JP2011185489A - 複合型熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の熱交換器同士を連結した複合型熱交換器において、熱膨張による変形を吸収可能な複合型熱交換器を提供する。
【解決手段】凝縮器1のタンク6とサブラジエータ2のタンク18を連結部材26で連結する。この連結部材26には切欠きを設けることで他の部位よりも剛性を低下させた低剛性部33を設ける。これにより凝縮器1及びサブラジエータ2で熱膨張差によるチューブ7、19の長さ方向の寸法差が生じても、低剛性部33により寸法差を吸収でき、熱交換器に生じる応力を抑制できる。
【選択図】図1
【解決手段】凝縮器1のタンク6とサブラジエータ2のタンク18を連結部材26で連結する。この連結部材26には切欠きを設けることで他の部位よりも剛性を低下させた低剛性部33を設ける。これにより凝縮器1及びサブラジエータ2で熱膨張差によるチューブ7、19の長さ方向の寸法差が生じても、低剛性部33により寸法差を吸収でき、熱交換器に生じる応力を抑制できる。
【選択図】図1
Description
本発明は複数の熱交換器を一体に連結してなる複合型熱交換器に関するものである。
事前にラジエータやコンデンサを組立ておくことで、自動車の組立作業の効率を向上させる取り組みが行われている。
特許文献1に、車両用空調装置の冷媒を凝縮させる熱交換器(凝縮器)およびエンジンオイルを冷却する熱交換器(オイルクーラ)の各熱交換器を空気の流れ方向に対して並列に配置して一体に結合した複合型熱交換器が開示されている。
この特許文献1の複合型熱交換器では、凝縮器およびオイルクーラのタンクを連結部材で連結し、これらをろう接し、一体に結合している。
各熱交換器を流れる各媒体の温度は同一ではなく、各熱交換器への媒体の流れの有無及び各媒体の温度差により、連結部間で各熱交換器間の熱膨張差により寸法変化が発生する。その寸法変化を吸収できず、各熱交換器に過大な応力が発生する。
本発明は、このような従来技術の技術的課題に鑑みてなされたもので、複数の熱交換器が複数の連結部で連結された複合型熱交換器において、熱膨張差による応力が熱交換器に発生するのを抑制することを目的とする。
第1の発明は第1流体が通過する複数の第1チューブが間隔を置いて配置され、その隣接する第1チューブの間に第1フィンが配置され、これら複数の第1チューブの長手方向両端側に配置されて前記第1チューブと連通する一対の第1タンクを有する第1熱交換器と、第2流体が通過する複数の第2チューブが間隔を置いて配置され、その隣接する第2チューブの間に第2フィンが配置され、これら複数の第2チューブの長手方向両端側に配置されて前記第2チューブと連通する一対の第2タンクを有する第2熱交換器と、前記第1熱交換器と前記第2熱交換器をこれら熱交換器の空気流れ方向に並列に配置し、隣り合う前記第1タンク及び前記第2タンク同士を連結する一対の連結部材と、前記連結部材は、前記熱交換器への空気流れ方向と平行な側板部と、前記側板部から前記空気流れ方向に対して直角に延出する前面板部を有し、一対の前記連結部材の前記前面板部の少なくとも一方には、切欠きを設けることで前記第1熱交換器及び前記第2熱交換器に固定される部位よりも剛性を低くした低剛性部を備えていることを特徴とする複合型熱交換器である。
第2の発明は、第1の発明において、前記連結部材と前記第1タンク又は前記第2タンクの少なくとも一方は締結手段で締結されていることを特徴とする複合型熱交換器である。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記前面板部が前記熱交換器への空気流れ方向から見たときに、前記タンク側に屈曲していることを特徴とする複合型熱交換器である。
第4の発明は、第1から第3の発明において、前記第1熱交換器は前記第1チューブと前記第1フィンの積層方向の両端に第1サイドプレートを有し、前記第2熱交換器は前記第2チューブと前記第2フィンの積層方向の両端に第2サイドプレートを有し、前記第1熱交換器の前記第2熱交換器側端部に設けられた第1サイドプレート及び前記第2熱交換器の前記第1熱交換器側端部に設けられた第2サイドプレートに接触し、前記第1熱交換器と第2熱交換器の前記チューブの積層方向の位置決めをする位置規制部を前記連結部材が備えていること特徴とする複合型熱交換器である。
第5の発明は、第4の発明において、前記位置規制部が凸形状で、前記側板部に形成されていることを特徴とする複合型熱交換器である。
第1の発明によれば、熱交換器の長手方向の寸法変化に伴って連結部材の低剛性部が変形することにより、第1熱交換器および第2熱交換器の膨張差によるチューブの長手方向の寸法差を吸収することができるため、熱交換器に応力が発生するのを抑制することができる。
第2の発明によれば、連結部材とタンクの少なくとも一方が締結手段で締結されているので、複数の熱交換器の組み立てが容易にできる。
第3の発明によれば、前面板部がタンク側へ屈曲しているので、熱交換器の熱交換部への空気の流れを妨げることがなく、タンク側に流れる空気をチューブ側に導くエアガイド機能により熱交換性能の低下を抑制することができる。
第4の発明によれば、連結部材にサイドプレートと接触し、第1熱交換器と第2熱交換器のチューブの積層方向の位置決めをする位置規制部を設けているので、連結部材は内部に冷媒が流れるチューブ、タンクとの接触がない。よってチューブ、タンクの変形を防ぎ、熱交換器を確実に連結部材に締結することができる。
第5の発明によれば、位置規制部を連結部材に設けることで、第1熱交換器又は第2熱交換器に位置規制部を新たに設ける必要がなく、熱交換器を容易に連結部材に締結することができる。
本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の複合型熱交換器は車両用であり、この複合型熱交換器は、通常、車両の前端部に搭載される。
そして、本実施形態に係る複合型熱交換器は、図1に示すように、車両用空調装置(蒸気式圧縮冷凍機)のコンデンサ1と、走行用の電動モータ(図示せず。)およびこの電動モータに駆動電流を制御するインバータ回路等の駆動回路を冷却するインバータ冷却水又は過給器搭載車両の吸入空気を冷却するエアクーラ用冷却水と空気とを熱交換するサブラジエータ2と、から構成されている。
本実施形態ではコンデンサ1が第1熱交換器であり、サブラジエータ2が第2熱交換器である。
なお、コンデンサ1及びサブラジエータ2は、図5に示すように走行用の内燃機関(図示せず)を冷却するエンジン冷却水と空気を熱交換するラジエータ3の冷却風流れの上流側にて冷却風流れに対して並列に配置されており、本実施形態ではサブラジエータ2はコンデンサ1の上方に配置されている。
次に、コンデンサ1及びサブラジエータ2について説明する。なお、以下説明における上下、前後方向は図5に示す車両搭載状態を基準としている。
コンデンサ1は、図1に示すように内部を冷媒が流れる複数の第1チューブ7が間隔を置いて配置され、冷媒と空気との熱交換を促進する第1フィン8が隣接する第1チューブ7間に配置されている。この第1チューブ7と第1フィン8により略矩形状のコア部10が構成される。コア部10は本実施形態の第1熱交換部である。
第1チューブ7の長手方向両端側には、第1チューブ7と連通する一対の第1タンク6が配置される。一方の第1タンク6は、第1チューブ7からの冷媒の集合を行う第1タンク6aを有し、他方の第1タンク6は、第1チューブ7への冷媒の分配を行う第1タンク6bとを有している。
この第1タンク6aおよび第1タンク6bは、それぞれ第1チューブ7と同数のスリット穴(図示せず。)を有しており、このスリット穴を介して全ての第1チューブ7と連通している。
また、第1タンク6bには、第1冷媒をコンデンサ1内部に流入させる第1冷媒入口11および第1冷媒をコンデンサ1外部へ流出させる第1冷媒出口12が設けられ、第1タンク6aの外側(コア部10の反対側)には、リキッドタンク15が配置されている。このリキッドタンク15は、気相冷媒と液相冷媒を分離して液相冷媒を貯留しておくことができるタンクである。
なお、第1タンク6aとリキッドタンク15とは、ホースバンド16を介して結合されるようになっており、さらに、第1タンク6aとリキッドタンク15とは、2つの配管(リキッドタンク入口側配管13、リキッドタンク出口側配管14)で連通している。なお、入口側配管13は出口側配管14に対して上方側に配置されている。
また、第1タンク6a内部の下側寄りの位置には、仕切り板17aが配置されるとともに、第1タンク6b内部には、仕切り板17aと同一高さに仕切り板17bが配置されており、この仕切り板17(17a、17b)によってコア部10は2つ熱交換部に分けられている。
まず、コア部10における仕切り板17の上方側部位は、第1冷媒入口11から流入した気相冷媒と空気とを熱交換させて、冷媒を凝縮させる凝縮部10aになっており、凝縮部10aから流出した冷媒は、リキッドタンク入口側配管13を通過してリキッドタンク15に流入するようになっている。
従って、第1冷媒入口11は仕切り板17bよりも上方に配置され、リキッドタンク入口側配管13は仕切り板17bよりも上方に配置されている。
さらに、コア部10における仕切り板17の下方側部位は、リキッドタンク15からリキッドタンク出口側配管14を通過して流入した液相冷媒と空気とを熱交換させて液相冷媒を冷却する過冷却部10bになっており、過冷却部10bで冷却された冷媒は第1冷媒出口12から流出するようになっている。
従って、第1冷媒出口12は仕切り板17bよりも下方に配置され、リキッドタンク出口側配管14は仕切り板17bよりも下方に配置されている。
以上の如く、本実施形態における一対の第1タンク6のうち一方の第1タンク6は、第1タンク6a、仕切り板17b、リキッドタンク15、リキッドタンク入口側配管13、リキッドタンク出口側配管及び後述するタンクキャップ等によって構成される。また、他方の第1タンク6は、第1タンク6b、仕切り板17bおよび後述するタンクキャップ等によって構成される。
また、第1チューブ7の積層方向両端側には、第1チューブ7と平行に延びて第1コア部10を補強する一対の第1サイドプレート9が配置されている。
また、一対の第1タンク6の上端および下端にはタンクキャップ(図示せず)が配置される。
タンクキャップは、第1タンク6の上端側および下端側に配置されて、それぞれの第1タンク6の端部の閉塞を行うものである。
また第1タンク6の外周面にはコンデンサ1とサブラジエータ2を連結部材26によって連結させるための連結部材26が第1タンク6にロー付けされている。また、連結部材26は第1タンク6の車両前後方向の前方側にロー付けされている。
次に、サブラジエータ2の詳細を図1により説明する。
サブラジエータ2には、内部を冷却水が流れる複数の第2チューブ19が間を置いて配置され、冷却水と空気との熱交換を促進する第2フィン20が隣接する冷却水第2チューブ19間に配置されている。この第2チューブ19と第2フィン20により略矩形状の第2コア部22が構成される。第2コア部22は本実施形態の第2熱交換部である。
第2チューブ19の長手方向両端側には、第2チューブ19と連通する一対の第2タンク18が配置される。まず、一方の第2タンク18は、第2チューブ19からの冷媒の集合を行う第2タンク18aを有して構成され、他方の第2タンク18は、第2チューブ19への冷媒の分配を行う第2タンク18bを有して構成されている。
この第2タンク18aおよび第2タンク18bは、第2チューブ19と同数のスリット穴(図示せず。)を有しており、このスリット穴を介して全ての第2チューブ19と連通している。
第2タンク18aには、冷却水をサブラジエータ2内部に流入させる第2冷媒入口23が設けられ、第2タンク18bには、冷却水をサブラジエータ2内部から流出させる第2冷媒出口24が設けられている。
また、第2チューブ19の積層方向両端側には、第2チューブ19と平行に延びて第2コア部22を補強する一対の第2サイドプレート21が配置されている。
また、一対の第2タンク18の上端および下端にはタンクキャップ(図示せず)が配置される。
タンクキャップは、第2タンク18の上端側および下端側に配置されて、それぞれの第2タンク18の端部の閉塞を行うものである。
また第2タンク18の外周面にはコンデンサ1とサブラジエータ2を連結部材26によって連結させるために連結部材26を締結する複数のブラケット25(図2)が第2タンク18にロー付けされている。また、ブラケット25は第2タンク18の車両前後方向の前方側にロー付けされている。
ここで、ブラケット25の詳細について図2、3により説明する。
ブラケット25は第2タンク18へのロー付面部25aと連結部材26を締結する締結面部25bを有し、ロー付面部25aと締結面部25bは略直角に交わる位置関係となっており、第2タンク18の長手方向から見てL字形状になっている。また、締結面部25bは空気流れ方向と平行な方向(車両前後方向)に向いている。
この締結面部25bには締結部材(ボルト、ネジ)貫通穴が設けられている。また、締結部材貫通穴の締結軸方向は車両左右方向(図1の紙面左右方向)に向いている。
もちろん、ブラケット25と第2タンク18の外周面とを他の手段で結合しても良い。
サブラジエータ2は上記のような構成になっており、本実施形態ではコンデンサ1の構成部品は全てアルミニウム合金製として、ロー付けにて一体に接合されている。
ここで、連結部材26の詳細について図4により説明する。
連結部材26はブラケット25がロー付けされたコンデンサ1又はサブラジエータ2を連結することによりコンデンサ1とサブラジエータ2を一体化する連結手段である。
本実施形態ではサブラジエータ2の一対の第2タンク18にロー付けされた複数のブラケット25と連結部材26とを締結することにより、コンデンサ1とサブラジエータ2とを連結している。また本実施形態では、連結部材26がコンデンサ1の第1タンク6にロー付けしているが、第2タンク18に直接ロー付けする構成であってもよいし、第1タンク6及び第2タンク18のそれぞれにブラケット25をロー付けさせる構成でもよい。また、連結部材26には締結部材27(ネジ、ボルト)が螺合される雌ねじが複数の穴部34に形成されている。
そして連結部材26は図4に示す様に、コンデンサ1およびサブラジエータ2への空気流れ方向に平行な板状の側板部29と、側板部29から空気の流れ方向に対して直角に延出し、空気流れ方向からみたときに、第1タンク6及び第2タンク18側へ屈曲した板状の前面板部30と、空気流れ後方で、第1タンク6及び第2タンク18側へ屈曲した板状の後面板部35とで一体に構成されている。また前面板部30には第1タンク6に固定される後面板部35とサブラジエータ2のコンデンサ1側の締結部(最もコンデンサ1側に形成される穴部34)との間に切り欠き32が形成されている。
また、連結部材26には切り欠き32により第1チューブ7及び第2チューブ19の長手方向に容易に変形可能な低剛性部33が形成されている。この低剛性部33は前面板部30に車幅方向に延びた切り欠き32により、側板部29の一部が変形することで、チューブの長手方向の寸法変化を吸収する。因みに、側板部29と前面板部30と後面板部35の肉厚は等しくしている。また、連結部材26には車両搭載時の車両取付部(図示せず)を連結部材26の両端部に設けても良い。
また、側板部29にはコンデンサ1及びサブラジエータ2を連結部材26に組み付ける時の、位置規制部31が空気流れ方向と平行に形成される。その位置規制部にはコンデンサ1の上側の第1サイドプレート9及びサブラジエータ2の下側の第2サイドプレート21が接し、コンデンサ1及びサブラジエータ2の位置規制を行う。また本実施例では、コンデンサ1及びサブラジエータ2を連結部材26に対し、車両の後方向、上下方向のいずれの方向からでも組み付け可能な構成としたが、連結部材26を車両幅方向から見たとき、略H形状とし、車両の上下方向からスライド組み付け可能な構成としても良い。
また、位置規制部31は側板部29の空気流れ下流側に突出した凸形状であり、側板部29に一体に形成されている。
上記構成においてコンデンサ1及びサブラジエータ2が連結部材26に締結され、連結された状態で、コンデンサ1及びサブラジエータ2の何れもが動作または片方が動作し、もう片方が動作停止した場合(コンデンサ1動作時上限温度:約90℃、サブラジエータ2動作時上限温度:約60℃、動作停止時:外空気温度相当)、熱膨張差による、チューブ長さ方向の寸法差が生じる。
そして、コンデンサ1及びサブラジエータ2のチューブ長手方向寸法が変化するのに伴って、低剛性部33が変形し、これにより、コンデンサ1の一対の第1タンク6の締結部間の長さとサブラジエータ2の一対の第2タンク18の締結部間の長さが変化する。すなわち、低剛性部33の変形によってコンデンサ1とサブラジエータ2の熱膨張差によるチューブ長さ方向の寸法差が吸収される。この寸法差が吸収されることで、チューブ7、19とタンク6、18との接合部分に応力が発生するのを抑制することができる。
また、切り欠きを側板部29ではなく、前面板部30に設けているため、側板部29の車両前後方向の剛性は低下せず、車体振動を受けた際にもコンデンサ1及びサブラジエータ2を安定して保持できる。
実施例では第1熱交換器をコンデンサ1、第2熱交換器をサブラジエータ2としたが、これに限定されず、第1熱交換器をサブラジエータ2、第2熱交換器をコンデンサ1としても良い。
1・・・コンデンサ(第1熱交換器)
2・・・サブラジエータ(第2熱交換器)
6・・・第1タンク
7・・・第1チューブ
8・・・第1フィン
18・・・第2タンク
19・・・第2チューブ
20・・・第2フィン
25・・・ブラケット
26・・・連結部材
27・・・締結部材
29・・・側板部
30・・・前面板部
31・・・位置規制部
33・・・低剛性部
2・・・サブラジエータ(第2熱交換器)
6・・・第1タンク
7・・・第1チューブ
8・・・第1フィン
18・・・第2タンク
19・・・第2チューブ
20・・・第2フィン
25・・・ブラケット
26・・・連結部材
27・・・締結部材
29・・・側板部
30・・・前面板部
31・・・位置規制部
33・・・低剛性部
Claims (5)
- 第1流体が通過する複数の第1チューブが間隔を置いて配置され、その隣接する第1チューブの間に第1フィンが配置され、これら複数の第1チューブの長手方向両端側に配置されて前記第1チューブと連通する一対の第1タンクを有する第1熱交換器と、
第2流体が通過する複数の第2チューブが間隔を置いて配置され、その隣接する第2チューブの間に第2フィンが配置され、これら複数の第2チューブの長手方向両端側に配置されて前記第2チューブと連通する一対の第2タンクを有する第2熱交換器と、
前記第1熱交換器と前記第2熱交換器をこれら熱交換器の空気流れ方向に並列に配置し、隣り合う前記第1タンク及び前記第2タンク同士を連結する一対の連結部材と、
前記連結部材は、前記熱交換器への空気流れ方向と平行な側板部と、前記側板部から前記空気流れ方向に対して直角に延出する前面板部を有し、
一対の前記連結部材の前記前面板部の少なくとも一方には、切欠きを設けることで前記第1熱交換器及び前記第2熱交換器に固定される部位よりも剛性を低くした低剛性部を備えていることを特徴とする複合型熱交換器。 - 前記連結部材と前記第1タンク又は前記第2タンクの少なくとも一方は締結手段で締結されていることを特徴とする請求項1に記載の複合型熱交換器。
- 前記前面板部が前記熱交換器への空気流れ方向から見たときに、前記タンク側に屈曲していることを特徴とする請求項1または2に記載の複合型熱交換器。
- 前記第1熱交換器は前記第1チューブと前記第1フィンの積層方向の両端に第1サイドプレートを有し、
前記第2熱交換器は前記第2チューブと前記第2フィンの積層方向の両端に第2サイドプレートを有し、
前記第1熱交換器の前記第2熱交換器側端部に設けられた第1サイドプレート及び前記第2熱交換器の前記第1熱交換器側端部に設けられた第2サイドプレートに接触し、前記第1熱交換器と第2熱交換器の前記チューブの積層方向の位置決めをする位置規制部を前記連結部材が備えていること特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の複合型熱交換器。 - 前記位置規制部が凸形状で、前記側板部に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の複合型熱交換器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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