JP2017096099A - 電動ポンプ及び自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】円環状の永久磁石とヨークの回転中心がずれることを抑制すると共に、円環状の永久磁石とヨークの間の隙間に充填される接着剤の剥離を抑制することができる新規な電動ポンプ及び自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプを提供することにある。【解決手段】円環状永久磁石50に配置されるヨーク49の外周面に大径領域部53と小径領域部52を形成し、大径領域部53と円環状永久磁石50の内周面でヨーク49と円環状永久磁石50の回転中心の芯合わせを行い、小径領域部52と円環状永久磁石50の内周面でヨーク49と円環状永久磁石50の接着、固定を行うようにした。これによれば、円環状永久磁石とヨークの回転中心のずれを抑制すると共に、円環状永久磁石とヨークの間の隙間に充填される接着剤の剥離を抑制することができる。【選択図】図5
Description
本発明は電動ポンプ、及び自動車の自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプに関するものである。
近年、自動車の低燃費化への要求が高まるにつれ、アイドルストップ機能付きの自動車やハイブリッド車の実用化が進んでいる。これらの車両は、内燃機関の停止時に内燃機関によって駆動される各種ポンプも停止するため、内燃機関以外のポンプ駆動源が必要となる。特に、アイドルストップ機能付きの自動車やハイブリッド車等においては、自動変速機を制御する油圧機構の油圧を確保するためのオイルポンプが必要とされている。このような背景から、電動機を使用してポンプロータに回転力を付与してポンプ作用を行う電動オイルポンプの使用が増加する傾向にある。
従来、自動車の自動変速機などに搭載される電動オイルポンプとしては、トロコイド式の内接歯車ポンプが多く採用されている。内接歯車ポンプは、電動機によって駆動される駆動回転軸によってポンプロータが回転し、ポンプロータの外歯と噛み合う内歯を有するアウタロータが回転することで、アウタロータの内歯とポンプロータの外歯との間に形成される複数の容積室の容積を連続的に変化させ、作動オイルを吸入、吐出するものである。このような電動オイルポンプは、例えば特開2012−207638号公報(特許文献1)に記載されている。
このような電動オイルポンプでは、電動機への通電を制御する駆動制御部と、駆動制御部からの通電によって起磁力を発生させる巻線と鉄芯を有するステータ部と、ステータ部の内周側空間で永久磁石を有して起磁力により回転するロータ部と、このロータ部へ圧入等の手段で固定されて一体回転する駆動回転軸と、この駆動回転軸に圧入等の手段で固定され駆動回転軸と一体回転するポンプロータ部とを有している。
特許文献1にもある通り、この種の電動オイルポンプは自動変速機本体に設けられたポンプ収納部に埋め込まれて使用されるものである。そして、この電動オイルポンプは自動車の使用環境の観点から約−40℃〜+150℃の温度範囲で使用されるものである。
ところで、本発明が対象とする電動オイルポンプにおいては、図6、図7に示しているように、ポンプロータが固定された駆動回転軸01の他端にはヨーク(鉄心)02が圧入、固定されている。ヨーク02は有底円筒状の鉄系合金から作られており、ヨーク02の固定部03に駆動回転軸01が圧入されている。ヨーク02の径方向の外周面には円環状の永久磁石04(以下、本発明を含めて円環状永久磁石と表記する)が挿入されており、円環状永久磁石04の内周面とヨーク02の外周面には、所定の隙間G1が形成されている。この隙間G1には接着剤05が充填されており、円環状永久磁石04の内周面とヨーク02の外周面とを接着、固定している。ここで、ヨーク02及び永久磁石04とで電動機のロータ部を形成している。
そして、ロータ部を構成する円環状永久磁石04は、ネオジム系の磁石材料を使用した永久磁石を使用している。このネオジム系の円環状永久磁石04は熱膨張しにくいという物理的な特性を有しているが、円環状永久磁石04の内部に組み込まれるヨーク02は鉄系合金が使用されており、ヨーク02は熱膨張しやすいという物理的な特性を有している。このため、円環状永久磁石04と、円環状永久磁石04の内部に配置されるヨーク02の間の隙間G1は、熱膨張係数の差を考慮した値に決めることが必要である。
一方、円環状永久磁石04と、この円環状永久磁石04の内部に配置されるヨーク02の間の隙間G1には、両者を固定するために接着剤05が充填される構成となっている。この接着剤05には、熱応力の影響を緩和するため、シリコン系樹脂等のような柔らかい接着剤が使われている。上述したように、本発明の対象となる電動オイルポンプは自動車に使用されることから、使用環境温度が約−40℃〜+150℃の温度範囲で使用されるものである。
したがって、外気や内燃機関からの熱に基づく温度変化に対応して、接着剤05に熱応力が作用するが、円環状永久磁石04の内部に配置されるヨーク02との間の隙間G1が狭いと、円環状永久磁石04と、この円環状永久磁石04の内部に配置されるヨーク02との間で接着剤05の剥離が生じることがある。この接着剤05の剥離を対策するためには、接着剤05の厚みを大きくとることが有効である。
このため、従来の電動オイルポンプにおいては、円環状永久磁石04と、円環状永久磁石04の内部に配置されるヨーク02との間の隙間G1を大きくする設計となっている。
ところが、図8に示すように、円環状永久磁石04の内部にヨーク02を収納して接着剤05で固定する過程で、円環状永久磁石04と、円環状永久磁石04の内部に配置されるヨーク02の間の隙間G1が大きいと、ヨーク02の回転中心(=駆動回転軸01の中心)C1と、円環状永久磁石04の回転中心C2とがずれることで、ヨーク02の回転中心C1に対して円環状永久磁石04が偏心して接着、固定されるようになる。
このため、電動オイルポンプが実際に使用される状態において、ロータ部と結合された駆動回転軸01は、図示しない軸受によって軸支されるため、円環状永久磁石04は、円環状永久磁石04の外周面に配置されている、図示しないステータ部の間でエアギャップの不均一化を生じることになる。尚、図7は円環状永久磁石04が偏心して配置されている状態を誇張して描いてある。
この結果、円環状永久磁石04の外周面が、ステータ部の内周でエアギャップが変動しながら振れる挙動を生じるようになる。これによって、ロータ部の動的なアンバランスが生じる、或いはステータ部とロータ部の間の磁気回路のパーミアンスのアンバランスが生じるようになる。このような原因によって、電動オイルポンプに回転振動が発生し、或いは電動オイルポンプから回転音が生じやすくなる。
尚、このような現象は電動オイルポンプだけではなく、電動ウオーターポンプ等にも生じるものであり、本発明は電動ポンプをその対象とするものである。
本発明の目的は、円環状永久磁石とヨークの回転中心がずれることを抑制すると共に、円環状永久磁石とヨークの間の隙間に充填される接着剤の剥離を抑制することができる新規な電動ポンプ及び自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプを提供することにある。
本発明の特徴は、円環状永久磁石に配置されるヨークの外周面に大径領域部と小径領域部を形成し、大径領域部と円環状永久磁石の内周面でヨークと円環状永久磁石の回転中心の「芯合わせ」を行い、小径領域部と円環状永久磁石の内周面でヨークと円環状永久磁石の接着、固定を行うようにした、ところにある。
本発明によれば、円環状永久磁石とヨークの回転中心のずれを抑制すると共に、円環状永久磁石とヨークの間の隙間に充填される接着剤の剥離を抑制することができる。これによって、ロータ部の動的なバランスを向上でき、或いは磁気回路のパーミアンスのバランスを向上でき、結果的に電動ポンプの回転振動、或いは電動ポンプの回転音を低減することができるようになる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
以下、自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプの実施形態を図面に基づいて説明する。電動オイルオイルポンプは、例えば、アイドルストップ機能を備えた車両の自動変速機用に搭載されるオイルポンプである。この自動変速機はベルト式無段変速機(CVT)であり、エンジンにより駆動される機械式ポンプを別途備えている。ここで、上述したように電動オイルポンプは種々のポンプ固定機器に固定することが可能であるが、本実施例では電動オイルポンプが自動変速機の油圧供給源として使用されるので自動変速機の筺体に固定されている。
そして、アイドルストップ制御によるエンジンの停止時には、機械式ポンプによる油圧が確保できず、また、ベルト式無段変速機内の摩擦締結要素やプーリからのリーク等によって油圧が低下すると、再発進時に必要な油圧を確保するまでに時間がかかるため運転性の低下を招く。
そこで、機械式ポンプとは別に、エンジンの作動状態にかかわらず油圧を吐出可能な電動オイルポンプを備え、摩擦締結要素やプーリからのリーク分の油圧を確保することで、エンジン再始動および再発進時の運転性を向上している。尚、自動変速機はベルト式無段変速機以外の有段式変速機であっても良いものである。
図1は電動オイルポンプの全体構成を示す斜視図であり、図2はこの電動オイルポンプの断面図である。電動オイルポンプ10は電動機部10Aと、この電動機部10Aに隣接して固定された駆動制御部10Bと、電動機部10Aによって駆動されるポンプ部10Cとより構成されている。
図2にあるように、電動機部10Aは少なくともロータ部16とステータ部18とより構成されている。この電動機部10Aは例えば、アルミ合金等で作られた金属製のポンプハウジング20の一方に設けた電動機部収納部24に収納されている。
また、このポンプハウジング20の他方にはポンプ10Cを収納するポンプ部収納部22が形成されている。ポンプ部10Cは少なくとも外歯歯車を有するポンプロータ12と内歯歯車を有するアウタロータ14とから構成されている。このポンプロータ12とアウタロータ14はポンプハウジング20の他方に設けたポンプ収納部22に収納されている。
次に、電動オイルポンプ10を自動変速機の筐体に固定した状態での電動オイルポンプ10の詳細な構造について図2を用いて説明する。
自動変速機CVTの筐体26にはポンプ収納部26Aが形成されており、このポンプ収納部26Aには作動オイルの流入通路26Bと流出通路26Cとが設けられている。電動オイルポンプ10はポンプ収納部26Aに収納され、固定ボルト等によって筐体26に固定されている。そして、電動オイルポンプ10の作動によって流入通路26Bから作動オイルが吸入され、流出通路26Cから吐出されるものである。
ここで、ポンプ収納部26Aの内周面と電動オイルポンプ10のポンプハウジング20の外周面とで形成される空間には作動オイルが充満されており、この作動オイルは電動オイルポンプ10によって吸入されて流出通路26Cに吐出されるものである。したがって、作動オイルは電動オイルポンプ10のポンプハウジング20の外周面と熱的に接触し、ポンプハウジング20の外周面から熱を奪い取って電動オイルポンプ10を冷却することができる。
電動オイルポンプ10は、外歯歯車を有するポンプロータ12と内歯歯車を有するアウタロータ14とから構成されるポンプ部10Cと、ポンプロータ12に結合されたロータ部16とステータ部18とから構成される電動機部10Aとを有する。ステータ部18はボビンに巻回された巻線18Aと、この巻線18Aによって磁気回路を形成する鉄心18Bとより構成されている。この巻線18Aは電動機部10Aから駆動制御部10B内に引き込まれている。
駆動制御部10Bには、図示していないがMOSFET等からなるスイッチング素子が設けられ、これも図示していないマイクロコンピュータ等からなる制御装置からの制御信号によってスイッチング素子を駆動している。スイッチング素子は巻線18に流れる電流を制御してロータ部16の回転を調整することができる。
これらポンプ部10C及び電動機部10Aはポンプハウジング20の一端面に設けたポンプ部収納部22と、他端面に設けた電動機部収納部24に収容されている。つまり、ポンプハウジング20は一端面側の内部にアウタロータ14を回転可能に収納するポンプ部収容部22が形成され、他端面側の開口の内周側においてステータ部18を固定支持すると共に内部にロータ部16等を収容する電動機部収納部24が形成され、更に電動機部収納部24よりも軸方向外側には、自動変速機の筺体26に取り付けるためのブラケットが形成されている。ここで、ポンプハウジング20はアルミニウム合金からなる金属製である。
ポンプハウジング20に形成したブラケットは図示しない固定ボルトによって自動変速機の筺体26に固定されるものである。図示していないが、同じような構成のブラケットがもう2ヶ所だけ形成されており、同様の構成で電動オイルポンプ10を筺体26に固定するようにしている。
ポンプハウジング20内部には、ポンプロータ12とロータ部16を連結する駆動回転軸28を回転可能に支持する軸受部30が設けられている。この軸受部30は自身の内周面で駆動回転軸28の中間部の外周面を軸支する構成とされている。
ロータ部16は、駆動回転軸28に圧入、固定されたヨーク(バックヨークともいう)49と、このヨーク49の外周に固定され、円環状に形成された円環状永久磁石50を備えている。ヨーク49は鉄系合金から作られており、円環状永久磁石50はネオジム系の磁石材料から作られている。ヨーク49と円環状永久磁石50の間には接着剤を充填する隙間が形成されており、この隙間にはシリコン系樹脂の接着剤が充填されて、ヨーク49と円環状永久磁石50を固定している。尚、この部分の構成については図4乃至図6を用いて後で詳細に説明する。
そして、軸受部30はポンプ部収容部22と電動機部収納部24との間を隔離する隔壁32に形成されている。この軸受部30はすべり軸受であり、軸受部30の内周面と駆動回転軸28の外周面の間には所定長さの隙間が形成されており、この隙間にはオイル導入通路34を介して圧力が高い吐出側のオイルが導入されるようになっている。更に、駆動回転軸28と軸受部30の上側には駆動回転軸28をシールするシール部材36が設けられている。
ポンプカバー38は、ポンプ部10Cの吐出口と連通する円筒状に延在された吐出ポート40と、ポンプ部10Cの吸入口と連通する吸入ポート42とを有している。吐出ポート40の先端外周には、シールリング44が取り付けられている。
電動オイルポンプ10においては、電動機部10Aを構成するステータ部18に巻かれた巻線18Aの巻始め端部及び巻き終わり端部は、電動機部収納部24に隣接して固定された筐体(図示せず)に設けた挿通孔を通して、筐体(図示せず)に埋設された入力端子形成体と中性端子形成体に接続されている。したがって、制御基板からの駆動制御信号が入力端子形成体を介して巻線18Aに供給されて電動機部10Aのロータ部16を回転させ、最終的にポンプロータ12を回転させてポンプ作用を行っているものである。
従来の電動オイルポンプにおいては、上述したように、円環状永久磁石50の内部にヨーク49を収納して接着剤で固定する過程で、円環状永久磁石50と、円環状永久磁石50の内部に配置されるヨーク49の間の隙間が大きいと、ヨーク49の回転中心と、円環状永久磁石50の回転中心とがずれることで、ヨーク49の回転中心に対して円環状永久磁石50が偏心して接着、固定されるようになる。
このため、電動オイルポンプが実際に使用される状態において、回転子の回転軸(ヨークの回転中心)は軸受によって軸支されるため、円環状永久磁石50は、円環状永久磁石50の外周面に配置されているステータ部28の間でエアギャップの不均一化を生じることになる。
そして、円環状永久磁石50の外周面がステータ部18の内周でエアギャップが変動しながら振れる挙動を生じるようになる。これによって、ロータ部16の動的なアンバランスが生じる、或いはステータ部18とロータ部16の間の磁気回路のパーミアンスのアンバランスが生じるようになり、電動オイルポンプに回転振動が発生し、或いは電動オイルポンプから回転音が生じやすくなる、という課題があった。
本実施形態は、このような課題を解決できる電動オイルポンプを提案するものであり、円環状永久磁石50に配置されるヨーク49の外周面に大径領域部と小径領域部を形成し、大径領域部と円環状永久磁石50の内周面でヨーク49と円環状永久磁石50の回転中心の「芯合わせ」を行い、小径領域部と円環状永久磁石50の内周面でヨーク49と円環状永久磁石50の接着、固定を行うようにした、ものである。
以下、本実施形態になる電動オイルポンプのロータ部16の構成について、図3乃至図5を用いて詳細に説明する。
図3及び図4において、ヨーク59は従来と同様に有底円筒状に形成されており、固定部51に駆動回転軸28が圧入、固定されている。駆動回転軸28が延びる方向(軸方向)のヨーク49の外周面には、小径領域部52と、大径領域部53が形成されている。そして、図4にある通り、小径領域部52の半径R1と、大径領域部53の半径R2と、円環状永久磁石50の内周面の半径R3は、R1<R2<R3のような関係に決められている。
したがって、小径領域部52の半径R1と、円環状永久磁石50の半径R3によって決まる、小径領域部52の外周面と円環状永久磁石50の内周面の間の隙間GLは、円環状永久磁石50の半径R3と小径領域部52の半径R1との差である。つまり、GL=R3−R1である。
一方、大径領域部53の半径R2と、円環状永久磁石50の内周面の半径R3によって決まる、大径領域部53の外周面と円環状永久磁石50の内周面の間の隙間GSは、円環状永久磁石50の半径R3と大径領域部53の半径R2との差である。つまり、GS=R3−R2である。したがって、上述の関係から、小径領域部52の隙間GLは大径領域部53の隙間GSより大きくなり、GS<GLの関係を有することになる。
ヨーク49の小径領域部52及び大径領域部53の外周面と、円環状永久磁石50の内周面の間には、接着剤54が充填されており、ヨーク49と円環状永久磁石50を接着、固定している。接着剤54はシリコン系樹脂が使用されており、柔軟性と耐熱性に優れている。ここで、ヨーク49と円環状永久磁石50の接着、固定に寄与しているのは、小径領域部52に充填された接着剤54であり、小径領域部52は接着、固定機能を与える役割をもっている。
一方、ヨーク49の大径領域部53は、ヨーク49と円環状永久磁石50の位置決め(芯合わせ)の機能を有している。すなわち、大径領域部53の外周面と円環状永久磁石50の内周面の間の隙間GSは狭小であるため、ヨーク49の大径領域部53の外周面によって円環状永久磁石50の内周面の位置決めが行われるものである。
ここで、大径領域部53の隙間GSは、ヨーク49と円環状永久磁石50の熱膨張差による影響を吸収できる程度の隙間に形成されている。本実施形態では、GS=0〜50μmの間に決められている。これは、本実施形態の電動オイルポンプが自動車に搭載されることから、外気及び内燃機関の熱に基づく温度変化による熱膨張の影響を吸収することができるように決められている。
尚、大径領域部53の軸方向の長さHは任意であるが、円環状永久磁石50の内周面と大径領域部53とが接触した状態で、円環状永久磁石50が傾かない程度に円環状永久磁石50の状態を維持できる長さに設定されている。
また、ヨーク49と円環状永久磁石50に加わる、外気や内燃機関からの熱に基づく温度変化に対応して、接着剤54に熱応力が作用するが、円環状永久磁石50の内部に配置されるヨーク49との間の隙間が狭いと、円環状永久磁石50と、円環状永久磁石50の内部に配置されるヨーク49との間で接着剤54の剥離が生じることがある。
例えば、大径領域部53の隙間GSは狭小であるため接着剤54の厚さは薄くなり、剥離を生じて接着、固定のための働きをしないことが想定される。ただ、本実施形態では、大径領域部53は円環状永久磁石50の位置決め機能を持たせるものであるので、機能の役割分担の観点から問題はないものである。
一方、本実施形態では、小径領域部52の隙間GLを大きく設定して接着剤54の厚さを厚くすることで、接着剤54の剥離現象を抑制するようにしている。すなわち、小径領域部52の外周に充填されている接着剤54によって、ヨーク49と円環状永久磁石50を接着、固定するようにしている。このように、本実施形態では小径領域部52にヨーク49と円環状永久磁石50を接着、固定する機能を持たせており、本実施形態ではGL=100μm程度に決められている。
そして、図5に示すように、円環状永久磁石50の内部にヨーク49を収納して接着剤54で固定する過程で、ヨーク49に形成した大径領域部53と円環状永久磁石50の間の隙間GSが狭小であるため、ヨーク49の回転中心C3と、円環状永久磁石50の回転中心C3とがずれることなくほぼ一致し、ヨーク49の回転中心C3と円環状永久磁石50の回転中心C3が偏心することなく接着、固定されるようになる。
このため、電動オイルポンプが実際に使用される状態において、ロータ部16に固定された駆動回転軸28は軸受部30によって軸支されるため、円環状永久磁石50は、円環状永久磁石50の外周面に配置されているステータ部18の間でエアギャップの均一化を図ることができるようになる。
以上説明したように、本実施形態では、大径領域部53によって円環状永久磁石50とヨーク49の位置決め、いわゆる、「芯合せ」を行い、小径領域部52に充填される接着剤54によって円環状永久磁石50とヨーク49の接着、固定を行うものである。このように、本実施形態では、ヨーク49の外周面の軸方向に、(1)「芯合わせ」機能と、(2)接着、固定機能を分離して持たせるようにしている。尚、大径領域部53の軸方向の形成位置は基本的には任意の位置で良いものである。
ただ、以下に述べるような理由によって、大径領域部53の形成位置を更に好ましい位置に特定することができる。
図4に戻り、ヨーク49の固定部51とは反対側の端面にフランジ部55が形成されている。フランジ部55は、ヨーク49の外周面に直交して外側に延びている。そして、このフランジ部55の外周面までの半径R4は、円環状永久磁石50の内周面の半径R3より長くなっている。したがって、円環状永久磁石50のフランジ部55側の端面は、フランジ部55に対向して当接するように接触しており、この当接面で円環状永久磁石50の軸方向の位置が決められている。
そして、このフランジ部55に隣接して大径領域部53が形成されている。したがって、大径領域部53は、ヨーク49の軸方向の端面付近に設けられることになるので、小径領域部52に充填される接着剤54を充分な量だけ流し込むことができるようになる。
例えば、隙間GLに接着剤を充填する場合、大径領域部53がヨーク49の軸方向で中央付近に形成されていると、接着剤54が中央付近までしか充填できず、ヨーク49と円環状永久磁石50の接着、固定が充分できないという問題がある。また、ヨーク49の外周面に接着剤54を塗布する場合、大径領域部53より下側の接着剤54が流れ落ちてヨーク49と円環状永久磁石50の接着、固定が充分できないという問題がある。
これに対して、本実施形態では、フランジ部55に隣接して大径領域部53が形成されているので、小径領域部52に接着剤54を充分な量だけ流し込むことができ、ヨーク49と円環状永久磁石50の接着、固定を確実に行うことができる。また、塗布する場合でも、フランジ部55に隣接して大径領域部53が形成されているので、大径領域部53によって接着剤54が流れ落ちるのを抑制することができ、ヨーク49と円環状永久磁石50の接着、固定を確実に行うことができる。
また、円環状永久磁石50の端面が当接するフランジ部55の当接面は、大径領域部53の延長線と直交するように形成されているため、円環状永久磁石50は、フランジ部55と大径領域部53によって、フランジ部55に対して直角度を確保することができ、駆動回転軸28との平行度を高めることができる。これによって、円環状永久磁石50とステータ部18の間の平行度も高めることができ、ロータ部16とステータ部18の間の磁束波形を均一化できて騒音を低減することが可能となる。
更に、本実施形態では、フランジ部55と大径領域部53の間には所定の深さの環状凹部56が形成されている。この環状凹部56は100μm〜200μmの深さに形成されており、次のような機能を備えている。
第1に、大径領域部53と円環状永久磁石50の間に充填された接着剤54が、フランジ部55と円環状永久磁石50の端面の間からはみ出すのを抑制する機能を備えている。
環状凹部56がない場合、大径領域部53と円環状永久磁石50の間に充填された接着剤54は、フランジ部55と円環状永久磁石50の端面の間からはみ出し、はみ出した接着剤54によって円環状永久磁石50が傾くことがある。
これに対して、環状凹部56が形成されていると、大径領域部53と円環状永久磁石50の間に充填された接着剤54は、環状凹部56に収容されて、フランジ部55と円環状永久磁石50の端面の間からはみ出すことがなくなるものである。これによって、円環状永久磁石50の端面をフランジ部55の当接面に密着させることができ、上述したように円環状永久磁石50とステータ部18の間の平行度を高めることができる。
第2に、円環状永久磁石50が傾かないで、フランジ部55の当接面に直交するように組み込む機能を備えている。
小径領域部52や大径領域部53は、ヨーク49の外周面を旋盤のバイトによって切削加工することで形成される。そして、環状凹部56を形成していない場合、大径領域部53とフランジ部55の接続部は、バイトの刃先の形状に沿ったものとなり、通常は弧状に形成される。このため、円環状永久磁石50をフランジ部55に当接するように組み込むときに、円環状永久磁石50の端面が大径領域部53とフランジ部55の弧状の接続部に乗り上げて円環状永久磁石50が傾くようになる。
これに対して、フランジ部55に隣接して環状凹部56が形成されていると、大径領域部53を形成するバイトの刃先はフランジ部55の当接面に至らず、大径領域部53とフランジ部55の接続部は円弧状とはならないものである。これによって、円環状永久磁石50の端面をフランジ部55の当接面に直交するように密着させることができ、上述したように円環状永久磁石50とステータ部18の間の平行度を高めることができる。
以上述べた通り、本発明によれば、円環状永久磁石に配置されるヨークの外周面に大径領域部と小径領域部を形成し、大径領域部と円環状永久磁石の内周面でヨークと円環状永久磁石の回転中心の「芯合わせ」を行うようにした。これによれば、円環状永久磁石とヨークの回転中心のずれを抑制するとことができる。これによって、ロータ部の動的なバランスを向上でき、或いは磁気回路のパーミアンスのバランスを向上でき、結果的に電動ポンプの回転振動、或いは電動ポンプの回転音を低減することができるようになる。
また、小径領域部と円環状永久磁石の内周面とでヨークと円環状永久磁石の接着、固定を行うようにしたので、円環状永久磁石とヨークの間の隙間に充填される接着剤の厚みを厚くでき、接着剤の剥離を抑制することができるようになる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10…電動オイルポンプ、12…ポンプロータ、14…アウタロータ、16…ロータ部、18…ステータ部、20…ポンプハウジング、22…ポンプ収容部、24…電動機部収容部、28…駆動回転軸、30…軸受部、33…隔壁、34…オイル導入通路、38…ポンプカバー、40…吐出ポート、42…吸入ポート、44…筐体、48…筐体カバー、49…ヨーク、50…円環状永久磁石、51…固定部、52…小径領域部、53…大径領域部、54…接着剤、55…フランジ部、56…環状凹部。
Claims (12)
- 金属製のポンプハウジングに形成されたポンプ部収納部に収納されたポンプロータとアウタロータとから構成されるポンプ部と、
前記ポンプハウジングに形成された電動機収納部に収納され、外周面に小径領域部と大径領域部が形成されたヨーク及び前記小径領域部と前記大径領域部の周囲に配置された円環状永久磁石とから構成されるロータ部と、
前記電動機収納部に収納され、前記ロータ部が内部に収納される鉄心と巻線を備えるステータ部と、
少なくとも、前記ヨークの前記小径領域部の外周面と前記円環状永久磁石の内周面との間の隙間に充填された接着剤と、
前記ポンプロータと前記ロータ部を結合する駆動回転軸と、
前記ポンプ部と連通された吐出ポートと吸入ポートを備え、前記ポンプ部を覆うように前記ポンプハウジングに固定されたポンプカバーと
を備えたことを特徴とする電動ポンプ。 - 請求項1に記載の電動ポンプにおいて、
前記ヨークの前記大径領域部と前記円環状永久磁石の内周面とで前記ヨークと前記円環状永久磁石の回転中心の「芯合わせ」が行われ、
前記ヨークの前記小径領域部と前記円環状永久磁石の内周面とで形成される隙間に前記接着剤が充填されて前記ヨークと前記円環状永久磁石の接着、固定が行われる
ことを特徴とする電動ポンプ。 - 請求項2に記載の電動ポンプにおいて、
前記ヨークの前記大径領域部と前記円環状永久磁石の内周面との間の隙間は、0〜50μmに決められていることを特徴とする電動ポンプ。 - 請求項3に記載の電動ポンプにおいて、
前記ヨークの前記小径領域部と前記円環状永久磁石の内周面との間の隙間は、100μm程度に決められていることを特徴とする電動ポンプ。 - 請求項2に記載の電動ポンプにおいて、
前記ヨークの軸方向の端面には、前記ヨークの外周面と直交して外側に延び、前記円環状永久磁石の端面が当接するフランジ部が形成されており、前記フランジ部に隣接して前記大径領域部が形成されていることを特徴とする電動ポンプ。 - 請求項5に記載の電動ポンプにおいて、
前記大径領域部と前記フランジ部の間の前記ヨークには、所定の深さの環状凹部が形成されていることを特徴とする電動ポンプ。 - 自動変速機の筐体に形成され作動オイルの流入通路と流出通路を備えた収納部に収納された金属製のポンプハウジングと、
前記ポンプハウジング形成されたポンプ部収納部に収納されたポンプロータとアウタロータとから構成されるポンプ部と、
前記ポンプハウジングに形成された電動機収納部に収納され、外周面に小径領域部と大径領域部が形成されたヨーク及び前記小径領域部と前記大径領域部の周囲に配置された円環状永久磁石とから構成されるロータ部と、
前記電動機収納部に収納され、前記ロータ部が内部に収納される鉄心と巻線を備えるステータ部と、
少なくとも、前記ヨークの前記小径領域部の外周面と前記円環状永久磁石の内周面との間の隙間に充填された接着剤と、
前記ポンプロータと前記ロータ部を結合する駆動回転軸と、
前記ポンプ部と連通された吐出ポートと吸入ポートを備え、前記ポンプ部を覆うように前記ポンプハウジングに固定されたポンプカバーと
を備えたことを特徴とする自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ。 - 請求項7に記載の自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプにおいて、
前記ヨークの前記大径領域部と前記円環状永久磁石の内周面とで前記ヨークと前記円環状永久磁石の回転中心の「芯合わせ」が行われ、
前記ヨークの前記小径領域部と前記円環状永久磁石の内周面とで形成される隙間に前記接着剤が充填されて前記ヨークと前記円環状永久磁石の接着、固定が行われる
ことを特徴とする自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ。 - 請求項8に記載の自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプにおいて、
前記ヨークの前記大径領域部と前記円環状永久磁石の内周面との間の隙間は、0〜50μmに決められていることを特徴とする自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ。 - 請求項9に記載の自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプにおいて、
前記ヨークの前記小径領域部と前記円環状永久磁石の内周面との間の隙間は、100μm程度に決められていることを特徴とする自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ。 - 請求項8に記載の自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプにおいて、
前記ヨークの軸方向の端面には、前記ヨークの外周面と直交して外側に延び、前記円環状永久磁石の端面が当接するフランジ部が形成されており、前記フランジ部に隣接して前記大径領域部が形成されていることを特徴とする自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ。 - 請求項11に記載の自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプにおいて、
前記大径領域部と前記フランジ部の間の前記ヨークには、所定の深さの環状凹部が形成されていることを特徴とする自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ。
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JP2015225400A JP2017096099A (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 電動ポンプ及び自動変速機と組み合わされる電動オイルポンプ |
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JP2020165410A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動ポンプ装置および電動ポンプ装置の取付構造 |
Citations (4)
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JP2004364474A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機およびその製造方法 |
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2015
- 2015-11-18 JP JP2015225400A patent/JP2017096099A/ja active Pending
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