JP2017085399A - 出力回路、出力ユニット、プログラマブルコントローラ - Google Patents

出力回路、出力ユニット、プログラマブルコントローラ Download PDF

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Abstract

【課題】種々の外部機器の制御を可能とすること。【解決手段】出力回路23は駆動制御部31と出力部320を有している。出力部320は、出力端子Y0と高電位側外部端子YHとの間に接続された出力トランジスタT0pと、出力端子Y0と低電位側外部端子YLとの間に接続された出力トランジスタT0nとを有している。駆動制御部31は、動作モードと出力信号S0とに基づいて、出力トランジスタT0pと出力トランジスタT0nとをオンオフ制御する。このように、動作モードの設定に応じて出力トランジスタT0pと出力トランジスタT0nとを制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、出力回路、出力ユニット、プログラマブルコントローラに関する。
プログラマブルコントローラは、たとえば工場などにおいて、製造装置などの外部機器をシーケンス制御する。このようなプログラマブルコントローラは、外部機器が接続される端子を有し、端子に接続される外部機器を制御する(たとえば、特許文献1参照)。
特開平10−154006号公報
ところで、ユニットに接続される外部機器は、種類に応じて駆動方法が異なる。このため、接続する外部機器の機器に応じた出力回路を有するユニットを用意しなければならない。また、種類に応じた外部機器をユニットに接続しなければならず、ユニットの選択や接続制御が複雑となる、煩雑になるという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、種々の外部機器の制御を可能とした出力回路、出力ユニット、プログラマブルコントローラを提供することにある。
上記課題を解決する出力回路は、出力端子に接続される負荷装置を駆動する出力回路であって、入力信号と動作モードとに基づいて第1制御信号と第2制御信号とを生成する駆動制御部と、高電位側外部端子と出力端子との間に接続され、前記第1制御信号に基づいてオンオフする第1出力トランジスタと、低電位側外部端子と前記出力端子との間に接続され、前記第2制御信号に基づいてオンオフする第2出力トランジスタと、を含む出力部と、を含み、前記高電位側外部端子と前記低電位側外部端子の間には、前記負荷装置を動作させるための外部電源が接続され、前記駆動制御部は、前記動作モードとしてオープン出力モードまたはプッシュプル出力モードが設定され、前記オープン出力モードに基づいて前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタのいずれか一方を常時オフし、いずれか他方を前記入力信号に応じてオンオフ制御し、前記プッシュプル出力モードに基づいて、前記入力信号に応じて前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタを相補的にオンオフ制御する。
この構成によれば、出力部は、出力端子と高電位側外部端子との間に接続された第1出力トランジスタと、出力端子と低電位側外部端子との間に接続された第2出力トランジスタとを有している。駆動制御部は、動作モードと入力信号とに基づいて、第1出力トランジスタと第2出力トランジスタとをオンオフ制御する。このように、動作モードの設定に応じて第1出力トランジスタと第2出力トランジスタとを制御することで、出力端子に接続される種々の外部装置を駆動することができる。
上記の出力回路において、前記駆動制御部には、正論理モードまたは負論理モードが設定され、前記駆動制御部は、前記入力信号に基づいて、前記出力端子の論理値を設定された前記正論理モードまたは前記負論理モードに応じた論理値とするように前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタをオンオフ制御することが好ましい。
この構成によれば、入力信号に対して正論理モードまたは負論理モードに応じた論理値にて出力端子を設定することで、出力端子に接続された種々の外部装置を外部装置に応じた形態にて制御することができる。
上記の出力回路は、複数の出力端子にそれぞれ接続された複数の出力部を有し、前記駆動制御部には、前記出力端子に対する前記入力信号の割り付けを示す割付情報が設定され、前記駆動制御部は、前記割付情報に基づいて、前記入力信号に対応する前記出力端子に接続された前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタを前記動作モードに応じて制御することが好ましい。
この構成によれば、複数の出力端子にそれぞれ接続された外部装置を、複数の出力部にそれぞれ含まれる第1出力トランジスタと第2出力トランジスタとを動作モードに応じて制御することで、異なる出力状態にて各外部装置を制御することができる。
上記の出力回路は、前記外部電源により供給される外部電圧を降圧して前記駆動制御部の動作電圧を生成する電源回路を有し、前記駆動制御部は、前記入力信号に基づいて前記動作電圧のレベルの内部信号を生成し、前記内部信号をレベルシフトして前記外部電圧に応じたレベルの前記第1制御信号を生成することが好ましい。
この構成によれば、出力端子に接続された外部装置に応じて外部電源により供給される外部電圧に基づいて生成した動作電圧により駆動制御部を動作させることができる。
上記の出力回路において、前記電源回路は、前記外部電圧を降圧する第1降圧回路と、前記電源回路は、前記外部電圧と電圧しきい値とを比較し、比較結果に基づいて前記外部電圧が供給されるスイッチをオンオフし、前記電圧しきい値より低い前記外部電圧を出力する電圧検知回路と、前記第1降圧回路の出力電圧または前記電圧検知回路の出力電圧を内部電圧とし、前記内部電圧を降圧して前記動作電圧を生成する第2降圧回路と、を有することが好ましい。
この構成によれば、高い外部電圧に応じて第1降圧回路にて生成した内部電圧により、第2降圧回路にて動作電圧を生成する。そして、低い外部電圧に応じてその外部電圧を内部電圧とすることで、第2降圧回路における動作電圧を生成することができる。
上記の出力回路において、前記駆動制御部は、前記第2出力トランジスタの制御端子に一端が接続され、他端に前記内部電圧が供給される第3抵抗と、前記第2出力トランジスタの制御端子に第4抵抗を介して出力端子が接続され、前記動作電圧に基づいて動作し、前記入力信号に応じた信号を出力するCMOS論理回路と、を有することが好ましい。
この構成によれば、第2出力トランジスタのゲート電圧は、CMOS論理回路により動作電圧まで速やかに上昇した後、第3抵抗と第4抵抗とにより内部電圧まで引き上げられる。このため、入力信号の変化に対してゲート電圧が速やかに変化し、第2出力トランジスタが制御される。
上記の出力回路において、前記駆動制御部は、前記第1出力トランジスタの制御端子と前記高電位側外部端子との間に接続された第1抵抗と、第1端子が第2抵抗を介して前記第1出力トランジスタの制御端子に接続され、第2端子が前記低電位側外部端子に接続され、制御端子に前記内部信号が供給される第1トランジスタと、第1端子が前記第1出力トランジスタの制御端子に接続され、制御端子に前記内部信号が供給される第2トランジスタと、電圧しきい値が設定され、前記電圧しきい値に基づいて前記外部電圧を検知し、前記外部電圧に応じて前記第2トランジスタの第2端子を前記低電位側外部端子に対して接離する電圧検知回路と、を有することが好ましい。
この構成によれば、電圧検知回路は、外部電圧に応じて第2トランジスタの第2端子を低電位側外部端子に対して接離する。高い外部電圧に基づいて第2トランジスタの第2端子が低電位側外部端子から切り離され、第1トランジスタにより第1出力トランジスタがオンオフ制御される。低い外部電圧に基づいて第2トランジスタの第2端子が低電位側外部端子に接続され、その第2トランジスタにより第1出力トランジスタがオンオフ制御される。したがって、低い外部電圧に応じて第1出力トランジスタをオンオフ制御することができる。
上記の出力回路において、前記駆動制御部は、前記第1出力トランジスタの制御端子と前記高電位側外部端子との間に接続された第1抵抗と、第1端子が第2抵抗を介して前記第1出力トランジスタの制御端子に接続され、第2端子が前記低電位側外部端子に接続され、制御端子に前記内部信号が供給される第1トランジスタと、前記高電位側外部端子と前記第1出力トランジスタの制御端子との間に接続された第2トランジスタと、前記高電位側外部端子と前記第2トランジスタの制御端子との間に接続された第3抵抗と、前記第2トランジスタの制御端子と前記第1トランジスタの制御端子との間に接続された第4抵抗と、前記第2トランジスタの制御端子と前記第1トランジスタの制御端子との間に接続されたコンデンサと、を有することが好ましい。
この構成によれば、低電位レベルの内部信号に応じて第1トランジスタがオフする。そして、コンデンサは、低電位レベルの内部信号に応じて第2トランジスタのゲート電圧を低電位レベルに一時的に引き下げ、第2トランジスタがオンする。第1出力トランジスタのゲート電圧は、オンした第2トランジスタにより高電位レベルに引き上げられる。このため、内部信号の変化に対して第1出力トランジスタのゲート電圧が高電位レベルへと速やかに引き上がれ、第1出力トランジスタが制御される。
上記課題を解決する出力ユニットは、負荷装置を駆動する出力ユニットであって、前記負荷装置を駆動するための外部電源が接続される高電位側外部端子及び低電位側外部端子と、前記負荷装置が接続される出力端子と、前記出力端子に接続された出力回路と、を有する。
この構成によれば、種々の外部機器の制御を可能とした出力ユニットを提供することができる。
上記課題を解決するプログラマブルコントローラは、上記の出力ユニットと、前記出力ユニットを制御する制御ユニットとを有する。
この構成によれば、種々の外部機器の制御を可能とした出力ユニットを有するプログラマブルコントローラを提供することができる。
本発明の出力回路、出力ユニット、プログラマブルコントローラによれば、種々の外部機器の制御を可能とすることができる。
プログラマブルコントローラの概略構成図。 I/Oユニットのブロック回路図。 出力回路に係るI/Oユニットのブロック回路図。 第一実施形態の出力回路の一部回路図。 電源回路のブロック回路図。 (a)(b)はオープン動作モードの説明図。 (a)はプッシュプル動作モードの説明図、(b)は動作を示す波形図。 (a)はプッシュプル動作モードの説明図、(b)は動作を示す波形図。 (a)(b)は出力端子の割付情報の説明図。 割付情報に基づく出力回路の動作説明図。 別の出力端子の割付情報の説明図。 第二実施形態の出力回路の一部回路図。 第二実施形態の電源回路の回路図。 (a)は第三実施形態の出力回路の一部回路図、(b)は動作を示す波形図。
以下、各実施形態を説明する。
[プログラマブルコントローラの概要]
図1に示すように、プログラマブルコントローラ10は、CPUユニット(制御ユニット)11と、複数(図では3個)のI/Oユニット(周辺ユニット)12と、エンドユニット(終端ユニット)13とを備えている。これらのユニットは、CPUユニット11から順に図において右側に向かって、複数のI/Oユニット12、エンドユニット13の順番で直列状に連結されている。CPUユニット11とI/Oユニット12は側面にスタッキング接続用コネクタを有している。そして、CPUユニット11、I/Oユニット12、エンドユニット13は、それぞれ隣接するユニットのスタッキング接続用コネクタを挿入可能に形成されている。スタッキング接続用コネクタにより、CPUユニット11とI/Oユニット12は電気的に接続される。
CPUユニット11は、プログラマブルコントローラの全体を制御する制御装置(CPU)を有する。I/Oユニット12には、図示しない外部装置が接続される。外部装置は、スイッチやエンコーダなどの入力機器、モータなどの出力機器を含む。I/Oユニット12は、信号の入力,出力,入出力を行うユニットである。信号は、スイッチやエンコーダ等のパルス信号、シリアル通信などの差動信号である。I/Oユニット12は、スイッチなどの外部装置を接続する、つまりスイッチなどによる信号の入出力のためのコネクタを備えている。なお、図1では、1種類のI/Oユニット12が示されているが、種類が異なる、つまり機能が異なるユニットを連結することが可能である。
[I/Oユニットの概要]
図2に示すように、I/Oユニット12は、制御回路21、入力回路22、出力回路23、表示部24、アイソレータ25,26を有している。
制御回路21は、制御バス(上記のスタッキング用コネクタ)を介してCPUユニット11と接続されている。制御回路21は、通信機能により、CPUユニット11と所定の処理手順によりデータ通信する。また、制御回路21は、自ユニットのアドレスを設定する。
制御回路21は、アイソレータ25を介して入力回路22と接続されている。入力回路22は、複数の入力端子PI(図2では1つの入力端子を示す)に接続されている。入力回路22は、複数の入力端子に接続された入力部を含む。入力端子PIには、外部装置が接続される。外部装置は、スイッチやエンコーダなどの入力機器である。
制御回路21のメモリ21mには、入力端子PIに接続される外部装置(入力機器)に応じた設定情報が記憶される。設定情報は、たとえばCPUユニット11により設定される。制御回路21は、メモリ21mに記憶された設定情報に応じた制御信号SICを出力する。入力回路22は、制御信号SICに基づいて、後述する動作状態を変更する。入力回路22は、入力端子PIにおける信号レベルに応じた入力信号Sinを出力する。制御回路21は、入力信号Sinに応じたデータをデータメモリに記憶する。そして、制御回路21は、CPUユニット11からの要求に応じてデータをCPUユニット11に送信する。
制御回路21は、アイソレータ26を介して出力回路23と接続されている。出力回路23は、複数の出力端子(図2では1つの出力端子を示す)POに接続されている。出力回路23は、複数の出力端子に接続された出力部を含む。出力端子POには外部装置が接続される。外部装置は、モータなどの出力機器である。
制御回路21のメモリ21mには、出力端子POに接続される外部装置(出力装置)に応じた設定情報が記憶される。設定情報は、たとえば、図1に示すCPUユニット11により設定される。制御回路21は、メモリ21mに記憶された設定情報に応じた制御信号SOCを出力する。出力回路23には、制御信号SOCに基づく動作モード(出力モード)が設定される。また、制御回路21は、CPUユニット11から供給されるデータに基づいて、出力回路23に出力信号Soutを出力する。出力回路23は、設定された動作モードに基づいて、出力信号Soutに応じた信号を出力端子POに出力する。
表示部24は、たとえば図1に示すI/Oユニット12の前パネルの上部分のように、外部から視認可能な位置に配置されている。表示部24は、複数の発光素子(たとえばLED)を有している。制御回路21は、入力信号のレベル、出力信号のレベルに応じて表示部24に含まれ、信号に対応する発光素子を点灯・消灯する。
図3に示すように、制御回路21は、16ビットの出力信号Sout(S0〜S15)を出力する。また、制御回路21は、メモリ21mに記憶した設定情報に応じた制御信号SOCを出力する。制御信号SOCは、1または複数の信号を含む。
アイソレータ26はたとえばデジタルアイソレータである。アイソレータ26は、各出力信号S0〜S15に対応するアイソレータ26aと、制御信号SOCに対応するアイソレータ26bを含む。なお、制御信号SOCが複数の信号を含む場合、アイソレータ26bは信号に対応する複数のアイソレータを含む。なお、アイソレータの出力信号は入力信号と実質的に同じであるため、以下の説明においてアイソレータの出力側における信号名と符号を入力側と同じ信号名及び符号を用いる。
出力回路23は、複数(図では16個)の出力端子Y0〜Y15と、高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLとに接続されている。高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLの間には、外部機器を駆動するための外部電源が接続される。出力回路23は、高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLとを介して外部電源から供給される外部電圧(駆動電圧)に基づいて動作する。そして、出力回路23は、複数(図では16個)の出力端子Y0〜Y15に接続される外部機器を、動作モードに応じて駆動する。
出力回路23は、駆動制御部31と、複数(図では16個)の出力端子Y0〜Y15に接続された出力部320〜32Fと、電源回路33を有している。
出力部320は、2つの出力トランジスタT0p,T0nと、2つのダイオードD0p,D0nを有している。出力トランジスタT0pはたとえばPチャネルMOSトランジスタであり、出力トランジスタT0nはたとえばNチャネルMOSトランジスタである。つまり、本実施形態の出力部320は、互いに導電型の異なる一対の出力トランジスタを含むコンプリメンタリ回路(相補型回路)である。
出力トランジスタT0pは、出力端子Y0と高電位側外部端子YHとの間に接続されている。詳しくは、出力トランジスタT0pのソース端子は高電位側外部端子YHに接続され、ドレイン端子は出力端子Y0に接続されている。出力トランジスタT0pのゲート端子(制御端子)には、駆動制御部31から駆動信号K0pが供給される。出力トランジスタT0pは、駆動信号K0pに応答してオンオフする。
出力トランジスタT0nは出力端子Y0と低電位側外部端子YLとの間に接続されている。詳しくは、出力トランジスタT0nのソース端子は高電位側外部端子YHに接続され、ドレイン端子は出力端子Y0に接続されている。出力トランジスタT0nのゲート端子(制御端子)には、駆動制御部31から駆動信号K0nが供給される。出力トランジスタT0nは、駆動信号K0nに応答してオンオフする。
ダイオードD0p,D0nは、たとえばツェナーダイオードである。ダイオードD0pのアノードは出力端子Y0に接続され、カソードは高電位側外部端子YHに接続されている。ダイオードD0nのアノードは低電位側外部端子YLに接続され、カソードは出力端子Y0に接続されている。ダイオードD0p,D0nは、出力トランジスタT0p,T0nに並列に接続された素子、または出力トランジスタT0p,T0nに含まれる寄生素子である。なお、以下の説明及び図面では、ダイオードD0p,D0nを省略している。
出力部321〜32Fは、出力部320と同様に接続された2つの出力トランジスタ及びダイオードをそれぞれ有し、各出力トランジスタはそれぞれ、駆動制御部31から供給される駆動信号に応答してオンオフする。
高電位側外部端子YHは高電位側の配線(以下、高電位配線)に接続されている。低電位側外部端子YLは、低電位側の配線(たとえば、グランドGND)に接続されている。
電源回路33は、高電位配線に供給される外部電圧(駆動電圧VEX)に基づいて、内部電圧VIH,VILを生成する。内部電圧VIHはたとえば5ボルト(V)であり、内部電圧VILはたとえば3.3ボルト(V)である。駆動制御部31は、内部電圧VIH,VILに基づいて動作する。なお、図示しないが、制御回路21の駆動電圧は、I/Oユニット12に含まれる電源回路などにより供給される。
駆動制御部31はメモリ31mを有している。メモリ31mには、出力端子Y0〜Y15に対する設定情報が記憶される。設定情報は、出力端子Y0〜Y15に対する動作モードを含む。動作モードとして、たとえば、オープン出力モード、プッシュプル出力モードが設定される。駆動制御部31は、メモリ31mに設定された動作モード、設定情報に基づいて出力端子Y0〜Y15に接続された出力部320〜32Fを制御する。
次に、出力回路の各形態を説明する。
(第一実施形態)
図4は、出力端子Y0に接続された出力部320に対する出力回路の一部を示している。
出力回路23は、バッファ回路41,42、トランジスタT11、抵抗R11〜R15を含む。
バッファ回路41,42の入力端子には制御信号S0p,S0nが供給される。出力回路23は、図3に示す出力信号S0と動作モードに基づいて、制御信号S0p,S0nを生成する。バッファ回路41,42の高電位電源端子は、内部電圧VILが供給される配線(以下、電源配線VILと呼ぶ)に接続され、低電位電源端子はグランドGNDに接続されている。
バッファ回路41の出力端子はトランジスタT11の制御端子に接続されている。トランジスタT11は、たとえばNチャネルMOSトランジスタである。トランジスタT11のソース端子はグランドに接続されている。トランジスタT11のソース端子とゲート端子との間には抵抗R13が接続されている。
トランジスタT11のドレイン端子は抵抗R12を介して出力トランジスタT0pのゲート端子(制御端子)に接続されている。また、出力トランジスタT0pの制御端子と外部電圧VEXが供給される配線(以下、高電位配線VEXと呼ぶ)との間には抵抗R11が接続されている。
バッファ回路42の出力端子は抵抗R14を介して出力トランジスタT0nのゲート端子(制御端子)に接続されている。出力トランジスタT0nのゲート端子と内部電圧VIHが供給される配線(以下、内部配線VIHと呼ぶ)との間に抵抗R15が接続されている。
図5に示すように、電源回路33は、第1降圧回路51と第2降圧回路52を含む。第1降圧回路51はたとえばスイッチング・レギュレータであり、外部電圧VEXに基づいて、内部電圧VIHを生成する。第2降圧回路はたとえば低損失型のリニア・レギュレータ(LDO:Low DropOut)であり、内部電圧VIHに基づいて、それより低い内部電圧VILを生成する。
外部電圧VEXは、外部機器に応じて供給される。たとえば、外部装置としてリレーを駆動する場合、そのリレーの動作電圧として24ボルト(V)の外部電圧VEXが供給される。図4に示す出力トランジスタT0p,T0nは、このような外部電圧VEXに対応する電気的特性(耐圧、しきい値電圧)を有している。
図4に示すように、バッファ回路41は、制御信号S0pに基づいて、動作電圧に応じた内部電圧VILレベルまたはグランドGNDレベルの信号SS0pを出力する。
たとえば、バッファ回路41は、グランドGNDレベルの信号SS0pを出力し、トランジスタT11はその信号SS0pに基づいてオフする。出力トランジスタT0pのゲート端子は、抵抗R11を介して高電位配線VEXに接続されている。したがって、トランジスタT11がオフすると、出力トランジスタT0pのゲート電圧は外部電圧VEXとなり、出力トランジスタT0pはオフする。
一方、バッファ回路41は、内部電圧VILレベルの信号SS0pを出力し、トランジスタT11はその信号SS0pに基づいてオンする。すると、出力トランジスタT0pのゲート端子は抵抗R12を介してグランドGNDに接続される。したがって、出力トランジスタT0pのゲート電圧は、抵抗R11,R12の抵抗値の比により、外部電圧VEXを分圧した電圧となる。抵抗R11,R12の抵抗値は、出力トランジスタT0pのしきい値電圧に基づいて、出力トランジスタT0pがオンするように設定されている。たとえば、抵抗R11,R12の抵抗値は、出力トランジスタT0pの電気的特性に応じて、ゲート−ソース間電圧Vgsを−4.5ボルト(V)〜−20(V)の範囲とするように設定されている。
このように、出力回路23は、内部電圧VILレベルまたはグランドGNDレベルの信号SS0pに基づいて、外部電圧VEXが供給される出力トランジスタT0pをオンオフ制御するように、論理反転及びレベルシフトを行う。つまり、出力回路23は、信号SS0pを論理反転及びレベルシフトして外部電圧VEXレベルの駆動信号K0pを生成する。出力トランジスタT0pは、その駆動信号K0pによりオンオフする。
図4に示すように、バッファ回路42は、制御信号S0nに基づいて、動作電圧に応じた内部電圧VILレベルまたはグランドGNDレベルの信号SS0nを出力する。
たとえば、バッファ回路42は、グランドGNDレベルの信号SS0nを出力する。出力トランジスタT0nのしきい値電圧はたとえば4.5ボルト(V)である。出力トランジスタT0nは、グランドGNDレベルの信号SS0n(駆動信号K0n)に基づいてオフする。
一方、バッファ回路42は、内部電圧VILレベルの信号SS0nを出力する。すると、出力トランジスタT0nのゲート電圧は、その信号SS0nに基づいて、内部電圧VILレベルまで上昇する。出力トランジスタT0nのゲート端子は、抵抗R15により内部電圧VIHにプルアップされている。したがって、出力トランジスタT0nのゲート電圧は、信号SS0nのレベル(内部電圧VILレベル)と内部電圧VIHの電位差と、抵抗R15,R14の抵抗値に応じて上昇する。そして、ゲート電圧がしきい値電圧を超えると、出力トランジスタT0nがオンする。このように、バッファ回路42により出力トランジスタT0nのゲート電圧をグランドGNDレベルから内部電圧VILレベルまで速やかに上昇させた後、抵抗R15,R14により上昇させることにより、速やかに出力トランジスタT0nをオンする。
出力回路23における動作モードを説明する。
上記したように、出力回路23には、動作モードとして、オープン出力モード、プッシュプル出力モードが設定される。
[オープン出力モード]
オープン出力モードにおいて、駆動制御部31は、端子情報に応じて、2つの出力トランジスタのうち、一方の出力トランジスタをオフし、他方の出力トランジスタをオンオフ制御する。端子情報として、「ソース」または「シンク」が設定される。
端子情報として「シンク」が設定された出力端子において、その出力端子に接続される出力部に含まれる2つの出力トランジスタのうち、高電位側外部端子YHに接続された出力トランジスタをオフする。そして、低電位側外部端子YLに接続された出力トランジスタをオンオフ制御する。
図6(a)は、出力端子Y0に対して「シンク」が設定された出力部320の動作状態を示す。この場合、図3に示す出力トランジスタT0pは、オフされている。したがって、図6(a)に示すように、出力部320は、出力端子Y0と低電位側外部端子YLの間に接続された出力トランジスタT0nを有するオープンドレイン回路として働く。
高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLの間には外部電源EVが接続される。その外部電源EVのプラス側端子と出力端子Y0の間に駆動対象の負荷100が接続される。
駆動制御部31は、駆動信号K0nを出力する。出力トランジスタT0nがオンすると、出力端子Y0に接続された負荷100から出力トランジスタT0nを介してシンク電流I0nを流し、負荷100を駆動する。
一方、端子情報として「ソース」が設定された出力端子において、その出力端子に接続される出力部に含まれる2つの出力トランジスタのうち、低電位側外部端子YLに接続された出力トランジスタをオフする。そして、高電位側外部端子YHに接続された出力トランジスタをオンオフ制御する。
図6(b)は、出力端子Y0に対して「ソース」が設定された出力部320の動作状態を示す。この場合、図3に示す出力トランジスタT0nは、オフされている。したがって、図6(b)に示すように、出力部320は、高電位側外部端子YHと出力端子Y0の間に接続された出力トランジスタT0pを有するオープンドレイン回路として働く。
高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLの間には外部電源EVが接続される。出力端子Y0と外部電源EVのマイナス側端子の間に駆動対象の負荷100が接続される。
駆動制御部31は、駆動信号K0pを出力する。出力トランジスタT0pがオンすると、出力トランジスタT0pを介して出力端子Y0に接続された負荷100にソース電流I0pを供給し、負荷100を駆動する。
[プッシュプル出力モード]
プッシュプル出力モードにおいて、駆動制御部31は、端子情報に応じて、2つの出力トランジスタを相補的にオンオフ制御する。端子情報として、論理情報(「正論理モード」または「負論理モード」)が設定される。論理情報は、出力信号の論理値に対する出力端子の論理値を示す。駆動制御部31は、論理情報に基づいて、出力信号に対する出力端子の論理値を論理情報に対応するように出力トランジスタを制御する。詳しくは、駆動制御部31は、「正論理モード」の端子情報に基づいて、出力端子の論理値を出力信号の論理値と等しくするように、出力トランジスタを制御する。また、駆動制御部31は、「負論理モード」の端子情報に基づいて、出力端子の倫理値を出力信号の論理値に対して反転するように、出力トランジスタを制御する。
「正論理モード」が設定された場合。
図7(a)に示すように、高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLの間には外部電源EVが接続される。出力端子Y0と外部電源EVのマイナス側端子の間に駆動対象の負荷100が接続される。
図7(b)に示すように、駆動制御部31は、論理値「0」の出力信号S0に基づいて、出力トランジスタT0pをオフし、出力トランジスタT0nをオンする。これにより、出力端子Y0は、グランドGNDレベル、つまり論理値「0」(Lレベル)となる。つぎに、駆動制御部31は、論理値「1」の出力信号S0に基づいて、出力トランジスタT0pをオンし、出力トランジスタT0nをオフする。これにより、出力端子Y0は、外部電圧VEXレベル、つまり論理値「1」(Hレベル)となる。このとき、図7(a)に示すように、出力端子Y0から負荷100に対して電流I0pを流し、負荷100を駆動する。
次に、図7(b)に示すように、駆動制御部31は、論理値「0」の出力信号S0に基づいて、出力トランジスタT0pをオフし、出力トランジスタT0nをオンする。このとき、図7(a)に破線にて示すように、負荷100から出力トランジスタT0nを介して電流I0nが流れる。この電流I0nにより、出力端子Y0に接続された負荷100の端子における電位が短時間でグランドGNDレベルに低下する。
たとえば、論理値「0」の出力信号S0に基づいて出力端子Y0をオープン状態とする場合、出力端子Y0の電位は、図7(b)に示すように、リーク等によって徐々に低下する。その電位の低下によって図7(a)に示す負荷100が停止する。したがって、動作モードをプッシュプル出力モードとすることにより、出力信号S0に対して、正論理にて接続された負荷100が速やかに停止(オフ)する。
「負論理モード」が設定された場合。
図8(a)に示すように、高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLの間には外部電源EVが接続される。出力端子Y0と外部電源EVのプラス側端子の間に駆動対象の負荷100が接続される。
図8(b)に示すように、駆動制御部31は、論理値「0」の出力信号S0に基づいて、出力トランジスタT0pをオンし、出力トランジスタT0nをオフする。これにより、出力端子Y0は、外部電圧VEXレベル、つまり論理値「1」(Hレベル)となる。つぎに、駆動制御部31は、論理値「1」の出力信号S0に基づいて、出力トランジスタT0pをオフし、出力トランジスタT0nをオンする。これにより、出力端子Y0は、グランドGNDレベル、つまり論理値「0」(Lレベル)となる。このとき、図8(a)に示すように負荷100から出力トランジスタT0nを介して電流I0nを流し、負荷100を駆動する。
次に、図8(b)に示すように、駆動制御部31は、論理値「0」の出力信号S0に基づいて、出力トランジスタT0pをオンし、出力トランジスタT0nをオフする。このとき、図8(a)に破線にて示すように、出力トランジスタT0pを介して負荷100に対して電流I0pが流れる。この電流I0pにより、出力端子Y0に接続された負荷100の端子における電位が短時間で外部電圧VEXレベルに上昇する。
たとえば、論理値「0」の出力信号S0に基づいて出力端子Y0をオープン状態とする場合、出力端子Y0の電位は、図8(b)に示すように、リーク等によって徐々に上昇する。その電位の低下によって図8(a)に示す負荷100が停止する。したがって、動作モードをプッシュプル出力モードとすることにより、出力信号S0に対して、負論理にて接続された負荷100が速やかに停止(オフ)する。
図3に示す駆動制御部31のメモリ31mには、端子情報として、出力信号に対応させる出力端子を示す割付情報が設定される。割付情報は、出力端子に対する出力信号の割り付けを示す情報である。駆動制御部31は、割付情報に基づいて、出力信号に対応付けられた出力端子に接続された出力部を、上記の動作モードに応じて制御する。
図9(a)は、メモリ31mに設定された端子情報(割付情報を含む)の一例であり、割付情報に基づく入力信号と出力端子の割り付け状態と、出力端子に対する出力モードの一例を示す。なお、入力信号は駆動制御部31における入力を示すものであり、これらは図3に示す制御回路21から出力される出力信号である。以下の説明において、駆動制御部31の動作を示すため、入力信号を用いる場合がある。
たとえば、出力信号S0に対して、出力端子Y0が割り付けられ、その出力端子Y0に対して、「シンク」の出力モード、つまりオープン出力モードであって「シンク」が設定されている。駆動制御部31は、出力端子Y0に接続された出力部320(図3参照)を、出力信号S0に基づいて「シンク」にて制御する。つまり、図3において、駆動制御部31は、出力部320の出力トランジスタT0pをオフし、出力トランジスタT0nを出力信号S0に応じてオンオフする。
図9(a)に示すように、入力信号S8に対して、出力端子Y8が割り付けられ、その出力端子Y8に対して、「プッシュプル(+)」の出力モード、つまりプッシュプル出力モードであって「正論理モード」が設定されている。図3において、駆動制御部31は、入力信号S8に基づいて、出力端子Y8に接続された出力部328を「プッシュプル出力モード」かつ「正論理モード」にて制御する。なお、図9(a)において、「プッシュプル(−)」は、プッシュプル出力モードであって「負論理モード」が設定されていることを示す。
また、図9(b)は、メモリ31mに設定された端子情報(割付情報を含む)の別の例であり、割付情報に基づく入力信号と出力端子の割り付け状態と、出力端子に対する出力モードの別の例を示す。この例では、1つの入力信号に対して2つの出力端子が割り付けられている。
たとえば、入力信号S8に対して、2つの出力端子Y8,Y12が割り付けられている。出力端子Y8に対して、「プッシュプル(+)」の出力モード、つまりプッシュプル出力モードであって「正論理モード」が設定されている。一方、出力端子Y12に対して、「プッシュプル(−)」の出力モード、つまりプッシュプル出力モードであって「負論理モード」が設定されている。
図3において、駆動制御部31は、入力信号S8に基づいて、出力端子Y8に接続された出力部328を「プッシュプル出力モード」かつ「正論理モード」にて制御するとともに、出力端子Y12に接続された出力部32Cを「プッシュプル出力モード」かつ「正論理モード」にて制御する。
図10は、図9(b)に示す割付情報に基づく出力回路に対する外部機器の接続例を示す。
出力端子Y8と出力端子Y12の間に外部機器の入力素子101が接続されている。入力素子101は、たとえばフォトカプラであり、発光素子101a(たとえばフォトダイオード)と受光素子(フォトトランジスタ)(図示略)を含む。図10において、出力端子Y8と出力端子Y12の間に入力素子101の発光ダイオードが接続されている。
出力部328は、出力トランジスタT8p,T8nを含む。出力部32Cは、出力トランジスタTCp,TCnを含む。駆動制御部31は、出力部328の出力トランジスタT8p,T8nを入力信号S8と同相にて制御するとともに、出力部32Cの出力トランジスタTCp,TCnを入力信号S8と逆相にて制御する。詳述すると、駆動制御部31は、論理値「1」の出力信号S8に基づいて、出力部328の出力トランジスタT8pをオンし、出力トランジスタT8nをオフするとともに、出力部32Cの出力トランジスタTCpをオフし、出力トランジスタTCnをオンする。すると、出力部328の出力トランジスタT8pを介して入力素子101に対してソース電流が流れ、出力部32Cの出力トランジスタTCnを介して入力素子101からシンク電流が流れる。これにより、入力素子101の発光素子に電流が流れ、入力素子101がオンする。
一方、駆動制御部31は、論理値「0」の出力信号S8に基づいて、出力部328の出力トランジスタT8pをオフし、出力トランジスタT8nをオンするとともに、出力部32Cの出力トランジスタTCpをオンし、出力トランジスタTCnをオフする。すると、出力部328の出力トランジスタT8nを介して入力素子101からシンク電流が流れ、出力部32Cの出力トランジスタTCpを介して入力素子101にソース電流が流れる。これらの電流により、入力素子101がオフする。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1−1)出力回路23は駆動制御部31と出力部320を有している。出力部320は、出力端子Y0と高電位側外部端子YHとの間に接続された出力トランジスタT0pと、出力端子Y0と低電位側外部端子YLとの間に接続された出力トランジスタT0nとを有している。駆動制御部31は、動作モードと出力信号S0とに基づいて、出力トランジスタT0pと出力トランジスタT0nとをオンオフ制御する。このように、動作モードの設定に応じて出力トランジスタT0pと出力トランジスタT0nとを制御することで、出力端子Y0に接続される種々の外部装置を駆動することができる。
(1−2)出力トランジスタT0nのゲート電圧は、バッファ回路42により内部電圧VILまで速やかに上昇した後、抵抗R14,R15により内部電圧VIHまで引き上げられる。このため、出力信号S0の変化に対してゲート電圧が速やかに変化し、出力トランジスタT0nをオン制御することができる。
(1−3)出力回路23は、複数の出力端子Y0〜Y15にそれぞれ接続された出力部320〜32Fを有している。各出力部320〜32Fは、出力端子Y0と高電位側外部端子YHの間に接続された出力トランジスタと、出力端子Y0と低電位側外部端子YLの間に接続された出力トランジスタを有している。駆動制御部31は、各出力部320〜32Fの出力トランジスタを動作モードに応じて制御する。このように、複数の出力端子Y0〜Y15に接続された外部機器を動作モードに応じて容易に制御することができる。
(1−4)駆動制御部31には、正論理モードまたは負論理モードが設定される。駆動制御部31は、出力信号S0に出力端子Y0が正論理モード又は負論理モードに応じた論理値となるように出力トランジスタT0p,T0nを制御する。このように、出力端子Y0に接続された外部装置に応じて正論理モードまたは負論理モードを設定することで、外部装置に応じた形態にて出力端子Y0の論理値を制御することができる。
尚、上記第一実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態に対し、駆動制御部31に対する割付情報を適宜変更してもよい。
図11に示すように、出力信号S0〜S3に対して出力端子Y4〜Y7を割り付け、入力信号S4〜S7に対して出力端子Y0〜Y3を割り付けるようにしてもよい。つまり、この例では、出力端子Y0〜Y3と出力端子Y4〜Y7を入れ替える(スワップ)して割り付けている。
・・上記実施形態に対し、1つの入力信号を2つ以上の出力端子に対して割り付けするようにしてもよい。なお、複数の出力端子に対して互いに同じ論理値とするように正論理モードまたは負論理モードを設定してもよい。
・上記実施形態では、4つの出力端子に対して同一の動作モード等を設定したが、動作モード等を設定する出力端子の数を適宜変更してもよい。たとえば、出力端子毎に動作モードを設定してもよい。また、8つの出力端子に対して同一の動作モードを設定してもよい。
(第二実施形態)
なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明を省略する。
図12は、本実施形態の出力回路23aの一部であり、出力トランジスタT0pの制御に係る回路部分を示す。
駆動制御部31aにおいて、バッファ回路41の出力端子はトランジスタT12の制御端子(ゲート端子)に接続されている。トランジスタT12はたとえばNチャネルMOSトランジスタである。トランジスタT12のドレイン端子は出力トランジスタT0pのゲート端子に接続され、トランジスタT12のソース端子はダイオードD10のアノードに接続されている。ダイオードD10のカソードは電圧検知回路34に接続されている。トランジスタT12のソース端子とゲート端子の間に抵抗R16が接続されている。
図12において、ダイオードD10,D11,D12のカソードは互いに接続され、電圧検知回路34に接続されている。ダイオードD11,D12のアノードは、他の出力部の出力トランジスタのゲート端子に接続されたトランジスタ(上記のトランジスタT12)のソース端子に接続される。なお、本実施形態の出力回路23aは、第一実施形態の出力回路23と同様に、出力端子Y0〜Y15に接続された出力部320〜32F(図3参照)を有している。したがって、出力回路23aは、出力部320〜32Fに対応するダイオードを有しているが、図12において3つのダイオードD10〜D12を示し、他のダイオードを省略している。
電圧検知回路34は、トランジスタT21,T22、抵抗R21〜R23、コンデンサC21を含む。トランジスタT21,T22は、たとえばNPNトランジスタである。
抵抗R21の一端は高電位配線VEXに接続され、抵抗R21の他端は抵抗R22を介してグランドGNDに接続されている。抵抗R22には並列にコンデンサC21が接続されている。抵抗R21と抵抗R22の間の接続点はトランジスタT21のベース端子に接続されている。トランジスタT21のコレクタ端子はトランジスタT22のベース端子に接続され、トランジスタT21のエミッタ端子はグランドGNDに接続されている。また、トランジスタT22のベース端子は抵抗R23を介して高電位配線VEXに接続されている。トランジスタT22のコレクタ端子はダイオードD10のカソードに接続され、トランジスタT22のエミッタ端子はグランドGNDに接続されている。
電圧検知回路34は、外部電圧VEXに基づいて、ダイオードD10のカソード、つまりトランジスタT12のソース端子をグランドGNDに対して接離する。
外部電圧VEXは、出力端子Y0に接続される外部機器に応じて高電位側外部端子YHと低電位側外部端子YLに接続される外部電源により供給される。外部電圧VEXは、たとえば5ボルト(V),12V,24Vである。
上記の出力回路23aの作用を説明する。
抵抗R21,R22の抵抗値は、外部電圧VEXに応じてトランジスタT21をオンオフするように設定されている。たとえば、抵抗R21,R22の抵抗値は、低い外部電圧VEX(5V)のとき、トランジスタT21のベース電圧がトランジスタT21のしきい値電圧より低くなるように設定される。ベース電圧がしきい値電圧より低いとき、トランジスタT21はオフする。トランジスタT21のコレクタ端子はトランジスタT22のベース端子に接続され、トランジスタT22のベース端子は抵抗R23により外部電圧VEXにプルアップされている。したがって、トランジスタT21がオフすると、トランジスタT22はオンする。このトランジスタT22のオンにより、ダイオードD10のカソード、つまりトランジスタT12のソース端子はグランドGNDに接続される。
高い外部電圧VEX(12V、24V)が供給されるとき、トランジスタT21のベース電圧はしきい値電圧より高くなり、トランジスタT21はオンする。すると、トランジスタT22のベース電圧はグランドGNDレベルとなり、トランジスタT22はオフする。このトランジスタT22のオフにより、トランジスタT12のソース端子はグランドGNDから切り離される。
上記バッファ回路41の出力端子は、トランジスタT11のゲート端子に接続され、そのトランジスタT11のドレイン端子は抵抗R12を介して出力トランジスタT0pのゲート端子に接続されている。低い外部電圧VEX(5V)が供給される場合、トランジスタT11をオンしても、出力トランジスタT0pのゲート−ソース間電圧Vgsをしきい値電圧(たとえば−4.5V)以下にすることができない。つまり、出力トランジスタT0pをオンすることができない。
本実施形態において、トランジスタT12のドレイン端子は出力トランジスタT0pのゲート端子に直接接続されている。そして、電圧検知回路34は、低い外部電圧VEXに応じてトランジスタT12のソース端子をグランドGNDに接続する。したがって、トランジスタT12をオンすることにより、出力トランジスタT0pのゲート−ソース間電圧Vgsがしきい値電圧以下となり、出力トランジスタT0pがオンする。
なお、高い外部電圧VEX(24V)が供給されるとき、電圧検知回路34は、トランジスタT12のソース端子をグランドGNDから切り離す。そして、出力トランジスタT0pは、ゲート端子に抵抗R12を介して接続されたトランジスタT11によりオンオフする。トランジスタT12のソース端子をフローティングとすることで、出力トランジスタT0pのゲート−ソース間電圧Vgsが低くなりすぎるのを防ぐ。
図13は、出力回路23aに含まれる電源回路33aを示す。
電源回路33aは、第1降圧回路51、第2降圧回路52、電圧検知回路53を有している。第1降圧回路51は、たとえばスイッチング・レギュレータであり、外部電圧VEXに基づいて内部電圧VIHを生成する。第2降圧回路52はたとえば低損失型のリニア・レギュレータ(LDO:Low DropOut)であり、内部電圧VIHに基づいて内部電圧VILを生成する。
電圧検知回路53は、トランジスタT31〜T33、抵抗R31〜R35を有している。トランジスタT31,T32はたとえばNPNトランジスタであり、トランジスタT33はたとえばPNPトランジスタである。外部電圧VEXは抵抗R31の一端に供給され、抵抗R31の他端は抵抗R32を介してグランドGNDに接続されている。抵抗R31と抵抗R32の間の接続点はトランジスタT31のベース端子に接続されている。トランジスタT31のコレクタ端子はトランジスタT32のベース端子に接続され、トランジスタT31のエミッタ端子はグランドGNDに接続されている。トランジスタT32のベース端子は抵抗R33により外部電圧VEXにプルアップされている。トランジスタT32のコレクタ端子は抵抗R34を介してトランジスタT33のベース端子に接続され、トランジスタT32のエミッタ端子はグランドGNDに接続されている。トランジスタT33のベース端子は抵抗R34を介してトランジスタT33のエミッタ端子に接続されている。そして、トランジスタT33のエミッタ端子には外部電圧VEXが供給される。トランジスタT33のコレクタ端子は第2降圧回路52の入力端子(VIN)に接続されている。
この電源回路33aの作用を説明する。
抵抗R31,R32の抵抗値は、外部電圧VEXに応じてトランジスタT31をオンオフするように設定されている。たとえば、抵抗R31,R32の抵抗値は、低い外部電圧VEX(5V)のとき、トランジスタT31のベース電圧がトランジスタT31のしきい値電圧より低くなるように設定される。ベース電圧がしきい値電圧より低いとき、トランジスタT31はオフする。トランジスタT31のコレクタ端子はトランジスタT32のベース端子に接続され、トランジスタT32のベース端子は抵抗R33により外部電圧VEXにプルアップされている。したがって、トランジスタT31がオフすると、トランジスタT32はオンする。このトランジスタT32のオンにより、トランジスタT33のベース電圧が低くなり、トランジスタT33がオンする。このオンしたトランジスタT33により外部電圧VEXが内部電圧VIHとして生成される。
図4に示すように、内部電圧VIHは出力トランジスタT0nをオンするために必要な電圧であり、出力トランジスタT0nのしきい値電圧より高い電圧(たとえば5V)である。したがって、低い外部電圧VEX(5V)が供給されるとき、第1降圧回路51は所定の内部電圧VIHを生成することができない。そして、第2降圧回路52により生成される内部電圧VILは、図3に示す駆動制御部31に必要な電圧(たとえば3.3V)より低くなる。
本実施形態の電源回路33aは、低い外部電圧VEXに基づいてトランジスタT33をオンする。これにより外部電圧VEX(5V)が内部電圧VIHとして第2降圧回路52に供給される。したがって、第2降圧回路52は、所定の内部電圧VIL(3.3V)を生成する。
以上記述したように、本実施形態によれば、上記実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
(2−1)駆動制御部31aは、出力トランジスタT0pのゲート端子に抵抗R12を介して接続されたトランジスタT11と、出力トランジスタのゲート端子に直接接続されたトランジスタT12を有している。電圧検知回路34は、外部電圧VEXに応じて、トランジスタT12のソース端子をグランドGNDに対して接離する。高い外部電圧VEXが供給されるとき、トランジスタT11のオンオフによって出力トランジスタT0pのゲート電圧が制御され、出力トランジスタT0pがオンオフする。低い外部電圧VEXが供給されるとき、トランジスタT11では出力トランジスタT0pをオンさせることができない場合がある。この点、トランジスタT12は出力トランジスタT0pのゲート端子に直接的に接続されているため、出力トランジスタT0pのゲート電圧をグランドGNDレベルまで引き下げる。これにより、低い外部電圧VEXに応じて出力トランジスタT0pをオンオフ制御することができる。
(2−2)電源回路33aは、第1降圧回路51、第2降圧回路52、電圧検知回路53を有している。電圧検知回路53は、高い外部電圧VEXに応じてトランジスタT33をオフする。これによって、第2降圧回路52は、第1降圧回路51により供給される内部電圧VIHに基づいて内部電圧VILを生成する。低い外部電圧VEXが供給されるとき、第1降圧回路51な所定の内部電圧VIHを生成することが出来ない場合がある。電圧検知回路53は、低い外部電圧VEXに応じてトランジスタT33をオンする。これにより、外部電圧VEXが内部電圧VIHとして第2降圧回路52に供給され、第2降圧回路52から所定の内部電圧VILを生成することができる。
(第三実施形態)
なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明を省略する。
図14(a)は本実施形態の出力回路23bの一部であり、出力トランジスタT0pの制御に係る回路部分を示す。
駆動制御部31bは、第一実施形態の部材に加え、トランジスタT13、抵抗R17,R18、コンデンサC11を有している。トランジスタT13は、たとえばPチャネルMOSトランジスタである。
バッファ回路41の出力端子は、コンデンサC11を介してトランジスタT13のゲート端子に接続されている。コンデンサC11には抵抗R18が並列に接続されている。トランジスタT13のゲート端子は抵抗R17により外部電圧VEXにプルアップされている。トランジスタT13のソース端子には外部電圧VEXが供給され、トランジスタT13のドレイン端子は出力トランジスタT0pのゲート端子に接続されている。
この出力回路23bの作用を説明する。
図14(b)に示すように、トランジスタT11のゲート電圧V11は、図14(a)に示すバッファ回路41の出力信号に基づいてHレベルであり、トランジスタT11はオンしている。このとき、トランジスタT13のゲート端子は抵抗R17により外部電圧VEXにプルアップされているため、ゲート電圧V13は外部電圧VEXレベルとなり、トランジスタT13はオフしている。図14(a)に示す出力トランジスタT0pのゲート電圧は、オンしたトランジスタT11によりしきい値電圧より低くなり、出力トランジスタT0pはオンしている。
バッファ回路41からLレベルの信号が出力されると、図14(b)に示すように、トランジスタT11のゲート電圧V11はLレベルとなり、トランジスタT11がオフする。このとき、トランジスタT13のゲート電圧V13は、コンデンサC11により引き下げられてLレベルとなり、トランジスタT13がオンする。このオンしたトランジスタT13により、図14(a)に示す出力トランジスタT0pのゲート端子に外部電圧VEXが供給され、出力トランジスタT0pがオフする。
トランジスタT13が無い場合、つまりトランジスタT11をオープンドレインにて使用する場合、出力トランジスタT0pのゲート電圧は、ゲート端子を外部電圧VEXにプルアップする抵抗R11により上昇する。出力トランジスタT0pは、ゲート端子とソース端子との間に寄生容量を含み、その寄生容量と抵抗R11の抵抗値に応じてゲート電圧が徐々に上昇する。このため、バッファ回路41に供給される制御信号S0pの変化に対して、出力トランジスタT0pのオフするタイミングに遅れが生じる。
これに対し、本実施形態では、トランジスタT13により出力トランジスタT0pのソース端子とゲート端子の間を短絡する。したがって、出力トランジスタT0pのゲート電圧は速やかに上昇し、出力トランジスタT0pがオフする。
そして、トランジスタT13のゲート端子は抵抗R17により外部電圧VEXにプルアップされている。したがって、トランジスタT13のゲート電圧V13は、抵抗R17に流れる電流によって外部電圧VEXまで上昇し、トランジスタT13がオフする。
つまり、このトランジスタT13は、制御信号S0pの変化に応じて一定期間オンし、出力トランジスタT0pをオフする。
なお、図14(b)において、トランジスタT13のゲート電圧V13は、図14(a)に示すバッファ回路41の出力信号SS0pがLレベルからHレベル(内部電圧VILレベル)へと変化するとき、その信号に基づいて一定期間、外部電圧VEXより高くなる。しかし、このゲート電圧V13の変化は、出力トランジスタT0pの動作に影響しないため、図14(b)では省略している。
以上記述したように、本実施形態によれば、上記実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
(3−1)駆動制御部31bは、出力トランジスタT0pのゲート端子と高電位側外部端子YHの間に接続されたトランジスタT13を有している。トランジスタT13のゲート端子にはコンデンサC11の一端が接続され、コンデンサC11の他端には、バッファ回路41から出力される信号SS0pが供給される。バッファ回路41からHレベルの信号SS0pが出力されるとき、出力トランジスタT0pのゲート端子に抵抗R12を介して接続されたトランジスタT11がオンし、出力トランジスタT0pをオンする。そして、バッファ回路41からLレベルの信号SS0pが出力されると、トランジスタT11はオフする。このとき、トランジスタT12のゲート電圧はコンデンサC11により一時的に引き下げられ、トランジスタT12がオンする。トランジスタT12は出力トランジスタT0pのソース端子とゲート端子との間を短絡する。これにより出力トランジスタT0pのゲート電圧が速やかに外部電圧VEXレベルとなり、出力トランジスタT0pがオフする。このように、出力トランジスタT0pを速やかにオフする、つまり制御の高速化を図ることができる。
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記各実施形態において、制御回路21は、16ビットの出力信号Sout(S0〜S15)を出力する。これを、時分割、たとえば16ビットの出力信号を8ビット毎に2回に分けて、クロック信号に同期して出力するようにしてもよい。この場合、出力回路23は、クロック信号に同期して2サイクルにて入力した出力信号に基づいて、出力端子Y0〜Y15の出力部320〜32Fを駆動する。このように、時分割にて出力信号を制御回路21から駆動制御部31(31a,31b)に供給することで、アイソレータの数を少なくし、出力回路が占める面積を低減することができる。
・上記各実施形態において、出力信号Soutのビット数、出力端子PO(Y0〜Y15)の数、等は一例であり、適宜変更してもよい。
・上記各実施形態では、出力回路23と入力回路22を含むI/Oユニット12(図2参照)としたが、入力回路を含まない出力ユニットとしてもよい。
10…プログラマブルコントローラ、11…CPUユニット(制御ユニット)、12…I/Oユニット(出力ユニット)、23…出力回路、31…駆動制御部、320〜32F…出力部、33…電源回路、K0p,K0n…駆動信号、S0〜S15…入力信号(出力信号)、T0p…出力トランジスタ(第1出力トランジスタ)、T0n…出力トランジスタ(第2出力トランジスタ)、Y0〜Y16…出力端子、YH…高電位側外部端子、YL…低電位側外部端子。

Claims (10)

  1. 出力端子に接続される負荷装置を駆動する出力回路であって、
    入力信号と動作モードとに基づいて第1制御信号と第2制御信号とを生成する駆動制御部と、
    高電位側外部端子と出力端子との間に接続され、前記第1制御信号に基づいてオンオフする第1出力トランジスタと、低電位側外部端子と前記出力端子との間に接続され、前記第2制御信号に基づいてオンオフする第2出力トランジスタと、を含む出力部と、
    を含み、
    前記高電位側外部端子と前記低電位側外部端子の間には、前記負荷装置を動作させるための外部電源が接続され、
    前記駆動制御部は、前記動作モードとしてオープン出力モードまたはプッシュプル出力モードが設定され、前記オープン出力モードに基づいて前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタのいずれか一方を常時オフし、いずれか他方を前記入力信号に応じてオンオフ制御し、前記プッシュプル出力モードに基づいて、前記入力信号に応じて前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタを相補的にオンオフ制御すること、
    を特徴とする出力回路。
  2. 前記駆動制御部には、正論理モードまたは負論理モードが設定され、
    前記駆動制御部は、前記入力信号に基づいて、前記出力端子の論理値を設定された前記正論理モードまたは前記負論理モードに応じた論理値とするように前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタをオンオフ制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の出力回路。
  3. 複数の出力端子にそれぞれ接続された複数の出力部を有し、
    前記駆動制御部には、前記出力端子に対する前記入力信号の割り付けを示す割付情報が設定され、
    前記駆動制御部は、前記割付情報に基づいて、前記入力信号に対応する前記出力端子に接続された前記第1出力トランジスタと前記第2出力トランジスタを前記動作モードに応じて制御すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の出力回路。
  4. 前記外部電源により供給される外部電圧を降圧して前記駆動制御部の動作電圧を生成する電源回路を有し、
    前記駆動制御部は、前記入力信号に基づいて前記動作電圧のレベルの内部信号を生成し、前記内部信号をレベルシフトして前記外部電圧に応じたレベルの前記第1制御信号を生成すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の出力回路。
  5. 前記電源回路は、
    前記外部電圧を降圧する第1降圧回路と、
    前記電源回路は、前記外部電圧と電圧しきい値とを比較し、比較結果に基づいて前記外部電圧が供給されるスイッチをオンオフし、前記電圧しきい値より低い前記外部電圧を出力する電圧検知回路と、
    前記第1降圧回路の出力電圧または前記電圧検知回路の出力電圧を内部電圧とし、前記内部電圧を降圧して前記動作電圧を生成する第2降圧回路と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の出力回路。
  6. 前記駆動制御部は、
    前記第2出力トランジスタの制御端子に一端が接続され、他端に前記内部電圧が供給される第3抵抗と、
    前記第2出力トランジスタの制御端子に第4抵抗を介して出力端子が接続され、前記動作電圧に基づいて動作し、前記入力信号に応じた信号を出力するCMOS論理回路と、
    を有することを特徴とする請求項4または5に記載の出力回路。
  7. 前記駆動制御部は、
    前記第1出力トランジスタの制御端子と前記高電位側外部端子との間に接続された第1抵抗と、
    第1端子が第2抵抗を介して前記第1出力トランジスタの制御端子に接続され、第2端子が前記低電位側外部端子に接続され、制御端子に内部信号が供給される第1トランジスタと、
    第1端子が前記第1出力トランジスタの制御端子に接続され、制御端子に前記内部信号が供給される第2トランジスタと、
    電圧しきい値が設定され、前記電圧しきい値に基づいて前記外部電圧を検知し、前記外部電圧に応じて前記第2トランジスタの第2端子を前記低電位側外部端子に対して接離する電圧検知回路と、
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の出力回路。
  8. 前記駆動制御部は、
    前記第1出力トランジスタの制御端子と前記高電位側外部端子との間に接続された第1抵抗と、
    第1端子が第2抵抗を介して前記第1出力トランジスタの制御端子に接続され、第2端子が前記低電位側外部端子に接続され、制御端子に内部信号が供給される第1トランジスタと、
    前記高電位側外部端子と前記第1出力トランジスタの制御端子との間に接続された第2トランジスタと、
    前記高電位側外部端子と前記第2トランジスタの制御端子との間に接続された第3抵抗と、
    前記第2トランジスタの制御端子と前記第1トランジスタの制御端子との間に接続された第4抵抗と、
    前記第2トランジスタの制御端子と前記第1トランジスタの制御端子との間に接続されたコンデンサと、
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の出力回路。
  9. 負荷装置を駆動する出力ユニットであって、
    前記負荷装置を駆動するための外部電源が接続される高電位側外部端子及び低電位側外部端子と、
    前記負荷装置が接続される出力端子と、
    前記出力端子に接続された請求項1〜8のいずれか一項に記載の出力回路と、
    を有すること、
    を特徴とする出力ユニット。
  10. 請求項9に記載の出力ユニットと、
    前記出力ユニットを制御する制御ユニットと、
    を有するプログラマブルコントローラ。
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