JP2017093116A - 回転電機およびそれを用いた送風機 - Google Patents

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敦 阿部
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【課題】巻線の温度上昇を低減できる回転電機を提供する。【解決手段】固定子と回転子を備えた回転電機であって、前記固定子は、6極であり、円環状のコアバックと、前記コアバックから径方向に突き出すようにして周方向に複数設けられたティースとを有する固定子鉄心と、隣接するティースの間に形成される固定子スロットに巻装された固定子巻線とを備え、前記コアバックの径方向の高さをW、前記固定子鉄心の内径をDiとするとき、0.045<W/Di<0.083の関係を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、かご形誘導電動機などの回転電機およびそれを用いた送風機に関する。
従来、ファンと回転電機を組み合わせた背景技術として、図10に示すシステムがある。このシステムとしては、例えばジェットファン等の送風機が挙げられる。図10では、固定子1と回転子2からなる回転電機100の負荷がファン14であり、ファン14による空気等の流体16で固定子1が冷却されるシステムである。
また、回転電機において、固定子鉄心の円環部分の径方向の高さWと、固定子鉄心の内径Diの比率に関する背景技術として、特許文献1が知られている。特許文献1では、特に、鉄損と銅損とをバランス良く低減して、さらなる高効率化を図ることができる永久磁石式回転機を提供するため、磁極数を6極とし、固定子鉄心の円環部分の径方向の高さWと、極ピッチτとの比W/τが0.3〜0.5の関係を満たし、固定子鉄心の内径Diと固定子鉄心の外径Daとの比Di/Daが0.55〜0.65の関係を満たすようにするものである(要約参照)。
特開2010−45872号公報
特許文献1の発明は、鉄損と銅損とをバランス良く低減するWやDiの比率を設定するものである。しかしながら、鉄損と銅損によって発生する熱の逃げやすさについては、十分な検討が行われていない。すなわち、巻線の温度上昇を小さくする構造については配慮されていない。
本発明は、巻線の温度上昇を低減できる回転電機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本発明の回転電機の一例を挙げるならば、固定子と回転子を備えた回転電機であって、前記固定子は、6極であり、円環状のコアバックと、前記コアバックから径方向に突き出すようにして周方向に複数設けられたティースとを有する固定子鉄心と、隣接するティースの間に形成される固定子スロットに巻装された固定子巻線とを備え、前記コアバックの径方向の高さをW、前記固定子鉄心の内径をDiとするとき、0.045<W/Di<0.083の関係を有するものである。
本発明によれば、回転電機において、巻線の温度上昇を低減できる。
本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の部分断面図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の熱回路図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の、コアバックの径方向の高さと熱抵抗及び電気抵抗並びに温度上昇の関係を示す図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の、温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと冷却風の速度の関係を示す図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の、温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと固定子スロット数の関係を示す図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の、温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さとティースの周方向の幅の関係を示す図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の、温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さとティースの寸法比の関係を示す図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の、温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと冷却風の速度の関係を示す図である。 本発明の回転電機の一実施例である誘導電動機の、温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと冷却風の速度の関係を示す図である。 本発明の送風機の一実施例である、ファンと回転電機を組み合わせた送風機を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の回転電機の実施形態を、各実施例として詳細に説明する。なお、実施例を説明するための各図において、同一の構成要素には同一の名称、符号を付して、その繰り返しの説明を省略する。
図1は、本発明の回転電機の一実施例である実施例1の誘導電動機の部分断面図である。
本実施例は、固定子1と回転子2を備えたかご形誘導電動機であって、固定子1は、6極であり、円環状のコアバック3と、コアバック3から径方向に突き出すようにして周方向に複数設けられたティース4とを有する固定子鉄心5と、隣接するティースの間に形成される固定子スロット6に巻装された固定子巻線7とを備える。また、回転子2は、周方向に複数の回転子バー8を備える。そして、コアバック3の径方向の高さをW、固定子鉄心5の内径をDiとするとき、0.045<W/Di<0.083の関係を有している。
図2は、本発明の回転電機の一実施例である実施例1の誘導電動機の熱回路図である。
熱抵抗は、回転電機の損失によって発生する熱の逃げにくさであり、熱の通り道の距離に比例し、熱伝導率と断面積に反比例する。熱伝導率は、熱の伝わりやすさを表す物理定数であり、一般的な回転電機では、固定子鉄心5は、熱伝導率λcが20〜30W/m・Kのものが多く使われており、40W/m・K程度のものも使われることがある。固定子巻線7の周りには、絶縁物9が巻かれてあり、一般的な回転電機では、絶縁物9は、熱伝導率λzが0.2W/m・K程度のものが多く使われており、0.1W/m・K程度のものや、0.5W/m・K程度のものも使われることがある。
図2では、コアバック3の熱抵抗をRc、ティース4の熱抵抗をRt、固定子巻線7とコアバック3の隙間に配置された絶縁物9の熱抵抗をRzc、固定子巻線7とティース4の隙間に配置された絶縁物9の熱抵抗をRztとしている。固定子1の熱抵抗Rsは、次式で表される。
(式1)Rs=Rc+1/(1/(Rt+Rzt)+1/Rzc)
固定子1の表面の熱抵抗Roは、固定子1の表面を通る冷却風の速度vが高いと小さくなり、逆に速度が低いと大きくなる。冷却風の速度vは、回転電機の使われ方で変化する場合があり、本実施例の回転電機は、回転電機の負荷がファンであり、ファンによる流体で固定子1が冷却されるシステムに使われる。本実施例の回転電機が使われるシステムでは、冷却風の速度vは、一般的な回転電機が回転電機単体で運転されているときの冷却風の速度の4〜8倍になると予想している。そのため、支配的な温度差は巻線−鉄心外周面であり、固定子の熱抵抗Rsが支配的となる。
図3は、コアバックの径方向の高さと熱抵抗及び電気抵抗並びに温度上昇の関係を示す図である。熱抵抗Ro+Rsは、固定子1の表面の熱抵抗Roと、固定子1の熱抵抗Rsの和を示しており、コアバックの径方向の高さWの増加とともに大きくなる。電気抵抗R1は、固定子巻線7の断面積に反比例させている。コアバックの径方向の高さWの変化につれて電気抵抗R1が変わるのは、Wに応じて、設計上最適なスロットの幅や高さが変化し、スロットの断面積が変化するためである。電気抵抗R1と熱抵抗Ro+Rsの積R1(Ro+Rs)は、固定子巻線の温度上昇にほぼ比例する。図3の範囲内で、これらの最小値が1となるように無次元化している。図3では、冷却風の速度や、固定子鉄心5の熱伝導率λcを、上述した範囲の中間値としている。
本実施例では、W/Diを0.062とした場合に、温度上昇が最小となる。そして、電気抵抗R1と熱抵抗Ro+Rsの積R1(Ro+Rs)が小さくなるW/Diの数値範囲を選択する。熱抵抗Ro+Rsは、W/Diを小さくすることで低減されており、電気抵抗R1が最小となるW/Diの0.084よりも、本実施例のようにW/Diを小さくすることで、温度上昇が低減される。
図4は、実施例1の構成における温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと冷却風の速度の関係を示す図である。冷却風の速度vは、一般的な回転電機が回転電機単体で運転されているときの冷却風の速度を1として無次元化している。固定子鉄心5の熱伝導率λcは、上述した範囲20〜30W/m・Kで与えている。ティース4の周方向の幅をWt、ティース4の径方向の高さをHt、固定子スロット6の個数をN1、絶縁物9の厚みをδとしたとき、それらの数値は、一般的な回転電機の数値の範囲で与えている。
図4に示すように、温度上昇が最小となるW/Diには範囲があり、本実施例の回転電機が使われるシステムの冷却風の速度vの4〜8では、温度上昇が最小となるW/Diは、0.045〜0.083の範囲となる。
コアバックの径方向の高さWと固定子鉄心の内径Diの比率に関する背景技術として知られている特許文献1では、極ピッチをτとしたときW/τが0.3〜0.5の関係を満たすことで、鉄損と銅損とをバランス良く低減してさらなる高効率化を図ることができるとされている。ここで、W/τが0.3〜0.5とすると、6極機の場合にτはπDi/6であるため、W/Diは0.157〜0.262になる。
このように、本実施例の回転電機が使われるシステムでのように、一般的な回転電機が回転電機単体で運転されているときよりも、冷却風の速度が大きいときは、背景技術として知られているW/Diが0.157〜0.262よりも、W/Diを小さくすることで、温度上昇が低減される。すなわち、W/Diを0.045〜0.083の範囲とすることにより、温度上昇を低減することができる。
図4に示すように、温度上昇が最小となるW/Diは、冷却風の速度vが大きいほど小さくなる。温度上昇が最小となるW/Diを、冷却風の速度vの関数で表すと次式の範囲となる。
(式2)−0.00074v+0.051<W/Di<−0.00137v+0.088
このように、冷却風の速度vが大きくなるに連れて、W/Diを(式2)に従って小さくすることで、温度上昇をさらに低減することができる。
図5は、実施例1の構成における温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと固定子スロット数の関係を示す図である。
図5に示すように、温度上昇が最小となるW/Diは、固定子スロット数N1が大きいほど小さくなる。温度上昇が最小となるW/Diを、固定子スロット数N1の関数で表すと次式となる。
(式3)−0.000102N1+0.055<W/Di<−0.000130N1+0.087
このように、固定子スロット数N1が大きくなるに連れて、W/Diを(式3)に従って小さくすることで、温度上昇をさらに低減することができる。
図6は、実施例1の構成における温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さとティースの周方向の幅の関係を示す図である。
図6の横軸の分母のWt×N1は、ティース4の磁束の通りやすさに相当し、図6の横軸の分子のWは、コアバック3の磁束の通りやすさに相当する。すなわち、図6の横軸は、ティース4に対するコアバック3の磁束の通りやすさを意味する。
図6に示すように、温度上昇が最小となるW/Diは、コアバック3の磁束が通りやすくなるほど(図6の横軸が大きくなるほど)大きくなる。温度上昇が最小となるW/Diを表すと次式となる。
(式4)0.07x+0.043<W/Di<0.2x+0.061
(式5)x=W/(Wt×N1)
このように、図6の横軸が大きくなるに連れて、W/Diを(式4)と(式5)に従って大きくすることで、温度上昇を低減しつつ、コアバック3の磁束が通りやすくなる。
図7は、実施例1の構成における温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さとティースの寸法比の関係を示す図である。
図7の横軸Wt/Htが大きくなると、ティース4の径方向の高さHtに対して、ティース4の付け根の幅が大きくなり、ティース4の付け根の強度が増す。
図7に示すように、温度上昇が最小となるW/Diは、Wt/Htの増加に伴い大きくなる。温度上昇が最小となるW/Diを表すと次式となる。
(式6)0.040x+0.042<W/Di<0.054x+0.070
(式7)x=Wt/Ht
このように、Wt/Htが大きくなるに連れて、W/Diを(式6)と(式7)に従って大きくすることで、温度上昇を低減しつつ、ティース4の付け根の強度を増すことができる。
図8は、本発明の実施例2の構成における温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと冷却風の速度の関係を示す図である。
本実施例では、実施例1と異なる部分として、固定子鉄心5の熱伝導率λcが20〜40W/m・K、絶縁物9の熱伝導率λzが0.1〜0.5W/m・Kのとき、0.035<W/Di<0.104の関係を有している。
実施例1では、固定子鉄心5の熱伝導率λcと、絶縁物9の熱伝導率λzは、一般的な回転電機で多く使われている値で、W/Diの範囲を定めたが、本実施例では、一般的な回転電機で使われることもある範囲に拡大し、W/Diの範囲を定めている。
固定子鉄心5の熱伝導率λcは、固定子鉄心5に含まれる炭素量が少なくなると鉄損が増加するものの、高くなる。すなわち、本実施例は、鉄心材が低グレードな場合においても、固定子巻線7の温度上昇を低減できることになる。
絶縁物9の熱伝導率λzは、絶縁物9に、ポリエチレンなどの熱伝導率の高い材料を使うことや、マイカなどの熱伝導率の高い材料を多く含有させることなどで、高くなる。逆に、絶縁物9に、ポリスチレンなどの熱伝導率の低い材料を使うことなどで、低くなる。すなわち、本実施例は、幅広い絶縁部の構成において、固定子巻線7の温度上昇を低減できることになる。
図8のように、温度上昇が最小となるW/Diは、冷却風の速度vが大きいほど小さくなる。温度上昇が最小となるW/Diを、冷却風の速度vの関数で表すと次式となる。
(式8)−0.00070v+0.041<W/Di<−0.00095v+0.107
このように、冷却風の速度が大きくなるに連れて、W/Diを小さくすることで、温度上昇が低減される。
図9は、本発明の実施例3の構成における温度上昇が最小となるコアバックの径方向の高さと冷却風の速度の関係を示す図である。
本実施例は、実施例2と異なる部分として、極数が4となり、0.052<W/Di<0.149の関係を有している。
W/Diを本実施例の範囲とすることで、極数が4のとき、固定子巻線7の温度上昇を低減できる。
図9のように、温度上昇が最小となるW/Diは、冷却風の速度vが大きいほど小さくなる。温度上昇が最小となるW/Diを、冷却風の速度vの関数で表すと次式となる。
(式9)−0.00121v+0.061<W/Di<−0.00195v+0.157
このように、冷却風の速度が大きくなるに連れて、W/Diを小さくすることで、温度上昇が低減される。
本発明の実施例4は、本発明の回転電機をジェットファン等の送風機に用いたものである。
図10に、本実施例の送風機を示す。送風機は、回転電機100と、回転電機のシャフト13の両側に取り付けられたファン14とから構成されている。回転電機100は、固定子鉄心5と固定子巻線7から構成される固定子1と、回転子鉄心10と回転子短絡環11から構成される回転子2を備えている。回転電機100は、実施例1〜3の何れかの回転電機である。なお、図において、符号12はベアリング、15はフレームである。
回転電機100でファン14を駆動し、ファン14で空気等の流体16の流れを起こすことにより、送風機として動作する。また、流体16が回転電機100に当たることにより、固定子1を冷却することができる。
1…固定子
2…回転子
3…コアバック
4…ティース
5…固定子鉄心
6…固定子スロット
7…固定子巻線
8…回転子バー
9…絶縁物
10…回転子鉄心
11…回転子短絡環
12…ベアリング
13…シャフト
14…ファン
15…フレーム
16…流体
100…回転電機

Claims (11)

  1. 固定子と回転子を備えた回転電機であって、
    前記固定子は、6極であり、円環状のコアバックと、前記コアバックから径方向に突き出すようにして周方向に複数設けられたティースとを有する固定子鉄心と、隣接するティースの間に形成される固定子スロットに巻装された固定子巻線とを備え、
    前記コアバックの径方向の高さをW、前記固定子鉄心の内径をDiとするとき、次式の関係を有する回転電機。
    0.045<W/Di<0.083
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    回転電機の負荷がファンであり、ファンによる流体で前記固定子が冷却される回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記固定子スロットの個数をN1とするとき、次式の関係を有する回転電機。
    −0.000102N1+0.055<W/Di<−0.000130N1+0.087
  4. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記ティースの周方向の幅をWt、前記固定子スロットの個数をN1とするとき、次式の関係を有する回転電機。
    0.07x+0.043<W/Di<0.2x+0.061
    ここで、x=W/(Wt×N1)
  5. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記ティースの周方向の幅をWt、前記ティースの径方向の高さをHtとするとき、次式の関係を有する回転電機。
    0.040x+0.042<W/Di<0.054x+0.070
    ここで、x=Wt/Ht
  6. 固定子と回転子を備えた回転電機であって、
    前記固定子は、6極であり、円環状のコアバックと、前記コアバックから径方向に突き出すようにして周方向に複数設けられたティースとを有する固定子鉄心と、隣接するティースの間に形成される固定子スロットに巻装された固定子巻線とを備え、
    前記固定子巻線と前記固定子鉄心との隙間には絶縁物が備えられ、
    前記コアバックの径方向の高さをW、前記固定子鉄心の内径をDi、前記固定子鉄心の熱伝導率をλc(W/m・K)、前記絶縁物の熱伝導率をλz(W/m・K)とするとき、次式の関係を有する回転電機。
    0.035<W/Di<0.104
    20<λc<40
    0.1<λz<0.5
  7. 請求項6に記載の回転電機において、
    回転電機の負荷がファンであり、ファンによる流体で前記固定子が冷却される回転電機。
  8. 固定子と回転子を備えた回転電機であって、
    前記固定子は、4極であり、円環状のコアバックと、前記コアバックから径方向に突き出すようにして周方向に複数設けられたティースとを有する固定子鉄心と、隣接するティースの間に形成される固定子スロットに巻装された固定子巻線とを備え、
    前記固定子巻線と前記固定子鉄心との隙間には絶縁物が備えられ、
    前記コアバックの径方向の高さをW、前記固定子鉄心の内径をDi、前記固定子鉄心の熱伝導率をλc(W/m・K)、前記絶縁物の熱伝導率をλz(W/m・K)とするとき、次式の関係を有する回転電機。
    0.052<W/Di<0.149
    20<λc<40
    0.1<λz<0.5
  9. 請求項8に記載の回転電機において、
    回転電機の負荷がファンであり、ファンによる流体で前記固定子が冷却される回転電機。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の回転電機と、前記回転電機により駆動されるファンとを備え、
    前記ファンによる流体で回転電機の固定子が冷却されるものである送風機。
  11. 請求項10に記載の送風機がジェットファンである送風機。
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