JP2017083571A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニングブレードにより除去されトナー溜りに溜められたトナーを、入れ替えが円滑に行われる量で維持可能な画像形成装置の提供。
【解決手段】ブラシ部材40は感光ドラム4Yに非接触に配設され、感光ドラム4Yに近接する側のクリーニングブレード9Yの先端部90a、感光ドラム4Yの表面によって、ブレードエッジ部90で除去され重力方向に落下するトナーを溜めるトナー溜りTを区画する。トナー溜りTは、先端部90aの重力方向下方側で開口している。クリーニングブレード9Yに除去されたトナーがトナー溜りTの上方から新たに供給されると、トナー溜りTの下方に溜っていたトナーがトナー溜りTから排出される。ブラシ部材40が弾性変形し毛体間の隙間が大きくなり、毛体間に保持されていたトナーが入れ替えられる。こうして除去されたトナーの量に関わらず、トナー溜りT内のトナーは一定量を保ったまま一部が入れ替えられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真技術を用いたプリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの画像形成装置に関する。
電子写真技術を用いた画像形成装置では、感光ドラム(あるいは中間転写ベルトなど、以下同じ)に担持させたトナー像を記録材へ転写するが、トナー像を転写した後にもトナーが感光ドラムに残ってしまう場合がある(残留トナーなどと呼ばれる)。残留トナーは画像不良を引き起す原因となるので、感光ドラムから除去すべく、画像形成装置にはクリーニング装置が設けられている。クリーニング装置としては、感光ドラムに当接してトナーを掻き落とすクリーニングブレード(以下、単にブレードとも記す)を用いたブレード方式のものが従来から知られている。
最近では、ランニングコストの観点から感光ドラムは硬い材質で形成されるが、その場合、帯電時に生じた放電生成物が感光ドラムに付着しやすくなる。感光ドラムに付着し固まった放電生成物はブレードによる除去が難しく、反対にブレードを損傷させ得る。そこで、感光ドラムから除去したトナーをブレードエッジ部に潤滑剤や研磨剤などとして供給するために、除去したトナーをトナー溜りに滞留させるようにしたクリーニング装置が提案されている(特許文献1)。この場合、ブレードエッジ部におけるトナーの流動性が維持され、トナーに添加されている外添剤により放電生成物が除去されやすくなるため、ブレードを損傷させる可能性が低減され得る。
特開2009−98254号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の装置では、一度に多量のトナーが除去された場合にトナーが排出され難く、その結果、トナー溜りにトナーが溜りすぎてブレードエッジ部付近でのトナーの入れ替えが生じ難くなり得る。そうなると、トナーが凝集し大きな塊となってブレードエッジ部を持ち上げ、ブレードはトナーを除去可能な当接圧で感光ドラムに当接できずトナーを除去し難くなるので、画像不良が生じやすくなる。また、ブレードエッジ部に外添剤が供給され難くなるので、ブレードに損傷が生じやすくなる。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、クリーニングブレードにより除去されトナー溜りに溜められたトナーを、入れ替えが円滑に行われる量で維持可能な画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持して回転する像担持体と、前記像担持体に当接し、前記像担持体に担持されたトナー像を別の像担持体に転写する転写手段と、前記転写手段よりも前記像担持体の回転方向下流に設けられ、先端部を前記像担持体に当接させ転写後の前記像担持体に残留するトナーを除去するクリーニングブレードと、前記像担持体との間で前記クリーニングブレードにより前記像担持体から除去されたトナーを収容可能な収容空間を形成するように設けられ、前記収容空間に収容されたトナーの一部を内部に保持可能で、前記収容空間に収容されたトナーに押され変形して前記内部に保持したトナーを排出可能なトナー保持部材と、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、除去されたトナー量に関わらず、クリーニングブレードにより除去され収容空間に収容されるトナーの入れ替えが円滑に行われる程度に、収容空間のトナー量を維持することが容易にできる。
画像形成装置の構成を示す概略図。 感光ドラムの構造を示す断面図。 第1実施形態のクリーニング装置を示す断面図。 第1実施形態の溜め部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図。 第1実施形態の溜め部材によるトナー量の調整について説明する模式図。 第2実施形態のクリーニング装置を示す断面図。 第3実施形態のクリーニング装置を示す断面図。 第4実施形態のクリーニング装置を示す断面図。
[第1実施形態]
第1実施形態について、図1乃至図5を用いて説明する。まず、画像形成装置について図1を用いて説明する。
<画像形成装置>
図1に示す画像形成装置1は、中間転写ベルト2に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部3Y、3M、3C、3Kを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部3Yでは、感光ドラム4Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト2に一次転写される。画像形成部3Mでは、感光ドラム4Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト2上のイエロートナー像に重ねて一次転写される。画像形成部3C、3Kでは、感光ドラム4C、4Kにそれぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト2に順次重ねて一次転写される。
中間転写ベルト2に一次転写されたトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材P(用紙、OHPシートなどのシート材など)へ一括二次転写される。二次転写部T2は、中間転写ベルト2を挟んで二次転写内ローラ33側に二次転写外ローラ34を押圧させることで形成されている。二次転写外ローラ34(転写手段)には、供給バイアス可変の二次転写高圧電源D2が接続されている。二次転写内ローラ33を接地電位(0V)に接続する一方で、二次転写高圧電源D2により二次転写外ローラ34へトナーと逆極性の正極性の電圧(二次転写バイアス)を印加することで、二次転写部T2に転写電界が生じる。この転写電界に応答して、中間転写ベルト2に一次転写されたトナー像が記録材Pへ一括二次転写される。二次転写されずに転写後の中間転写ベルト2に残るトナー(残留トナー)は、ベルトクリーニング装置20によって除去される。ベルトクリーニング装置20は、感光ドラム4Yよりも中間転写ベルト2の回転方向上流に設けられる。ベルトクリーニング装置20は、中間転写ベルト2にクリーニングブレード21を当接させて、二次転写部T2を通過した中間転写ベルト2からトナーを除去する。
記録材Pは、ピックアップローラ102により記録材カセット101から取り出され、分離ローラ103で1枚ずつに分離されてレジストローラ104へ送り出される。レジストローラ104は、中間転写ベルト2のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部T2へ記録材Pを送り出す。記録材P(像担持体)は二次転写部T2を挟持搬送される過程で、上述したように中間転写ベルト2からトナー像が二次転写される。トナー像を二次転写された記録材Pは中間転写ベルト2から曲率分離されて定着装置38へ搬送される。記録材Pは、定着装置38の加熱ローラ35と加圧ローラ36とによって加熱加圧を受ける。これにより、記録材上のトナー像が加熱されて記録材Pに定着される。トナー像の定着された記録材Pは、機体外へ排出される。
画像形成部3Y、3M、3C、3Kについて説明する。ただし、画像形成部3Y、3M、3C、3Kは、現像装置7Y、7M、7C、7Kで使用するトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外はほぼ同様に構成される。そこで、以下では、画像形成部3Yについて詳細に説明し、画像形成部3M、3C、3Kについては、記号末尾のYをM、C、Kに読み替えて説明されるものとする。
画像形成部3Yは、感光ドラム4Yを囲んで、帯電ローラ5Y、露光装置6Y、現像装置7Y、一次転写ローラ8Y、及びドラムクリーニング装置10Yが配置されている。像担持体としての感光ドラム4Yは、後述のように(後述の図2参照)、アルミニウム製シリンダの外周面に感光層が形成されたものであり、所定のプロセススピードで所定方向(ここでは図中矢印B方向)に回転される。帯電ローラ5Yは、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が印加されることで、感光ドラム4Yの表面を一様な負極性の暗部電位に帯電させる。露光装置6Yは、各色の分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム4Yの表面に画像の静電潜像を書き込む。露光装置6Yは、原稿画像を結像投影露光するアナログ露光装置、レーザスキャナやLEDアレイ等のデジタル露光装置であってよい。
現像装置7Yは、トナーを感光ドラム4Yに供給して静電潜像をトナー像に現像する。即ち、現像装置7Yは、トナーとキャリアを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤と記す)を撹拌してトナーを負極性に帯電させる。また、現像装置7Yは、感光ドラム4Yの表面にわずかな隙間を隔てて配置した現像スリーブ7sを感光ドラム4Yに対してカウンタ方向に回転する。現像スリーブ7sは内部にマグネット部材7mを有しており、帯電された現像剤は現像スリーブ7sに磁気的に担持されて感光ドラム4Yとの対向部へ搬送される。この際に、穂立ち状態の現像剤が感光ドラム4Yを摺擦する。そして、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が現像スリーブ7sに印加されることで、現像スリーブ7sから負極性に帯電されたトナーが相対的に正極性になった感光ドラム4Yの露光部分へ移転され、静電潜像は反転現像される。なお、現像装置7M、7C、7Kにも現像スリーブは配設されている。
転写手段としての一次転写ローラ8Yは、中間転写ベルト2を押圧して、感光ドラム4Yと中間転写ベルト2との間に一次転写部T1を形成する。一次転写ローラ8Yに正極性の一次転写バイアス電圧が印加されることで、感光ドラム4Yから負極性に帯電したトナー像が中間転写ベルト2に一次転写される。ドラムクリーニング装置10Yは、感光ドラム4にクリーニングブレード9Yを当接させて、一次転写部T1を通過して一次転写されずに転写後の感光ドラム4に残るトナー(残留トナー)を除去する。
<中間転写ベルト>
像担持体としての中間転写ベルト2は、テンションローラ31、駆動ローラ32及び二次転写内ローラ33に掛け渡して支持され、駆動ローラ32に駆動されて所定のプロセススピードで所定方向(ここでは図中矢印A方向)に回転される。テンションローラ31は、中間転写ベルト2を張力一定に張架する。駆動ローラ32は、駆動手段としての中間転写ベルト駆動モータ32Mによって駆動される。中間転写ベルト2は、例えばポリエチレン−四フッ化エチレン共重合体等のフッ素含有樹脂からなる単層構造の樹脂材料を用いて形成するとよい。その際に、中間転写ベルト2は、基材中にカーボンブラックを分散させて、例えば表面抵抗率で1×1012[Ω/□]、体積抵抗率で1×10[Ω・cm]となるように抵抗調整される。
<感光ドラム>
感光ドラム4Yについて、図2を用いて説明する。図2に示すように、感光ドラム4Yは、例えば円筒状のアルミニウム製シリンダのような導電性を有する導電性基体51の上に、下層から順に下引き層52、積層型のOPC感光層(54、55)、表面保護層56が形成されている。下引き層52は、OPC感光層の接着性改良、塗工性改良、導電性基体51の保護や導電性基体51の欠損部分の被覆、導電性基体51からの電荷注入性改良、さらにはOPC感光層の電気的破壊に対する保護などのために、導電性基体51を覆っている。OPC感光層は、電荷発生物質を含有する電荷発生層54と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層55とが順次に積層されて形成されている。OPC感光層の上層には、表面保護層56が形成されている。なお、感光ドラム4Yの表面つまり表面保護層56の一面は、研磨テープ(ラッピングペーパー)やバフ研磨等により、十点平均粗さRz(JIS B0601−1982)が0.2〜2μmになるように研磨されている。
<現像剤>
現像装置7Yでは、例えば現像剤として負帯電特性のトナー(非磁性)と正帯電特性の磁性キャリアを含む二成分現像剤が用いられる。本実施形態では、トナーとキャリアの重量比が9:91つまりはトナー濃度9%となるようにトナーとキャリアとが混合された二成分現像剤を用いた。また、トナーの重量平均粒径が5.7μmであるものを用いた。
トナーは、結着樹脂(バインダとも呼ぶ)、着色剤、荷電制御剤を有する。結着樹脂としては、例えばスチレンアクリル系樹脂を使用する。勿論、これに限らず、スチレン系、ポリエステル系、ポリエチレンなどの樹脂を使用してよい。着色剤としては、カーボンブラックや染料、顔料等の着色剤を1種単独で使用してもよいし、複数種類を併せて使用してもよい。荷電制御剤は、必要に応じて補強のための帯電制御剤が含有されたものを使用してよい。帯電制御剤としては、ニグロシン系染料やトリフェニルメタン系染料等が含有されていればよい。
トナーはワックスを含有している。ワックスは、記録材Pへのトナー像の定着時に定着装置38からの離型性やトナーの定着性などを向上させるため、トナーに含まれている。ワックスとしては、例えばパラフィンワックス、カルナバワックス、ポリオレフィンなどが使用される。ワックスは結着樹脂中に混錬分散されている。本実施形態では、結着樹脂、着色剤、荷電制御剤、ワックスを混錬分散させた樹脂を、機械式粉砕機により粉砕したものをトナーに用いた。
また、トナーは表面に外添剤が添加されている。外添剤としては、アモルファスシリカに疎水性処理を施したもの、あるいは酸化チタンやチタン化合物等の無機酸化物微粒子などを使用すればよい。これらの微粒子がトナー表面に添加されることで、トナーの流動性や帯電量などが調整され得る。外添剤の粒径は、1nm以上100nm以下が好ましい。本実施形態では、平均粒径50nmの酸化チタンを重量比で0.5wt%添加し、平均粒径2nmと100nmのアモルファスシリカをそれぞれ0.5wt%、1.0wt%ずつ添加した外添剤を用いた。
キャリアは、例えば表面酸化あるいは未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金属、及びそれらの合金、あるいは酸化物フェライトなどが好適に使用可能である。本実施形態では、フェライト粒子をシリコン樹脂でコートしたキャリアを用いた。また、240[kA/m]の印加磁場に対する飽和磁化が24[Am/kg]、3000[V/cm]の電界強度における比抵抗が1×10[Ω・cm]〜1×10[Ω・cm]、重量平均粒径が50μmのキャリアを用いた。
<クリーニング装置>
上述したように、本実施形態の画像形成装置1は、一次転写されずに感光ドラム4Y〜4Kに残るトナーを除去するために、ドラムクリーニング装置10Y〜10Kを備えている。また、画像形成装置1は、二次転写されずに中間転写ベルト2に残るトナーを除去するために、ベルトクリーニング装置20を備えている。これらのクリーニング装置について、図3乃至図5を用いて説明する。本実施形態において、ドラムクリーニング装置10Y〜10K及びベルトクリーニング装置20は、クリーニングブレード(9Y〜9K、21)によりトナーを掻き落とすブレード方式を採用したものである。そこで、代表としてドラムクリーニング装置10Yを用いて説明する。
図3に示すドラムクリーニング装置10Yは、感光ドラム4Yに対向配置されるハウジング60内に、支持台93、支持板金91、クリーニングブレード9Y、シート部材94、ブラシ部材40を有する。ハウジング60は、感光ドラム4Yに対向する側が開口している。支持台93はハウジング60内で重力方向上方側に配設され、支持台93にはビス92により支持板金91が位置決め可能に固定されている。
<クリーニングブレード>
支持板金91には、板状のクリーニングブレード9Yが感光ドラム4Yの回転方向(図中矢印B方向)に対してカウンタ方向に当接するように、ハウジング60の開口側に向けて斜め下方向きに延設されている。本実施形態では、感光ドラム4Yが重力方向下方側から上方側に向けて回転する一次転写部T1(図1参照)よりも感光ドラム4Yの回転方向下流側で、クリーニングブレード9Yは感光ドラム4Yに対してカウンタ方向に当接している。クリーニングブレード9Yの感光ドラム4Yに対する当接量(当接圧)は、ビス92が緩められ支持板金91が支持台93に対して移動されることにより調整される。
クリーニングブレード9Yは弾性部材を用いて形成され、弾性部材としては摩擦により感光ドラム4Yを傷付けず且つ耐摩耗性が大きいという理由から、ポリウレタンゴムなどのゴム部材が広く用いられる。残留歪みが小さいことに注目すれば、二液性熱硬化型ポリウレタンを採用するのが好ましい。あるいは、スチレン−ブタジエン共重合体、クロロプレン、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴム、シリコンゴム等を採用してもよい。クリーニングブレード9Yは、アスカーC硬度70〜80程度の剛性に形成されている。クリーニングブレード9Yは、例えば幅(感光ドラム4Yの回転軸線方向の長さ)が340mm、厚みが2mm、短手方向(感光ドラム4Yの回転軸線方向に交差する方向)の長さが15mmに、支持板金91からの自由端の長さが8mmに形成される。なお、クリーニングブレード9Yの幅は、感光ドラム表面のトナー像形成可能領域の幅よりも長い。
また、支持板金91にはクリーニングブレード9Yの他に、シート部材94がハウジング60の開口側に向けて斜め下方向きに延設されている。本実施形態において、クリーニングブレード9Yとシート部材94とは、互いの一面が対向し間隔を空けた状態に並列配置されている。支持板金91が支持台93に対して移動された場合、シート部材94はクリーニングブレード9Yとの相対位置を変えられることなく、クリーニングブレード9Yと一緒に支持台93に対して移動される。シート部材94の先端側には、ブラシ部材40が配設されている。シート部材及びブラシ部材40については後述する。
図3に示すように、ハウジング60の開口側の感光ドラム4Yの回転方向上流側には、ハウジング60と感光ドラム4Yとの隙間を塞ぐ飛散防止シート61が設けられている。飛散防止シート61は、クリーニングブレード9Yにより感光ドラム4Yから除去されたトナーがハウジング60の外へ漏れるのを防止する。飛散防止シート61は、例えば厚さ20〜50μmのポリエチレンテレフタレート樹脂のシート材料などで形成される。
ハウジング60と飛散防止シート61とで囲まれたハウジング60内の重力方向下方側の空間は、クリーニングブレード9Yにより感光ドラム4Yから除去され落下するトナーを収容する収容部を形成し、そこに搬送スクリュー50が配設されている。搬送スクリュー50は、収容したトナーを不図示の回収容器へと搬送する。即ち、感光ドラム4Yから除去されたトナーは回収容器に回収される。
<シート部材>
支持部材としてのシート部材94は、クリーニングブレード9Yよりも弾性係数の高い材料を用いてブラシ部材40よりも高い剛性で形成される。図4(a)及び図4(b)に示すように、シート部材94の長手方向(図中Z方向、幅方向)の長さはクリーニングブレード9Yの幅と略同じかあるいは少し長めに形成され、またシート部材94の厚さはクリーニングブレード9Yの厚さよりも薄く形成されている。本実施形態では、厚さ50μmのPET樹脂シート材料(東レ株式会社製、商品名ルミラー)を用いてシート部材94を形成した。図3に示すように、シート部材94はクリーニングブレード9Yを挟んで感光ドラム4Yの反対側に、クリーニングブレード9Yに略並行に隙間を空けて配置されている。
<ブラシ部材>
トナー保持部材としてのブラシ部材40は、図4(a)及び図4(b)に示すように、シート部材94の短手方向(長手方向に直交する方向)の一端側に両面テープ41等により接着されている。ブラシ部材40は樹脂製の毛体を多数有し、クリーニングブレード9Yやシート部材94よりも剛性が低い。例えば、ブラシ部材40はアスカーC硬度20〜30程度の剛性に形成される。また、ブラシ部材40はその毛体が静電的に帯電しやすい樹脂等を用いて形成される。本実施形態では、毛体として長さ2mmで直径0.2mm程度のナイロン製の直毛を密度50kFで植えたブラシ部材40を用いた。ブラシ部材40は、毛体と毛体との間(内部)にトナーを保持可能であり、また毛体間に保持したトナーを排出可能である。ブラシ部材40に用いる毛体としては腰が弱く変形自在なものであればよく、また太さは細く量が多い(つまり密度が高い)方が好ましい。さらに、毛体はトナーを保持可能な形状であればよく、その先端は例えば球状など適宜の形状であってよい。
図3に示すように、ブラシ部材40は感光ドラム4Yに非接触に、また毛体が感光ドラム4Y側(像担持体側)に向けて延びるようにして、シート部材94に配設されている。ブラシ部材40は、感光ドラム4Yとの最近接位置で例えば0.2〜0.75mmの間隔の隙間X(図5参照)を確保できる突き出し量Lで、クリーニングブレード21の先端部90aよりもクリーニングブレード9Yの配設方向に突出するように設けられる。これにより、ブラシ部材40、感光ドラム4Yに近接する側のクリーニングブレード9Yの先端部90a、感光ドラム4Yの表面によって、ブレードエッジ部90で除去され重力方向に落下するトナーを溜めるためのトナー溜りT(領域)が区画される。ただし、ここでは、除去されたトナーを収容可能な収容空間としてのトナー溜りTが先端部90aの重力方向下方側で開口している。
また、上述したように、シート部材94とクリーニングブレード9Yとの間には隙間が空いている。しかし、掻き落とされたトナーがシート部材94とクリーニングブレード9Yとの隙間に侵入すると、侵入したトナーがクリーニングブレード9Yを感光ドラム4Y側に押圧し、クリーニングブレード9Yの感光ドラム4Yに対する当接量(当接圧)が変わり得る。その場合、クリーニングブレード9Yの動きが阻害され、クリーニングブレード9Yによる安定したクリーニング性能が得られ難くなる。
そこで、本実施形態では、ブラシ部材40の一部の毛体がクリーニングブレード9Yとシート部材94との隙間に入り込むように、ブラシ部材40が配設されている。即ち、ブラシ部材40は、クリーニングブレード9Yとシート部材94との隙間をトナー溜り側(収容空間側)の間口で塞ぐように配置されている。ブラシ部材40は、掻き落とされたトナーがクリーニングブレード9Yとシート部材94との隙間に侵入するのを防ぐ。これにより、クリーニングブレード9Yの感光ドラム4Yに対する当接量(当接圧)を一定に維持でき、クリーニングブレード9Yによる安定したクリーニング性能が得られる。
次に、ドラムクリーニング装置10Yの作用について図5を用いて説明する。図5に示すように、クリーニングブレード9Yのブレードエッジ部90は回転する感光ドラム4Yの表面を摺擦し、感光ドラム4Yの表面に残留するトナーを表面から掻き落とす。掻き落とされたトナーは重力によって重力方向下方側に落下し、トナー溜りTに溜められる。
ここで、クリーニングブレード9Yは、ブレードエッジ部90が感光ドラム4Yの回転中心Oを通る水平方向の直線M(図3参照)よりも上側(感光ドラム4Yの回転方向下流側)で感光ドラム4Yに当接するように配設されるのが好ましい。これは、ブレードエッジ部90が直線Mよりも重力方向下方側(回転方向上流側)で感光ドラム4Yに当接するようにクリーニングブレード9Yが配設されると、トナー溜りTにトナーが溜り難くなるからである。その場合、ブレードエッジ部90にトナーが供給され難くなるので、クリーニングブレード9Yが感光ドラム4Yを摺擦する時の異常音の抑制や、クリーニングブレード9Yの損傷の防止などを実現することが難しくなる。
本実施形態の場合、既に述べたようにトナー溜りTの重力方向下方側は開口しているが、掻き落とされたトナーを溜めることができる。即ち、掻き落とされたトナーはトナー像を一次転写した後のトナーであり、静電的にマイナス帯電していることに加え、トナー同士が比較的に結び付きやすい。これに対して、ブラシ部材40は毛体が自然にこすれ合うなどして静電的にプラス帯電している。従って、マイナス帯電したトナーが互いに結び付いた状態でブラシ部材40に保持されることで、トナー溜りTの開口が塞がれてトナーが溜る。トナー溜りTに溜められたトナーは、クリーニングブレード9Yの潤滑剤としてブレードエッジ部90に供給される。そして、供給されたトナーに添加されている外添剤がブレードエッジ部90と感光ドラム4Yの表面との間に介在することで、潤滑材として機能する。その場合に、外添剤は感光ドラム4Yに付着した放電生成物を除去し得る。
クリーニングブレード9Yは感光ドラム4Yの表面からトナーを掻き取る際に、先端部90aが感光ドラム4Yの表面に沿って感光ドラム4Yの回転方向に往復移動する。即ち、クリーニングブレード9Yは先端部90aが感光ドラム表面のトナーによって、感光ドラム4Yの回転方向上流側に向かって徐々に押し込まれる。これに伴い、クリーニングブレード9Yは弾性変形する。そして、先端部90aはある程度の位置にまで押し込まれると、弾性復元力に従って押し込まれる前の元の位置まで一気に跳ね返って戻る。このようにして先端部90aが元の位置に戻る際に、トナーはブレードエッジ部90により感光ドラム4Yから掻き落とされる。
弾性変形したクリーニングブレード9Yの先端部90aが元の位置まで一気に戻る際に、トナー溜りTに溜っているトナーは押圧される。クリーニングブレード9Yが掻き取ったトナーが少ない場合、トナー溜りTに溜っているトナーは比較的に弱い押圧力で押圧される。すると、ブラシ部材40の毛体が弾性変形して撓み、感光ドラム4Yとの隙間Xが拡がる。そして、トナー溜りTと外部とを連通する隙間Xが拡がった分に応じた量のトナーが、トナー溜りTから外部へ排出される。
他方、クリーニングブレード9Yが掻き取ったトナーが多い場合、トナー溜りTに溜っているトナーは比較的に強い押圧力で押圧される。すると、掻き取ったトナーが少ない場合に比べてブラシ部材40の毛体が大きく弾性変形されてより大きく撓み、感光ドラム4Yとの隙間Xがより大きく拡がる。また、トナー溜りTに溜ったトナーの重みによってもブラシ部材40の毛体が撓み、感光ドラム4Yとの隙間Xを拡げ得る。それ故、掻き取ったトナーが多い場合には、掻き取ったトナーが少ない場合よりも多くの量のトナーがトナー溜りTの開口(隙間)から排出され得る。また、ブラシ部材40の毛体と毛体との間(内部)からもトナーが通り抜けて、トナー溜りTから排出されやすい。
以上のように、本実施形態では、クリーニングブレード9Yにより掻き取られたトナーがトナー溜りTの重力方向上方側から新たに供給されるのに応じて、トナー溜りTの重力方向下方側に溜っていたトナーがトナー溜りTから排出される。また、ブラシ部材40が弾性変形する際に毛体間の隙間が大きくなるので、毛体間に保持されていたトナーが入れ替えられる。さらに、ブラシ部材40の毛体が弾性変形する前の位置に戻る際に、トナー溜りT内のトナーはかき混ぜられてトナー溜りT内を流動し得る。これにより、除去されたトナーの量に関わらず、トナー溜りTに供給されるトナーの量とトナー溜りTから排出されるトナーの量とがほぼ同じに調整されるので、トナー溜りT内のトナーは一定量を保ったまま一部が入れ替えられる。そして、トナー溜りTの重力方向下方側からトナーが排出されることからすれば、特に重力方向上方側のブレードエッジ部90付近のトナーが大きく動き得る。従って、本実施形態では、例え感光ドラム4Yから除去したトナーが多い場合であっても、トナー溜りTのトナーを入れ替えが円滑に行われる一定量で維持することが容易となる。
[第2実施形態]
図6に、第2実施形態のクリーニング装置を示す。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図6に示すドラムクリーニング装置10Yは、図3に示したドラムクリーニング装置10Yと比べると、毛体の長さが長く、ブラシ部材40Aがクリーニングブレード9Yの先端部90aの一部を覆っている。この場合、感光ドラム4Yとの隙間Xが狭くなるので、トナー溜りTにトナーが溜りやすい。これによれば、上述の第1実施形態の場合と同様の効果が得られる。また、トナー溜りTにトナーを比較的に早く一定量まで溜めることができるので、早い段階でブレードエッジ部90に安定してトナーを供給することができるようになる。
[第3実施形態]
図7に、第3実施形態のクリーニング装置を示す。図7に示すドラムクリーニング装置10Yは、ブラシ部材40の代わりにトナー保持部材としてスポンジ部材40Bを配置した点が第1実施形態と異なり、その他の構成については同様である。即ち、図7に示すドラムクリーニング装置10Yでは、シート部材94の先端側にスポンジ部材40Bが配設されている。多数の孔を有する多孔質部材としてのスポンジ部材40Bは、隙間Xを空けて感光ドラム4Yに非接触に配設されている。また、スポンジ部材40Bは、掻き落とされたトナーがシート部材94とクリーニングブレード9Yとの隙間に侵入しないよう、シート部材94とクリーニングブレード9Yとの隙間に一部が入り込んでいる。
スポンジ部材40Bはブラシ部材40と同様に、クリーニングブレード9Yによりトナーが掻き取られた際にトナー溜りTに溜っているトナーが押圧されることに応じて変形する。これにより、感光ドラム4Yとの隙間Xが拡がり、トナーがトナー溜りTから排出される。スポンジ部材40Bは、クリーニングブレード9Yよりも剛性が低ければ、材質はなんでもよい。また、スポンジ部材40Bはセル(孔)が大きくまたセルの数も多い方が好ましい。本実施形態では、アスカーC硬度20〜30でセル数が約60個/インチの発泡ウレタン製のスポンジ材を用いた。こうしたスポンジ部材40Bを用いた場合であっても、ブラシ部材40を用いた上述の第1実施形態の場合と同様の効果が得られる。
[第4実施形態]
図8に、第4実施形態のクリーニング装置を示す。なお、第3実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図8に示すドラムクリーニング装置10Yは、図7に示したドラムクリーニング装置10Yと比べると、スポンジ部材40Cの厚さが厚くて、スポンジ部材40Cがクリーニングブレード9Yの先端部90aの一部を覆っている。この場合、第3実施形態の場合に比べて感光ドラム4Yとの隙間Xが狭くなるので、トナー溜りTにトナーが溜りやすい。これによれば、ブラシ部材40Aを用いた上述の第2実施形態の場合と同様の効果が得られる。
[他の実施形態]
なお、上述した各実施形態では、シート部材にブラシ部材やスポンジ部材を配設したものを示したが、これに限らない。クリーニングブレード9Yよりも剛性が低く、トナー溜りTに溜っているトナーが押圧されることに応じて変形することにより、感光ドラム4Yとの隙間Xが拡がれば、どのようなものであってもよい。
なお、上述した実施形態では、各色の感光ドラム4Y〜4Kから中間転写ベルト2に各色のトナー像を一次転写した後に、記録材Pに各色のトナー像を一括して二次転写する構成の画像形成装置を説明したが、これに限らない。例えば、感光ドラム4Y〜4Kから記録材Pに直接転写する直接転写方式の画像形成装置であってもよい。
1…画像形成装置、2…像担持体(中間転写ベルト)、4Y〜4K…像担持体(感光ドラム)、8Y〜8K…転写手段(一次転写ローラ)、9Y〜9K…クリーニングブレード、21…クリーニングブレード、34…転写手段(二次転写外ローラ)、40…トナー保持部材(ブラシ部材)、40B(40C)…トナー保持部材(多孔質部材、スポンジ部材)、90a…先端部、94…支持部材(シート部材)、P…像担持体(記録材)、T…トナー溜り

Claims (10)

  1. トナー像を担持して回転する像担持体と、
    前記像担持体に当接し、前記像担持体に担持されたトナー像を別の像担持体に転写する転写手段と、
    前記転写手段よりも前記像担持体の回転方向下流に設けられ、先端部を前記像担持体に当接させ転写後の前記像担持体に残留するトナーを除去するクリーニングブレードと、
    前記像担持体との間で前記クリーニングブレードにより前記像担持体から除去されたトナーを収容可能な収容空間を形成するように設けられ、前記収容空間に収容されたトナーの一部を内部に保持可能で、前記収容空間に収容されたトナーに押され変形して前記内部に保持したトナーを排出可能なトナー保持部材と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー保持部材は、前記収容空間と外部とを連通する隙間を拡げるように変形する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー保持部材は、前記クリーニングブレードを挟んで前記像担持体の反対側で、前記先端部よりも前記クリーニングブレードの配設方向に突出するように設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー保持部材よりも高い剛性を有して、前記トナー保持部材を支持する支持部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記支持部材は、前記クリーニングブレードを挟んで前記像担持体の反対側に、前記クリーニングブレードに略並行に隙間を空けて配置され、
    前記トナー保持部材は、前記支持部材と前記クリーニングブレードとの隙間を前記収容空間側で塞ぐように配置されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体は、円筒状であり、
    前記クリーニングブレードは、前記像担持体に対し上から下へ向けて延設されて、前記像担持体の回転中心よりも重力方向に関して上側で前記像担持体に当接する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー保持部材は、複数の樹脂製の毛体を有するブラシ部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記支持部材は、前記クリーニングブレードを挟んで前記像担持体の反対側に、前記クリーニングブレードに略並行に前記クリーニングブレードの先端部まで延設され、
    前記ブラシ部材は前記支持部材に配置され、前記毛体が前記像担持体側に向けて延びている、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記トナー保持部材は、複数の孔を有する多孔質部材である、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. トナー像を担持して回転する像担持体と、
    前記像担持体に当接し、前記像担持体に担持されたトナー像を別の像担持体に転写する転写手段と、
    前記転写手段よりも前記像担持体の回転方向下流に設けられ、先端部を前記像担持体に当接させ転写後の前記像担持体に残留するトナーを除去するクリーニングブレードと、
    前記像担持体との間で前記クリーニングブレードにより前記像担持体から除去されたトナーを収容可能な収容空間を形成するように配設され、前記像担持体側に向かって延びる複数の樹脂製の毛体を有するブラシ部材と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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