JP2017084109A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の表示手段に表示可能な装置におけるユーザの利便性を向上させることを目的とする。【解決手段】情報処理装置であって、第1の表示手段及びタッチパネルに対応して設けられた第2の表示手段への表示を制御し、表示対象がユーザによるタッチ入力を受け付ける入力画面である場合に、入力画面を、第2の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と、第2の表示手段に入力画面が表示された場合に、第2の表示手段に対応して設けられたタッチパネルの機能を有効化するタッチパネル制御手段とを有する。【選択図】図4
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、操作性の改善を目的として、LCDにタッチパネルを配置し、GUIを表示し、タッチパネルへのユーザ操作を受け付ける、タッチパネル搭載のデジタルカメラが普及してきている。このようなデジタルカメラでは、撮影から再生及び文字入力等の操作をすべてタッチ操作で行うことができるものが多い。一方、デジタルカメラで撮影した画像等を大きく見たいとのニーズはあるが、携帯情報端末では携帯性の特性上、LCDの大型化が難しく、搭載されているLCDでは画面サイズに制限があり、このニーズを満たせない場合がある。この為、テレビ等の外部出力ディスプレイに接続して、画像を出力できる機能が搭載されたカメラもある。特許文献1には、携帯情報端末をテレビと接続した場合に、携帯情報端末側のLCD上のタッチパネルがタッチパッドのようにして使用可能となる技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、外部ディスプレイに表示された画面に対応する入力を、携帯情報端末側のタッチパネルで行う。このため、文字入力等の操作部材が複数表示される画面での操作では、外部ディスプレイの特定の位置を指定するのが難しいという問題がある。HDMI(登録商標)での接続の場合、リモコンでキー操作することは可能であるが、リモコンは汎用的なキー配置の為、操作が困難になる場合が多い。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、複数の表示手段に表示可能な装置におけるユーザの利便性を向上させることを目的とする。
そこで、本発明は、情報処理装置であって、第1の表示手段及びタッチパネルに対応して設けられた第2の表示手段への表示を制御し、表示対象がユーザによるタッチ入力を受け付ける入力画面である場合に、前記入力画面を、前記第2の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の表示手段に表示可能な装置におけるユーザの利便性を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する実施形態においては、静止画と動画の撮影が可能な撮影装置としてのデジタルカメラに情報処理装置を適用した場合を例に説明する。本実施形態に係るデジタルカメラは、自装置以外の表示部である外部ディスプレイと接続し、自装置に設けられた表示部だけでなく、外部ディスプレイにも画像等を表示することができる。
なお、以下に説明する実施形態においては、静止画と動画の撮影が可能な撮影装置としてのデジタルカメラに情報処理装置を適用した場合を例に説明する。本実施形態に係るデジタルカメラは、自装置以外の表示部である外部ディスプレイと接続し、自装置に設けられた表示部だけでなく、外部ディスプレイにも画像等を表示することができる。
図1(a)は、デジタルカメラ100の外観図である。表示部28は、画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部である。外部出力I/F112は、接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替える。記録媒体40は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット41は、記録媒体40を格納するためのスロットである。記録媒体スロット41に格納された記録媒体40は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋42は記録媒体スロット41の蓋である。
図1(b)は、デジタルカメラ100のハードウェア構成例を示すブロック図である。撮影レンズ103は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は、絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示を行える。
出力先変換部90は、画像の出力先の制御を行う。外部出力I/F112に外部ディスプレイ92が接続された状態で、外部ディスプレイ92への出力指示があるとする。この場合、システム制御部50は、出力先変換部90の撮影画像等の画像の表示先を外部出力I/F112側に設定し出力を行う(出力処理)。これによりメモリ32に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器13を介して、出力先変換部90より外部出力I/F112を通して、外部ディスプレイ92に表示される。外部出力I/F112に外部ディスプレイ92が接続されていない場合、システム制御部50は、出力先変換部90の画像表示先を表示部28に設定し、表示処理を行う。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切り替えスイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切り替えスイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体40に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作すること等により、場面毎に適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際等に使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したか等を判定することができる。なお、コントローラホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作等を検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体40を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体40とのインターフェースである。記録媒体40は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネルを有する。タッチパネルと表示部28とは、表示部28がタッチパネルに対応して設けられるように、一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部50はタッチパネルへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。
・タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。
・タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。
・タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。
・タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。
・タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
図2は、外部ディスプレイ92に接続中である場合の、外部ディスプレイ92と、表示部28の表示例を示す図である。図2(a)〜(d)それぞれの左側に外部ディスプレイ92の表示状態、右側に表示部28の表示状態を示している。図2(a)は、撮影待機画面200の表示時の各表示部の表示状態を示す図である。図2(a)に示すように、撮影待機時かつ外部ディスプレイ92に接続中の状態においては、撮影待機画面200は、表示部28ではなく、外部ディスプレイ92に表示され、表示部28には何も表示されない。撮影待機画面200には、ライブビュー画像と共に、各種情報表示アイコンが表示される。このとき、デジタルカメラ100は、ユーザによるタッチパネルによる操作は受け付けず、タッチパネル以外の各種操作部70の操作は受け付ける。図2(a)に示すライブビュー画像表示時に、ユーザにより、操作部70であるメニューボタンが押下されると、メニュー画面210が表示される。
図2(b)は、メニュー画面210の表示時の各表示部の表示状態を示す図である。図2(b)に示すように、メニュー画面210も、表示部28ではなく、外部ディスプレイ92に表示され、表示部28には何も表示されない。メニュー画面210には、個人認証設定メニューを含む複数の選択肢項目が表示される。この時も、デジタルカメラ100は、タッチパネルによる操作は受け付けず、タッチパネル以外の各種操作部70の操作は受け付ける。この画面で、ユーザにより、著作権情報メニュー211が選択されると、著作権情報画面220が表示される。
図2(c)は、著作権情報画面220の表示時の各表示部の表示状態を示す図である。図2(c)に示すように、著作権情報画面220も、表示部28ではなく、外部ディスプレイ92に表示され、表示部28には何も表示されない。著作権情報画面220には、作成者名入力メニュー221、著作権者名入力メニュー222、を含む複数のメニュー項目が表示される。この時も、デジタルカメラ100は、タッチパネルによる操作は受け付けず、タッチパネル以外の各種操作部70の操作は受け付ける。この画面で、ユーザにより、作成者名入力メニュー221又は著作権者名入力メニュー222が選択されると、名前の入力を行うための入力画面である、ソフトキーボード画面230が表示される。
図2(d)は、ソフトキーボード画面230の表示時の各表示部の表示状態を示す図である。図2(d)に示すように、ソフトキーボード画面230は、表示部28に表示され、外部ディスプレイ92には何も表示されない。ソフトキーボード画面230には、各種文字キー231及び文字入力欄232等が表示される。デジタルカメラ100は、ソフトキーボード画面230において、表示部28に対応するタッチパネルによる操作を受け付け、タッチパネル以外の各種操作部70の操作も受け付ける。以下、上記画面遷移に係る表示制御処理について、フローチャートを参照しつつ説明する。
図3は、デジタルカメラ100によるメニュー画面表示処理を示すフローチャートである。メニュー画面表示処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをメモリ52に展開して実行することで実現する。前述の図2(a)の撮影待機画面200において、操作部70であるメニューボタンが押下確定されると、システム制御部50は、メニュー画面表示処理を開始する。S301において、システム制御部50は、図2(b)に示すように、外部ディスプレイ92にメニュー画面210を表示するよう制御する。
次に、S302において、システム制御部50は、メニュー画面210に表示された選択肢項目のうち、著作権情報メニュー211が選択確定されたか否かを判定する。システム制御部50は、著作権情報メニュー211にカーソルを合わせた状態で操作部70の決定キーを押下する操作があった場合に、著作権情報メニュー211が選択確定されたと判定する。以下、選択確定されたか否かの判定においては、システム制御部50は、カーソルを合わせた状態で操作部70の決定キーを押下する操作があった場合に、カーソルに対応する位置のメニューが選択確定されたと判定するものとする。
システム制御部50は、著作権情報メニュー211が選択確定された場合は(S302でYes)、処理をS306へ進める。システム制御部50は、著作権情報メニュー211が選択確定されなかった場合には(S302でNo)、処理をS303へ進める。S303において、システム制御部50は、表示された選択肢項目のうち、MENU終了処理を除くその他の選択肢項目が選択確定されたか否かを判定する。システム制御部50は、その他の選択肢項目が選択確定された場合は(S303でYes)、処理をS304へ進める。システム制御部50は、その他の選択肢項目が選択確定されなかった場合には(S303でNo)、処理をS305へ進める。
S304において、システム制御部50は、選択確定された項目に応じた処理を行い、その後処理をS305へ進める。S305において、システム制御部50は、操作部70よりMENU処理終了であるMENUボタンを押下選択されたか否かを判定する。システム制御部50は、MENUボタンを押下選択された場合には(S305でYes)、処メニュー画面表示処理を終了して撮影待機画面に戻る。システム制御部50は、MENUボタンを押下選択されていない場合には(S305でNo)、処理をS302へ進め、処理を繰り返す。
一方、S306において、システム制御部50は、外部ディスプレイ92に図2(c)に示す著作権情報画面220を表示する。次に、S307において、システム制御部50は、著作権情報画面220に表示された選択肢項目のうち、作成者名入力メニュー221または著作権者名入力メニュー222が選択確定されたか否かを判定する。すなわち、システム制御部50は、ユーザによるタッチ入力を受け付ける入力画面であるソフトキーボードを表示させる操作があったか否かを判定する。システム制御部50は、作成者名入力メニュー221又は著作権者名入力メニュー222が選択確定された場合は(S307でYes)、処理をS308へ進める。システム制御部50は、これらのメニューが選択されなかった場合には(S307でNo)、処理を309へ進める。S308において、システム制御部50は、文字入力処理を行い、その後処理をS307へ進める。文字入力処理については、図4を参照しつつ後述する。
また、S309において、システム制御部50は、著作権情報画面220に表示された選択肢項目のうち、その他の選択肢項目が選択されたか否かを判定する。ここで、その他の選択肢項目とは、作成者名入力メニュー221、著作権者名入力メニュー222及び操作部70のMENU押下による戻る処理以外の選択肢項目である。システム制御部50は、その他の選択肢項目が選択された場合は(S309でYes)、処理をS310へ進める。システム制御部50は、その他の選択肢項目が選択されなかった場合には(S309でNo)、処理をS311へ進める。
S310において、システム制御部50は、選択確定された項目に応じた処理を行う。次に、S311において、システム制御部50は、操作部70のMENU押下による戻る処理が選択確定されたか否かを判定する。MENU押下による戻る処理が選択確定された場合は(S311でYes)、処理をS301へ進める。システム制御部50は、戻る処理が選択確定されなかった場合には(S311でNo)、処理をS307へ進める。
図4は、図3において説明した文字入力処理(S308)における詳細な処理を示すフローチャートである。この処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをメモリ52に展開して実行することで実現する。S401において、システム制御部50は、出力先変換部90の設定を変更し、外部ディスプレイ92への出力を停止するよう制御する。なお、S401の処理は、表示対象画面が入力画面である場合に、入力画面を表示部としての外部ディスプレイ92に表示しないよう制御する表示制御処理の一例である。さらに、他の例としては、システム制御部50は、外部ディスプレイ92への出力を停止する前に、外部ディスプレイ92に「LCD側へ表示を切り替えます」等のガイダンスを数秒表示してもよい。ここで、ガイダンスは、切り替えを行う旨の案内の一例である。
次に、S402において、システム制御部50は、出力先変換部90の設定を変更し、表示部28に画面出力を開始するよう制御する。なお、S402の処理は、表示対象画面が入力画面である場合に、入力画面を表示部28に表示するよう制御する表示制御処理の一例である。次に、S403において、システム制御部50は、表示部28としてのLCD等の表示器の起動処理を行う。起動処理には、表示器の電源をONする為の表示器の表示開始処理、バックライトのON及び輝度UP処理が含まれる。次に、S404において、システム制御部50は、表示部28に、図2(d)に示すソフトキーボード画面230を表示する。
次に、S405において、システム制御部50は、表示部28に搭載されているタッチパネルの機能を有効化する(タッチパネル制御処理)。次に、S406において、システム制御部50は、表示部28に表示されたソフトキーボード画面230のうち、いずれかの文字キーがタッチされたか否かを判定する。システム制御部50は、文字キーがタッチされた場合には(S406でYes)、処理をS407へ進める。システム制御部50は、文字キーがタッチされなかった場合には(S406でNo)、処理をS408へ進める。なお、システム制御部50は、操作部70により何れかの文字キーが選択確定された場合も処理をS407へ進めることとする。
S407において、システム制御部50は、タッチされた文字キーに対応する文字入力を受け付ける。システム制御部50は、入力された文字をメモリ32に記録し、文字入力欄232に表示する。続いて文字が入力されると、システム制御部50は、次の文字を文字入力欄232のスペースに並べて表示する。
S408において、システム制御部50は、表示部28に表示された戻るボタンがタッチされたか否かを判断する。戻るボタンのタッチは、ソフトキーボードを非表示にし、入力画面以外の非入力画面を表示する旨の表示指示を入力するための操作である。システム制御部50は、戻るボタンがタッチされた場合、すなわち非入力画面の表示指示を受け付けた場合は(S408でYes)、処理をS409へ進める。システム制御部50は、戻るボタンがタッチされなかった場合には(S408でNo)、処理をS406へ進める。なお、システム制御部50は、操作部70によりMENUボタンが押下された場合も、処理をS409へ進める。
S409において、システム制御部50は、入力された文字(メモリ32に記録され、文字入力欄232に表示された文字列)を確定し、作成者名又は著作権者名として設定し、不揮発性メモリ56に記録する。次に、S410において、システム制御部50は、表示部28に搭載されているタッチパネルを無効化する(タッチパネル制御処理)。次に、S411において、システム制御部50は、表示部28であるLCD等の表示器の終了処理を行う。終了処理には、表示器の電源をOFFする為の表示器の表示終了処理、バックライトの輝度OFF処理が含まれる。なお、外部ディスプレイ92への出力を停止する前に、表示部28に「外部ディスプレイ側へ表示を切り替えます」等のガイダンス(切り替えを行う旨の案内)を数秒表示してもよい。
次に、S412において、システム制御部50は、出力先変換部90の設定を変更し、表示部28側への画面出力を停止する。次に、S413において、システム制御部50は、出力先変換部90の設定を変更し、外部ディスプレイ92側への出力を開始する。なお、S412の処理は、入力画面の表示中に、非入力画面の表示指示を受け付けた場合に、表示部28への入力画面の表示を終了するよう制御する表示制御処理の一例である。また、S412の処理は、入力画面の表示中に非入力画面の表示指示を受け付けた場合に、表示部28に非入力画面を表示しないよう制御する表示制御処理の一例である。また、S413の処理は、入力画面の表示中に、非入力画面の表示指示を受け付けた場合に、非入力画面を外部ディスプレイ92に表示するよう制御する表示制御処理の一例である。次に、S414において、システム制御部50は、非入力画面である著作権情報画面220(図2)を外部ディスプレイ92に表示する。以上で、文字入力処理が終了する。
このように、外部ディスプレイ92に接続されている状態で、かつ表示対象がタッチパネルを用いたタッチ入力のための入力画面であるとする。この場合、デジタルカメラ100は、外部ディスプレイ92ではなく、タッチパネルに対応する表示部28を出力先とする。これにより、ユーザは、手元の表示部28を見ながらタッチパネル操作を行うことができる。すなわち、本実施形態に係るデジタルカメラ100は、複数の表示可能な装置におけるユーザの利便性を向上させることができる。特に、GUIアイコンが多く並ぶような画面、例えば文字入力等の複雑な操作が必要な画面が表示対象である場合に、ユーザは、画面上の特定の位置指定を容易に行うことができる。
実施形態の第1の変更例について説明する。上述の実施形態においては、デジタルカメラ100は、省電力の観点から、入力画面を表示部28に表示する場合、外部ディスプレイ92への画面出力を停止したが、これに替えて、外部ディスプレイ92への表示を継続してもよい。この場合、外部ディスプレイ92及び表示部28の両方に同一の入力画面としてのソフトキーボード画面230が表示される。
実施形態の第2の変更例について説明する。上述の実施形態においては、著作権情報画面220の階層下でソフトキーボード画面230を表示して文字入力を受け付ける例を説明したが、これに限るものではない。他の動作状態でも、ソフトキーボード画面を表示させる操作が行われたことに応じて、デジタルカメラ100は、図4と同様の処理を行えばよい。すなわち、直前まで外部ディスプレイ92に表示を行っていた場合でも、デジタルカメラ100は、ソフトキーボード画面を表示部28のみに表示するものとする。
また、第3の変更例としては、上述の実施形態においては、複雑な入力操作として文字を入力する例を説明したが、入力内容は文字に限るものではない。文字入力以外でも画面上の特定の位置指定が必要な画面を表示するような場合、デジタルカメラ100は、図4と同様の処理を行う。すなわち、直前まで外部ディスプレイ92に表示を行っていた場合でも、デジタルカメラ100は、画面上の特定の位置指定が必要な画面を表示するような場合は表示部28のみに表示するものとする。
また、第4の変更例としては、上述の実施形態においては、情報処理装置の一例として、デジタルカメラ100を例に説明したが、この例に限定されない。すなわち、情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話端末等、複雑な入力を行える操作部材と、入力結果を表示可能な表示部とを有するデジタル機器であればよい。特に、情報処理装置は、文字入力に特化した操作部材を持たないデジタル機器、小型軽量化が求められるデジタル機器であることが好ましい。これらのデジタル機器としては、携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー等が挙げられる。この場合、ユーザの利便性の向上の効果が顕著に得られる。
以上、上述した各実施形態によれば、複数の表示手段に表示可能な装置におけるユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
28 表示部
50 システム制御部
92 外部ディスプレイ
100 デジタルカメラ
50 システム制御部
92 外部ディスプレイ
100 デジタルカメラ
Claims (10)
- 第1の表示手段及びタッチパネルに対応して設けられた第2の表示手段への表示を制御し、表示対象がユーザによるタッチ入力を受け付ける入力画面である場合に、前記入力画面を、前記第2の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。
- 前記第2の表示手段に前記入力画面が表示された場合に、前記第2の表示手段に対応して設けられたタッチパネルの機能を有効化するタッチパネル制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、表示対象が前記入力画面である場合に、前記入力画面を前記第1の表示手段に表示しないよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記第2の表示手段への前記入力画面の表示中に、前記入力画面以外の非入力画面の表示指示を受け付けた場合に、前記第2の表示手段への前記入力画面の表示を終了するよう制御し、さらに前記表示指示に係る前記非入力画面を前記第1の表示手段に表示するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第2の表示手段への前記入力画面の表示中に、前記非入力画面の表示指示を受け付けた場合に、前記タッチパネルの機能を無効化するタッチパネル制御手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記第2の表示手段への前記入力画面の表示中に、前記非入力画面の表示指示を受け付けた場合に、前記第2の表示手段に前記非入力画面を表示しないよう制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、出力先を前記第1の表示手段と前記第2の表示手段の間で切り替える場合に、切り替えを行う旨の案内を表示することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の情報処理装置。
- 撮影手段と、
前記撮影手段により得られた撮影画像を第1の表示手段に出力する出力手段と、
タッチパネルに対応して設けられ、前記撮影画像を表示する第2の表示手段と、
第1の表示手段及び第2の表示手段への表示を制御し、表示対象がユーザによるタッチ入力を受け付ける入力画面である場合に、前記入力画面を、前記第2の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と
を有することを特徴とする撮影装置。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
第1の表示手段及びタッチパネルに対応して設けられた第2の表示手段への表示を制御し、表示対象がユーザによるタッチ入力を受け付ける入力画面である場合に、前記入力画面を、前記第2の表示手段に表示するよう制御する表示制御ステップを有することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
第1の表示手段及びタッチパネルに対応して設けられた第2の表示手段への表示を制御し、表示対象がユーザによるタッチ入力を受け付ける入力画面である場合に、前記入力画面を、前記第2の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015212073A JP2017084109A (ja) | 2015-10-28 | 2015-10-28 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015212073A JP2017084109A (ja) | 2015-10-28 | 2015-10-28 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017084109A true JP2017084109A (ja) | 2017-05-18 |
Family
ID=58711097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015212073A Pending JP2017084109A (ja) | 2015-10-28 | 2015-10-28 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017084109A (ja) |
-
2015
- 2015-10-28 JP JP2015212073A patent/JP2017084109A/ja active Pending
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