JP2017095257A - シート材を搬送する装置、液体を吐出する装置 - Google Patents

シート材を搬送する装置、液体を吐出する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート材の厚さが厚くなるほどシート材の搬送負荷が大きくなり、搬送性が低下する。
【解決手段】シート材130の搬送を案内する搬送ガイド部材113と、シート材130を搬送ガイド部材113側に押える押さえ手段200とを備え、搬送ガイド部材113はシート材130を支持する少なくとも2つのリブ113aを有し、2つのリブ113aはシート材搬送方向と直交する方向で離間して配置され、押さえ手段200は、シート材130に接触してシート材130の移動に従って回転する従動回転体202を有し、従動回転体202は、保持部材201に弾性部材で構成した軸部205を介して回転可能に保持されて搬送ガイド部材113の2つのリブ113aのシート材搬送方向上流側部分の間に配置され、従動回転体202は、シート材130が通過していない状態において最下部がリブ113aの高さよりも低い位置に配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明はシート材を搬送する装置、液体を吐出する装置に関する。
例えば画像形成装置などのシート材を使用する装置では、シート材を搬送するときのシート材の浮き上がりを防止する必要がある。
そこで、従来、シート材の搬送を案内する搬送ガイド部材と、記録ヘッドの上流側でシート材を搬送ガイド部材側に押さえる押さえ手段とを備えたものが知られている(特許文献1ないし3)。
特開2014−166743号公報 特開2014−88018号公報 特許第5089203号公法
ところで、上述したようにシート材を押さえる構成にあっては、押さえ手段の押さえ力が一定であるために、シート材の厚さが厚くなるほどシート材の搬送負荷が大きくなり、搬送性が低下するという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、安定した搬送を行えるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るシート材を搬送する装置は、
シート材の搬送を案内する搬送案内部材と、
前記シート材を前記搬送案内部材側に押える押さえ手段と、を備え、
前記搬送案内部材は、シート材搬送方向と直交する方向に離間して配置されてシート材搬送方向に延びた、前記シート材を支持する少なくとも2つのリブを有し、
前記押さえ手段は、前記シート材と接触して前記シート材の移動に従って回転する従動回転体を有し、
前記従動回転体は、保持部材に弾性部材を介して回転可能に保持されて前記搬送案内部材の前記2つのリブのシート材搬送方向上流側部分の間に配置され、
前記従動回転体は、最下部が前記リブの頂部よりも低い位置に配置されている
構成とした。
本発明によれば、安定した搬送を行うことができる。
本発明に係る液体を吐出する装置の一例の側面説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する搬送ガイド部材周りの拡大側面説明図である。 同じく押さえ手段の斜視説明図である。 同じく搬送ガイド部材及び押さえ手段の要部斜視説明図である。 同じく従動回転体の保持部分の正面説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する従動回転体保持部分の正面説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する押さえ手段を取り付けた状態の斜視説明図である。 同じく押さえ手段を取り外した状態の斜視説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する要部平面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する押さえ手段を押さえ位置にした状態の要部側面説明図である。 同じく押さえ手段を退避位置にした状態の側面説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図1を参照して説明する。図1は同装置の側面説明図である。
この装置は、シリアル型装置であり、記録ヘッド109を搭載したキャリッジ110が図1で紙面垂直方向に往復移動可能に配置されている。記録ヘッド109としては、例えば液体を吐出する液体吐出ヘッドが使用されるが、これに限るものではない。
この記録ヘッド109に対して所定の間隔をおいてシート材の搬送を案内する搬送案内部材である搬送ガイド部材113が配置されている。
搬送ガイド部材113のシート材搬送方向上流側には、搬送ローラ108と加圧コロ124が配置されている。
搬送ガイド部材113のシート材搬送方向下流側には、排紙ローラ対111aが配置されている。排紙ローラ対111aの下流側には、更に排紙ローラ対111b、111cが配置されている。排紙ローラ対111a〜111cの上側は例えば拍車コロで構成される。
ここでは、搬送ガイド部材113のシート材搬送方向上流側部分に対向して、シート材130を搬送ガイド部材113側(搬送案内部材側)に押さえる押さえ手段200が配置されている。
一方、装置本体10の底部にはシート材130を積載収容する給紙トレイ100が着脱可能に装着される。給紙トレイ100に積載されたシート材130は、供給ローラ101によって1枚ずつ分離されて給紙され、ガイド部材103、104をガイド板とする第1反転搬送路11を搬送され、中継ローラ対107を経由して、搬送ローラ108と加圧コロ124との間に送り込まれる。
そして、記録ヘッド109によって画像が形成されるシート材130は、排紙ローラ対111a〜111cで送られて排紙部に排紙される。
また、両面印刷を行うときには、一面に画像が形成されたシート材130の後端が排紙ローラ対111c手前の分岐点117に到達したときに、排紙ローラ対111cを逆回転させる。
これにより、シート材130は、分岐点117からスイッチバック搬送路118に入り、反転ローラ112a、112bを経由して、ガイド部材105、106をガイド板とする第2反転搬送路12を搬送されて、搬送ローラ108と加圧コロ124との間に送り込まれる。
ここで、スイッチバック搬送路118は、搬送ガイド部材113を通らない経路で、搬送ガイド部材113のシート材搬送方向下流側からシート材搬送方向上流側にシート材130を戻す反転経路である。
そして、記録ヘッド109によって他面に画像が形成されるシート材130は、排紙ローラ対111a〜111cで送られて排紙部に排紙される。
さらに、この装置では、第1反転搬送路11及び第2反転搬送路12を横切ってシート材が直線的に搬送される直線搬送路13を有している。
そして、直線搬送路13と第1反転搬送路11とが交差する部分には、直線搬送路13を開閉可能に閉じる部材であるガイド部材103、104が変位可能に配置されている。
ガイド部材103は、軸103aを支点として図1で実線図示の位置と破線図示の位置との間で回転可能(変位可能)に配置されている。直線搬送路13は、ガイド部材103が図1で実線図示の位置にあるときに閉じられ、破線図示の位置にあるときに開かれて、直線搬送路13に差し込まれるシート材が第1反転搬送路11を横切ることが可能になる。
ガイド部材104は、軸104aを支点として図1で実線図示の位置と破線図示の位置との間で回転可能(変位可能)に配置されている。直線搬送路13は、ガイド部材103が図1で実線図示の位置にあるときに閉じられ、破線図示の位置にあるときに開かれる。
これらのガイド部材103、104は、図1の実線図示の位置を初期状態(定常状態)とする。
また、直線搬送路13と第2反転搬送路12とが交差する部分には、直線搬送路13を開閉可能に閉じる部材であるガイド部材105が変位可能に配置されている。
ガイド部材105は、軸105aを支点として図1で実線図示の位置と破線図示の位置との間で回転可能(変位可能)に配置されている。直線搬送路13は、ガイド部材103が図1で実線図示の位置にあるときに閉じられ、破線図示の位置にあるときに開かれる。
また、第2反転搬送路12のガイド部材を兼ね、搬送ローラ108の入り口側で搬送路を形成しているガイド部材106は、図1で実線図示の位置と破線図示の位置との間で上下動可能(変位可能)に配置されている。直線搬送路13は、ガイド部材106が図1で実線図示の位置にあるときに閉じられ、破線図示の位置にあるときに開かれ、シート材が第2反転搬送路12を通過可能となる。
次に、本発明の第1実施形態について図2ないし図5を参照して説明する。図2は同実施形態の説明に供する搬送ガイド部材周りの拡大側面説明図、図3は同じく押さえ手段の斜視説明図、図4は同じく搬送ガイド部材及び押さえ手段の要部斜視説明図、図5は同じく従動回転体の保持部分の正面説明図である。
搬送ガイド部材113は、シート材搬送方向上流側部分に、シート材搬送方向と交差する方向に配置された少なくとも2つのリブ113aを有している。
押さえ手段200は、搬送ガイド部材113の2つのリブ113a、113aのシート材搬送方向上流側部分の間に配置され、シート材130と接触しシート材130の移動に従って回転する従動回転体202を有している。
本実施形態では、3以上のリブ113aを有し、各リブ113a、113a間に従動回転体202を配置した構成としている。なお、2つのリブ113a、113aで構成される1つのリブ間に配置される従動回転体202は1又は複数とすることができる。
この搬送ガイド部材113の2つのリブ113a、113aのシート材搬送方向上流側部分は、液体吐出手段である記録ヘッド109のシート材搬送方向上流側に位置している部分である。
従動回転体202は、保持部材201に弾性部材であるスプリングで構成した軸部205で回転可能に保持されている。この場合、軸部205が従動回転体202を貫通して、従動回転体202が軸部205に対して回転可能な構成、軸部205と従動回転体202が一体化され、軸部205aが保持部材201に対して回転可能な構成のいずれでもよい。
また、図5ではひとつの従動回転体202にひとつの軸部205を用いる構成となっているが、スプリングのような弾性部材で構成したひとつの軸部205に複数の従動回転体202を配置してもよい。
従動回転体202は、シート材が通過していない状態において最下部がリブ113aの頂部よりも低い位置にある。つまり、図5に示すように、従動回転体202は、従動回転体202の最下部はリブ113aの頂部よりもΔhだけ低い位置になるように保持部材201に保持されている。
このように構成したので、上述した第1反転搬送路11、第2反転搬送路12、直線搬送路13のいずれかから搬送ローラ108と加圧コロ124との間に送り込まれたシート材130は、搬送ローラ108と加圧コロ124との間から送り出されて搬送ガイド部材113のリブ113a上に進入する。
このとき、搬送ガイド部材113のリブ113a、113a間には、最下部がリブ113aの頂部より低い従動回転体202が配置されているので、シート材130は従動回転体202によって搬送ガイド部材113のリブ113a、113a間を押さえられる。
これにより、シート材130は、図5に示すように、シート材搬送方向と直交する方向では、リブ113a、113aの間とリブ113aで支持される部位との間で波打ちを付与される。
シート材130がシート材搬送方向と直交する方向で波打つことで、シート材130のコシが強くなり、先端の浮きが抑えられ、記録ヘッド109と干渉することが防止され、安定した搬送を行うことができる。
そして、従動回転体202は弾性部材で構成した軸部205によって回転可能に保持されているので、シート材130を搬送ガイド部材113側に押さえながら、シート材130の厚さに応じて容易に上方向に変位することになる。
これにより、シート材130の厚さが厚くなってもシート材130を押さえる力の増加は小さく、シート材130との接触部位が従動回転体202であることと合わせて、搬送負荷の増大が抑えられ、シート材130を安定して搬送することができる。
また、搬送ガイド部材113を迂回するスイッチバック搬送路(反転経路)を有することで、搬送ガイド部材113上をシート材130がスイッチバックするときに押さえ手段200の部分でリブ113aの頂部より最下部が低く配置された従動回転体202とシート材とが干渉してジャムが発生することを防止できる。スイッチバック時に押さえ部材を退避させる構成も不要となるので、構成も簡単になる。
次に、本発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。図6は同実施形態の説明に供する従動回転体保持部分の正面説明図である。
本実施形態では、従動回転体202の軸部205aを弾性部材206の一種であるスプリングで保持して、保持部材201に対して回転可能に保持している。
このように構成しても前記第1実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態について図7及び図8を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供する押さえ手段を取り付けた状態の斜視説明図、図8は同じく押さえ手段を取り外した状態の斜視説明図である。
本実施形態では、押さえ手段200は装置本体の取り付け部140にねじなどの締結部材141にて取付け及び取り外し可能(分解可能)に取り付けている。
これにより、使用するシート材130の種類(極端な厚手のシート材の場合)などに応じて押さえ手段200を取り外す(使用しない)形態とすることができる。
また、主に使用するシート材が変更になった場合などに、押さえ手段200を取り外すことで、従動回転体202を保持する弾性部材を異なる弾性力をもつ弾性部材に交換することも容易となる。
次に、本発明の第4実施形態について図9を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
本実施形態では、従動回転体202を保持する弾性部材で構成した軸部205(又は弾性部材206)による複数の従動回転体202がシート材130を押さえる押さえ力を、シート材搬送方向と直交する方向における従動回転体202の配置位置で異ならせている。
例えば、搬送装置において複数種のサイズのシート材130が搬送される場合、全ての種類のサイズのシート材が通過する領域に対応して配置された従動回転体202について、従動回転体202の押さえ力を一部の種類のサイズのシート材130のみが通過する領域に対応して配置された従動回転体202の押さえ力よりも弱くしている。
全ての種類のサイズのシート材130が通過する領域では、当然ながら最も厚いシート材も通過するため、この領域は厚いシート材に対応して押さえ力を小さくしておくことで搬送負荷をより効率よく低減できる。
一方で、薄いシート材のみが通過する領域は従動回転体202の押さえ力は大きくしておくことで、薄いシート材の搬送性も確保できる。
このようにすることで、全ての種類のシート材が通過する領域に対応して配置された従動回転体202の押さえ力の平均値は、一部の種類のシート材のみが通過する領域に対応して配置された従動回転体202の押さえ力の平均値よりも小さな構成となる。
また、搬送するシート材130を基準として、シート材130の端部の領域A2に対応する従動回転体202の押さえ力は、シート材130の中央部(領域A1に相当する)に対応する従動回転体202の押さえ力よりも強くしている。なお、ここでは、シート材を中央基準で搬送しているが、端部基準で搬送する場合には、シート材の中央部と、従動回転体の配置領域の中央部とは必ずしも一致しない。
このように、シート材の端部に対する押さえ力(加圧力)を局所的に高く設定することで、搬送されるシート材130の平坦性が損なわれるため、大きな押さえ力を使用できない特殊な薄紙などのシート材であっても、中央部の平坦性を損なわずに先端の浮き上がりを防止して搬送することができる。
また、このようにすることで、搬送装置で使用するシート材130の種類、サイズに合わせて、弾性部材による従動回転体の加圧力(押さえ力)を個別に調整(カスタマイズ)することが可能になる。
具体的には、例えば、腰の弱いシート材を使用するときには、加圧力(押さえ力)を高くすることで、シート材の浮き量をより効果的に抑制できる。シート材のこしが弱いので、押さえ力を高くしても搬送負荷の増大への影響は小さい。
これに対し、厚いシート材を使用するときには、薄いシート材ほどにカールが生じにくいので、加圧力を低くして搬送負荷を抑えることで、搬送精度(間欠搬送時の停止位置精度)を向上することができる。
また、使用するシート材のサイズが特定サイズに限定される場合には、当該シート材の端部に対応する従動回転体の押さえ力を高く設定することで、浮き量低減に対して更に効果的となる。
また、封筒などシート材の搬送方向と直交する方向の端部に折り目があり、強い押さえ付け力を必要とするが、全域で強くすると搬送負荷が高くなるという場合に対しても、折り目に相当する位置の加圧力を局所的に高く設定することで、浮き上がりをより効果的に抑えることができる。
次に、本発明の第5実施形態について図10及び図11を参照して説明する。図10は同実施形態の説明に供する押さえ手段を押さえ位置にした状態の要部側面説明図、図11は同じく押さえ手段を退避位置にした状態の側面説明図である。
本実施形態では、押さえ手段200の保持部材201にヒンジ125を取り付け、軸126で搬送ガイド部材113に対して回転可能に保持している。
押さえ手段200は図10の押さえ位置にあるとき、従動回転体202がシート材130を押さえることが可能になり、図11の退避位置にあるとき、搬送ガイド部材113から離間する。
これにより、従動回転体202の圧解除が可能となる。特に、シート材130のジャムが発生したときのジャム処理時に低負荷でシート材130を除去できる。また、ジャム処理時にシート材130が破損して装置内に破けた断片が残るのを防ぐことができる。
本願において、「シート材」とは、具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板などの媒体であり、特に限定しない限り、シート状、薄板状のすべてのものが含まれる。
上記「シート材」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなどが含まれ、材質によって限定はされない。
また、本願において「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出させる装置である。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手
段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」としては、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
また、「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置などがある。
10 装置本体
108 搬送ローラ
109 記録ヘッド
113 搬送ガイド部材(搬送案内部材)
113a リブ
200 押さえ手段
201 保持部材
202 従動回転体
205 軸部(弾性部材)
206 弾性部材

Claims (10)

  1. シート材の搬送を案内する搬送案内部材と、
    前記シート材を前記搬送案内部材側に押える押さえ手段と、を備え、
    前記搬送案内部材は、シート材搬送方向と直交する方向に離間して配置されてシート材搬送方向に延びた、前記シート材を支持する少なくとも2つのリブを有し、
    前記押さえ手段は、前記シート材と接触して前記シート材の移動に従って回転する従動回転体を有し、
    前記従動回転体は、保持部材に弾性部材を介して回転可能に保持されて前記搬送案内部材の前記2つのリブのシート材搬送方向上流側部分の間に配置され、
    前記従動回転体は、最下部が前記リブの頂部よりも低い位置に配置されている
    ことを特徴とするシート材を搬送する装置。
  2. 前記押さえ手段は、前記従動回転体を複数有し、
    前記弾性部材による押さえ力は、シート材搬送方向と直交する方向における前記従動回転体の位置によって異なっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート材を搬送する装置。
  3. シート材搬送方向と直交する方向において、使用される全ての種類のシート材が通過する領域に対応して配置された前記従動回転体の押さえ力の平均値は、一部の種類のシート材のみが通過する領域に対応して配置された前記従動回転体の押さえ力の平均値よりも小さい
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート材を搬送する装置。
  4. シート材搬送方向と直交する方向において、前記シート材の端部が通過する位置に配置された前記従動回転体の押さえ力は、前記シート材の中央部が通過する位置に配置された前記従動回転体の押さえ力よりも大きい
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート材を搬送する装置。
  5. 前記従動回転体の軸部が前記弾性部材である
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシート材を搬送する装置。
  6. 前記従動回転体の軸部が前記弾性部材で保持されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシート材を搬送する装置。
  7. 前記押さえ手段は、装置本体に対して取り付け及び取り外し可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のシート材を搬送する装置。
  8. 前記押さえ手段は、搬送される前記シート材に対し前記従動回転体が接触しない位置まで前記搬送案内部材より退避可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のシート材を搬送する装置。
  9. 前記シート材を、前記搬送案内部材を通らない経路で、前記搬送案内部材のシート材搬送方向下流側からシート材搬送方向上流側に戻す反転経路を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のシート材を搬送する装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載のシート材を搬送する装置と、
    前記シート材に液体を吐出する液体吐出手段と、を備え、
    前記搬送案内部材の前記リブのシート材搬送方向上流側部分は、前記液体吐出手段のシート材搬送方向上流側の部分である
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
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