JP2014055758A - 複合型熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンルームの限られた容積の中でのレイアウトの自由度を向上させることができ、第2熱交換器と第3熱交換器とを少ない結合手段によって結合することのできる複合型熱交換器を提供する。
【解決手段】第1熱交換器8が、第1流路8aと、この第1流路8aに第1冷媒を流入させる第1冷媒入口部8dと、第1流路8aから第1冷媒を流出させる第1冷媒出口部8eと、第1流路8aとの間で熱交換する第2流路8bと、この第2流路8bに第2冷媒を流入させる第2冷媒入口部8fと、第2流路8bから第2冷媒を流出させる第2冷媒出口部8gとを備え、第1冷媒出口部8eを、第2熱交換器11に設けられた第1冷媒入口部11eに嵌合接続し、第2冷媒入口部8fを、第3熱交換器7に設けられた第2冷媒出口部7eに嵌合接続し、第1熱交換器8を第2熱交換器11に結合手段37によって結合した。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えば、車両搭載用の複合型熱交換器に関し、詳しくは、配管を少なくした複合型熱交換器に関するものである。
自動車には、第1冷媒と第2冷媒との間で熱交換する第1熱交換器と、この第1熱交換器から流出する第1冷媒と冷却風との間で熱交換する第2熱交換器と、第2冷媒と冷却風との間で熱交換する第3熱交換器とを備えた複合型熱交換器が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−343221号公報
上記した従来の複合型熱交換器は、熱交換器同士を配管で接続しているので、配管の取り回し、配管の接続部によって専有面積が大きくなることにより、エンジンルームの限られた容積の中でのレイアウトが難しくなる。
この発明は、上記した不都合を解消するためになされたもので、配管を少なくすることにより、エンジンルームの限られた容積の中でのレイアウトの自由度を向上させることができ、第2熱交換器と第3熱交換器とを少ない結合手段によって結合することのできる複合型熱交換器を提供するものである。
第1発明の複合型熱交換器は、第1冷媒と第2冷媒との間で熱交換する第1熱交換器と、前記第1熱交換器から流出する前記第1冷媒と冷却風との間で熱交換する第2熱交換器と、前記第2冷媒と冷却風との間で熱交換する第3熱交換器とを備えた複合型熱交換器であって、前記第1熱交換器が、第1流路と、前記第1流路に前記第1冷媒を流入させる第1冷媒入口部と、前記第1流路から前記第1冷媒を流出させる第1冷媒出口部と、前記第1流路との間で熱交換する第2流路と、前記第2流路に前記第2冷媒を流入させる第2冷媒入口部と、前記第2流路から前記第2冷媒を流出させる第2冷媒出口部とを備え、上下方向の下側に前記第2熱交換器を、長手方向を左右方向にして配置するとともに、上下方向の上側に前記第3熱交換器を、長手方向を左右方向にして配置して前記第2熱交換器と前記第3熱交換器とを上下方向で隣接させ、前記第1冷媒出口部を、前記第2熱交換器に設けられた第1冷媒入口部に嵌合接続し、前記第2冷媒入口部を、前記第3熱交換器に設けられた第2冷媒出口部に嵌合接続し、前記第1熱交換器を、前記第2熱交換器と前記第3熱交換器とのどちらか一方に結合手段によって結合したことを特徴とする。
第2発明の複合型熱交換器は、第1発明の複合型熱交換器において、前記結合手段が、前記第1熱交換器に固定されたスタッドボルトと、このスタッドボルトに螺合するナットとの組み合わせであり、前記スタッドボルトと前記ナットとよって前記第1熱交換器を、前記第2熱交換器と前記第3熱交換器とのどちらか一方に結合したことを特徴とする。
第3発明の複合型熱交換器は、第2発明の複合型熱交換器において、前記第1熱交換器が、複数のプレートを積層した構成とされ、前記スタットボルトが、最外側の前記プレートに固定されていることを特徴とする。
第4発明の複合型熱交換器は、第1発明の複合型熱交換器において、前記第2熱交換器と前記第3熱交換器とのどちらか他方に、位置決め部を設け、前記位置決め部に対応する前記第1熱交換器の部分に、前記位置決め部に係合する被位置決め部を設けたことを特徴とする。
第5発明の複合型熱交換器は、第1発明の複合型熱交換器において、前記結合手段がボルトであり、前記ボルトが、前記第1熱交換器に配管を接続する配管接続部を前記第1熱交換器に固定することを特徴とする。
第6発明の複合型熱交換器は、第1発明の複合型熱交換器において、前記第2熱交換器と前記第3熱交換器との長手方向の一方が連結ブラケットを介してボルトによって固定され、前記第2熱交換器と前記第3熱交換器との長手方向の他方が前記第1熱交換器によって接続され、前記第1熱交換器が、前記第2熱交換器および前記第3熱交換器の端部を長手方向で挟む位置に固定されていることを特徴とする。
第1発明の複合型熱交換器によれば、第1熱交換器と、第2熱交換器および第3熱交換器とを嵌合接続したので、配管を少なくすることができることにより、エンジンルームの限られた容積の中でのレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、第1熱交換器と、第2熱交換器または第3熱交換器との嵌合接続を締結(結合)手段とすることができることにより、第1熱交換器を第2熱交換器および第3熱交換器に締結する締結手段の数を2つにすることなく、1つにすることができる。
第2発明の複合型熱交換器によれば、結合手段を、第1熱交換器に固定されたスタッドボルトと、このスタッドボルトに螺合するナットとの組み合わせとし、スタッドボルトとナットとよって第1熱交換器を、第2熱交換器と第3熱交換器とのどちらか一方に結合したので、スタッドボルトを第1熱交換器の第1流路および第2流路を減少させない部分に取り付けることにより、第1流路および第2流路の熱交換に寄与する有効面積が広くすることができ、第1熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
第3発明の複合型熱交換器によれば、スタットボルトが、最外側のプレートに固定されているので、第1流路および第2流路の熱交換に寄与する有効面積が広くなることにより、第1熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
第4発明の複合型熱交換器によれば、第2熱交換器と第3熱交換器との他方に位置決め部を設け、第1熱交換器に被位置決め部を設けたので、位置決め部と被位置決め部とによって第2熱交換器および第3熱交換器に対して第1熱交換器を位置決めすることができることにより、第2熱交換器および第3熱交換器に対して第1熱交換器を容易に取り付けることができる。
第5発明の複合型熱交換器によれば、ボルトで、第1熱交換器に配管を接続する配管接続部を第1熱交換器に固定したので、すなわち、第1熱交換器を第2熱交換器および第3熱交換器に締結(結合)するボルトで配管接続部を第1熱交換器に接続することができるので、少ない部品で第1熱交換器を第2熱交換器および第3熱交換器に締結することができるとともに、配管接続部を第1熱交換器に締結することができる。
第6発明の複合型熱交換器によれば、第2熱交換器と第3熱交換器との長手方向の一方が連結ブラケットを介してボルトによって固定され、第2熱交換器と第3熱交換器との長手方向の他方が第1熱交換器によって接続され、第1熱交換器が、第2熱交換器および第3熱交換器の端部を長手方向で挟む位置に固定されているので、第2熱交換器を長手方向、例えば、車両の幅方向で挟む形で強固に固定することができるとともに、第1熱交換器を第2熱交換器および第3熱交換器に締結する締結(結合)手段の数を2つにすることなく、1つにすることができる。
この発明の一実施例である複合型熱交換器を示す斜視図である。 図1の左上部分の拡大図である。 図2をIII方向から見た平面図である。 図3のIV−IV線による断面斜視図である。 図3のV−V線による断面斜視図である。 この発明の他の実施例である複合型熱交換器を示す、図4に相当する断面斜視図である。 この発明の複合型熱交換器が適用される車両用熱交換システムの構成図である。 図1に示した第1熱交換器の部分分解斜視図である。 図5に示した第1熱交換器の貫通孔部分を示す説明図である。 この発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図である。 図10に示したエンドプレートの側面図である。 この発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図である。 図12に示した第1プレートの側面図である。 図10または図12に示した第1熱交換器を用いた複合型熱交換器の部分断面斜視図である。 この発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図である。 図15に示したエンドプレートの側面図である。 この発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図である。 図17に示した第1プレートの側面図である。 図15または図17に示した第1熱交換器を用いた複合型熱交換器の部分断面斜視図である。
以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の一実施例である複合型熱交換器を示す斜視図、図2は図1の左上部分の拡大図、図3は図2をIII方向から見た平面図、図4は図3のIV−IV線による断面斜視図、図5は図3のV−V線による断面斜視図、図6はこの発明の他の実施例である複合型熱交換器を示す、図4に相当する断面斜視図、図7はこの発明の複合型熱交換器が適用される車両用熱交換システムの構成図、図8は図1に示した第1熱交換器の部分分解斜視図、図9は図5に示した第1熱交換器の貫通孔部分を示す説明図である。
なお、図4〜図6において、第1熱交換器の第1流路、第2流路などの図示は、省略されている。
この発明の複合型熱交換器が適用される車両用熱交換システム1は、図7に示すように、エンジン2の冷却水を冷却するメインラジエータ(熱交換器)3と、水冷チャージエアクーラ(水冷CAC)6用の冷媒を冷却するサブラジエータ(第3熱交換器)7と、水冷コンデンサ(第1熱交換器)8と、車室内空調用の冷媒を冷却する空冷コンデンサ(第2熱交換器)11とを備えている。
メインラジエータ3は、モータファン5の冷却風の上流側に設けられている。
メインラジエータ3は、内部をエンジン2用の冷却水が流れる複数のチューブ(図示せず)を有し、チューブの外側を流れる冷却風との間で熱交換を行う。
エンジン2用の冷却水は、ポンプ4によって循環される。
サブラジエータ7は、メインラジエータ3の冷却風の上流面側で、かつ、メインラジエータ3の上半分領域に配置されている。
サブラジエータ7は、内部を水冷チャージエアクーラ6用の第2冷媒である冷却水が流れる複数のチューブ(図示せず)を有し、チューブの外側を流れる冷却風との間で熱交換を行う。
水冷チャージエアクーラ6用の冷却水は、ポンプ9によって循環される。
エンジン2に供給する空気(吸気)は排気を利用してターボ部12で圧縮されるために高温になるので、この高温の圧縮空気を水冷チャージエアクーラ6で冷却する。
このように、吸気を冷却することでエンジン2に供給する空気密度を向上できるので、エンジン2の燃焼効率が向上する。
つまり、水冷チャージエアクーラ6は、エンジン2に供給する圧縮吸気と冷却水との間で熱交換し、エンジン2の吸気を冷却する。
空冷コンデンサ11は、メインラジエータ3の冷却風の上流面側で、かつ、メインラジエータ3の下半分領域に配置されている。
空冷コンデンサ11は、内部を第1冷媒である空調用冷媒が流れる複数のチューブ(図示せず)を有し、チューブの外側を流れる冷却風との間で熱交換を行う。
次に、水冷コンデンサ8について説明する。
水冷コンデンサ8と空冷コンデンサ11とは、水冷コンデンサ8を上流として冷凍サイクル内に直列に接続されている。
冷凍サイクルの圧縮機(コンプレッサ)10によって高温高圧とされた第1冷媒である空調用冷媒は、まず、水冷コンデンサ8に流入し、その後、空冷コンデンサ11へ流出する。
サブラジエータ7で冷却された第2冷媒である冷却水は、水冷コンデンサ8に流入し、空調用冷媒との間で熱交換を行った後、水冷チャージエアクーラ6に流入する。
水冷コンデンサ8は、図8または図9に示すように、交互に積層される第1プレート81、第2プレート82と、第1プレート81と第2プレート82との間に交互に介在する第1スペーサ83、第2スペーサ84と、第2スペーサ84が介在する第1プレート81と第2プレート82との間に介在する第3スペーサ85と、第1スペーサ83によって外周が囲まれるインナーフィン86と、インナーフィン86の貫通孔86aに嵌合する第4スペーサ87とを備えている。
そして、これらの各部品間は、全ての当接面でロウ付けによって固定されている。
第1プレート81および第2プレート82は、積層方向の同一方向に向かって突出する外周壁811,821をそれぞれ有し、各外周壁811,821には隣り合うもの同士が互いに当接する段差部812,822が設けられている。
各プレート81,82は、後述する第2流路8b側に突出し、先端が互いに当接する複数のビート(突起)813,823を備え、これらのビート813,823同士の当接面もロウ付けされる。
第1プレート81と第2プレート82とは、空調用冷媒が流れる一対の第1連通孔814,824と、冷却水が流れる一対の第2連通孔815,825とをそれぞれ有する。
そして、第1プレート81および第2プレート82は、後述するボルト37,41Aを挿通するための貫通孔816,826を有する。
また、インナーフィン86は、各プレート81,82の貫通孔816,826に対応する位置に、貫通孔86aを有する。
交互に積層される状態で隣り合う第1プレート81と第2プレート82との間には、図8に実線の矢印で示すように、空調用冷媒が流れる第1流路8aと、図8に破線の矢印で示すように、冷却水が流れる第2流路8bとが交互に設けられている。
第1プレート81と第2プレート82との内、第1連通孔814,824周囲の円環状の各突出縁部814a,824aは、第2流路8b内に突出し、この第2流路8b内で互いに重なり合う状態でロウ付け結合される。
同様に、第2連通孔815,825周囲の円環状の各突出縁部815a,825aは、第1流路8a内に突出し、この第1流路8a内で互いに重なり合う状態でロウ付け結合される。
また、第1プレート81と、インナーフィン86の貫通孔86aに嵌合する第4スペーサ87と、第2プレート82と、第3スペーサ85とは、図9に示すように、互いに重なり合う状態でロウ付け結合され、ボルト挿通用の貫通孔8cを形成する。
これによって、第1流路8aには、各第1連通孔814,824が開口し、かつ、各第2連通孔815,825が閉口し、冷却水に較べて高圧の空調用冷媒が一方の第1連通孔814,824から各第1流路8aにそれぞれ流入し、各第1流路8aを流れた空調用冷媒が他方の第1連通孔814,824から流出する。
一方、第2流路8bには、各第2連通孔815,825が開口し、かつ、各第1連通孔814,824が閉口し、空調用冷媒に較べて低圧の冷却水が一方の第2連通孔815,825から各第2流路8bにそれぞれ流入し、各第2流路8bを流れた冷却水が他方の第2連通孔815,825から流出する。
インナーフィン86は、第1流路8a内に配置され、図9に示すように、貫通孔86aの周囲に、貫通孔86aに開放する環状の溝86bが設けられている。
インナーフィン86と各プレート81,82との当接面もロウ付けされる。
第1スペーサ83は、第1流路8a内に配置されている。
第1スペーサ83は、インナーフィン86を収容するフィン収容開口部831と、各プレート81,82の一対の第1連通孔814,824に対応する位置に設けられた一対の第1連通孔832と、各プレート81,82の一対の第2連通孔815,825に対応する位置に設けられた一対の第2連通孔833とを有している。
第1スペーサ83は、インナーフィン86の全周を囲むように配置されている。
各第1連通孔832は、フィン収容開口部831に開放している。
これにより、空調用冷媒は、第1流路8aに流出入できるようになっているが、各第1連通孔814,824の位置から両端方向に流れないようになっている。
各第2連通孔833は、各プレート81,82の第2連通孔815,825周囲の各突出縁部815a,825aより大径に設けられている。
これにより、第1スペーサ83は、第2連通孔815,825の突出縁部815a,825aを囲むように配置される。
第2スペーサ84は、第2流路8b内に配置されている。
第2スペーサ84は、円環状である。
第2スペーサ84は、各プレート81,82の一対の第1連通孔814,824の周囲に対応する位置に配置されている。
第2スペーサ84の内周径は、各プレート81,82の第1連通孔814,824周囲の各突出縁部814a,824aより大径に設けられている。
これにより、第2スペーサ84は、第1連通孔814,824の突出縁部814a,824aを囲むように配置される。
上記したように、水冷コンデンサ8は、ねじ止め方向に第1プレート81、第2プレート82などが積層されているので、剛性の高い締結が可能になる。
上記構成において、冷凍サイクルの圧縮機10によって高温高圧のガス状態にされた空調用冷媒は、まず、水冷コンデンサ8の第1冷媒入口部を介して水冷コンデンサ8の一方の第1連通孔814,824,832に流入する。
その後、空調用冷媒は、第1プレート81と第2プレート82との間の第1流路8aを流れ、他方の第1連通孔814,824,832から第1冷媒出口部を介して空冷コンデンサ11へ流出する。
一方、サブラジエータ7で冷却された冷却水は、水冷コンデンサ8の第2冷媒入口部を介して水冷コンデンサ8の一方の第2連通孔815,825,833に流入する。
その後、第1プレート81と第2プレート82との間の第2流路8bを流れ、他方の第2連通孔815,825,833から第2冷媒出口部を介して流出し、ポンプ9を介して水冷チャージエアクーラ6に流入する。
次に、この発明の一実施例である複合型熱交換器について、図1〜図5を参照して説明する。
図1において、複合型熱交換器21は、第1冷媒と第2冷媒との間で熱交換する第1熱交換器(水冷コンデンサ)8と、この第1熱交換器8から流出する第1冷媒と冷却風との間で熱交換する第2熱交換器(空冷コンデンサ)11と、第2冷媒と冷却風との間で熱交換する第3熱交換器(サブラジエータ)7とを備えた構成とされている。
上記した第1熱交換器8は、第1流路8a(図8参照)と、この第1流路8aの左上側に第1冷媒を流入させる第1冷媒入口部としての第1筒部8d(図4参照)と、第1流路8aの右下側から第1冷媒を流出させる第1冷媒出口部としての第2筒部8e(図5参照)と、第1流路8aとの間で熱交換する第2流路8b(図8参照)と、この第2流路8bの右上側に第2冷媒を流入させる第2冷媒入口部としての第3筒部8f(図5参照)と、第2流路8bの左下側から第2冷媒を流出させる第2冷媒出口部としての第4筒部8gとを備えた構成とされている。
そして、第1熱交換器8には、図4に示すように、第3熱交換器7の凹部7fに係合(嵌合)して位置決めされる被位置決め部としての突起8hが設けられ、図5に示すように、第2熱交換器11へ取り付けるためのボルト37を挿通する貫通孔8cが設けられるとともに、図4に示すように、第1筒部8dの左側に、ねじ穴8iが設けられている。
上記した第2熱交換器11は、図1に示すように、長手方向を左右方向(車両の幅方向)にするとともに、短手方向を上下方向(車両の高さ方向)にして配置され、第2熱交換器ラジエータ部11aと、この第2熱交換器ラジエータ部11aの左右両側に配置された第2熱交換器第1タンク部11bおよび第2熱交換器第2タンク部11cとを備えた構成とされている。
そして、第2熱交換器第1タンク部11bと第2熱交換器第2タンク部11cとは、それぞれ内部の下側から同じ高さ位置にセパレータ11dが設けられている。
したがって、第2熱交換器11は、セパレータ11dによって上下に2つの熱交換器部に分けられている。
そして、第2熱交換器第1タンク部11bには、図5に示すように、左上側に、第1熱交換器8の第2筒部8eが嵌合接続される、第1冷媒入口部としての第1筒部11eが設けられるとともに、第1熱交換器8を取り付けるためのねじ穴11fが設けられている。
また、第2熱交換器第1タンク部11bには、図1に示すように、左下側に、第1冷媒を流出させる第1冷媒出口部としての第2筒部11gが設けられている。
そして、第2熱交換器第2タンク部11cには、図1に示すように、第2熱交換器11の上下の熱交換器部に接続されたリキッドタンク11xが設けられている。
このリキッドタンク11xは、ホースバンド31とボルト32とによって第2熱交換器第2タンク部11cに取付、固定されている。
したがって、セパレータ11dよりも上側の第2熱交換器11の熱交換器部は、第1筒部11eから流入する第1冷媒を凝縮する凝縮器として作用する。
そして、上側の熱交換器部で凝縮された第1冷媒は、リキッドタンク11xに流入する。
そして、リキッドタンク11xから第2熱交換器11の下側の熱交換器部に流入した第1冷媒は、過冷却部として作用する下側の熱交換器部で冷却されて第2筒部11gから流出する。
上記した第3熱交換器7は、図1に示すように、長手方向を左右方向(車両の幅方向)にするとともに、短手方向を上下方向(車両の高さ方向)にして第2熱交換器11に隣接して配置され、第2熱交換器ラジエータ部11aの上側に位置する第3熱交換器ラジエータ部7aと、この第3熱交換器ラジエータ部7aの左右両側に配置された、第2熱交換器第2タンク部11cの上側に位置する第3熱交換器第1タンク部7b、第2熱交換器第1タンク部11bの上側に位置する第3熱交換器第2タンク部7cとを備えた構成とされている。
そして、第3熱交換器第1タンク部7bの右上側には、第2冷媒入口部としての第1筒部7dが設けられている。
そして、第3熱交換器第2タンク部7cの左下側には、図5に示すように、第1熱交換器8の第3筒部8fが嵌合接続される、第2冷媒出口部としての第2筒部7eが設けられ、図4に示すように、第1熱交換器8の突起8hが係合する、位置決め部としての凹部7fが設けられている。
次に、各熱交換器8,11,7の接続、組立について説明する。
まず、第2熱交換器11と第3熱交換器7との長手方向面の一方(一端側)(第2熱交換器第2タンク部11cと第3熱交換器第1タンク部7bと)を、第2熱交換器第2タンク部11cに一端が固定された連結ブラケット33と、ボルト34とによって連結、固定する。
次に、第1熱交換器8の第2筒部8eおよび第3筒部8fに、図5に示すように、シール部材としてのOリング35,36を装着する。
そして、突起8hを凹部7fにガイドとして係合させながら、第2筒部8eを第1筒部11e内へ嵌合させるとともに、第3筒部8fを第2筒部7e内へ嵌合させる。
次に、貫通孔8cに、締結(結合)手段としてのボルト37の軸部を挿通してねじ部をねじ穴11fに螺合させることにより、第2熱交換器11と第3熱交換器7とに第1熱交換器8を跨ぐように取り付け、第2熱交換器11と第3熱交換器7との長手方向面の他方(他端側)が第1熱交換器8によって接続され、第1熱交換器8が、第2熱交換器11および第3熱交換器7の端部を長手方向で(、連結ブラケット33、ボルト34とで)挟む位置に固定される。
そして、図4に示すように、配管38が接続された配管接続部39の先端筒部に、シール部材としてのOリング40を装着し、この先端筒部を第1筒部8d内に嵌入(嵌合)させるとともに、配管接続部39を、ボルト41を配管接続部39に貫通させてねじ穴8iに螺合させることにより、図1に示すように、接続、組み立てることができる。
複合型熱交換器21の動作は、先に説明したので、省略する。
上述したように、この発明の一実施例の複合型熱交換器21によれば、第1熱交換器8と、第2熱交換器11および第3熱交換器7とを嵌合接続したので、配管を少なくすることができることにより、エンジンルームの限られた容積の中でのレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、第1熱交換器8と、第2熱交換器11または第3熱交換器7との嵌合接続を締結(結合)手段とすることができることにより、第1熱交換器8を第2熱交換器11および第3熱交換器7に結合する結合手段(ボルト37)の数を2つにすることなく、1つにすることができる。
また、第3熱交換器7に凹部(位置決め部)7fを設け、第1熱交換器8に突起(被位置決め部)8hを設けたので、凹部7fと突起8hとによって第2熱交換器11および第3熱交換器7に対して第1熱交換器8を位置決めすることができることにより、第2熱交換器11および第3熱交換器7に対して第1熱交換器8を容易に取り付けることができる。
また、第2熱交換器11と第3熱交換器7との長手方向の一方が連結ブラケット33を介してボルト34によって固定され、第2熱交換器11と第3熱交換器7との長手方向の他方が第1熱交換器8によって接続され、第1熱交換器8が、第2熱交換器11および第3熱交換器7の端部を長手方向で挟む位置に固定されているので、第2熱交換器11を長手方向、例えば、車両の幅方向で挟む形で強固に固定することができるとともに、第1熱交換器8を第2熱交換器11および第3熱交換器7に締結する締結手段の数を2つにすることなく、1つにすることができる。
また、第1熱交換器8は、ねじ止め方向に第1プレート81、第2プレート82などが積層されているので、剛性の高い締結が可能になる。
次に、この発明の他の実施例である複合型熱交換器について、図6を参照して説明する。
図6に示す実施例の複合型熱交換器21が図1〜図5に示した実施例の複合型熱交換器21と異なるところは、第2熱交換器11の第1筒部11eに位置決め部としての凹部11hを設け、この凹部11hに嵌合する被位置決め部としての突起8jを第1熱交換器8に設けた点と、第3熱交換器7の第3熱交換器第2タンク部7cにねじ穴7gを設け、配管接続部39、第1筒部8dに設けた貫通孔8kおよび第1熱交換器8の貫通孔8cを貫通させた、結合手段としてのボルト41Aをねじ穴7gに螺合させることにより、第1熱交換器8を第3熱交換器7に結合するとともに、配管接続部39を第1筒部8dに固定(締結)した点である。
図6に示した実施例の複合型熱交換器21によれば、図1〜図5に示した複合型熱交換器21と同様な効果を得ることができる。
さらに、ボルト41Aで、第1熱交換器8(第1筒部8d)に配管38を接続する配管接続部39を第1熱交換器8に固定したので、すなわち、第1熱交換器8を第2熱交換器11および第3熱交換器7に締結するボルト41Aで配管接続部39を第1熱交換器8に接続することができるので、少ない部品で第1熱交換器8を第2熱交換器11および第3熱交換器7に締結することができるとともに、配管接続部39を第1熱交換器8に締結することができる。
図10はこの発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図、図11は図10に示したエンドプレートの側面図、図12はこの発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図、図13は図12に示した第1プレートの側面図、図14は図10または図12に示した第1熱交換器を用いた複合型熱交換器の部分断面斜視図である。
なお、図11および図13において、第1熱交換器の突起(被位置決め部)(8j)の図示は省略され、図14において、第1熱交換器の第1流路、第2流路などの図示は、省略されている。
図10に示す第1熱交換器8が図8に示した第1熱交換器8と異なるところは、第1プレート81に貫通孔816が設けられていない点と、第2プレート82に貫通孔826が設けられていない点と、第3スペーサ85が設けられていない点と、インナーフィン86に貫通孔86aが設けられていない点と、第4スペーサ87が設けられていない点と、最外側のプレートであるエンドプレート88が設けられ、このエンドプレート88にスタッドボルト(結合手段)42がロウ付けされている点である。
エンドプレート88は、第1プレート81と第2プレート82とをロウ付けするように、第1プレート81にロウ付けによって固定される。
そして、エンドプレート88には、他方の第1連通孔814,824に対応する位置に第2筒部(第1冷媒出口部)8eが設けられ、他方の第2連通孔815,825に対応する位置に第3筒部(第2冷媒入口部)8fが設けられるとともに、一方の第1連通孔814に対応する位置に設けた貫通孔の周縁にスタットボルト42の頭部がロウ付け固定されている。
図12に示す第1熱交換器8が図10に示した第1熱交換器8と異なるところは、最外側となる第1プレート81に一方の第2連通孔815が設けられていない点と、エンドプレート88が設けられていない点と、最外側となる第1プレート81の、一方の第1連通孔814の周縁にスタットボルト42の頭部がロウ付け固定され、他方の第1連通孔814の位置に第2筒部(第1冷媒出口部)8eが設けられ、他方の第2連通孔815の位置に第3筒部(第2冷媒入口部)8fが設けられている点である。
図10〜図13に示すように第1熱交換器8を構成すると、図8および図9に示した第1熱交換器8のように、ボルトを挿通する貫通孔8cを設ける必要がなくなるので、第1流路8aおよび第2流路8bの熱交換に寄与する有効面積が広くなることにより、第1熱交換器8の熱交換効率を向上させることができる。
また、第1、第2連通孔814,815,824,825(および第2筒部8e、第3筒部8f)を位置決め孔として用いることにより、積層する各プレート81、82、各スペーサ83、84を正確に位置決めしてロウ付け固定することができる。
なお、第1プレート81と第2プレート82とを積層してロー付けする場合、第1プレート81と第2プレート82との間に、各スペーサ83,84および突起813,823が介在することにより、第1プレート81と第2プレート82との積層方向の剛性を確保することができる。
図10〜図13に示す第1熱交換器8と、第2熱交換器11と、第3熱交換器7とを接続、組み立てる場合は、先に説明したようにして組み立てるが、異なるところは、図14に示すように、突起8jを凹部11hにガイドとして係合させながら、図5に示すように、第2筒部8eを第1筒部11e内へ嵌合させ、第3筒部8fを第2筒部7e内へ嵌合させるとともに、図14に示すように、スタットボルト42のねじ部を第3熱交換器7の被取付部7h(第3熱交換器タンク部7cに設けられた被取付部7h)に挿通する。
そして、被取付部7hを貫通したスタットボルト42にナット(結合手段)43を螺合させることにより、図14に示すように、組み立てることができる。
この実施例によれば、先の実施例と同様な効果を得ることができる。
そして、スタットボルト42が、最外側のエンドプレート88または第1プレート81に固定されているので、第1流路8aおよび第2流路8bの熱交換に寄与する有効面積が広くなることにより、第1熱交換器8の熱交換効率を向上させることができる。
図15はこの発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図、図16は図15に示したエンドプレートの側面図、図17はこの発明のさらに他の実施例である複合型熱交換器を構成する第1熱交換器の部分分解斜視図、図18は図17に示した第1プレートの側面図、図19は図15または図17に示した第1熱交換器を用いた複合型熱交換器の部分断面斜視図である。
なお、図16および図18において、第1熱交換器の突起(被位置決め部)(8h)の図示は省略され、図19において、第1熱交換器の第1流路、第2流路などの図示は、省略されている。
図15に示す第1熱交換器8が図10に示した第1熱交換器8と異なるところは、一方の第2連通孔815に対応する位置に設けた貫通孔の周縁にスタットボルト42の頭部がロウ付け固定されている点である。
図17に示す第1熱交換器8が図12に示した第1熱交換器8と異なるところは、最外側となる第1プレート81に一方の第1連通孔814が設けられていない点と、最外側となる第1プレート81の、一方の第2連通孔815の周縁にスタットボルト42の頭部がロウ付け固定されている点である。
図15〜図18に示すように第1熱交換器8を構成すると、図8および図9に示した第1熱交換器8のように、ボルトを挿通する貫通孔8cを設ける必要がなくなるので、第1流路8aおよび第2流路8bの熱交換に寄与する有効面積が広くなることにより、第1熱交換器8の熱交換効率を向上させることができる。
また、第1、第2連通孔814,815,824,825(および第2筒部8e、第3筒部8f)を位置決め孔として用いることにより、積層する各プレート81,82、各スペーサ83,84を正確に位置決めしてロウ付け固定することができる。
なお、第1プレート81と第2プレート82とを積層してロー付けする場合、第1プレート81と第2プレート82との間に、各スペーサ83,84および突起813,823が介在することにより、第1プレート81と第2プレート82との積層方向の剛性を確保することができる。
図15〜図18に示す第1熱交換器8と、第2熱交換器11と、第3熱交換器7とを接続、組み立てる場合は、先に説明したようにして組み立てるが、異なるところは、図4に示すように、突起8hを凹部11fにガイドとして係合させながら、図19に示すように、第2筒部8eを第1筒部11e内へ嵌合させ、第3筒部8fを第2筒部7e内へ嵌合させるとともに、スタットボルト42のねじ部を第2熱交換器11の被取付部11i(第2熱交換器第1タンク部11bに設けられた被取付部11i)に挿通する。
そして、被取付部11iを貫通したスタットボルト42にナット(結合手段)43を螺合させることにより、図19に示すように、組み立てることができる。
この実施例によれば、図10〜図14に示した実施例と同様な効果を得ることができる。
上記した実施例において、各熱交換器8,11,7の嵌合接続部分を、一方を筒部とし、他方を開口部(筒部)とした例を示したが、筒部と開口部との関係を入れ換えてもよい。
また、位置決め部を凹部7f,11hとし、被位置決め部を突起8h,8jとした例を示したが、位置決め部を突起とし、被位置決め部を凹部としてもよい。
7 第3熱交換器(サブラジエータ)
7a 第3熱交換器ラジエータ部
7b 第3熱交換器第1タンク部
7c 第3熱交換器第2タンク部
7d 第1筒部(第2冷媒入口部)
7e 第2筒部(第2冷媒出口部)
7f 凹部(位置決め部)
7g ねじ穴
7h 被取付部
8 第1熱交換器(水冷コンデンサ)
8a 第1流路
8b 第2流路
8c 貫通孔
8d 第1筒部(第1冷媒入口部)
8e 第2筒部(第1冷媒出口部)
8f 第3筒部(第2冷媒入口部)
8g 第4筒部(第2冷媒出口部)
8h 突起(被位置決め部)
8i ねじ穴
8j 突起(被位置決め部)
8k 貫通孔
81 第1プレート
82 第2プレート
88 エンドプレート
11 第2熱交換器(空冷コンデンサ)
11a 第2熱交換器ラジエータ部
11b 第2熱交換器第1タンク部
11c 第2熱交換器第2タンク部
11d セパレータ
11e 第1筒部(第1冷媒入口部)
11f ねじ穴
11g 第2筒部(第1冷媒出口部)
11h 凹部(位置決め部)
11i 被取付部
11x リキッドタンク11
21 複合型熱交換器
31 ホースバンド
32 ボルト
33 連結ブラケット
34 ボルト
35 Oリング(シール部材)
36 Oリング(シール部材)
37 ボルト(結合手段)
38 配管
39 配管接続部
40 Oリング(シール部材)
41 ボルト
41A ボルト(結合手段)
42 スタットボルト(結合手段)
43 ナット(結合手段)

Claims (6)

  1. 第1冷媒と第2冷媒との間で熱交換する第1熱交換器(8)と、前記第1熱交換器(8)から流出する前記第1冷媒と冷却風との間で熱交換する第2熱交換器(11)と、前記第2冷媒と冷却風との間で熱交換する第3熱交換器(7)とを備えた複合型熱交換器(21)であって、
    前記第1熱交換器(8)が、第1流路(8a)と、前記第1流路(8a)に前記第1冷媒を流入させる第1冷媒入口部(8d)と、前記第1流路(8a)から前記第1冷媒を流出させる第1冷媒出口部(8e)と、前記第1流路(8a)との間で熱交換する第2流路(8b)と、前記第2流路(8b)に前記第2冷媒を流入させる第2冷媒入口部(8f)と、前記第2流路(8b)から前記第2冷媒を流出させる第2冷媒出口部(8g)とを備え、
    上下方向の下側に前記第2熱交換器(11)を、長手方向を左右方向にして配置するとともに、上下方向の上側に前記第3熱交換器(7)を、長手方向を左右方向にして配置して前記第2熱交換器(11)と前記第3熱交換器(7)とを上下方向で隣接させ、
    前記第1冷媒出口部(8e)を、前記第2熱交換器(11)に設けられた第1冷媒入口部(11e)に嵌合接続し、
    前記第2冷媒入口部(8f)を、前記第3熱交換器(7)に設けられた第2冷媒出口部(7e)に嵌合接続し、
    前記第1熱交換器(8)を、前記第2熱交換器(11)と前記第3熱交換器(7)とのどちらか一方に結合手段(37,41A,42,43)によって結合した、
    ことを特徴とする複合型熱交換器(21)。
  2. 請求項1に記載の複合型熱交換器(21)において、
    前記結合手段が、前記第1熱交換器(8)に固定されたスタッドボルト(42)と、このスタッドボルト(42)に螺合するナット(43)との組み合わせであり、
    前記スタッドボルト(42)と前記ナット(43)とよって前記第1熱交換器(8)を、前記第2熱交換器(11)と前記第3熱交換器(7)とのどちらか一方に結合した、
    ことを特徴とする複合型熱交換器(21)。
  3. 請求項2に記載の複合型熱交換器(21)において、
    前記第1熱交換器(8)が、複数のプレート(81,82,88)を積層した構成とされ、
    前記スタットボルト(42)が、最外側の前記プレート(88)に固定されている、
    ことを特徴とする複合型熱交換器(21)。
  4. 請求項1に記載の複合型熱交換器(21)において、
    前記第2熱交換器(11)と前記第3熱交換器(7)とのどちらか他方に、位置決め部(7f,11h)を設け、
    前記位置決め部(7f,11h)に対応する前記第1熱交換器(8)の部分に、前記位置決め部(7f,11h)に係合する被位置決め部(8h,8j)を設けた、
    ことを特徴とする複合型熱交換器(21)。
  5. 請求項1に記載の複合型熱交換器(21)において、
    前記結合手段がボルト(41A)であり、
    前記ボルト(41A)が、前記第1熱交換器(8)に配管(38)を接続する配管接続部(39)を前記第1熱交換器(8)に固定する、
    ことを特徴とする複合型熱交換器(21)。
  6. 請求項1に記載の複合型熱交換器(21)において、
    前記第2熱交換器(11)と前記第3熱交換器(7)との長手方向の一方が連結ブラケット(33)を介してボルト(34)によって固定され、
    前記第2熱交換器(11)と前記第3熱交換器(7)との長手方向の他方が前記第1熱交換器(8)によって接続され、
    前記第1熱交換器(8)が、前記第2熱交換器(11)および前記第3熱交換器(7)の端部を長手方向で挟む位置に固定されている、
    ことを特徴とする複合型熱交換器(21)。
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