JP2017090805A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017090805A
JP2017090805A JP2015223931A JP2015223931A JP2017090805A JP 2017090805 A JP2017090805 A JP 2017090805A JP 2015223931 A JP2015223931 A JP 2015223931A JP 2015223931 A JP2015223931 A JP 2015223931A JP 2017090805 A JP2017090805 A JP 2017090805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
current
light amount
light emitting
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015223931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6671931B2 (ja
Inventor
関 雄一
Yuichi Seki
雄一 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015223931A priority Critical patent/JP6671931B2/ja
Priority to US15/345,114 priority patent/US9964887B2/en
Publication of JP2017090805A publication Critical patent/JP2017090805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671931B2 publication Critical patent/JP6671931B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00567Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00904Arrangements for supplying power to different circuits or for supplying power at different levels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/06Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using cylindrical picture-bearing surfaces, i.e. scanning a main-scanning line substantially perpendicular to the axis and lying in a curved cylindrical surface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/113Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0081Image reader

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

【課題】光走査装置の光源への電流の供給を停止する。【解決手段】光走査装置2は、光ビームを出射する光源12と、光ビームの光量を検出する光量検出部14bと、光量検出部の検出結果に基づいて光ビームの光量を制御する光量制御部30と、を備え、光量制御部は、光源が光ビームの出射を開始する閾値電流より小さいバイアス電流を予め光源へ供給するとともに、画像信号に従って光源の発光を制御するために変調されたスイッチング電流をバイアス電流に重畳させた駆動電流の光源への供給を制御し、光量制御部は、光源へのバイアス電流および駆動電流の供給を停止させる電流停止手段54を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、光ビームの光量を制御する光量制御部を有する光走査装置に関する。
従来から画像形成装置に配備する光学走査装置として、光源から出射される光ビームを回転多面鏡により偏向してf-θレンズを介して感光体ドラムに照射する方式が知られている。近年、画像形成装置においては、高速かつ高画質で画像を形成することが求められ、光ビームを発光する手段として複数の発光点から同時に複数の光ビームを出射するマルチビーム光源が用いられている。
一方、光走査装置は、印字速度の変更(変速)、画像解像度の変更または記録媒体の厚さに応じた感光ドラムの回転速度の変更に従って、回転多面鏡の回転速度と光源の発光点の数を切り替える。特許文献1は、感光ドラムの表面上の画像形成領域については画像データに応じて光源の発光点の数を減少させて発光し、非画像形成領域については全発光点を異なるタイミングで発光させて光量制御を実行することを開示している。
特許第5629975号公報
しかし、光ビームの出力応答性を向上するために複数の発光点へバイアス電流を供給する制御を行うレーザ駆動基板を異なる種類の光走査装置の間で流用して光ビームの数の切り替えを行う場合、使用していない発光点へもバイアス電流が供給される。そのため、光走査装置の消費電力の低減が困難である。特に、VCSEL等の光ビームの数が多い光源を使用する場合、使用していな発光点へ供給される電流による電力消費が大きいという問題を生じる。
そこで、本発明は、光源への電流の供給を停止することができる光走査装置を提供する。
上記の問題を解決するべく、本発明の実施例による光走査装置は、
光ビームを出射する光源と、
前記光ビームの光量を検出する光量検出部と、
前記光量検出部の検出結果に基づいて前記光ビームの前記光量を制御する光量制御部と、
を備え、
前記光量制御部は、前記光源が前記光ビームの出射を開始する閾値電流より小さいバイアス電流を予め前記光源へ供給するとともに、画像信号に従って前記光源の発光を制御するために変調されたスイッチング電流を前記バイアス電流に重畳させた駆動電流の前記光源への供給を制御し、
前記光量制御部は、前記光源への前記バイアス電流および前記駆動電流の供給を停止させる電流停止手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、光走査装置の光源への電流の供給を停止することができる。
第1実施例の光走査装置の説明図。 第1実施例の光量制御部のブロック図。 コンデンサの電圧とLDの光ビームの光量との関係を示す図。 第1実施例の第1の変形例の光量制御部のブロック図。 第1実施例の第2の変形例の光量制御部のブロック図。 第1実施例の第3の変形例の光量制御部のブロック図。 第2実施例のレーザ駆動部のブロック図。 第2実施例の電流停止信号と駆動電流の関係を示すタイミングチャート。 第3実施例のレーザ駆動部のブロック図。 第4実施例のLDへの駆動電流の供給停止の解除方法を説明するタイミングチャート。 第1実施例の画像形成装置の断面図。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。
(画像形成装置)
本実施例における電子写真方式の画像形成装置1を説明する。図11は、第1実施例の画像形成装置1の断面図である。画像形成装置1は、光走査装置2(2Y、2M、2C、2K)、画像制御部501、画像読取部500、感光ドラム(感光体)25を含む画像形成部503、定着部504及び給紙/搬送部505から構成される。画像読取部500は、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿の画像を光学的に読み取り、読み取った画像を画像データ(電気信号)へ変換する。画像制御部501は、画像読取部500から画像データを受け取り、受け取った画像データを画像信号へ変換する。画像制御部501は、画像信号を光走査装置2へ送信し、また、光走査装置2の発光を制御する。
画像形成部503は、4つの画像形成ステーションF(FY、FM、FC、FK)を有する。4つの画像形成ステーションFは、無端の中間転写ベルト(以下、中間転写体という。)511の回転方向R2に沿ってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の順に並べられている。画像形成ステーションFのそれぞれは、矢印R1で示す方向に回転する像担持体としての感光ドラム25(25Y、25M、25C、25K)を有する。感光ドラム25の回りには、矢印R1で示す回転方向に沿って、帯電器(帯電手段)3、光走査装置2、現像装置(現像手段)4、一次転写部材6(6Y、6M、6C、6K)及びクリーニング装置7(7Y、7M、7C、7K)が配置されている。
帯電器3(3Y、3M、3C、3K)は、回転する感光ドラム25(25Y、25M、25C、25K)の表面を均一に帯電する。光走査装置2(2Y、2M、2C、2K)は、画像信号に従って変調された光ビームを出射して、感光ドラム25(25Y、25M、25C、25K)の表面上に静電潜像を形成する。現像装置4(4Y、4M、4C、4K)は、感光ドラム25(25Y、25M、25C、25K)上に形成された静電潜像をそれぞれの色のトナー(現像剤)によってトナー像に現像する。一次転写部材6(6Y、6M、6C、6K)は、感光ドラム25(25Y、25M、25C、25K)上のトナー像を中間転写体511上に順次に一次転写し、重ね合わせる。クリーニング装置7(7Y、7M、7C、7K)は、一次転写後に感光ドラム25(25Y、25M、25C、25K)上に残ったトナーを回収する。
光走査装置2(2Y、2M、2C、2K)は、イエロー画像の光ビームの出射開始タイミングからマゼンタ、シアン及びブラック画像の光ビームの出射を順次に開始していく。副走査方向における光走査装置2の出射開始タイミングを制御することにより、中間転写体511上に色ずれなく重ね合わされた4色のトナー像が転写される。記録媒体(以下、シートという。)Sは、給紙/搬送部505の給紙カセット508又は手差しトレイ509から二次転写ローラ510へ搬送される。二次転写ローラ510は、中間転写体511上のトナー像を一括してシートSへ二次転写する。トナー像が転写されたシートSは、定着部504へ搬送される。定着部504は、シートSを加熱および加圧して、トナーを溶融し、シートSにトナー像を定着させる。これによって、シートSにフルカラ−画像が形成される。画像が形成されたシートSは、排出トレイ512へ排出される。
(光走査装置)
図1は、第1実施例の光走査装置2の説明図である。光走査装置2は、レーザ駆動部11及び光源としての半導体レーザ(以下、LDという。)12を有する。レーザ駆動部11及びLD12は、レーザ駆動基板10に設けられている。レーザ駆動部11は、LD12を発光させるための駆動電流Idrを出力する。光走査装置2は、コリメートレンズ13、光量検出ユニット14、円柱レンズ16、モータ17、fθレンズ18、反射ミラー19及びビーム検出器(以下、BDという。)20を有する。モータ17のロータは、回転多面鏡17aと一体に回転する。非画像領域において、LD12から出射されたレーザ光(以下、光ビームという。)L1は、コリメートレンズ13及び円柱レンズ16を経て、回転多面鏡17aへ到達する。回転多面鏡17aにより偏向された光ビームL1は、fθレンズ18を経てBD20へ入射する。BD20は、光ビームL1を受光すると、主走査方向Xの画像の書き出し位置を一定にするためのビーム検出信号(以下、BD信号という。)21を出力する。BD信号21に基づいてLD12から出射された光ビームL2は、画像領域において、fθレンズ18及び反射ミラー19を経由して感光ドラム25上を主走査方向Xに走査して静電潜像を形成する。なお、LD12は、複数の光ビームを出射してもよい。回転多面鏡17aとモータ17は、LD12から出射された光ビームL2が感光ドラム25の表面上を主走査方向に走査するように光ビームL2を偏向する偏向装置を構成する。
(光量制御部)
図2は、第1実施例の光量制御部30のブロック図である。表1は、光量制御部30の複数の動作モードにおける内部回路の状態を示す。
Figure 2017090805
光量制御部30は、複数の動作モードで動作可能である。複数の動作モードは、上側光量制御モード(APC−H)、下側光量制御モード(APC−L)、定電流制御モード、初期化モード及び電流停止制御モードを含む。光量制御部30の複数の動作モードは、画像制御部501から出力される複数の制御信号により選択される。複数の制御信号は、上側光量制御信号62、下側光量制御信号63、放電信号64、電流停止信号73を含む。表1は、上側光量制御モード(APC−H)、下側光量制御モード(APC−L)、定電流制御モード及び初期化モードにおける光量制御部30の内部回路の状態を示す。なお、電流停止制御モードについては、後述する。
光量制御部30は、レーザ駆動部11に設けられている。光量制御部30は、LD12の光量に基づいてバイアス電流(待機電流)Ibを算出するオートバイアス方式の光量制御を行う。LD12は、発光遅延現象を有する。発光遅延現象は、LD12の光ビームの出力応答性を低下させる。そこで、光量制御部30は、光ビームの出力応答性を向上するために、LD12へ予めバイアス電流Ibを供給している。バイアス電流Ibの値は、LD12がレーザ発振を開始する閾値電流(発光開始電流)Ithの値より小さく設定される。LD12へバイアス電流Ibを供給しても、LD12は、光ビーム(レーザ光)を出射しないけれども、LEDと同じように広い波長範囲の微小な光(LED光)を放出する。
バイアス電流Ibを算出するために、光量制御部30は、上側光量制御モードと下側光量制御モードで動作する。上側光量制御モードにおいて、光量制御部30は、LD12に第1の光量P1の光ビームを出射させて高レベル電圧VchHを求める。下側光量制御モードにおいて、光量制御部30は、LD12に第1の光量P1より小さい第2の光量P2の光ビームを出射させて低レベル電圧VchLを求める。光量制御部30は、高レベル電圧VchH及び低レベル電圧VchLに基づいて、閾値電圧Vthを求める。光量制御部30は、閾値電圧Vthより小さいバイアス電圧Vbを求め、バイアス電圧Vbに基づいてバイアス電流Ibを生成する。以下、上側光量制御モード、下側光量制御モード、バイアス電圧Vbの算出方法およびバイアス電流Ibの生成方法を説明する。
(上側光量制御モード)
以下、第1のモードとしての上側光量制御モード(APC−H)を説明する。上側光量制御モードにおいて、光量制御部30は、LD12が第1の光量P1の光ビームを出射するように、LD12へ供給される駆動電流Idrの値を調整する。LD12から出射された光ビームの光量(光強度)は、光量検出部(受光素子)としてのフォトダイオード(以下、PDという。)14bにより検出される。PD14bは、電源Vccから電圧を印加されている。PD14bは、図1に示す光量検出ユニット14に設けられている。LD12から出射された光ビームの一部は、光量検出ユニット14に設けられた半透鏡14aにより反射され、PD14bへ入射する。PD14bは、光ビームを受光すると、光ビームの光量の検出結果として光ビームの光量に応じたPD電流15を出力する。
PD電流15は、可変抵抗34により電圧Vへ変換される。PD電流15の電圧Vは、比較器33へ入力される。比較器33は、PD電流15の電圧Vを分圧器32の出力電圧56と比較する。分圧器32は、基準電圧生成部31により生成される基準電圧Vrefを比率nで分圧する。上側光量制御モードにおいて、分圧器32は、比率nを1(n=1)として、基準電圧Vrefの1/1となる出力電圧(Vref×1/1)56を出力する。
比較器33の出力は、上側サンプル回路35及び下側サンプル回路40へ入力される。上側サンプル回路35と第1のコンデンサ36は、高レベル電圧VchHをサンプルし保持する高レベル電圧サンプルホールド回路を構成する。下側サンプル回路40及び第2のコンデンサ41は、低レベル電圧VchLをサンプルし保持する低レベル電圧サンプルホールド回路を構成する。上側サンプル回路35は、画像制御部501から出力される上側光量制御信号62により制御される。下側サンプル回路40は、画像制御部501から出力される下側光量制御信号63により制御される。表1に示すように、上側光量制御モードにおいて、上側サンプル回路35は、上側光量制御信号62によりON状態にされ、下側サンプル回路40は、下側光量制御信号63によりOFF状態にされている。従って、上側光量制御モードにおいて、上側サンプル回路35は、比較器33の出力に従って第1のコンデンサ36へ電荷を充放電する。
具体的には、PD電流15の電圧Vが分圧器32の出力電圧56より小さい場合(電圧V<基準電圧Vref)、LD12の光ビームの光量が第1の光量P1より小さいので、上側サンプル回路35は、第1のコンデンサ36を充電する。PD電流15の電圧Vが分圧器32の出力電圧56より大きい場合(電圧V>基準電圧Vref)、LD12の光ビームの光量が第1の光量P1より大きいので、上側サンプル回路35は、第1のコンデンサ36を放電させる。このようにして、第1のコンデンサ36は、高レベル電圧VchHをサンプルする。
第1のコンデンサ36は、切替開閉器(1極双投開閉器)38の上側端子に接続されている。切替開閉器38の下側端子は、第2のコンデンサ41に接続されている。切替開閉器38の共通端子は、バイアス電圧生成回路43及び電流停止回路(2極双投開閉器)54の上側アナログスイッチ54aの上側端子に接続されている。電流停止手段としての電流停止回路54の上側アナログスイッチ54aの下側端子は、接地されている。上側アナログスイッチ54aの共通端子は、スイッチング電流生成回路39に接続されている。表1に示すように、上側光量制御モードにおいて、切替開閉器38の共通端子は、下側光量制御信号63により上側端子へ接続され、電流停止回路54の共通端子は、電流停止信号73により上側端子へ接続されている。従って、第1のコンデンサ36の高レベル電圧VchHは、切替開閉器38及び電流停止回路54を介して、スイッチング電流生成回路39へ印加される。スイッチング電流生成回路39は、電圧電流変換回路(V−I)を有している。スイッチング電流生成回路39は、第1のコンデンサ36の高レベル電圧VchHを出力電流55へ変換する。
上側光量制御モードにおいて、電流停止回路54は、切替開閉器38とスイッチング電流生成回路39を接続している。電流停止回路54の動作は、後述する。バイアス電圧生成回路43は、開閉器(1極単投開閉器)44を介して電流停止回路54の下側アナログスイッチ54bの上側端子に接続されている。電流停止回路54の下側アナログスイッチ54bの下側端子は、接地されている。電流停止回路54の下側アナログスイッチ54bの共通端子は、電圧電流変換回路(V−I)を有するバイアス電流生成回路45に接続されている。バイアス電流生成回路45は、バイアス電圧生成回路43により算出されたバイアス電圧Vbに基づいてバイアス電流Ibを生成する。
表1に示すように、上側光量制御モードにおいて、開閉器44は、下側光量制御信号63によりON状態にされているので、バイアス電圧生成回路43が生成したバイアス電圧Vbは、バイアス電流生成回路45へ印加される。バイアス電流生成回路45は、バイアス電圧Vbをバイアス電流Ibへ変換する。バイアス電流Ibは、減算器51および加算器53へ入力される。減算器51は、スイッチング電流生成回路39の出力電流55からバイアス電流Ibを減じて、スイッチング電流Iswを生成する。表1に示すように、上側光量制御モードにおいて、VDO(ビデオ)制御回路46は、上側光量制御信号62および下側光量制御信号63によりON状態にされているので、VDO制御回路46は、ビデオ信号47を出力する。上側光量制御モードにおけるビデオ信号47は、トランジスタ52をON状態にする。加算器53は、スイッチング電流Iswにバイアス電流Ibを加算して、LD12を駆動する駆動電流Idrを生成する。
このようにして、光量制御部30は、上側光量制御モードにおいて、LD12の光ビームの光量が第1の光量P1となるように第1のコンデンサ36に高レベル電圧VchHをサンプルする。
(下側光量制御モード)
以下、第2のモードとしての下側光量制御モード(APC−L)を説明する。下側光量制御モードにおいて、光量制御部30は、LD12が第1の光量P1より小さい第2の光量P2の光ビームを出射するように、LD12へ供給される駆動電流Idrの値を調整する。PD14bは、LD12から出射される光ビームの一部を半透鏡14aを介して受光すると、光ビームの光強度に応じたPD電流15を出力する。
PD電流15は、可変抵抗34により電圧Vへ変換される。PD電流15の電圧Vは、比較器33へ入力される。比較器33は、PD電流15の電圧Vを分圧器32の出力電圧56と比較する。分圧器32は、基準電圧生成部31により生成される基準電圧Vrefを比率nで分圧する。下側光量制御モードにおいて、分圧器32は、比率nを4(n=4)として、基準電圧Vrefの1/4となる出力電圧(Vref×1/4)56を出力する。
比較器33の出力は、上側サンプル回路35及び下側サンプル回路40へ入力される。表1に示すように、下側光量制御モードにおいて、上側サンプル回路35は、上側光量制御信号62によりOFF状態にされ、下側サンプル回路40は、下側光量制御信号63によりON状態にされている。従って、下側光量制御モードにおいて、下側サンプル回路40は、比較器33の出力に従って第2のコンデンサ41へ電荷を充放電する。
具体的には、PD電流15の電圧Vが分圧器32の出力電圧56より小さい場合(電圧V<Vref×1/4)、LD12の光ビームの光量が第2の光量P2より小さいので、下側サンプル回路40は、第2のコンデンサ41を充電する。PD電流15の電圧Vが分圧器32の出力電圧56より大きい場合(電圧V>Vref×1/4)、LD12の光ビームの光量が第2の光量P2より大きいので、下側サンプル回路40は、第2のコンデンサ41を放電させる。このようにして、第2のコンデンサ41は、低レベル電圧VchLをサンプルする。
第2のコンデンサ41は、切替開閉器38の下側端子およびバイアス電圧生成回路43に接続されている。バイアス電圧生成回路43は、切替開閉器38の共通端子および開閉器44にも接続されている。表1に示すように、下側光量制御モードにおいて、切替開閉器38の共通端子は、下側光量制御信号63により下側端子へ接続され、電流停止回路54の共通端子は、電流停止信号73により上側端子へ接続されている。従って、第2のコンデンサ41の低レベル電圧VchLは、切替開閉器38及び電流停止回路54を介して、スイッチング電流生成回路39へ印加される。スイッチング電流生成回路39は、第2のコンデンサ41の低レベル電圧VchLを出力電流55へ変換する。
表1に示すように、下側光量制御モードにおいて、開閉器44は、下側光量制御信号63によりOFF状態にされているので、バイアス電流生成回路45は、バイアス電流Ibを生成しない。従って、バイアス電流Ibが減算器51および加算器53へ供給されないので、下側光量制御モードにおいて、減算器51及び加算器53は、スイッチング電流生成回路39の出力電流55に対してバイアス電流Ibの加算および減算を行わない。
表1に示すように、下側光量制御モードにおいて、VDO制御回路46は、上側光量制御信号62および下側光量制御信号63によりON状態にされているので、VDO制御回路46は、ビデオ信号47を出力する。下側光量制御モードにおけるビデオ信号47は、トランジスタ52をON状態にする。減算器51及び加算器53は、スイッチング電流生成回路39の出力電流55に対してバイアス電流Ibの加算および減算を行わないので、スイッチング電流生成回路39の出力電流55が駆動電流IdrとしてLD12へ供給される。
このようにして、光量制御部30は、下側光量制御モードにおいて、LD12の光ビームの光量が第2の光量P2となるように第2のコンデンサ41に低レベル電圧VchLをサンプルする。
(バイアス電圧の算出方法)
以下、図3を参照して、バイアス電圧Vbの算出方法を説明する。図3は、コンデンサの電圧VとLD12の光ビームの光量Pとの関係を示す図である。目標光量P0は、感光ドラム25の表面を露光するための光量である。目標光量P0は、上側光量制御モードにおいてLD12が出射する光ビームの第1の光量P1に相当する。上側光量制御モードにおいて第1のコンデンサ36に高レベル電圧VchHが充電されている場合、光ビームの光量Pが第1の光量P1すなわち目標光量P0になる。目標光量P0×(1/4)は、下側光量制御モードにおいてLD12が出射する光ビームの第2の光量P2に相当する。下側光量制御モードにおいて第2のコンデンサ41に低レベル電圧VchLが充電されている場合、光ビームの光量Pが第2の光量P2すなわち目標光量P0×(1/4)になる。
LD12がレーザ発振を開始する閾値電圧(発光開始電圧)Vthは、後述する定電流制御モードにおける画像形成時に算出される。バイアス電圧生成回路43は、式(1)により第1のコンデンサ36により保持されている高レベル電圧VchHと第2のコンデンサ41により保持されている低レベル電圧VchLから閾値電圧Vthを算出する。
(VchH−Vth):(VchL−Vth)=Po:(1/4)Po
∴ Vth=(4VchL−VchH)/3 ・・・式(1)
バイアス電圧生成回路43は、式(2)により閾値電圧Vthに1以下の任意の係数αを乗じてバイアス電圧Vbを生成する。
Vb=α×Vth(α≦1) ・・・式(2)
本実施例において、第2の光量P2は、第1の光量P1の4分の1に設定されている。しかし、これに限定されるものではなく、第2の光量P2は、第1の光量P1の3分の1、5分の1などの任意の値に設定されてもよい。第2の光量P2は、閾値電圧Vthに対応する光量より大きい値に設定されているとよい。
(バイアス電流の生成方法)
バイアス電圧生成回路43は、バイアス電圧Vbを開閉器44及び電流停止回路54を介してバイアス電流生成回路45へ入力する。電圧電流変換回路を有するバイアス電流生成回路45は、バイアス電圧Vbをバイアス電流Ibへ変換する。
(定電流制御モード)
以下、感光ドラム25の表面上に光ビームを走査して潜像を形成する光書き込みモードとしての定電流制御モードを説明する。画像形成時に画像信号22に従ってLD12を駆動するために、光量制御部30は、定電流制御モードで動作する。表1に示すように、定電流制御モードにおいて、上側サンプル回路35は、上側光量制御信号62によりOFF状態にされる。これによって、第1のコンデンサ36は、高レベル電圧VchHを保持する。下側サンプル回路40は、下側光量制御信号63によりOFF状態にされる。これによって、第2のコンデンサ41は、低レベル電圧VchLを保持する。
切替開閉器38は、第1のコンデンサ36をバイアス電圧生成回路43及び電流停止回路54へ接続する。第1のコンデンサ36の高レベル電圧VchHは、バイアス電圧生成回路43へ印加される。バイアス電圧生成回路43は、第1のコンデンサ36の高レベル電圧VchHと第2のコンデンサ41の低レベル電圧VchLに基づいてバイアス電圧Vbを生成する。バイアス電圧Vbは、開閉器44及び電流停止回路54を介してバイアス電流生成回路45へ入力される。バイアス電流生成回路45は、バイアス電圧Vbをバイアス電流Ibへ変換する。バイアス電流Ibは、減算器51および加算器53へ供給される。
また、第1のコンデンサ36の高レベル電圧VchHは、切替開閉器38および電流停止回路54を介してスイッチング電流生成回路39へ印加される。スイッチング電流生成回路39は、高レベル電圧VchHを出力電流55へ変換する。出力電流55は、減算器51へ入力される。減算器51は、出力電流55からバイアス電流Ibを減算して、スイッチング電流Iswを生成する。スイッチング電流Iswは、トランジスタ52へ入力される。
画像制御部501からの画像信号22は、VDO制御回路46へ入力される。VDO制御回路46は、画像信号22に基づいてビデオ信号47を生成する。ビデオ信号47は、トランジスタ52へ入力される。定電流制御モードにおいて、ビデオ信号47は、画像信号22に従ってトランジスタ52をON/OFFする変調信号である。トランジスタ52は、ビデオ信号47に従ってスイッチング電流Iswを変調する。加算器53は、変調されたスイッチング電流Iswにバイアス電流Ibを加算して、駆動電流Idrを生成する。駆動電流Idrは、LD12へ供給される。駆動電流Idrは、変調されたスイッチング電流Iswにバイアス電流Ibが重畳された電流である。従って、画像形成時に、LD12には、バイアス電流Ibが供給されている。変調されたスイッチング電流Isw、画像信号22に従って感光ドラム25へ目標光量の光ビームを出射するためにLD12へ供給される。画像形成時にLD12へバイアス電流Ibを供給することよって、バイアス電流Ibを供給しない場合に比べてスイッチング電流Iswを供給した際のLD12の発光応答性を高めることができる。
(初期化モード)
以下、初期化モードを説明する。光量制御部30は、画像形成装置1の電源投入直後または光走査装置2の停止時に、初期化モードで動作する。画像制御部501は、上側光量制御信号62及び下側光量制御信号63により上側サンプル回路35及び下側サンプル回路40をOFF状態にし、放電信号64により放電回路37及び42をON状態にする。放電回路37及び42は、第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41の電荷を強制的に放電する。これにより、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45へ印加される電圧が0(ゼロ)になるので、駆動電流Idrは、LD12へ供給されない。
(電流停止制御モード)
以下、電流停止制御モードを説明する。光走査装置2が動作状態または動作可能な状態にあるときに、画像形成のためのスイッチング電流Iswが供給されるか否かに拘らずLD12へバイアス電流Ibが供給される。バイアス電流Ibの供給により、電力が消費される。そこで、本実施例は、消費電力を低減するために、LD12を駆動する必要がないときに、LD12への駆動電流Idr(バイアス電流Ib+スイッチング電流Isw)の供給を遮断できる光量制御部30を提供する。
図2に示す電流停止回路(2極双投開閉器)54は、上側アナログスイッチ54aおよび下側アナログスイッチ54bを有する。上側アナログスイッチ54aは、スイッチング電流生成回路39を切替開閉器38又は接地へ接続する。下側アナログスイッチ54bは、バイアス電流生成回路45を開閉器44又は接地へ接続する。画像制御部501は、LD12へバイアス電流Ibを供給する必要がないときに、電流停止信号73を電流停止回路54へ入力する。電流停止信号73は、表2に従って電流停止回路54を制御する。
Figure 2017090805
電流停止信号73が高レベル(H)である場合、電流停止回路54は、スイッチング電流生成回路39を切替開閉器38へ接続し、バイアス電流生成回路45を開閉器44へ接続する。第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41によりスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45へ電圧が印加されて、LD12へ駆動電流Idrが供給される。電流停止信号73が低レベル(L)である場合、電流停止回路54は、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45の両方を同時に接地へ接続する。このように、電流停止回路54は、LD12への駆動電流Idrの供給が不要である場合に、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45への電力の供給を遮断する。従って、LD12への駆動電流Idrの供給が遮断され、LD12の発光が停止されるので、消費電力を低減することができる。このように、電流停止回路54は、LD12を駆動する必要がないときに、LD12へのバイアス電流Ibおよびスイッチング電流Iswの供給を停止して光量制御部30の消費電力を低減することができる。
電流停止制御モードにおいても、画像制御部501は、上側光量制御信号62、下側光量制御信号63及び画像信号22を光量制御部30へ送信して、光量制御部30を上側光量制御モード、下側光量制御モード及び定電流制御モードで動作させようとする。しかし、電流停止回路54がスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45への電力の供給を遮断しているので、LD12へバイアス電流Ib又は駆動電流Idrが供給されることはない。よって、本実施例によれば、画像形成装置1の本体に設けられた画像制御部501をあまり改良することなく画像制御部501に電流停止信号73を生成する電流停止信号生成部を設けることによりLD12への電流供給を停止させることができる。
[第1の変形例]
次に、第1実施例の第1の変形例を説明する。図4は、第1実施例の第1の変形例の光量制御部130のブロック図である。第1の変形例の光量制御部130は、デジタル回路で構成されている。第1の変形例の光量制御部130において、図2に示す光量制御部30と同様の構造には、同様の参照符号を付して説明を省略する。
表3は、図2に示す光量制御部30の構造と図4に示す光量制御部130の構造の対応関係を示す。
Figure 2017090805
(上側光量制御モード)
上側光量制御モードにおいて、光量制御部130は、LD12が第1の光量P1の光ビームを出射するように、LD12へ供給される駆動電流Idrの値を調整する。LD12から出射された光ビームの光量は、PD14bにより検出される。PD14bは、光ビームを受光すると、光ビームの光強度に応じたPD電流15を出力する。PD電流15は、可変抵抗34により電圧Vへ変換される。電圧Vは、アナログ−デジタル変換器101によりデジタル値ADC−PDへ変換される。デジタル値ADC−PDは、デジタルコンパレータ(DCOMP)103へ入力される。
分圧器32は、基準電圧生成部31により生成される基準電圧Vrefを比率nで分圧する。上側光量制御モードにおいて、分圧器32は、比率nを1(n=1)として、基準電圧Vrefの1/1となる出力電圧(Vref×1/1)56を出力する。分圧器32の出力電圧56は、アナログ−デジタル変換器102によりデジタル値ADC−Refへ変換される。デジタル値ADC−Refは、デジタルコンパレータ103へ入力される。
デジタルコンパレータ103は、アナログ−デジタル変換器101のデジタル値ADC−PDとアナログ−デジタル変換器102のデジタル値ADC−Refを比較して、アップ信号またはダウン信号を生成する。具体的には、デジタル値ADC−PDがデジタル値ADC−Refより小さい場合(ADC−PD<ADC−Ref)、LD12の光ビームの光量が第1の光量P1より小さいので、デジタルコンパレータ103は、アップ信号を出力する。第1のアップダウンカウンタ(以下、第1のカウンタという。)105は、アップ信号が入力されると、カウント値をカウントアップする。これは、図2の光量制御部30の第1のコンデンサ36を充電することに相当する。デジタル値ADC−PDがデジタル値ADC−Refより大きい場合(ADC−PD>ADC−Ref)、LD12の光ビームの光量が第1の光量P1より大きいので、デジタルコンパレータ103は、ダウン信号を出力する。第1のカウンタ105は、ダウン信号が入力されると、カウント値をカウントダウンする。これは、図2の光量制御部30の第1のコンデンサ36を放電することに相当する。このようにして、第1のカウンタ105は、高レベルカウント値DAPCHをサンプルする。
(下側光量制御モード)
下側光量制御モードにおいて、光量制御部30は、LD12が第1の光量P1より小さい第2の光量P2の光ビームを出射するように、LD12へ供給される駆動電流Idrの値を調整する。PD14bは、光ビームを受光すると、光ビームの光強度に応じたPD電流15を出力する。PD電流15は、可変抵抗34により電圧Vへ変換される。電圧Vは、アナログ−デジタル変換器101によりデジタル値ADC−PDへ変換される。デジタル値ADC−PDは、デジタルコンパレータ103へ入力される。
分圧器32は、比率nを4(n=4)として、基準電圧Vrefの1/4となる出力電圧(Vref×1/4)56を出力する。分圧器32の出力電圧56は、アナログ−デジタル変換器102によりデジタル値ADC−Refへ変換される。デジタル値ADC−Refは、デジタルコンパレータ103へ入力される。
デジタルコンパレータ103は、アナログ−デジタル変換器101のデジタル値ADC−PDとアナログ−デジタル変換器102のデジタル値ADC−Refを比較して、アップ信号またはダウン信号を生成する。アップ信号またはダウン信号は、第2のアップダウンカウンタ(以下、第2のカウンタという。)109へ入力される。上側光量制御モードと同様にして、第2のカウンタ109は、低レベルカウント値DAPCLをサンプルする。
(バイアスデータの算出方法)
第1のラッチ106は、上側光量制御信号62に応じて第1のカウンタ105の高レベルカウント値DAPCHをラッチする。高レベルカウント値DAPCHは、切替開閉器107を介して第1のデジタル−アナログ変換器(DAC−H)108及びバイアスデータ生成回路(Dbias)111へ入力される。第2のラッチ110は、下側光量制御信号63に応じて第2のカウンタ109の低レベルカウント値DAPCLをラッチする。低レベルカウント値DAPCLは、バイアスデータ生成回路111へ入力される。
バイアスデータ生成回路111は、式(3)により第1のラッチ106の高レベルカウント値DAPCHと第2のラッチ110の低レベルカウント値DAPCLから閾値データDthを算出する。
(DAPCH−Dth):(DAPCL−Dth)=Po:(1/4)Po
∴ Dth=(4DAPCL−DAPCH)/3 ・・・式(3)
バイアスデータ生成回路111は、式(4)により閾値データDthに1以下の任意の係数αを乗じてバイアスデータDbを生成する。
Db=α×Dth(α≦1) ・・・式(4)
なお、第1のラッチ106の高レベルカウント値DAPCHは、高レベル電圧VchHに相当し、第2のラッチ110の低レベルカウント値DAPCLは、低レベル電圧VchLに相当する。閾値データDthは、閾値電圧Vthに相当し、バイアスデータDbは、バイアス電圧Vbに相当する。光量Pとカウント値の関係は、図3に示す光量Pと電圧Vの関係と同様である。
(バイアス電流の生成方法)
バイアスデータ生成回路111は、バイアスデータDbをバイアスラッチ(LATCH−BIAS)112を介して第2のデジタル−アナログ変換器(DAC−L)113へ出力する。第2のデジタル−アナログ変換器113は、バイアスデータDbをバイアス電圧Vbへ変換する。第2のデジタル−アナログ変換器113は、バイアス電圧Vbを電流停止回路54を介してバイアス電流生成回路45へ入力する。電圧電流変換回路を有するバイアス電流生成回路45は、バイアス電圧Vbをバイアス電流Ibへ変換する。
(定電流制御モード)
定電流制御モードにおける光量制御部130の動作は、図2に示す光量制御部30の動作とほぼ同様である。切替開閉器107は、第1のラッチ106をバイアスデータ生成回路111及び第1のデジタル−アナログ変換器108へ接続する。第1のデジタル−アナログ変換器108は、第1のラッチ106の高レベルカウント値DAPCHをアナログ電圧へ変換する。第1のデジタル−アナログ変換器108のアナログ電圧は、電流停止回路54を介してスイッチング電流生成回路39へ印加される。バイアス電流生成回路45のバイアス電圧Vbは、電流停止回路54を介してバイアス電流生成回路45へ入力される。以降の動作は、光量制御部30の動作とほぼ同様であるので説明を省略する。
(初期化モード)
また、図2の放電回路37及び放電回路42は、第1のカウンタ105のクリア機能(CLR)及び第2のカウンタ109のクリア機能(CLR)にそれぞれ相当する。第1のカウンタ105は、放電信号64に応じて第1のカウンタ105のカウント値を0(ゼロ)へクリアする。第2のカウンタ109は、放電信号64に応じて第2のカウンタ109のカウント値を0(ゼロ)へクリアする。これにより、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45へ印加される電圧が0(ゼロ)になるので、駆動電流Idrは、LD12へ供給されない。
(電流停止制御モード)
図2に示す光量制御部30と同様に、第1の変形例1の光量制御部130も、LD12を駆動する必要がないときに、LD12への駆動電流Idr(バイアス電流Ib+スイッチング電流Isw)の供給を遮断する。光量制御部130は、低レベル(L)の電流停止信号73に応じて、電流停止制御モードで動作する。電流停止信号73が低レベル(L)である場合、電流停止回路54は、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45の両方を接地する。これによって、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45への電圧の印加が停止される。このように、電流停止回路54は、LD12への駆動電流Idrの供給が不要である場合に、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45への電力の供給を遮断する。電流停止回路54は、LD12を駆動する必要がないときに、LD12へのバイアス電流Ibの供給を停止して光量制御部30の消費電力を低減することができる。
[第2の変形例]
次に、第1実施例の第2の変形例を説明する。図5は、第1実施例の第2の変形例の光量制御部230のブロック図である。第2の変形例の光量制御部230は、バイアス電圧Vbが固定された固定バイアス方式で光量制御を行う。第2の変形例の光量制御部230において、図2に示す光量制御部30と同様の構造には、同様の参照符号を付して説明を省略する。
固定バイアス方式の光量制御部230において、バイアス電圧生成回路43は、基準電圧生成部31により生成される基準電圧Vrefを任意の固定値のバイアス電圧Vbへ変換する。固定バイアス電圧Vbは、電流停止回路54を介してバイアス電流生成回路45へ印加される。バイアス電流生成回路45は、固定バイアス電圧Vbを固定バイアス電流Ibへ変換する。従って、図2に示す光量制御部30において可変のバイアス電圧Vbを生成するために必要とされる下側サンプル回路40、第2のコンデンサ41、放電回路42及び開閉器44は、図5に示す光量制御部230において省略される。それ以外の構造は、図2に示す光量制御部30の構造と同様であるので、説明を省略する。
(目標光量制御モード)
目標光量制御モードにおいて、光量制御部30は、LD12が第1の光量(目標光量)P1の光ビームを出射するように、LD12へ供給される駆動電流Idrの値を調整する。
(電流停止制御モード)
電流停止回路54は、電流停止信号73に基づいて、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45の両方を同時に接地へ接続する。このように、電流停止回路54は、LD12への駆動電流Idrの供給が不要である場合に、スイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45への電力の供給を遮断する。電流停止回路54は、LD12を駆動する必要がないときに、LD12への固定バイアス電流Ibおよびスイッチング電流Iswの供給を停止して光量制御部230の消費電力を低減することができる。
[第3の変形例]
次に、第1実施例の第3の変形例を説明する。図6は、第1実施例の第3の変形例の光量制御部330のブロック図である。第3の変形例の光量制御部330は、電源Vccからスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45へ印加される電圧を遮断する電流停止回路(2極単投開閉器)354を有する。電流停止回路(354は、LD12への駆動電流Idrの供給が不要である場合に、LD12への駆動電流Idrの供給を遮断することができる。第3の変形例の光量制御部330において、図2に示す光量制御部30と同様の構造には、同様の参照符号を付して説明を省略する。
図6に示す電流停止回路354は、二つのアナログスイッチ354a、354bを有する。一方のアナログスイッチ354aは、スイッチング電流生成回路39と電源Vccとの間に設けられている。他方のアナログスイッチ354bは、バイアス電流生成回路45と電源Vccとの間に設けられている。LD12へ供給される駆動電流Idrを遮断する場合、電流停止回路354は、電流停止信号73に基づいて、電源Vccからスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45への電力の供給を遮断する。このように、電流停止回路354は、LD12を駆動する必要がないときに、LD12へのバイアス電流Ibおよびスイッチング電流Iswの供給を停止して光量制御部330の消費電力を低減することができる。
なお、図2に示す光量制御部30及び図6に示す光量制御部330において、放電回路37、42をON状態にすることによっても、電流停止回路54、354と同様の効果が得られる。放電回路37、42は、放電信号64に基づいて、第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41の電荷を強制的に放電する。この場合、放電信号64が電流停止信号73に相当する。LD12を駆動する必要がないときに、放電回路37、42を放電することにより、LD12へのバイアス電流Ibおよびスイッチング電流Iswの供給を停止して光量制御部30、330の消費電力を低減することができる。
次に、第2実施例を説明する。第2実施例において、第1実施例と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。第2実施例の画像形成装置1及び光走査装置2は、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。第2実施例のレーザ駆動部211は、第1実施例のレーザ駆動部11と異なる。以下、第2実施例のレーザ駆動部211について主に説明する。
(レーザ駆動部)
図7は、第2実施例のレーザ駆動部211のブロック図である。レーザ駆動部211は、光走査装置2のレーザ駆動基板10に設けられている。レーザ駆動部211は、複数の光量制御部30、モード制御回路61、PD切替回路66及び停止ビーム選択回路72を有する。本実施例において、LD12は、8本の光ビームを出射する。LD12は、8つの発光点12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12hを有する。しかし、LD12は、9本以上または7本以下の光ビームを出射するように複数の発光点を有するように構成されていてもよい。LD12は、例えば、垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)であるとよい。
レーザ駆動部211は、LD12の発光点12a〜12hの数と同じ数の光量制御部30(30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30h)を有する。すなわち、8つの発光点12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12hに8つの光量制御部30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30hがそれぞれ接続されている。光量制御部30(30a〜30h)は、図2に示す第1実施例の光量制御部30と同様であるので、説明を省略する。なお、光量制御部30(30a〜30h)は、第1実施例の第1〜第3の変形例の光量制御部130、230又は330であってもよい。
モード制御回路61は、画像制御部501から入力されるレーザ制御信号23に基づいて、上側光量制御信号62(62a〜62h)、下側光量制御信号63(63a〜63h)及び放電信号64を生成する。上側光量制御信号62(62a〜62h)、下側光量制御信号63(63a〜63h)及び放電信号64は、バスを介して対応する光量制御部30(30a〜30h)へ入力される。モード制御回路61は、また、PD切替信号65をPD切替回路66へ出力する。PD切替回路66は、発光点12a〜12hのそれぞれから出力された光ビームを受光したPD14bからのPD電流15を、PD切替信号65に基づいて、対応する光量制御部30(30a〜30h)へバス67を介して選択的に出力する。
発光点選択部としての停止ビーム選択回路72は、光ビーム選択部としての画像制御部501から入力される電流制御信号(光ビーム選択信号)71に基づいて、電流停止信号73(73a〜73h)を生成する。電流制御信号71は、画像制御部501から出力されるシリアル信号である。しかし、電流制御信号71は、画像制御部501から出力されるパラレル信号であってもよい。例えば、シートSを普通紙から厚紙へ変更した場合、厚紙へトナー像を定着させるためにより多くの熱量が必要であるので、プロセス速度を低くする。この場合、プロセス速度の低下に従って、LD12から出力される光ビームの数を減らす。例えば、LD12から出力される光ビームの数を、プロセス速度の低下に従って8から6へ減らす場合、光ビームの数を8から6へ減らす指示を表す電流制御信号71が停止ビーム選択回路72へ入力される。また、画像の解像度を変更する場合にも、LD12から出力される光ビームの数を変更する指示を表す電流制御信号71が停止ビーム選択回路72へ入力される。
停止ビーム選択回路72は、電流制御信号71に基づいて、電流停止信号73(73a〜73h)を生成する。停止ビーム選択回路72は、電流制御信号71に基づいて、発光点(12a〜12h)への駆動電流Idr(Idra〜Idrh)の供給を許容すべき光量制御部30(30a〜30h)へ、高レベル(H)の電流停止信号73(73a〜73h)を入力する。停止ビーム選択回路72は、電流制御信号71に基づいて、発光点(12a〜12h)への駆動電流Idr(Idra〜Idrh)の供給を停止すべき光量制御部30(30a〜30h)へ、低レベル(L)の電流停止信号73(73a〜73h)を入力する。光量制御部30(30a〜30h)は、低レベル(L)の電流停止信号73(73a〜73h)が入力されると、電流停止回路54によりスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45の両方を同時に接地へ接続する。これによって、発光点(12a〜12h)へのバイアス電流Ibおよびスイッチング電流Iswの供給を停止して光量制御部30(30a〜30h)の消費電力を低減することができる。
図8は、第2実施例の電流停止信号73(73a〜73h)と駆動電流Idr(Idra〜Idrh)の関係を示すタイミングチャートである。光走査装置2が駆動されているレーザ制御モードにおいて、全ての光量制御部30(30a〜30h)は、上側光量制御モード(APC−H)、下側光量制御モード(APC−L)及び定電流制御モードで動作している。しかし、図8に示すように、光量制御部30g、30hへ低レベル(L)の電流停止信号73g、73hが入力されているので、発光点12g、12hへの駆動電流Idrg、Idrhの供給が停止されている。また、電流停止信号73g、73hが低レベル(L)から高レベル(H)へ切り替えられることにより、電流停止が解除されて、駆動電流Idrg、Idrhの供給が開始される。
本実施例によれば、停止ビーム選択回路72は、複数の発光点12a〜12hへの駆動電流Idrの供給を選択的に停止することができる。よって、光走査装置2のレーザ制御モードにおいて複数の光ビームを出射する光量制御部30の動作モードを変更せずに光ビームの数を変更することができる。
電流停止制御モードにおいても、画像制御部501は、上側光量制御信号62、下側光量制御信号63及び画像信号22を光量制御部30へ送信して、光量制御部30を上側光量制御モード、下側光量制御モード及び定電流制御モードで動作させようとする。しかし、本実施例によれば、画像形成装置1の本体に設けられた画像制御部501をあまり改良することなく画像制御部501に電流制御信号71を生成する電流制御信号生成部を設けることにより選択されたLD12への電流供給を停止させることができる。
次に、第3実施例を説明する。第3実施例において、第1実施例又は第2実施例と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。第3実施例の画像形成装置1及び光走査装置2は、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。第3実施例のレーザ駆動部311は、第2実施例のレーザ駆動部211と異なる。以下、第3実施例のレーザ駆動部311について主に説明する。
図9は、第3実施例のレーザ駆動部311のブロック図である。レーザ駆動部311は、光走査装置2のレーザ駆動基板10に設けられている。本実施例において、LD12は、8本の光ビームを出射する。LD12は、8つの発光点12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12hを有する。しかし、LD12は、9本以上または7本以下の光ビームを出射するように複数の発光点を有するように構成されていてもよい。
LD12の複数の発光点12a〜12hに接続される複数の光量制御部30(30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30h)は、図2に示す第1実施例の光量制御部30と同様であるので、説明を省略する。なお、光量制御部30(30a〜30h)は、第1実施例の第1〜第3の変形例の光量制御部130、230又は330であってもよい。
第3実施例のレーザ駆動部311が第2実施例のレーザ駆動部211と異なる点は、第3実施例のレーザ駆動部311がシリアル―パラレル(S−P)変換器68及びレジスタ(記憶部)70を有する点である。シリアル―パラレル(S−P)変換器68は、画像制御部501から入力されるシリアル信号24により送信される値69をレジスタ70に記憶する。シリアル信号24により送信される値69は、LD12の駆動電流Idrを停止すべき発光点12a〜12hの番号情報を含む。
レジスタ70は、値69に基づいて電流制御信号71を生成する。電流制御信号71は、停止ビーム選択回路72へ入力される。停止ビーム選択回路72は、レジスタ70に格納された値69に基づいて生成された電流制御信号71に基づいて、電流停止信号73(73a〜73h)を生成する。停止ビーム選択回路72は、電流制御信号71に基づいて、発光点(12a〜12h)への駆動電流Idr(Idra〜Idrh)の供給を許容すべき光量制御部30(30a〜30h)へ、高レベル(H)の電流停止信号73(73a〜73h)を入力する。停止ビーム選択回路72は、電流制御信号71に基づいて、発光点(12a〜12h)への駆動電流Idr(Idra〜Idrh)の供給を停止すべき光量制御部30(30a〜30h)へ、低レベル(L)の電流停止信号73(73a〜73h)を入力する。光量制御部30(30a〜30h)は、低レベル(L)の電流停止信号73(73a〜73h)が入力されると、電流停止回路54によりスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45の両方を同時に接地へ接続する。これによって、発光点(12a〜12h)へのバイアス電流Ibおよびスイッチング電流Iswの供給を停止して光量制御部30(30a〜30h)の消費電力を低減することができる。
本実施例によれば、画像制御部501がシリアル信号24によりレジスタ70にLD12の駆動電流を停止する発光点の情報を書き込むことができる。よって、LD12から出射される光ビームの数を、レーザ駆動部311の外部から切り替えることができる。
電流停止制御モードにおいても、画像制御部501は、上側光量制御信号62、下側光量制御信号63及び画像信号22を光量制御部30へ送信して、光量制御部30を上側光量制御モード、下側光量制御モード及び定電流制御モードで動作させようとする。しかし、本実施例によれば、画像制御部501をあまり改良することなく画像制御部501に発光点12a〜12hの番号情報を含むシリアル信号を生成するシリアル信号生成部を設けることにより選択されたLD12への電流供給を停止させることができる。
次に、第4実施例を説明する。第4実施例において、第1実施例、第2実施例又は第3実施例と同様の構造には同様の参照符号を付して説明を省略する。第4実施例の画像形成装置1及び光走査装置2は、第1実施例と同様であるので、説明を省略する。第4実施例は、第1実施例の光量制御部30、130、230、330、第2及び第3実施例のレーザ駆動部211、311に設けられた光量制御部30(30a〜30h)の電流停止制御モードに関する。LD12への駆動電流Idrの供給の停止を解除するときに、LD12へ過剰な駆動電流Idrが供給されてLD12が損傷することを防止するために、LD12への駆動電流Idrの供給停止の解除方法を説明する。
図10は、第4実施例のLD12への駆動電流Idrの供給停止の解除方法を説明するタイミングチャートである。ここでは、図7に示す第2実施例のレーザ駆動部211における8番目の発光点12hを例に挙げて説明する。発光点12hの光量制御を実行する光量制御部30hは、図2に示す光量制御部30を例に挙げて説明する。
図10(a)は、電流停止制御モードにおいて駆動電流Idrhが停止されているときの光量制御部30hの第1のコンデンサ36の電荷量、第2のコンデンサ41の電荷量と駆動電流Idrhとの関係を示している。電流停止制御モードにおいては、図2に示す電流停止回路54がスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45の両方を接地する。従って、発光点12hへ駆動電流Idrhが供給されず発光点12hから光ビームが出射されないので、PD14bは、PD電流15を光量制御部30hへ出力しない。電流停止制御モードにおいて電流停止回路54がスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45を接地した状態で、光量制御部30hは、上側光量制御モード(APC−Hh)及び下側光量制御モード(APC−Lh)で動作する。上側光量制御モード(APC−Hh)において発光点12hが発光しないためPD電流15の電圧Vが分圧器32の出力電圧56より小さいので、上側サンプル回路35は、目標電荷量を超えて第1のコンデンサ36に電荷を過剰に充電する。同様に、下側光量制御モード(APC−Lh)において発光点12hが発光しないためPD電流15の電圧Vが分圧器32の出力電圧56より小さいので、下側サンプル回路40は、目標電荷量を超えて第2のコンデンサ41に電荷を過剰に充電する。この状態で、発光点12hへの駆動電流Idrhの供給停止を解除すると、発光点12hへ過大な電流が供給され、発光点12hに損傷を生じる可能性がある。
そこで、第4実施例においては、発光点12hへの駆動電流Idrhの供給停止を解除する前に、第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41に充電された電荷を強制的に放電させる。
図10(b)は、第4実施例による発光点12hへの駆動電流Idrhの供給停止を解除するタイミングを示している。電流停止を解除するタイミングは、光量制御部30hが初期化モードで動作した後である。光量制御部30hを初期化モードで動作させ、第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41に充電された電荷を強制的に放電した後に電流停止信号73hを解除する(低レベル(L)から高レベル(H)へ切り替える)。なお、電流停止信号73を解除するタイミングは、第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41の電荷を強制的に放電させた後であれば、初期化モード中に電流停止信号73hを低レベル(L)から高レベル(H)へ切り替えてもよい。電流停止信号73が高レベル(H)へ切り替えられると、電流停止回路54は、スイッチング電流生成回路39を切替開閉器38へ接続し、バイアス電流生成回路45を開閉器44へ接続する。これによって、第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41によりスイッチング電流生成回路39及びバイアス電流生成回路45へ電圧が印加されて、LD12へ駆動電流Idrが供給される。
本実施例によれば、LD12への駆動電流Idrの供給停止の解除は、光量制御部30を初期化モードで動作させて、第1のコンデンサ36と第2のコンデンサ41の電荷を強制的に放電した後に行なわれる。よって、LD12へ過度の負荷をかけることなくLD12へ駆動電流Idrを供給することができる。
電流停止制御モードにおいても、画像制御部501は、上側光量制御信号62、下側光量制御信号63及び画像信号22を光量制御部30へ送信して、光量制御部30を上側光量制御モード、下側光量制御モード及び定電流制御モードで動作させようとする。そのため、LD12への駆動電流Idrの供給停止が解除されたときに、第1のコンデンサ36及び第2のコンデンサ41に過剰に充電された電荷により、LD12に損傷を生じることがある。しかし、本実施例によれば、電流停止信号73を解除する前に、画像形成装置1に設けられた画像制御部501に放電信号64を発信させることによりLD12の損傷を防止することができる。
2・・・光走査装置
12・・・半導体レーザ(光源)
14b・・・フォトダイオード(光量検出部)
30、130、230、330・・・光量制御部
54、354・・・電流停止回路(電流停止手段)
Ith・・・閾値電流
Ib・・・バイアス電流
Idr・・・駆動電流

Claims (6)

  1. 光走査装置であって、
    光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームの光量を検出する光量検出部と、
    前記光量検出部の検出結果に基づいて前記光ビームの前記光量を制御する光量制御部と、
    を備え、
    前記光量制御部は、前記光源が前記光ビームの出射を開始する閾値電流より小さいバイアス電流を予め前記光源へ供給するとともに、画像信号に従って前記光源の発光を制御するために変調されたスイッチング電流を前記バイアス電流に重畳させた駆動電流の前記光源への供給を制御し、
    前記光量制御部は、前記光源への前記バイアス電流および前記駆動電流の供給を停止させる電流停止手段を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 光走査装置であって、
    複数の光ビームを出射するために複数の発光点を有する光源と、
    前記複数の光ビームのそれぞれの光量を検出する光量検出部と、
    前記光量検出部のそれぞれの検出結果に基づいて前記光ビームのそれぞれの前記光量を制御するために前記複数の発光点に対応して設けられた複数の光量制御部と、
    前記複数の発光点の駆動を選択的に停止するために前記複数の光量制御部へ選択的に停止信号を出力する発光点選択部と、
    を備え、
    前記複数の光量制御部のそれぞれは、前記複数の発光点のうちの対応する発光点が光ビームの出射を開始する閾値電流より小さいバイアス電流を予め前記対応する発光点へ供給するとともに、画像信号に従って前記対応する発光点の発光を制御するために変調されたスイッチング電流を前記バイアス電流に重畳させた駆動電流の前記対応する発光点への供給を制御し、
    前記複数の光量制御部のそれぞれは、前記対応する発光点への前記バイアス電流および前記駆動電流の供給を、前記発光点選択部からの前記停止信号に従って停止させる電流停止手段を有することを特徴とする光走査装置。
  3. 画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体を帯電させる帯電手段と、
    複数の光ビームを出射して前記感光体の表面上に静電潜像を形成する光走査装置と、
    前記静電潜像を現像して記録媒体に転写すべきトナー像を前記感光体の前記表面上に形成する現像手段と、
    前記光走査装置を制御する画像制御部と、
    を備え、
    前記光走査装置は、
    前記複数の光ビームを出射するために複数の発光点を有する光源と、
    前記複数の光ビームのそれぞれの光量を検出する光量検出部と、
    前記光量検出部のそれぞれの検出結果に基づいて前記複数の光ビームのそれぞれの前記光量を制御するために前記複数の発光点に対応して設けられた複数の光量制御部と、
    前記画像制御部からの制御信号に基づいて前記複数の発光点の駆動を選択的に停止するために前記複数の光量制御部へ選択的に停止信号を出力する発光点選択部と、
    を備え、
    前記複数の光量制御部のそれぞれは、前記複数の発光点のうちの対応する発光点が光ビームの出射を開始する閾値電流より小さいバイアス電流を予め前記対応する発光点へ供給するとともに、画像信号に従って前記対応する発光点の発光を制御するために変調されたスイッチング電流を前記バイアス電流に重畳させた駆動電流の前記対応する発光点への供給を制御し、
    前記複数の光量制御部のそれぞれは、前記対応する発光点への前記バイアス電流および前記駆動電流の供給を、前記発光点選択部からの前記停止信号に従って停止させる電流停止手段を有し、
    前記画像制御部は、前記複数の光量制御部のそれぞれを、前記対応する発光点に第1の光量の光ビームを出射させるために前記対応する発光点へ供給される前記駆動電流を調整する第1のモードと、前記対応する発光点に前記第1の光量よりも小さい第2の光量の光ビームを出射させるために前記対応する発光点へ供給される前記駆動電流を調整する第2のモードとで動作させるために、前記複数の光量制御部を制御し、
    前記電流停止手段は、前記複数の光量制御部が前記画像制御部により前記第1のモード及び前記第2のモードで制御されているときであっても、前記発光点選択部からの前記停止信号に従って前記対応する発光点への前記バイアス電流および前記駆動電流の供給を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体を帯電させる帯電手段と、
    複数の光ビームを出射して前記感光体の表面上に静電潜像を形成する光走査装置と、
    前記静電潜像を現像して記録媒体に転写すべきトナー像を前記感光体の前記表面上に形成する現像手段と、
    前記光走査装置を制御する画像制御部と、
    を備え、
    前記光走査装置は、
    前記複数の光ビームを出射するために複数の発光点を有する光源と、
    前記複数の光ビームのそれぞれの光量を検出する光量検出部と、
    前記光量検出部のそれぞれの検出結果に基づいて前記複数の光ビームのそれぞれの前記光量を制御するために前記複数の発光点に対応して設けられた複数の光量制御部と、
    前記画像制御部からの制御信号に基づいて前記複数の発光点の駆動を選択的に停止するために前記複数の光量制御部へ選択的に停止信号を出力する発光点選択部と、
    を備え、
    前記複数の光量制御部のそれぞれは、前記複数の発光点のうちの対応する発光点が光ビームの出射を開始する閾値電流より小さい固定バイアス電流を予め前記対応する発光点へ供給するとともに、画像信号に従って前記対応する発光点の発光を制御するために変調されたスイッチング電流を前記固定バイアス電流に重畳させた駆動電流の前記対応する発光点への供給を制御し、
    前記複数の光量制御部のそれぞれは、前記対応する発光点への前記固定バイアス電流および前記駆動電流の供給を、前記発光点選択部からの前記停止信号に従って停止させる電流停止手段を有し、
    前記画像制御部は、前記複数の光量制御部のそれぞれを、前記対応する発光点に目標光量の光ビームを出射させるために前記対応する発光点へ供給される前記駆動電流を調整する目標光量制御モードで動作させるために、前記複数の光量制御部を制御し、
    前記電流停止手段は、前記複数の光量制御部が前記画像制御部により前記目標光量制御モードで制御されているときであっても、前記発光点選択部からの前記停止信号に従って前記対応する発光点への前記バイアス電流および前記駆動電流の供給を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記光走査装置は、前記画像制御部からの前記制御信号を記憶する記憶部を有し、
    前記発光点選択部は、前記記憶部に記憶された前記制御信号に基づいて前記停止信号を出力することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記バイアス電流および前記駆動電流の前記供給が停止されていた前記対応する発光点へ前記バイアス電流および前記駆動電流の前記供給を開始する前に、前記画像制御部は、前記複数の光ビームのそれぞれの前記光量を初期化する初期化モードで前記複数の光量制御部を動作させることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2015223931A 2015-11-16 2015-11-16 画像形成装置 Active JP6671931B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223931A JP6671931B2 (ja) 2015-11-16 2015-11-16 画像形成装置
US15/345,114 US9964887B2 (en) 2015-11-16 2016-11-07 Light scanning apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015223931A JP6671931B2 (ja) 2015-11-16 2015-11-16 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017090805A true JP2017090805A (ja) 2017-05-25
JP6671931B2 JP6671931B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=58690021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015223931A Active JP6671931B2 (ja) 2015-11-16 2015-11-16 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9964887B2 (ja)
JP (1) JP6671931B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017219714A (ja) 2016-06-08 2017-12-14 キヤノン株式会社 光走査装置
JP6824653B2 (ja) * 2016-07-13 2021-02-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2022181079A (ja) * 2021-05-25 2022-12-07 シャープ株式会社 光走査装置、画像形成装置、制御方法、及び、プログラム

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0269783A (ja) * 1988-09-06 1990-03-08 Canon Inc 画像記録装置
JPH11245439A (ja) * 1998-03-02 1999-09-14 Canon Inc レーザ駆動方法および装置、画像形成装置
JP2003248368A (ja) * 2001-12-17 2003-09-05 Pentax Corp マルチビーム走査装置
JP2004262126A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Canon Inc 周波数変調装置
JP2005129842A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ駆動回路
JP2005208071A (ja) * 2004-01-19 2005-08-04 Ricoh Co Ltd 光ビーム走査装置、画像形成装置、光ビーム走査方法、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体
JP2006269831A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd マルチビームレーザ出射ユニット、及び画像形成装置
US20080123702A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-29 Roger Steven Cannon Automatic Setting of Laser Diode Bias Current
JP2009001006A (ja) * 2007-05-24 2009-01-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2011031608A (ja) * 2009-07-06 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、及び光量制御方法
JP2011216843A (ja) * 2010-03-16 2011-10-27 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ駆動装置、及びこれを含む画像形成装置
JP2012198482A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Canon Inc 光学走査装置及びその光量制御方法、並びに画像形成装置
JP2013059906A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Canon Inc レーザ光出射装置、及び該レーザ光出射装置を備える画像形成装置
JP2015217674A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE68925852T2 (de) * 1988-09-06 1996-10-17 Canon Kk Belichtungsstärkesteuergerät
JP2000218865A (ja) 1998-11-25 2000-08-08 Canon Inc レ―ザ駆動装置とその駆動方法及びそれを用いた画像形成装置
US6829414B2 (en) * 2001-12-17 2004-12-07 Pentax Corporation Multi-beam scanning apparatus
US6919979B2 (en) 2002-07-25 2005-07-19 Canon Kabushiki Kaisha Optical scanning apparatus
JP2004103839A (ja) 2002-09-10 2004-04-02 Canon Inc 半導体マルチビームレーザ装置及び画像形成装置
CN100389364C (zh) 2003-03-03 2008-05-21 佳能株式会社 频率调制装置以及频率调制方法
EP1995641B1 (en) * 2007-05-24 2014-08-27 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for forming image
JP5439825B2 (ja) * 2008-01-25 2014-03-12 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成方法
JP5439874B2 (ja) * 2008-03-18 2014-03-12 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成方法
JP5428666B2 (ja) * 2008-09-17 2014-02-26 株式会社リコー 画像形成装置および画像形成方法
JP5629975B2 (ja) 2009-03-18 2014-11-26 株式会社リコー 画像形成装置及び光走査制御プログラム
JP5333047B2 (ja) * 2009-08-24 2013-11-06 株式会社リコー 光書込装置および光書込方法
JP5818495B2 (ja) * 2011-04-21 2015-11-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6253649B2 (ja) * 2013-06-24 2017-12-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6178641B2 (ja) * 2013-06-28 2017-08-09 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP6366327B2 (ja) * 2014-04-02 2018-08-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6381283B2 (ja) * 2014-05-16 2018-08-29 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6429496B2 (ja) * 2014-05-23 2018-11-28 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10496004B2 (en) * 2015-08-20 2019-12-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with current-controlled light emitting element
JP6609144B2 (ja) * 2015-09-10 2019-11-20 キヤノン株式会社 光走査装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0269783A (ja) * 1988-09-06 1990-03-08 Canon Inc 画像記録装置
JPH11245439A (ja) * 1998-03-02 1999-09-14 Canon Inc レーザ駆動方法および装置、画像形成装置
JP2003248368A (ja) * 2001-12-17 2003-09-05 Pentax Corp マルチビーム走査装置
JP2004262126A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Canon Inc 周波数変調装置
JP2005129842A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ駆動回路
JP2005208071A (ja) * 2004-01-19 2005-08-04 Ricoh Co Ltd 光ビーム走査装置、画像形成装置、光ビーム走査方法、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体
JP2006269831A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd マルチビームレーザ出射ユニット、及び画像形成装置
US20080123702A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-29 Roger Steven Cannon Automatic Setting of Laser Diode Bias Current
JP2009001006A (ja) * 2007-05-24 2009-01-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2011031608A (ja) * 2009-07-06 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、及び光量制御方法
JP2011216843A (ja) * 2010-03-16 2011-10-27 Ricoh Co Ltd 半導体レーザ駆動装置、及びこれを含む画像形成装置
JP2012198482A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Canon Inc 光学走査装置及びその光量制御方法、並びに画像形成装置
JP2013059906A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Canon Inc レーザ光出射装置、及び該レーザ光出射装置を備える画像形成装置
JP2015217674A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20170139342A1 (en) 2017-05-18
JP6671931B2 (ja) 2020-03-25
US9964887B2 (en) 2018-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7728862B2 (en) Optical scanning apparatus
US8599413B2 (en) Image forming apparatus
US4967284A (en) Image forming apparatus and method of controlling output of semiconductor laser
JP2007076198A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP6671931B2 (ja) 画像形成装置
KR20170022891A (ko) 화상 형성 장치
US8319812B2 (en) Image forming apparatus and method of controlling the same
JP4681993B2 (ja) 画像形成装置
US8654170B2 (en) Optical device, image forming apparatus, and method for controlling optical device
JP2011043757A (ja) 光書込装置および光書込方法
JP2009231398A (ja) 光出力装置および当該装置を備えた画像形成装置
US10095154B2 (en) Light scanning apparatus
JP5855058B2 (ja) 画像形成装置
US9703231B2 (en) Image formation optical scanner, image forming apparatus, and non-transitory computer-readable recording medium storing image forming apparatus optical scanning program
JP6681270B2 (ja) 画像形成装置及び走査装置
WO2014207799A9 (ja) 画像形成装置
US9250562B2 (en) Image forming apparatus
JP2016141099A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5568945B2 (ja) 画像形成装置
JP2004009349A (ja) 画像形成装置
JP5713820B2 (ja) 露光装置および画像形成装置
JP5164524B2 (ja) 画像形成装置
JP2011088277A5 (ja)
JP2004009492A (ja) 画像形成装置におけるレーザ駆動回路
JPH05330129A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20171214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200304

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6671931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151