JP2017081102A - 光書込み装置および画像形成装置 - Google Patents
光書込み装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017081102A JP2017081102A JP2015214712A JP2015214712A JP2017081102A JP 2017081102 A JP2017081102 A JP 2017081102A JP 2015214712 A JP2015214712 A JP 2015214712A JP 2015214712 A JP2015214712 A JP 2015214712A JP 2017081102 A JP2017081102 A JP 2017081102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- pixel
- scanning direction
- main scanning
- emitting element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
- G03G15/043—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/06—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using cylindrical picture-bearing surfaces, i.e. scanning a main-scanning line substantially perpendicular to the axis and lying in a curved cylindrical surface
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/23—Reproducing arrangements
- H04N1/29—Reproducing arrangements involving production of an electrostatic intermediate picture
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K2007/10495—Circuits for pulse forming, amplifying
Abstract
【解決手段】感光体ドラムへのスクリーンパターン201の主走査方向の書込み開始位置Xが画像安定化動作により基準位置Rから画素7−12が存する位置に変更された場合、スクリーンパターン202として、主走査方向に画素7−12から後続する各画素について、スクリーンパターン201と主走査方向の各画素の濃度変化の周期が同じ且つ位相が同じスクリーンパターンを作成する。
【選択図】図25
Description
図39は、感光体側からロッドレンズアレイを透過して発光素子を見たときの発光素子とロッドレンズアレイとの位置関係を示す概略平面図である。
ロッドレンズアレイ910は、1つの発光素子1よりも口径が大きいロッドレンズ911が多数個、主走査方向に沿って千鳥状に配列されてなる長尺状の部材であり、各発光素子1から発せられた光ビームのそれぞれを透過させて、感光体表面上に集光させる。
例えば、図40(a)に示すように1ページ領域601に濃度の均一な中間調の画像602が存在する場合に、画像602にスクリーン処理が施されると、図40(b)に示すように、その濃度に応じた密度で微細なドット(黒画素)が配置されたスクリーンパターン603(出力画像)に変換される。
主走査方向に並ぶ複数の画素9−1、9−2・・のそれぞれごとに、その並び順に一つの発光素子1−1、1−2・・が一対一に対応しており、対応する発光素子の発光と非発光(消灯)の切り替えにより黒画素と白画素のいずれで表現されるかが切り替えられる。
この書込み開始位置は、例えば形成画像の画質を長期に亘って一定以上に維持するための画像安定化動作の実行により、新品時からある程度の時間経過後に新品時の基準位置Rから主走査方向にその画質維持に要する分だけずれた位置に変更される場合がある。
書込み開始位置の変更前後において、画像602が同じものであれば、図40(b)に示すスクリーンパターン603の全体を、図40(d)に示すように主走査方向にαだけずらしたスクリーンパターン605を用いることにより、その変更前後のそれぞれで同じ階調表現を実現できるように思われる。
つまり、図40(b)に示すスクリーンパターン603は、基準位置Rに存する発光素子1−1から主走査方向に後続する各発光素子1により形成される。これに対し、図40(d)に示すスクリーンパターン605は、基準位置Rから数えて4個目の発光素子1−4から主走査方向に後続する各発光素子1により形成される。
従って、例えば図40(b)に示すスクリーンパターン603の画素9−4と9−5と図40(d)に示すスクリーンパターン605の画素9−4と9−5をそれぞれ黒画素で表す場合のその感光体への露光量とドットの形状に差が生じてしまう。
このように入力画像が同じでも、書込み開始位置の変更の前後で、スクリーンパターンを構成する各黒画素の濃度や形状にばらつきが生じるという問題がある。
スクリーンパターンは、黒画素、つまりドットの配置だけで階調を疑似的に表現するものなので、ドットの濃度や形状のばらつきの大きさによっては、同じの入力画像に対して、書込み開始位置の変更前にスクリーン処理により疑似的に表現されたスクリーンパターンと、書込み開始位置の変更後にスクリーン処理により疑似的に表現されたスクリーンパターンとをユーザーが見比べたときに異なる階調のように感じるおそれが生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、スクリーン処理を用いる構成において、書込み開始位置の変更によるスクリーンパターンの濃度ばらつきを抑制することが可能な光書込み装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
また、前記制御手段は、複数の閾値が主走査方向と副走査方向に二次元配列された閾値マトリクスを用いて、前記多値画像の画素ごとに、当該画素と前記閾値マトリクスにおける当該画素に対応する閾値とを比較して、その比較結果に基づいて、前記スクリーンパターンを作成するスクリーン処理手段を備えるとしても良い。
また、前記発光素子アレイの複数の発光素子は、2以上の発光素子が主走査方向に沿って並んでなる発光素子列が3列以上、副走査方向に並ぶように配置され、前記複数の発光素子のそれぞれが主走査方向に相互に異なる位置に千鳥配置されており、前記スクリーン処理手段は、前記スクリーンパターンの作成後、前記制御を実行すれば、前記3列以上の発光素子列のうち副走査方向両端の発光素子列に属する各発光素子が発光することになる場合、副走査方向一端の発光素子列以外の各発光素子列に属する各発光素子を用いて、前記スクリーンパターンと主走査方向における濃度変化の周期が同じ第2のスクリーンパターンの前記感光体への書込みが可能か否かを前記制御の前に判断する判断手段を備え、前記判断手段が肯定的な判断をした場合、前記作成されたスクリーンパターンの各画素についてその画素値を一括して主走査方向にシフトさせることにより前記第2のスクリーンパターンに変更する処理を前記制御の実行前に行うとしても良い。
さらに、前記発光素子アレイの各発光素子は、有機EL素子であるとしても良い。
本発明に係る画像形成装置は、光書込部からの光ビームにより感光体に画像を書き込む画像形成装置であって、前記光書込部として、上記の光書込み装置を備えることを特徴とする。
〔実施の形態1〕
<プリンターの全体構成>
図1は、本実施の形態に係るプリンターの全体構成を示す概略図である。
画像プロセス部10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の現像色に対応した作像部10Y、10M、10C、10Kを有する。
帯電部12は、矢印Aで示す方向に回転する感光体ドラム11の周面を帯電させる。
露光部13は、帯電された感光体ドラム11を光ビームLにより露光して、感光体ドラム11上に静電潜像を形成する。また、露光部13には、電流駆動型の有機EL素子(OLED)が複数個、感光体ドラム11の回転軸方向(以下、「主走査方向」という。)に沿って千鳥状に並ぶように基板上に配列されたプリントヘッドが含まれる。以下、OLEDを発光素子という。プリントヘッドの構成については、後述する。
給送部30は、シート、ここでは用紙Sを収容するカセット31と、カセット31から用紙Sを1枚ずつ搬送路39に繰り出す繰り出しローラー32と、繰り出された用紙Sを搬送する搬送ローラー33、34を備える。
制御部50は、画像プロセス部10〜定着部40の動作を統括的に制御し、円滑なジョブを実行させる。ジョブ実行の際には、制御部50により次の動作が実行される。
すなわち、受け付けたジョブに含まれるプリント用の画像データに基づき、作像部10Y〜10Kの露光部13に配された複数個の発光素子のそれぞれごとにその発光量(輝度)を示すデジタルの光量信号が画像処理部55で生成される。このデジタルの光量信号は、露光部13に送られる。
作像部10Y〜10Kのそれぞれごとに、露光部13の各発光素子から発せられた光ビームLにより、帯電後の感光体ドラム11上に静電潜像が形成され、その静電潜像は、トナーにより現像されてトナー像が形成され、そのトナー像は、一次転写ローラー22の静電作用により中間転写ベルト21上に一次転写される。
この作像タイミングに合わせて、給送部30からは、カセット31から用紙Sが二次転写ローラー23に向けて搬送されて来ており、二次転写ローラー23と中間転写ベルト21の間を用紙Sが通過する際に、中間転写ベルト21上に多重転写された各色トナー像が二次転写ローラー23の静電作用により用紙Sに一括して二次転写される。
<プリントヘッドの概略構成>
図2は、露光部13に含まれるプリントヘッド60の概略構成を示す図である。
OLEDパネル61は、複数の発光素子が主走査方向に沿って千鳥状に配置された発光素子アレイ(発光部)100を有し、各発光素子は、個別に光ビームLを出射する。
ロッドレンズアレイ62は、発光素子アレイ100と感光体ドラム11との間に配置され、各発光素子から発せられた光ビームLのそれぞれを通して、発光素子アレイ100の光出射方向前方に配した感光体ドラム11上に集光させる。
図3は、OLEDパネル61の概略平面図であり、A−A´線における断面図とC−C´線における断面図も合わせて示されている。
同図に示すようにOLEDパネル61は、TFT(thin film transistor)基板71と、封止板72と、ソースIC73を備える。
各発光素子から発せられた光ビームLは、TFT基板71を透過して、TFT基板71の、発光素子アレイ100の配置側とは反対側の面71aから出射される。
ソースIC73は、TFT基板71上の、封止板72の配置領域以外の領域に実装されており、画像処理部55から出力されるデジタルの光量信号をアナログ電圧の光量信号に変換して、変換後の光量信号をドット回路に供給する。
図4は、発光素子アレイ100とロッドレンズアレイ62との主走査方向と副走査方向における位置関係を模式的に示す斜視図であり、ロッドレンズアレイ62の一部を断面で表している。図5は、TFT基板71上に複数の発光素子1が並んでいる様子を模式的に示す平面図であり、図6は、各発光素子1とロッドレンズアレイ62との主走査方向と副走査方向における位置関係を模式的に示す平面図であり、図2の矢印Bで示す方向からロッドレンズアレイ62を透過して発光素子アレイ100を見たときの図である。
各発光素子1は、径が例えば60μmであり、形状、大きさ、材料などが同じであり、同じ特性を有するものから形成され、相互に主走査方向の配置位置が異なっており、平面視において、各発光素子1が主走査方向に沿って千鳥状に配列される構成になっている。
以下、各発光素子1を区別する場合には、図5に示すように発光素子列101に属する各発光素子1について、主走査方向の最上流に位置する発光素子1をA1として、これを起点に主走査方向の上流側から順にB1、C1、D1・・と番号を付して区別することとする。同様に、発光素子列102に属する各発光素子1について、主走査方向の上流側から順にA2、B2、C2、D2・・とする。また、発光素子列103に属する各発光素子1について、主走査方向上流側から順にA3、B3、C3、D3・・とし、発光素子列104に属する各発光素子1について、主走査方向上流側から順にA4、B4、C4、D4・・とする。各発光素子1は、A1、A2、A3、A4、B1、B2・・の順に主走査方向に一定間隔だけずれた位置に配置される。この一定間隔(光源ピッチ間隔)が例えば21μmになっている。
ここで、図4と図6に示す破線62bは、ロッドレンズアレイ62の副走査方向の中心点を主走査方向に沿って結んでなる仮想の中心軸を示している。また、図4と図5に示す一点鎖線71bは、発光素子アレイ100の副走査方向の中心点を主走査方向に沿って結んでなる仮想の中心軸を示しており、発光素子列102と103の副走査方向の間隔の中央位置に相当する。発光素子アレイ100の中心軸71bとロッドレンズアレイ62の中心軸62bとが副走査方向に一致するように、発光素子アレイ100とロッドレンズアレイ62の位置関係が決められている。図6では、ロッドレンズアレイ62の中心軸62bだけを示しているが、この中心軸62bが発光素子アレイ100の中心軸71bと一致していることになる。
<制御部50と画像処理部55の構成>
図8は、制御部50と画像処理部55の構成を示すブロック図である。
すなわち、プリント実行中以外の所定のタイミングに、中間転写ベルト21上にY〜K色の所定形状のトナーパッチを副走査方向に一定間隔をあけた位置に形成する。続いて、中間転写ベルト21上に形成された各色のトナーパッチの主走査方向における形成位置を光学式の検出センサー(不図示)で実際に検出する。
ここで、書込み開始位置とは、図7に示す感光体ドラム11上の主走査方向における基準位置Rに存する照射位置3−1を1番目としてこれから主走査方向に数えてX番目の照射位置から主走査方向への画像書込みを開始する場合におけるその番号Xをいう。
仮に、レジスト補正の開始前にK色の書込み開始位置がX=1(照射位置3−1)であり、検出センサーの検出結果から書込み開始位置をX=4(照射位置3−4)に変更すれば、他のY、M、C色のそれぞれの書込み開始位置と一致することが判断されたような場合には、K色の書込み開始位置がX=1から4に補正される。作像部ごとに、書込み開始位置が補正される度に、書込み開始位置記憶部52に格納されている書込み開始位置Xがその補正後の書込み開始位置Xを示す書込み開始位置情報に更新される。
レジスト補正の終了後にプリントジョブが実行される際には、作像部10Y〜10Kのそれぞれごとに、現に書込み開始位置記憶部52に格納されている書込み開始位置Xを読み出して、読み出した書込み開始位置Xに基づき主走査方向の画像の書込みを行う。
つまり、K色について書込み開始位置が変更されると、感光体ドラム11上に形成すべきK色の画像の全体が基準位置Rに対して主走査方向にその変更分、図7の例では距離αだけずれた(シフトした)位置に形成されることになる。感光体ドラム11上に形成すべき画像が書込み開始位置Xの変更に応じて主走査方向にずれた位置に形成されることは、他のY、M、C色についても同様である。
なお、上記の所定のタイミングとしては、例えば一定枚数の用紙に対するプリントが実行される毎、装置周辺温度の変動が一定以上になったときなどがある。
図8に戻って画像処理部55は、スクリーン処理の対象になる入力画像に画像処理としてのγ補正とスクリーン処理を施すものであり、γ補正部56と、スクリーン処理部57Y、57M、57C、57Kと、出力部58Y、58M、58C、58Kを備える。
スクリーン処理部57Y〜57Kは、受信した多値データに、2値の疑似階調表現のためのスクリーン処理を施すものである。なお、スクリーン処理部57Y〜57Kは、それぞれが基本的に同じ処理を実行するので、以下、スクリーン処理部57Kの処理を具体的に説明し、他のスクリーン処理部57Y〜57Cの処理については説明を省略する。
閾値マトリクス記憶部572は、多値のK色データの画像を2値で表現するためのスクリーンパターンの作成に用いられる閾値マトリクスを記憶している記憶部である。
図11は、閾値マトリクス110の例を示す図であり、主走査方向と副走査方向に並ぶ数値P11、P21・・PxyのそれぞれがK色データのそれぞれの画素に一対一に対応する閾値になり、一定の規則に従って各閾値の大小が予め決められている。閾値は、例えば256階調の場合、0〜255のいずれかの値とされる。
図10に戻って、スクリーンパターン作成部571は、画像メモリ581、582を備え、受信したK色データを、閾値マトリクス110を用いてスクリーン処理してスクリーンパターンを作成する。以下、スクリーンパターンの作成について具体的に説明するが、スクリーン対象とすべきK色データが図12(a)に示す1ページ領域120内に含まれる矩形のK色の入力画像(斜線)121のデータとする場合の例を説明する。なお、スクリーン対象の領域を、例えば入力画像の各画素の階調値から自動的に判断したりユーザーの操作入力により操作部(不図示)から指定したりする方法などをとることができる。
図14は、画像メモリ581の記憶領域591を主走査方向に相当するX軸と副走査方向に相当するY軸との直交座標系に展開したときの様子を示す模式図である。同図の1ライン目、2ライン目・・は、図13に示す1ライン目、2ライン目・・に対応している。
図14に示される太線の範囲592が入力画像121の全画素が格納される範囲になり、範囲592よりも外の画素記憶領域には、画素が格納されず、上記の初期化により0が書き込まれたままの状態になる。
例えば、図14に示す例では、1ライン目の画素記憶領域5−1に格納されている階調値D1と閾値P11、画素記憶領域5−2に格納されている階調値D2と閾値P21、2ライン目の画素記憶領域5−21に格納されている階調値D1と閾値P12といった具合である。この比較処理は、範囲592内の各画素記憶領域に対して実行される。
なお、画素記憶領域5−1、5−2・・は、図14に示すように発光素子A1、A2・・と、基準位置Rから主走査方向に数えて同じ順番のもの同士が対応している。つまり、基準位置Rの画素記憶領域5−1から主走査方向に後続する画素記憶領域のそれぞれと、基準位置Rの発光素子A1から主走査方向に後続する発光素子のそれぞれとが、主走査方向の並び順の同じ番号のもの同士が一対一に対応している。このことから、主走査方向の先頭位置である発光素子A1は、画素記憶領域5−1と主走査方向に同じ位置関係を有するといえるので、以下、発光素子A1をスクリーン成長起点Zという場合がある。
記憶領域593は、上記の記憶領域591と同様に複数の画素記憶領域6−1、6−2、6−3・・に分割されている。一つの画素記憶領域にスクリーンパターン111の一つの画素が格納される。この格納処理は、一つの画素記憶領域に、一つの画素の画素値、ここでは白画素を示すデータ「0」と黒画素を示すデータ「1」のいずれかが書き込まれることにより行われる。
なお、図15は、スクリーンパターン111のうち原点Oに近い位置に存する1〜6ライン目の画素記憶領域6−1、6−2・・に格納された値だけを示しており、他の画素記憶領域については省略されている。図15も図14と同様に画素記憶領域6−1、6−2・・が発光素子A1、A2・・と、基準位置Rから主走査方向に並び順に1つずつ昇順に数えたときの番号が同じのもの同士が一対一に対応していることが示されている。
図16は、スクリーンパターン111の各画素を黒画素と白画素で表した例を示す図である。同図でも、主走査方向に並ぶ各画素7−1、7−2、7−3・・と発光素子A1、A2、A3・・とを一対一に対応付した様子を示している。
図10に戻って、スクリーンパターン作成部571は、画像メモリ582に格納されているスクリーンパターン111の2値のデータを画像メモリ582から読み出す。このデータを以下、パターンデータという。
出力部58Kは、パターンデータを受信すると、1本の主走査ライン分のデータまたは所定の複数ライン数の分のデータを光量信号として作像部10Kの露光部13に送る。
露光部13は、受信した2値のパターンデータ、つまりスクリーンパターンに従って発光素子アレイ100を光変調する。具体的には、2値のパターンデータを画素単位で上記のようにアナログ電圧の光量信号に変換して、その変換後の光量信号に基づいて、主走査ラインごとに発光素子A1、A2・・の発光と消灯を制御する。
<書込み開始位置Xが変更された場合>
上記では、書込み開始位置Xが1の場合にスクリーンパターン111が作成される例を説明したが、画像安定化動作により書込み開始位置Xが図12(b)に示すように基準位置Rから距離α、例えば7画素分だけ主走査方向にずれた位置(X=8)に変更された場合には、入力画像121に対して次のようにしてスクリーン処理が施される。
図17は、記憶領域591に各画素の階調値が格納されている様子を示す図である。同図に示すように記憶領域591の画素記憶領域5−1、5−2・・のうち、主走査ライン毎に各画素の階調値D1、D2、D3・・が図14に示す格納状態に対して全体的に書込み開始位置Xの主走査方向のずれ量、ここでは7画素分だけ主走査方向にずれた位置に存する画素記憶領域に格納されていることが判る。
図17に示す太線で示す範囲592内に存する画素記憶領域5−8、5−9・・が入力画像121の各画素の階調値が格納される記憶領域に相当する。
この場合、太線で示す範囲594内の例えば1ライン目の画素記憶領域5−1〜5−7に格納されている値「0」についても、閾値マトリクス110が適用される対象になる。画素記憶領域5−1〜5−7には、格納処理前に実行された画像メモリ581の初期化による値「0」が書き込まれており、この値「0」は、入力画像121の各画素の階調値ではないが、本実施の形態では、閾値マトリクス110の適用対象にしている。
以下、書込み開始位置Xの変更にかかわらずスクリーン成長起点Zを画素記憶領域5−1に固定する場合(実施例)と、書込み開始位置Xの変更に応じてスクリーン成長起点Zを例えば画素記憶領域5−8に変更する場合(比較例)とでスクリーンパターンの各画素の濃度がどのようになるのかを比較例、実施例の順に具体的に説明する。
図17に示す状態において、スクリーン成長起点Zを画素記憶領域5−8に変更するということは、1ライン目の画素記憶領域5−8に格納されている階調値D1を起点に閾値マトリクス110が主走査方向に適用されることになる。
図17に示す階調値D1、D2・・と図14に示す階調値D1、D2・・とは同じであり、図14に対して図17では、書込み開始位置Xが主走査方向に7画素分ずれている。従って、図17に示す階調値D1を起点に閾値マトリクス110を適用して得られるスクリーンパターンの2値データは、図15に示す2値データが全体的に7画素分、主走査方向にずれた状態のデータになる。
図19は、比較例におけるスクリーンパターン119の各画素を黒画素と白画素で表した例を示す図である。同図に示すようにスクリーンパターン119は、図16に示すスクリーンパターン111が全体的に主走査方向に基準位置Rから7画素分に相当する距離αだけずれたものになる。
つまり、書込み開始位置Xが基準位置Rの場合の図16に示すスクリーンパターン111と、基準位置Rから主走査方向に7画素分ずれた場合の図19に示すスクリーンパターン119とを比較すると、書込み開始位置Xから主走査方向に1画素ずつ数えたときの番号が同じになる黒画素でも異なる発光素子が用いられる。このことは、図40(b)と(d)の場合と同じである。
具体的には、図16に示すスクリーンパターン111では、その黒画素7−5、7−6が発光素子B1、B2から発せられた各光ビームの感光体ドラム11上における各ビームスポット3により形成され、その各ビームスポット3の光量分布は、例えば図20に示すグラフ131、132のようになる。
同じ黒画素7−6でもその光量分布を示すグラフ132と134の形状が大きく異なっていることから、感光体ドラム11上における黒画素7−6の露光量が書込み開始位置Xの変更により差が生じることが判る。
このように書込み開始位置Xの変更前後で、各黒画素について露光量や形状に差が生じると、その差分だけ、K色の現像後の黒画素の濃度や形状に差が生じることになる。書込み開始位置Xの変更前後で各黒画素の濃度や形状にばらつきがあると、同じ入力画像121に対してスクリーン処理により疑似的に表現された出力画像の階調が異なったようにユーザーに感じさせるおそれが生じ、再現画像の画質低下ととられ兼ねない。
そこで、実施例では、スクリーン成長起点Zを書込み開始位置Xの変更にかかわらず、画素記憶領域5−1(発光素子A1)に固定しておき、この画素記憶領域5−1を起点に閾値マトリクス110を適用することにより、スクリーンパターンを作成する。
図21は、実施例における書込み開始位置Xを8にした場合のスクリーンパターン112の各画素を黒画素と白画素で表した例を示す図であり、図22は、スクリーンパターン112を2値で表した例を示す図である。
従って、スクリーン成長起点Zを発光素子A1に固定すれば、変更前に図14に示す画素記憶領域5−8、5−9、5−10・・に格納されている階調値D8、D9、D10・・に閾値マトリクス110を適用したときの比較結果(図15に示す画素記憶領域6−8、6−9、6−10・・に格納されている値0、1、1・・)と、変更後に図17に示す画素記憶領域5−8、5−9、5−10・・に格納されている階調値D1、D2、D3・・に閾値マトリクス110を適用したときの比較結果(図22に示す画素記憶領域6−8、6−9、6−10・・に格納されている値0、1、1・・)とが同じになるからである。
閾値マトリクス110の適用後、図22に示すように主走査ラインごとに書込み開始位置Xよりも基準位置R側に存する画素記憶領域6−1〜6−7の値は全て「0」になっている。これは、図17に示す画素記憶領域5−1〜5−7の値が初期化により全て「0」になっており、閾値マトリクス110の閾値(例えば0〜255のいずれかの値)以下になり、閾値との比較結果が「0」になるからである。
スクリーンパターン111も112も、書込み開始位置Xの変更前後で基準位置Rに対して主走査方向に同じ位置に存する画素7−8について同じ白画素になり、画素7−9について同じ黒画素というようにパターンが同じになっている。
このことは、書込み開始位置Xが変わっても、一つのスクリーンパターン111に対して、書込み開始位置Xから主走査方向に後続する各画素に対応する発光素子が変わらず、その発光素子に供給される画素値(0または1に相当)も変わらないことに等しい。
すなわち、書込み開始位置Xがi番目の発光素子の書込み位置に相当する場合、i番目の発光素子から主走査方向に後続する全発光素子に対して、スクリーンパターン111の主走査方向における先頭位置からi番目の画素から後続する画素の画素値が1画素ずつ昇順に供給される制御である。
一方、比較例に係るスクリーンパターン119の濃度波形119aを見ると、スクリーンパターン111の濃度波形111aに対して主走査方向に位相がずれており、図20に示すように同じ黒画素に対して書込み開始位置の変更前後で異なる発光素子が用いられることによる濃度ばらつきが生じてしまうことが判る。
図24は、スクリーン処理部57Kにより実行されるK色のスクリーンパターンの作成処理の内容を示すフローチャートであり、スクリーンパターンの作成ごとに実行される。
同図に示すように、K色のスクリーン対象になる入力画像の画像データを受信する(ステップS1)。続いて、K色に対する現在の書込み開始位置Xを取得する(ステップS2)。この取得は、書込み開始位置記憶部52からK色の書込み開始位置βkのデータを読み出すことにより行われる。
判定されたスクリーン成長起点Zに基づき入力画像に閾値マトリクス110を適用してスクリーンパターンを作成する(ステップS5)。
そして、作成されたスクリーンパターンのパターンデータを出力部58Kに出力して(ステップS6)、当該処理を終了する。
これにより、書込み開始位置Xの変更後に作成されたスクリーンパターン112は、変更前のスクリーンパターン111と、その変更前後で主走査方向に重複するパターン部分118(図23:変更後の書込み開始位置から主走査方向に後続する各画素)について主走査方向の濃度変化の周期Fが同じ且つ位相が同じスクリーンパターンになる。
従って、書込み開始位置Xの変更前後でスクリーンパターンの黒画素に対応する発光素子が変わることがなく、スクリーンパターンの各画素の濃度ばらつきを抑制することができるようになる。
上記実施の形態1では、書込み開始位置Xの変更にかかわらずスクリーン成長起点Zを固定するとしたが、本実施の形態2では、書込み開始位置Xの変更に応じてスクリーン成長起点Zの位置を変更するとしており、この点で実施の形態1と異なっている。以下、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。また、特に言及しない限り、Y〜K色のうちK色のスクリーンパターンを例に説明する。
図25(b)は、図25(a)に示すスクリーンパターン201に対して書込み開始位置がX=12に変更された場合におけるスクリーンパターン202の例を示す図である。
スクリーン成長起点Zは、上記図14や図17に示すように画像メモリ581の各画素記憶領域5−1、5−2・・・に格納されている値に対して閾値マトリクス110の適用を開始する起点を示すものである。従って、スクリーン成長起点Zが発光素子A1からC1に変更されたということは、主走査ラインごとに、画像メモリ581の画素記憶領域5−1、5−2・・・のうち、主走査方向にその途中の画素記憶領域5−9から後続の各画素記憶領域の値に対して閾値マトリクス110を適用すれば良いことになる。
従って、一部の画素記憶領域に対して閾値マトリクス110を適用しない構成をとれば、その処理が不要になる分、CPUの処理負担を軽減でき、スクリーン処理の全体に要する時間の短縮を図れるようにもなる。
本実施の形態2では、副走査方向における発光素子1の配列周期Gと、主走査方向におけるスクリーン配列周期Hとに基づき、書込み開始位置Xの変更後にスクリーン成長起点Zをどの画素記憶領域(または発光素子)とするかを判定する構成をとっている。以下、その判定方法を具体的に説明する。
発光素子A1、A2、A3、A4、B1・・を主走査方向の配置順にA1を1番、A2を2番、A3を3番、A4を4番、B1を5番・・というように昇順に番号を付与する。
例えば、書込み開始位置X=17とすると、iが17になり、公倍数を8、16、24・・とすると、Uが9、17、25・・になるので、iがUの17に一致する。この場合、X=17に対応する発光素子E1(画素記憶領域5−17に相当)をスクリーン成長起点Zと判定する。
一致しなければ、U番目、つまり9番目、17番目、25番目・・の発光素子のうち、i番目の発光素子よりも基準位置R側に存し且つi番目の発光素子に最も近いj番目の発光素子Jがあれば、その発光素子Jをスクリーン成長起点Zとする。
これら5つの画素は、書込み開始位置X=12よりも基準位置R側に存し、書込み対象から外れた(プリントされない)画素になるので、5つの画素に対応する5つの画素記憶領域の値が上記画像メモリ581の初期化により「0」になっており、閾値マトリクス110の閾値と比較すると、その比較結果が白画素を示す「0」になるからである。
なお、スクリーン配列周期Hは、スクリーンパターンの黒画素と白画素の主走査方向の配列により決まるので、その配列が異なるスクリーンパターンごとにスクリーン配列周期Hも異なる。
基準位置Rに存する画素記憶領域5−1が書込み開始位置X(=1)になる場合(図25(a))、スクリーン成長起点Zが画素記憶領域5−1になり、主走査ラインごとに画素記憶領域5−1から主走査方向に後続する各画素記憶領域に対して閾値マトリクス110が適用される。
図26(b)は、スクリーン成長起点Zが画素記憶領域5−1の場合におけるスクリーン処理後のスクリーンパターン201を2値で表した例を示す図である。画像メモリ582の画素記憶領域6−1、6−2、6−3・・にスクリーンパターン201の2値データ(0または1)が格納されている様子が示されている。
〔実施の形態3〕
上記実施の形態1と2では、入力画像に閾値マトリクス110を適用してスクリーンパターンを作成する構成例を説明したが、これに限られない。
すなわち、選択されたスクリーンパターンのデータを画像メモリ582に格納する。例えば、選択されたスクリーンパターンがスクリーンパターン111の場合、スクリーンパターン111の2値データが画像メモリ582に格納される。この格納状態は、図15に示す状態と同じになる。
例えば、書込み開始位置Xが1の場合、図16に示すスクリーンパターン111と同じスクリーンパターンが作成され、Xが8の場合、図21に示すスクリーンパターン112と同じスクリーンパターンが作成される。
〔実施の形態4〕
上記実施の形態2では、書込み開始位置Xの変更に応じてスクリーン成長起点Zを変更するとしたが、本実施の形態4では、実施の形態1の構成を前提に、書込み開始位置Xの変更とは関係なく、所定条件を満たした場合にスクリーン成長起点Zを変更するとしており、この点で実施の形態1および2と異なっている。
同図に示すようにスクリーンパターン301は、主走査ラインごとに、主走査方向に黒画素7−1、白画素7−2、黒画素7−3、白画素7−4・・というように黒画素と白画素とが交互に並ぶパターンである。
スクリーンパターンを作成するごとに特定の発光素子だけが発光することを避けるには、ある一定期間と次の一定期間との間で、それぞれの発光素子ごとに発光と非発光とを交互に切り替えれば良い。
図28(b)は、スクリーン成長起点Zを発光素子A1から発光素子A2に切り替えた場合のスクリーンパターン302の例を示す図である。
図29は、累積プリント枚数Paとスクリーン成長起点Zとの対応関係を示す図である。同図に示すように、累積プリント枚数Paが1000の倍数である1000枚、2000枚、3000枚・・に達するごとに、スクリーン成長起点Zが発光素子A1とA2に交互に切り替わる関係になっていることが判る。この対応関係を満たすように、K色のスクリーンパターンの作成処理が実行される。
すなわち、ステップS11では、累積プリント枚数Paを取得する。この取得は、上記の記憶部から累積プリント枚数Paを読み出すことにより行われる。
累積プリント枚数Paが1〜999枚のいずれかの値の場合、等しくないと判断して(ステップS12で「No」)、スクリーン成長起点Zを現在のスクリーン成長起点Zと同じ発光素子A1またはA2に設定して(ステップS13)、ステップS5に進む。
この後に同じ入力画像に対してスクリーン処理が実行される場合、再度ステップS1以降の各ステップが実行されるが、累積プリント枚数Paが未だ1000枚に達していなければ(ステップS12で「No」)、ステップS13、S5、S6が順に実行される。
現在のスクリーン成長起点Zが発光素子A1であることを判断すると(ステップS14で「Yes」)、スクリーン成長起点Zを発光素子A2に設定して(ステップS15)、ステップS5に進む。
この後にスクリーン処理が実行される場合、再度ステップS1以降の各ステップが実行されるが、累積プリント枚数Paが1000枚以上、2000枚未満であれば(ステップS12で「No」)、ステップS13、S5、S6が順に実行される。
この場合、ステップS5では、累積プリント枚数Paが1〜999枚までのときと同様に、入力画像に対して発光素子A1に対応する画素記憶領域5−1をスクリーン成長起点Zとして閾値マトリクスを適用してスクリーンパターンを作成する。例えば、図28(a)に示すスクリーンパターン301が生成される。
そして、スクリーン成長起点Zの切り替え時から累積プリント枚数Paが次の1000の倍数に達するまでの間は、スクリーン成長起点Zは、発光素子A1とA2のいずれか一方に維持され、画像安定化動作の実行により書込み開始位置Xが変更されても、その変更前のスクリーンパターンと変更後のスクリーンパターンとが同じ周期且つ同じ位相のパターンになる。
上記では、スクリーン成長起点Zを切り替えるための所定条件に累積プリント枚数Paの値として1000枚を用いる例を説明したが、この値に限られず、他の値でも良い。また、発光素子1の累積発光時間を指標する情報であれば、累積プリント枚数Paに限られず、例えばプリントジョブの累積実行時間、感光体ドラム11の累積駆動時間などを用いることもできる。これらの情報は、スクリーンパターンの作成の度に取得され、取得した情報に基づき累積発光時間が所定時間に達したことを判断すると、スクリーン成長起点Zの切り替えが実行される。
上記実施の形態1〜4では、スクリーンパターンの作成に用いる発光素子1を特に制限しないとしたが、本実施の形態5では、特定の発光素子について使用を制限するとしており、この点で実施の形態1〜4と異なっている。
図32(a)は、発光素子の使用制限をかけるべきスクリーンパターン401(第1のスクリーンパターン)の例を示す図である。
このことは、発光素子列101〜104のうち、ロッドレンズアレイ62の仮想の中心軸62bに近い中央側の発光素子列102、103よりも遠い両端側の発光素子列101、104に属する各発光素子1を用いる方がそのレンズ特性による光量分布のばらつきの影響を受け易いことを意味する。
図33は、得られたパターンデータ411の例を示す図であり、このパターンデータ411は、上記のスクリーンパターン401の2値データに相当する。
パターンデータ411を見ると、発光素子A1、A4、B1、B4・・により黒画素7−1、7−4、7−4、7−5・・が表されるようになっている。これらの発光素子は、ロッドレンズアレイ62のレンズ特性による光量分布のばらつきの影響を受け易い両端側の発光素子列101、104に属する発光素子であるので、このままでは各黒画素の濃度に影響が及ぼされ易くなる。
図34は、判断処理の内容を示すフローチャートである。
次に、(Pb+Pw)が発光素子1の配列周期Gの整数倍であるか否かを判断する(ステップS42)。図33に示すパターンデータ411の例の場合、Gは4、(Pb+Pw)=4なので、1倍になる。
この場合、スクリーン処理部57Kは、パターンデータ411を、主走査ラインごとにパターン周期(主走査方向の濃度変化の周期)を変えることなく、各黒画素が中央側の発光素子列102、103に属する各発光素子で表され、各白画素が両端側の発光素子列101、104に属する各発光素子で表されるように位相を2つの画素分ずらしたパターンデータ412(図33)に変更する処理を行う。
書込み開始位置Xが基準位置Rと一定していれば、パターンデータ412をそのまま用いてスクリーンパターン402を作成する。また、これ以降の画像安定化動作により書込み開始位置Xが例えばX=5に変更された場合、図33に示すパターンデータ413のように書込み開始位置X=5よりも基準位置R側に存する画素7−1〜7−4の値が0、つまり白画素を示すスクリーンパターンを作成する。このスクリーンパターンは、図32(b)に示すスクリーンパターン402のうち、主走査ラインごとに画素7−2と7−3が黒画素から白画素に変更されたパターンに相当する。
この否定的な判断を行う場合、両端側の発光素子列101、104のうち少なくとも一方の列に属する発光素子により黒画素が表されることになる。従って、本実施の形態では、この場合、上記の画素値の書き換えを行わず、パターンデータ411をそのまま用い、スクリーンパターン401を作成させる。
なお、上記では、発光素子1の配列周期Gを4とする場合の例を説明したが、G=3または5以上の構成例にも適用することができる。
従って、図35(c)に示すスクリーンパターン512のように中央側の発光素子列502に属する発光素子A2、B2、C2・・だけで黒画素7−2、7−5、7−8・・を表すことができる。
なお、上記では、中央側の発光素子列に属する発光素子のみにより黒画素が表されるようにしたが、これに限られない。
例えば、G=6とすると、図36に示すスクリーンパターン531のように、主走査ラインごとに1つの黒画素7−1の次に1つの白画素7−2、2つの黒画素7−3、7−4、1つの白画素7−5、2つの黒画素7−6、7−7・・が並ぶようなパターンの場合、ロッドレンズアレイ62のレンズ特性による光量分布のばらつきの影響を受け易い両端側の発光素子A1、A6、B1、B6、C1・・により黒画素7−1、7−6、7−7、7−12・・が表されることになる。
この場合、スクリーンパターン532のように、主走査ラインごとに画素7−1を白、画素7−2を黒、画素7−3を白、画素7−4と7−5を黒、画素7−6を白、画素7−7を黒・・になるようにパターン周期を変えずに画素値を書き換えれば、画素7−1、7−6、7−12・・を黒画素から白画素に変換させることができる。
また、上記実施の形態4と5とを組み合わせる構成をとることもできる。
すなわち、図37(a)に示すスクリーンパターン521のように、主走査方向に1つの黒画素と3つの白画素からなる画素列が繰り返して現れるパターンの場合、Pb=1、Pw=3になり、(Pb+Pw)がG(=4)の1倍になり、且つPbが(G−2)以下になるという条件を満たす。
具体的には、図37(b)に示すスクリーンパターン522を作成することができる。
スクリーンパターン522は、スクリーンパターン521を全体的に1画素分だけ主走査方向にずらしたパターンに相当し、スクリーンパターン521と同じ周期Fになっている。そして、スクリーンパターン522の黒画素7−3、7−7、7−11・・を表すための発光素子がロッドレンズアレイ62のレンズ特性による光量分布のばらつきの影響を受け難い中央側の発光素子A3、B3、C3・・になる。
また、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。さらに、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態ではスクリーンパターンの例として、図16に示すスクリーンパターン111、図25(a)と(b)に示すスクリーンパターン201、202などを説明したが、スクリーンパターンがこれらに限られることはない。
具体的には、用紙Sが大サイズ紙の場合、全ての発光素子1を用い、小サイズ紙の場合、全ての発光素子のうち、主走査方向中央寄りに配置される特定の複数の発光素子1だけを用いる構成の場合に適用できる。小サイズ紙のときには、その特定の複数の発光素子1のうち、主走査方向に最も上流に位置する発光素子1を基準位置とすることができる。この基準位置に対して感光体ドラム11への主走査方向の書込み開始位置Xが決められる。
例えば、ユーザーによる指示、具体的にはユーザーが操作パネルなどから主走査方向の書込み開始位置Xを自己の希望に応じた位置に変更する指示を操作入力する場合などにも適用できる。
(6)上記実施の形態では、各発光素子から発せられた光ビームLを感光体に集光する光学レンズとしてロッドレンズアレイ62を用いる構成例を説明したが、これに限られない。複数の発光素子のそれぞれから発せられた各光ビームを異なる位置を透過させて感光体上に集光させるレンズアレイであり、各光ビームが通過する異なる位置ごとに屈折率や集光性などの光学特性が必ずしも同一とはいえないものとして、例えばマイクロレンズアレイなどを含むレンズアレイを用いることができる。
また、プリンターに限られず、光ビームLにより静電潜像などの画像が書き込まれる感光体ドラム11などの感光体を有する複写機や複合機(MFP:Multiple Function Peripheral)等の画像形成装置に用いられる光書込み装置に適用できる。また、画像形成装置に限られず、光ビームLにより感光体に書込みを行う光書込み装置一般に適用できる。
2 入力画像の画素
5 画素記憶領域
7 スクリーンパターンの画素
11 感光体ドラム
13 露光部
50 制御部
52 書込み開始位置記憶部
55 画像処理部
57Y、57M、57C、57K、570K スクリーン処理部
62 ロッドレンズアレイ
62a ロッドレンズ
100 発光素子アレイ
101、102、103、104、501、502、503 発光素子列
110 閾値マトリクス
111、112、201、202、301、302,321、322、401、402、511、512、521、522、531、532、541 スクリーンパターン
571 スクリーンパターン作成部
572 閾値マトリクス記憶部
573 スクリーンパターン記憶部
581、582 画像メモリ
F パターン周期
L 光ビーム
R 基準位置
X 書込み開始位置
Z スクリーン成長起点
Claims (12)
- 多値画像を疑似階調表現したスクリーンパターンに従って発光素子アレイを光変調し、前記発光素子アレイの光出射方向前方に配したレンズアレイを通して感光体表面に集光して光書込みを行う光書込み装置であって、
感光体への主走査方向の書込開始位置を取得する取得手段と、
前記書込み開始位置が前記発光素子アレイの主走査方向における基準位置からi(正の整数)番目の発光素子の書込み位置に相当する場合、i番目の発光素子から主走査方向に後続する全発光素子に対して、前記スクリーンパターンの主走査方向における先頭位置からi番目の画素から後続する画素の画素値が1画素ずつ昇順に供給されるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする光書込み装置。 - 前記スクリーンパターンを予め記憶している記憶手段を備え、
前記制御手段は、
前記記憶手段に記憶されたスクリーンパターンの前記i番目の画素から後続する画素の画素値を読み出して前記供給を行うことを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。 - 前記制御手段は、
複数の閾値が主走査方向と副走査方向に二次元配列された閾値マトリクスを用いて、前記多値画像の画素ごとに、当該画素と前記閾値マトリクスにおける当該画素に対応する閾値とを比較して、その比較結果に基づいて、前記スクリーンパターンを作成するスクリーン処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。 - 前記制御手段は、
複数の画素記憶領域が主走査方向と副走査方向とに二次元配列された記憶手段を備え、
前記多値画像の主走査方向における先頭位置から後続の各画素は、
主走査方向に並ぶ複数の画素記憶領域のうち、主走査方向の先頭位置から前記i番目の画素記憶領域から主走査方向に後続する画素記憶領域に1画素ずつ昇順に格納され、
前記スクリーン処理手段は、
前記主走査方向に並ぶ複数の画素記憶領域のうち、主走査方向の先頭位置に相当する1番目の画素記憶領域から主走査方向に後続する画素記憶領域のそれぞれに対して、前記比較を実行することを特徴とする請求項3に記載の光書込み装置。 - 前記発光素子アレイの複数の発光素子は、主走査方向に沿って千鳥配置されており、
前記スクリーン処理手段は、
前記iが、前記千鳥配置された複数の発光素子の副走査方向における配列周期Gと前記スクリーンパターンの主走査方向における濃度変化の周期Hとの公倍数のそれぞれの値に1を加算した値Uのいずれかと一致すれば、前記1番目に代えて、前記i番目の画素記憶領域から前記比較を実行することを特徴とする請求項4に記載の光書込み装置。 - 前記スクリーン処理手段は、
前記一致しない場合に、前記Uのうち、前記iよりも小さく且つiに最も近い値jが存在すれば、前記1番目に代えて、前記j番目の画素記憶領域から前記比較を実行することを特徴とする請求項5に記載の光書込み装置。 - 前記発光素子アレイの複数の発光素子は、
2以上の発光素子が主走査方向に沿って並んでなる発光素子列が3列以上、副走査方向に並ぶように配置され、前記複数の発光素子のそれぞれが主走査方向に相互に異なる位置に千鳥配置されており、
前記スクリーン処理手段は、
前記スクリーンパターンの作成後、前記制御を実行すれば、前記3列以上の発光素子列のうち副走査方向両端の発光素子列に属する各発光素子が発光することになる場合、副走査方向一端の発光素子列以外の各発光素子列に属する各発光素子を用いて、前記スクリーンパターンと主走査方向における濃度変化の周期が同じ第2のスクリーンパターンの前記感光体への書込みが可能か否かを前記制御の前に判断する判断手段を備え、
前記判断手段が肯定的な判断をした場合、前記作成されたスクリーンパターンの各画素についてその画素値を一括して主走査方向にシフトさせることにより前記第2のスクリーンパターンに変更する処理を前記制御の実行前に行うことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - 前記作成されたスクリーンパターンが、前記発光素子により露光される画素が主走査方向にPb個並ぶ画素列と、露光されない画素が主走査方向にPw個並ぶ画素列とが交互に連続してなるパターンであり、前記千鳥配置された複数の発光素子の副走査方向における配列周期をGとしたとき、
前記スクリーン処理手段は、
前記(Pb+Pw)が前記Gの整数倍または前記Gの整数分の1である場合に、前記肯定的な判断を行うことを特徴とする請求項7に記載の光書込み装置。 - 前記制御手段は、
前記発光素子アレイに対する累積発光時間を指標する情報を取得し、
前記取得した情報に基づき、前記累積発光時間が所定時間に達したことを判断すると、前記スクリーンパターンに代えて、当該スクリーンパターンと主走査方向における濃度変化の周期が同じ且つ位相の異なる別のスクリーンパターンを、これ以降に用いることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光書込み装置。 - 前記レンズアレイは、ロッドレンズアレイまたはマイクロレンズアレイであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光書込み装置。
- 前記発光素子アレイの各発光素子は、有機EL素子であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光書込み装置。
- 光書込部からの光ビームにより感光体に画像を書き込む画像形成装置であって、
前記光書込部として、請求項1〜11のいずれか1項に記載の光書込み装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015214712A JP6288040B2 (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 光書込み装置および画像形成装置 |
US15/337,662 US10114310B2 (en) | 2015-10-30 | 2016-10-28 | Optical writing device and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015214712A JP6288040B2 (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 光書込み装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017081102A true JP2017081102A (ja) | 2017-05-18 |
JP6288040B2 JP6288040B2 (ja) | 2018-03-07 |
Family
ID=58634564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015214712A Active JP6288040B2 (ja) | 2015-10-30 | 2015-10-30 | 光書込み装置および画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10114310B2 (ja) |
JP (1) | JP6288040B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6756171B2 (ja) * | 2016-07-11 | 2020-09-16 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、及び画像処理プログラム |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004326027A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子写真装置 |
JP2006248096A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Ricoh Printing Systems Ltd | 印刷装置,印刷システム及び印刷制御方法 |
JP2008049667A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2008183866A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2008241757A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | カラー画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2009139449A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Seiko Epson Corp | 画像形成方法及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2010094812A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2010122250A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2013225729A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-31 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
US20140347700A1 (en) * | 2013-05-23 | 2014-11-27 | Xerox Corporation | Color registration error compensation in color printing |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123391A (ja) | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、および画像形成方法 |
JP2007030383A (ja) | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP6456013B2 (ja) * | 2013-04-08 | 2019-01-23 | キヤノン株式会社 | ディザ処理を行う装置、方法、及び、プログラム |
JP6512838B2 (ja) * | 2015-01-21 | 2019-05-15 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
-
2015
- 2015-10-30 JP JP2015214712A patent/JP6288040B2/ja active Active
-
2016
- 2016-10-28 US US15/337,662 patent/US10114310B2/en active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004326027A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子写真装置 |
JP2006248096A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Ricoh Printing Systems Ltd | 印刷装置,印刷システム及び印刷制御方法 |
JP2008049667A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2008183866A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2008241757A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | カラー画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2009139449A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Seiko Epson Corp | 画像形成方法及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2010094812A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2010122250A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2013225729A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-31 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
US20140347700A1 (en) * | 2013-05-23 | 2014-11-27 | Xerox Corporation | Color registration error compensation in color printing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10114310B2 (en) | 2018-10-30 |
JP6288040B2 (ja) | 2018-03-07 |
US20170123341A1 (en) | 2017-05-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8659630B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and computer program product for image processing | |
JP4428351B2 (ja) | 発光装置、電子機器、及び駆動方法 | |
JP2016133721A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2007190787A (ja) | ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置 | |
JP6249719B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6288040B2 (ja) | 光書込み装置および画像形成装置 | |
JP2005131961A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6156325B2 (ja) | 光書込み装置および画像形成装置 | |
JP2007030383A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
US8472082B2 (en) | Image processing device with compensation for a focal point shift of the print head | |
JP5282470B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置および画像処理方法 | |
JP6750421B2 (ja) | 光書込み装置及び画像形成装置 | |
JP6066579B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法 | |
US10389904B2 (en) | Image forming device, control method, and recording medium | |
JP2010093048A (ja) | 発光装置及び画像形成装置 | |
JP2010120199A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2001136354A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5966295B2 (ja) | 画像処理装置及び画像形成装置 | |
JP4457647B2 (ja) | 画像処理装置及び画像形成装置 | |
JP7116638B2 (ja) | 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム | |
JP6882889B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2020129729A (ja) | 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム | |
JP2913517B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2760160B2 (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
JP6060951B2 (ja) | 画像形成装置、その制御方法およびコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6288040 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |