JP2017084666A - 角形蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】捲回電極群の表面等に付着している金属等の異物が、扁平捲回電極群の各湾曲部に形成される開口部から捲回電極群内部に混入して、内部短絡が発生するのを抑制する角形蓄電素子の提供。
【解決手段】正極電極、負極電極およびセパレータを有し、正・負極電極およびセパレータが捲回軸方向に直交する方向の両端に湾曲部3aを有するように捲回された捲回電極群と、正・負極電極の一側縁または他側縁のそれぞれが束ねて接合される接合用部材とを備え、正・負極電極のそれぞれには、少なくとも湾曲部3aの端面中央に、捲回電極群の外部に連通する電極箔隙間が形成され、捲回電極群に、電極箔隙間の外部に連通する開口部61aを覆う多孔質フィルム50が固定されている角形蓄電素子。
【選択図】図6

Description

本発明は、角形蓄電素子に関する。
角形リチウムイオン二次電池等の角形二次電池では、帯状の正極と負極とをセパレータを介して重ねて捲回してなる捲回電極群と、電解液とが角形の容器内に収容されている。捲回電極群の捲回軸方向の一方および他方の側端に、正極電極と負極電極のそれぞれの未塗工部がセパレータから露出され、露出された未塗工部がそれぞれ正極集電体または負極集電体に溶接されている。このような構造とすることで、簡便な構成を可能にし、かつ電極端子や正・負極集電体に至る通電経路を短くし、接続抵抗を小さくして高出力が得られる。
このような角形二次電池では、電池内部に金属異物が混入すると内部短絡を生じ電池に不具合を引き起こす可能性がある。この対応の一例として、捲回電極群を袋状に形成した絶縁材料で覆う構造とした電池が知られている。絶縁材料としては、電解液を流通し得る細孔を有する多孔質材料が用いられている。この構造により、電池蓋の注液口から電解液を注入する際、電解液に導電性異物が混入していても、捲回電極群の内部短絡を防止することができると記載されている。
特開2009−301892号公報
特許文献1に記載の技術では、捲回電極群の表面等に付着している金属等の異物は、袋状の多孔質フィルム内に収容されることになる。袋状の多孔質フィルム内に収容された異物は、電解液と共に捲回電極群の開口部から、捲回電極群の内部に混入する可能性がある。これにより、捲回電極群の内部で短絡を生じ、電圧低下等の電池の不具合を引き起こす可能性がある。
本発明の一態様によると、角形蓄電素子は、正極電極、負極電極およびセパレータを有し、前記正極電極の一側縁および前記負極電極の前記一側縁に対向する他側縁のそれぞれが前記セパレータから露出する箔露出部を有するように積層され、前記正極電極、前記負極電極、前記セパレータが捲回軸方向に直交する方向の両端に湾曲部を有するように捲回された捲回電極群と、前記正極電極の前記一側縁および前記負極電極の前記他側縁のそれぞれが束ねて接合される接合用部材とを備え、前記正極電極および前記負極電極のそれぞれには、少なくとも前記湾曲部の端面中央に、前記捲回電極群の外部に連通する電極箔隙間が形成され、前記捲回電極群に、前記電極箔隙間の外部に連通する開口部を覆う多孔質フィルムが固定されている。
本発明によれば、捲回電極群の表面等に付着している異物が捲回電極群の湾曲部内部の電極箔隙間に混入するのを抑制することができる。
本発明の角形蓄電素子の実施形態1としての角形二次電池の外観斜視図。 図1に図示された角形二次電池の分解斜視図。 図2に図示された角形二次電池の分解斜視図において、電池蓋を組付けた状態を示す斜視図。 図2に図示された捲回電極群の一部を展開した状態を示す分解斜視図。 捲回電極群の負極側における湾曲部に多孔質フィルムを固定した状態を示す外観斜視図。 図5における領域VIの詳細図。 本発明の実施形態2を示し、捲回電極群の負極側における湾曲部に多孔質フィルムを固定した状態を示す外観斜視図。 図7にける領域VIIIの詳細図。
−実施形態1−
以下、本発明の角形蓄電素子の実施形態1を図1〜図6を参照して説明する。
なお、以下では、角形蓄電素子としてリチウムイオン角形二次電池を例として説明する。
図1は、角形二次電池100の外観斜視図である。
角形二次電池100は、電池缶1および電池蓋6を備え、扁平型に形成されている。電池缶1は、相対的に面積の大きい一対の対向する幅広側面1bと、相対的に面積の小さい一対の対向する幅狭側面1cと、底面1dとを有し、その上方に開口部1a(図2参照)を有する。
電池缶1内には、捲回電極群3(図2参照)が収容され、電池缶1の開口部1aが電池蓋6によって封止されている。電池蓋6は略矩形平板状であって、電池缶1の上方の開口部1aを塞ぐように溶接されて電池缶1が封止されている。電池蓋6には、正極外部端子14と、負極外部端子12が設けられている。正極外部端子14と負極外部端子12を介して捲回電極群3に充電され、また外部負荷に電力が供給される。電池蓋6には、ガス排出弁10が一体的に設けられ、電池缶1と電池蓋6により構成される電池容器の内部の圧力が上昇すると、ガス排出弁10が開いて内部からガスが排出され、電池容器内の圧力が低減される。これによって、角形二次電池100の安全性が確保される。
図2は、図1に図示された角形二次電池の分解斜視図であり、図3は、図2に図示された角形二次電池の分解斜視図において、電池蓋を組付けた状態を示す斜視図である。
角形二次電池100の電池缶1は、矩形の底面1dと、底面1dから立ち上がる角筒状の幅広側面1bおよび幅狭側面1cと、幅広側面1bおよび幅狭側面1cの上端で上方に向かって開放された開口部1aとを有している。電池缶1内には、絶縁材からなる保護フィルム2を介して捲回電極群3が収容されている。
捲回電極群3は、扁平形状に捲回されており、捲回軸方向と直交する方向(y方向)の両端に形成された断面半円形状の一対の湾曲部3a、3bと、これら一対の湾曲部3a、3bの間に連続して形成される一対の扁平面3cとを有している。なお、以下の説明において、捲回軸方向を図示のx方向とし、捲回軸に直交する方向を図示のy方向とする。捲回電極群3は、捲回軸方向(x方向)の両側部を電池缶1の幅広側面1bの内面および幅狭側面1cの内面に沿わせながら、湾曲部3bを下方にして電池缶1内に挿入され、上方の湾曲部3a側が電池缶1の開口部1a側に配置される。なお、図3では、保護フィルム2は折畳まれて電池缶1内に収容された状態となっている。
捲回電極群3の正極金属箔露出部34c(図4も参照)は、正極集電板44を介して電池蓋6に設けられた正極外部端子14と電気的に接続されている。また、捲回電極群3の負極金属箔露出部32c(図4も参照)は、負極集電板24を介して電池蓋6に設けられた負極外部端子12と電気的に接続されている。これにより、正極集電板44および負極集電板24を介して捲回電極群3から外部負荷へ電力が供給され、正極集電板44および負極集電板24を介して捲回電極群3へ外部発電電力が供給され充電される。
正極集電板44と負極集電板24、及び正極外部端子14と負極外部端子12を、それぞれ電池蓋6から電気的に絶縁するために、ガスケット5および絶縁板7が電池蓋6に設けられている。電池蓋6には、電池容器内に電解液を注入するための注液口9が穿設されている。注液口9から電池缶1内に電解液を注入した後、電池蓋6に注液栓11をレーザ溶接により接合して注液口9を封止し、角形二次電池100を密閉する。
ここで、正極外部端子14および正極集電板44の形成素材としては、例えばアルミニウム合金が挙げられ、負極外部端子12および負極集電板24の形成素材としては、例え
ば銅合金が挙げられる。また、絶縁板7およびガスケット5の形成素材としては、例えばポリブチレンテレフタレートやポリフェニレンサルファイド、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂等の絶縁性を有する樹脂材が挙げられる。
電池容器内に注入される電解液としては、例えばエチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に6フッ化リン酸リチウム(LiPF)等のリチウム塩が溶解された非水電解液を適用することができる。
正極外部端子14、負極外部端子12は、バスバー等に溶接接合される溶接接合部を有している。溶接接合部は、電池蓋6から上方に突出する直方体のブロック形状を有しており、下面が電池蓋6の表面に対向し、上面が所定高さ位置で電池蓋6と平行になる構成を有している。
正極接続部14a、負極接続部12aは、正極外部端子14、負極外部端子12の下面からそれぞれ突出して先端が電池蓋6の正極側貫通孔46、負極側貫通孔26に挿入可能な円柱形状を有している。正極接続部14a、負極接続部12aは、電池蓋6を貫通して、それぞれ、正極集電板44の正極集電板基部41、負極集電板24の負極集電板基部21よりも電池缶1の底面1d側に向けて突出される。この突出した状態で、正極接続部14aおよび負極接続部12aは、先端がかしめられる。これにより、正極外部端子14と正極集電板44とが、また、負極外部端子12と負極集電板24とが電池蓋6に一体に固定される。正極外部端子14および負極外部端子12のそれぞれと電池蓋6との間には、ガスケット5が介在される。また、正極集電板44および負極集電板24のそれぞれと電池蓋6との間には、絶縁板7が介在される。これにより、正極集電板44および正極外部端子14は電池蓋6と絶縁されている。また、負極集電板24および負極外部端子12は電池蓋6と絶縁されている。
正極集電板44は、電池蓋6の下面に対向して配置される矩形板状の正極集電板基部41を有する。また、正極集電板44は、正極集電板基部41の側端で折曲されて、電池缶1の幅広側面1bに沿って底面1d側に向かって延出される正極側接続端部42を有している。正極側接続端部42は、捲回電極群3の正極金属箔露出部34cに対向して重ね合わされた状態で接続される。
同様に、負極集電板24は、電池蓋6の下面に対向して配置される矩形板状の負極集電板基部21を有する。また、負極集電板24は、負極集電板基部21の側端で折曲されて、電池缶1の幅広側面1bに沿って底面1d側に向かって延出される負極側接続端部22を有している。負極側接続端部22は、捲回電極群3の負極金属箔露出部32cに対向して重ね合わされた状態で接続される。
正極集電板基部41、負極集電板基部21のそれぞれには、正極接続部14a、負極接続部12aが挿通される正極側開口穴43、負極側開口穴23がそれぞれ形成されている。
捲回電極群3の扁平面3cに沿う方向でかつ捲回電極群3の捲回軸方向に直交する方向(y方向)を中心軸方向として前記捲回電極群3の周囲には保護フィルム2が巻き付けられている。保護フィルム2は、例えばPP(ポリプロピレン)などの合成樹脂製の一枚のシートまたは複数のフィルム部材からなり、捲回電極群3の扁平面3cと平行な方向でかつ捲回軸方向に直交する方向(y方向)を巻き付け中心として捲回電極群3を巻き付けることができる長さを有している。
図4は、捲回電極群3の一部を展開した状態を示す分解斜視図である。
捲回電極群3は、負極電極32と正極電極34との間にセパレータ33、35を積層して扁平状に捲回することによって構成されている。捲回電極群3は、最外周の電極が負極電極32であり、さらにその外周側にセパレータ33、35が捲回される。セパレータ33、35は、正極電極34と負極電極32との間を絶縁する役割を有している。
正極電極34は、正極集電体である正極金属箔34aの表裏両面に正極活物質合剤が塗布された正極合剤層34bを有する。正極金属箔34aの幅方向(x方向)の一方側の端部には、正極活物質合剤が塗布されていない正極金属箔露出部34cが設けられている。負極電極32は、負極集電体である負極金属箔32aの表裏両面に負極活物質合剤が塗布された負極合剤層32bを有する。負極金属箔32aの幅方向(x方向)の他方側の端部には、負極活物質合剤が塗布されていない負極金属箔露出部32cが設けられている。正極金属箔露出部34cと負極金属箔露出部32cは、正・負極金属箔34a、32aの金属面が露出した領域であり、捲回軸方向の一方側と他方側の位置に配置されるように捲回される。
負極電極32の負極合剤層32bは、正極電極34の正極合剤層34bよりも幅方向(x方向)に大きく、これにより正極合剤層34bは、必ず負極合剤層32bに挟まれるように構成されている。正極金属箔露出部34c、負極金属箔露出部32cは、それぞれ、束ねられて溶接等により接合される。尚、セパレータ33、35は幅方向(x方向)で負極合剤層32bよりも広いが、セパレータ33、35は、正極金属箔露出部34c、負極金属箔露出部32cが露出する位置に積層されるため、束ねて溶接する場合の支障にはならない。
負極電極32に関しては、負極活物質として非晶質炭素粉末100重量部に対して、結着剤として10重量部のポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFという。)を添加し、これに分散溶媒としてN−メチルピロリドン(以下、NMPという。)を添加、混練した負極合剤を作製した。この負極合剤を厚さ10μmの銅箔(負極金属箔)の両面に溶接部(負極未塗工部)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス、裁断工程を経て、銅箔を含まない負極活物質塗布部厚さ70μmの負極電極32を得た。
尚、本実施形態では、負極活物質に非晶質炭素を用いる場合について例示したが、これに限定されるものではなく、リチウムイオンを挿入、脱離可能な天然黒鉛や、人造の各種黒鉛材、コークスなどの炭素質材料やSiやSnなどの化合物(例えば、SiO、TiSi2等)、またはそれの複合材料でもよく、その粒子形状においても、鱗片状、球状、繊維状、塊状等、特に制限されるものではない。
正極電極34に関しては、正極活物質としてマンガン酸リチウム(化学式LiMn2O4)100重量部に対し、導電材として10重量部の鱗片状黒鉛と結着剤として10重量部のPVDFとを添加し、これに分散溶媒としてNMPを添加、混練した正極合剤を作製した。この正極合剤を厚さ20μmのアルミニウム箔(正極金属箔)の両面に溶接部(正極未塗工部)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス、裁断工程を経て、アルミニウム箔を含まない正極活物質塗布部厚さ90μmの正極電極34を得た。
また、本実施形態では、正極活物質にマンガン酸リチウムを用いる場合について例示したが、スピネル結晶構造を有する他のマンガン酸リチウムや一部を金属元素で置換又はドープしたリチウムマンガン複合酸化物や層状結晶構造を有すコバルト酸リチウムやチタン酸リチウムやこれらの一部を金属元素で置換またはドープしたリチウム-金属複合酸化物を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態では、正極電極34、負極電極32における塗工部の結着材としてPVDFを用いる場合について例示したが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン、アクリル系樹脂などの重合体およびこれらの混合体などを用いることができる。
また、軸芯(図示せず)としては例えば、正極金属箔34a、負極金属箔32a、セパレータ33のいずれよりも曲げ剛性の高い樹脂シートを捲回して構成したものを用いることができる。
捲回電極群3の湾曲部3a、3bのそれぞれのx方向の両側端部には、多孔質フィルム50が固定される。以下、多孔質フィルム50の固定構造および機能について説明する。なお、図2、図3では、各多孔質フィルム50が、捲回電極群3の湾曲部3a、3bに固定される前の状態を示している。
捲回電極群3は、図4に図示されるように、セパレータ35、負極電極32、セパレータ33および正極電極34を積層し、この積層した状態で、不図示の軸芯の周囲に扁平状に捲回することによって構成されている。
捲回電極群3の正極金属箔露出部34cは、正極集電板44と正極側リボン40(図3参照)との間に配置され、正極集電板44と正極側リボン40とにより挟圧された状態で、例えば、超音波溶接や抵抗溶接等の溶接により接合される。同様に、捲回電極群3の負極金属箔露出部32cは、負極集電板24と負極側リボン30(図3参照)との間に配置され、負極集電板24と負極側リボン30とにより挟圧された状態で、超音波溶接や抵抗溶接等の溶接により接合される。なお、後述するが、捲回電極群3の正極金属箔露出部34cと正極集電板44と正極側リボン40とを溶接する際、または捲回電極群3の負極金属箔露出部32cと負極集電板24と負極側リボン30とを溶接する際、湾曲部3a、3bのそれぞれに多孔質フィルム50が固定された状態で行う。
捲回電極群3の負極金属箔露出部32cのy方向における中央領域は、負極集電板24と負極側リボン30とにより挟圧された状態で溶接されるため、溶接後は、押し潰された薄い平坦部となる。この薄い平坦部の両側に、この薄い平坦部よりも厚い湾曲部3a、3bが形成される。湾曲部3a、3bの軸芯部には、負極電極32の負極金属箔32aの最内周における対向部分が離間した金属箔隙間が形成されている。この金属箔隙間は、湾曲部3a、3bのx方向の側端面61の開口部61a(図2、図3参照)から外部に連通する。同様に、捲回電極群3の正極金属箔露出部34cのy方向における中央領域は、正極集電板44と正極側リボン40とにより挟圧された状態で溶接されるため、溶接後は、押し潰された薄い平坦部となる。この薄い平坦部の両側に、この薄い平坦部よりも厚い湾曲部3a、3bが形成される。湾曲部3a、3bの軸芯部には、正極電極34の正極金属箔34aの最内周の部分が離間した金属箔隙間が形成される。図示はしないが、この金属箔隙間は、負極側の開口部61aと同様に、湾曲部3a、3bの捲回軸方向(x方向)の側端面から外部連通する開口部を有する。
このように、湾曲部3a、3bの軸芯部には、負極電極32の負極金属箔32aの最内周の部分または正極電極34の正極金属箔34aの最内周の部分が離間した金属箔隙間が形成されている。そして、この金属箔隙間は、湾曲部3a、3bのx方向の側端面61の開口部61aを介して外部に連通している。
上述したように、湾曲部3a、3bのx軸方向端面に中心部に形成された開口部61aの外側には、捲回された金属箔間に隙間が形成される。これら金属箔隙間は、捲回電極群3の内部部材、すなわち、正極電極34、負極電極32、セパレータ33、35に電解液が流れる流路の出入口となっている。捲回電極群3のいずれかの部位に、例えば、負極集電板24、正極集電板44の溶接部分や、電池缶1の内部等に異物が付着していると、その異物は電解液に浮遊して、金属箔隙間に入り込み、捲回電極群3の内部に混入する可能性がある。例えば、金属の微粉が金属箔隙間から捲回電極群3の内部に入り込んだ場合、金属が溶解析出反応を起こし、正極電極34と負極電極32間で内部短絡が生じる可能性がある。
このように、導電性の異物に起因する捲回電極群3の内部短絡を防止するには、金属箔隙間に導電性の異物が混入するのを抑制する必要がある。
図5は、捲回電極群の負極側における湾曲部に多孔質フィルムを固定した状態を示す外観斜視図であり、図6は、図5における領域VIの詳細図である。
図5に図示されるように、捲回電極群3の上下両端の湾曲部3a、3bの負極側の端部には、多孔質フィルム50が固定されている。多孔質フィルム50は、湾曲部3aまたは3bのそれぞれの側端面61および側端面61に隣接する湾曲部3a、3bの外周面に固定されている。湾曲部3a、3bの側端面61に形成された開口部61aは、多孔質フィルム50により覆われている。すなわち、負極金属箔32aの軸芯部における開口部61aとその外周の金属箔隙間は、外部から封止される。湾曲部3a、3bの側端面61に隣接する外周面を覆う多孔質フィルム50の端部は、x方向には、セパレータ33または35(図4参照)に達する位置まで延在されている。
図示はしないが、捲回電極群3の正極側においても負極側と同様であり、上下両端の湾曲部3a、3bのそれぞれの側端面および該側端面に隣接する湾曲部3a、3bの外周面に多孔質フィルム50が固定されている。
多孔質フィルム50は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂により形成されている。多孔質フィルム50は、電解液を流通するための多数の細孔を有している。多孔質フィルム50の平均細孔径は、セパレータの厚み以下とすることが好ましい。但し、電解液および発生ガスの透過性を阻害することがないようにする必要があり、この観点から、多孔質フィルム50の平均細孔径は、0.1μm程度以上とすることが好ましい。
多孔質フィルム50は、その固定する前の形状は、平坦なシート状部材である。シート状部材の厚さは、例えば、20〜50μmであり、シート状部材は柔軟性を有している。このシート状部材である多孔質フィルム50の中央領域を湾曲部3a、3bの側端面61に押し当て、側端面61に形成された開口部61aを覆う。そして、多孔質フィルム50の周縁部を、湾曲部3a、3bの側端面61の外周面に沿って折曲げる。
多孔質フィルム50を固定するには、例えば、絶縁性の接着テープにより多孔質フィルム50と共に捲回電極群3に接着する。または、多孔質フィルム50をセパレータ33、または35の最外周に溶着する。あるいは、多孔質フィルム50の片面に接着剤が塗布されており、セパレータ33、35の最外周に接着する。他の固定手段を採用することも可能であり、特にこの固定手段に限定されるものではない。捲回電極群3の湾曲部3a、3bの電極箔隙間が外部に連通する開口部61aとその外周を塞ぐように固定するのであれば、どのような固定手段であってもよい。特に、異物の大部分は開口部61aから入り込むので、少なくとも、多孔質フィルム50により開口部61aを塞ぐようしてもよい。
多孔質フィルム50を、捲回電極群3の湾曲部3a、3bのそれぞれに固定した後、捲回電極群3の正極金属箔露出部34cと正極集電板44と正極側リボン40とを溶接し、また、捲回電極群3の負極金属箔露出部32cと負極集電板24と負極側リボン30とを溶接する。このとき、正極側リボン40および負極側リボン30のそれぞれのy方向の両端部は、多孔質フィルム50の端部51(図6参照)に重なるように配置し、この状態で溶接する。つまり、捲回電極群3の負極金属箔露出部32の最外周部上または捲回電極群3の正極金属箔露出部34cの最外周部上に多孔質フィルム50を配置し、この多孔質フィルム50の端部51の一部に重ねるように負極金属箔露出部32上または正極金属箔露出部34cの最外周部上に負極側リボン30または正極側リボン40を配置して溶接を行う。
このように、多孔質フィルム50を捲回電極群3の湾曲部3a、3bのそれぞれに固定した後に溶接を行うと、溶接時に飛散する金属のスパッタが捲回電極群3の湾曲部3a、3bの正・負極の電極箔隙間に侵入するのを多孔質フィルム50により防止することができる。また、負極側リボン30または正極側リボン40を多孔質フィルム50の端部51の一部に重ねた状態で溶接を行うと、多孔質フィルム50と正極側リボン40との間、または多孔質フィルム50と負極側リボン30との間に間隙が生じることが無くなり、捲回電極群3内部への異物の混入の抑制がより確実となる。また、正・負極側リボン40、30と多孔質フィルム50との位置合わせが容易となり、生産性がよくなる。
但し、この方法に特定されるものではなく、捲回電極群3の正極金属箔露出部34c、正極集電板44、正極側リボン40を溶接後、または捲回電極群3の負極金属箔露出部32c、負極集電板24、負極側リボン30を溶接後に、多孔質フィルム50を湾曲部3a、3bに固定するようにしてもよい。
なお、捲回電極群3、多孔質フィルム50、電池蓋6が全て組付けられたアセンブリを絶縁カバーで覆い、電池缶1の内部に挿入し、電池缶1の上面と電池蓋6をレーザ溶接で接合することにより、図1に図示された角形二次電池100を得ることができる。
上記実施形態1によれば、下記の効果を奏する。
(1)捲回軸方向と直交する方向(y方向)の両端に形成された断面半円形状の一対の湾曲部3a、3bを有する捲回電極群3に、各湾曲部3a、3bの軸芯部に形成される正・負極の電極箔隙間の外部に連通する開口部61aを覆う多孔質フィルム50を固定した。このため、捲回電極群3の表面等に付着している異物が捲回電極群3の湾曲部3a、3bの電極箔隙間の外部に連通する開口部61aから、捲回電極群3の内部に混入するのを抑制することができる。
(2)多孔質フィルム50は、シート状フィルムの中央部を湾曲部3a、3bの側端面61に押し当て、少なくとも側端面61に形成された開口部61aを覆い、この状態で、接着や溶接等の固定手段により湾曲部3a、3bに固定することができる。このため、部品コストが安価であり、また、固定作業も容易で、組立コストも安価にすることができる。
(3)多孔質フィルム50を、捲回電極群3の湾曲部3a、3bのそれぞれに固定した後、捲回電極群3の正・負極金属箔露出部34c、32と正・負極集電板44、42と正・負極側リボン40、30とを溶接する。これにより、溶接時に飛散する金属のスパッタが捲回電極群3の湾曲部3a、3bの正・負極の電極箔隙間に侵入するのを多孔質フィルム50により防止することができる。
(4)正・負極側リボン40、30のそれぞれの両端部を、多孔質フィルム50の端部51に重なるように配置し、この状態で溶接する。これにより、多孔質フィルム50と正・負極側リボン30それぞれとの間に間隙が生じることが無くなり、捲回電極群3内部への異物の混入の抑制がより確実となる。また、正・負極側リボン40、30と多孔質フィルム50との位置合わせが容易となり、生産性がよくなる。
−実施形態2−
図7は、本発明の実施形態2を示し、捲回電極群の負極側における湾曲部に多孔質フィルムを固定した状態を示す外観斜視図であり、図8は、図7にける領域VIIIの詳細図である。
実施形態2として示す角形二次電池100では、負極側においては、多孔質フィルム50の端部のx方向の位置は負極金属箔露出部32cの幅の領域内にあり、セパレータ33の端部に達していない。つまり、負極側における多孔質フィルム50は、負極金属箔露出部32cの最外周の部分の一部のみを覆っている。同様に、図示はしないが、正極側においては、多孔質フィルム50のx方向の端部の位置は正極金属箔露出部34cの幅の領域内にあり、セパレータ35の端部に達していない。つまり、正極側における多孔質フィルム50は、正極金属箔露出部34cの最外周の部分の一部のみを覆っている。各多孔質フィルム50の捲回電極群3への固定は、実施形態1と同様な固定手段を用いることができる。
実施形態2の他の構成は、実施形態1と同様である。
従って、実施形態2においても、実施形態1と同様な効果を奏する。
加えて、実施形態2では、多孔質フィルム50は、負極金属箔露出部32cまたは正極金属箔露出部34cの最外周の部分上に配置される。このため、多孔質フィルム50の外周面の高さ(y方向に位置)を、負極電極32または正極電極34上に配置されるセパレータ33、35の最外周の外周面の高さとほぼ同一面にすることも可能である。これにより、捲回電極群3の湾曲部3a、3bの外周に巻き付けた構造としたものでありながら、捲回電極群3のy方向の高さを、多孔質フィルム50を備えていない従来の捲回電極群とほぼ同一にすることができる。つまり、従来の捲回電極群との互換性を有する。
なお、上記各実施形態では、多孔質フィルム50により、捲回電極群3の各湾曲部3a、3bの側端面61および該側端面61に隣接する湾曲部3a、3bの外周面を覆う構成として例示した。しかし、多孔質フィルム50により、側端面61に形成された開口部61aを覆う構成であれば、捲回電極群3の湾曲部3a、3bの側端面61のみを覆う構成としてもよい。
上記各実施形態では、多孔質フィルム50を平坦なシート部材を、湾曲部3a、3bの外周面に沿って変形して固定する構造として例示した。しかし、多孔質フィルム50は、成形により、予め、所要の形状に形成しておいてもよい。
上記実施形態における電池蓋6の構造や、該電池蓋6に組付けられる正・負極側の各部材は、単に一例として例示するものであり、適宜、変更して適用することが可能である。
上記各実施形態では、角形二次電池100をリチウムイオン電池として例示した。しかし、本発明は、ニッケル水素電池またはニッケル・カドミウム電池、鉛蓄電池のように水溶性電解液を用いる角形二次電池100にも適用が可能である。さらに、本発明は、リチウムイオンキャパシタ等のキャパシタにも適用可能である。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
3 捲回電極群
3a、3b 湾曲部
24 負極集電板
30 負極側リボン
32 負極電極
32a 負極金属箔
32b 負極合剤層
32c 負極金属箔露出部
33、35 セパレータ
34 正極電極
34a 正極金属箔
34b 正極合剤層
34c 正極金属箔露出部
40 正極側リボン
44 正極集電板
50 多孔質フィルム
51 端部
61 側端面
61a 開口部
100 角形二次電池

Claims (6)

  1. 正極電極、負極電極およびセパレータを有し、前記正極電極の一側縁および前記負極電極の前記一側縁に対向する他側縁のそれぞれが前記セパレータから露出する箔露出部を有するように積層され、前記正極電極と前記負極電極と前記セパレータとが捲回軸方向に直交する方向の両端に湾曲部を有するように捲回された捲回電極群と、
    前記正極電極の前記一側縁および前記負極電極の前記他側縁のそれぞれが束ねて接合される接合用部材とを備え、
    前記正極電極および前記負極電極のそれぞれには、少なくとも前記湾曲部の端面中央に、前記捲回電極群の外部に連通する電極箔隙間が形成され、
    前記捲回電極群に、前記電極箔隙間の外部に連通する開口部を覆う多孔質フィルムが固定されている角形蓄電素子。
  2. 請求項1に記載の角形蓄電素子において、
    前記多孔質フィルムは、前記湾曲部の側端面に固定されている角形蓄電素子。
  3. 請求項1に記載の角形蓄電素子において、
    前記多孔質フィルムは、前記捲回電極群の最外周の前記箔露出部に固定されている角形蓄電素子。
  4. 請求項1に記載の角形蓄電素子において、
    前記多孔質フィルムは、前記捲回電極群の最外周の前記セパレータに固定されている角形蓄電素子。
  5. 請求項1に記載の角形蓄電素子において、
    前記多孔質フィルムは、前記接合用部材側の端部が、前記接合用部材と前記正極電極または前記負極電極との間に配置されている角形蓄電素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の角形蓄電素子において、
    前記多孔質フィルムは、シート状部材により形成されている角形蓄電素子。
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