JP2017087930A - シートロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】体格をより小さくできるシートロック装置を提供する。
【解決手段】シートロック装置13は、フック53、ポール54およびカム55を有している。フック53は、少なくともケース30の溝部34との間でストライカ14を挟持したロック状態を形成する。ポール54は、フック53の被押圧部64に係合することによりフック53をロック状態に保持する。カム55は、ロック状態に保持されたフック53の被押圧部64をロック方向へ向けて押圧する。被押圧部64におけるケース30の底壁と反対側の側面には段差部64aが設けられている。ポール54のカム55と反対側の側面には規制突部78が設けられている。段差部64aおよび規制突部78は、フック53の回転軸であるフックピン52の軸線に沿った方向において互いに重なっている。段差部64aはフックピン52の軸線に沿った方向において規制突部78に係合可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のシートを車体にロックするシートロック装置に関する。
たとえば特許文献1のシートロック装置は、ストライカを受け入れる嵌入溝を有するベース部材と、ベース部材の嵌入溝との間でストライカを挟み込むラッチと、ラッチに係合することによってラッチをロック状態に保持するポールと、ロック状態に保持されたラッチに対してロック方向へ向けた押圧力を付与するカムプレートとを備えている。ラッチ、ポールおよびカムプレートは、それぞれベース部材に対して回転可能に支持されている。また、ラッチは、嵌入溝内のストライカに係合する拘束溝を有している。拘束溝は、ラッチの回転位置に応じて嵌入溝内で開いた状態または閉じた状態となる。ラッチは、拘束溝が開く方向である時計方向へ向けて常時付勢される。ポールおよびカムプレートは、それぞれ反時計方向へ向けて常時付勢される。
嵌入溝内で開いた状態の拘束溝に対するストライカの押し込みに伴い、ラッチは時計方向へ向けた付勢力に抗して反時計方向へ回転する。このラッチの回転に伴って、ポールは反時計方向へ向けた付勢力に抗して時計方向へ回転し、やがてポールの外周部分がラッチの外周部分に設けられたロック受け部係合する。これにより、ラッチの時計方向への回転が規制されるとともに、ラッチの拘束溝は閉じた状態に維持される。また、ラッチの側面に設けられた被押圧部がカムプレートの外周部分によって押圧されることにより、ラッチは反時計方向(ロック方向)へ回転しようとする。このラッチの回転に伴いストライカが嵌入溝の内壁に押し付けられることにより、ストライカのがたつきが抑制される。
登録特許第4383147号公報
特許文献1のシートロック装置によれば、ポールの外周部分がラッチの外周部分に設けられたロック受け部に係合することにより、ラッチの時計方向への回転が規制される。これによりラッチはロック状態に維持される。また、シートのねじれなどに起因して、ラッチがその回転軸に沿った側方(たとえばカムプレートと反対側)へずれてラッチとポールとの係合が解除されるおそれがあるところ、このラッチの側方へのずれは、ラッチ(たとえばその拘束溝が設けられた部分)がベース部材に当接することにより規制される。
ここで、ラッチの側方へのずれをより安定して抑えるためには、ラッチの回転方向におけるサイズを、ロック状態で嵌合溝を大きく横切ることができる程度のサイズに設定する必要がある。ロック状態において、たとえばラッチにおける拘束溝が設けられた部分が嵌合溝内に位置する状態では、ラッチがベース部材に十分に受け止められないからである。
しかし、ラッチの回転方向におけるサイズを大きく設定するほど、必要とされるラッチの回転量が増大するため、シートロック装置の体格もより大きくなる。シートロック装置には、体格をより小さくすることへの要求もあるところ、ラッチの回転方向におけるサイズを一定程度以上に設定する必要があることは、シートロック装置の体格の小型化を阻害する一因となっていた。
本発明の目的は、体格をより小さくできるシートロック装置を提供することにある。
上記目的を達成し得るシートロック装置は、互いに係止されるシートおよび車体のいずれか一方に設けられて前記シートおよび前記車体のいずれか他方に設けられるストライカを受け入れる溝部を有するベースと、前記ベースと対向して設けられて前記ストライカを受け入れる溝部を有するケースと、前記ベースと前記ケースとの間に回転可能に支持されて少なくとも前記ケースの溝部との間で前記ストライカを挟持したロック状態を形成するフックと、前記ベースと前記ケースとの間に回転可能に支持されて前記フックの周面に係合することにより前記フックをロック状態に保持するポールと、前記ベースと前記ケースとの間に回転可能に支持されてロック状態に保持された前記フックをロック方向へ向けて押圧するカムと、を備えている。前記フックの一部分と前記ポールの一部分は、それらの回転軸に沿った方向において互いに重なっている。
シートの捻れなどに起因して、フックに対してその回転軸に沿った方向へ向けた外力が印加されるとき、フックが回転軸に沿った側方へ向けて移動する(傾く)ことにより、フックとポールとの係合が解除されることが懸念される。そこで、フックをベースに係合させることによりフックの側方への位置ずれを抑制する構成を採用することが考えられる。しかし、この構成を採用する場合、支持強度を確保するために、ロック状態においてベースの溝部を大きく横切る程度にフックのサイズを設定する必要がある。このため、フックのサイズ、ひいてはシートロック装置の体格をより小さくすることには限界がある。
この点、上記のシートロック装置によるように、フックの側方への位置ずれはフックの一部分がポールの一部分に係合することにより規制される。このため、フックをベースに係合させることによりフックの側方への位置ずれを抑制する構成を採用する場合に比べて、フックのサイズをより小さく設定することができる。これは、必ずしもフックをベースで受け止める必要がないからである。フックのサイズをより小さく設定できる分、シートロック装置の体格をより小さくすることが可能となる。
上記のシートロック装置において、前記カムは前記フックの周面を前記ロック方向へ向けて押圧することが好ましい。
この構成によれば、たとえばフックの側面に突部を設け、この突部をカムにより押圧する構成を採用する場合に比べて、カムの長さをより短く設定できる。カムの長さをより短くできる分、カムの回転量をより少なくしたり、カムの回転方向における幅もより短くしたりすることも可能となる。ひいては、シートロック装置の体格をより小さくすることも可能である。
上記のシートロック装置において、前記フックの外縁には、前記フックの一部分として、その厚み方向に高低差を有する段差部が設けられていて、当該段差部に入り込むかたちで前記ポールの一部分が重なっていることが好ましい。
この構成によれば、フックの段差部に入り込むかたちでポールの一部分が重なっていることにより、フックおよびカムの回転軸に沿った方向において、シートロック装置の体格をより小さくすることが可能である。
上記のシートロック装置において、前記フックの外縁には、前記ポールおよび前記カムがそれぞれ係合する被押圧部が突設されていてもよい。この場合、前記フックにおける前記ポールが重なる一部分は、前記被押圧部において前記フックの回転軸から最も離れた先端部分における前記ケースと反対側の側面であることが好ましい。
フックの被押圧部においてフックの回転軸から最も離れた先端部は、フックにおけるポールとの係合が最も外れやすい部分である。したがって、上記の構成によれば、この被押圧部の先端部におけるケースと反対側の側面がポールの一部分によって受け止められることにより、フックの側方への位置ずれが効果的に抑制される。
上記のシートロック装置において、前記フックと前記ポールとの間に設けられて、前記フックおよび前記ポールを互いに内向きに回転付勢するポールスプリングと、前記ポールを貫通するブッシュを有し前記ポールスプリングの弾性力に抗して前記ポールを前記フックに対する係合状態を解除する方向に回転させるために操作される棒状の操作部材を支持するスナップと、を備えていてもよい。この場合、前記ポールスプリングの第1の端部は前記フックの係止孔に、前記ポールスプリングの第2の端部は前記ブッシュに掛止されていることが好ましい。
この構成によれば、ポールスプリングの端部を掛止する部分をポールに別途設ける必要がない。
本発明のシートロック装置によれば、その体格をより小さくできる。
一実施の形態に係るシートロック装置の搭載位置を示すシートの斜視図。 一実施の形態に係るシートロック装置の分解斜視図。 一実施の形態に係るシートロック装置の正面図。 一実施の形態におけるロック状態とアンロック状態との間の状態を示すシートロック装置の正面図。 一実施の形態におけるアンロック状態のシートロック装置を示す正面図。 一実施の形態において、より小径のストライカを採用した場合のロック状態のシートロック装置を示す正面図。 図3の7−7線に沿って切断した端面図。 他の実施の形態におけるシートロック装置の正面図。 他の実施の形態におけるシートロック装置の図7に対応する端面図。
以下、シートロック装置を車両の後部に設けられるシートに具体化した一実施の形態を説明する。
<シートの概略構成>
図1に示すように、後部のシート10は、乗員が着座するシートクッション11と、乗員が背中をもたせかけるシートバック12とを有している。シートバック12は、その下端部を中心としてシートクッション11に対して回転可能に設けられている。シートバック12は図1に実線で示される起立位置と図1に二点鎖線で示される前傾位置との間を移動する。
シートバック12の上部側面には、シートロック装置13が設けられている。シートバック12が起立位置にあるとき、シートロック装置13が車体に設けられたU字状のストライカ14に係合することによりシートバック12の姿勢が保持される。シートロック装置13に連結されるワイヤ15の引張り操作を通じてシートロック装置13とストライカ14との係合が解除されることにより、シートバック12を起立位置から前傾位置へ回転させることが可能となる。
<シートロック装置>
つぎに、シートロック装置の構成を詳細に説明する。
図2に示すように、シートロック装置13は、ベースブラケット20、ケース30およびサブベースブラケット40を有している。
ベースブラケット20は金属材料により断面L字状に設けられている。ベースブラケット20は、図示しないシートフレームに固定される矩形の取付板21a、および取付板21aに直交する矩形の支持板21bを有している。取付板21aの長手方向における両端部にはそれぞれボルト孔22aが設けられている。これらボルト孔22a,22aにはそれぞれベースブラケット20をシートブラケットに固定するための図示しないボルトが挿通される。支持板21bには2つの挿通孔23,24が設けられている。これら挿通孔23,24は、支持板21bの長手方向に沿って並んでいる。また、ベースブラケット20にはストライカ14が挿入される溝部25が設けられている。溝部25は、取付板21aの2つの長側縁のうち支持板21bと反対側の長側縁の中央付近から支持板21bの中腹までの間の部分が切りかかれるかたちで設けられている。溝部25における支持板21bに設けられた部分は、取付板21a(図2中の下方)へ向かうにつれて拡幅する台形状をなしている。
ケース30は、ベースブラケット20の支持板21bと対向している。ケース30は、合成樹脂材料により支持板21b側の側面が開口した箱状に形成されている。ケース30(正確には、ケース底壁)には、円筒状のボス部31および挿通孔32が設けられている。ボス部31はベースブラケット20の挿通孔23と同一の軸線上に位置している。挿通孔32は、ベースブラケット20の挿通孔24と同一の軸線上に位置している。また、ケース30において、ボス部31の周囲には環状のばね挿入孔33が設けられている。また、ケース30には、ストライカ14が挿入される溝部34が設けられている。溝部34は、図2中の下部が切りかかれるかたちで設けられている。ケース30をボス部31の軸線方向からみたとき、溝部34はベースブラケット20の溝部25に重なる。
サブベースブラケット40は金属材料により矩形板状に設けられている。サブベースブラケット40には、2つの挿通孔41,42が設けられている。これら挿通孔41,42は、サブベースブラケット40の長手方向に沿って並んでいる。挿通孔41は、ケース30のボス部31およびベースブラケット20の挿通孔23と同一の軸線状に位置している。挿通孔42は、ケース30の挿通孔24およびベースブラケット20の挿通孔24と同一の軸線上に位置している。
ベースブラケット20とケース30との間には、シートロック装置13の他の構成部品であるポールピン(PAWL-PIN)51、フックピン(HOOK-PIN)52、フック(HOOK)53、ポール(PAWL)54、カム(CAM)55、スナップ(SNAP)56、ポールスプリング(PAWL-SPRING)57、およびカムスプリング(CAM- SPRING)58が設けられている。
<ポールピン/フックピン>
ポールピン51の第1の端部はベースブラケット20の挿通孔23に通されている。ポールピン51の第2の端部はケース30のボス部31およびサブベースブラケット40の挿通孔41にそれぞれ挿通されている。また、フックピン52の第1の端部はベースブラケット20の挿通孔24に、フックピン52の第2の端部はケース30の挿通孔32およびサブベースブラケット40の挿通孔42にそれぞれ挿通されている。ポールピン51およびフックピン52は、それらの両端部がそれぞれかしめられることにより、ベースブラケット20、ケース30およびサブベースブラケット40にそれぞれ結合されている。サブベースブラケット40はケース30の底壁に接触した状態に維持される。
<フック>
フック53は、フックピン52に対して回転可能に設けられている。フック53は、金属材料により形成されている。フック53は、フックピン52が通される軸受孔61、およびストライカ14が挿入される拘束溝62を有している。拘束溝62は、軸受孔61の軸線に対して直交する方向(図2中の左方)へ向けて延びる第1の突出部62aと第2の突出部62bとの間の溝として構成される。第1の突出部62aは第2の突出部62bよりも軸受孔61に近い位置を起点として設けられている。図2では、第1の突出部62aは第2の突出部62bよりも上に位置している。また、第1の突出部62aは第2の突出部62bよりも長い。
フック53は、掛止部63および被押圧部64を有している。掛止部63は、フック53の外周部分において軸受孔61を基準とする拘束溝62と反対側の部位に突設されている。掛止部63は軸受孔61から離れる方向(図2中の右斜め上)へ向けて延びている。掛止部63には掛止孔63aが設けられている。被押圧部64は、フック53の外周部分における第1の突出部62aと掛止部63との間に突設されている。被押圧部64は軸受孔61から離れる方向(図2中の上方)へ向けて延びている。被押圧部64において、ケース30と反対側の側面には段差部64aが設けられている。段差部64aは、被押圧部64の先端面とフック53の回転方向における掛止部63と反対側の側面64bとにより形成される角部に設けられている。
フック53は、緩衝部材65により部分的に露出するかたちで覆われている。掛止部63および被押圧部64は外部に露出している。フック53の側面および拘束溝62の内面は緩衝部材65により覆われている。緩衝部材65において、フック53の軸方向において互いに反対側に位置する2つの側面を覆う部分(軸受孔61の周辺部分)を被押圧部64の基端部の辺りで互いに連結する部分は、被当接部66として機能する。軸受孔61の軸線方向からみて、被当接部66は軸受孔61と同心の円弧面を有している。緩衝部材65は合成樹脂材料により形成されている。
<ポール/カム>
ポール54およびカム55は、それぞれポールピン51に対して回転可能に設けられている。また、ポール54およびカム55は、それぞれポールピン51の軸線に沿った方向への移動が規制された状態に保持される。ポール54はカム55よりもベースブラケット20側に位置している。ポール54およびカム55は、ポールピン51の軸線方向において、フック53とほぼ一致する位置に設けられる。
ポール54は、金属材料により板状に形成されている。ポール54は、ポールピン51が通される軸受孔71、およびスナップ56の一部分が挿入される連結孔72を有している。また、ポール54の外周部において、軸受孔71が形成された部分と連結孔72が形成された部分との間の部分には、丸みを帯びた三角形状をなす係合突部73が設けられている。係合突部73はフック53へ向けて突出している。係合突部73の外縁部において、連結孔72側の部分には回転規制面74が設けられている。回転規制面74は、軸受孔71の軸線を中心とする円弧面状をなしている。係合突部73の外縁部において、軸受孔71側の部分には曲面状の案内面75が設けられている。回転規制面74と案内面75とが交わる係合突部73の頂点に相当する部分には、円弧面状の当接部76が設けられている。また、ポール54のカム55側の側面には、円柱状の突部77が設けられている。ポール54のカム55と反対側の側面には、規制突部78が設けられている。規制突部78は、回転規制面74の近傍に設けられている。また、規制突部78は回転規制面74からフック53へ向けて突出している。
カム55は、金属材料により板状に形成されている。カム55は、ポールピン51が通される軸受孔81を有している。また、カム55の外周部には、押圧突部82および掛止突部83が設けられている。軸受孔81の軸線方向からみて、押圧突部82および掛止突部83は、軸受孔81を基準として互いに反対側に位置している。押圧突部82はフック53へ向けて延びている。掛止突部83はフック53と反対側へ向けて延びている。押圧突部82の先端面は、緩やかな曲面状をなしている。また、軸受孔81の軸線方向からみて、押圧突部82の側縁部には凹状の曲面をなす係合面84が設けられている。押圧突部82の先端面と係合面84とは滑らかな曲面で連続している。
<スナップ>
スナップ56は、合成樹脂材料により形成されている。スナップ56は、U字板の支持部91、筒状のブッシュ92、および矩形の連結部93を有している。支持部91とブッシュ92とは、連結部93を介して互いに連結されている。支持部91のU字中心軸とブッシュの中心軸とは互いに直交している。支持部91は連結部93の第1の端部寄りに、ブッシュ92は連結部93の第2の端部寄りに設けられている。ブッシュ92の先端部は、カム55と反対側からポール54の連結孔72に嵌め込まれている。連結部93とブッシュ92との境界部分には環状のばね掛け溝94が設けられている。
ワイヤ15は、長軸部15aと短軸部15bとからL字状をなしている。短軸部15bは連結部93を貫通してブッシュ92に挿通されている。長軸部15aにおける短軸部15bとの連結部分は支持部91のU字内部に嵌った状態で支持されている。長軸部15aはベースブラケット20とケース30との間の隙間を介して外部に導出される。長軸部15aの外端部はシートバック12に設けられる図示しないノブに連結してもよい。
<ポールスプリング/カムスプリング>
図3に示すように、ポールスプリング57は圧縮コイルばねである。ポールスプリング57の第1の端部はフック53の掛止孔63aに掛止されている。ポールスプリング57の第2の端部は、スナップ56のばね掛け溝94に掛止されている。したがって、フック53はポールスプリング57の弾性力により図3中の時計方向へ向けて常時付勢される。ポール54はポールスプリング57の弾性力により図3中の反時計方向へ向けて常時付勢される。
カムスプリング58は、捻りコイルばねである。カムスプリング58の第1の端部はケース30の内壁に設けられたばね掛け突部30aに掛止されている。カムスプリング58の第2の端部はカム55の掛止突部83における図中の下部(フック53の第1の突出部62a側の部分)に掛止されている。したがって、カム55は、カムスプリング58の弾性力により図3中の反時計方向へ向けて常時付勢される。
<ロック状態>
シートロック装置13がストライカ14を拘束するロック状態において、シートロック装置13の各構成部材はつぎのような状態に維持される。
図3に示すように、ポール54の当接部76は、緩衝部材65の被当接部66に当接している。当接部76はポールスプリング57の弾性力により被当接部66に押し付けられた状態に維持されている。また、ポール54の回転規制面74とフック53の被押圧部64(正確には、その側面64b)との間には隙間が形成されている。また、ポールピン51の軸方向からみて、ポール54の規制突部78とフック53の段差部64aとは互いに重なっている。フック53の段差部64aとポール54の規制突部78とは、フックピン52の軸線方向において互いに係合可能である。
カム55における押圧突部82の先端面は、フック53における被押圧部64の側面64b、正確には側面64bの段差部64aに対応する部分に当接している。ポールスプリング57の弾性力によるフック53の時計方向への回転は、フック53における被押圧部64の側面64bがカム55における押圧突部82の先端面に当接することにより規制される。なお、ポールピン51の軸方向からみて、ポールピン51の中心からカム55における押圧突部82の先端面までの距離は、ポールピン51の中心からポール54の回転規制面74までの距離よりも若干長い。このため、ポール54の回転規制面74とフック53の被押圧部64との間には、前述の隙間が形成される。
このとき、フック53の姿勢はつぎの通りである。すなわち、フックピン52の軸方向からみて、フック53は、拘束溝62の中心線L1がケース30の溝部34の中心線L2に交差(ここでは、直交)する位置に保持されている。第1の突出部62aおよび第2の突出部62bもそれぞれケース30の溝部34の中心線L2に交差している。また、図3には示されないものの、拘束溝62、第1の突出部62aおよび第2の突出部62bは、ベースブラケット20の溝部25の中心軸に対してもそれぞれ交差する。
フックピン52の軸方向からみて、第1の突出部62aはケース30の溝部34よりも若干上方に位置している。また、フックピン52の軸方向からみて、第2の突出部62bは、ケース30の溝部34を横切っている。フックピン52の軸方向からみて、第2の突出部62bの先端(図3中の右端部)は、溝部34の中心線L2に直交する方向(図3中の左右方向)において、溝部34を構成するケース30の側壁に一致している。緩衝部材65における第2の突出部62bを覆う部分の厚みの分だけ溝部34からはみ出している。
フック53の第2の突出部62bとケース30の溝部34における底部(図3中の上部)との間にはストライカ14が挟み込まれている。フック53は、その被押圧部64の側面64bがカム55に押圧されることにより反時計方向へ回転しようとするところ、このフック53の反時計方向への回転は、ストライカ14が第2の突出部62bを介してケース30の溝部34の底部に押し付けられることにより規制される。
<シートロック装置のアンロック動作>
つぎに、シートロック装置13がロック状態からアンロック状態へ切り替わるときの動作を説明する。
図3に示すように、シートロック装置13がロック状態に維持されているとき、カム55における押圧突部82の先端面は、フック53における被押圧部64の側面64bに当接している。また、ポール54の当接部76は、緩衝部材65の被当接部66に当接している。
図4に示すように、シートロック装置13をロック状態からアンロック状態へ切り替える際には、ワイヤ15が引張り操作される。このワイヤ15の引張り操作に伴いポール54がポールスプリング57の弾性力に抗して時計方向へ回転する。また、フック53はポールスプリング57の弾性力により時計方向へ向けて付勢されている。このため、ポール54の時計方向への回転に伴い、ポール54の当接部76はフック53の被押圧部64に対してその基端側から先端側へ向けて摺動する。
ポール54の回転方向において、ポール54の突部77がカム55の係合面84に当接した以降、カム55はカムスプリング58の弾性力に抗してポール54と一体的に時計方向へ回転する。やがて、カム55とフック53の被押圧部64(側面64b)との係合が解除され、次いでポール54の当接部76がフック53の被押圧部64における先端角部(段差部64aに対応する部分)に至る。
ポール54がさらに時計方向へ回転して、ポール54の当接部76がフック53の被押圧部64の先端角部を乗り越えたとき、フック53における被押圧部64の側面64bとポール54との係合状態が解除される。このため、フック53はポールスプリング57の弾性力により一気に時計方向へ向けて回転する。
図5に示すように、フック53の時計方向へ向けた回転に伴い、第1の突出部62aはストライカ14をケース30の溝部34から押し出す方向へ向けて押圧する。また、フック53の時計方向へ向けた回転に伴い、被押圧部64の先端面はポール54の案内面75に対してその先端側から基端側へ向けて摺動する。やがて、フック53の外縁部に設けられた規制部53aが、ケース30の側壁に設けられたストッパ30bに当接することにより、フック53の時計方向への回転が規制される。なお、フック53の規制部53aは、フック53の外縁部における拘束溝62の開口方向と反対側の部位(図5中の左側の部位)に設けられている。
フックピン52の軸方向からみて、フック53の規制部53aがケース30のストッパ30bに当接した状態に維持されることにより、拘束溝62はケース30の溝部34内で開いた状態、すなわち拘束溝62の開口がケース30の溝部34に重なる状態であるアンロック状態に維持される。このとき、フック53の第1の突出部62aは、ケース30の溝部34を斜状に横切るかたちで位置している。フック53の第2の突出部62bの先端は、ケース30の溝部34の外に位置している。
フック53の規制部53aがケース30のストッパ30bに当接した状態において、ストライカ14は拘束溝62から完全に脱している。フック53の規制部53aがケース30のストッパ30bに当接した状態に維持されることにより、シートロック装置13のアンロック状態が維持される。ちなみに、ポール54はポールスプリング57の弾性力により反時計方向へ回転しようとするところ、当該ポール54の回転は案内面75が被押圧部64の先端面に当接することにより規制される。このため、ワイヤ15の引張り操作が解除されたときであれ、シートロック装置13のアンロック状態が維持される。
この後、シートバック12が起立位置から前傾位置へ向けて回転されて、シートロック装置13がストライカ14から離れる方向へ向けて移動することにより、ストライカ14は溝部34から円滑に脱する。
<シートロック装置のロック動作>
つぎに、シートロック装置13がアンロック状態からロック状態へ切り替わるときの動作を説明する。
図5に示すように、シートロック装置13がアンロック状態に維持されているとき、フック53の拘束溝62の開口部分は、ケース30の溝部34の開口部分に重なっている。また、フック53の第1の突出部62aはケース30の溝部34に対して斜状(図5中における左上から右下へ向かう方向)に交差している。このため、シートバック12が前傾位置から起立位置へ向けて回転されるとき、ストライカ14はケース30の溝部34に進入し、やがてフック53の第1の突出部62aに当接する。ケース30の溝部34の底部へ向けて進入しようとするストライカ14によってフック53の第1の突出部62aが押圧されることにより、フック53はポールスプリング57の弾性力に抗して反時計方向へ向けて回転する。このフック53の反時計方向への回転に伴い、第1の突出部62aがケース30の溝部34の底部へ向けて退避することにより、ストライカ14は溝部34の底部へ向けて進入する。すなわち、ストライカ14は第1の突出部62aを押し退けるかたちで溝部34の底部へ向けて移動する。また、フック53の反時計方向への回転に伴い、被押圧部64も反時計方向へ向けて移動する。このとき、被押圧部64の先端面はポール54の案内面75に対してその基端側から先端側へ向けて摺動する。
図4に示すように、フック53がさらに反時計方向へ回転すると、やがてフック53の被押圧部64における先端角部(段差部64aに対応する部分)は、ポール54の当接部76に至る。そして、フック53がさらに反時計方向へ回転して、フック53の被押圧部64の先端角部がポール54の当接部76を乗り越えたとき、ポール54の案内面75とフック53における被押圧部64の先端面との係合状態が解除される。すなわち、ポール54の反時計方向への回転が規制された状態が解除される。
図3に示すように、ポール54の反時計方向への回転が規制された状態が解除されると、ポール54はポールスプリング57の弾性力により一気に反時計方向へ回転する。このとき、ポール54の回転規制面74はフック53における被押圧部64の側面64bに対してその先端側から基端側へ向けて摺動する。やがてポール54の当接部76が緩衝部材65の被当接部66に当接することにより、ポール54の反時計方向への回転が規制される。なお、ストライカ14が溝部34の底部に当接した以降、フック53の第1の突出部62aがストライカ14により押圧されることはない。
また、ポール54の反時計方向への回転に伴い、カム55もカムスプリング58の弾性力により反時計方向へ回転する。このとき、カム55における押圧突部82の先端面は、ポール54よりも若干遅れて、フック53における被押圧部64の側面64bに対してその先端側から基端側へ向けて摺動する。カム55の押圧突部82によりフック53の被押圧部64が押圧されることにより、フック53はポールスプリング57の弾性力に抗して反時計方向へ向けてわずかに回転する。このフック53のわずかな回転に伴い、第2の突出部62bはストライカ14をケース30の溝部34の底部へ向けてさらに押圧する。これにより、ストライカ14が溝部34の底部とフック53の第2の突出部62bとによって、がたつきなく挟み込まれたロック状態が形成される。
<被覆部材の被当接部の作用>
ここで、ストライカ14の外径は、車種などによって異なることがある。
図6に示すように、たとえば先のストライカ14よりも小径のストライカ14aが採用される場合も想定される。この場合、シートロック装置13がアンロック状態からロック状態へ切りかわるとき、ストライカ14とそれよりも小径のストライカ14aとの差に応じて、余分に反時計方向へ向けて回転する。具体的には、フック53は図3に示される位置よりも回転量δだけ多く反時計方向へ回転する。これにより、小径のストライカ14aはフック53の第2の突出部62bとケース30の溝部34の底部との間に、がたつきなく挟み込まれる。このとき、図3に示されるロック状態と比較して、カム55の押圧突部82の先端面は、フック53における被押圧部64の側面64bに対して、より基端側に位置する。
ちなみに、フックピン52の軸線方向からみて、被当接部66は軸受孔61と同心の円弧面を有している。このため、ストライカ14の外径が異なる(ここでは、より小径である)ことに起因して、シートロック装置13がロック状態からアンロック状態に切り替わる際のフック53の回転量が異なる場合であれ、ポール54の回転位置は変動しない。また、被当接部66を含め緩衝部材65は合成樹脂材料により形成されている。このため、シートロック装置13がアンロック状態からロック状態へ切りかわる際、合成樹脂製の被当接部66に金属製のポール54の規制突部78が当接することによって、より高級感のある打音が得られる。
<フックの段差部およびポールの規制突部の作用>
つぎに、フック53の段差部64aおよびポール54の規制突部78の作用を説明する。シートロック装置13が図3に示されるロック状態に維持されている場合、何らかの原因によって、たとえばシート10に捩れなどが発生するおそれがある。
図7に示すように、この場合、シート10の捻れなどに起因してフック53に対して垂直方向へ向けた力Fが作用するおそれがある。ここでは、力Fはケース30(底壁)から離れる方向へ向けた力である。このため、フック53は力Fを受けて、ケース30から離れる方向へ向けて傾こうとする。しかし、ポールピン51の軸線方向において、フック53の段差部64aとポール54の規制突部78とは互いに対向している。したがって、フック53の段差部64aがポール54の規制突部78に当接することにより、フック53がケース30から離れる方向へ傾くことが規制される。これにより、フック53における被押圧部64の側面64bとカム55における押圧突部82の先端面との係合状態、および緩衝部材65の被当接部66とポール54の当接部76との係合状態がそれぞれ安定して維持される。
また、段差部64aは、フック53においてポール54およびカム55がそれぞれ係合する被押圧部64の先端部分に設けられている。この被押圧部64の先端部分は、ポール54およびカム55がそれぞれ直接的に係合する部分であって、フック53に対してフックピン52の軸線方向に沿った力Fが作用したとき、もっとも係合が解除されやすい部分である。このため、被押圧部64の先端部分に段差部64aを設けることが好ましい。段差部64aがポール54の規制突部78によって受け止められることにより、フック53の傾きがより好適に抑制される。
なお、フック53に対してケース30の底壁に対して近接する方向へ向けた力(力Fと反対方向へ向けた力)が作用することも考えられるところ、たとえばケース30の底壁に設けられた図示しないリブによってフック53が受け止められるようにしてもよい。
<第2の突出部の長さについて>
また、フック53に対してケース30から離れる方向へ向けた力Fが作用した場合、フック53の段差部64aにポール54の規制突部78が係合する構成を採用したことにより、フック53の回転方向におけるサイズ、具体的には第2の突出部62bの長さをより短く設定することが可能となる。
ここで比較例として、たとえば段差部64aおよび規制突部78をそれぞれ割愛した構成を採用する場合を検討する。この場合、フック53とポール54とがポールピン51の軸線方向において重ならないため、シート10のねじれなどに起因して、フック53がフックピン52の軸線方向に沿った側方へずれて、フック53とポール54との係合状態が解除されるおそれがある。このフック53とポール54との係合状態を維持するために、たとえばつぎの構成を採用することが考えられる。
図8に示すように、フック53の回転方向におけるサイズ、具体的には第2の突出部62bの長さをより長く設定する。第2の突出部62bの長さは、シートロック装置13がロック状態に維持されているとき、第2の突出部62bを含めフック53がベースブラケット20の溝部25を横切る十分な長さに設定される。このため、フックピン52の軸線方向において、フック53がケース30と反対側へ向けて傾こうとした場合、第2の突出部62bの先端がベースブラケット20(正確には、溝部25の周辺部分)に内側から当接する。これにより、フック53のフックピン52の軸線方向に沿った側方への傾きが抑制される。
しかしこの場合、第2の突出部62bの長さを長くした分、ロック状態からアンロック状態へ切り替える際におけるフック53の回転量が増大する。このため、ケース30を含めシートロック装置13の体格が大きくなることが懸念される。
この点、図3などに示される本例のシートロック装置13によれば、フック53がフックピン52の軸線方向に沿った方向へ傾こうとしたとき、フック53はその段差部64aを介してポール54の規制突部78に受け止められる。第2の突出部62bをベースブラケット20に係合させる必要がないため、フック53における第2の突出部62bの長さをより短く設定できる。シートロック装置13がロック状態に維持されるとき、ストライカ14をケース30の溝部34の内部に拘束できる程度の長さ、すなわちフックピン52の軸線方向からみて、ケース30の溝部34が閉じられる程度の長さだけ確保すればよい。第2の突出部62bの長さをより短くできる分、シートロック装置13をロック状態からアンロック状態へ切り替える際のフック53の回転量も少なくなる。ひいてはケース30を含むシートロック装置13の全体の体格もより小さくすることが可能となる。
ただし、シートロック装置13の体格の大きさが問題にならないのであれば、図8に示されるように、フック53に段差部64aを設ける場合であれ、第2の突出部62bの長さをより長く設定してもよい。この場合、段差部64aがポール54の規制突部78当接すること、および第2の突出部62bの先端がベースブラケット20に当接することにより、フックピン52の軸線方向へ向けたフック53の傾きが、より確実に規制される。また、段差部64aおよび第2の突出部62bの先端部の二箇所において、フック53の傾きが受け止められるため、フック53の厚みをより薄く設定することも可能である。
<カムのサイズについて>
また、シートロック装置13をアンロック状態からロック状態へ切り替える際、フック53の被押圧部64とポール54とが係合した状態で、フック53を反時計方向へ向けてさらに回転させるために、カム55の押圧突部82によってフック53における被押圧部64の側面64bが押圧される。これにより、カム55の長さを抑えつつ、フック53を反時計方向へ向けて押圧することができる。
たとえば、ストライカ14をケース30の溝部34の底部に対して押し付ける方向へ向けてフック53を回転させるために、フックピン52の軸線方向におけるフック53の側面に突部などの被押圧部を設け、この被押圧部をカムにより押圧する構成を採用することも考えられる。しかし、この構成を採用する場合、カムの長さをフック53側面の突部の位置まで延ばす必要がある。このため、カム55が長大化するとともに、カム55の回転量も増加する。したがって、シートロック装置13の体格(特に、図3などにおける上下方向におけるサイズ)の大型化が懸念される。
この点、本例のカム55によれば、フックピン52の軸線方向においてフック53に重なる位置までカム55の長さを確保する必要はない。このため、カム55のサイズをより小さくすることができ、ひいてはシートロック装置13の体格の小型化にもつながる。
<実施の形態の効果>
したがって、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)車両の衝突時など、シート10のねじれなどに起因してフック53がフックピン52の軸線方向に沿った側方へ移動しようとする(傾こうとする)ところ、このフック53の側方への移動は段差部64aがポール54の規制突部78に係合することにより規制される。このため、第2の突出部62bの長さは、ロック状態において拘束溝62がケース30の溝部34内で閉じる程度の長さだけ確保すればよい。したがって、第2の突出部62bの先端をベースブラケット20に係合させることによりフック53の側方へのずれを規制する構成を採用する場合に比べて、第2の突出部62bの長さをより短く設定することができる。そして第2の突出部62bの長さを短縮できる分だけ、ロック状態からアンロック状態へ切り替える際のフック53の回転量を減少させることができる。ひいては、シートロック装置13の体格(特に、図3などにおける左右方向における体格)をより小さくすることができる。
(2)また、フック53の段差部64aがポール54の規制突部78に係合することによりフック53の側方へのずれが抑制されるため、ベースブラケット20の設計の自由度が向上する。たとえば、フック53の段差部64aおよびポール54の規制突部78を設けない構成を採用する場合、第2の突出部62bの先端をベースブラケット20の溝部25の周辺部分に係合させることによりフック53の側方へのずれを抑制することが考えられる。この構成を採用する場合、第2の突出部62bの長さを、少なくともロック状態において第2の突出部62bがベースブラケット20の溝部25を大きく横切る程度に設定する必要があるなど、ベースブラケット20の設計の自由度が制限される。この点、本例によれば、第2の突出部62bをベースブラケット20に必ずしも係合させる必要がないため、第2の突出部62bの長さを、より短く設定可能となるなど、ベースブラケット20の設計の自由度が向上する。
(3)段差部64aは、フック53においてポール54およびカム55がそれぞれ係合する部分である被押圧部64の先端部に設けられている。この被押圧部64の先端部が段差部64aを介してポール54の規制突部78に受け止められることにより、フック53の傾きをより好適に抑制することができる。また、被押圧部64の先端部はフック53において最もポール54およびカム55との噛み合いが外れやすい部分である。この被押圧部64をポール54の規制突部78により受け止めることにより、フック53の側方へのずれ(傾き)に対する保持強度も確保できる。このため、フック53の厚みをより薄くしたり、フック53をより軽量化したりすることも可能となる。
(4)また、フック53に対して垂直方向へ向けた力Fが作用していない通常時、シートロック装置13がロック状態に維持されているとき、ポール54の規制突部78はフック53の段差部64aに進入した状態に維持される。この規制突部78が段差部64aに進入する分、フックピン52の軸線方向において、シートロック装置13の体格をより小さくすることが可能である。
(5)シートロック装置13をアンロック状態からロック状態へ切り替える際、カム55の押圧突部82によってフック53における被押圧部64の側面64bが押圧される。これにより、カム55の長さを抑えつつ、フック53を反時計方向へ向けて押圧することができる。また、カム55の長さを抑えることができる分、カム55の回転量をより少なくしたり、カム55の回転方向における幅もより短くしたりすることも可能となる。このため、シートロック装置13の体格(特に、図3などにおける上下方向における体格)をより小さくすることが可能となる。
(6)また、フック53の回転方向(ストライカ14の進入方向)における支持強度、およびフックピン52の軸線方向における支持強度を、フック53とポール54との係合のみで確保することができる。
(7)フックピン52の軸線方向からみて、緩衝部材65の被当接部66は軸受孔61と同心の円弧面を有している。このため、たとえば車種などに応じてストライカ14の外径が異なることに起因して、ロック状態からアンロック状態に切り替わる際のフック53の回転量が異なる場合であれ、ポール54の回転位置は変動しない。
(8)また、被当接部66を含め緩衝部材65は合成樹脂材料により形成されている。このため、アンロック状態からロック状態へ切りかわる際、合成樹脂製の被当接部66に金属製のポール54の規制突部78が当接することによって、より高級感のある打音が得られる。
(9)ポールスプリング57の第1の端部はフック53の掛止孔63aに、ポールスプリング57の第2の端部はスナップ56のばね掛け溝94に掛止されている。このため、ポールスプリング57の弾性力は、ポール54における連結孔72が設けられた部分に作用する。ポール54を回転付勢する観点から、ポールスプリング57の弾性力はポール54の軸受孔71と反対側の端部に作用させることが好ましい。すなわち、ポール54における連結孔72が設けられた部分は、ポールスプリング57の弾性力を最も作用させたい点である。このため、ポールスプリング57の弾性力はポール54に対してより好適に作用する。ポール54は狙い通りの弾性力でもって回転付勢される。なお、スナップ56は合成樹脂製であるものの、スナップ56のブッシュ92にはワイヤ15の短軸部15bが挿入されている。このため、スナップ56のブッシュ92にポールスプリング57を掛止させても、そのポールスプリング57の弾性力に耐えうる程度の強度が確保される。
<他の実施の形態>
なお、本実施の形態は、つぎのように変更して実施してもよい。
・本例では、フック53の被押圧部64に段差部64aを設けたが、フック53における段差部64aを設ける位置は適宜変更してもよい。たとえば、フックピン52の軸線方向からみて、フック53の外縁部における被押圧部64から第1の突出部62aまでの範囲であれば、どの位置に段差部64aを設けてもよい。フックピン52の軸線方向において、段差部64aがポール54の一部分(たとえば規制突部78)に係合可能であればよい。
・本例では、フック53の側方への移動を抑制するために、フック53の段差部64aをポール54の規制突部78に係合させるようにしたが、フック53の段差部64aを割愛した構成を採用してもよい。この場合、図9に示すように、シートロック装置13がロック状態に維持されているとき、フック53におけるケース30と反対側の側面とポール54の規制突部78とがポールピン51の軸線方向において互いに対向するように、フック53およびポール54を設ける。このようにすれば、フック53に対してケース30から離れる方向へ向けた力Fが作用した場合、フック53におけるケース30と反対側の側面にポール54の規制突部78が係合する。ポールピン51の軸線方向において、フック53のケース30と反対側の側面がポール54の規制突部78に当接することにより、フック53がケース30から離れる方向へ移動することが規制される。
・本例では、ストライカ14を車体に設け、シートロック装置13をシートバック12に設けた例を挙げたが、つぎのようにしてもよい。すなわち、シートロック装置13を車体に設け、ストライカ14をシートバック12に設けてもよい。また、シートクッション11にシートロック装置13を設け、車体の床面にストライカ14を設けてもよい。また、シートクッション11にストライカ14を設け、車体の床面にシートロック装置13を設けてもよい。
13…シートロック装置、14…ストライカ、15…ワイヤ(操作部材)、20…ベースブラケット(ベース)、25…ベースの溝部、30…ケース、34…ケースの溝部、53…フック、54…ポール、55…カム、56…スナップ、57…ポールスプリング、61…係止孔、64…フックの被押圧部、64a…段差部(フックの一部分)、78…規制突部、92…ブッシュ。

Claims (5)

  1. 互いに係止されるシートおよび車体のいずれか一方に設けられて前記シートおよび前記車体のいずれか他方に設けられるストライカを受け入れる溝部を有するベースと、
    前記ベースと対向して設けられて前記ストライカを受け入れる溝部を有するケースと、
    前記ベースと前記ケースとの間に回転可能に支持されて少なくとも前記ケースの溝部との間で前記ストライカを挟持したロック状態を形成するフックと、
    前記ベースと前記ケースとの間に回転可能に支持されて前記フックの周面に係合することにより前記フックをロック状態に保持するポールと、
    前記ベースと前記ケースとの間に回転可能に支持されてロック状態に保持された前記フックをロック方向へ向けて押圧するカムと、を備え、
    前記フックの一部分と前記ポールの一部分は、それらの回転軸に沿った方向において互いに重なっているシートロック装置。
  2. 請求項1に記載のシートロック装置において、
    前記カムは前記フックの周面を前記ロック方向へ向けて押圧するシートロック装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシートロック装置において、
    前記フックの外縁には、前記フックの一部分として、その厚み方向に高低差を有する段差部が設けられていて、当該段差部に入り込むかたちで前記ポールの一部分が重なっているシートロック装置。
  4. 請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のシートロック装置において、
    前記フックの外縁には、前記ポールおよび前記カムがそれぞれ係合する被押圧部が突設されていて、
    前記フックにおける前記ポールが重なる一部分は、前記被押圧部において前記フックの回転軸から最も離れた先端部分における前記ケースと反対側の側面であるシートロック装置。
  5. 請求項1〜請求項4のうちいずれか一項において、
    前記フックと前記ポールとの間に設けられて、前記フックおよび前記ポールを互いに内向きに回転付勢するポールスプリングと、
    前記ポールを貫通するブッシュを有し前記ポールスプリングの弾性力に抗して前記ポールを前記フックに対する係合状態を解除する方向に回転させるために操作される棒状の操作部材を支持するスナップと、を備え、
    前記ポールスプリングの第1の端部は前記フックの係止孔に、前記ポールスプリングの第2の端部は前記ブッシュに掛止されているシートロック装置。
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