JP2017086354A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、特許文献1に記載の椅子においては、座板カバーが高さのある大型の樹脂成形品となるため、コンパクトで軽快なデザインを採用しにくいうえ、部品重量の増加と製品コストの高騰を避けることができない。
本発明に係る椅子は、着座者の着座荷重を受ける座体と、前記座体を支持する支持構造体と、を備え、前記座体は、着座面を構成する座面構成部材と、前記座面構成部材を支持する座板と、前記座板と前記支持構造体の間に介装されて前記座板の少なくとも一部の下方を覆う座板カバーと、を備え、前記座板カバーは、前記座板の下方で前記座板と前記支持構造体の締結部に挟持される挟持固定部と、前記座板の下方の前記挟持固定部よりも座中心から外側に離間した位置に配置され、前記座板からの下方変位を規制する離反規制部と、を有している。
また、座板カバーは、挟持固定部よりも外側の領域が、離反規制部において座板と部材同士を重合させているため、離反規制部の形成された部位を支持構造体からオーバーハングさせた場合でも、充分な剛性を確保することができる。
この場合、座板カバー側の係合爪の一部が、座板側の係止部の上面に上方から対向して配置されるため、係合爪が係止部の上面に当接することによって座板カバーの下方変位が規制される。
この場合、座板の下方に座板カバーを組み付ける場合には、係合爪と係止部をオフセットさせた状態から、座板カバーと座板を略水平方向に相対変位させて係合爪の一部を係止部の上面に対向させる。こうして、座板カバーと座板をある程度相対変位させると、カバー側規制壁と座板側規制壁とが当接して、座板カバーと座板の略水平方向の相対位置が規制される。この状態においては、座板カバーと座板の締結部材による締結位置と合致するため、両者をそのまま締結部材によって締結固定することが可能になる。
この場合、座板カバーの挟持固定部が、支持構造体と、剛性の高い座板側の環状の締結用リブとによって挟持固定されることになる。
この場合、座板の外周面と座体構成部材の外周面の少なくとも一部が、座板カバーの外縁覆い部によって覆われるため、座板や座板構成部材の外周側の歪や皺、隙間等が外部から見えなくなり、外側からの見栄えが良好になる。
この場合、座板カバーの挟持固定部が座板と支持構造体に挟持されて両者に締結されると、規制突起が挟持固定部の径方向外側位置で支持構造体に当接するため、座板カバーの挟持固定部よりも径方向外側に張り出す部分の荷重を、規制突起の高い剛性をもって支持構造体に支持させることが可能になる。
図1は、実施形態に係る椅子1を正面から見た図であり、図2は、椅子1全体の縦断面を示した図である。
これらの図に示すように、椅子1は、建造物のフロア等の設置面上に載置される設置ベース10と、設置ベース10から上方に起立し、起立位置を中心とした円周方向の任意の方向に傾動可能となるように設置ベース10に支持される円筒状の脚柱11と、脚柱11の上部に支持され、着座者の着座荷重を上面で受ける座体12と、を備えている。
設置ベース10は、上面視が円形状の板金製のベースフレーム13と、ベースフレーム13に取り付けられ、ベースフレーム13の上部を覆う上面視が円形状の樹脂製の上装部材14と、を備えている。上装部材14は、外周縁部から中心部に向かって緩やかな曲面を描いて上方に膨出しており、膨出部分の中心領域には、脚柱11の下部領域が傾動可能に挿通される傾動許容孔15が形成されている。ベースフレーム13は、中央領域が上方に隆起し、その隆起した部分が略水平に延在する平坦な壁となっている。この平坦な壁は、後述する弾性部材19の下面を支持する支持壁16とされている。ベースフレーム13の支持壁16の上面と上装部材14の間には、空間部17が設けられている。
なお、上装部材14の傾動許容孔15の周縁部15aは、略一定厚みの薄肉の壁によって形成されており、その周縁部15aの下面は、周縁部15aの上面側の形状に略沿うように、略球面状の円弧面とされている。また、図2に示すように、ベースフレーム13の外周縁部の下面には、下方に突出して設置面に接する円環状の設置部材90が取り付けられている。設置部材90は、滑りにくい樹脂材料によって形成され、設置ベース10の外周端部よりも内側に配置されている。
なお、この実施形態においては、抜け規制部材22が、スペーサ24とボルト25によって支持壁18に締結固定されることにより、弾性部材19が所定量圧縮されるようにしているが、弾性部材19は、抜け規制部材22を支持壁18に固定する前に予め圧縮しておくようにしても良い。
座支持部材28は、図4,図6に示すように、上端面に座体12が取り付けられる本体ブロック28Aと、本体ブロック28Aの下端に連設され、外筒11Bの上端部に嵌合固定されるボス部28Bと、を備えている。ボス部28Bと本体ブロック28Aの軸心部には、ガススプリング29の上端部が嵌合固定されている。本体ブロック28Aの上面の略中央には操作レバー30の基端のプッシュ操作部30aが配置される凹部28A−1が形成されている。
なお、この実施形態においては、座体12によりも下方に配置される座支持部材28、脚柱11、ガススプリング29、設置ベース10等が、座体12を支持する支持構造体を構成している。また、クッション材33と表皮材34は、着座面を構成する座面構成部材を構成している。
座板32は、平面視が円形状に形成されており、その上面は、図4,図5に示すように、外周縁部が上方に向かって緩やかに凸に湾曲している。この湾曲形状は、座板32の外周域に亘って円環状に連続している。この円環状に連続する湾曲形状部分については、以下では環状膨出領域32aと呼ぶ。この環状膨出領域32aは、後述するクッション材33の一部とともに環状隆起部47を構成している。これに対し、座板32の上面の中央領域は、環状膨出領域32aの湾曲形状に連続するように下方に向かって略球面状に窪んでいる。この略球面状の窪み部分については、以下では球面状窪み領域32bと呼ぶ。この球面状窪み領域32bは、後述するクッション材33とともに凹形状部48を構成している。
なお、指掛かり部35bの径方向外側領域は、表皮材34に覆われた座板32の外周面とクッション材33(座面構成部材)の外周面の一部を覆う外縁覆い部35b−1を構成している。
なお、座板カバー35の挿通孔44と座板32のねじ孔39とは、係合爪43のカバー側規制壁43aが係止部42の座板側規制壁42aと当接したときに互いの位置が合致するように設定されている。
この実施形態においては、係合爪43が座板カバー35の離反規制部を構成している。
なお、この実施形態においては、座支持部材28に突き当てられる円筒状の規制突条45が座板カバー35に形成されているが、円筒状の規制突条45に代えて複数の規制突起を座板カバー35に間欠的に設けるようにしても良い。
着座者は、例えば、椅子1の座体12の前に後向きで立ち、座体12に手を添えて座体12の上面に腰を下ろす。このとき、椅子1の脚柱11は、着座者から座体12に加える荷重の位置と方向に応じて、設置ベース10に対して適宜傾動する。このとき、設置ベース10と脚柱11の間に介装された弾性部材19が変形し、弾性部材19において脚柱11の傾動に応じた反力を発生する。
椅子1は、弾性部材19に蓄積された反力と、着座者の臀部を通して座体12に入力される荷重とがバランスしたところで脚柱11の傾動を停止する。この状態において、着座者の臀部は座体12の上面の凹形状部48に位置され、臀部の周域は環状隆起部47によって安定して保持されることになる。
さらに、この実施形態に係る椅子1においては、座板カバー35の挟持固定部50よりも径方向外側領域が、下方変位を規制された状態で座板32の外周縁部の下面に重ね合せられているため、離反規制部である係合爪43の形成された部位が設置ベース10からオーバーハングする構造でありながら、座板カバー35の充分な剛性を確保することができる。
10 設置ベース(支持構造体)
11 脚柱(支持構造体)
12 座体
28 座支持部材(支持構造体)
29 ガススプリング(支持構造体)
32 座板
33 クッション材(座面構成部材)
34 表皮材(座面構成部材)
35 座板カバー
35b−1 外縁覆い部
37 締結用リブ
38 ねじ(締結部材)
42a 座板側規制壁
43 係合爪(離反規制部)
43a カバー側規制壁
45 規制突条(規制突起)
50 挟持固定部
Claims (6)
- 着座者の着座荷重を受ける座体と、
前記座体を支持する支持構造体と、を備え、
前記座体は、
着座面を構成する座面構成部材と、
前記座面構成部材を支持する座板と、
前記座板と前記支持構造体の間に介装されて前記座板の少なくとも一部の下方を覆う座板カバーと、を備え、
前記座板カバーは、
前記座板の下方で前記座板と前記支持構造体の締結部に挟持される挟持固定部と、
前記座板の下方の前記挟持固定部よりも座中心から外側に離間した位置に配置され、前記座板からの下方変位を規制する離反規制部と、を有していることを特徴とする椅子。 - 前記離反規制部は、前記座板に設けられた係止部の上面に、一部が上方から対向して配置される鉤状の係合爪によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
- 前記座板カバーと前記座板には、前記係合爪と前記係止部が上下方向で対向した状態で、前記座板カバーと前記座板の略水平方向の相対位置を規制するカバー側規制壁と座板側規制壁が設けられており、
前記カバー側規制壁と前記座板側規制壁によって規制される前記座板カバーと前記座板の相対位置は、両者の締結部材による締結位置と合致する位置に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。 - 前記座板には、下方に膨出して前記挟持固定部の上面に当接する締結用リブが環状に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の椅子。
- 前記座板カバーの外周縁部には、上方に延出して前記座板の外周面と前記座面構成部材の外周面の少なくとも一部を覆う外縁覆い部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の椅子。
- 前記座板カバーは、前記挟持固定部の径方向外側位置において前記支持構造体に当接し、当該座板カバーの下方変位を規制される規制突起を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の椅子。
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