3(a)の場合と同様に、入射面7aに対して尾引き部分6aを含む光源像6が外れることがなく、蛍光光の光利用効率を高めることができるとともに、不要光の発生を抑制することができる。
なお、図3(c)に示すように配置されたロッドインテグレータ7の出射面7bの長辺方向が光変調素子9の長辺方向に対してねじれの関係となる。このため、リレーレンズ系8内にミラーを追加して3次元的に光路をねじる等してロッドインテグレータ7の出射面7bから出射した蛍光光による照明領域の長辺方向が光変調素子9の長辺方向に一致させることが望ましい。
また、蛍光体としてより蛍光寿命が長いものを用いたり蛍光体ホイール3の径や回転速度を増加させたりすることで発光スポット4の尾引き、つまりは光源像6の尾引き部分6aがさらに大きくなる。図9(b)には、図9(a)に示した条件に対して蛍光体ホイール3の回転速度を15000rpmに増加させた条件例を示しており、本来の蛍光体の発光スポット4の大きさ1mmに対して約7.9%の長さの尾引きが発生する。このように、蛍光光の発光スポットの尾引きの長さが長いほど、本実施例の構成による光利用効率を向上させて不要光の発生を抑制する効果が高くなる。
なお、ここでは数値的な例として蛍光体の蛍光寿命が1000nsである場合について説明した。しかし、蛍光寿命が300ns以上である蛍光体を使用して2%以上(または3%以上または5%以上)の蛍光光の発光スポットの尾引きが発生する場合に、本実施例(および後述する各実施例)の構成による効果が得られると考えられる。
また、本実施例では、入射面7aの長辺方向を第1の方向とし、その第1の方向が蛍光体ホイール3の回転方向に対する接線方向Tに平行である場合について説明したが、必ずしも入射面7aの長辺方向が第1の方向である必要はない。すなわち、図10に示すように、入射面7aの長辺方向が接線方向Tに平行でない場合であっても、該入射面7aの幅が他の方向での幅よりも大きい方向を第1の方向としてその第1の方向が接線方向Tに平行であればよい。この場合、入射面7aの長辺方向が接線方向Tに対して±10度以内の範囲の方向であることが望ましい。さらに、ロッドインテグレータ7の入射面7aの形状は必ずしも長方形である必要はなく、第1の方向での幅が該第1の方向に直交する第2の方向の幅よりも大きい形状であればよい(楕円形や菱形等でもよい)。このことは、後述する実施例2におけるフライアイレンズのレンズセル、実施例3,5における偏光変換素子の有効領域および実施例4におけるテーパロッドの入射面についても同様である。
図4には、本発明の実施例2である照明光学系を備えたプロジェクタの構成を示している。本実施例では、実施例1において用いたロッドインテグレータ7に代えて第1のフライアイレンズ(第1のレンズアレイ)10および第2のフライアイレンズ(第2のレンズアレイ)11を用いている。なお、本実施例および後述する他の実施例において、実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付して説明に代える。
第1のフライアイレンズ10は、それぞれ光変調素子9と相似形状である長方形の複数の第1のレンズセル10aが二次元配置されて構成されている。また、第2のフライアイレンズ11も、それぞれ個々の第1のレンズセル10aに対応するように設けられ、光変調素子9と相似形状である長方形の複数の第2のレンズセル11aが二次元配置されて構成されている。
本実施例でも、励起光である青色レーザ光によって蛍光体ホイール3の蛍光体層に含まれる蛍光体が励起されて蛍光光が発生する。蛍光光は集光レンズ5によって集光されて第1のフライアイレンズ10の複数の第1のレンズセル10aに入射することで複数の光束に分割される。第1のフライアイレンズ10によって分割された複数の光束はそれぞれ、第2のフライアイレンズ11の複数の第2のレンズセル11aの近傍に、蛍光体の発光スポットの光学像である光源像12を複数形成する。第2のフライアイレンズ11から出射した複数の光束は、コンデンサレンズ13によって集光されつつ光変調素子9上で重ね合わせられる。これにより、光変調素子9上に均一な照度分布の照明領域が形成される(つまり光変調素子9が均一に照明される)。
本実施例において、第1のフライアイレンズ10における1つの第1のレンズセル10aを通過した光束のうち、第2のフライアイレンズ11におけるその第1のレンズセル10aに対応する第2のレンズセル11aを通過する光束は光変調素子9に到達する。しかし、その対応する第2のレンズセル11aに隣接する第2のレンズセル11aを通過する光束は光変調素子9に到達せず、照明光学系における損失となったりゴースト等の不要光の原因になったりする。したがって、第2のレンズセル11aを通過する光束を多くする、つまりは第2のレンズセル11aを通過しない光束を少なくすることが重要である。
このため本実施例では、第2のフライアイレンズ11を、各第2のレンズセル11aの長辺方向(第1の方向)が蛍光体スポット4の尾引き方向、つまりは光源像12の尾引き部分が延びる方向に平行になるように配置している。言い換えれば、第2のフライアイレンズ11を、各第2のレンズセル11aの長辺方向が蛍光体ホイール3(蛍光体層)における励起光照射位置での蛍光体ホイール3の回転方向に対する接線方向Tに平行になるように配置している。さらに言い換えれば、第2のフライアイレンズ11は、第2のレンズセル11aの接線方向と平行な第1の方向の幅が、半径方向と平行な第2の方向の幅よりも大きくなるように配置されている。
これにより、各第1のレンズセル10aを通過して尾引き部分を含む光源像12を形成する光束のほぼ全てが第2のレンズセル11aを通過することができる。したがって、蛍光光の光利用効率を高めることができるとともに、不要光の発生を抑制することができる。
図5には、本発明の実施例3である照明光学系を備えたプロジェクタの構成を示す。本実施例では、実施例2に示した第2のフライアイレンズ11の直後に偏光変換素子14が配置されている。偏光変換素子は、光変調素子9として透過型または反射型液晶パネルを照明する特定の偏光方向を有する偏光光を生成するために用いられる。
偏光変換素子14は、図6(a)に示すように、第2のフライアイレンズ11の各第2のレンズセル11aの長辺の半分のX方向幅を有してY方向に延びる偏光ビームスプリッタ14aを第2のレンズセル11aの長辺方向(X方向)に複数並べて構成されている。さらに、複数の偏光ビームスプリッタ14aの出射面のうち1つおきの出射面にλ/2板(半波長板)14bが設けられている。
第1および第2のフライアイレンズ10,11を通過した無偏光光としての蛍光光(複数の光束)は、偏光変換素子14の各偏光ビームスプリッタ14aの入射面14cから各偏光ビームスプリッタ14aに入射する。そして、各偏光ビームスプリッタ14aの偏光分離膜(偏光分離面)でこれを透過するP偏光とこれで反射されるS偏光とに分離される。S偏光はこれが分離された偏光分離膜に隣接する偏光分離膜でP偏光と同じ方向に反射されてλ/2板14bが設けられていない出射面から出射する。また、P偏光は出射面に設けられたλ/2板14bでS偏光に変換される。これにより、偏光変換素子14に入射した無偏光光が特定の偏光光としてのS偏光に変換される。なお、偏光変換素子14を、入射した無偏光光をP偏光に変換するように構成してもよい。
偏光変換素子14から出射した複数の光束は、コンデンサレンズ13によって集光されつつ光変調素子9上で重ね合わされて光変調素子9を均一な照度分布で照明する。
また、図5に示すように、本実施例では、蛍光体ホイール3(蛍光体層)における励起光照射位置、つまりは蛍光光の発光スポット4の位置を、実施例1,2とは異なり、蛍光体ホイール3の側部に設定している。
本実施例において照明光学系における光利用効率を高め、不要光の発生を低減するためには、第2のフライアイレンズ11を構成する第2のレンズセル11aとの関係で決まる偏光変換素子14における有効領域に入射しない光束を少なくすることが重要である。
図6(b)には、偏光変換素子14(偏光ビームスプリッタ14a)における長方形の有効領域15を示している。ここにいう有効領域は、偏光変換素子に入射した第1の偏光光のうち、偏光分離面とλ/2板を介して第2の偏光光として偏光変換素子から出射する偏光光が入射する偏光変換素子上での領域である。
第2のレンズセル11aを通過して蛍光光の発光スポット4の光学像である光源像12を形成する光束のうち有効領域15にて偏光ビームスプリッタ14aに入射した光束はS偏光に変換された後、光変調素子9に本来入射すべき偏光光として到達する。しかし、有効領域15外で偏光ビームスプリッタ14に入射した光束のうちP偏光成分は、偏光ビームスプリッタ14を透過してλ/2板14bを介さずにP偏光のまま偏光変換素子14から出射する。この結果、光変調素子9に不要光として到達し、ゴースト等の画質低下の原因となる。なお、このような不要光が光変調素子9に到達することを抑制するために、有効領域15外に遮光板等の遮光部材を設けてもよい。
第2のレンズセル11aの長辺方向(第1の方向:X方向)の幅をAとし、短辺方向(第2の方向:Y方向)の幅をBとする。第2のレンズセル11aは光変調素子9と同じ16:10のアスペクト比を有しているので、A:B=16:10となる。このとき、上述した有効領域15のアスペクト比は長さA/2(第1の辺):長さB(第2の辺)となり、本実施例では8:10である。
前述したように、本実施例では、蛍光体ホイール3の側部に蛍光光の発光スポット4が位置するため、該発光スポット4の尾引き方向、つまりは蛍光体ホイール3の回転方向に対する接線方向TはY方向になる。このため本実施例では、図6(c)に示すように、偏光変換素子14を、偏光ビームスプリッタ14aの長手方向に対応する有効領域15の長辺(第2の辺)が延びる長辺方向(本実施例では長さBの方向)が接線方向TであるY方向に平行になるように配置している。これにより、有効領域15外で偏光ビームスプリッタ14aに入射する光束を減らす(有効領域15内で偏光ビームスプリッタ14aに入射する光束を増やす)ことができ、不要光の発生を抑えて、光利用効率を向上させることができる。
図7には、本発明の実施例4である照明光学系を備えたプロジェクタの構成を示す。本実施例では、実施例1にて用いたロッドインテグレータ7に代えてテーパ形状のロッドインテグレータ(以下、テーパロッドという)16を用いている。テーパロッド16は、その4つの側面のうちX方向において互いに向かい合う2つの側面(以下、テーパ面という)が、入射面側から出射面側に向かって互いに離れるように形成されている。
テーパロッド16にその入射面16aから入射した光(光束)は、その内部で全反射を繰り返して出射面16b上に均一な照度分布を形成する。このとき、テーパ面で反射した光束が光軸(Z軸)に対してなす角度は、反射前に比べて小さくなる。このため、テーパ面での反射の繰り返しにより、最終的に出射面16bから出射する光束の角度の広がりを2つのテーパ面が配置されているX方向において小さくすることができる。これにより、実施例1に比べて光変調素子9をその長辺方向においてより効率良く照明することができ、実施例1に比べて光利用効率をより向上させることができる。
本実施例において用いるテーパロッド16の入射面16aは、実施例1と比べてより正方形に近い12(X方向):10(Y方向)のアスペクト比を有する。しかし、本実施例でも、テーパロッド16を、入射面16aの長辺方向(X方向)が蛍光光の発光スポット4の尾引き方向、すなわち蛍光体層における励起光照射位置での蛍光体ホイール3の回転方向に対する接線方向Tに平行となるように配置している。このため、実施例1と同様に、光利用効率の向上と不要光の低減の効果を得ることができる。
なお、テーパロッドのテーパ角(つまりは入射面のアスペクト比)やテーパ方向(互いに向かい合う2つの側面が離れていく又は近づいていく方向)は本実施例に示したものに限定されない。例えば、テーパ角をより大きくしてテーパロッドの入射面を8(X方向):10(Y方向)のアスペクト比としてもよい。この場合、テーパロッドの入射面の長辺方向(Y方向)に合わせて蛍光体ホイール3における励起光照射位置を、実施例3(図5)のように蛍光体ホイール3の側部に変える。これにより、テーパロッドの入射面の長辺方向と蛍光光の発光スポットの尾引き方向とを平行にすることができる。
また、テーパ方向を互いに向かい合う2つの側面が入射面側から出射面側に向かって近づくようにしたり、テーパ面をY方向にて互いに向かい合う2つの側面としたりしてもよい。この場合、テーパロッドの入射面が様々なアスペクト比の長方形になり得るが、その長辺方向が蛍光光の発光スポット4の尾引き方向に平行になるように、蛍光体ホイール3における励起光照射位置を設定すればよい。
図8には、本発明の実施例5である照明光学系を備えたプロジェクタの構成を示す。本実施例は、実施例3において用いられた第1および第2のフライアイレンズ10,11に代えて、光軸上のレンズセル以外の各レンズセルがその中心に対して偏心した偏心フライアイレンズとしての第1および第2のフライアイレンズ17,18を用いている。これにより、第1のフライアイレンズ17に比べて第の2フライアイレンズ18のY方向幅を小さくし、Y方向における光変調素子9への光束の入射角度をX方向に比べて小さくしている。このような本実施例によれば、実施例4と同様に、光変調素子9をその長辺方向においてより効率良く照明することができ、光利用効率をより向上させることができる。また、蛍光光を不図示の偏光ビームスプリッタやダイクロイックミラー等の誘電体多層膜を用いた光学素子を介して光変調素子9に導く場合に、誘電体多層膜の入射角度依存による特性の変化を抑えて、投射画像の色むらや明るさむらを低減することができる。
本実施例では、第2のフライアイレンズ18のY方向幅が小さくなっており、該第2のフライアイレンズ18の第2のレンズセルは16(X方向):9(Y方向)のアスペクト比の長方形に形成されている。したがって、実施例3で説明した有効領域(15)のアスペクト比は8(X方向):9(Y方向)である。この有効領域の長辺方向(Y方向)が、蛍光光の発光スポット4の尾引き方向、すなわち蛍光体層における励起光照射位置での蛍光体ホイール3の回転方向に対する接線方向T(Y方向)に平行になるように偏光変換素子14を配置している。したがって、実施例3と同様に、偏光変換素子14での不要光の発生を抑えて、光利用効率を向上させることができる。
なお、偏心フライアイレンズの各レンズセルの偏心度合いや偏心方向は本実施例に示したものに限定されない。例えば、第2のフライアイレンズの第2のレンズセルのY方幅をさらに小さくして、有効領域のアスペクト比を8(X方向):6(Y方向)にしてもよい。この場合も、蛍光体ホイール3における励起光照射位置を蛍光体ホイール3の下部に変えることで、有効領域の長辺方向と蛍光光の発光スポットの尾引き方向とを平行にすることができる。また、偏心方向をX方向として第2のフライアイレンズの第2のレンズセルのX方向幅が小さく又は大きくなるようにしてもよい。この場合、有効領域が様々なアスペクト比の長方形になり得るが、その長辺方向が蛍光光の発光スポット4の尾引き方向に平行になるように、蛍光体ホイール3における励起光照射位置を設定すればよい。
上記各実施例では画像投射装置(プロジェクタ)に用いられる照明光学系について説明したが、画像投射装置以外の各種装置に用いられる照明光学系においても各実施例と同じ又は同様の構成を採用することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 励起光源
3 蛍光体ホイール
4 蛍光光の発光スポット
7,16 ロッドインテグレータ
9 光変調素子
10,17 第1のフライアイレンズ
11,18 第2のフライアイレンズ
14 偏光変換素子

Claims (10)

  1. 励起光が照射されることにより蛍光光を発する蛍光体を有し、回転が可能な蛍光体ホイールと、
    前記蛍光光が入射する入射面および該蛍光光が出射する出射面とを有するロッドインテグレータとを含み、
    前記ロッドインテグレータの前記出射面から出射した前記蛍光光により被照明面を照明する照明光学系であって、
    前記蛍光体ホイールの回転中心から前記蛍光体ホイールにおける前記励起光が照射される位置に向かう方向を半径方向とし、該半径方向に直交する方向を接線方向とするとき、
    前記ロッドインテグレータは、該ロッドインテグレータの前記入射面の前記接線方向と平行な第1の方向の幅が、前記半径方向と平行な第2の方向の幅よりも大きくなるように配置されていることを特徴とする照明光学系。
  2. 前記ロッドインテグレータの前記入射面は、前記第1の方向に延びる長辺と前記第2の方向に延びる短辺とを有する長方形であり、
    前記長辺が前記接線方向に対して±10度以内の範囲で延びていることを特徴とする請求項1に記載の照明光学系。
  3. 前記ロッドインテグレータは、それぞれ長方形の前記入射面と前記出射面との間に4つの側面を有し、
    前記4つの側面のうち互いに向かい合う2つの側面が前記入射面側から前記出射面側に向かって互いに離れる又は近づくことを特徴とする請求項2に記載の照明光学系。
  4. 励起光が照射されることにより蛍光光を発する蛍光体を有し、回転が可能な蛍光体ホイールと、
    前記蛍光光が入射する複数の第1のレンズセルを有する第1のレンズアレイと、
    前記第1のレンズセルからの前記蛍光光がそれぞれ入射する複数の第2のレンズセルを有する第2のレンズアレイとを含み、
    前記第2のレンズセルから出射した前記蛍光光により被照明面を照明する照明光学系であって、
    前記蛍光体ホイールの回転中心から前記蛍光体ホイールにおける前記励起光が照射される位置に向かう方向を半径方向とし、該半径方向に直交する方向を接線方向とするとき、
    前記第2のレンズアレイは、該第2のレンズセルの前記接線方向と平行な第1の方向の幅が、前記半径方向と平行な第2の方向の幅よりも大きくなるように配置されていることを特徴とする照明光学系。
  5. 前記第2のレンズセルは、前記第1の方向に延びる長辺と前記第2の方向に延びる短辺とを有する長方形であり、
    前記長辺が前記接線方向に対して±10度以内の範囲で延びていることを特徴とする請求項4に記載の照明光学系。
  6. 励起光が照射されることにより蛍光光を発する蛍光体を有し、回転が可能な蛍光体ホイールと、
    前記蛍光光が入射する複数の第1のレンズセルを有する第1のレンズアレイと、
    前記複数の第1のレンズセルからの前記蛍光光がそれぞれ入射する複数の第2のレンズセルを有する第2のレンズアレイと、
    偏光分離面とλ/2板を有し、前記複数の第2のレンズセルからの無偏光光としての前記蛍光光のうち第1の偏光光を前記第1の偏光光と偏光方向が異なる第2の偏光光に変換する偏光変換素子とを含み、
    前記偏光変換素子から出射した前記蛍光光により被照明面を照明する照明光学系であって、
    前記第2のレンズセルは、第1の方向での幅Aが該第1の方向に直交する第2の方向の幅Bよりも大きい形状を有し、
    前記偏光変換素子に入射した前記第1の偏光光のうち、前記偏光分離面と前記λ/2板を介して前記第2の偏光光として前記偏光変換素子から出射される偏光光が入射する前記偏光変換素子上の領域を有効領域とするとき、該有効領域は前記第1の方向に長さA/2を有するとともに前記第2の方向に長さBを有し、
    前記蛍光体ホイールの回転中心から前記蛍光体ホイールにおける前記励起光が照射される位置に向かう方向を半径方向とし、該半径方向に直交する方向を接線方向とするとき、
    前記偏光変換素子は、前記有効領域における前記長さA/2と前記長さBのうち長い方が前記接線方向に平行となるように配置されていることを特徴とする照明光学系。
  7. 前記有効領域は、前記第1の方向に延びる第1の辺と前記第2の方向に延びる第2の辺とを有する長方形であり、
    前記第1および第2の辺のうち長い方の辺が前記接線方向に対して±10度以内の範囲で延びていることを特徴とする請求項6に記載の照明光学系。
  8. 前記第1および第2のレンズアレイはそれぞれ、前記第1および第2のレンズセルとして偏心した形状のレンズセルを含むことを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の照明光学系。
  9. 前記蛍光体の蛍光寿命が300ns以上であり、回転する前記蛍光体ホイールの前記蛍光体層における蛍光光の発光スポットに2%以上の尾引きが発生することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の照明光学系。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の照明光学系と、
    前記被照明面に配置され、前記照明光学系からの光を変調する光変調素子とを有し、
    該光変調素子により変調された光を投射することを特徴とする画像投射装置。
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