JP2017096591A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体がUターンして流通する熱交換器において、流体のフローパターンによらずコアプレートを共通化する。
【解決手段】流体が流通する流体通路10b、10cを内部に有するチューブ10と、チューブ10の長手方向端部側に設けられ、チューブ10と連通するヘッダタンク13とを備える熱交換器において、ヘッダタンク13は、チューブ10が接合されるコアプレート130と、コアプレート130とともにタンク内空間を構成するタンク本体部131とを有しており、チューブ10は、流体通路を区画する内柱部10aを有しており、ヘッダタンク13は、内柱部10aに対応する位置に、タンク内空間を区画する仕切部131bを有している。仕切部131bと内柱部10bとの間にシール部材132が配置され、チューブ10において、内柱部10aで仕切られた各流体流路10b、10cには、異なる方向に流体が流れる。
【選択図】図3

Description

本発明は、流体をUターンさせて流通させる熱交換器に関するものである。
従来からの内燃機関のみにより動力を得る車両に加え、昨今の燃費規制により、内燃機関での燃焼効率向上や過給気を活用した内燃機関自体の小型化、あるいは内燃機関と電動機の双方から動力を得る車両が登場している。このような多様化する車両の登場に伴い、内燃機関のみならず過給気やインバータ機器のような冷却すべき対象も多様化しており、限られたスペースで効率よく流体を冷却する必要性が高まっている。
流体の冷却効率を高めることを目的として、空気流れの上流側と下流側で流体をUターンして通過させることで、冷却効率を向上させる前後Uターンタイプの熱交換器が知られている(特許文献1、2参照)。
米国特許第4485867号明細書 国際公開第2009/000581号
しかしながら、前後Uターンタイプの熱交換器では、空気流れの上流側と下流側でチューブが2列配置されるとともに、その間を仕切るシール部材を配置する溝を設けなければならず、流体がUターンしない全パスタイプの熱交換器とは異なる専用のコアプレートが必要となる。特に異なる種類の流体が流通する複合熱交換器では、流体のフローパターン毎に専用のコアプレートを用意する必要があり、必要とされるコアプレートの種類が増加する。
本発明では、流体がUターンして流通する熱交換器において、流体のフローパターンによらずコアプレートを共通化することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、流体が流通する流体通路(10b、10c)を内部に有するチューブ(10)と、チューブの長手方向端部側に設けられ、チューブと連通するヘッダタンク(13)とを備え、ヘッダタンクは、チューブが接合されるコアプレート(130)と、コアプレートとともにタンク内空間を構成するタンク本体部(131)とを有しており、チューブは、流体通路を区画する内柱部(10a)を有しており、ヘッダタンクは、内柱部に対応する位置に、タンク内空間を区画する仕切部(131b)を有しており、チューブの長手方向端部において、内柱部と仕切部との間にシール部材(132)が配置されており、チューブの内柱部で仕切られた各流体流路には、異なる方向に流体が流れるようになっている。
本発明によれば、チューブの内柱部とタンク本体部の仕切部との間にシール部材を設けることで、1本のチューブで流体をUターンさせることができる。また、流体のフローパターンが全パスタイプである場合には、チューブの内柱部に対応して仕切部とシール部材を設けないことで対応できる。これにより、流体のフローパターンに関係なく、コアプレートを共通化することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態に係る熱交換器の正面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 チューブ単体の断面図である。 第1ヘッダタンクのタンク本体部単体の下面図である。 熱交換器から第1ヘッダタンクのタンク本体部を取り除いた状態を示す側面図である。 チューブの端部を示す模式図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 図7のIX−IX断面図である。 第1実施形態の熱交換器において、流体のフローパターンを異ならせた場合を示す模式図である。 比較例の熱交換器において、流体のフローパターンを異ならせた場合を示す模式図である。 第2実施形態のチューブの端部を示す模式図である。 図12のXIII−XIII断面図である。 図12のXIV−XIV断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1〜図11に基づいて説明する。本実施形態は、本発明に係る熱交換器を、図示しないエンジン(すなわち内燃機関)を駆動源として走行する車両に適用した場合を例として説明する。車両では、図示しない過給機によって加圧された過給気がエンジンの吸気として供給される。
本実施形態の熱交換器1は、異なる種類の流体が流通する複合熱交換器として構成されている。具体的には、本実施形態の熱交換器1は、エンジン冷却水が流通するエンジン冷却用ラジエータと、吸気冷却水が流通する吸気冷却用ラジエータとを兼ね備えている。
図1に示すように、熱交換器1は、内部流体としての冷却水が水平方向に流れるクロスフロー型の熱交換器である。図1では、紙面垂直方向が外部流体としての空気流れ方向となっている。
熱交換器1は、内部流体である冷却水と外部流体である外気とを熱交換させる熱交換部であるコア部12を有している。コア部12は、チューブ10とフィン11とが交互に複数積層された積層体となっている。本実施形態の熱交換器1では、空気流れ方向と交わる方向にチューブ10が積層配置されている。
各チューブ10は、その内部に冷却水が流通する流路が形成された管状部材である。本実施形態では、各チューブ10の長手方向が水平方向に沿って延びている。各チューブ10は、長手方向に直交する断面の長径方向がコア部12を通過する空気の流れ方向に沿って延びるように扁平形状に構成されている。ここで、扁平形状とは、曲率半径の大きい円弧部と曲率半径の小さい円弧部とを結合した曲線形状からなる楕円形状や、円弧部と平坦部とを結合した形状からなる長円形状等を包含している。
フィン11は、外気との伝熱面積を増大させて、外気と冷却水との熱交換を促進する部材である。本実施形態のフィン11は、コルゲート状に成形されており、チューブ10の両側の平坦部に接合されている。
各チューブ10のチューブ長手方向の両端部には、チューブ積層方向に延びるとともに、内部に空間が形成されたヘッダタンク13、14が配置されている。ヘッダタンク13、14は、チューブ10が挿入接合されるコアプレート130、140と、コアプレート130、140とともにタンク内空間を構成する、樹脂製のタンク本体部131、141とを有して構成されている。
コア部12におけるチューブ積層方向の両端部には、コア部12を補強するサイドプレート15、16が設けられている。サイドプレート15、16は、チューブ長手方向と平行に延びてその両端部がコアプレート130、140に接続されている。本実施形態のサイドプレート15、16は、アルミニウム合金等の金属で構成されている。
チューブ10およびフィン11は、熱伝導率や耐食性等に優れた金属(例えば、アルミニウム合金)で構成されている。チューブ10、フィン11、コアプレート130、140、サイドプレート15、16は、各部材の所定箇所に被覆されたろう材によって一体的にろう付けされている。
図2、図3に示すように、ヘッダタンク13、14は、チューブ10のチューブ長手方向の端部が、コアプレート130、140のチューブ挿入穴130a、140aに挿入された状態で接合されている。各チューブ10の内部通路は、ヘッダタンク13、14の内部に形成される空間に連通している。図2、図3では、紙面上下方向が空気流れ方向となっている。
コアプレート130、140とタンク本体部131、141との間には、シール部材132、142が設けられている。シール部材132、142をコアプレート130、140とタンク本体部131、141との間に挟んだ状態で、タンク本体部131、141がコアプレート130、140にカシメ固定されている。
チューブ10には、内部流路を区画するための内柱部10aが設けられている。図4に示すように、内柱部10aを備えるチューブ10は、板状部材を折り曲げ加工することにより形成することができる。
チューブ10の内部は、内柱部10aによって第1流体通路10bと第2流体通路10cに仕切られている。第2流体通路10cが第1流体通路10bよりも空気流れ方向上流側に位置している。これにより、1つのチューブ10によって空気流れ方向に沿って2つの流体通路10b、10cが形成される。
図1に示すように、本実施形態の熱交換器1では、コア部12は、異なる種類の流体が流通する複数のコア部12a、12bを含んでいる。第1コア部12aおよび第2コア部12bは、空気流れ方向に交差する方向に並んでいる。第1コア部12aでは、チューブ10をエンジン冷却水が流通し、第2コア部12bでは、チューブ10を吸気冷却水が流通する。
図2に示すように、第1コア部12aでは、第1ヘッダタンク13の第1流入口131cから流入したエンジン冷却水がチューブ10の流体通路10b、10cを流れ、第2ヘッダタンク14の第1流出口141bから流出する。つまり、チューブ10の2つの流体通路10b、10cを同一方向に流体が流れる。第1コア部12aは、流体のフローパターンがUターンしない全パスタイプとなっている。
一方、第2コア部12bでは、第1ヘッダタンク13のタンク本体部131には第2流入口131d、第2流出口131eが接続されており、第1ヘッダタンク13の第2流入口131dから流入した吸気冷却水がチューブ10の第1流体通路10bを流れ、第2ヘッダタンク14でUターンし、チューブ10の第2流体通路10bを流れ、第1ヘッダタンク13の第2流出口131eから流出する。つまり、第2コア部12bでは、チューブ10の2つの流体通路10b、10cを逆方向に流体が流れる。第2コア部12bは、流体のフローパターンが空気流れ方向の前後でUターンする前後Uターンタイプとなっている。
図1、図5に示すように、第1タンク本体部131には、第1コア部12aおよび第2コア部12bの境界付近に対応する部位に第1仕切部131aが設けられている。第1仕切部131aは、第1ヘッダタンク13のタンク内空間を空気流れ方向に対して左右方向に仕切る。
図5に示すように、第1タンク本体部131には、第2コア部12bに対応する部位に第2仕切部131bが設けられている。第2仕切部131bは、第2コア部12bに対応する第1ヘッダタンク13のタンク内空間を空気流れ方向に対して前後方向に仕切る。これにより、第1ヘッダタンク13のタンク内空間は3つに仕切られている。
図1に示すように、第2タンク本体部141には、第1コア部12aおよび第2コア部12bの境界付近に対応する部位に仕切部141aが設けられている。仕切部141aは、第2ヘッダタンク14のタンク内空間を空気流れ方向に対して左右方向に仕切る。これにより、第2ヘッダタンク14のタンク内空間は2つに仕切られている。
図6に示すように、第1ヘッダタンク13側のコアプレート130上には、第1タンク本体部131との間に配置されるシール部材132が設けられている。シール部材132は、図5に示した第1タンク本体部131の端面形状に対応して設けられている。
シール部材132は、第1シール部132a、第2シール部132b、第3シール部132cを含んでいる。第1シール部132aは、第1タンク本体部131の外周縁部に対応した形状となっている。第1シール部132aは、コアプレート130と第1タンク本体部131の外周縁部との間に配置される。
第2シール部132bは、第1タンク本体部131の第1仕切部131aに対応した形状となっている。第2シール部132bは、コアプレート130と第1タンク本体部131の第1仕切部132aとの間に配置される。これにより、第1ヘッダタンク13において、第1コア部12aに対応するタンク内空間と、第2コア部12bに対応するタンク内空間との間がシールされる。
第3シール部132cは、第1タンク本体部131の第2仕切部131bに対応した形状となっている。第3シール部132cは、コアプレート130と第1タンク本体部131の第2仕切部132bとの間に配置される。第3シール部132cは、第2コア部12bを構成する複数のチューブ10の内柱部10aに対応する部位に配置される。これにより、第1ヘッダタンク13の第2コア部12bに対応する部位において、チューブ10の2つの流体通路10b、10cのそれぞれに対応するタンク内空間の間がシールされる。
次に、コアプレート130におけるチューブ10の挿入部について図7〜図9に基づいて説明する。図8、図9では、図中右側が第1ヘッダタンク13のタンク内空間となっている。
図7〜図9に示すように、チューブ挿入穴130aの周縁部には、第1ヘッダタンク13の内部空間に向かって突出するバーリング部130bが形成されている。バーリング部130bは、コアプレート130におけるチューブ挿入穴130aの周縁部の剛性を高めるために設けられている。
また、チューブ10の端部は、コアプレート130の板面から第1ヘッダタンク13の内部空間に向かって突出している。図8に示すように、シール部材132の第3シール部132cは、コアプレート10の板面から突出したチューブ10の内柱部10aおよびバーリング部130bを覆うように設けられている。
以上説明した本実施形態の熱交換器1では、流体のフローパターンがUターンタイプである第2コア部12bに対応する部位では、チューブ10の内柱部10aとタンク本体部131の仕切部131bとの間にシール部材132を設けている。また、流体のフローパターンが全パスタイプである第1コア部12aに対応する部位では、チューブ10の内柱部10aに対応する仕切部およびシール部材132を設けていない。これにより、流体のフローパターンに関係なく、コアプレート130を共通化することができる。
異なる種類の流体が流通する複合熱交換器では、流体のフローパターンのバリエーションが増加するが、本実施形態の構成であれば、シール部材130を交換するだけで、流体の様々なフローパターンに対応可能となる。これについて、図10、図11を用いて説明する。
図10は、本実施形態の熱交換器1において、流体のフローパターンを変更した場合を示している。図10(a)は、第1コア部12aが全パスタイプであり、第2コア部12bがUターンタイプである。図10(b)は、第1コア部12aおよび第2コア部12bがUターンタイプである。図10(c)は、第1コア部12aおよび第2コア部12bが全パスタイプである。図10(a)、図10(b)に示すように、流体のフローパターンがUターンタイプとなる部位では、各チューブ10の内柱部10aに対応して第3シール部132cが設けられている。
図10(a)〜図10(c)に示すように、本実施形態の構成によれば、流体のフローパターンに応じてシール部材130を変更するだけで、複合熱交換器においても流体の様々なフローパターンに対応可能となる。
図11は、比較例の熱交換器において、流体のフローパターンを変更した場合を示している。比較例の熱交換器では、全パスタイプでは1列のチューブ100が積層配置され、Uターンタイプでは2列のチューブ101が積層配置されている。
図11(a)は、第1コア部120aが全パスタイプであり、第2コア部120bがUターンタイプである。図11(b)は、第1コア部120aおよび第2コア部120bがUターンタイプである。図11(c)は、第1コア部120aおよび第2コア部120bが全パスタイプである。
図11(a)〜図11(c)に示すように、比較例の熱交換器では、流体のフローパターンが異なるとコアプレート1300、1301、1302を共通化することができず、流体のフローパターン毎に専用のコアプレート1300、1301、1302を用意する必要がある。
また、本実施形態の構成によれば、流体のフローパターンがUターンタイプである場合においても、空気流れの上流側と下流側に2列のチューブを積層配置する必要がない。このため、流体のフローパターンに関係なく、コアプレート130のチューブ挿入穴130aに1列の積層配置されたチューブ10を挿入するだけでよく、熱交換器1の生産性を向上させることができる。
また、本実施形態の構成によれば、内柱部10aを有するチューブ10を用いて流体をUターンさせることで、空気流れ方向の上流側と下流側に2列のチューブを積層配置する構成に比較して、チューブ10の断面積を大きくすることができる。これにより、チューブ10を流体が通過する際の抵抗が低下し、流体の流量を増大させることができるため、熱交換器1の性能を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上記第1実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本第2実施形態のコアプレート130におけるチューブ10の挿入部について図12〜図14に基づいて説明する。図13、図14では、図中右側が第1ヘッダタンク13のタンク内空間となっている。
図12〜図14に示すように、本第2実施形態では、チューブ挿入穴130aの周縁部に形成されたバーリング部130bは、第1ヘッダタンク13の内部空間の反対側に向かって突出している。チューブ10の端部は、コアプレート130の板面から突出することなく、コアプレート130の板面と同一平面上に位置している。図13に示すように、シール部材132の第3シール部132cは、コアプレート10の板面に位置するチューブ10の内柱部10aを覆うように設けられている。
本第2実施形態の構成によれば、コアプレート130における第1ヘッダタンク13のタンク内空間側に位置する面において、チューブ10が挿入された部位が平坦になる。このため、第3シール部132cの配置が容易になり、第3シール部132cによるシール性を向上させることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にも及び、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。
(1)上記各実施形態では、本発明の熱交換器に流通する流体をエンジン冷却水および吸気冷却水とした例について説明したが、これら以外の流体が熱交換器を流通するようにしてもよい。例えば、電動モータやインバータ回路等を冷却する電気系冷却水が熱交換器を流通するようにしてもよい。
(2)上記各実施形態では、本発明の熱交換器を異なる種類の流体が流通する複数の熱交換部を有する複合熱交換器に適用した例について説明したが、これに限らず、本発明の熱交換器を1種類の流体が流通する熱交換器に適用してもよい。
(3)上記各実施形態では、シール部材132において、第1シール部132a、第2シール部132bおよび第3シール部132cが一体的に構成されている例について説明したが、第1シール部132a、第2シール部132bおよび第3シール部132cは、それぞれ別体としてもよい。
(4)上記実施形態では、予め成形されたシール部材132を用いた例について説明したが、これに限らず、液状のシール部材を用いてもよい。液状のシール部材は、流動性を有する状態で塗布され、その後硬化してシール機能を発揮する。
(5)上記実施形態では、シール部材130をタンク本体部131に対して別体で構成した例について説明したが、シール部材130の構成はこれに限定されない。例えば、シール部材130をタンク本体部131に接着剤等で接合するか、もしくはシール部材130とタンク本体部131を一体成形すること等によって、シール部材130をタンク本体部131に一体化してもよい。
1 熱交換器
10 チューブ
10a 内柱部
10b 第1流体通路
10c 第2流体通路
12 コア部
12a 第1コア部
12b 第2コア部
13 第1ヘッダタンク
130 コアプレート
130a チューブ挿入穴
130b バーリング部
131 タンク本体部
131a 第1仕切部
131b 第2仕切部
132 シール部材

Claims (3)

  1. 流体が流通する流体通路(10b、10c)を内部に有するチューブ(10)と、
    前記チューブの長手方向端部側に設けられ、前記チューブと連通するヘッダタンク(13)とを備え、
    前記ヘッダタンクは、前記チューブが接合されるコアプレート(130)と、前記コアプレートとともにタンク内空間を構成するタンク本体部(131)とを有しており、
    前記チューブは、前記流体通路を区画する内柱部(10a)を有しており、
    前記ヘッダタンクは、前記内柱部に対応する位置に、前記タンク内空間を区画する仕切部(131b)を有しており、
    前記チューブの長手方向端部において、前記内柱部と前記仕切部との間にシール部材(132)が配置されており、
    前記チューブの前記内柱部で仕切られた各流体流路には、異なる方向に流体が流れる熱交換器。
  2. 前記チューブには、異なる種類の流体が流通する複数種類のチューブが含まれており、
    前記仕切部は、前記複数種類のチューブの少なくともいずれかの種類のチューブの前記内柱部に対応して設けられており、
    前記複数種類のチューブの少なくとも1種類のチューブの前記内柱部と、前記仕切部との間に、前記シール部材が配置されている請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記コアプレートには、前記チューブが挿入されるチューブ挿入穴(130a)が設けられており、前記チューブ挿入穴の縁部には、前記タンク内空間の反対側に向けて突出するバーリング部(130b)が設けられている請求項1または2に記載の熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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