JP7121551B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、流体どうしの間で熱交換が行われる熱交換器に関する。
特許文献1には、第1流体(吸気)を第2流体(エンジンの冷却液)によって冷却する熱交換器(インタークーラ)が開示されている。
特許文献1に記載された熱交換器は、積層される複数のチューブと、積層される各チューブを支持するコアプレートと、各チューブを覆うように配置されて第1流体が流通する流路形成部材と、を備える。コアプレートには、各チューブの端部が接合されるととともに、流路形成部材が接合される。
特開2014-214955号公報
特許文献1に記載された熱交換器では、チューブと流路形成部材との間に生じる熱膨張量の差によってコアプレート及びチューブの端部に熱歪みが生じる。薄肉材によって形成されるチューブの端部に生じる熱歪みは、熱交換器の耐久性を低下させる要因になる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換器の耐久性を高めることを目的とする。
本発明のある態様によれば、第1流体と第2流体との間で熱交換が行われる熱交換器であって、内部を第2流体が流通する複数のチューブと、積層される前記複数のチューブの端部を支持する支持プレートと、前記チューブの間に第1流体が流通する流路を形成する流路プレートと、を備え、前記流路プレートは、前記支持プレートに接合される被支持板部と、前記被支持板部に開口して第1流体が流通する流路開口部と、前記流路開口部と連続して形成され前記被支持板部を切り欠く流路プレート切欠部と、を有することを特徴とする熱交換器が提供される。
本発明のある態様によれば、第1流体と第2流体との間で熱交換が行われる熱交換器であって、内部を第2流体が流通する複数のチューブと、内部に第1流体が流通する流路を形成するケースと、を備え、前記ケースは、積層される前記複数のチューブの端部を支持する一対の支持プレートと、第1流体が流通する矩形状の流路開口部を有する流路プレートと、を備え、前記流路プレートは、両端部が前記支持プレートに接合され、前記流路開口部の隅部から前記チューブの長手方向に形成される流路プレート切欠部を有することを特徴とする熱交換器が提供される。
上記態様によれば、流路プレートは、流路プレート切欠部によって剛性が低下することにより、チューブとの間に生じる熱膨張量の差によって変形することが促される。これにより、チューブの端部に生じる熱歪みが小さく抑えられ、熱交換器の耐久性が高められる。
図1は、本発明の実施形態に係る熱交換器を示す斜視図である。 図2は、熱交換器を分解した状態を示す斜視図である。 図3は、熱交換器の組立体を示す斜視図である。 図4(A)、(B)、(C)は、それぞれ支持プレートを示す正面図、平面図、側面図である。 図5(A)、(B)、(C)は、それぞれ流路プレートを示す側面図、正面図、平面図である。 図6Aは、熱交換器が熱変形する前の状態を示す断面図である。 図6Bは、熱交換器が熱変形した状態を示す断面図である。 図7は、熱交換器が熱変形した状態を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る熱交換器100を示す斜視図である。熱交換器100は、吸気(第1流体)が流通する第1流路1と、冷却液(第2流体)が循環する第2流路2と、を備える。熱交換器100は、車両(図示せず)に搭載され、エンジン(図示省略)に過給される吸気を冷却液によって冷却する水冷式チャージエアクーラとして用いられる。冷却液は、熱交換器100を流通した後に、放熱器(図示せず)を流通して外気に放熱するようになっている。
図2は、熱交換器100を分解した状態を示す斜視図である。熱交換器100は、第1流路1を形成するケース20及びダクト6、7と、第2流路2を形成する複数のチューブ9及びタンク4、5と、を備える。
複数のチューブ9は、4列に並んで積層される。チューブ9の各層の間には、フィン8が配置される。互いに積層されるチューブ9及びフィン8は、吸気と冷却液との間で熱交換が行われるコア3を構成する。なお、コア3は、上記構成に限らず、フィン8を備えず、互いに積層されるチューブ9のみによって構成されるものであってもよい。
ケース20は、各チューブ9の両端部9aに接合される1対の支持プレート11と、チューブ9の積層方向について両端に配置される一対の積層端プレート21と、各チューブ9に直交する流路方向について両端に配置される一対の流路プレート31と、を備える。なお、ケース20は、上記構成に限らず、積層端プレート21と流路プレート31とが一体に形成されるものであってもよい。
各支持プレート11には、各チューブ9に冷却液を導くタンク4、5がそれぞれ接合される。一方のタンク4には、冷却液を流入させるパイプ18と、冷却液を流出させるパイプ19と、が接合される。
図3は、上記熱交換器100の各部材が組み立てられた組立体10を示す斜視図である。金属製の組立体10は、加熱炉に搬送されて熱処理されることにより各接合部がろう付けによって接合される。
図1、図2に示すように、組立体10の各流路プレート31には、吸気を導くダクト6、7が接続される。樹脂製のダクト6、7は、後述するように、各流路プレート31にカシメ固定される。図2に示すように、ダクト6、7と各流路プレート31との間には、パッキン40が配置される。
熱交換器100の作動時に、冷却液は、図1に黒矢印で示すように、パイプ18からタンク4内の分配室(図示せず)を通じて上流側2列の各チューブ9に分配される。上流側2列の各チューブ9を流通した冷却液は、他方のタンク5内にて流れ方向が転換されて下流側2列の各チューブ9に分配される。下流側2列の各チューブ9を流通した冷却液は、タンク4内の集合室(図示せず)にて集合し、パイプ19から流出して循環する。
一方、吸気は、図1に白抜き矢印で示すように、一方のダクト6内及び流路プレート31を通じてコア3に流入し、各チューブ9間の第1流路1に分配される。各チューブ9間の第1流路1を流れる吸気は、各チューブ9内を流通する冷却液に放熱することで冷却される。各チューブ9間の第1流路1から流出した吸気は、他方の流路プレート31及びダクト7内を通じて集合し、エンジンの燃焼室(図示せず)に供給される。
以下、各図面において互いに直交するX、Y、Zの3軸を設定して熱交換器100の構造について説明する。なお、コア3において、吸気が各チューブ9間の第1流路1を流れる流路方向を「X軸方向」と呼び、チューブ9が延在するチューブ長手方向を「Y軸方向」と呼び、チューブ9が積層される積層方向を「Z軸方向」と呼ぶ。
図2に示すように、チューブ9は、X軸方向及びY軸方向に延在する扁平筒状をしている。チューブ9は、板厚t1の金属板をプレス成形して形成される。なお、チューブ9の形状は、これに限らず、例えば、断面円形のパイプ等、どのようなものであってもよい。
各チューブ9は、一対の支持プレート11によって両持ち支持される。
図4(A)、(B)、(C)は、それぞれ支持プレート11を示す正面図、平面図、側面図である。箱形の支持プレート11は、X軸方向及びZ軸方向に延在する側板部12と、X軸方向及びY軸方向に延在する一対の積層端板部13と、Y軸方向及びZ軸方向に延在する一対の流路端板部14と、を有する。積層端板部13及び流路端板部14は、側板部12の4辺に連接する四角形の枠状に形成される。
支持プレート11は、金属板をプレス成形して形成される。支持プレート11は、チューブ9の板厚t1より大きい板厚t2の金属板によって形成される。
略矩形の側板部12には、複数のバーリング孔12aが4列に並んで開口する。バーリング孔12aは、側板部12からY軸方向に突出するバーリング部12bに開口する。各バーリング孔12aには、各チューブ9の端部9a(図2、図6A参照)が挿入されて接合される。
図4(C)に示すように、流路端板部14は、流路プレート31が接合される接合板部14aを有する。接合板部14aは、第1流路1に面して開口する開口部15を有する。開口部15は、Z軸方向に並ぶ2つの隅部15aを有する。
図4(C)に示すように、支持プレート11は、2つの隅部15aにそれぞれ開口する一対の支持プレート切欠部16を有する。各支持プレート切欠部16は、接合板部14aを切り欠いて形成され、開口部15からY軸方向に形成される凹状をしている。
図5(A)、(B)、(C)は、それぞれ流路プレート31を示す側面図、平面図、正面図である。流路プレート31は、略矩形をした外形状を有する枠部34と、枠部34の4辺に連接する一対の側端カシメ板部32及び一対の積層端カシメ板部33と、を有する。
流路プレート31は、金属板をプレス成形して形成される。流路プレート31は、支持プレート11の板厚t2より大きい板厚t3の金属板によって形成される(図6A参照)。
図5(A)に示すように、枠部34は、Y軸方向及びZ軸方向に延在する一対の被支持板部34aと、X軸方向及びZ軸方向に延在する一対の被支持板部34bと、を有する。被支持板部34aには、積層端プレート21が接合される。後述するように、被支持板部34bには、支持プレート11が接合される。
枠部34は、各被支持板部34aの中央部どうしを結ぶ梁部34cを有する。なお、これに限らず、枠部34は、梁部34cを有さないものであってもよい。
枠部34は、第1流路1に面して開口する略矩形の流路開口部35と、流路開口部35に開口する二対の流路プレート切欠部36と、を有する。各流路プレート切欠部36は、被支持板部34bを切り欠いて形成される。
流路開口部35は、Y軸方向に延在する一対の開口端35aと、Z軸方向に延在する一対の開口端35bと、開口端35aと開口端35bとが交差する4つの隅部35cと、を有する。
各流路プレート切欠部36は、4つの隅部35cにそれぞれ配置され、各開口端35aに連続するように形成される。
各流路プレート切欠部36は、開口端35bからY軸方向に凹状に形成される。
各流路プレート切欠部36は、支持プレート11の支持プレート切欠部16と略同一位置に配置されることで、支持プレート切欠部16と合致するようになっている。
図6Aは、支持プレート11、流路プレート31及びタンク4の接合部を示す断面図である。支持プレート11の側板部12の外面には、タンク4、5が接合される。側板部12は、タンク4、5内の第2流路2と、各チューブ9間の第1流路1と、を仕切る隔壁として機能する。
図6Aに示すように、支持プレート11の接合板部14aの外面には、流路プレート31の被支持板部34bが接合される。
また、図6Aは、ダクト7が流路プレート31に取り付けられた状態を示す。流路プレート31には、ダクト6、7の開口端がパッキン40を介して枠部34の外面に当接するように組み付けられる。そして、側端カシメ板部32及び積層端カシメ板部33は、枠部34に対して略直交するように起こされる。これにより、側端カシメ板部32及び積層端カシメ板部33に開口した各カシメ孔39は、ダクト6、7の突起部29に嵌合する。こうして、ダクト6、7は、流路プレート31にカシメ固定される。
次に、熱交換器100の作動時に各部が熱変形する状態について説明する。
図6Aは、熱交換器100の各部が熱変形する前の状態を示す。この状態では、チューブ9、支持プレート11、流路プレート31の各部がX軸方向またはY軸方向に沿って直線状に延びている。
図6B、図7は、熱交換器100の各部が熱変形した状態を示す。この状態では、低温の冷却液が流通するチューブ9に対して、高温の吸気が流通する支持プレート11及び流路プレート31が熱膨張する。このとき、特に流路開口部35を有する流路プレート31は、吸気の熱を多く受けることで大きく熱膨張する。一方、支持プレート11及び各チューブ9の内部に冷却液が流通しているため、各チューブ9の熱膨張量は流路プレート31と比較して小さい。これにより、流路プレート31の枠部34では、被支持板部34bが支持プレート11の流路端板部14によってY軸方向(図6Bにおいて下方向)に引っ張られることで、被支持板部34bがZ軸周りについて矢印A方向に曲がる熱変形をする。
流路プレート31の被支持板部34bは、流路プレート切欠部36によって剛性が低下することにより、Z軸周りに矢印A方向に曲がることが促される。同様に、支持プレート11の接合板部14aも、支持プレート切欠部16によって剛性が低下することにより、Z軸周りに矢印A方向に曲がることが促される。これにより、流路プレート31及び支持プレート11に応力が分散し、薄肉材によって形成されるチューブ9の端部9aに応力が集中することが抑えられる。
図6Bにおいて、線分Bは、上記のように熱変形をした被支持板部34b及び接合板部14aに沿う直線である。また、線分Cは、流路プレート切欠部36、支持プレート切欠部16を有さない比較例において熱変形をした被支持板部34b及び接合板部14aに沿う直線である。線分Bは、比較例の線分Cに比べてY軸に対して角度θだけ大きく傾斜する。これにより、チューブ9の端部9aでは、流路プレート31及び支持プレート11によってZ軸方向(図6Bにおいて上方向)に引っ張られることが抑えられ、支持プレート11との接合部に生じる熱歪みが低減される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
[1]本実施形態によれば、熱交換器100は、内部を冷却液が流通する複数のチューブ9と、積層されるチューブ9の端部9aを支持する支持プレート11と、複数のチューブ9の間に吸気が流通する第1流路1(流路)を形成する流路プレート31と、を備える。流路プレート31は、支持プレート11に接合する被支持板部34bと、被支持板部34bに開口して吸気が流通する流路開口部35と、流路開口部35と連続して形成され被支持板部34bを切り欠く流路プレート切欠部36と、を有する熱交換器100が提供される。
このように構成することで、被支持板部34bは、流路プレート切欠部36によって剛性が低下することにより、流路プレート31とチューブ9との間に生じる熱膨張量の差によって変形することが促される。これにより、チューブ9の端部9aに生じる熱歪みが小さく抑えられ、熱交換器100の耐久性が高められる。
流路プレート31は、流路プレート切欠部36が被支持板部34bの一部を切り欠くことにより、限られたスペースにおいて支持プレート11と接合する面積が十分に確保される。これにより、熱交換器100の製造時には、流路プレート31と支持プレート11とがロウ材によって接合されるロウ付けが良好に行われる。
[2]また、支持プレート11は、被支持板部34bに接合される接合板部14aと、流路プレート切欠部36と合致するように接合板部14aを切り欠く支持プレート切欠部16を有する。
このように構成することで、流路プレート31及び支持プレート11は、互いに合致する流路プレート切欠部36及び支持プレート切欠部16によって剛性が低下することにより、流路プレート31とチューブ9との間に生じる熱膨張量の差によって変形することが促される。これにより、チューブ9の端部9aに生じる熱歪みが小さく抑えられる。
[3]また、流路開口部35は、チューブ9の積層方向(Z軸方向)に並ぶ一対の隅部35cを有する。流路プレート切欠部36は、一対の隅部35cにそれぞれ配置される。
このように構成することで、各隅部35cに配置される一対の流路プレート切欠部36は、チューブ9の積層方向(Z軸方向)に延在する被支持板部34bの剛性を有効に低下させる。これにより、チューブ9の端部9aに生じる熱歪みが小さく抑えられる。
なお、変形例として、一つの流路プレート切欠部36が積層方向(Z軸方向)に並ぶ一対の隅部35cの間に配置される構成としてもよい。この変形例に比べて、各隅部35cに配置される一対の流路プレート切欠部36は、チューブ9の積層方向(Z軸方向)について互いに離されることで、チューブ9の積層方向(Z軸方向)に延在する被支持板部34bの剛性を有効に低下させることができる。
[4]また、流路プレート切欠部36は、流路開口部35からチューブ9の長手方向(Y軸方向)に形成される。
このように構成することで、流路プレート切欠部36は、チューブ9の長手方向(Y軸方向)について被支持板部34bを切り欠くことにより、被支持板部34bの剛性を有効に低下させる。これにより、チューブ9の端部9aに生じる熱歪みが小さく抑えられる。
[5]本実施形態によれば、熱交換器100は、内部を冷却液が流通する複数のチューブ9と、内部に吸気が流通する第1流路1(流路)を形成するケース20と、を備える。ケース20は、複数のチューブ9の端部9aを支持する一対の支持プレート11と、吸気が流通する矩形状の流路開口部35を有する一対の流路プレート31と、を備える。流路プレート31は、被支持板部34b(両端部)が支持プレート11に接合され、流路開口部35の隅部35cからチューブ9の長手方向に形成される流路プレート切欠部36を有する。
このように構成することで、ケース20では、流路開口部35の各隅部35cに配置される一対の流路プレート切欠部36が流路プレート31の被支持板部34b(両端部)の剛性を有効に低下させる。これにより、チューブ9の端部9aに生じる熱歪みが小さく抑えられ、熱交換器100の耐久性が高められる。
[6]また、流路プレート31の板厚t2は、支持プレート11の板厚t3より小さい。
このように構成することで、ケース20は、流路プレート31及び支持プレート11によって十分な剛性が確保され、かつチューブ9の端部9aに生じる熱歪みが小さく抑えられる。
[7]また、流路プレート31は、流路開口部35に吸気を導くダクト6、7がカシメ固定される枠部34を備える。
このように構成することで、ケース20は、ダクト6、7がカシメ固定される枠部34によって流路プレート31の剛性が高められ、流路プレート31の外形状が維持される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、流路プレート31は流路開口部35に沿って枠状(環状)に延在する単一の部材である。なお、これに限らず、流路プレート31は、流路開口部35に沿って複数に分割された部材であってもよい。
本発明は、車両に搭載される熱交換器として好適であるが、車両以外に使用される熱交換器にも適用できる。
9 チューブ
9a 端部
11 支持プレート
14a 接合板部
16 支持プレート切欠部
20 ケース
31 流路プレート
34 枠部
34b 被支持板部
35 流路開口部
35c 隅部
36 流路プレート切欠部
100 熱交換器

Claims (7)

  1. 第1流体と第2流体との間で熱交換が行われる熱交換器であって、
    内部を第2流体が流通する複数のチューブと、
    積層される前記複数のチューブの端部を支持する支持プレートと、
    前記チューブの間に第1流体が流通する流路を形成する流路プレートと、を備え、
    前記流路プレートは、
    前記支持プレートに接合される被支持板部と、
    前記被支持板部に開口して第1流体が流通する流路開口部と、
    前記流路開口部と連続して形成され前記被支持板部を切り欠く流路プレート切欠部と、を有することを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器であって、
    前記支持プレートは、
    前記被支持板部に接合される接合板部と、
    前記流路プレート切欠部と合致するように前記接合板部を切り欠く支持プレート切欠部と、を有することを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    前記流路開口部は、前記チューブの積層方向に並ぶ一対の隅部を有し、
    前記流路プレート切欠部は、一対の前記隅部にそれぞれ形成されることを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の熱交換器であって、
    前記流路プレート切欠部は、前記流路開口部から前記チューブの長手方向に形成されることを特徴とする熱交換器。
  5. 第1流体と第2流体との間で熱交換が行われる熱交換器であって、
    内部を第2流体が流通する複数のチューブと、
    内部に第1流体が流通する流路を形成するケースと、を備え、
    前記ケースは、
    積層される前記複数のチューブの端部を支持する一対の支持プレートと、
    第1流体が流通する矩形状の流路開口部を有する一対の流路プレートと、を備え、
    前記流路プレートは、両端部が前記支持プレートに接合され、前記流路開口部の隅部から前記チューブの長手方向に形成される流路プレート切欠部を有する、
    ことを特徴とする熱交換器。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の熱交換器であって、
    前記流路プレートの板厚は、前記支持プレートの板厚より大きいことを特徴とする熱交換器。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載の熱交換器であって、
    前記流路プレートは、前記流路開口部に第1流体を導くダクトが固定される枠部を備えることを特徴とする熱交換器。
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