JP2003236793A - 棒状野菜のささがき装置 - Google Patents

棒状野菜のささがき装置

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JP2003236793A JP2002041643A JP2002041643A JP2003236793A JP 2003236793 A JP2003236793 A JP 2003236793A JP 2002041643 A JP2002041643 A JP 2002041643A JP 2002041643 A JP2002041643 A JP 2002041643A JP 2003236793 A JP2003236793 A JP 2003236793A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業能率の向上が図れると共に、ささがきの品
質の向上が図れる。 【解決手段】ささがき刃10を有して回転駆動される円
盤8と、円盤8の上方に回転不動に配設されたウオーム
ギア30と、ごぼう挿入穴を有しウオームギア30に回
転自在に支承された筒状体31と、筒状体31を回転駆
動させるごぼう回転送り用モータ51と、筒状体31の
下端部に固定されたギア支持板33と、ギア支持板33
に回転自在に支承され、プーリ部35aを有してウオー
ムギア30に噛合された複数個のウオームホイル35
と、ギア支持板33に回転自在に支承され、下端部にプ
ーリ41が回転自在に支承された複数個のレバー40
と、ウオームホイル35のプーリ部と対応するプーリ4
1とにそれぞれ掛け渡されたベルト42、複数個のプー
リ41を閉じる方向に付勢するばね44とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごぼう等の棒状野
菜のささがき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、棒状野菜のささがき装置の概略構
造は、次のようになっている。支柱にスライダが上下動
可能に設けられ、スライダには、ごぼう回転用モータが
固定されており、ごぼう回転用モータの出力軸には、棒
状野菜の上端をチャックするチャック爪が設けられてい
る。支柱の上端部にはプーリが回転自在に設けられてお
り、プーリに掛けられたワイヤの一端は、前記スライダ
に固定され、ワイヤの他端には、ワイヤの一端に加わる
ごぼう回転用モータ、チャック爪等の重量とほぼ等しい
バランス重りが固定されている。一方、チャック爪の下
方には、ささがき刃を有して回転する円盤が傾斜して配
設され、円盤は円盤回転用モータによって回転させられ
る。チャック爪の下方の円盤の前方には、チャック爪に
チャックされたごぼうの下端を受けるチャック爪が配設
されている。
【0003】次に作用について説明する。ごぼう回転用
モータを手で上方に移動させ、かつチャック爪が開いた
状態でチャック爪にごぼうの上端部をチャックさせる。
そして、ごぼうの下端をごぼう受の上方に位置させる。
次に、ごぼう回転用モータを保持している手を離すと、
ごぼうが取付けられたワイヤ側は、バランス重りのワイ
ヤ側よりごぼうの重量分重いので、チャック爪にチャッ
クされたごぼうは下降して下端がごぼう受で受けられ
る。
【0004】この状態でごぼう回転用モータ及び円盤回
転用モータを駆動させる。ごぼう回転用モータが駆動す
ると、チャック爪と共にごぼうが回転する。円盤回転用
モータが駆動すると、円盤に取付けられたささがき刃で
ごぼうがささがきされる。ごぼうが順次ささがきされて
ごぼうの残部が一定長さになると、ごぼう回転用モータ
が停止する。そこで、ごぼう回転用モータを手で上方に
移動させ、チャック爪を開いてごぼうの残部を取り除
く。その後、前記した操作によって新しいごぼうをチャ
ック爪にチャックさせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ごぼ
うの取付け及び残部の排出が手動であり、またごぼう回
転用モータ及びチャック爪等を手動で上昇させる操作を
行なう必要があるので、作業効率が悪く、多大の作業時
間を要している。またごぼうの送りは、プーリの両側の
ワイヤに加わる重量の差で送られるので、ごぼうの長さ
が短くなると送り量も小さくなる。即ち、ごぼうの送り
量が安定しないので、ささがきの品質が悪い。またごぼ
うが短くなるとごぼうの送りが遅くなり、ごぼうが送ら
れないことがあるので、ごぼう回転用モータを下方に押
す等の操作をする必要があった。
【0006】本発明の課題は、作業能率の向上が図れる
と共に、ささがきの品質の向上が図れる棒状野菜のささ
がき装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1は、ささがき刃を有して回転駆動さ
れる円盤に、該円盤と相対的に斜めに棒状野菜を供給し
てささがきする棒状野菜のささがき装置において、前記
円盤の前記ささがき刃の前方で上方に配設され、上方よ
り供給された棒状野菜の下方部をばねの付勢力で挟持
し、棒状野菜を回転及び前記円盤の方向に送る棒状野菜
供給手段と、この棒状野菜供給手段で供給された棒状野
菜の下端を支持するように前記円盤の前方に配設された
棒状野菜受手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】上記課題を解決するための本発明の請求項
2は、上記請求項1において、前記棒状野菜供給手段
は、前記円盤の上方に配設された支持板と、この支持板
に固定され軸心が前記円盤に対して傾斜して配設された
ウオームギアと、棒状野菜挿入穴を有し前記ウオームギ
アの内部に回転自在に支承された筒状体と、この筒状体
を回転駆動させる駆動手段と、前記筒状体の下端部に固
定され前記ウオームギアの外側に折り曲げられた複数個
の支持部を有するギア支持板と、前記複数個の支持部に
それぞれ固定された支軸にそれぞれ回転自在に支承さ
れ、プーリ部を有して前記ウオームギアに噛合された複
数個のウオームホイルと、前記各支軸に上端部がそれぞ
れ回転自在に支承され、下端部にプーリがそれぞれ回転
自在に支承されたレバーと、前記のウオームホイルのプ
ーリ部と対応するプーリとにそれぞれ掛け渡されたベル
ト、前記複数個のプーリを閉じる方向に付勢する付勢手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するための本発明の請求項
3は、上記請求項1において、前記棒状野菜受手段は、
前記円盤の前方側に配設された支持枠と、この支持枠に
固定された2個の棒状野菜用シリンダと、この棒状野菜
用シリンダにそれぞれ固定された棒状野菜受とからな
り、前記2個の棒状野菜受でV字形状を形成するように
前記2個の棒状野菜用シリンダが配設されていることを
特徴とする。
【0010】上記課題を解決するための本発明の請求項
4は、上記請求項3において、前記支持枠の前記棒状野
菜の上方部には、前記棒状野菜の残部を排出する排出板
を有する残部排出用シリンダが固定されていることを特
徴とする。
【0011】上記課題を解決するための本発明の請求項
5は、前記請求項2記載の支持板が、前記円盤に対する
前記ウオームギアの軸心の傾斜角を調整可能に前記請求
項3記載の支持枠に固定されていることを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するための本発明の請求項
6は、上記請求項5において、前記支持板及び前記支持
枠は、前記棒状野菜が当たる前記ささがき刃の位置が調
整可能に設けられていることを特徴とする。
【0013】上記課題を解決するための本発明の請求項
7は、上記請求項5において、前記支持板及び前記支持
枠は、前記円盤の前方側が開放可能に設けられているこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図5により説明する。図1に示すように、架台1上には
箱型の支持枠2が固定されており、架台1の前面部には
支持枠2の前面に当接するように支持板3が固定されて
いる。架台1上には、円盤回転用モータ4が固定されて
おり、円盤回転用モータ4の出力軸には、回転軸5の一
端が連結部材6を介して連結されている。回転軸5は、
支持枠2及び支持板3に固定された軸受7に回転自在に
支承されており、回転軸5の先端部には円盤8が固定さ
れている。
【0015】図2に示すように、円盤8には、8個のさ
さがき刃10が等間隔で放射状に配設され、ささがき刃
10は、刃部10aが円盤8の回転方向Cになるように
円盤8に固定されている。また円盤8には、各ささがき
刃10の刃部10aに対向して2つ割り刃11が配設さ
れ、2つ割り刃11は、刃部11aがささがき刃10の
刃部10aに直角になるように円盤8に固定されてい
る。刃部10a、11aに対応した円盤8の部分には、
ささがきされたごぼうを円盤8の裏面側に排出するため
の排出孔8aが形成されている。
【0016】円盤8の外側には、該円盤8の左半分に対
応し、かつ円盤8と若干の隙間を有するように半円状に
形成された支持枠12が配設されている。支持枠12の
右端部には、ささがき刃10及び2つ割り刃11が接触
しないように前方に折り曲げられた支持部12aが設け
られ、支持枠12の左端部にも、前方に折り曲げられた
支持部12bが設けられている。支持部12a、12b
には、ささがき刃10及び2つ割り刃11が接触しない
ように支持板13が固定されている。
【0017】支持板13には、2個のごぼう受用シリン
ダ14、14が固定されており、ごぼう受用シリンダ1
4の作動ロッドにはごぼう受15が固定されている。こ
こで、2個のごぼう受用シリンダ14、14は、2個の
ごぼう受15、15でV字状を形成するように支持板1
3に固定されている。支持枠12の支持部12aには、
残部排出用シリンダ16が固定されており、残部排出用
シリンダ16の作動ロッドには、ごぼう受15、15の
上方に排出部17aを有する残部排出板17が固定され
ている。
【0018】支持枠12の上方部の裏面には、摺動部材
20が固定され、摺動部材20は、円盤8の軸心に直角
でかつ水平に配設された支軸21に回転及び摺動自在に
軸支されている。支軸21はブラケット22を介して支
持枠2の上面に固定されている。図2及び図5に示すよ
うに、支持枠12の支持部12bの外側には、ばねを内
蔵したロック用ロッド23が配設され、ロック用ロッド
23の作動部23aは支持部12bの上方で架台1側
に、ロック用ロッド23の本体部の端部は支持部12b
の下方で前方側にそれぞれ支持部12bに回転自在に支
承されている。
【0019】支持枠12の支持部12a、12bの上方
部には、図1及び図5に示すように、前方側及び後方側
に傾斜溝12c、12dがそれぞれ下端溝部が前方にな
るように傾斜して形成され、傾斜溝12c、12dに
は、上端がカットされた連結棒24、25の両端の軸部
が挿入されている。連結棒24、25の両端部に形成さ
れたねじ部にはナット26が螺合され、連結棒24、2
5は支持部12a、12bに固定されている。連結棒2
4、25には、支持板27が固定されている。
【0020】図1及び図2に示すように、支持板27に
は中空のウオームギア30が固定されており、ウオーム
ギア30内には筒状体31が軸受32を介して回転自在
に支承されている。筒状体31には、中心にごぼう挿入
孔31aが形成され、上方部にギア部31bが設けられ
ている。筒状体31の下面には、該筒状体31のごぼう
挿入孔31aに対応した部分に穴33aが形成されたギ
ア支持板33が固定されている。ギア支持板33には、
図3に示すように、上方に折り曲げられた3個の支持部
33bが形成されている。なお、図1及び図2において
は、説明の都合上、支持部33bを相対向して図示し
た。図1乃至図3(特に図3参照)に示すように、支持
部33bには、支軸34の両端部が固定されている。支
軸34には、プーリ部35aを有するウオームホイル3
5が軸受36を介して回転自在に支承されている。
【0021】支軸34には、図1乃至図4に示すよう
に、2個のレバー40、40が回転自在に支承されてお
り、レバー40、40の先端部には、プーリ41が回転
自在に支承されている。ウオームホイル35のプーリ部
35aとプーリ41にはベルト42が掛け渡されてい
る。またレバー40、40には、ベルト42にテンショ
ンを付与するテンションローラ43、43、43が回転
自在に支承されている。そして、3個のプーリ41が閉
じる(筒状体31の中心に向く)ように、各支軸34に
設けられたレバー40と隣接する支軸34に設けられた
レバー40には、それぞればね44が掛けられている。
【0022】図1に示すように、支持板27には、前記
筒状体31の上方に配設された支持板50が固定されて
おり、支持板50には筒状体31のごぼう挿入孔31a
に対応した部分にごぼう挿入孔50aが形成されてい
る。支持板27にはごぼう回転送り用モータ51が固定
されており、ごぼう回転送り用モータ51の出力軸には
ギア52が固定されている。筒状体31とギア52間の
支持板27の部分には、支軸53が固定されており、支
軸53には、筒状体31のギア部31bとギア52に噛
合する減速ギア54が軸受55を介して回転自在に支承
されている。なお、56は把手を示す。また図示しない
が、支持枠12を支持板3に開閉自在に固定するため
に、支持枠12の支持部12bの外側の支持板3には、
支持枠12を支持板3に押し付けるトグルクランプが固
定されている。
【0023】次に作用について説明する。円盤回転用モ
ータ4及びごぼう回転送り用モータ51が駆動した状態
で、ごぼう60を支持板50のごぼう挿入穴50aより
筒状体31のごぼう挿入孔31aを通して、ごぼう60
の先端がごぼう受15、15に当接するまで挿入する。
ごぼう60の挿入により、3個のプーリ41がばね44
に抗して拡げられ、ごぼう60は3個のプーリ41のベ
ルト42の部分によってばね44の付勢力で挟持された
状態となる。
【0024】円盤回転用モータ4の駆動によって円盤8
が矢印C方向に回転し、2つ割り刃11及びささがき刃
10が回転する。これにより、2つ割り刃11の刃部1
1aによってごぼう60に縦溝が入れられた直後にささ
がき刃10の刃部10aによってささがきされる。2つ
割りにささがきされたごぼうは、円盤8に形成された排
出孔8aより円盤8の裏面側に排出され、図示しない製
品収納箱に収納される。
【0025】ごぼう回転送り用モータ51の駆動によっ
てギア52、減速ギア54を介して筒状体31が回転す
る。筒状体31にはギア支持板33が固定されているの
で、ギア支持板33が回転し、ギア支持板33と共にレ
バー40が回転する。また3個のプーリ41はばね44
の付勢力でごぼう60を挟持しているので、レバー40
の回転によってごぼう60が回転させられる。ごぼう6
0は、円盤8に対して傾斜しているので、ごぼう60は
回転させられながら下端部分の外周がささがき刃10及
び2つ割り刃11によってささがきされる。
【0026】またギア支持板33に固定された支軸34
に回転自在に支承されたウオームホイル35は、ウオー
ムギア30に噛合しているので、前記のようにギア支持
板33が回転すると、これにより、ベルト42が回転し
てごぼう60の先端をごぼう受15、15に押し付け
る。即ち、ごぼう60は回転させられながら下方に送ら
れる。
【0027】図示しないが、支持板50上には、ごぼう
挿入穴50aに挿入されたごぼう60の有無を検知する
センサーが配設されている。またセンサーがごぼう無し
を検知すると、ごぼう回転送り用モータ51が予め設定
された回転量だけ回転した後にごぼう受用シリンダ1
4、14が作動し、直後に残部排出用シリンダ16が作
動するようになっている。このごぼう回転送り用モータ
51の回転設定量は、ごぼう60の上端部がプーリ41
で挟持されなくなる直前の位置になるように設定されて
いる。
【0028】ごぼう60がささがきされ、ごぼう60の
上端が前記した図示しないセンサーでごぼう無しを検知
すると、ごぼう回転送り用モータ51が前記した設定量
回転した後、ごぼう受用シリンダ14、14が作動し、
直後に残部排出用シリンダ16が作動する。ごぼう受用
シリンダ14、14が作動して作動ロッドが引っ込む
と、ごぼう受15、15が開いてごぼう60の下端を開
放する。残部排出用シリンダ16が作動して作動ロッド
が引っ込むと、残部排出板17の排出部17aでごぼう
60の残部は前方に押し出される。これにより、ごぼう
60の残部は開いた状態のごぼう受15、15間を通っ
て下方に落下し、図示しない残部箱に収納される。これ
により、ごぼう60が回転しないでカットして切屑が良
品収納箱に収納されるのを防止してる。
【0029】次に他の機能について説明する。まず、ご
ぼうのカット長さを変える場合について説明する。図2
に示すナット26を緩めると、図1に示す連結棒24、
25を支持枠12の傾斜溝12c、12dに沿って支持
板27を動かすことができる。これにより、円盤8に対
する支持板27の傾斜角、即ちごぼう60の傾斜角を変
えることができる。ごぼう60の傾斜角が変わると、さ
さがきされたカット長さが変わる。支持板27の傾斜角
を調整した後は、ナット26を締め付ける。
【0030】次にごぼう60が当たるささがき刃10の
位置の調整について説明する。支持枠12を支持板3に
開閉自在に固定している図示しないトグルクランプによ
る支持枠12の固定を解除し、支持枠12を左右に移動
させると、支持枠12に固定された摺動部材20が支軸
21に沿って移動する。これにより、支持部12a、1
2bと共に該支持部12a、12bに保持された部材が
左右に移動するので、ごぼう60が当たるささがき刃1
0の位置を変えることができる。即ち、ごぼう60の中
心を2つ割り刃11に合わせることができる。また2つ
割りにする必要がない時は、2つ割り刃11より離れた
ささがき刃10にごぼう60が当たるように調整でき
る。また一定期間使用した後に、ごぼう60が当たる位
置を調整することにより、ささがき刃10の長寿命化が
図れる。
【0031】最後に、ささがき刃10のメンテナンスを
する場合について説明する。図示しないトグルクランプ
による支持枠12の固定を解除して、把手56を上方に
持ち上げて後方に倒すと、支持枠12は図5に示すよう
に、支軸21を中心として回動し、実線で示す状態より
2点鎖線で示す状態となる。この状態では、ロック用ロ
ッド23の作動部23aが内蔵されたばねの付勢力で突
出し、支持枠12は実線で示す状態に保持される。これ
により、円盤8の前方側が開放するので、ささがき刃1
0の交換・補修等のメンテナンスを行なうことができ
る。
【0032】なお、上記実施の形態においては、8個の
ささがき刃10及び2つ割り刃11を設けたが、この個
数は特に限定されるものではない。また2つ割りする必
要がない場合には2つ割り刃11は設けなくてよいこと
は言うまでもない。また上記実施の形態においては、筒
状体31にギア部31bを形成し、ごぼう回転用モータ
51の回転をギア52、減速ギア54を介して筒状体3
1に伝達したが、ごぼう回転用モータ51の回転をベル
トを介して筒状体31に伝達してもよい。またウオーム
ホイル35を3個設け、3個のプーリ41でごぼう60
を挟持する場合について説明したが、ウオームホイル3
5を2個又は4個設け、2個又は4個のプーリ41でご
ぼう60を挟持するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、ささがき刃を有して回転駆動
される円盤に、該円盤と相対的に斜めに棒状野菜を供給
してささがきする棒状野菜のささがき装置において、前
記円盤の前記ささがき刃の前方で上方に配設され、上方
より供給された棒状野菜の下方部をばねの付勢力で挟持
し、棒状野菜を回転及び前記円盤の方向に送る棒状野菜
供給手段と、この棒状野菜供給手段で供給された棒状野
菜の下端を支持するように前記円盤の前方に配設された
棒状野菜受手段とを備えた構成よりなるので、作業能率
の向上が図れると共に、ささがきの品質の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒状野菜のささがき装置の一実施の形
態を示す一部断面側図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のA−A線断面拡大図である。
【図4】図3の矢視B−B線図である。
【図5】円盤の前方側の開閉機構を示す図1の左側面縮
小図である。
【符号の説明】
1 架台 2 支持枠 3 支持板 4 円盤回転用モータ 8 円盤 10 ささがき刃 11 2つ割り刃 12 支持枠 12a、12b 支持部 12c、12d 傾斜溝 14 ごぼう受用シリンダ 15 ごぼう受 16 残部排出用シリンダ 17 残部排出板 20 摺動部材 21 支軸21 23 ロック用ロッド 24、25 連結棒 27 支持板 30 ウオームギア 31 筒状体 31a ごぼう挿入孔 33 ギア支持板 34 支軸 35 ウオームホイル 35a プーリ部 40 レバー 41 プーリ 42 ベルト 44 ばね 50 支持板 50a ごぼう挿入穴 51 ごぼう回転送り用モータ 52 ギア 54 減速ギア 60 ごぼう
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B26D 1/25 B26D 1/25 Fターム(参考) 4B048 PE04 PE05 PK04 PK06 4B053 AA01 BA01 BA05 BB03 BC01 BD14 BL01 BL08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ささがき刃を有して回転駆動される円盤
    に、該円盤と相対的に斜めに棒状野菜を供給してささが
    きする棒状野菜のささがき装置において、前記円盤の前
    記ささがき刃の前方で上方に配設され、上方より供給さ
    れた棒状野菜の下方部をばねの付勢力で挟持し、棒状野
    菜を回転及び前記円盤の方向に送る棒状野菜供給手段
    と、この棒状野菜供給手段で供給された棒状野菜の下端
    を支持するように前記円盤の前方に配設された棒状野菜
    受手段とを備えたことを特徴とする棒状野菜のささがき
    装置。
  2. 【請求項2】 前記棒状野菜供給手段は、前記円盤の上
    方に配設された支持板と、この支持板に固定され軸心が
    前記円盤に対して傾斜して配設されたウオームギアと、
    棒状野菜挿入穴を有し前記ウオームギアの内部に回転自
    在に支承された筒状体と、この筒状体を回転駆動させる
    駆動手段と、前記筒状体の下端部に固定され前記ウオー
    ムギアの外側に折り曲げられた複数個の支持部を有する
    ギア支持板と、前記複数個の支持部にそれぞれ固定され
    た支軸にそれぞれ回転自在に支承され、プーリ部を有し
    て前記ウオームギアに噛合された複数個のウオームホイ
    ルと、前記各支軸に上端部がそれぞれ回転自在に支承さ
    れ、下端部にプーリがそれぞれ回転自在に支承されたレ
    バーと、前記のウオームホイルのプーリ部と対応するプ
    ーリとにそれぞれ掛け渡されたベルト、前記複数個のプ
    ーリを閉じる方向に付勢する付勢手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の棒状野菜のささがき装置。
  3. 【請求項3】 前記棒状野菜受手段は、前記円盤の前方
    側に配設された支持枠と、この支持枠に固定された2個
    の棒状野菜用シリンダと、この棒状野菜用シリンダにそ
    れぞれ固定された棒状野菜受とからなり、前記2個の棒
    状野菜受でV字形状を形成するように前記2個の棒状野
    菜用シリンダが配設されていることを特徴とする請求項
    1記載の棒状野菜のささがき装置。
  4. 【請求項4】 前記支持枠の前記棒状野菜の上方部に
    は、前記棒状野菜の残部を排出する排出板を有する残部
    排出用シリンダが固定されていることを特徴とする請求
    項3記載の棒状野菜のささがき装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項2記載の支持板は、前記円盤
    に対する前記ウオームギアの軸心の傾斜角を調整可能に
    前記請求項3記載の支持枠に固定されていることを特徴
    とする棒状野菜のささがき装置。
  6. 【請求項6】 前記支持板及び前記支持枠は、前記棒状
    野菜が当たる前記ささがき刃の位置が調整可能に設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載の棒状野菜のさ
    さがき装置。
  7. 【請求項7】 前記支持板及び前記支持枠は、前記円盤
    の前方側が開放可能に設けられていることを特徴とする
    請求項5記載の棒状野菜のささがき装置。
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