JP2017081489A - 車両構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
車体(車両ボディ)に取り付けられるシートの構造を示す文献としては、例えば、特許文献1に開示された車両用シートがある。この車両用シートにおいては、衝撃吸収プレートを用いており、車体に連結されたシートの座部に対して一定以上の上向き荷重が作用したときに、衝撃吸収プレートが破断してシートに加わる衝撃を吸収することが可能である。
上記シートフレームは、上記複数のリーンホースのうちの上記車両ボディの前後方向に沿って配置された取付用前後リーンホース、及び該取付用前後リーンホースに上方から対向する上記フロアパネルの対向部に対して、上記前後方向に並ぶ複数の締結具によって取り付けられており、
上記取付用前後リーンホース及び上記フロアパネルの対向部における、上記前後方向に並ぶ複数の締結具よりも前方の位置と、上記取付用前後リーンホース及び上記フロアパネルの対向部における、上記前後方向に並ぶ複数の締結具同士の間の位置との少なくとも一方には、上記取付用前後リーンホース及び上記フロアパネルの対向部の左右方向に沿った仮想切断面の総断面積が他の該仮想切断面の総断面積よりも小さい脆弱部が形成されている、車両構造体にある。
より具体的には、脆弱部は、取付用前後リーンホース及びフロアパネルの対向部における、前後方向に並ぶ複数の締結具よりも前方の位置と、取付用前後リーンホース及びフロアパネルの対向部における、前後方向に並ぶ複数の締結具同士の間の位置との少なくとも一方に形成されている。
(実施形態1)
本形態の車両構造体1は、図1に示すように、フロアパネル21及びフロアパネル21の下面に接合された複数のリーンホース22A,22Bを有する車両ボディ2と、車両ボディ2に取り付けられたシートフレーム31とを備える。複数のリーンホース22A,22Bには、車両ボディ2の左右方向Wに沿って配置された複数の左右リーンホース22Aと、車両ボディ2の前後方向Lに沿って配置された複数の前後リーンホース22Bとがある。同図においては、フロアパネル21を省略して、複数のリーンホース22A,22Bの配置状態を示す。
本形態の車両構造体1においては、図2〜図4に示すように、取付用前後リーンホース22B及びフロアパネル21の対向部211における、前後方向Lに並ぶ複数の締結具4A,4Bよりも前方の位置には、取付用前後リーンホース22B及びフロアパネル21の対向部211の左右方向Wに沿った仮想切断面の総断面積が他の仮想切断面の総断面積よりも小さい脆弱部6Aが形成されている。
図1に示すように、車両構造体1は、自動車の車両ボディ2のフロアパネル21及びリーンホース22A,22Bに、シート3のシートフレーム31が取り付けられた構造を有する。フロアパネル21と複数のリーンホース22A,22Bとは、複数の箇所にスポット溶接を行うことによって接合されている。フロアパネル21と複数のリーンホース22A,22Bとは、フロアパネル21を構成する金属と各リーンホース22A,22Bを構成する金属とが融合して形成された複数の接合部5A,5B,5Cによって互いに接合されている。車両ボディ2における床部は、フロアパネル21及び複数のリーンホース22A,22Bによって形成されている。
本形態の締結具4A,4Bは、シートフレーム31の各取付部32における、車両ボディ2の前後方向Lにおける2箇所において、各取付部32をフロアパネル21及び取付用前後リーンホース22Bに取り付けている。なお、締結具4A,4Bは、シートフレーム31の各取付部32における3箇所以上に設けられていてもよい。
脆弱部6Aは、同図に示すように、取付用前後リーンホース22Bの天板部221を左右方向Wに横切る状態で屈曲して形成されていてもよい。また、脆弱部6Aは、図5に示すように、取付用前後リーンホース22Bの天板部221の左右の角部(天板部221の左右両側の稜線部)において、屈曲して形成されていてもよい。
本形態は、脆弱部7をフロアパネル21に形成する場合について示す。また、本形態は、自動車の衝突時に、特に、シート3が前方へ移動しようとする慣性力から中間接合部5Bを保護する場合について示す。
図8、図9に示すように、本形態の脆弱部7は、取付用前後リーンホース22Bの天板部221と対向するフロアパネル21の対向部211における、前後方向Lに並ぶ複数の締結具4A,4B同士の間の位置に形成されている。また、前後方向Lに並ぶ複数の締結具4A,4B同士の間には、フロアパネル21と取付用前後リーンホース22Bとを接合する中間接合部5Bが設けられている。
具体的には、シート3が前方へ移動しようとする力を受けて、フロアパネル21と取付用前後リーンホース22Bとが前後方向Lに互いに位置ずれしようとする。このとき、図10に示すように、フロアパネル21における中間接合部5Bの前方の部位212は、前後方向Lに圧縮され、フロアパネル21における中間接合部5Bの後方の部位213は、前後方向Lに引っ張られることになる。そして、フロアパネル21が取付用前後リーンホース22Bから離れるように塑性変形しようとする。これにより、フロアパネル21が塑性変形するときの荷重が、複数の締結具4A,4Bの間に位置する中間接合部5Bに直接加わり、この中間接合部5Bが損傷するおそれがある。
また、本形態においても、車両構造体1のその他の構成及び図中の符号が示す構成要素は実施形態1と同様であり、実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、各実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態に適用することが可能である。
2 車両ボディ
21 フロアパネル
211 対向部
22A,22B リーンホース
221 天板部
222 側板部
3 シート
31 シートフレーム
4 締結具
5A,5B 接合部
6A,6B,7 脆弱部
Claims (5)
- フロアパネル及び該フロアパネルの下面に接合された複数のリーンホースを有する車両ボディと、該車両ボディに取り付けられたシートフレームとを備えた車両構造体であって、
上記シートフレームは、上記複数のリーンホースのうちの上記車両ボディの前後方向に沿って配置された取付用前後リーンホース、及び該取付用前後リーンホースに上方から対向する上記フロアパネルの対向部に対して、上記前後方向に並ぶ複数の締結具によって取り付けられており、
上記取付用前後リーンホース及び上記フロアパネルの対向部における、上記前後方向に並ぶ複数の締結具よりも前方の位置と、上記取付用前後リーンホース及び上記フロアパネルの対向部における、上記前後方向に並ぶ複数の締結具同士の間の位置との少なくとも一方には、上記取付用前後リーンホース及び上記フロアパネルの対向部の左右方向に沿った仮想切断面の総断面積が他の該仮想切断面の総断面積よりも小さい脆弱部が形成されている、車両構造体。 - 上記取付用前後リーンホースは、上記フロアパネルと対面する天板部と、該天板部における左右両端部から下方に伸びる一対の側板部とを有しており、
上記脆弱部は、上記取付用前後リーンホースの上記天板部における、上記前後方向に並ぶ複数の締結具よりも前方の位置において設けられた、下方に屈曲する屈曲部、貫通穴、又は厚みが縮小する厚み縮小部によって形成されている、請求項1に記載の車両構造体。 - 上記脆弱部は、上記前後方向に並ぶ複数の締結具における最も前方に位置する最前方締結具と、該最前方締結具の前方に設けられて上記フロアパネルと上記取付用前後リーンホースとを接合する接合部との間に形成されている、請求項2に記載の車両構造体。
- 上記取付用前後リーンホースは、上記フロアパネルと対面する天板部と、該天板部における左右両端部から下方に伸びる一対の側板部とを有しており、
上記脆弱部は、上記取付用前後リーンホースの上記天板部と対向する上記フロアパネルの対向部における、上記前後方向に並ぶ複数の締結具同士の間の位置に設けられた貫通穴によって形成されている、請求項1に記載の車両構造体。 - 上記脆弱部は、上記前後方向に並ぶ複数の締結具のうちのいずれかと、上記前後方向に並ぶ複数の締結具同士の間に設けられて上記フロアパネルと上記取付用前後リーンホースとを接合する接合部との間に形成されている、請求項4に記載の車両構造体。
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