JP2017093776A - 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置 - Google Patents

吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017093776A
JP2017093776A JP2015228408A JP2015228408A JP2017093776A JP 2017093776 A JP2017093776 A JP 2017093776A JP 2015228408 A JP2015228408 A JP 2015228408A JP 2015228408 A JP2015228408 A JP 2015228408A JP 2017093776 A JP2017093776 A JP 2017093776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrap sheet
core wrap
belt
width direction
piled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015228408A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6764643B2 (ja
Inventor
康泰 木崎
Yasuhiro Kizaki
康泰 木崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2015228408A priority Critical patent/JP6764643B2/ja
Publication of JP2017093776A publication Critical patent/JP2017093776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6764643B2 publication Critical patent/JP6764643B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

【課題】設備汚染を招き難く、生産効率が向上する吸収体の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の吸収体3の製造方法は、回転ドラム2の集積用凹部22に積繊物33Bを形成する積繊工程と、バキュームコンベア4で集積用凹部22内の積繊物33Bを吸引し、帯状のコアラップシート34上に積繊物33Bを転写する転写工程とを備えている。転写工程において、回転ドラム2内部から集積用凹部22内の積繊物33Bへの吹出し風量Qpと、積繊物33Bを吸引するバキュームコンベア4の吸引風量Qrとの関係を、Qp≦Qrとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品用の吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置に関する。
使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に用いられる吸収体は、空気流に乗せてパルプ繊維及び吸収性ポリマーを含む吸収性コアの原料を、回転ドラムの外周面に形成された凹部に吸引して堆積させ、次いで、該凹部内に堆積した積繊体を透水性のシート材上に転写し、積繊体を透水性のシート材で被覆して製造されている(例えば特許文献1)。
特許文献1には、積繊ドラムの外周面に形成した積繊体を、積繊ドラム内から外周面を通じて噴出すエアーにより積繊ドラムから離間させ、搬送ライン上を搬送されるラッピングシートに転移させる吸収体の製造方法及び製造装置が記載されている。
特開2006−115911号公報
しかし、特許文献1には、積繊ドラム内から外周面を通じて噴出すエアーと、積繊体をラッピングシート上に転移させる際の吸引との関係に関して、何ら記載されていない。また、特許文献1に記載の吸収体の製造装置を用いて、吸収体を製造すれば、積繊ドラム内から外周面を通じて噴出するエアーにより、吸収性コアの原料が飛散してしまい、製造装置の設備汚染を招いてしまう。また、飛散した吸収性コアの原料を回収したり、清掃したりするために、製造装置を完全に停止してしまう必要があり、生産効率を向上させることが難しい。
したがって本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収体の製造方法及び製造装置を提供することにある。
本発明は、繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収性コアがコアラップシートで包まれた吸収体の製造方法であって、回転ドラムの外周面に設けられた集積用凹部に、吸収性コアの原料を集積して積繊物を形成する積繊工程と、前記回転ドラム内部から前記集積用凹部内の前記積繊物に対して気体を吹出すとともに、バキュームコンベアの有する通気性のベルト上に配された帯状のコアラップシートを介して該バキュームコンベアで、前記回転ドラムの前記集積用凹部内の前記積繊物を吸引し、該帯状のコアラップシート上に該積繊物を転写する転写工程とを備え、前記転写工程において、前記回転ドラム内部から前記集積用凹部内の前記積繊物への吹出し風量Qpと、前記積繊物を吸引する前記バキュームコンベアの吸引風量Qrとの関係を、Qp≦Qrとする吸収体の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収性コアがコアラップシートで包まれた吸収体の製造装置であって、吸収性コアの原料を集積する集積用凹部を外周面に有する回転ドラムと、帯状のコアラップシートを搬送する通気性のベルトを有し、該帯状のコアラップシートを介して前記回転ドラムの前記集積用凹部内の前記積繊物を吸引するバキュームコンベアとを備え、前記回転ドラム内部から前記集積用凹部内の前記積繊物への吹出し風量Qpと、前記積繊物を吸引する前記バキュームコンベアの吸引風量Qrとの関係が、Qp≦Qrである吸収体の製造装置を提供するものである。
本発明によれば、設備汚染を招き難く、生産効率が向上する。
図1は、本発明の吸収体の製造装置の好ましい一実施形態を示す概略斜視図である。 図2は、図1に示すII-II線断面図である。 図3は、図1に示す製造装置を側面から視た要部拡大側面図である。 図4は、図1に示す製造装置の備えるバキュームボックスの天板を天面から視た概略図である。
以下に、本発明について、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の吸収体の製造装置の好ましい一実施形態の製造装置1の概略が示されている。本実施形態の製造装置1は、繊維材料31及び吸収性粒子32を含む吸収性コア33がコアラップシート34で包まれた吸収体3を製造する装置である。製造装置1は、吸収性コア33の原料を集積する集積用凹部22を外周面21に有する回転ドラム2と、帯状のコアラップシート34を搬送する通気性のベルト41を有し、帯状のコアラップシート34を介して回転ドラム2の集積用凹部22内の積繊物33Bを吸引してコアラップシート34上に転写するバキュームコンベア4とを備えている。本実施形態では、製造装置1は、回転ドラム2及びバキュームコンベア4に加えて、回転ドラム2の外周面21に向けて吸収性コアの原料を飛散状態にて供給するダクト5と、ダクト5に吸収性コアの原料である繊維材料31を供給する繊維材料供給部6と、ダクト5の下流側に隣接して回転ドラム2の外周面21に沿って配され集積用凹部22に集積された吸収性コアの原料の積繊物33Bを押さえる押さえベルト7と、バキュームコンベア4の下流側に配された切断装置8とを備えている。
製造装置1では、回転ドラム2は、図1に示すように、円筒状をなし、モータ等の原動機(不図示)からの動力を受けて、その外周面21を形成する部材が水平軸回りを矢印R方向に回転するようになっている。外周面21を形成する部材よりも内側に位置するドラム本体23は固定されていて回転しない。回転ドラム2は、図1に示すように、その外周面21に、吸収性コアの原料が積繊される集積用凹部22を有している。集積用凹部22は、回転ドラム2の周方向(2X方向)に所定の間隔で複数配置されている。図1中、2X方向が回転ドラム2の周方向、2Y方向が回転ドラム2の幅方向(回転ドラム2の回転軸と平行な方向)である。
回転ドラム2は、内部に相互に独立した複数の空間を有しており、製造装置1では、図1に示すように、3つの空間A〜Cを有している。空間A〜Cどうしの間は、回転ドラム2の回転軸側から外周面21側に向かって設けられたプレートにより仕切られている。回転ドラム2には吸気ファン(不図示)が接続されており、該吸気ファンの駆動により、回転ドラム2内の仕切られた空間A〜Cの圧力が調整できるようになっており、製造装置1においては、空間Aが負圧に維持され、空間Bが空間Aよりも弱い負圧又は圧力ゼロ(大気圧)に維持され、空間Cは大気圧(圧力ゼロ)又は陽圧に設定されている。また、回転ドラム2にはエアー吐出装置(不図示)が接続されており、該エアー吐出装置の駆動により、該エアー吐出装置に接続された吐出口24(図3参照)から気体としてのエアーが吹出されるようになっており、製造装置1においては、吐出口24が空間Cに配されている。従って、製造装置1においては、空間Cの位置にて、回転ドラム2の内部に配された吐出口24から集積用凹部22内の積繊物33Bへエアーを吹出すことができるようになっている。
製造装置1では、各集積用凹部22の底面22aは、図1に示すように、多孔性部材から構成されている。集積用凹部22が負圧に維持された空間A及びB上を通過している間、集積用凹部22の底面22aの多孔性部材の細孔が吸引孔として機能する。多孔性部材としては、この種の積繊装置に従来用いられるものを特に制限なく使用することができ、例えば、金属又は樹脂製のメッシュプレートや、金属又は樹脂製の板にエッチングやパンチングで多数の細孔を形成したもの等を用いることができる。
吸収体3の原料は、従来、生理用ナプキンやパンティライナー、使い捨ておむつ等の吸収性物品の吸収体に用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。吸収性コア33の原料である繊維材料31としては、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維とのセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの合成繊維の親水化処理した短繊維等が好ましい。これらの繊維は、1種を単独で用いても良いし2種以上を組み合わせて用いることもできる。吸収性コア33の原料である吸収性粒子32としては、例えば、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー、高吸収性ポリマー系のものが挙げられる。高吸収性ポリマーとしては、例えば、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体からなるもの等を用いることができる。吸収性コア33の原料として、繊維材料31及び吸収性粒子32と共に、消臭剤や抗菌剤等を必要に応じて用いることもできる。コアラップシート34としては、不織布シート、或いはティッシュペーパー等を用いることができる。
製造装置1では、バキュームコンベア4は、図1に示すように、回転ドラム2の下方に配されており、回転ドラム2の弱い陽圧又は圧力ゼロ(大気圧)に設定されている空間Cに位置する外周面21に対向して配されている。バキュームコンベア4は、駆動ロール42及び従動ロール43,43に架け渡された無端状の通気性のベルト41と、通気性のベルト41を挟んで回転ドラム2の空間Cに位置する外周面21と対向する位置に配されたバキュームボックス44とを備えている。バキュームボックス44には吸気ファン(不図示)が接続されており、該吸気ファンの駆動により、バキュームボックス44の天板44Tに配された開口からの吸引力が調整できるようになっている。バキュームコンベア4の通気性のベルト41上には、帯状のコアラップシート34が導入され、一方向である搬送方向(Y方向)に搬送されるようになっている。
製造装置1では、エアー吐出装置(不図示)により回転ドラム2の内部に配された吐出口24から集積用凹部22内の積繊物33Bに対して吹出すエアーの量と、吸気ファン(不図示)によりバキュームボックス44の天板44Tに配された開口45からの吸引するエアーの量とが、別々に調整できるようになっている。製造装置1では、回転ドラム2内部から集積用凹部22内の積繊物33Bへの吹出し風量Qpと、積繊物33Bを吸引するバキュームコンベア4の吸引風量Qrとの関係が、吹出すエアーにより吸収性コア33の原料が飛散したとしてもバキュームボックス44で吸引でき、製造装置1の設備汚染を招き難く、生産効率が向上する観点から、Qp≦Qrであり、Qp<Qrであることが好ましい。同様な観点から、Qr/Qpの値が、1.5以上であることが好ましく、3.0以上であることが更に好ましい。
バキュームコンベア4は、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部に対応する領域CTの吸引系列と、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部に対応する領域STの吸引系列とが分かれていなくてもよいが、本実施形態における製造装置1では、図2に示すように、中央部に対応する領域CTの吸引系列と、両側部に対応する領域STの吸引系列とが分かれている。ここで、中央部に対応する領域CTは、コアラップシート34上に積繊物33Bを転写する位置にも対応している。このように吸引系列が分かれていると、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部でコアラップシート34を介して積繊物33Bを吸引するセンター吸引風量Qcと、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部でコアラップシート34を吸引するサイド吸引風量Qsとが別々に調整し易く、センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係を、Qc>Qsとし易くなる。
また、バキュームコンベア4は、両側部に対応する領域STが、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の一側部に対応する領域ST1の吸引系列と、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の他側部に対応する領域ST2の吸引系列とが分かれていなくてもよいが、製造装置1では、図2に示すように、一側部に対応する領域ST1の吸引系列と、他側部に対応する領域ST2の吸引系列とが分かれている。このように吸引系列が分かれていると、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の一側部でコアラップシート34を吸引する一方側のサイド吸引風量Qs1と、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の他側部でコアラップシート34を吸引する他方側のサイド吸引風量Qs2とを別々に調整し易く、一方側のサイド吸引風量Qs1と他方側のサイド吸引風量Qs2との関係を、Qs1=Qs2とし易くなる。
吐出口24から吹出すエアーの量および中央部、両側部に対応する領域ST、CTの各吸引系列の吸引風量の測定は、それぞれの配管内略中央部に設置したピトー管流量計を用いて測定する。
センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係を、Qc>Qsとし易くする観点から、製造装置1では、図4に示すように、バキュームコンベア4の有するバキュームボックス44の天板44Tにおいて、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部に対応する領域CTの総開口面積Scと、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部に対応する領域STの総開口面積Ssとの関係が、Sc>Ssとなっている。同様な観点から、Sc/Ssの値が、1.5以上であることが好ましく、2.0以上であることが更に好ましい。ここで、中央部に対応する領域CTの総開口面積Scとは、図4に示すように、バキュームボックス44の天板44Tに関し、回転ドラム2における外周面21とバキュームコンベア4との最近接位置P1(図3参照)からバキュームボックス44の下流端の位置P2(図3参照)までの領域CTにおける積繊物33Bが存在する部分44CTにある開口45の開口面積の総和を意味する。また、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部に対応する領域STの総開口面積Ssとは、バキュームボックス44の天板44Tに関し、回転ドラム2における外周面21とバキュームコンベア4との最近接位置P1(図3参照)からバキュームボックス44の下流端の位置P2(図3参照)までの領域STにおける積繊物33Bが存在する部分を除く部分44NTにある開口45の開口面積の総和を意味する。
また、吐出口24から吹出すエアーにより飛散した吸収性コア33の原料を、中央部に対応する領域CTに更に流れ易くし、製造装置1の設備汚染を招き難くする観点から、バキュームボックス44の天板44Tの中央部に対応する領域CTにおいては、図4に示すように、回転ドラム2における外周面21とバキュームコンベア4との最近接位置P1側にある各開口45の開口面積の方が、バキュームボックス44の下流端の位置P2側にある各開口45の開口面積よりも大きいことが好ましい。
製造装置1では、ダクト5は、図1に示すように、後述する繊維材料供給部6から回転ドラム2に亘って延びており、ダクト5の下流側の開口端部が、負圧に維持される回転ドラム2の空間Aに位置する外周面21を覆っている。ダクト5は、図1に示すように、その途中に吸収性粒子32を導入する吸収性粒子導入部51を有している。ダクト5は、回転ドラム2の吸気ファン(不図示)の作動により、ダクト5内に、回転ドラム2の外周面21に向けて吸収性コアの原料を流す空気流が生じるようになっている。
製造装置1では、繊維材料供給部6は、図1に示すように、ダクト5に吸収性コアの原料である繊維材料31を供給する部分である。繊維材料供給部6は、解繊機61を備えている。繊維材料供給部6は、繊維材料31のシート状の原反30を解繊機61に導入することにより原反30を解繊し、解繊された繊維材料31をダクト5内に供給するようになっている。
製造装置1では、押さえベルト7は、図1に示すように、回転ドラム2のダクト5の位置よりも下流側に隣接して回転ドラム2の外周面21に沿って配されており、回転ドラム2の空間Aよりも弱い負圧又は圧力ゼロ(大気圧)に設定されている空間Bに位置する外周面21に沿って配されている。押さえベルト7は、無端状の通気性又は非通気性のベルトであり、ロール71及びロール72に架け渡されて、回転ドラム2の回転と共に連れ回るようになっている。尚、押さえベルト7が通気性のベルトである場合には、実質的に集積用凹部22内の原料を通過させないものであることが好ましい。押さえベルト7により、空間Bの圧力を大気圧に設定しても、集積用凹部22内の積繊物33Bを下流側のバキュームコンベア4上に転写するまで、集積用凹部22内に保持できるようになっている。
製造装置1では、切断装置8として、例えば、生理用ナプキン、おむつ等の吸収性物品の製造において、吸収体連続体の切断に従来使用されているもの等を特に制限なく使用することができる。図1に示した切断装置8は、周面に切断刃81を備えたカッターロール82と、切断刃を受ける周面平滑なアンビルロール83とを備えている。
次に、前述した製造装置1を用いて吸収体3を連続的に製造する方法について説明する。
本実施態様の吸収体3の製造方法は、回転ドラム2の集積用凹部22に積繊物33Bを形成する積繊工程と、バキュームコンベア4で集積用凹部22内の積繊物33Bを吸引し、帯状のコアラップシート34上に積繊物33Bを転写する転写工程とを備えている。以下、具体的に、製造装置1を用いる本実施態様の吸収体3の製造方法について説明する。
先ず、回転ドラム2内の空間A,B及びバキュームコンベア4のバキュームボックス44内を、それぞれに接続された吸気ファン(不図示)を作動させて負圧にする。空間A,B内を負圧にすることで、ダクト5内に、吸収性コア33の原料を、回転ドラム2の外周面21に搬送する空気流(バキュームエアー)が生じる。また、回転ドラム2を回転させ、押さえベルト7を作動させる。
次いで、繊維材料供給部6の解繊機61を作動させて、繊維材料31のシート状の原反を解繊し、解繊された繊維材料31をダクト5内に供給する。また、ダクト5の途中に配された吸収性粒子導入部51から、ダクト5内に吸収性粒子32を導入する。
次いで、本実施態様では、回転ドラム2の外周面21に設けられた集積用凹部22に、吸収性コア33の原料を集積して積繊物33Bを形成する(積繊工程)。好適には、導入された吸収性粒子32は、繊維材料31の流れに沿って散らばり、繊維材料31及び吸収性粒子32がダクト5内全体に広がりながら、回転ドラム2の空間Aに対応する領域において、外周面21の集積用凹部22に供給され、集積用凹部22に積繊物33Bを形成する。
このように、集積用凹部22内に、繊維材料31及び吸収性粒子32を有する吸収性コアの原料を積繊させて積繊物33Bを得た後、図1に示すように、更に回転ドラム2を回転させ、回転ドラム2の空間Bに対応する領域において、押さえベルト7で集積用凹部22内に積繊物33Bを押さえつけながら、バキュームコンベア4上まで搬送する。
次いで、本実施態様では、回転ドラム2内部から集積用凹部22内の積繊物33Bに対して気体(エアー)を吹出すとともに、バキュームコンベア4の有する通気性のベルト41上に配された帯状のコアラップシート34を介してバキュームコンベア4で、回転ドラム2の集積用凹部22内の積繊物33Bを吸引し、帯状のコアラップシート34上に積繊物33Bを転写する(転写工程)。好適には、集積用凹部22内の積繊物33Bは、回転ドラム2の空間Cに対応する領域であるバキュームボックス44の対向領域にくると、吐出口24からのエアーの吹出しとバキュームボックス44からの吸引によって、集積用凹部22から離型し、バキュームコンベア4上に導入された、帯状のコアラップシート34上へと受け渡される。
ここで、本実施態様の転写工程において、回転ドラム2内部に配された吐出口24から集積用凹部22内の積繊物33Bへの吹出し風量Qpと、積繊物33Bを吸引するバキュームコンベア4の吸引風量Qrとの関係を、Qp≦Qrとしている。このような関係であるため、本実施態様の吸収体3の製造方法は、吐出口24から吹出すエアーにより吸収性コア33の原料が飛散したとしても、バキュームボックス44で吸引でき、製造装置1の設備汚染を招き難く、設備を清掃する時間も少なくて済み、生産効率が向上する。また、吐出口24から吹出すエアーにより吸収性コア33の原料が飛散したとしても、バキュームボックス44で吸引でき、飛散した吸収性コアの原料の回収作業が少なくなり、生産効率が向上する。
また、本実施態様の転写工程では、ベルト41で搬送されている帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部に積繊物33Bを転写している。即ち、搬送方向(Y方向)に直交する幅方向の中央部に積繊物33Bを転写している。そして、本実施態様の転写工程では、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部でコアラップシート34を介して積繊物33Bを吸引するセンター吸引風量Qcと、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部でコアラップシート34を吸引するサイド吸引風量Qsとの関係を、Qc>Qsとすることが好ましい。このような関係にすると、本実施態様の吸収体3の製造方法では、吐出口24から集積用凹部22内の積繊物33Bに対して吹出すエアーが、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部に対応する領域STよりも、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部に対応する領域CTで吸引され易くなる。その為、吐出口24から吹出すエアーにより飛散した吸収性コア33の原料が、両側部に対応する領域STよりも、中央部に対応する領域CTに流れ易く、製造装置1の設備汚染を更に招き難く、生産効率が更に向上し易い。同様な観点から、Qc/Qsの値が、1.1以上であることが好ましく、1.5以上であることが更に好ましい。
センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係を、Qc>Qsとし易くするために、本実施態様に用いる製造装置1では、図4に示すように、バキュームコンベア4の有するバキュームボックス44の天板44Tにおいて、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部に対応する領域CTの総開口面積Scと、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部に対応する領域STの総開口面積Ssとの関係が、Sc>Ssとなっている。
さらに、本実施態様の転写工程では、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の一側部でコアラップシート34を吸引する一方側のサイド吸引風量Qs1と、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の他側部でコアラップシート34を吸引する他方側のサイド吸引風量Qs2との関係を、Qs1=Qs2とすることが好ましい。このような関係にすると、本実施態様の吸収体3の製造方法では、吐出口24から集積用凹部22内の積繊物33Bに対して吹出すエアーの全てが、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部に対応する領域CTで吸引されなかったとしても、吸引されなかった吐出口24から吹出すエアーが、領域STにおける、搬送方向(Y方向)からみて幅方向の一側部に対応する領域ST1及び他側部に対応する領域ST2に、均等に吸引され易くなる。その為、吐出口24から吹出すエアーにより飛散した吸収性コア33の原料が、両側部に対応する領域STに流れたとしても、一側部に対応する領域ST1及び他側部に対応する領域ST2に均等に流れ易く、製造装置1の設備汚染を更に招き難く、生産効率が更に向上し易い。また、このような関係にすると、帯状のコアラップシート34の搬送時の蛇行を抑制することもできる。
次いで、図1に示すように、帯状のコアラップシート34の搬送方向(Y方向)に沿う両側部が、折りガイド板(不図示)により、折り返され、搬送方向(Y方向)に間欠的に配された複数の積繊物33Bそれぞれの上下両面が、コアラップシート34に被覆された帯状の吸収体3を製造する。
その後、図1に示すように、切断装置8のカッターロール82とアンビルロール83との間に、帯状の吸収体3を搬送し、搬送方向(Y方向)に隣り合う積繊物33B,33Bどうしの間毎に切断して、個々の吸収体3を製造する。このようにして、繊維材料31及び吸収性粒子32を含む吸収性コア33がコアラップシート34で包まれた吸収体3が連続的に製造される。
本発明の吸収体の製造装置は、上述の実施態様の製造装置1に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、本発明の吸収体の製造方法は、上述の製造装置1を用いた本実施態様の吸収体の製造方法に何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、製造される積繊物33Bの形状は厚み方向に貫通したスリットを有する吸収体や縦方向と横方向に交差する溝を備えた吸収体など、集積用凹部22の形状等を変更することにより柔軟に変更してもよい。
例えば、上述の実施態様の製造装置1においては、搬送方向に間欠的に積層物を形成しているが、搬送方向に連続的な積層物を形成し、コアラップシートに被覆された後にコアラップシートとともに切断しても良い。
本発明で製造する吸収体は、吸収性物品の吸収体として好ましく用いられる。吸収性物品は、主として尿、経血等の身体から排泄される体液を吸収保持するために用いられるものである。吸収性物品には、例えば使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド、パンティライナー等が包含されるが、これらに限定されるものではなく、人体から排出される液の吸収に用いられる物品を広く包含する。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
<実験1>
〔実施例1〕
図1に示す製造装置1を用いて吸収体3を製造した。具体的には、実施例1の製造装置では、回転ドラム2内部から集積用凹部22内の積繊物33Bへの吹出し風量Qpと、積繊物33Bを吸引するバキュームコンベア4の吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値が、1.8であった。
〔比較例1〕
吹出し風量Qpと吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値を0.7とする以外は、実施例1の製造装置と同様な比較例1の製造装置を用いて吸収体3を製造した。
〔評価〕
実施例1、比較例1の製造装置を用いて3分間連続して吸収体3を製造し、その後、各製造装置の全体にエアーを吹き付け、飛散していた吸収性コア33の原料を刷毛で集め、回収した吸収性コア33の原料の量を比較した。その結果、実施例1の製造装置において飛散していた吸収性コア33の原料は、比較例1と比較して非常に少なかった。
以上の結果からわかるように、回転ドラム内部から集積用凹部内の積繊物への吹出し風量Qpと、積繊物を吸引するバキュームコンベアの吸引風量Qrとの関係を、Qp≦Qrとすることで、設備汚染を招き難く、生産効率の向上が期待できることがわかった。
<実験2>
(1)バキュームボックス44の準備
バキュームボックス44の天板44Tに関しては、搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部に対応する領域CTの総開口面積Scが0.050mであり、搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部に対応する領域STの総開口面積Ssが0.015mであった。
〔実施例2〕
図1に示す製造装置1を用いて吸収体3を製造した。具体的に、実施例2の製造装置では、回転ドラム2内部から集積用凹部22内の積繊物33Bへの吹出し風量Qpと、積繊物33Bを吸引するバキュームコンベア4の吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値が、4.3であった。また、転写工程では、搬送方向(Y方向)からみて幅方向の中央部のセンター吸引風量Qcと、搬送方向(Y方向)からみて幅方向の両側部のサイド吸引風量Qsとの関係(Qc/Qs)の値が、0.2であった。
〔実施例3〕
吹出し風量Qpと吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値を3.7とし、センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係(Qc/Qs)の値を1.1とする以外は、実施例1の製造装置と同様な実施例3の製造装置を用いて吸収体3を製造した。
〔実施例4〕
吹出し風量Qpと吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値を4.4とし、センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係(Qc/Qs)の値を1.5とする以外は、実施例1の製造装置と同様な実施例4の製造装置を用いて吸収体3を製造した。
〔実施例5〕
吹出し風量Qpと吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値を5.2とし、センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係(Qc/Qs)の値を1.9とする以外は、実施例1の製造装置と同様な実施例5の製造装置を用いて吸収体3を製造した。
〔実施例6〕
吹出し風量Qpと吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値を3.3とし、センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係(Qc/Qs)の値を3.9とする以外は、実施例1の製造装置と同様な実施例6の製造装置を用いて吸収体3を製造した。
〔実施例7〕
吹出し風量Qpと吸引風量Qrとの関係(Qr/Qp)の値を4.0とし、センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係(Qc/Qs)の値を5.1とする以外は、実施例1の製造装置と同様な実施例7の製造装置を用いて吸収体3を製造した。
〔評価〕
実施例2〜7の製造装置を用いて4時間以上連続して吸収体3を製造し、その後、各製造装置の全体にエアーを吹き付け、飛散していた吸収性コア33の原料を刷毛で集め、回収した吸収性コア33の原料の重量を測定した。そして、実施例2の製造装置を用いた場合に回収した吸収性コア33の原料の重量に対する削減率を測定した。それらの結果を下記表1に示す。
Figure 2017093776
表1に示す結果から明らかなように、実施例3〜7の製造装置を用いて吸収体3を製造すれば、実施例1の製造装置を用いて吸収体3を製造する場合に比べて、回収した吸収性コア33の原料の重量が少なかった。その為、センター吸引風量Qcとサイド吸引風量Qsとの関係がQc>Qsであれば、更に設備汚染を招き難く、更なる生産効率の向上が期待できる。
1 積繊装置
2 回転ドラム
21 外周面
22 集積用凹部
23 ドラム本体
3 吸収体
30 繊維材料のシート状の原反
31 繊維材料
32 吸収性粒子
33 積繊物
34 コアラップシート
4 バキュームコンベア
41 通気性のベルト
42 駆動ロール
43 従動ロール
44 バキュームボックス
44T 天板
5 ダクト
51 吸収性粒子導入部
6 繊維材料供給部
61 解繊機
7 押さえベルト
71,72 ロール
8 切断装置
81 切断刃
82 カッターロール
83 アンビルロール

Claims (8)

  1. 繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収性コアがコアラップシートで包まれた吸収体の製造方法であって、
    回転ドラムの外周面に設けられた集積用凹部に、吸収性コアの原料を集積して積繊物を形成する積繊工程と、
    前記回転ドラム内部から前記集積用凹部内の前記積繊物に対して気体を吹出すとともに、バキュームコンベアの有する通気性のベルト上に配された帯状のコアラップシートを介して該バキュームコンベアで、前記回転ドラムの前記集積用凹部内の前記積繊物を吸引し、該帯状のコアラップシート上に該積繊物を転写する転写工程とを備え、
    前記転写工程において、前記回転ドラム内部から前記集積用凹部内の前記積繊物への吹出し風量Qpと、前記積繊物を吸引する前記バキュームコンベアの吸引風量Qrとの関係を、Qp≦Qrとする吸収体の製造方法。
  2. 前記転写工程では、前記ベルトで搬送されている前記帯状のコアラップシートの搬送方向からみて幅方向の中央部に前記積繊物を転写しており、
    前記幅方向の中央部で該コアラップシートを介して前記積繊物を吸引するセンター吸引風量Qcと、前記幅方向の両側部で該コアラップシートを吸引するサイド吸引風量Qsとの関係を、Qc>Qsとする請求項1に記載の吸収体の製造方法。
  3. 前記転写工程では、前記ベルトで搬送されている前記帯状のコアラップシートの搬送方向からみて幅方向の中央部に前記積繊物を転写しており、
    前記バキュームコンベアの有するバキュームボックスの天板において、前記幅方向の中央部に対応する領域の総開口面積Scと、前記幅方向の両側部に対応する領域の総開口面積Ssとの関係を、Sc>Ssとする請求項1又は2に記載の吸収体の製造方法。
  4. 前記帯状のコアラップシートの搬送方向からみて幅方向の一側部で該コアラップシートを吸引する一方側のサイド吸引風量Qs1と、前記幅方向の他側部で該コアラップシートを吸引する他方側のサイド吸引風量Qs2との関係を、Qs1=Qs2とする請求項2又は3に記載の吸収体の製造方法。
  5. 繊維材料及び吸収性粒子を含む吸収性コアがコアラップシートで包まれた吸収体の製造装置であって、
    吸収性コアの原料を集積する集積用凹部を外周面に有する回転ドラムと、
    帯状のコアラップシートを搬送する通気性のベルトを有し、該帯状のコアラップシートを介して前記回転ドラムの前記集積用凹部内の前記積繊物を吸引するバキュームコンベアとを備え、
    前記回転ドラム内部から前記集積用凹部内の前記積繊物への吹出し風量Qpと、前記積繊物を吸引する前記バキュームコンベアの吸引風量Qrとの関係が、Qp≦Qrである吸収体の製造装置。
  6. 前記バキュームコンベアは、前記帯状のコアラップシートの搬送方向からみて幅方向の中央部に対応する領域の吸引系列と、前記幅方向の両側部に対応する領域の吸引系列とが分かれている請求項5に記載の吸収体の製造装置。
  7. 前記バキュームコンベアの有するバキュームボックスの天板において、前記帯状のコアラップシートの搬送方向からみて幅方向の中央部に対応する領域の総開口面積Scと、前記幅方向の両側部に対応する領域の総開口面積Ssとの関係が、Sc>Ssである請求項5又は6に記載の吸収体の製造装置。
  8. 前記バキュームコンベアは、前記帯状のコアラップシートの搬送方向からみて幅方向の一側部に対応する領域の吸引系列と、前記幅方向の他側部に対応する領域の吸引系列とが分かれている請求項5〜7の何れか1項に記載の吸収体の製造装置。
JP2015228408A 2015-11-24 2015-11-24 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置 Active JP6764643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228408A JP6764643B2 (ja) 2015-11-24 2015-11-24 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228408A JP6764643B2 (ja) 2015-11-24 2015-11-24 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017093776A true JP2017093776A (ja) 2017-06-01
JP6764643B2 JP6764643B2 (ja) 2020-10-07

Family

ID=58804480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015228408A Active JP6764643B2 (ja) 2015-11-24 2015-11-24 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6764643B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019069383A1 (ja) * 2017-10-03 2019-04-11 花王株式会社 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
CN111417369A (zh) * 2017-11-28 2020-07-14 花王株式会社 片材碎片的制造方法及片材碎片的制造装置以及吸收体的制造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354162A (ja) * 1986-05-28 1988-03-08 ザ、プロクタ−、エンド、ギャンブル、カンパニ− 複数の空気同伴ファイバ流を生じさせる装置および方法
US6330735B1 (en) * 2001-02-16 2001-12-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Apparatus and process for forming a laid fibrous web with enhanced basis weight capability
JP2012045317A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Unicharm Corp 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法、製造装置、及び吸収性物品の製造方法
JP2012161421A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Unicharm Corp 吸収体の製造装置、及び製造方法
JP2013255555A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Kao Corp 積繊装置
JP2014117421A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Kao Corp 吸収体及び吸収性物品の製造方法、吸収体の製造装置並びに吸収性物品
JP2015059287A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 花王株式会社 積繊装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354162A (ja) * 1986-05-28 1988-03-08 ザ、プロクタ−、エンド、ギャンブル、カンパニ− 複数の空気同伴ファイバ流を生じさせる装置および方法
US6330735B1 (en) * 2001-02-16 2001-12-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Apparatus and process for forming a laid fibrous web with enhanced basis weight capability
JP2012045317A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Unicharm Corp 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法、製造装置、及び吸収性物品の製造方法
JP2012161421A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Unicharm Corp 吸収体の製造装置、及び製造方法
JP2013255555A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Kao Corp 積繊装置
JP2014117421A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Kao Corp 吸収体及び吸収性物品の製造方法、吸収体の製造装置並びに吸収性物品
JP2015059287A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 花王株式会社 積繊装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019069383A1 (ja) * 2017-10-03 2019-04-11 花王株式会社 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
JPWO2019069383A1 (ja) * 2017-10-03 2020-04-02 花王株式会社 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
CN111201000A (zh) * 2017-10-03 2020-05-26 花王株式会社 吸收体的制造方法和吸收体的制造装置
GB2579945A (en) * 2017-10-03 2020-07-08 Kao Corp Method for manufacturing absorbent body and device for manufacturing absorbent body
RU2734793C1 (ru) * 2017-10-03 2020-10-23 Као Корпорейшн Способ изготовления впитывающего элемента и устройство для изготовления впитывающего элемента
US11191675B2 (en) 2017-10-03 2021-12-07 Kao Corporation Method for manufacturing absorbent body and device for manufacturing absorbent body
GB2579945B (en) * 2017-10-03 2022-06-22 Kao Corp Method for manufacturing absorbent body and device for manufacturing absorbent body
CN111417369A (zh) * 2017-11-28 2020-07-14 花王株式会社 片材碎片的制造方法及片材碎片的制造装置以及吸收体的制造方法
CN111417369B (zh) * 2017-11-28 2022-01-07 花王株式会社 片材碎片的制造方法及片材碎片的制造装置以及吸收体的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6764643B2 (ja) 2020-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5953296B2 (ja) 吸収体の製造装置
TW201922608A (zh) 吸收體之製造方法及吸收體之製造裝置
JP7027102B2 (ja) 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
JP2019063369A (ja) 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
JP6982453B2 (ja) 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
CN111050715B (zh) 吸收体的制造方法
JP6764643B2 (ja) 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
JP6386350B2 (ja) 吸収体の製造装置
JP5989061B2 (ja) 吸収体の製造装置及び製造方法
JP5759701B2 (ja) 吸収体の製造方法
JP6812153B2 (ja) 吸収体の製造装置及び吸収体の製造方法
JP6699980B2 (ja) 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
JP5965979B2 (ja) 吸収体の製造装置
CN110621273B (zh) 吸收体的制造方法
JP2018075200A (ja) 吸収体の製造方法及び製造装置
CN112996469B (zh) 吸收体的制造方法和制造装置
JP6421024B2 (ja) 吸収体の製造方法及び製造装置
JP2013255555A (ja) 積繊装置
JP6647009B2 (ja) 吸収体の製造装置及び製造方法
KR20170106341A (ko) 브릿지형 흡수성 구조체 제조 방법
JP6255232B2 (ja) 吸収体の製造装置
JP2018089178A (ja) 吸収体の製造方法
JP7118752B2 (ja) 吸収体の製造方法
JP2013027588A (ja) 吸収体の製造装置及び製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160222

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200914

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6764643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250