JP2017083823A5

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Publication number: JP2017083823A5
Application number: JP2016196576A
Authority: JP
Filing date: 2016-10-04
Publication date: 2020-07-27
Anticipated expiration: 2036-10-04

Claims

導電性の基材と、導電性の表面層と、をこの順に有する現像部材であって、
該表面層は、バインダー樹脂、アルミナ粒子、及びリン酸ポリエステル化合物を含むことを特徴とする現像部材。
前記基材と前記表面層との間に導電性の弾性層を有する請求項１に記載の現像部材。
前記表面層の最表面のアルミニウム原子濃度をＡｌ％とするとき、１．５０≦Ａｌ≦１０．０である請求項１または２に記載の現像部材。
前記表面層の最表面のリン原子濃度をＰ％とするとき、０．０５≦Ｐ≦２．５０である請求項１〜３のいずれか一項に記載の現像部材。
前記リン酸ポリエステル化合物が、下記構造式（１）で示される化合物である請求項１〜４のいずれか一項に記載の現像部材：

（Ｒ１〜Ｒ３は、少なくとも１つがポリエステル構造を有する置換基であり、
Ｒ１，Ｒ２及びＲ３のうちの１個がポリエステル構造を有する置換基である場合、その他が水素原子、アルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基、ポリオキシアルキレン基からなり、
Ｒ１，Ｒ２及びＲ３のうちの２個がポリエステル構造を有する置換基である場合、その他が水素原子、アルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基、ポリオキシアルキレン基からなり、
Ｒ１，Ｒ２及びＲ３がすべてポリエステル構造を有する置換基である場合、ポリエステル構造を有する置換基はすべて同じポリエステル構造を有する置換基でもよく、それぞれ独立に異なるポリエステル構造を有する置換基でもよい。）。
前記リン酸ポリエステル化合物が、下記構造式（２）で示される化合物である請求項１〜５のいずれか一項に記載の現像部材：

［Ｒ１は、ポリε−カプロラクトン構造を有する置換基、ポリδ−バレロラクトン構造を有する置換基、またはε−カプロラクトンとδ−バレロラクトンの共重合体構造を有する置換基である。Ｒ２及びＲ３は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数１〜８のアルキル基、ポリエチレンオキシド、ポリε−カプロラクトン構造を有する置換基、ポリδ−バレロラクトン構造を有する置換基、ε−カプロラクトンとδ−バレロラクトンの共重合体構造を有する置換基のいずれかである。］。
前記リン酸ポリエステル化合物の数平均分子量が、１０００以上５００００以下である請求項１〜６のいずれか一項に記載の現像部材。
前記表面層の厚さが、０．００５ｍｍ以上、０．１ｍｍ以下である請求項１〜７のいずれか一項に記載の現像部材。
電子写真装置の本体に着脱可能に構成されているプロセスカートリッジであって、現像装置を備え、該現像装置が、請求項１〜８のいずれか一項に記載の現像部材を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
静電潜像を担持するための像担持体と、該像担持体を帯電するための帯電装置と、帯電された該像担持体に静電潜像を形成するための露光装置と、該静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成するための現像装置と、該トナー像を転写材に転写するための転写装置とを有する画像形成装置において、
該現像装置が、請求項１〜８のいずれか一項に記載の現像部材を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。