JP2005013603A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
【手段】ガスシリンダ3のプッシュバルブ16は、ガスシリンダ3の上端に位置している。座受けベース7には、プッシュバルブ16と同心状の受け筒18を設けており、受け筒18に第2作動体38が上下動自在に嵌まっている。単位レバー9の内向き部9aは第1作動体29に固定されている。第2作動体38には上窄まりの山形部38aが形成されている一方、第1作動体29には、山形部38aを囲う作動筒34を設けている。第1作動体29が水平動すると第2作動体38は下降動してプッシュバルブ16が押される。従って、単位レバー9を上下動しても半径方向に水平動させても、いずれにおいてもプッシュバルブ16を操作できる。
【選択図】 図12
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、脚支柱としてガスシリンダを使用している椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
座を回転自在に支持する脚支柱としてガスシリンダが使用されている椅子において、例えば座を平面視円形に形成して方向性を無くしたもの(丸型回転椅子)があり、この場合、座板の姿勢に関係なくガスシリンダを操作できるように、昇降用レバーをリングに形成したものがある。
【0003】
その例として、特許文献1(実公昭59−5401号公報)では、レバーを脚の下部に配置して人が足で操作するようにしており、他方、特許文献2(実公平7−1003号公報)では、レバーを座板の下面近傍に配置して、人が手で操作するようになっている。
【0004】
人が座の高さを調節する場合、人は中腰の状態で座への加圧状態を加減しながらレバーの操作を行うが、特許文献1の構成では、人は片足だけで姿態を支えた不安定な状態でレバー操作を行わねばならないため、レバー操作を行いにくく、また、不用意にレバーを踏んでしまうことがある虞がある。
【0005】
これに対して特許文献2の構成は、人は両足を床に踏ん張って身体を安定させた状態でレバー操作を行えるため操作性が優れており、また、誤ってレバーを踏むような事故が生じない点でも優れていると言える。
【0006】
【特許文献1】
実公昭59−5401号公報
【特許文献2】
実公平7−1003号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献2において人がレバーを操作する場合、手の平のうち手首寄りの部分を座の外周縁に当てた状態でレバーに指を掛けることがままあり、この場合、人の特許請求の範囲としてレバーに指を掛けると指を曲げる動作を無意識に行うことにより、座の外周縁を支点として指でレバーを半径外側に引くような状態になり、このため、レバーに主として半径外向きの引っ張り力が作用することがある。
【0008】
しかるに、特許文献2の構成ではレバーは上下動しかしないため、レバーに掛けた指を曲げると、レバーがいわば引っ掛かったような状態になって動かずに、スムースに操作をできなくなって人に不快感を与える虞があった。
【0009】
本発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、椅子は、脚支柱としてのガスシリンダと、前記ガスシリンダの上端部に固定した座受けベースと、前記座受け枠で支持された座とを備えており、前記ガスシリンダの上端面からロック解除用のプッシュバルブが突出しており、更に、着座した人が指を掛け得る高さ位置に、人が指を掛けて動かすことのできるレバー装置を、上下動と半径方向の水平動とのいずれの動きによってもプッシュバルブが押し下げられるように設けている。
【0011】
請求項2の発明では、請求項1において、前記ガスシリンダの上方に、傾動及び水平動が可能な第1作動体と、その下方に位置して上下動のみ可能で且つプッシュバルブに上方から当接した第2作動体とを配置しており、第1作動体と第2作動体とに、第1作動体が傾動しても水平動しても第2作動体を下降動させるガイド手段を設けている一方、前記レバー装置には第1作動体に向けて延びる内向き端部を備えており、この内向き端部を第1作動体に固定している。
【0012】
【発明の作用・効果】
本願発明によると、レバー装置を上方に引いたり下方に押したりすることでプッシュバルブが押し下げられるのみならず、レバーを半径方向に引いたり押したりすることによってもプッシュバルブが押し下げられるため、人の指がどのような動きをしてもこれに追従してプッシュバルブが押し下げられ、このため座の昇降操作をスムースに行うことができる。
【0013】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
(1).第1実施形態(図1〜図14)
図1〜図14では第1実施形態を示している。まず、図1〜図4に基づいて概要を説明する。
【0015】
(a).概要
図1に示すように、椅子は、脚1と平面視円形の座2とを備えており、脚1は、脚支柱としてのガスシリンダ3と、これを支持する接地部4とを備えている。接地部4にはキャスター5を取付けている。また、ガスシリンダ3は脚カバー6で覆われている。
【0016】
ガスシリンダ3の上端には金属板製の座受けベース7が固定されており、この座受けベース7で座2が支持されている。座2はカバー(アウターシェル)8を備えており、ガスシリンダ3のロックを解除するための4個の単位レバー9が、カバー8を囲うように配置されている。単位レバー9の群は全体として環状に延びているので、座2がどのような姿勢であっても、いずれかの単位レバー9に指を掛けることができる。
【0017】
図2〜図4のように、椅子には、背支持フレーム10を介して背もたれ11を取付けることができる。図2は正面図、図3は平面図、図4は右側面図である。本実施形態では、背支持フレーム10は、座2のカバー8の半周程度を囲う平面視半円状の基部12と、基部から側面視で斜め後方に向けて延びる立ち上がり部13とから成っており、立ち上がり部13に背もたれ11を取付けている。
【0018】
既述のとおり4個の単位レバー9が円周方向に配置されているが、各単位レバー9は着脱可能であり、隣合った2個の単位レバー9を取り外して、取り外した2個の単位レバー9の代わりに背支持フレーム10を取付けることができる(詳細は後述する)。背もたれ11はクッションを備えているが、クッションなしでも良い。
【0019】
(b).構造の詳細
次に、図5以下の図面を参照して構造の詳細を説明する。図5は図6の V−V視方向から見た縦断面図、図6のうち(A)は図5の VIA−VIA視平断面図、図7は図6(A)の VII−VII視方向から見た縦断面図、図8は主要部材の分離正面図、図9はカバーをひっくり返した状態での部分斜視図、図10は座板の底面図、図11のうち(A)は主要部材の分離図、(B)(C)はそれぞれ(A)のB−B視、C−C視平面図、図12は動きを説明するための図である。
【0020】
敢えて説明するまでもないが、ガスシリンダ3は、摺動可能に嵌まり合った外筒と内筒とを備えており、例えば図5に示すように、ガスシリンダ3の上部はホルダー15に嵌着している。ガスシリンダ3の上端面からはロック解除用のプッシュバルブ16が突出している。プッシュバルブ16を下方に押すと、ロックが解除されてガスシリンダ3はガス圧によって伸長する。
【0021】
例えば図5から理解できるように、座受けベース7は平面視円形で上向きに開口した碗状に形成されており、上端にはフランジ7aを設けている。また、座受けベース7の内部には補助板17を固着しており、この補助板17にガスシリンダ用ホルダー15の上部が固着されている。かつ、補助板17には、ガスシリンダ3を囲う受け筒18が固着されている。
【0022】
座2は、合成樹脂製の座板(インナーシェル)19と、その上面に張ったクッション20と、座板19の下面に配置した金属板製の補強板21と、補強板21を下方から覆う中空状のカバー8とで構成されている。
【0023】
カバー8は、座受けベース7のフランジ7aに重なって上向きに広がるようにドーナツ状でかつテーパ状に形成されており、座板19に、平面視で座受けベース7のフランジ7aに重なる足部19aを円周方向に沿って等間隔で4個設け、この足部19aとカバー8と座受けベース7とをボルト22及びナット23で共締めしている。
【0024】
補強板21は、座板19における足部19aの群を囲うようにリング状に形成されている。また、補強板21は、カバー8に設けたねじ筒24にタッピンねじ等のねじ25で固定されている(ねじ止めは必ずしも必要ない)。
【0025】
更に、座板19の円周方向に沿って複数の箇所に係合爪26を形成し、この係合爪26を補強板21に設けた係合穴に嵌め入れることにより、補強板21を座板19に一体に取付けている。座板19の下面には放射状に延びる多数の補強リブ27を設けている。
【0026】
図5や図7に示すように、カバー8で囲われた空間部内には金属板製の第1作動体29が配置されている一方、座板19には、第1作動体29の上面に当たる平面視円形の支点用リブ30が形成されている。支点用リブ30は座板19と同心に形成されている。図6に示すように、第1作動体29は平面視略四角形に形成されている。
【0027】
各単位レバー9は合成樹脂製で略板状に形成されており(金属板製でも良い)、図7から理解できるように、外周部が低くて内周部が高くなるように傾斜している。また、各単位レバー9は、その内周面に指を掛けて上方や水平方向に引けるように平面視で円弧状に延びている。
【0028】
図6(A)から理解できるように、各単位レバー9の両端には平面視で椅子の軸心に向けて延びる一対の内向き部9aが一体成形されており、両内向き部9aの先端部は一体に繋がって内向き端部9bになっている。
【0029】
各単位レバー9の内向き先端部9bは平面視で直角の形態を成しており、このため、内向き先端部9bの群は全体として1枚板の状態を呈している。そして、各内向き先端部9bをビス32で第1作動体29に固定している。従って、各単位レバー9は第1作動体29に取付け・取り外し自在である。
【0030】
隣合った単位レバー9の内向き部9aは、半径内側に位置した半分程度の部分は側面同士が互いに重なっており、その外側の部分は半径外側に行くに従って間隔が広がっている。このため、4個の単位レバー9の群で恰かも花びらのような形態が構成されており、このため斬新なデザインとなって美感に優れている。
【0031】
カバー8には、隣合った2本の内向き部9aが遊嵌する下向き開口の切り開き溝31が形成されている。切り開き溝31は、単位レバー9の内向き部9aが水平方向にある程度の寸法だけ移動し得る幅寸法であり、かつ、カバー8の上端部近傍まで位置する深さになっている。
【0032】
第1作動体29には中心穴33が空いている一方、各単位レバー9の内向き先端部9bの群には、下向きに開口した作動筒34が重なっており、作動筒34に設けた上向きの中心突起35を第1作動体29の中心穴33に強制嵌合している。また、作動筒34には、位置決め手段の一例として、各単位レバー9の内向き先端部9bに対応して嵌合ピン36を上向きに突設し、この嵌合ピン36を、各単位レバー9の内向き先端部9bに形成した係合穴37に強制嵌合している。
【0033】
このように、作動筒34が第1作動体29と各単位レバー9の内向き先端部9bとに強制嵌合していることにより、作動筒34はねじ止めしなくても脱落不能に保持され、また、単位レバー9を2個だけ設けた場合でも、ガタ付き不能に保持される。
【0034】
座受けベース7に設けた受け筒18の内部には、合成樹脂製等の第2作動体38が上下動自在で水平動不能に嵌まっている。第2作動体38の中心部には上窄まりの山形部38aが形成されており、作動筒34は山形部38aの裾を囲うような状態で第2作動体38の上面に当接している。
【0035】
(c).座の昇降操作
図12(A)に示すように、任意の単位レバー9に指を掛けて上方に引き上げたり下方に押し下げたりすると、単位レバー9の群全体及び第1作動体29は座板19の支点用リブ30を支点にして傾斜し、すると、第2作動体38がてこ作用で押し下げられる。
【0036】
また、図12(B)に示すように、任意の単位レバー9に指を掛けて水平方向に引いたり押したりすると、単位レバー9の群及び第1作動体29は水平動し、すると、第2作動体38は、その山形部38aがテーパ状であることによるガイド作用によって作動筒39が下降させられ、これまたプッシュバルブ16が押し下げられてガスシリンダ3のロックが解除される。
【0037】
このように、任意の単位レバー9に指を掛けてどのように動かしてもプッシュバルブ16を押してガスシリンダ3のロック解除できるため便利である。なお、人が単位レバー9を操作する場合、単位レバー9を斜め上向きに引くというように、水平方向の引っ張り力と上下方向の引っ張り力とが複合していることが多いが、本実施形態では、このような場合も第2作動体38が確実に下降してプッシュバルブ16を押し下げることができる。
【0038】
本実施形態では、第1作動体29の作動筒34と第2作動体38の山形部38aとが請求項に記載したガイド手段となっている。
【0039】
(d).背もたれの取付け仕様
図13は2個の単位レバー9を取り外して背もたれ11を取付けた状態での底断面図、図14は図13のXIV−XIV 視断面図である。これらの図に示すように、背支持フレーム10の基部12には、カバー8の切り開き溝31に嵌まる3本の内向き枝部12aを一体に設けており、この内向き枝部12aをねじ39で補強板21に締結している。
【0040】
背支持フレーム10の内向き枝部12aはカバー8における切り開き溝31の底板を貫通しており、従って、背支持フレーム10の内向き枝部12aとカバー8と補強板21とが共締めされている。
【0041】
カバー8の切り開き溝31は、単位レバー9が上向き動してもその上方に十分な空間が空くような深さに設定されている。そして、背支持フレーム10の内向き枝部12aのうち手前側に位置した2本の内向き枝部12aは、単位レバー9を上向き動させても干渉しない厚さに設定している。
【0042】
このため、切り開き溝31に単位レバー9の内向き部9aが嵌まっていても、単位レバー9の操作を阻害することなく、背支持フレーム10の内向き枝部12aを固定することができる。背支持フレーム10は合成樹脂製でも良いし、金属製でも良い。
【0043】
(2).第2実施形態(図15)
図15では第2実施形態を示している。この実施形態では、補強板21は非ドーナツ状に形成しており、補強板21に座板10をねじ40で固定している。
【0044】
また、カバー8と補強板21と座板19とはねじ41で共締めされており、補強板21に切り起こし形成した足部21aをねじ22で座受けベース7に固定している。カバー9には、第1作動体29に上方から当たる支点用リブ30を形成している。プッシュバルブ16の操作機構は第1実施形態と同じである。
【0045】
この実施形態では、座板19が撓み変形してもその変形が作動体29、34に作用することはないため、座板19の肉厚を厚くしなくても安全性が高い利点がある。
【0046】
(3).第3実施形態(図16)
図16に示す第3実施形態では、単位レバー9の内向き先端部9bは第1作動体29の上面に重ね配置されており、補強板21に設けた支点用リブ30が単位レバー9の内向き先端部9bに当たっている。
【0047】
そして、ガイド手段として、第1作動体29に下窄まりテーパ部29aを形成する一方、第2作動体38には、第1作動体29の下窄まりテーパ部29aが重なる上広がりのテーパ穴38aを形成している。この実施形態では、テーパ部29aとテーパ穴38aとの傾斜面のガイド作用により、単位レバー9の水平動によってもプッシュバルブ16が押し下げられる。
【0048】
ガイド手段としては、第1作動体29に下窄まりテーパ部29aを形成して、第2作動体38にはストレート穴を形成するか、或いは、第1作動体29にストレート状筒部を形成して、第2作動体38にテーパ穴38aを形成するかしてもよい。
【0049】
(4).第4実施形態(図17)
図17に示す第4実施形態では、レバー装置9′は単一構造であり(分離構造でも良い)、複数本の内向き端部9aは中心部9cから放射状に延びている。そして、レバー装置9′における中心部9cの上面に上窄まりのテーパ部9dを形成し、中心部9cの下面にはプッシュバルブ16に対する押圧部9eを形成している。
【0050】
そして、補強板21に、レバー装置9′における中心部9cのテーパ部9dと重なる上窄まりテーパ筒部21bを形成している。この実施形態では、テーパ部9dとテーパ筒部21bとがガイド手段を構成している。補強板21には、テーパ筒部21bに代えてストレート筒部を形成しても良い。
【0051】
(5).第5実施形態(図18〜図19)
図18〜図19では第5実施形態を示している。図18は要部の縦断面図、図19は図18の XIX−XIX視図である。
【0052】
この実施形態では、第1作動体29は筒部29bを備えており、その内部にリング部29cを一体に形成し、このリング部29cで棒状の第3作動体42を抱持している。
【0053】
第3作動体42の下端には下窄まりのテーパ部42aを設けており、このテーパ部42aは第2作動体38のテーパ穴38aに嵌まっている。第2作動体38はガイド筒43に上下動自在に嵌まっており、ガイド筒43は保持筒44にて水平方向及び上下方向のいずれにもずれない状態に不能に保持されている。
【0054】
保持筒44は爪45で座受けベース17の補助体17に取付けられている。保持筒44には、単位レバー9の内向き端部9aが遊嵌する複数の窓穴46が空いている。また、保持筒44は上板44aを備えており、上板44aに、第3作動体42を抜け不能でかつ横ずれ不能に保持するヘッド47を上方からねじ込んで、これをナット48で固定している。
【0055】
第3作動体29の筒部29bは、保持筒44の上板44aと、ガイド筒43に設けた支持片43aとで落下不能に保持されている。支持片43aは撓み変形可能であり、このため、第1作動体29が傾くことが許容される。また、保持筒44の上板43aには、第3作動体29の筒部29bが横移動可能に嵌まる緩い角度の環状溝49が形成されている。
【0056】
この実施形態では、単位レバー9が上下動してその内向き端部9aが傾きと、第1作動体29を介して第3作動体42がその上端を支点にして傾動し、すると、第2作動体38はテーパ部42aとテーパ穴38aとのガイド作用によって下降動し、これによってプッシュバルブ16が押される。
【0057】
この実施形態では、ヘッド47の高さを調節することにより、プッシュバルブ16に対する第2作動体38の当たり具合を最適な状態に設定できる利点である。
【0058】
また、単位レバー9を水平方向に引いても第3作動体42はその上端を支点にして傾動し、これまた、プッシュバルブ16は下向きに押される。また、人が単位レバー9から指を離すと、第3作動体42は鉛直姿勢に戻る。このように、ガイド手段としては3つの作動体を使用しても良いのである。
【0059】
(6).その他
本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えばレバー装置を分割方式とする場合は、単位レバーの数は4分割方式には限らず、2分割方式や5分割方式など、任意の個数の単位レバーに分割できる。
【0060】
また、レバー装置の上下動(傾動)及び水平動でプッシュバルブを押し下げるためのガイド手段はテーパ部(傾斜面)のガイド作用を利用することには限らず、例えばリンク機構等の他の機構・原理を採用しても良いことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】背もたれを取付けていない使用での第1実施形態の正面図である。
【図2】背もたれを取り付けた仕様の正面図である。
【図3】背もたれを取り付けた仕様の平面図である。
【図4】背もたれを取り付けた仕様の右側面図である。
【図5】図6の V−V視方向から見た縦断面図である。
【図6】(A)は図5の VIA−VIA視平断面図、(B)は第1作動体の平面図である。
【図7】図6(A)の VII−VII視方向から見た縦断面図である。
【図8】部材の分離正面図である。
【図9】カバーの部分斜視図である。
【図10】座板の底面図である。
【図11】(A)は主要部材の分離図、(B)(C)はそれぞれ(A)のB−B視、C−C視平面図である。
【図12】作用を説明するための図である。
【図13】背もたれを取付けた状態での底断面図である。
【図14】図13のXIV−XIV 視断面図である。
【図15】第2実施形態の縦断面図である。
【図16】第3実施形態を示す縦断面図である。
【図17】第4実施形態を示す縦断面図である。
【図18】第5実施形態を示す縦断面図である。
【図19】図18の XIX−XIX視図である。
【符号の説明】
1 脚
2 座
3 脚支柱としてのガスシリンダ
7 座受けベース
9 単位レバー
9a 内向き部
9b 内向き端部
16 プッシュバルブ
18 受け筒
29 第1作動体
30 支点用リブ
34 ガイドの一環を成す作動筒
38 第2作動体
38a ガイド手段の一環を成す山型部
Claims (2)
- 脚支柱としてのガスシリンダと、前記ガスシリンダの上端部に固定した座受けベースと、前記座受け枠で支持された座とを備えており、
前記ガスシリンダの上端面からロック解除用のプッシュバルブが突出しており、更に、着座した人が指を掛け得る高さ位置に、人が指を掛けて動かすことのできるレバー装置を、上下動と半径方向の水平動とのいずれの動きによってもプッシュバルブが押し下げられるように設けている、
椅子。 - 前記ガスシリンダの上方に、傾動及び水平動が可能な第1作動体と、その下方に位置して上下動のみ可能で且つプッシュバルブに上方から当接した第2作動体とを配置しており、第1作動体と第2作動体とに、第1作動体が傾動しても水平動しても第2作動体を下降動させるガイド手段を設けている一方、
前記レバー装置には第1作動体に向けて延びる内向き端部を備えており、この内向き端部を第1作動体に固定している、
請求項1に記載した椅子。
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