JP6650763B2 - 什器 - Google Patents

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Description

本発明は、什器本体を支持する脚部を備えた椅子やテーブル等の什器に関するものである。
椅子やテーブル等の什器として、什器本体を支持する脚部の脚部本体の下端に、その脚部本体と別体の接地部材が取り付けられ、接地部材が被設置部であるフロアの上面に当接するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の什器は、脚部本体の下面に、接地部材であるアジャスターが取り付けられている。アジャスターは螺軸を有し、その螺軸が、脚部本体の下面に設けられた調整螺孔に回転調整可能に螺合されている。
この特許文献1に記載の什器は、接地部材である各アジャスターがそれぞれ1本の螺軸によって脚部本体の下面に螺合されている。このため、什器を傾けてフロア上を引きずって移動させたり、什器を床面から持ち上げて移動させた後に再度床面上に載置する場合等に、螺軸の軸心と交差する方向からアジャスターに大きな荷重が入力されると、アジャスターの螺軸に作用する曲げモーメントが大きくなり、部材の耐久面において不利となる。
これに対し、接地部材の固定部に局部荷重の生じにくい構造を持つ什器が案出されている(特許文献2,3参照)。
特許文献2に記載の什器は、脚部の脚部本体が、基台上蓋と基台下蓋を相互に嵌合して構成されており、接地部材である複数のゴム足が基台下蓋を貫通する取付ねじによって脚部本体の下面に取り付けられている。そして、基台上蓋の下面のゴム足の設置部に対応する部位には、下向きに突出するボスが突設されており、基台下蓋を貫通した取付ねじの先端部が基台上蓋のボスに締め込まれている。
また、特許文献3に記載の什器は、什器本体を支持する脚部の脚部本体が、略円錐状の台盤と、その台盤の下方を覆う押え盤とを備え、台盤と押え盤の間の環状の隙間に、接地部材である円環状のパッキングが取り付けられている。パッキングは、台盤と押え盤によって挟持され、その下面が被設置部であるフロアの上面に当接するようになっている。
実公平06−018492号公報 実公昭50−044355号公報 実公昭53−013604号公報
特許文献2に記載の什器においては、ゴム足を取り付ける取付ねじが、基端部を基台下蓋に保持された状態で先端部を基台上蓋側のボスに締め込まれるため、什器を傾けてフロア上を引きずって移動させる場合等において、取付ねじの一部に大きな曲げモーメントが生じにくくなる。しかし、特許文献2に記載の什器の場合、取付ねじを基台下蓋の下方側から基台上蓋のボスに締め込む構造とされているため、取付ねじの締め込み力が大きい場合に基台上蓋に破損や変形が生じ易くなることが懸念される。
また、特許文献3に記載の什器においては、接地部材であるパッキングが台盤と押え盤の隙間に配置されて両者に挟持された状態で取り付けられているため、什器を傾けてフロア上を引きずって移動させる場合等において、弾性部材から成るパッキングの一部に局部的な負荷が作用し、パッキングが劣化することが懸念される。
そこで本発明は、脚部の構成部材の耐久性の低下を抑制し、かつ、接地部材を脚部本体に堅牢な状態で取り付けることができる什器を提供しようとするものである。
本発明に係る什器は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
本発明に係る什器は、什器本体と、前記什器本体を支持する脚部と、を備え、前記脚部は、上層部材と下層部材が上下方向で対向した状態で結合された脚部本体と、被設置部であるフロアの上面に当接する接地部材と、を有し、前記接地部材は、前記下層部材に結合される結合部と、前記結合部に対して水平方向に離間した位置から上方に突出し前記下層部材を上方に貫通して、前記上層部材によって略水平方向の変位を規制される変位規制部と、を有していることを特徴とする。
上記の構成により、什器が引きずられてフロア上を押し動かされたときには、接地部材に作用する荷重が、結合部と変位規制部を介して下層部材と上層部材とに分散して支持されることになる。これにより、接地部材が脚部本体に堅牢な状態で取り付けられるとともに、脚部本体と接地部材の耐久性が長期に亙って維持される。また、変位規制部は什器がフロア上で引きずられたとき等の特殊な状況の場合にのみ荷重を分散支持できれば良いため、構造を簡素化することができる。
前記変位規制部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周寄りの前記結合部よりも前記下層部材の水平方向内側領域となる位置に配置されている構成としても良い。
この場合、通常使用時における主な荷重を水平方向外側の結合部で受けることができるため、通常使用時における接地部材のガタつきを防止することができる。
前記結合部と前記変位規制部とは、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられ状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で離間した位置に配置されている構成としても良い。
この場合、下層部材の外周上のいずれの部位から接地部材に荷重が入力された場合にも、接地部材の結合部と変位規制部の少なくともいずれか一方によって荷重を有利に受け止めることができる。
前記結合部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で離間した位置に複数配置されており、前記変位規制部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で、隣接する前記結合部の間となる位置に配置されている構成としても良い。
この場合、下層部材の外周面に沿う方向に離間して配置された複数の結合部によって接地部材が下層部材に安定的に結合されるとともに、隣接する結合部間に配置された変位規制部によって接地部材の回転や捩れが抑制される。
前記接地部材は、前記下層部材の外周縁部に略沿って延出し、延出方向の両端部の近傍に前記結合部が設けられているベース壁と、前記ベース壁から前記下層部材の水平方向内側領域に向かって突出する内向き突出部と、を備え、前記変位規制部は、前記内向き突出部に設けられている構成としても良い。
この場合、接地部材を大型化することなく、接地部材を強固にかつ安定して下層部材と上層部材と、に取り付けることができる。
前記上層部材の下面には、前記接地部材の前記変位規制部と当接可能な複数のリブが突設されるようにしても良い。
この場合、複数のリブによって上層部材を効率良く補強することができるとともに、同じ複数のリブによって変位規制部の略水平方向の変位を規制することができる。
本発明によれば、接地部材が、脚部本体の下層部材に結合される結合部と、結合部に対して水平方向に離間した位置から上方に突出し下層部材を上方に貫通して、脚部本体の上層部材によって略水平方向の変位を規制される変位規制部と、を有しているため、設置部材に入力される荷重を結合部と変位規制部を介して下層部材と上層部材とに分散させて支持させることができる。したがって、本発明によれば、脚部の構成部材の耐久性の低下を抑制し、かつ、接地部材を脚部本体に堅牢な状態で取り付けることができる。
本発明の一実施形態に係る椅子の正面図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の下部領域の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の下部領域の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの構成部品の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの別の構成部品の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの一部部品を取り去った斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの構成部材同士の組付状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの一部部品を取り去った斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースのさらに別の構成部品の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの下面図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの図12のXIII−XIII断面に対応する断面図である。 本発明の一実施形態に係る椅子の設置ベースの図12のXIV−XIV断面に対応する断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る什器である椅子1を正面から見た図であり、図2は、椅子1全体の縦断面を示した図である。
これらの図に示すように、椅子1は、着座者の着座荷重を上面で受け止める座体12(什器本体)と、座体12を支持する脚部2と、を備えている。脚部2は、被設置部であるフロアの上面に載置される設置ベース10と、設置ベース10から上方に起立し、起立位置を中心とした円周方向の任意の方向に傾動可能となるように設置ベース10に支持された円筒状の脚柱11と、を備えている。座体12は、脚柱11の上部に取り付けられている。
図3は、設置ベース10を中心とした椅子1の下部領域の一部の縦断面を拡大して示した図であり、図4は、椅子1の下部領域の他の一部の縦断面を拡大して示した図である。
設置ベース10は、図2〜図4に示すように、上面視が円形状の板金製のベースフレーム13(下層部材)と、ベースフレーム13に取り付けられ、ベースフレーム13の上部を覆う上面視が円形状の樹脂製の上部化粧カバー14(上層部材)と、ベースフレーム13の外周縁部に取り付けられ、その下面がフロアの上面に当接する複数の接地部材3と、を備えている。上部化粧カバー14の外面は、外周縁部から中心部に向かって緩やかな曲面を描いて上方に膨出しており、膨出部分の中心領域には、脚柱11の下部領域が傾動可能に挿通される傾動許容孔15が形成されている。ベースフレーム13は、中央領域が上方に隆起し、その隆起した部分が略水平に延在する平坦な壁となっている。この平坦な壁は、後述する弾性部材19の下面を支持する支持壁16とされている。ベースフレーム13の支持壁16の上面と上部化粧カバー14の間には、空間部17が設けられている。複数の接地部材3は、ベースフレーム13の外周縁部の下面に円環状に並んで取り付けられている。
なお、この実施形態の場合、上部化粧カバー14とベースフレーム13が上下方向で対向した状態で結合されて脚部2の脚部本体2Aを構成している。
また、図2,図3に示すように、脚柱11の下端部には、平面視が円形状の板金製の平坦な当接壁18が一体に設けられている。具体的には、当接壁18は、脚柱11の本体部(内筒11A)の下端に溶接等によって一体に取り付けられている。ベースフレーム13の支持壁16の上面と、脚柱11側の当接壁18の下面の間には、中央に貫通孔19aを有する孔あき円板状のゴム状の弾性部材19が介装されている。弾性部材19は、当接壁18と支持壁16によって圧縮された状態(初期反力を蓄積された状態)において、当接壁18と支持壁16で挟持されている。したがって、脚柱11の下端は、弾性部材19を介して設置ベース10に傾動可能に支持されている。弾性部材19は、脚柱11が初期傾動姿勢である鉛直姿勢となるように、弾性反力によって脚柱11を付勢する。
また、ベースフレーム13の支持壁16の中央部には、弾性部材19の貫通孔19aよりも内径の大きい挿通孔20が形成されている。支持壁16の挿通孔20の下面側の周縁部には、摺動性の高い樹脂部材から成る円環状の摺動ガイド21が取り付けられている。摺動ガイド21の内周縁部には、下方に凸の円弧状断面の支持面21aが形成されている。支持面21aの円弧状断面は、摺動ガイド21の円周方向に連続して形成されている。支持壁16の下面側からは、摺動ガイド21と、支持壁16の挿通孔20と、弾性部材19の貫通孔19aを貫通して当接壁18の下面に突き当てられる抜け規制部材22が取り付けられている。
抜け規制部材22は、弾性部材19の貫通孔19aに挿通される軸部22aと、軸部22aの下端に径方向外側に張り出すように連設された半球状の頭部22bと、を有している。頭部22bは、上部側の外表面が球面状に形成され、その球面状部分が、摺動ガイド21の支持面21aに摺動可能に当接するガイド面23とされている。
抜け規制部材22は、頭部22bのガイド面23を摺動ガイド21に当接させた状態において、金属製の円筒状のスペーサ24とボルト25によって、脚柱11の当接壁18に締結固定されている。こうして、抜け規制部材22が支持壁16の下方側から締結固定されると、弾性部材19が当接壁18と支持壁16とによって所定量圧縮され、その状態において、抜け規制部材22の頭部22bが摺動ガイド21に当接することによって、設置ベース10からの脚柱11の抜けが規制されている。また、脚柱11は、平坦な当接壁18と支持壁16の間に挟持された弾性部材19が撓むことにより、任意方向の傾動が許容されているが、脚柱11の傾動時には、抜け規制部材22の頭部22bの球面状のガイド面23が摺動ガイド21の支持面21a上を摺動することにより、脚柱11の傾動がガイドされる。
なお、この実施形態においては、抜け規制部材22が、スペーサ24とボルト25によって当接壁18に締結固定されることにより、弾性部材19が所定量圧縮されるようにしているが、弾性部材19は、抜け規制部材22を当接壁18に固定する前に予め圧縮しておくようにしても良い。
当接壁18の上面には、截頭円錐状の金属製の支持部材27が取り付けられている。上部化粧カバー14の傾動許容孔15の近傍部には、傾動許容孔15と脚柱11の間の隙間を下方側から閉塞する遮蔽部材26が配置されている。遮蔽部材26は、樹脂によって一体に形成され、薄肉の遮蔽部本体部26aが略球面状の立体曲面によって形成されている。遮蔽部本体部26aの中央部には、脚柱11の内筒11Aが挿通される貫通孔26a−1が形成されている。また、遮蔽部本体部26aの貫通孔26a−1の外周縁部の下面には、下方に向かって円筒状に突出する突部26bが突設されている。突部26bは、その下端が支持部材27に摺動自在に接触することにより、遮蔽部材26の過剰な下方変位を支持部材27によって規制される。遮蔽部材26は、脚柱11の傾動時に、貫通孔26a−1の周壁が脚柱11(内筒11A)の外周面に当接することにより、脚柱11の傾動に追従して傾動変位する。
脚柱11は、図2に示すように、上端部に座支持部材28が取り付けられた外筒11Bと、外筒11Bに進退自在に組み付けられた内筒11Aと、座支持部材28と内筒11Aの間に跨って配置され、内筒11Aと外筒11Bの伸縮長さを調整するガススプリング29と、を備えている。ガススプリング29は、上端部に設けられた図示しない伸縮調整部が操作レバー30によって押圧操作されることにより、内筒11Aと外筒11Bの間の伸縮長さ(座体12の昇降高さ)を自由に調整できるようになっている。
座支持部材28は、上端面に座体12が取り付けられる本体ブロック28Aと、本体ブロック28Aの下端に連設され、外筒11Bの上端部に嵌合固定されるボス部28Bと、を備えている。ボス部28Bと本体ブロック28Aの軸心部には、ガススプリング29の上端部が嵌合固定されている。本体ブロック28Aの上面の略中央には操作レバー30の基端のプッシュ操作部30aが配置される凹部28A−1が形成されている。
操作レバー30は、円環状のリング操作部30bと、リング操作部30bから径方向内側に延出する複数の連結アーム部30cと、複数の連結アーム部30cの径方向内側の端部に連結されたボス部30dと、を備え、ボス部30dにプッシュ操作部30aが保持されている。
操作レバー30は、リング操作部30bの円周方向のいずれかの部分が上方に引き上げ操作されることにより、本体ブロック28A内のプッシュ操作部30aがボス部30dとともに傾斜し、そのときプッシュ操作部30aがガススプリング29の伸縮調整部を押圧する。したがって、この操作レバー30の場合、リング操作部30bを円周方向のいずれの方向から引き上げ操作した場合にも、ガススプリング29を同様に伸縮調整することができる。
座体12は、座支持部材28の本体ブロック28Aの上面に締結固定される硬質樹脂製の座板32と、座板32の上面に支持されるクッション材33と、クッション材33の上面と外周縁部の外側を覆い、座板32の下面側の外周縁部で内側に絞り込まれることによって座板32に固定される表皮材34と、座板32の外周縁部の下面に取り付けられて、座板32の下面と外周縁部を覆う樹脂製の座板カバー35と、を備えている。
この実施形態に係る椅子1においては、以下のようにして着座者が座体12に着座することができる。
着座者は、例えば、椅子1の座体12の前に後向きで立ち、座体12に手を添えて座体12の上面に腰を下ろす。このとき、椅子1の脚柱11は、着座者から座体12に加える荷重の位置と方向に応じて、設置ベース10に対して適宜傾動する。このとき、設置ベース10と脚柱11の間に介装された弾性部材19が変形し、弾性部材19において脚柱11の傾動に応じた反力を発生する。
椅子1は、弾性部材19に蓄積された反力と、着座者の臀部を通して座体12に入力される荷重とがバランスしたところで脚柱11の傾動を停止する。この状態において、着座者の臀部は座体12によって支持される。
つづいて、設置ベース10の詳細構造を、図5〜図14を参照して説明する。なお、図5〜図14においては、椅子1をフロア上に設置したときにおける上方を適宜矢印UPで示している。
図5は、下層部材であるベースフレーム13を斜め上方から見た図であり、図6は、上層部材である上部化粧カバー14を斜め下方から見た図である。また、図7は、ベースフレーム13に上部化粧カバー14を組み付けた脚部本体2Aを斜め下方から見た図である。
ベースフレーム13は、下面が平坦な円環状のベース壁13aの内周部に、テーパー壁13bを介して上記の支持壁16が連設されている。ベース壁13aの外周部には、上方に突出する浅い周壁13cが連設され、周壁13cの上部には、径方向外側に張り出す複数のフランジ部13dが延設されている。この実施形態では、複数のフランジ部13dは、ベースフレーム13の外周縁部に相当する。
フランジ部13dは、上面視が略円弧状に形成されており、隣接するフランジ部13dの間には、後述する抜け規制フランジ39の挿入許容部である略円弧状の切欠き部40が設けられている。各フランジ部13dの張り出し方向の外側端面(ベースフレーム13の外周面)には、矩形状の凹溝41が形成されている。また、フランジ部13dの張り出し方向の幅は、凹溝41を挟む円弧方向の一端側の領域では一定幅に形成され、円弧方向の他端側の領域では凹溝41に隣接するテーパー部13d−1で漸減した後に一定幅となっている。なお、フランジ部13dの円弧方向の他端側の領域のうちのテーパー部13d−1に隣接する部分については狭幅部13d−2と呼ぶものとする。
ベースフレーム13の円環状のベース壁13aには、円周方向に等間隔に離間して複数の開口42が形成されている。すべての開口42は、ベース壁13aの同一円周上に位置するように形成されている。各開口42は、略矩形状の拡幅孔部42aと、拡幅孔部42aよりも幅の狭い狭幅孔部42bとが連設された形状されている。狭幅孔部42bは、円環状のベース壁13a上において、拡幅孔部42aの径方向内側領域に隣接するように形成されている。各開口42は、後述する接地部材3の突出部38(変位規制部)が挿入される挿入口であり、狭幅孔部42bの拡幅孔部42aと逆側の端部には、突出部38の付根部側の円弧面に合致するように円弧面が設けられている。
ベース壁13aの各開口42は、隣接するフランジ部13d間の各切欠き部40の径方向内側領域に、各切欠き部40と一対一で対応するように形成されている。
また、ベース壁13aの外周縁部には、接地部材3をねじ止めするための複数のねじ孔43が形成されている。複数のねじ孔43は、ベース壁13aの開口42の形成位置よりも径方向外側の同一円周上に形成されている。ねじ孔43は、各開口42の円周方向両側にそれぞれ配置され、各開口42の円周方向両側に配置されるものが対を成している。この対を成す二つのねじ孔43が、対応する一つの接地部材3をねじ止めするために用いられている。
上部化粧カバー14は、図4,図6に示すように、外周縁部に、ベースフレーム13の外周面(フランジ部13dの張り出し方向の外側端面)の外側を覆う浅い略円筒状の周壁44を有している。周壁44の内周面には、周壁44の下端近傍部から径方向内側に向かって略水平に突出する複数の抜け規制フランジ39が突設されている。抜け規制フランジ39は、下面視が略円弧状に形成され、周壁44の円周面に沿って等間隔に離間して配置されている。
各抜け規制フランジ39は、ベースフレーム13の切り欠き部40に一対一で対応するように、切り欠き40と同数形成されている。各抜け規制フランジ39の円周方向の幅は、切り欠き40の円周方向の幅よりも狭められて形成されている。抜け規制フランジ39は、上部化粧カバー14がベースフレーム13の上方から被せられるときに、ベースフレーム13側の対応する切り欠き部40と位置を合わせることにより、対応する切り欠き部40を通してベースフレーム13のフランジ部13dよりも下方に配置される。これにより、上部化粧カバー14の周壁44は、ベースフレーム13の外周面(フランジ部13dの張り出し方向の外側端面)を完全に覆う深さまで、ベースフレーム13に対して嵌め込まれる。
上部化粧カバー14は、こうして周壁44がベースフレーム13に嵌め込まれた状態において、ベースフレーム13に対して一方向に所定量相対回動させることにより、各抜け規制フランジ39がベースフレーム13の対応するフランジ部13dの下面に接触状態で対向する。この結果、上部化粧カバー14はベースフレーム13に対して抜け規制される。
図8は、上部化粧カバー14とベースフレーム13の組み付け部を両者の下端側から見た図である。
上部化粧カバー14の周壁44の内周面のうちの、各抜け規制フランジ39の円周方向の一端側には、鉛直方向上方側に直線状に延びる略一定突出高さの凸部45が突設されている。この凸部45は、上部化粧カバー14が、ベースフレーム13に被せられた状態において、ベースフレーム13に対して一方向に所定量相対回動させたときに、図7,図8に示すように、ベースフレーム13の対応するフランジ部13d上の凹溝41に嵌合する。これにより、上部化粧カバー14とベースフレーム13の相対回動位置が位置決めされるとともに、両者の相対回動が径方向外側位置において規制される。
なお、凸部45が凹溝41に嵌合される位置まで、上部化粧カバー14をベースフレーム13に対して相対回動させるときには、凸部45は、フランジ部13d上の狭幅部13d−2の外側を通過し、フランジ部13dのテーパー部13d−1を乗り越えてから凹溝41に嵌合される。
上部化粧カバー14の内側下面には、図6に示すように、周壁44と同心円を成す補強用の円筒壁46が突設されている。上部化粧カバー14の内側下面には、さらに円筒壁46の内側と外側とに複数のリブ47,48が突設されている。円筒壁46の内側と外側の複数のリブ47,48は、上部化粧カバー14の下面に略放射方向に沿って配置されている。円筒壁46の外側のリブ48は、4つが一組になって、抜け規制フランジ39の径方向内側領域を除く領域に配置されている。この4つ一組のリブ48のうちの中央の二つのリブ48の間には、前述した接地部材3の突出部38が円周方向で当接可能に挿入配置されるようになっている。なお、突出部38が当接可能に挿入配置される二つのリブ48には、図中48Aの符号を付している。
図9は、接地部材3を取り付けたベースフレーム13を斜め上方側から見た図であり、図10は、ベースフレーム13と上部化粧カバー14と接地部材3を組み付けた設置ベース10を下面側斜め下方から図である。図11は、接地部材3の単体の斜視図であり、図12は、一部の接地部材3をベースフレーム13と上部化粧カバー14に組み付ける途中段階で設置ベース10を下面から見た図である。また、図13,図14は、図12のXIII−XIII断面とXIV−XIV断面に対応する断面を示す図である。
接地部材3は、図11,図12に示すように、ベースフレーム13の外周縁部に略沿って円弧状に延出するベース壁49と、ベース壁49の円周方向の略中央からベースフレーム13の半径方向内側に向かって突出する内向き突出部50と、を備えている。ベース壁49の延出方向の両端部の近傍には、締結用のねじ51の軸部が挿入されるねじ孔52が形成されている。ねじ孔52に挿入されたねじ51の軸部は、ベースフレーム13の対応するねじ孔43にベースフレーム13の下面側から螺合される。接地部材3は、これによってベースフレーム13の外周縁部の下面に締結される。
この実施形態においては、ねじ孔52が接地部材3における結合部を構成している。
接地部材3のベース壁49の下面のうちの、ねじ孔52の周縁部には、ねじ51の頭部を収容するための円形状の窪み部53が形成されている。ベース壁49の径方向外側領域には、ベースフレーム13の周壁13cの外側面の外側を覆う周壁49aが突設されている。また、ベース壁49の周方向の一端側の上面と他端側の下面には、それぞれ段差部49b,49cが設けられている。一端側の段差部49bと他端側の段差部49cは、各接地部材3がベースフレーム13の外周縁部に取り付けられるときに、図14に示すように、隣接する接地部材3の他端側の段差部49cと一端側の段差部49bに上下方向で重ね合わせられるようになっている。
接地部材3の内向き突出部50の先端側の上部には、上方に向かって突出する突出部38が一体に形成されている。突出部38は、内向き突出部50と同幅の付根部38aと、付根部38aよりも幅の広い頭部38bとを有している。付根部38aは、内向き突出部50の上部に連設され、頭部38bは、付根部38aの上部に連設されている。頭部38bは、その一部が付根部38aに対して接地部材3の円周方向両側に張り出している。
ここで、接地部材3上の突出部38(変位規制部)は、接地部材3が脚部本体2Aに取り付けられた状態において、ベースフレーム13の外周寄り位置となる接地部材3上のねじ孔52(結合部)の形成位置に対し、ベースフレーム13の径方向内側領域(水平方向内側領域)となる位置に配置されている。また、この実施形態の場合、突出部38(変位規制部)は、接地部材3上のベースフレーム13の外周面に沿う方向で、隣接するねじ孔52(結合部)の間となる位置に配置されている。
突出部38は、接地部材3がベースフレーム13に取り付けられるときに、図9に示すように、ベースフレーム13の開口42を通してベースフレーム13の上方に突出する。このときベースフレーム13の上方に突出した突出部38の頭部38bは、図11〜図13に示すように、上部化粧カバー14の内側下面の隣接するリブ48A間に挿入される。隣接するリブ48A間に挿入された頭部38bは、両側のリブ48Aに対して上部化粧カバー14の円周方向で当接可能となる。したがって、接地部材3は、突出部38の頭部38bが隣接するリブ48Aに当接することにより、上部化粧カバー14によって回動方向の変位を規制される。
この実施形態においては、突出部38が接地部材3における変位規制部を構成している。なお、隣接するリブ48Aは、上部化粧カバー14の内側下面に放射方向に沿うように延設されているため、接地部材3に径方向内側に向かう荷重が入力されたときには、接地部材3の頭部38bが隣接するリブ48Aに当接することによって接地部材3の径方向内側の変位を規制することができる。
ところで、設置ベース10のベースフレーム13と、上部化粧カバー14と、接地部材3とは、以下のようにして組み付けられる。
即ち、最初に上部化粧カバー14の抜け規制フランジ39とベースフレーム13の切り欠き部40の位置を合致させて、ベースフレーム13に上部化粧カバー14を上方から被せる。これにより、上部化粧カバー14の周壁44がベースフレーム13のフランジ部13dの外側を覆うことになる。
次に、この状態において、上部化粧カバー14をベースフレーム13に対して所定方向に回動させ、上部化粧カバー14側の周壁44の凸部45を、ベースフレーム13のフランジ部13d上の凹溝41に嵌合させる(図8参照)。このとき、上部化粧カバー14とベースフレーム13が回動方向で位置決めされ、かつ、上部化粧カバー14側の抜け規制フランジ39がベースフレーム13側のフランジ部13dと上下方向で対向することにより、上部化粧カバー14がベースフレーム13に対して抜け規制される。
この後、ベースフレーム13の下面側の外周縁部に複数の接地部材3が取り付けられる。各接地部材3をベースフレーム13に取り付けるに際しては、図12に示すように、接地部材3の突出部38の頭部38bをベースフレーム13上の開口42の拡幅孔部42aに挿入し、その状態において接地部材3全体をベースフレーム13の径方向内側にスライド移動させる。これにより、突出部38が開口42の狭幅孔部42b方向に変位して、突出部38の付根部38aが狭幅孔部42bに嵌合されるとともに、頭部38bがベースフレーム13に対して抜け規制される。また、このとき突出部38の頭部38bは、上部化粧カバー14側の隣接するリブ48A間に挿入配置される。これにより、接地部材3は、ベースフレーム13と上部化粧カバー14に略水平方向の変位を規制される。
さらに、この後に各接地部材3のベース壁49の両端のねじ孔52にねじ51(図11参照)を差し込み、ねじ51をベースフレーム13の対応するねじ孔43に締め込む。こうして、各接地部材3がベースフレーム13に順次取り付けられ、隣接する接地部材3同士がベース壁49の両端部で相互に重ね合わせられる。この結果、複数の接地部材3は、環状に組み付けられた状態において、ベースフレーム13と上部化粧カバー14とに係止される。
以上のように、この実施形態に係る椅子1においては、設置ベース10を構成する接地部材3が、脚部本体2Aのベースフレーム13(下層部材)に結合されるねじ孔52(結合部)と、ねじ孔52に対して水平方向に離間した位置から上方に突出しベースフレーム13を上方に貫通して、脚部本体2Aの上部化粧カバー14(上層部材)によって略水平方向の変位を規制される突出部38(変位規制部)と、を有している。このため、例えば、椅子1が傾斜姿勢でフロア上を引きずられたり、床面から持ち上げられた後に再度床面に載置されるような場合において、フロアから接地部材3に作用する荷重が、ねじ孔52とねじ51による結合部と、突出部38とリブ48Aによる変位規制部を介して、下層部材であるベースフレーム13と上層部材である上部化粧カバー14とに分散して支持されることになる。
したがって、この実施形態に係る椅子1においては、脚部2の構成部材の耐久性の低下を抑制し、かつ、接地部材3を脚部本体2Aに堅牢な状態で取り付けることができる。
また、この実施形態に係る椅子1の場合、接地部材3の変位規制部である突出部38は、椅子1がフロア上を引きずられるとき等の特殊な状況の場合にのみ荷重を分散支持できれば良いため、構造を簡素化することができる。
さらに、この実施形態に係る椅子1においては、接地部材3の変位規制部である突出部38が、ベースフレーム13の外周寄り位置となるねじ孔52の位置よりも、ベースフレーム13の径方向内側領域(水平方向内側領域)に配置されているため、通常使用時に接地部材3に作用する主な荷重を、ねじ51によって受け止めることができる。したがって、この構成を採用することにより、通常使用時における接地部材3のガタつきを抑制することができる。
また、この実施形態においては、接地部材3の結合部であるねじ孔52と、変位規制部である突出部38とが、ベースフレーム13の外周面に沿う方向に離間した位置に配置されているため、設置ベース10の外周上のいずれの部位から接地部材3に荷重が入力された場合にも、結合部と変位規制部のいずれかによって有利に荷重を受け止めることができる。
特に、この実施形態に係る椅子1の場合、接地部材3の結合部であるねじ孔52が、ベースフレーム13の外周面に沿う方向に離間した2位置に配置され、変位規制部である突出部38が、ベースフレーム13の外周面に沿う方向で2つのねじ孔52の中間位置となる位置に配置されているため、離間した2つのねじ孔52部分で接地部材3をベースフレーム13に安定的に結合することができるとともに、最小数の(一つの)突出部38によって接地部材3の回転や捩じれを効率良く抑制することができる。
さらに、この実施形態に係る椅子1においては、接地部材3が、ベースフレーム13の外周縁部に略沿って延出し、延出方向の両端部の近傍にねじ孔52が形成されているベース壁49と、ベース壁49からベースフレーム13の径方向内側に向かって突出する内向き突出部50と、を備え、変位規制部である突出部38が内向き突出部50に形成されている。このため、各接地部材3の外形を大型化することなく、接地部材3をベースフレーム13と上部化粧カバー14とに安定して係止させることができる。
また、この実施形態に係る椅子1においては、上層部材である上部化粧カバー14の内側下面に、接地部材3の突出部38と当接可能な複数のリブ48Aが突設されているため、複数のリブ48Aによって上部化粧カバー14を効率良く補強することができるとともに、複数のリブ48Aによって接地部材3の突出部38の略水平方向の変位を規制することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態の什器は椅子であるが、什器は椅子に限らず、什器本体とその什器本体を支持する脚部を備えるものであれば、テーブルやその他の什器であっても良い。
1 椅子(什器)
2 脚部
2A 脚部本体
3 接地部材
11 脚柱
12 座体(什器本体)
13 ベースフレーム(下層部材)
14 上部化粧カバー(上層部材)
38 突出部(変位規制部)
48A リブ
49 ベース壁
50 内向き突出部
52 ねじ孔(結合部)

Claims (6)

  1. 什器本体と、
    前記什器本体を支持する脚部と、を備え、
    前記脚部は、上層部材と下層部材が上下方向で対向した状態で結合された脚部本体と、
    被設置部であるフロアの上面に当接する接地部材と、を有し、
    前記接地部材は、前記下層部材に結合される結合部と、前記結合部に対して水平方向に離間した位置から上方に突出し前記下層部材を上方に貫通して、前記上層部材によって略水平方向の変位を規制される変位規制部と、を有していることを特徴とする什器。
  2. 前記変位規制部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周寄りの前記結合部よりも前記下層部材の水平方向内側領域となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の什器。
  3. 前記結合部と前記変位規制部とは、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられ状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で離間した位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の什器。
  4. 前記結合部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で離間した位置に複数配置されており、
    前記変位規制部は、前記接地部材が前記脚部本体に取り付けられた状態において、前記下層部材の外周面に沿う方向で、隣接する前記結合部の間となる位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の什器。
  5. 前記接地部材は、
    前記下層部材の外周縁部に略沿って延出し、延出方向の両端部の近傍に前記結合部が設けられているベース壁と、
    前記ベース壁から前記下層部材の水平方向内側領域に向かって突出する内向き突出部と、を備え、
    前記変位規制部は、前記内向き突出部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の什器。
  6. 前記上層部材の下面には、前記接地部材の前記変位規制部と当接可能な複数のリブが突設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の什器。
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