JP2017085073A - プリント回路基板及びプリント回路基板の製造方法 - Google Patents

プリント回路基板及びプリント回路基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017085073A
JP2017085073A JP2016057434A JP2016057434A JP2017085073A JP 2017085073 A JP2017085073 A JP 2017085073A JP 2016057434 A JP2016057434 A JP 2016057434A JP 2016057434 A JP2016057434 A JP 2016057434A JP 2017085073 A JP2017085073 A JP 2017085073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
via connection
core
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016057434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6870184B2 (ja
Inventor
カン ミュン−サム
Myung-Sam Kang
カン ミュン−サム
コ ヨン−グヮン
Young-Gwan Ko
コ ヨン−グヮン
ミン タエ−ホン
Tae-Hong Min
ミン タエ−ホン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electro Mechanics Co Ltd filed Critical Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Publication of JP2017085073A publication Critical patent/JP2017085073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6870184B2 publication Critical patent/JP6870184B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】熱による変形率を最小化したプリント回路基板及びプリント回路基板の製造方法を提供する。【解決手段】本発明のプリント回路基板1000は、ビア接続部120及びビア接続部とは異なる材料を含み、ビア接続部と離隔して配置される補強部110を備えたコア100と、ビア接続部と補強部とを絶縁させ、コアをカバーする絶縁部200と、ビア接続部に接続するように絶縁部を貫通して形成されたビア300と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、プリント回路基板及びプリント回路基板の製造方法に関する。
プリント回路基板に実装される電子素子は高性能化が進み、これにより電子素子から発生する熱はますます増加している。電子素子から発生する熱が効率的に放熱されないと電子素子の性能が低下することになる。
一方、プリント回路基板の薄型化によりプリント回路基板の厚さはますます薄くなっており、電子素子からプリント回路基板に伝達された熱が効率的に除去されないと、プリント回路基板に変形を生じさせることになる。
したがって、電子素子から発生した熱を効率的に除去し、素子から伝達された熱による変形を防止できるプリント回路基板に関する研究が行われている。
韓国公開特許第10−2005−0025859号公報
本発明の実施例によれば、電子素子から発生した熱を効率的に除去できるプリント回路基板が提供される。
また、本発明の実施例によれば、電子素子から伝達された熱による変形率を最小化したプリント回路基板が提供される。
本発明の第1実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第2実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第3実施例に係るプリント回路基板を示す図である。 本発明の第1実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための一工程を示す図である。 図4の工程の次の工程を示す図である。 図5の工程の次の工程を示す図である。 図6の工程の次の工程を示す図である。 図7の工程の次の工程を示す図である。 図8の工程の次の工程を示す図である。 本発明の第2実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための製造工程中の一部を示す図である。 本発明の第2実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための製造工程中の一部を示す図である。 本発明の第3実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための製造工程中の一部を示す図である。 本発明の第3実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するための製造工程中の一部を示す図である。
本願で用いた用語は、ただ特定の実施例を説明するために用いたものであって、本発明を限定するものではない。単数の表現は、文の中で明白に言及しない限り、複数の表現を含む。本願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、またはこれらを組み合わせたものの存在を指定するものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除するものではないことを理解しなくてはならない。また、明細書全体で、「上に」というのは、対象部分の上または下に位置することを意味し、必ずしも重力方向を基準にして上側に位置することを意味するものではない。
また、「結合」とは、各構成要素間の接触関係において、各構成要素の間に物理的に直接接触する場合のみを意味するものではなく、他の構成が各構成要素の間に介在され、その他の構成に構成要素がそれぞれ接触している場合まで包括する概念として使用する。
図に示されている各構成の大きさや厚さは、説明の便宜のために任意に示したものであって、本発明が必ずしも図示されものに限定されることはない。
以下、本発明によるプリント回路基板及びプリント回路基板の実施例を添付図面を参照して詳細に説明し、添付図面を参照して説明するに当たって、同一または対応する構成要素には同一の図面番号を付し、これに対する重複説明を省略する。
<プリント回路基板>
第1実施例
図1は、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図1を参照すると、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板1000は、コア100と、絶縁部200と、ビア300と、を含む。
コア100は、本実施例に係るプリント回路基板1000の中心部に形成されることができる。コア100は、補強部110、ビア接続部120、及び補強部110とビア接続部120とを分離する切断部130、を含む。
補強部110は、本実施例に係るプリント回路基板1000に剛性を付与し、本実施例に係るプリント回路基板1000の反りを防止することができる。よって、補強部110は、ビア接続部120とは異なる材料を用いてもよく、一定以上の剛性及び一定以下の熱膨脹係数を有する第1金属を含むことができる。
第1金属はインバー(Invar)であってもよいが、これに限定されない。すなわち、第1金属としては、本実施例に係るプリント回路基板1000に要求される剛性及び熱膨脹係数を満足すれば、インバー(Invar)以外の金属を用いることもできる。
本実施例で補強部110は、剛性に優れた第1金属で形成される剛性補強層111と、熱伝導度に優れた第2金属で形成され、剛性補強層111上に積層される放熱層113とを含む。ここで、第2金属は、銅(Cu)であってもよいが、これに限定されない。すなわち、第2金属としては、本実施例に係るプリント回路基板1000に要求される熱伝導度を満足すれば、銅(Cu)以外の金属を用いることができる。
本実施例で剛性補強層111と放熱層113とは交互に積層されることができる。具体的に補強部110は、下部から第2金属/第1金属/第2金属の順に順次積層された構造であってもよい。この場合、補強部110は、両面に放熱に有利な第2金属を含むので、本実施例に係るプリント回路基板1000は、電子部品から伝達される熱を基板の水平方向に迅速に放熱することができる。
一方、より高い強度補強のために補強部110は、下部から第1金属/第2金属/第1金属の順に順次積層された構造であってもよい。
ビア接続部120は、絶縁部200を貫通するビア300に接続する部分であって、本実施例に係るプリント回路基板1000においては、伝達される熱を効率的に放出させるために一定以上の熱伝導度を有する金属で形成することができる。また、本実施例では、ビア接続部120の上部及び下部にそれぞれビア300が接続することができる。これにより、一側ビア300を介して伝達された熱は、熱伝導度の高いビア接続部120を介して他側ビアに迅速に放出されることができる。すなわち、本実施例に係るプリント回路基板1000は、電子部品から伝達される熱を、基板を通過する方向に迅速に放熱させることができる。ここで、ビア接続部120を構成する金属は、銅(Cu)であってもよいが、これに限定されない。すなわち、本実施例に係るプリント回路基板1000に要求される熱伝導度を満足すれば、銅(Cu)以外の他の金属を用いることができる。
一方、ビア接続部120は、基板の剛性を補強するためにインバー(Invar)をさらに含むことができる。ここで、ビア接続部120は、インバー(Invar)と銅(Cu)とが交互に積層された多層構造に形成されることができる。
切断部130は、補強部110とビア接続部120とを分離する。すなわち、切断部130は、コア100を貫通することにより、電気伝導の性質を有する補強部110とビア接続部120とを物理的に分離する。切断部130には、後述する絶縁部200が形成され、絶縁部200は、切断部130に形成されて補強部110とビア接続部120とを電気的に分離(絶縁)する。
一方、図1には、3つの補強部110及び2つのビア接続部120が図示されており、隣接する補強部110の間にビア接続部120が形成されているが、これは例示に過ぎない。すなわち、コア100に含まれる補強部110とビア接続部120の数、及び補強部110とビア接続部120との配置構造は、任意にまたは必要によって変更可能である。例えば、複数の補強部110を用いてビア接続部120を取り囲むように配置することができる。これにより、ビア300を介してビア接続部120に伝達される熱が、隣接したビア接続部120を介して迅速に放熱されることができる。
絶縁部200は、コア100をカバーし、補強部110とビア接続部120とを絶縁させるように切断部130にも形成される。絶縁部200は、通常の絶縁樹脂を用いて形成することができる。すなわち、絶縁部200は、補強材が含浸された絶縁樹脂(プリプレグ)または無機フィラーが含有された絶縁樹脂(ビルドアップフィルム)であってもよい。また、絶縁部200は、熱硬化性樹脂または感光性樹脂を含むことができる。
ビア300は、コア100に接続するように絶縁部200を貫通して形成される。図1に示すように、ビア300は、コア100のビア接続部120に接続することができる。ビア300は、熱伝導度に優れた銅(Cu)で形成できるが、これに限定されない。ビア300を構成する物質と第2金属とが同じである場合、コア100とビア300との結合力を増加させることができる。
ビア300はコア100に接続され、本実施例に係るプリント回路基板1000に伝達された熱を上部または下部に放熱することができる。例として、本実施例に係るプリント回路基板1000の上部に電子部品が実装された場合、電子部品から発生した熱は、ビア300とビア接続部120を経て下部に放熱されることができる。
ビア300の下部の大きさは、ビア接続部120の上部より小さく形成されてもよい。この場合、工程間で発生する公差により、絶縁部200に形成されるビア300の位置が当初目標の絶縁部200の位置を外れてもビア接続部120に接続されることができる。
一方、図1には、ビア300がビア接続部120にのみ接続していることを図示したが、これは例示に過ぎない。すなわち、ビア300は、ビア接続部120だけではなく補強部110にも接続することができる。この場合、電子部品で発生した熱が補強部110を介しても伝達されるので、本実施例に係るプリント回路基板1000の放熱機能を向上させることができる。
また、図1には示されていないが、絶縁部200の上部及び下部のうちの少なくともいずれか一方上には一つ以上のビルドアップ層が形成されることができる。
第2実施例
図2は、本発明の第2実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図2を参照すると、本発明の第2実施例に係るプリント回路基板2000は、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板1000と同様に、コア100、絶縁部200、及びビア300を含むが、補強部110が互いに異なる。
本実施例に係るプリント回路基板2000に適用する補強部110は、第1金属で形成される剛性補強層111と、第2金属で形成され、剛性補強層111をカバーするために剛性補強層111を取り囲む放熱層115とを含む。第1実施例と異なって、本実施例では、放熱層115が剛性補強層111の側面もカバーする。この場合、補強部110での相対的に熱伝導度に優れた第2金属が占める割合が増加するので、本実施例に係るプリント回路基板2000の放熱性能を向上させることができる。
第3実施例
図3は、本発明の第3実施例に係るプリント回路基板を示す図である。
図3を参照すると、本発明の第3実施例に係るプリント回路基板3000は、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板1000の構成と同様の構成を含み、電子素子400をさらに含む。
電子素子400は、絶縁部200に埋め込まれる。すなわち、電子素子400は、補強部110及びビア接続部120とともに絶縁部200に埋め込まれることができる。電子素子400は、ICチップ等の能動素子、またはキャパシター等の受動素子であってもよい。絶縁部200に埋め込まれる電子素子400は、絶縁部200との結合力の向上のために、外面に粗度が形成されてもよい。
電子素子400は、絶縁材に形成されたビア300と電子素子400の接続端子とを介して絶縁材の外部に形成された回路パターンに電気的及び/または熱的に接続することができる。
一方、図3には電子素子400が1つであるが、これは例示に過ぎず、複数の電子素子400が絶縁部200に埋め込まれることもできる。この場合、複数の電子素子400は、同種の電子素子400であってもよく、互いに異種の電子素子400であってもよい。
本実施例に係るプリント回路基板3000は、電子素子400を絶縁部200に埋め込むので、パッケージの厚さを薄型化できる。
<プリント回路基板の製造方法>
第1実施例
図4から図9は、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するために製造工程を順次示した図である。
図4から図6を参照すると、本実施例に係るプリント回路基板1000の製造方法は、補強部110、ビア接続部120、及び補強部110とビア接続部120とを分離する切断部130を含むコア100を形成するステップを含む。
コア100を形成するステップは、第1金属で形成された複数の埋め込み部材10を第2金属で形成した金属板20に埋め込んでコア金属板30を形成するステップと、キャリア部材40の一面にコア金属板30を付着するステップと、コア金属板30の一部を除去して切断部130を形成するステップと、を含むことができる。
先ず、図4を参照すると、コア金属板30を形成する。本実施例のコア金属板30は、剛性に優れた第1金属で形成された複数の埋め込み部材10が、熱伝導度に優れた第2金属で形成された金属板20に埋め込まれて形成される。中間部材(図示せず)を用いて複数の埋め込み部材10を離隔して配置した後、隣接する埋め込み部材10の間を含み埋め込み部材10の表面に沿って第2金属を形成することができる。金属板20は、メッキにより形成できるが、これに限定されない。すなわち、第2金属を含む金属ペーストを用いて金属板20を形成することもできる。
次に、図5に示すように、キャリア部材40の一面にコア金属板30を付着する。図5に示す点線は、図6に示す切断部130が形成される領域を示すものである。
その後、図6に示すように、コア金属板30に切断部130を形成する。コア金属板30に切断部130が形成されると、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板1000の補強部110及びビア接続部120が形成される。
切断部130は、コア金属板30を選択的にエッチングすることで形成することができる。この場合、コア金属板30上にエッチングレジストパターンが形成され、エッチングレジストパターンの開放部から露出したコア金属板30の領域をエッチングすることができる。
切断部130は、埋め込み部材10の側面が露出するようにコア金属板30に形成される。よって、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板1000の補強部110は、第1金属で形成される剛性補強層111と、第2金属で形成され、剛性補強層111の上面及び下面にそれぞれ積層される放熱層113と、を含む構造を有する。
図7及び図8を参照すると、本実施例に係るプリント回路基板1000の製造方法は、切断部130を充填する絶縁部200を形成するステップを含む。
先ず、図7に示すように、キャリア部材40の一面上に第1絶縁層210を形成した後、キャリア部材40を第1絶縁層210から除去する。
第1絶縁層210は、半硬化(B−stage)状態の通常の層間絶縁材を用いて形成することができる。すなわち、第1絶縁層210は、ガラス繊維が含浸された絶縁材(プリプレグ)、またはフィラーが含有された絶縁材(ビルドアップフィルム等)を用いて形成することができる。また、第1絶縁層210は、熱硬化性樹脂または感光性樹脂で形成することもできる。
第1絶縁層210は、上記の絶縁材をキャリア部材40の一面上に積層した後、加熱及び加圧により形成できるが、これに限定されない。すなわち、第1絶縁層210は、液状の絶縁材をキャリア部材40の一面上に塗布し、その後、液状絶縁材を硬化させて形成することもできる。
第1絶縁層210が形成された後に、キャリア部材40を第1絶縁層210から除去することができる。
次に、図8に示すように、キャリア部材40が除去された第1絶縁層210の一面上に第2絶縁層230を形成する。第2絶縁層230は半硬化(B−stage)状態の通常の層間絶縁材を用いて形成することができる。すなわち、第2絶縁層230は、ガラス繊維が含浸された絶縁材(プリプレグ)またはフィラーが含有された絶縁材(ビルドアップフィルム等)を用いて形成することができる。また、第2絶縁層230は、熱硬化性樹脂または感光性樹脂で形成することもできる。
一方、第1絶縁層210と第2絶縁層230とは、同種の絶縁材で形成されてもよく、異種の絶縁材で形成されてもよい。前者の例として、第1絶縁層210と第2絶縁層230とをすべてビルドアップフィルムで形成することができる。後者の例として、第1絶縁層210をビルドアップフィルムで形成し、第2絶縁層230をプリプレグで形成することができる。また、第1絶縁層210は、熱硬化性樹脂で形成され、第2絶縁層230は感光性樹脂で形成されることができる。
図9を参照すると、本実施例に係るプリント回路基板1000の製造方法は、絶縁部200にビア300を形成するステップを含む。
ビア300は、絶縁部200にビアホールを形成した後、ビアホールに伝導性物質を充填して形成することができる。例として、絶縁部200にレーザードリルを用いてビアホールを形成し、ビアホールに伝導性物質をメッキしてビア300を形成することができる。しかし、ビアホールを形成する方法が上記の例に限定されることはない。すなわち、絶縁部200が感光性樹脂で形成される場合は、フォトリソグラフィによりビアホールを形成することもできる。また、ビアホールに伝導性物質を充填する方法が上記の例に限定されることはない。すなわち、ビアホールに伝導性ペーストを充填することでビア300を形成することもできる。
図9には示されていないが、ビアホールに伝導性物質が充填されると同時に絶縁部200の上面と下面のうちの少なくとも一方上に回路パターンが形成されることができる。
第2実施例
図10から図11は、本発明の第2実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するために製造工程の一部を示す図である。
図5と図10を参照すると、本実施例に係るプリント回路基板2000の製造方法は、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板1000の製造方法と比べて、選択的に除去するコア金属板30の領域及び面積が異なる。
すなわち、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板の製造方法においては、埋め込み部材10の側面が露出するようにコア金属板30を選択的に除去するが、本実施例に係るプリント回路基板の製造方法においては、埋め込み部材10の側面が露出しないようにコア金属板30を選択的に除去する。
図11を参照すると、熱伝導度に相対的に優れた第2金属が、埋め込み部材10を構成する第1金属をカバーする形態で製造されるので、放熱性能が向上されることができる。すなわち、本実施例に適用される補強部110は、第2金属で形成された放熱層115が第1金属で形成された剛性補強層111をカバーする構造を有する。
第3実施例
図12から図13は、本発明の第3実施例に係るプリント回路基板の製造方法を説明するために製造工程の一部を示す図である。
図5と図12を参照すると、本実施例に係るプリント回路基板3000の製造方法は、本発明の第1実施例に係るプリント回路基板1000の製造方法と比べて、選択的に除去するコア金属板30の領域及び面積が異なる。
すなわち、本実施例に係るプリント回路基板の製造方法においては、コア金属板30に電子素子400が装着されるキャビティ140を形成する。キャビティ140は、上述した切断部130の形成方法のうちのいずれか1つの方法を用いて形成することができる。
図13を参照すると、補強部110及びビア接続部120とともに電子素子400がキャリア部材40の一面上に付着できる。
電子素子400は、後続する工程により絶縁部に埋め込まれるので、本実施例で製造されるプリント回路基板3000は薄型化が可能となる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば特許請求の範囲に記載した本発明の思想から逸脱しない範囲内で、構成要素の付加、変更または削除等により本発明を多様に修正及び変更することができ、これも本発明の範囲内に含まれるといえよう。
10 埋め込み部材
20 金属板
30 コア金属板
40 キャリア部材
100 コア
110 補強部
111 剛性補強層
113、115 放熱層
120 ビア接続部
130 切断部
140 キャビティ
200 絶縁部
210 第1絶縁層
230 第2絶縁層
300 ビア
400 電子素子
1000、2000、3000 プリント回路基板

Claims (15)

  1. ビア接続部及び前記ビア接続部とは異なる材料を含み、前記ビア接続部と離隔して配置される補強部を備えたコアと、
    前記ビア接続部と前記補強部とを絶縁させ、前記コアをカバーする絶縁部と、
    前記ビア接続部に接続するように前記絶縁部を貫通して形成されたビアと、
    を含むプリント回路基板。
  2. 前記補強部は、
    第1金属で形成される剛性補強層と、
    第2金属で形成される放熱層と、を含む請求項1に記載のプリント回路基板。
  3. 前記剛性補強層と前記放熱層とが交互に積層される請求項2に記載のプリント回路基板。
  4. 前記放熱層は、前記剛性補強層をカバーするために前記剛性補強層を取り囲むように形成された請求項2に記載のプリント回路基板。
  5. 前記第1金属は、インバー(Invar)であり、前記第2金属は、銅(Cu)である請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  6. 前記ビア接続部は、銅(Cu)である請求項5に記載のプリント回路基板。
  7. 前記ビア接続部は、多層構造を有し、インバー(Invar)と銅(Cu)とが交互に積層された請求項5に記載のプリント回路基板。
  8. 前記絶縁部に埋め込まれた電子素子をさらに含む請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  9. 前記補強部に接続するビアをさらに含む請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  10. 前記補強部は複数であり、前記ビア接続部を取り囲むように配置される請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のプリント回路基板。
  11. ビア接続部、前記ビア接続部とは異なる材料を含む補強部、及び前記ビア接続部と前記補強部とを分離させる切断部を含むコアを形成するステップと、
    前記切断部に充填され、前記コアをカバーする絶縁部を形成するステップと、
    前記絶縁部を貫通し、前記ビア接続部に接続するビアを形成するステップと、
    を含むプリント回路基板の製造方法。
  12. 前記コアを形成するステップは、
    第1金属で形成される複数の埋め込み部材を、第2金属で形成された金属板に埋め込んでコア金属板を形成するステップと、
    キャリア部材の一面に前記コア金属板を付着するステップと、
    前記コア金属板の一部を除去して、前記切断部を形成するステップと、を含む請求項11に記載のプリント回路基板の製造方法。
  13. 前記第1金属は、インバー(Invar)であり、前記第2金属は、銅(Cu)である請求項12に記載のプリント回路基板の製造方法。
  14. 前記コア金属板に電子部品が装着されるように、前記コア金属板にキャビティを形成するステップをさらに含む請求項12または請求項13に記載のプリント回路基板の製造方法。
  15. 前記絶縁部を形成するステップは、
    キャリア部材の一面にコアを付着するステップと、
    前記切断部が充填されるように、前記キャリア部材に第1絶縁層を積層するステップと、
    前記キャリア部材を前記第1絶縁層から除去するステップと、
    前記キャリア部材が除去された前記第1絶縁層の一面上に第2絶縁層を形成するステップと、を含む請求項11から請求項14のいずれか1項に記載のプリント回路基板の製造方法。
JP2016057434A 2015-10-27 2016-03-22 プリント回路基板及びプリント回路基板の製造方法 Active JP6870184B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020150149501A KR20170048869A (ko) 2015-10-27 2015-10-27 인쇄회로기판 및 인쇄회로기판의 제조방법
KR10-2015-0149501 2015-10-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017085073A true JP2017085073A (ja) 2017-05-18
JP6870184B2 JP6870184B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=58712038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016057434A Active JP6870184B2 (ja) 2015-10-27 2016-03-22 プリント回路基板及びプリント回路基板の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6870184B2 (ja)
KR (1) KR20170048869A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108566729A (zh) * 2018-06-25 2018-09-21 Oppo广东移动通信有限公司 电路板组件及具有其的电子设备

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102573552B1 (ko) * 2021-10-20 2023-09-01 주식회사 심텍 Ald 공법을 이용한 반도체 패키지용 인쇄회로기판 및 그 반도체 패키지

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0773914A (ja) * 1993-04-16 1995-03-17 Dyconex Patente Ag 電気結線基板用コアおよびコアを備えた電気結線用基板、ならびにそれらの製造方法
JP2000138453A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線基板
JP2004031730A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Ngk Spark Plug Co Ltd 積層樹脂配線基板及びその製造方法、積層樹脂配線基板用金属板
JP2005251792A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Fujitsu Ltd 配線基板およびその製造方法
JP2008016844A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Samsung Electro Mech Co Ltd プリント基板及びその製造方法
JP2011176082A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Emprie Technology Development LLC 配線基板及びその製造方法
JP2013135168A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ibiden Co Ltd プリント配線板
JP2014082488A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd コア基板及びその製造方法並びにメタルビア用構造体

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0773914A (ja) * 1993-04-16 1995-03-17 Dyconex Patente Ag 電気結線基板用コアおよびコアを備えた電気結線用基板、ならびにそれらの製造方法
JP2000138453A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線基板
JP2004031730A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Ngk Spark Plug Co Ltd 積層樹脂配線基板及びその製造方法、積層樹脂配線基板用金属板
JP2005251792A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Fujitsu Ltd 配線基板およびその製造方法
JP2008016844A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Samsung Electro Mech Co Ltd プリント基板及びその製造方法
JP2011176082A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Emprie Technology Development LLC 配線基板及びその製造方法
JP2013135168A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Ibiden Co Ltd プリント配線板
JP2014082488A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd コア基板及びその製造方法並びにメタルビア用構造体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108566729A (zh) * 2018-06-25 2018-09-21 Oppo广东移动通信有限公司 电路板组件及具有其的电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
KR20170048869A (ko) 2017-05-10
JP6870184B2 (ja) 2021-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107787112B (zh) 具有电子元件的印刷电路板、其制造方法及电子元件模块
KR102222608B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2008198999A (ja) 電子素子内蔵印刷回路基板及びその製造方法
KR101181105B1 (ko) 방열회로기판 및 그 제조 방법
KR101506794B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR20140086824A (ko) 배선 기판의 제조 방법
KR100816324B1 (ko) 칩 내장형 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR102425754B1 (ko) 전자부품 내장 인쇄회로기판
JP2010062199A (ja) 回路基板
TWI581688B (zh) 內埋式元件封裝結構及其製作方法
JP6870184B2 (ja) プリント回路基板及びプリント回路基板の製造方法
JP6587795B2 (ja) 回路モジュール
KR100888561B1 (ko) 능동소자 내장형 인쇄회로기판 제조 방법
WO2012140964A1 (ja) 電子部品内蔵フレキシブル多層基板
KR101092945B1 (ko) 패키지 기판, 이를 구비한 전자소자 패키지, 및 패키지 기판 제조 방법
JP2006049762A (ja) 部品内蔵基板及び部品内蔵基板の製造方法
JP6562483B2 (ja) プリント回路基板
JP2010258335A (ja) 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法
KR102642917B1 (ko) 회로 기판 및 그 제조방법
JP2007243079A (ja) 放熱型プリント配線板及びその製造方法
JP6586814B2 (ja) 配線基板及びその製造方法、並びに電子装置
KR20150052496A (ko) 회로기판의 방열범프 형성방법
JP2015070169A (ja) 配線基板および配線基板製造方法
JP2014220429A (ja) 多層基板およびこれを用いた電子装置
JP5601413B2 (ja) 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200721

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210217

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210217

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210226

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6870184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250