JP2017096187A - ダスト排出構造 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、前記した従来のダスト排出構造では、エアフィルタに付着した細かいダストやオイルが落下し難いため、エアフィルタが汚れ易いという問題がある。
このように、本発明のダスト排出構造では、エアクリーナ室内に入り込んだダストやオイルは、エアフィルタに到達する前に、第一の排出穴に向けて強制的に誘導され、第一の排出穴から外部空間に排出される。なお、エアクリーナ室において、第一の排出穴を形成する部位は限定されるものではなく、底部や壁部などに形成することができる。
そして、本発明のダスト排出構造では、ダストやオイルがエアフィルタに付着するのを効果的に防ぐことができ、エアフィルタの清掃および交換のサイクルを長くすることができる。
これに対して、本発明のダスト排出構造では、通気口からエアクリーナ室内に流入した空気が仕切り部に沿って流れることで、エアクリーナ室内全体を空気が通過するため、空気の滞留時間を延長することができる。これにより、エアクリーナの吸気量を高めることができる。また、エアクリーナ室内の下部領域の空気が仕切り部に沿って流れるため、ダストやオイルを確実に第一の排出穴に向けて移動させることができ、ダストやオイルの排出効果を高めることができる。
なお、エアクリーナ室の底面の隅部にダストやオイルが溜まり易いため、底面の隅部に第二の排出穴を形成することが好ましい。
この構成では、エアクリーナ室の内壁面とリブとの間に入り込んだダストやオイルを第三の排出穴から外部空間に排出することができる。
また、本発明のダスト排出構造では、エアクリーナ室内に流入した空気が仕切り部に沿って流れることで、空気の滞留時間を延長することができるため、エアクリーナの吸気量を高めることができる。また、エアクリーナ室内の下部領域の空気が仕切り部に沿って流れるため、ダストやオイルを確実に第一の排出穴に向けて移動させることができ、ダストやオイルの排出効果を高めることができる。
本実施形態では、本発明のダスト排出構造をチェンソー(小型作業機)のエアクリーナ室に適用した構成について説明する。
本実施形態のチェンソー1は、エアクリーナ室10のダスト排出構造20(図2参照)以外は、従来公知のチェンソーと同様な構成であるため、チェンソー1の全体構成については詳細な説明を省略する。
ガイドバー7の外周部には、環状のソーチェン(図示せず)が巻回されている。そして、エンジン4の駆動力によって、ソーチェンがガイドバー7の外周に沿って回転するように構成されている。
リヤハンドル3bは、本体部2の後部に連結されており、リヤハンドル3bの前部は、本体部2の後部下方に配置されている。リヤハンドル3bには、作業者が把持した状態で、ソーチェン(図示せず)の回転を増減させるための操作手段であるスロットルレバー(図示せず)が設けられている。
エアクリーナ室10は、図2に示すように、底部10aを有し、底部10aの底面11(上面)の前後左右の縁部に立ち上げられた前面12、後面13、左側面14および右側面15が形成されている。エアクリーナ室10内には、図1に示すように、気化器5およびエアクリーナ6が収容されている。
なお、図2は、エアクリーナ室10内から気化器5(図1参照)を取り外し、さらに、エアクリーナ6の後端部を残して、エアクリーナ6の他の部位を取り除いた状態を示している。
図3に示すように、エアクリーナ室10の前部には、気化器5が収容されており(図1参照)、気化器5は吸気ポート4bに連結されている。
エアクリーナ6の後端部の下面6dには、図6に示すように、左右の脚部6b,6bが下方に向けて突出している。両脚部6b,6bは、左右方向に間隔を空けて配置されている。
両脚部6b,6bの間において、エアクリーナ6の下面6dと底面11との間には隙間が形成されている。
ダスト排出構造20は、図2に示すように、エアクリーナ室10内に入り込んだダストやオイルを本体部2の外部空間に排出するための構造である。
ダスト排出構造20は、エアクリーナ室10の下部領域を前後の領域に区画する仕切り部21と、エアクリーナ室10の内部空間と外部空間とを連通させる排出穴22〜25と、エアクリーナ室10の右側面15に形成されたリブ27と、エアクリーナ6に延設された遮蔽壁29と、を備えている。
図3に示すように、仕切り部21の上方には、気化器5(図5参照)が配置されている。また、仕切り部21よりも後方にエアクリーナ6が配置されている。したがって、通気口30とエアクリーナ6(エアフィルタ6a)とは、仕切り部21を挟んで前後に配置されている。
したがって、通気口30からエアクリーナ室10内に流入した空気は、仕切り部21の左端部に当接し、仕切り部21に沿って右方に向けて流れる。
このように、第一排出穴22は、仕切り部21の右端部の前方において、底面11の右前側の隅部に配置されている。そして、通気口30と第一排出穴22とは、エアクリーナ室10の幅方向(左右方向)に間隔を空けて配置されている。
排出通路28aは、筒状の通路であり、第一排出穴22の下面10b側の開口部から右方に向けて延設されている。排出通路28aの右端部は、本体部2の右方の外部空間に向けて開口している。
第一排出穴22と前側の第二排出穴23とは、仕切り部21を挟んで前後の位置に配置されている。
中間の第二排出穴24は、図7に示すように、エアクリーナ室10の底部10aを貫通しており、底面11から底部10aの下面10bに通じている。
第三排出穴25は、図5に示すように、エアクリーナ室10の底部10aを貫通しており、底面11から底部10aの下面10bに通じている。
遮蔽壁29は、底面11に対して垂直に形成されている(図7参照)。遮蔽壁29の下縁部は、底面11に近接している。
また、リブ27の左側面に当接したダストやオイルは、リブ27に沿って下方に向けて移動して、第一排出穴22に入り込む。
前側の第二排出穴23に入り込んだダストやオイルは、図5に示すように、前側の第二排出穴23から排出通路28bに流入し、排出通路28bから本体部2の右方の外部空間に向けて排出される。
また、ダスト排出構造20では、リブ27と右側面15との間に入り込んだダストやオイルは、第三排出穴25から外部空間に排出される(図5参照)。
したがって、エアクリーナ室10の底部10aの直下に配置されたリヤハンドル3bを把持している作業者の手にダストやオイルが付着するのを防ぐことができる。
これにより、エアクリーナ6の吸気量を高めることができる。また、ダストやオイルを確実に第一排出穴22に向けて移動させることができ、ダストやオイルの排出効果を高めることができる。
例えば、本実施形態では、図1に示すように、円筒状のエアクリーナ6を用いているが、エアクリーナ6およびエアフィルタ6aの形状や材質は限定されるものではなく、使用条件に応じて適宜に定められる。
また、仕切り部32は、本実施形態のように底面11に立設した壁体の他に、底面11の段差や傾斜を仕切り部として利用することもできる。さらに、エアクリーナ室10内の側面から仕切り部を突出させてもよい。
2 本体部
2a 本体カバー
2b 下部カバー
2c 上部カバー
2d 開口部
3 ハンドル
3a フロントハンドル
3b リヤハンドル
4 エンジン
4b 吸気ポート
5 気化器
6 エアクリーナ
6a エアフィルタ
6b 脚部
7 ガイドバー
10 エアクリーナ室
10a 底部
11 底面
11a 前側領域
11b 後側領域
11c 傾斜領域
12 前面
13 後面
14 左側面
15 右側面
16 支持部
20 ダスト排出構造
21 仕切り部
22 第一排出穴
23 前側の第二排出穴
24 中間の第二排出穴
25 第三排出穴
27 リブ
28a 排出通路
28b 排出通路
29 遮蔽壁
30 通気口
31 通気路
Claims (6)
- 作業機のエアクリーナ室に設けられたダスト排出構造であって、
前記エアクリーナ室の下部領域を複数の領域に区画する仕切り部と、
前記エアクリーナ室の内部空間と外部空間とを連通させる第一の排出穴と、を備え、
前記エアクリーナ室の内壁面には、外部空間から空気を取り入れるための通気口が形成されており、
前記仕切り部は、前記通気口に対向し、前記通気口の開口方向に対して交差する方向に延設され、
前記仕切り部に対して前記通気口側に、前記第一の排出穴が配置され、
前記仕切り部に対して前記通気口側の反対側に、エアクリーナのエアフィルタが配置されていることを特徴とするダスト排出構造。 - 前記通気口は、前記仕切り部の幅方向の一方側に配置され、
前記第一の排出穴は、前記仕切り部の幅方向の他方側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のダスト排出構造。 - 前記エアクリーナ室の底部には、排出通路が形成されており、
前記排出通路の一端は、前記第一の排出穴の下端部に連通し、
前記排出通路の他端は、前記作業機の側方に向けて開口していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダスト排出構造。 - 前記仕切り部に対して前記通気口側の反対側には、前記エアクリーナ室の内部空間と外部空間とを連通させる第二の排出穴が形成されていることを特徴とする請求項1および請求項2に記載のダスト排出構造。
- 前記エアクリーナ室の内壁面にはリブが形成され、
前記エアクリーナ室内の内壁面と前記リブとの間の領域の下方には、前記エアクリーナ室の内部空間と外部空間とを連通させる第三の排出穴が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のダスト排出構造。 - 前記エアクリーナの下面には、前記エアクリーナ室の幅方向に延設された遮蔽壁が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のダスト排出構造。
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