JP2017087378A - ごぼうの乱切り機 - Google Patents

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【課題】生産性の向上が図れると共に、製品の無駄が少ないごぼうの乱切り機を提供する。【解決手段】ごぼう1を挿入するごぼう挿入筒11と、ごぼう挿入筒11の下端より伸びたごぼう1を弾性的に把持して下方に送るごぼう送り部10と、ごぼう送り部10を回転させるごぼう回転部50と、ごぼう挿入筒11の軸心に対して傾斜して配設され,ごぼう送り部10のごぼう把持手段の下方に伸びたごぼう1を斜めに切断するカッター61を有するごぼう切断部60とから構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ごぼうの乱切り機に関する。
ごぼう等の長尺野菜の乱切り機として、例えば特許文献1が挙げられる。この装置は、野菜の上端を把持する野菜把持部と、この野菜把持部の下方の対向位置に配設され、回転可能な回転刃を有する野菜切断部と、前記野菜把持部を上下移動させる搬送部とから構成されている。
回転刃は、野菜把持部の移動方向の軸心に対して傾斜角度で配設されて支持体に支持されると共に、回転刃の回転中心と支持体の回転中心が偏心するように構成されている。そこで、回転刃を有する支持体を例えば90度回転させることにより切断位置を変えるようになっている。
特開2000−117687号公報
上記従来技術は、野菜の上端を野菜把持部の爪部の把持爪に把持させる工程と、続いて野菜把持部を下降させて野菜の下端を野菜切断部の上方に設けられたガイド部に挿入する工程を必要とするので、生産性に問題があった。また切断位置を変えるために回転刃を有する重い支持体を回転させる必要があるので高速にできなく、この点からも生産性に問題があった。更に野菜の上端を把持して送るので、野菜を把持した爪部は、前記ガイド部までしか下降できない。このため、ガイド部から回転刃までの野菜は切断されなく、野菜の切断されない無駄部分が多く生じる。
本発明の第1の課題は、生産性の向上が図れると共に、製品の無駄が少ないごぼうの乱切り機を提供することにある。
本発明の第2の課題は、品質の向上が図れるごぼうの乱切り機を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の請求項1は、ごぼうを挿入するごぼう挿入筒と、このごぼう挿入筒の下端より伸びたごぼうを弾性的に把持して下方に送るごぼう送り部と、このごぼう送り部を回転させるごぼう回転部と、前記ごぼう挿入筒の軸心に対して傾斜して配設され、前記ごぼう送り部のごぼう把持手段の下方に伸びたごぼうを斜めに切断するカッターを有するごぼう切断部とからなることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の請求項2は、前記ごぼう挿入筒に挿入されたごぼうの後端検出手段と、前記ごぼう送り部のごぼう把持手段より伸びたごぼうの先端を検知する先端検知手段とを備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の請求項3は、前記ごぼう切断部の下方には、前記カッターで切断した切断品を振分ける振分け部が設けられ、この振分け部は、切断品を受けるシュートと、振分け手段とを有し、シュートは、前記カッターで切断された切断品を受ける導入部と、この導入部の下方に設けられた良品シュート及び不良品シュートからなり、前記振分け手段はごぼうの先端切断品及び後端切断品を前記不良品シュートに導く振分け板を有することを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、ごぼう挿入筒にごぼうを挿入する操作のみで乱切り動作が行われるので、生産性が向上する。また、ごぼうを把持して送る把持部を回転させてごぼうの切断方向が変えられ、重いカッターを回転させないので高速化が図れ、この点からも生産性が向上する。また、ごぼう把持部はカッターの直上に配設され、順次的に乱切りされるので、ごぼうを無駄なく加工することができる。
本発明の請求項3によれば、ごぼうの最初(先端)の切断品及び後端の2個以内の切断品は不良品として処理するので、製品の品質の均一化が図れる。
本発明のごぼうの乱切り機の一実施の形態の正面図である。 右側板を取り外した状態の図1の右側面図である。 ごぼう送り部及びごぼう回転部の拡大正面図である。 ごぼう送り部及びごぼう回転部の軸受支持部の要部拡大断面図である。 ごぼう送り部及びごぼう回転部の拡大斜視図である。 ごぼう送り部の拡大斜視図である。 ごぼう回転部の拡大斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 図1のまな板を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。 ごぼうの正面図である。
本発明のごぼうの乱切り機の一実施の形態を図により説明する。ごぼう1は、図10に示すように、ほぼ均一の太さの均一部1aと、この均一部1aの下方部1bより下方の太部1cと、均一部1aの上方部1dより上方の細部1eの形状となっている。
本実施の形態は、主としてごぼう1を把持して下方に送るごぼう送り部10と、ごぼう送り部10を回転させてごぼう送り部10に把持されたごぼうを回転させるごぼう回転部50と、ごぼう送り部10のごぼう把持部の下方に配設されたごぼう切断部60とから構成されている。その他に、後端検知部70A及び前端検知部70Bと、良品・不良品を振分ける振分け部80と、図示しない制御部とを有している。次に、先ず枠体の構造について説明した後、前記各部の構造について説明する。
[枠体の構造](図1、図2参照)
枠体は、両側板2,2、天板3、底板4、裏板5及び天板3側の下方で両側板2,2に固定された支持板6とからなっている。
[ごぼう送り部10の構造](図1乃至図6、図8、特に図3乃至図6参照)
図1及び図2に示すように、天板3及び支持板6には、垂直に配設されてごぼう送り部10まで伸びた筒状のごぼう挿入筒11が固定されており、このごぼう挿入筒11にごぼう1が挿入される。支持板6の下方のごぼう挿入筒11部には、図4に示すように、上下にベアリング12A,12Bを介してコンベア伝達ギア13A,13Bが回転自在に支承されており、コンベア伝達ギア13Aと13Bは複数個の支柱14で一体的に固定されている。コンベア伝達ギア13Aには、図3,図5及び図6に示すように、コンベア駆動ギア15が噛合しており、コンベア駆動ギア15は、天板3(図1,図2参照)に固定されたコンベア駆動モータ16の出力軸に固定されている。コンベア伝達ギア13Bの下方のごぼう挿入筒11部分は、図4に示すように上下にベアリング17A,17Bを介して支持板18A,18Bが回転自在に支承されている。支持板18A,18Bは複数個の支柱19(図7参照)で一体的に固定されている。
ごぼうを送るコンベア25は、図8に示すように等間隔に3個設けられているので、図4及び図6に示すように下方のコンベア伝達ギア13Bには3個の伝達ギア26が噛合している。3個の伝達ギア26にはそれぞれ伝達軸27の上端が固定され、伝達軸27はベアリング28,29を介して支持板18A,18Bに回転自在に支承されている。またベアリング28,29間の伝達軸27部分には、ベベルギア30が固定されており、ベベルギア30の回転を水平方向に変換するため、ベベルギア30にはベベルギア31が噛合している。ベベルギア31は回転支軸32の一端に固定されており、回転支軸32には駆動プーリ33が固定されている。駆動プーリ33の両側の回転支軸32の部分は、図8に示すようにベアリング34,34を介して保持板35,35に回転自在に支承されており、保持板35,35は下方の支持板18Bに固定されている。
駆動プーリ33の両側でベアリング34,34間の回転支軸32の部分には、それぞれベルト保持板40,40がベアリング41を介して回転自在に支承されている。図3に示すように、ベルト保持板40,40の下端部には、支軸42が固定されており、支軸42には従動プーリ43が回転自在に支承されている。駆動プーリ33と従動プーリ43にはベルト44がエンドレスに掛けられている。ベルト保持板40にはばね掛け40aが形成され、支持板18Bにはごぼう挿入筒11を囲むように複数個のばね掛け45が設けられている。ばね掛け40aと45にはばね46が掛けられ、3個の従動プーリ43は閉じる方向に付勢されている。図4において、47はテンションローラを示す。
[ごぼう回転部50の構造](図1、図3、図4、図5、図7参照)
コンベア伝達ギア13Aと13B間には回転伝達ギア51が配設されており、回転伝達ギア51は支持板18Aに固定された複数個の支柱52に固定されている。回転伝達ギア51には、回転駆動ギア53が噛合しており、回転駆動ギア53は、天板3に固定された回転駆動モータ54の出力軸に固定されている。
[ごぼう切断部60の構造](図1、図2参照)
コンベア25の下方には、カッター61が固定されたカッター支持板62がごぼう挿入筒11の軸心に対して45度傾斜して配設されている。これにより、コンベア25の下端より伸びたごぼう1は、カッター61により斜めに切断される。カッター支持板62は、カッター駆動モータ63の出力軸に固定されており、カッター駆動モータ63は底板4に固定された固定板64に固定されている。ここで、カッター支持板62の回転軸心(カッター駆動モータ63の出力軸)は、ごぼう挿入筒11の軸心に対して偏心して配設されている。またコンベア25のごぼう把持部である従動プーリ43の下方には、まな板65が配設されており、まな板65は側板2に固定された支持板66に固定されている。
[後端検知部70A及び前端検知部70B](図1、図2参照)
後端検知部70Aは次のような構成となっている。ごぼう挿入筒11の天板3と支持板6の側方部分には縦溝11aが形成されており、支持板6上には、縦溝11aに対応して検知板保持板71が固定されている。検知板保持板71の上部には、後端検知板72が回転自在に支承されており、後端検知板72は、縦溝11aを通してごぼう挿入筒11内に挿入される挿入部72aと、検知板保持板71の外側より下方に伸びた検知部72bとより形成されている。検知板保持板71には近接センサー73が固定されており、後端検知板72は図示しないばねで検知部72bが近接センサー73に当接するように付勢されている。前端検知部70Bはごぼうの先端を検知する先端検知センサー74を有し、先端検知センサー74は支持板66に固定されている。
[振分け部80](図1、図2参照)
振分け部80は、カッター支持板62の直下に配設されており、カッター61で切断された切断品は、シュート81に落下される。シュート81は、カッター61で切断された切断品を受ける導入部81aと、この導入部81aに落下した切断品を後記する振分け板85で振分けられて良品を収納する良品シュート81bと、不良品を収納する不良品シュート81cとからなっている。良品シュート81bと不良品シュート81cは、底板4に固定された仕切り板82により仕切りされている。シュート81(導入部81a、良品シュート81b,不良品シュート81c)は、上方が開放した収納部枠体(前面板83a,裏面板83b及び両側板83c,83c)で周囲が覆われている。仕切り板82の上方で収納部枠体の前面板83a及び裏面板83bには、支軸84が回転自在に支承されており、支軸84には振分け板85が固定されている。収納部枠体の前面板83aには、支軸84を中心として円弧状のガイド溝83dが形成されており、振分け板85にはガイド溝83dに挿入されるガイド棒86が固定されている。ガイド棒86にはシリンダ87の作動ロッドが回転自在に支承されており、シリンダ87の後端は前面板83aに回転自在に支承されている。
[制御部](図1、図2参照)
制御部は図示しないが、少なくとも次の機能を有している。コンベア送りモータ16の連続駆動でごぼう1が一定量(乱切り品の長さ)送られ、また回転駆動モータ54の連続駆動でごぼう1が90度回転した時に、連続駆動しているカッター駆動モータ63によりカッター61は1回転するように制御部により制御される。これにより、乱切り品が製作される。
図10に示すごぼう1の太部1cの長さL1及び細部1eの長さL2は予め制御部に記憶されている。制御部の演算部には、均一部1a乱切り長さ、即ちコンベア駆動モータ16の回転速度が予め設定されており、太部1cは均一部1aより太いので、均一部1aの乱切り長さより短い長さに設定されている。細部1eは、均一部1aより細いので、均一部1aの乱切り長さより長い長さに設定されている。
近接センサー73によりごぼう1の後端を検知した時のごぼう1の後端から先端検知センサー74までの長さは既知の値である。そこで、カッター61により順次乱切りし、図10に示す切断位置1fで近接センサー73がごぼう1の後端を検知した時、切断位置1fから1gまでの長さL3より細部1eの長さL2を引いた長さL4が均一部1aの残りの長さとなる。この長さL4は制御部の演算部で演算される。また図7に示す回転駆動モータ54が駆動すると、ベルト44がごぼう1を僅か送るように作動する。この理由については後記する。そこで、制御部の演算部は、ごぼう送り部10のコンベア送りモータ16の回転速度を回転駆動モータ54によるごぼう1の送り長さを補正して駆動されるように演算される。
まず、コンベア駆動モータ16及び回転駆動モータ54の作動について説明する。
コンベア駆動モータ16が駆動すると、図6に示すようにコンベア駆動モータ16の出力軸と共にコンベア駆動ギア15が矢印B方向に回転する。コンベア駆動ギア15が矢印B方向に回転すると、コンベア伝達ギア13A,支柱14を介してコンベア伝達ギア13Bが矢印C方向に回転する。コンベア伝達ギア13Bには伝達ギア26が噛合しているので、伝達ギア26,伝達軸27及びベベルギア30が矢印D方向に回転する。ベベルギア30の回転はベベルギア31により水平方向に方向変換されて駆動プーリ33が矢印E方向に回転する。これにより、ごぼう切断部60の外側が矢印F方向(上昇方向)に移動し、ベルト44の内側が下降方向に移動する。そこで、ごぼう挿入筒11に挿入されたごぼう1は、3個のベルト44に把持されて下方に送られる。従って、コンベア駆動モータ16の回転速度を変えることにより、カッター61で切断される長さを変えることができる。
回転駆動モータ54が駆動すると、図7に示すように、回転駆動モータ54の出力軸と共に回転駆動ギア53が矢印G方向に回転し、回転伝達ギア51が矢印H方向に回転する。回転伝達ギア51と支持板18Aは支柱52で一体的に結合され、支持板18Aと支持板18Bは支柱19で一体的に結合されている。これにより、回転伝達ギア51が矢印H方向に回転されると、支持板18B及び3個のコンベア25も矢印H方向に回転させられる。即ち、コンベア25に把持されたごぼう1は回転させられる。この場合、支持板18Bには、図6に示すように伝達軸27が回転自在に設けられているので、支持板18Bが回転すると、伝達軸27も僅かに矢印D方向に回転する。伝達軸27が矢印D方向に回転すると、この回転量に応じて、前記コンベア駆動モータ16の作動で述べたように、ベルト44がごぼう1を送る方向に移動する。制御部の演算部は、この送り量を補正してごぼう送り部10の回転速度を算定する。従って、回転駆動モータ54の回転速度を変えることにより、切断方向を変えることができる。
次に作用について説明する。図示しないスタートボタンを押すと、コンベア駆動モータ16,回転駆動モータ54及びカッター駆動モータ63が回転する。この場合、図1に示す振分け板85は2点鎖線で示すようにカッター61で切断された最初の切断片を導入部81aより不良品シュート81cに導くようになっている。ごぼう1をごぼう挿入筒11に挿入すると、後端検知板72は実線の状態より2点鎖線の状態に回動させられる。これにより、後端検知板72が近接センサー73より離れ、近接センサー73はオフになる。
前記したコンベア駆動モータ16の作動及び回転駆動モータ54の作動で説明したように、コンベア駆動モータ16が作動すると、ベルト44が矢印F方向、即ちごぼう1を下方に送る方向に移動する。また回転駆動モータ54が作動すると、図3に示すように3個のコンベア25は矢印H方向に回転する。従って、ごぼう挿入筒11に挿入されたごぼう1は、下方に送られる。そして、ごぼう1の先端を先端検知センサー74が検知(オン)する。先端検知センサー74とごぼう切断部60のカッター61による切断部分は一定であるので先端検知センサー74がオンした瞬間、ごぼう1の送り速度を基にシュート81を良品シュート81bが開放するように駆動させるタイミングが制御部により演算される。図示しない制御部に予め設定された設定値によりごぼう1は下方に送られ、またごぼう回転部50の回転駆動モータ54により90度回転され、ごぼう切断部60のカッター61により45度傾斜して切断される。この場合、最初(下端)の切断品は乱切り品ではなく不良品であるので、シュート81の導入部81aに落下すると、不良品シュート81cを通って図示しない不良箱に収納される。即ち、下端の切断品は乱切り品ではなく不良品として処理される。
最初の切断品が不良品シュート81cを通過すると、前記したタイミングでシリンダ87が作動し、振分け板85は点線で示すように回動し、不良品シュート81c側が閉鎖し、良品シュート81b側が開放する。これにより、2個目以降の切断品は良品シュート81bを通って良品箱に収納される。良品の切断動作を繰り返し行い、ごぼう1の後端が後端検知板72を通過すると、後端検知板72は実線で示すように回動し、検知部72bは近接センサー73に近接する。これにより、ごぼう1の後端が検知される。近接センサーによりごぼう1の後端を検知(オン)した時のごぼう1の後端から先端検知センサー74までの長さL3は既知の値である。そこで、制御部の演算部は、ごぼう1の後端位置から切断品が2個以内であるかを演算し、カッター61がごぼう1を切断して残りが2個以内になると、切断品を不良品シュート81cに振分けるように出力する。即ち、シリンダ87の作動ロッドが引っ込み、振分け板85は2点鎖線で示すように残り部分を導入部81aより不良シュート81cに導くように回動する。
本実施の形態は、ごぼう挿入筒11にごぼう1を挿入する操作のみで乱切り動作が行われるので、生産性が向上する。またごぼうを把持して送る把持部を回転させてごぼうの切断方向が変えられ、重いカッターを回転させないので高速化が図れ、この点からも生産性が向上する。またごぼう把持部はカッター61の直上に配設され、順次的に乱切りされるので、ごぼうを無駄なく加工することができる。またごぼう1の最初(先端)の切断品及び後端の2個以内の切断品は不良品として処理するので、製品の品質の均一化が図れる。
なお、上記実施の形態においては、カッター61をごぼう挿入筒11の軸心に対して45度傾斜して配設したが、30度〜60度の範囲に傾斜して配設してもよい。またごぼうを90度駆動した時にカッター61でごぼう1を切断するようにしたが、30度〜120度駆動した時にごぼう1を切断するように設定しても良い。またカッター61は回転方式ではなく、シリンダで直線的に進退する方式でも良い。また後端検知手段として、後端検知板72を設けたが、縦溝11aに臨むように後端検知センサーを設けても良い。
1.ごぼう、10.ごぼう送り部、11.ごぼう挿入筒、11a.縦溝、12A,12B.ベアリング、13A,13B.コンベア伝達ギア、14.支柱、16.コンベア駆動モータ、17A,17B.ベアリング、18A,18B.支持板、19.支柱、25.コンベア、26.伝達ギア、27.伝達軸、28,29. ベアリング、30 .ベベルギア、31.ベベルギア、32.回転支軸、33.駆動プーリ、34.ベアリング、35.保持板、40.ベルト保持板、41.ベアリング、42.支軸、43.従動プーリ、44.ベルト、46.ばね、50.ごぼう回転部、51.回転伝達ギア、52. 支柱、53.回転駆動ギア、54.回転駆動モータ、60.ごぼう切断部、61.カッター、62.カッター支持板、63 .カッター駆動モータ、65.まな板、66.支持板、70A.後端検知部、70B.前端検知部、71.検知板保持板、72.後端検知板、73.近接センサー、74.先端検知センサー、80.振分け部、81.シュート、81a.導入部、81b.良品シュート、81c.不良品シュート、82.仕切り板、84.支軸、85.振分け板、86.ガイド棒、87.シリンダ

Claims (3)

  1. ごぼうを挿入するごぼう挿入筒と、このごぼう挿入筒の下端より伸びたごぼうを弾性的に把持して下方に送るごぼう送り部と、このごぼう送り部を回転させるごぼう回転部と、前記ごぼう挿入筒の軸心に対して傾斜して配設され,前記ごぼう送り部のごぼう把持手段の下方に伸びたごぼうを斜めに切断するカッターを有するごぼう切断部とからなることを特徴とするごぼうの乱切り機。
  2. 前記ごぼう挿入筒に挿入されたごぼうの後端検出手段と、前記ごぼう送り部のごぼう把持手段より伸びたごぼうの先端を検知する先端検知手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のごぼうの乱切り機。
  3. 前記ごぼう切断部の下方には、前記カッターで切断した切断品を振分ける振分け部が設けられ、この振分け部は、切断品を受けるシュートと、振分け手段とを有し、シュートは、前記カッターで切断された切断品を受ける導入部と、この導入部の下方に設けられた良品シュート及び不良品シュートからなり、前記振分け手段はごぼうの先端切断品及び後端切断品を前記不良品シュートに導く振分け板を有することを特徴とする請求項1記載のごぼうの乱切り機。
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