JP2017079273A - プラズマ処理方法 - Google Patents

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篤史 針貝
尚吾 置田
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尚吾 置田
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Isayuki Matsubara
功幸 松原
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Abstract

【課題】基板をエッチングする際に、エッチングされた部分の側壁の荒れを抑制する。【解決手段】プラズマ処理方法は、反応室の内部に保護膜形成ガスを供給しながら、プラズマを発生させて、基板の表面に保護膜を形成する第1工程と、反応室の内部に第1エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、保護膜の一部をエッチングにより除去する第2工程と、反応室の内部に第2エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、基板をエッチングする第3工程と、を備え、第1〜第3工程が、この順序で複数回繰り返される。少なくとも一回の第2工程において、反応室内の圧力P2は、直後の第3工程における反応室内の圧力P3よりも小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、基板をエッチングするのに有用なプラズマ処理方法に関する。
従来、プラズマ処理において、シリコン基板を深堀り加工する際には、いわゆるBoschプロセスが採用されている。このプロセスでは、基板の表面に保護膜を形成する工程と、保護膜の一部を除去する工程と、保護膜を除去した領域において基板をエッチングする工程とが、この順序で複数回繰り返される。このとき、処理された基板の品質を高める観点から、プラズマ処理を行う反応室内の圧力を、各工程の切り替え時に安定化させることが望ましいと考えられる(特許文献1および2参照)。
特開2012−151325号公報 特開2007−531280号公報
Boschプロセスにおいて、効率よくエッチングを行うには、保護膜形成工程および保護膜除去工程に要する時間をできるだけ短くし、基板エッチング工程をできるだけ長くすることが求められる。しかし、保護膜形成工程が短くなると保護膜が薄くなる。そのため、保護膜除去工程や基板エッチング工程において、既にエッチングされ、保護膜で保護すべき部分の溝の側壁においても、保護膜が除去されてしまい、側壁が荒れて品質が低下する。Boschプロセスを用いて基板を個片化するプラズマダイシングの場合には、エッチングにより形成された溝の側壁がチップの側壁となるため、荒れた側壁が外側に露出した状態となる。側壁に荒れがあるとチップ強度の低下などの不具合が生じる。
本発明の目的は、エッチングにより形成される基板の溝の側壁の荒れを抑制できるプラズマ処理方法を提供することである。
本発明の一局面は、内部にステージを備える反応室において、前記ステージ上に載置された基板をプラズマエッチングするプラズマ処理方法であって、
前記反応室の内部に保護膜形成ガスを供給しながら、プラズマを発生させて、前記基板の表面に保護膜を形成する第1工程と、
前記反応室の内部に第1エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、前記保護膜の一部をエッチングにより除去する第2工程と、
前記反応室の内部に第2エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、前記基板をエッチングする第3工程と、を備え、
前記第1工程、前記第2工程、および前記第3工程が、この順序で複数回繰り返され、
少なくとも一回の前記第2工程において、前記反応室内の圧力P2は、直後の前記第3工程における前記反応室内の圧力P3よりも小さい、プラズマ処理方法に関する。
本発明によれば、エッチングされた部分の側壁の荒れを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るプラズマ処理方法を説明するための模式図である。 従来のプラズマ処理方法を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態に係るプラズマ処理方法に使用されるプラズマ処理装置を説明するための模式図である。 実施例1で得られたチップの側壁の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較例1で得られたチップの側壁のSEM写真である。
以下に図面を参照しながら、本発明の実施形態についてより詳細に説明する。しかし、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、これらの実施形態の変形および改変を含むことができる。
本実施形態に係るプラズマ処理方法は、内部にステージを備える反応室において、ステージ上に載置された基板をプラズマエッチングするプラズマ処理方法である。プラズマ処理方法は、反応室の内部に保護膜形成ガスを供給しながら、プラズマを発生させて、基板の表面に保護膜を形成する第1工程(保護膜形成工程)と、反応室の内部に第1エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、保護膜の一部をエッチングにより除去する第2工程(保護膜除去工程)と、反応室の内部に第2エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、基板をエッチングする第3工程(基板エッチング工程)と、を備え、第1工程、第2工程、および第3工程が、この順序で複数回繰り返される。少なくとも一回の第2工程において、反応室内の圧力P2は、直後の第3工程における反応室内の圧力P3よりも小さい。
なお、反応室内の圧力P2と反応室内の圧力P3とを比較する場合、第2工程における圧力P2と、この第2工程に続く第3工程のP3とが比較される。このように連続する第2工程および第3工程において、第2工程に続く第3工程を、第2工程の「直後の第3工程」と呼ぶものとする。
シリコン基板をエッチングにより深掘り加工する際には、一般に、Boschプロセスが利用されている。Boschプロセスは、エッチング領域に対応する開口部を有するマスクが形成された基板の表面に保護膜を形成する第1工程と、保護膜の一部をプラズマ処理により除去する第2工程と、保護膜が除去された領域において基板をプラズマエッチングする第3工程とを含む。そして、第1工程〜第3工程をこの順序で繰り返すことで、マスクの開口部において、基板の深さ方向へのエッチングを進行させることができる。
シリコン基板のエッチングには、フッ素ラジカルを含むプラズマが用いられることが多い。このフッ素ラジカルを含むプラズマは、一般に、シリコン基板のエッチングを等方的に進行させる性質が強い。そのため、マスクの開口部における、基板の水平方向へのエッチングを抑制しつつ、基板を深さ方向(垂直方向)にエッチングするためには、保護膜を形成する第1工程と、基板をエッチングする領域の保護膜を選択的に除去する第2工程とが必要になる。
図1は、本実施形態に係るプラズマ処理方法を説明するための模式図である。図2は、従来のプラズマ処理方法を説明するための模式図である。
基板1の表面には、所定のパターンで開口部が形成されたレジストマスク2が配されている。レジストマスク2のパターンに応じて、レジストマスク2の開口部から露出した基板1の表面には、プラズマが照射され、エッチングされる。図2に示すように、従来の方法では、まず、第1工程s1で、基板1のマスクの開口部に形成された溝の表面(底部5および側壁4)に保護膜3が形成される。次に、第2工程s2で、基板1にプラズマを照射して溝の底部5の保護膜3を除去する。そして、第3工程s3で、プラズマを照射して保護膜3が除去された領域において、基板1をエッチングする。深掘り加工する際には、エッチングで形成される溝の底部5上に形成された保護膜3を選択的に除去する必要がある。
従来の方法では、第3工程s3におけるエッチング速度を速くするため、第3工程s3は、10Pa程度の比較的高圧で行われてきた。また、各工程の切り替え時の圧力を安定化させるため、各工程における反応室内の圧力はできるだけ差がないようにすることが重要であると考えられており、第2工程s2も、10Pa程度の比較的高圧で行われてきた。しかし、第2工程s2における圧力が第3工程s3と同じく高圧であると、第2工程s2において、プラズマ中のイオン7が溝に対して垂直に入射することが妨げられ、底部5だけでなく、溝の側壁4にまでイオン7が照射されやすくなる。そのため、溝の底部5だけでなく側壁4にも、保護膜3が薄くなったり、除去されたりした領域6aが形成される。このような状態で、第3工程s3を行うと、底部5だけでなく、側壁4の領域6aでも基板1の等方性のエッチングが進行し、凹部6bが形成される。凹部6bが形成されることで、エッチングされた部分の側壁4が荒れた状態となる。例えば、プラズマダイシングでは、溝を基板1の厚み方向に掘り進めて個片化するため、側壁4は、得られたチップの側壁となり、品質が損なわれる。
本実施形態に係るプラズマ処理方法は、保護膜3を形成する第1工程S1と、保護膜3の一部をプラズマ処理により除去する第2工程S2と、保護膜3が除去された領域において基板1をエッチングする第3工程S3とを含む。ただし、第2工程S2における圧力(つまり、反応室内の圧力)P2を、第3工程S3における圧力(つまり、反応室内の圧力)P3よりも小さくする。この場合、第2工程で溝に入射するイオンの垂直性が増し、側壁4にイオン7が照射されることが抑制され、底部5における保護膜3を選択的に除去することができる。第3工程S3において、溝の側壁4は、保護膜3で保護されているため、エッチングされずに、保護膜3が除去された底部5の部分において、基板1がエッチングされる。このような工程を繰り返すことで、深掘り加工を行うことができる。本実施形態によれば、従来の方法とは異なり、側壁4に凹部6bが形成されるのが抑制されるため、側壁4の荒れが抑制される。よって、プラズマ処理により基板を個片化するプラズマダイシングを行う場合でも、側壁が滑らかで高品質なチップが得られる。
各工程について以下により詳細に説明する。
(基板1の搭載工程)
基板1のプラズマ処理は、プラズマ処理装置が備える反応室(または処理室)内で行われる。反応室内には基板1を載置するためのステージが配されている。プラズマ処理に先立って、基板1は、ステージ上に載置される。基板1のステージ上への載置は、公知の方法により行うことができる。
基板1は、基板1を保持した搬送キャリアとともに、反応室内に搬入してもよい。反応室の上部には、プラズマを発生させるための高周波電力を印加するための上部電極が設けられる。搬送キャリアは、基板1を保持している面を上部電極に向けた状態でステージ上に載置される。
図3は、プラズマ処理装置の構造を示す模式図である。プラズマ処理装置20は、プラズマを発生させる空間(つまり、反応室)を提供する処理チャンバ11を具備する。処理チャンバ11は、上面に誘電体窓を備えており、この誘電体窓の上方には、上部電極としてのアンテナ13が設けられている。アンテナ13は第1整合回路17Cを介して第1高周波電源17Aに電気的に接続されている。一方、処理チャンバ11内の底部側には、基板(被処理材)1が配置されるステージ12がアンテナ13と対向するように配置されている。ステージ12は下部電極としても機能し、第2整合回路17Dを介して第2高周波電源17Bに電気的に接続されている。処理チャンバ11は、ガス導入口14を介してガス供給部19と接続されている。ガス供給部19から、保護膜形成ガスやエッチングガスなどの原料ガスが処理チャンバ11の反応室内に供給される。ガス供給部19は、マスフローコントローラ(ガス流量調整部)を備えており、マスフローコントローラにより、反応室内に供給される原料ガスの流量が制御される。
処理チャンバ11は、排気路15Aを有するガス排気口15を備えており、排気路15Aの末端には、処理チャンバ11の反応室内を真空排気するための真空ポンプを含む真空排気部16が接続されている。また、排気路15Aの中間部には反応室内の圧力を制御するための圧力制御バルブ22が配置されている。圧力制御バルブ22は、例えばバタフライバルブのような開度を調整可能なバルブである。また、ガス排気口15の圧力制御バルブ22と真空排気部16との間の領域には、この領域の圧力を検出する圧力計22Aが設けられている。
制御部18は、ガス供給部19および圧力制御バルブ22の動作のみならず、第1および第2の高周波電源17A,17Bを含むプラズマ処理装置20の全体の動作を制御する。真空排気部16の真空ポンプを稼動させるとともに圧力制御バルブ22を開くことにより、処理チャンバ11の反応室の内部が減圧される。そして、ガス供給部19から反応室内に原料ガスが導入される。制御部18は、反応室内の圧力を所定の目標値に保つように、圧力制御バルブ22の開度を制御する。制御部18は、圧力計22Aの測定値(圧力)を参照しつつ目標値(圧力)に対応する操作量(開度)を圧力制御バルブ22に指示し、それによって制御量としての反応室内の圧力を調整する。減圧された反応室の内部にガスを導入した状態で、高周波電源(第1高周波電源)17Aによりアンテナ13に高周波電圧を印加すると、導入されたガスがプラズマ化される。
そして、以下に述べる第1工程〜第3工程を複数回繰り返すことで、基板1のレジストマスクの開口部から露出している部分(ストリート)は、プラズマ中のラジカルとイオンの物理化学的作用によって表面から深さ方向に深掘り加工される。プラズマダイシングでは、ストリートは、基板1の表面から裏面まで除去され、基板1は複数のチップに個片化される。
(保護膜形成工程(第1工程))
第1工程では、反応室内に保護膜形成ガスを原料ガスとするプラズマを発生させて、ステージ上に載置された基板1の表面に保護膜を形成する。基板1の表面には、通常、エッチングする領域が露出するように、レジストマスク2が配される。そして、保護膜形成ガスを反応室の内部に供給しながら、基板1のプラズマ処理を行う。より具体的には、保護膜形成ガスを反応室内部に導入しつつ、上部電極(アンテナ)13に対して、第1高周波電源17Aから高周波電力を供給して、反応室内にプラズマを発生させて、基板1にプラズマを照射する。
基板1の表面には、プラズマ中で分解された保護膜形成ガスによる反応生成物が堆積し、保護膜が形成される。これにより、レジストマスクの開口部に形成されている、基板1の溝の底部および側壁にも保護膜が形成される。
第1工程では、必要に応じて、第2高周波電源17Bからステージ12が備える電極部にバイアス電圧(高周波電力)を印加してもよい。
第1工程では、圧力制御バルブ22の開度を制御することにより、反応室内の圧力P1が所定値に維持される。
第1工程において、反応室内の圧力P1は、例えば、10〜45Paであり、10〜30Paであることが好ましい。第1工程において、反応室内に供給される保護膜形成ガスの流量F1は、例えば、50〜500sccmであり、200〜400sccmであることが好ましい。圧力P1および/または流量F1がこのような範囲であることで、溝の底部5および側壁4に保護膜を形成し易くなる。
保護膜形成ガスとしては、Boschプロセスなどにおいて保護膜形成用途に使用される公知のガスが使用できる。保護膜形成ガスは、好ましくは、フッ化炭素を含む。フッ化炭素としては、オクタフルオロシクロブタン(C48)、オクタフルオロシクロペンテン(C58)などのフッ素化脂環族炭化水素、ジフルオロメタン(CH22)などが例示できる。保護膜形成ガスは一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
(保護膜除去工程(第2工程))
第2工程では、反応室内に保護膜除去用ガスを原料ガスとするプラズマを発生させて、第1工程で形成された保護膜の一部を除去する。より具体的には、エッチングガス(第1エッチングガス)を反応室内部に導入しながら、上部電極に対して、第1高周波電源17Aから高周波電力を供給して、反応室内にプラズマを発生させる。そして、基板1の表面に形成された保護膜3にプラズマを照射し、エッチングすることにより、保護膜3の一部を除去する。第2工程において、溝の底部5を被覆する保護膜3は、プラズマ中のラジカルとイオンの物理化学的作用によって除去されるのに対し、溝の側壁4を被覆する保護膜3は残存する。第2工程では、圧力制御バルブ22の開度を制御することにより、反応室内の圧力P2が所定値に維持される。また、第2高周波電源17Bからステージ12が備える電極部にバイアス電圧(高周波電力)を印加することが好ましい。バイアス電圧を印加することにより、基板に入射するイオンの垂直性を高め、溝の側壁4の保護膜3のエッチングを抑制しながら、溝の底部5の保護膜3を除去することができる。
第1エッチングガスとしては、Boschプロセスなどにおいて、保護膜除去用途に使用される公知のエッチングガスが使用できる。第1エッチングガスは、フッ素含有ガスを含むことが好ましい。フッ素含有ガスとしては、CF4、CHF3、XeF2、XeF6などの他、フッ化硫黄ガスなどが好ましく、中でも六フッ化硫黄SF6が好ましい。第1エッチングガスは、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
第2工程では、反応室内の圧力P2を、第3工程における反応室内の圧力P3よりも小さくすることが重要である。反応室内の圧力が低い場合、プラズマを構成する各種粒子(イオン、ラジカル、中性粒子など)の平均自由行程が長く、各種粒子間の衝突頻度が低下する。P2<P3とすることで、第2工程において基板に入射するイオンの垂直性を高めることができるため、側壁4に形成された保護膜3が第2工程で除去されることが抑制される。そのため、第3工程の圧力P3をP2より大きくしても、側壁4のエッチングが抑制され、側壁4の荒れが抑制される。
第1工程〜第3工程は、複数回繰り返される。複数の第2工程のうち、少なくとも1回の第2工程における圧力P2が、直後の第3工程における圧力P3よりも小さければよい。複数の第2工程のうちできるだけ多くの第2工程における圧力P2が、直後の第3工程における圧力P3よりも小さくなるようにすれば、側壁4の荒れをさらに抑制し易い。
圧力P2は、例えば、圧力P3の75%以下であることが好ましく、33〜70%または40〜65%であることがさらに好ましい。圧力P2がこのような範囲である場合、側壁4の荒れがさらに抑制される。
従来の方法では、第1工程における反応室内の圧力P1も、圧力P2や圧力P3と同程度とされている。本実施形態では、圧力P2を、直前の第1工程における反応室内の圧力P1よりも小さくしてもよい。すなわち、直前の第1工程における反応室内の圧力P1を圧力P2よりも大きくしてもよい。この場合、直前の第1工程における反応室内の圧力P1を比較的高圧にすることができる。反応室内の圧力が高い場合、プラズマを構成する各種粒子(イオン、ラジカル、中性粒子など)の平均自由行程が短く、各種粒子間の衝突が頻繁に発生する。したがって、直前の第1工程における反応室内の圧力P1を比較的高圧にすることで、直前の第1工程における反応生成物の飛散方向の等方性を強くすることができ、側壁4に形成される保護膜3を厚くすることができる。よって、側壁4がより確実に保護されるため、エッチングにより形成される溝の側壁4の荒れをさらに抑制し易くなる。複数の第2工程のうち、少なくとも1回の第2工程における圧力P2が、直前の第1工程における圧力P1よりも小さければよい。複数の第2工程のうちできるだけ多くの第2工程における圧力P2が、直前の第1工程における圧力P1よりも小さくなるようにすれば、溝の側壁4の荒れをさらに抑制することができる。
なお、反応室内の圧力P2と反応室内の圧力P1とを比較する場合、第1工程における圧力P1と、この第1工程に続く第2工程のP2とが比較される。このように、連続する第1工程および第2工程において、第2工程の前の第1工程を、第2工程の「直前の第1工程」と呼ぶものとする。なお、後述のように、流量F1および流量F2、ならびに高周波電力E1およびE2についても、圧力P1および圧力P2の場合と同様に、連続する第1工程および第2工程について比較される。
圧力P2は、圧力P1の70%以下であることが好ましく、10〜70%または15〜50%であることがさらに好ましい。この場合、第2工程終了時点の側壁4の保護膜3の厚みを、第3工程でのエッチング中に消失しない程度の厚みにすることができ、結果として、側壁4の荒れを抑制することができる。
第2工程において、反応室内の圧力P2は、例えば、3〜15Paであり、5〜8Paであることが好ましい。圧力P2がこのような範囲である場合、側壁4の荒れがさらに抑制される。
第2工程において、反応室内に供給される第1エッチングガスの流量F2は、直後の第3工程における第2エッチングガスの流量F3よりも少ないことが好ましい。この場合、第2工程が終了した後、第3工程を開始する際に、圧力制御バルブ22の開度をあまり変化させることなく、P2<P3となるように第3工程の圧力P3を調整することができ、圧力P3の調節に要する時間(調圧時間)を短くすることができる。複数の第2工程のうち、少なくとも1回の第2工程における流量F2が、直後の第3工程における流量F3よりも小さければよい。複数の第2工程のうちできるだけ多くの第2工程における流量F2が、直後の第3工程における流量F3よりも小さくなるようにすれば、圧力P2をさらに制御し易くなる。なお、流量F2および流量F3、ならびに後述する高周波電力E2およびE3についても、圧力P2および圧力P3の場合と同様に、連続する第2工程および第3工程について比較される。
流量F2は、流量F3の75%以下であることが好ましく、25〜70%または33〜65%であることがさらに好ましい。
また、P2<Pとする場合、第2工程開始時の圧力Pの調節に要する時間(調圧時間)を短くする観点から、流量F2は、直前の第1工程における保護膜形成ガスの流量F1よりも小さいことが好ましい。この場合、第1工程が終了した後、第2工程を開始する際に、圧力制御バルブ22の開度をあまり変化させることなく、P2<Pとなるように第2工程の圧力P2を調整することができる。複数の第2工程のうち、少なくとも1回の第2工程における流量F2が、直前の第1工程における流量F1よりも小さければよい。複数の第2工程のうちできるだけ多くの第2工程における流量F2が、直前の第1工程における流量F1よりも小さくなるようにすれば、さらに調圧時間の累積時間を短縮することができ、結果として全体としての処理時間を短縮することができる。
第2工程開始時の圧力P2の調節に要する時間(調圧時間)を短くする観点から、流量F2は、流量F1の70%以下であることが好ましく、10〜70%または15〜50%であることがさらに好ましい。
第2工程において、反応室内に供給される第1エッチングガスの流量F2は、例えば、50〜400sccmであり、75〜150sccmであることが好ましい。流量F2がこのような範囲であることで、第2工程開始時の圧力P2の調節に要する時間(調圧時間)の短縮がさらに容易になる。
第2工程では、第2高周波電源からステージが備える電極部にバイアス電圧(高周波電力)を印加することが好ましい。第2工程で印加される高周波電力E2は、直後の第3工程で印加される高周波電力E3よりも大きいことが好ましい。この場合、第2工程におけるエッチングの異方性が高まり、側壁4の荒れをさらに抑制することができる。複数の第2工程のうち、少なくとも1回の第2工程における高周波電力E2が、直後の第3工程における高周波電力E3よりも大きければよい。複数の第2工程のうちできるだけ多くの第2工程における高周波電力E2が、直後の第3工程における高周波電力E3よりも大きくなるようにすれば、さらに第2工程におけるエッチングの異方性を高め易くなる。
高周波電力E3は、高周波電力E2の70%以下であることが好ましく、30〜50%であることが好ましい。
第2工程におけるエッチングの異方性を高め易くする観点から、高周波電力E2は、直前の第1工程における高周波電力E1よりも大きいことが好ましい。複数の第2工程のうち、少なくとも1回の第2工程における高周波電力E2が、直前の第1工程における高周波電力E1よりも大きければよい。複数の第2工程のうちできるだけ多くの第2工程における高周波電力E2が、直前の第1工程における高周波電力E1よりも大きくなるようにすれば、さらに第2工程におけるエッチングの異方性を高め易い。
高周波電力E1は、高周波電力E2の80%以下であることが好ましく、50%以下(例えば、0〜50%)であることが好ましい。
高周波電力E2は、例えば、100〜500Wであり、200〜400Wであってもよい。E2がこのような範囲である場合、第2工程におけるエッチングの異方性をさらに高め易くなる。
(基板エッチング工程(第3工程))
第3工程では、反応室内に基板エッチング用ガスを原料ガスとするプラズマを発生させて、基板1をエッチングする。より具体的には、エッチングガス(第2エッチングガス)を反応室内部に導入しながら、上部電極に対して、第1高周波電源から高周波電力を供給して、反応室内にプラズマを発生させる。そして、第2工程で保護膜3が除去された部分(溝の底部5)にプラズマを照射し、この部分の基板1をエッチングする。この時、溝の側壁4は保護膜3で覆われているため、エッチングは基板の面方向と平行またはそれに近い方向には進行せず、基板の深さ方向に進行する。
第3工程では、圧力制御バルブ22の開度を制御することにより、第3工程における反応室の圧力P3が所定値に維持される。
第3工程では、必要に応じて、第2高周波電源からステージが備える電極部にバイアス電圧(高周波電力E3)を印加してよい。
第2エッチングガスとしては、Boschプロセスなどにおいて、基板のエッチングに使用される公知のエッチングガスが使用できる。第2エッチングガスは、フッ素含有ガスを含むことが好ましい。フッ素含有ガスとしては、第1エッチングガスについて例示したものから適宜選択できる。第2エッチングガスは、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
(その他)
プラズマ処理の後、アッシングが実行される。反応室内にアッシング用のプロセスガス(例えば、酸素ガス)を導入しつつ、圧力制御バルブ22の開度を制御することにより反応室内を所定圧力に維持する。その後、上部電極に対して第1高周波電源から高周波電力を供給して反応室内にプラズマを発生させ、基板1に照射する。酸素プラズマの照射により、基板1の表面からレジストマスクが除去される。
プラズマ処理およびアッシング処理の終了後、エッチングされた基板1は反応室から搬出される。プラズマダイシングを行う場合には、プラズマダイシングによって個片化された複数のチップが反応室から取り出される。複数のチップは、通常、搬送キャリアの保持シートに保持されており、保持シートから分離される。そして、個々のチップは実装工程でパッケージに実装され、最終的に電子部品が製造される。
本発明の実施形態に係るプラズマ処理方法は、基板を個片化するプラズマダイシングに限定されず、基板に溝や穴をエッチングにより形成する通常のドライエッチングであってもよい。また、プラズマ処理方法に使用されるプラズマ処理装置は、ICP型であってもよく、平行平板型であってもよい。
以下、本発明を実施例および比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1
(1)基板の搭載
シリコン基板を保持した搬送キャリアを、プラズマ処理装置が備える反応室内に搬入して、反応室内に設けられたステージ上に載置した。搬送キャリアは、シリコン基板を保持している面を反応室の頂部に設けられた上部電極に向けた状態でステージ上に載置した。シリコン基板上には、エッチング領域に対応する開口部を備えるレジストマスクを配した。
(2)エッチング
(a)保護膜形成工程(第1工程)
反応室内に、保護膜形成ガスとしてのC48を供給しながら、プラズマを発生させて、シリコン基板の表面に保護膜を形成した。より具体的には、反応室内にC48を流量200sccmで導入しつつ、圧力制御バルブ22の開度を制御することで、反応室内の圧力を10Paに維持した。その後、第1高周波電源から2000Wの高周波電力を供給して、反応室内にプラズマを発生させ、シリコン基板の表面をプラズマに10秒間晒すことにより表面に保護膜を形成した。この時、レジストマスクの開口部に形成された溝の底部および側壁にも保護膜が形成される。保護膜を形成する際には、バイアス電圧は印加しなかった。
(b)保護膜除去工程(第2工程)
第1工程後、反応室内に、第1エッチングガスとしてのSF6を供給しながら、プラズマを発生させて、一部の保護膜を除去した。より具体的には、反応室内にSF6を流量100sccmで導入しつつ、圧力制御バルブの開度を制御することで、反応室内の圧力を5Paに維持した。その後、第1高周波電源から2000Wの高周波電力を供給して、反応室内にプラズマを発生させ、シリコン基板の表面をプラズマに5秒間晒すことにより、溝の底部を被覆する保護膜を除去するとともに、溝の側壁を被覆する保護膜は残存させた。このとき、第2高周波電源からステージが備える電極部に300Wのバイアス電圧を印加した。
(c)基板エッチング工程(第3工程)
第2工程後、反応室内に、第2エッチングガスとしてのSF6を供給しながら、プラズマを発生させて、保護膜が除去された領域において、シリコン基板をエッチングした。より具体的には、反応室内にSF6を流量160sccmで導入しつつ、圧力制御バルブの開度を制御することで、反応室内の圧力を8Paに維持した。その後、2000Wの高周波電力を供給して、反応室内にプラズマを発生させ、シリコン基板の表面をプラズマに15秒間晒すことにより、シリコン基板をエッチングした。溝の側壁は保護膜で覆われているため、エッチングは基板の面方向に平行またはそれに近い方向には進行せず、基板の深さ方向に進行した。このとき、ステージが備える電極部に300Wのバイアス電圧を印加した。
(d)繰り返し工程
第1工程、第2工程および第3工程を、この順序で、100回繰り返した。シリコン基板1のレジストマスクから露出している部分(ストリート)は、プラズマ中のラジカルとイオンの物理化学的作用によって表面から裏面まで除去され、複数のチップに個片化された。
(e)アッシング
工程(d)の後、すなわち、プラズマダイシングの完了後、アッシングを行った。より具体的には、反応室内に酸素ガスを導入しつつ、圧力制御バルブの開度を調節して、反応室内の圧力を1Paに維持した。次いで、上部電極に高周波電力2000Wを供給して反応室内にプラズマを発生させ、基板に照射した。酸素プラズマの照射により、シリコン基板の表面からレジストマスクを除去した。
比較例1
保護膜除去工程(第2工程)および基板エッチング工程(第3工程)の双方において、SF6の流量を200sccmに変更し、反応室内の圧力を10Paにした。これら以外は、実施例1と同様にして、プラズマダイシングおよびアッシングを行うことで、個片化されたチップを形成した。
表1に実施例1および比較例1の第1工程〜第3工程の条件をまとめた。
図4および図5に、実施例1および比較例1で得られたチップの側壁のSEM写真をそれぞれ示す。比較例1のチップの側壁は、表面が荒れた状態となっていた。側壁の荒れは、基板の上部側で顕著であった。それに対し、実施例1のチップの側壁は、ほとんど荒れが見られず、滑らかな表面を有していた。
本発明の一実施形態によれば、プラズマ処理によりエッチングした部分の側壁の荒れが抑制される。プラズマダイシングの場合には、固片化されたチップの側壁を滑らかにすることができるため、高い品質を保持することができる。よって、本実施形態は、プラズマダイシングなどの各種プラズマ処理において有用である。
1:基板、2:レジストマスク、3:保護膜、4:側壁、5:底部、6a:側壁4において保護膜3が薄くなったり除去されたりした領域、6b:凹部、7:イオン、S1、s1:第1工程、S2、s2:第2工程、S3、s3:第3工程、11:処理チャンバ、12:ステージ、13:アンテナ(上部電極)、14:ガス導入口、15:ガス排気口、15A:排気路、16:真空排気部、17A:第1高周波電源、17B:第2高周波電源、17C:第1整合回路、17D:第2整合回路、18:制御部、19:ガス供給部、20:プラズマ処理装置、22:圧力制御バルブ、22A:圧力計

Claims (13)

  1. 内部にステージを備える反応室において、前記ステージ上に載置された基板をプラズマエッチングするプラズマ処理方法であって、
    前記反応室の内部に保護膜形成ガスを供給しながら、プラズマを発生させて、前記基板の表面に保護膜を形成する第1工程と、
    前記反応室の内部に第1エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、前記保護膜の一部をエッチングにより除去する第2工程と、
    前記反応室の内部に第2エッチングガスを供給しながら、プラズマを発生させて、前記基板をエッチングする第3工程と、を備え、
    前記第1工程、前記第2工程、および前記第3工程が、この順序で複数回繰り返され、
    少なくとも一回の前記第2工程において、前記反応室内の圧力P2は、直後の前記第3工程における前記反応室内の圧力P3よりも小さい、プラズマ処理方法。
  2. 前記圧力P2は、前記圧力P3の75%以下である、請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  3. 前記圧力P2は、前記圧力P3の33〜70%である、請求項1または2に記載のプラズマ処理方法。
  4. 前記圧力P2は、直前の前記第1工程における前記反応室内の圧力P1よりも小さい、請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  5. 前記圧力P2は、前記圧力P1の10〜70%である、請求項4に記載のプラズマ処理方法。
  6. 少なくとも一回の前記第2工程において、前記第1エッチングガスの流量F2は、直後の前記第3工程における前記第2エッチングガスの流量F3よりも少ない、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  7. 前記流量F2は、前記流量F3の25〜70%である、請求項6に記載のプラズマ処理方法。
  8. 前記流量F2は、直前の前記第1工程における前記保護膜形成ガスの流量F1よりも小さい、請求項6または7に記載のプラズマ処理方法。
  9. 前記流量F2は、前記流量F1の10〜70%である、請求項8に記載のプラズマ処理方法。
  10. 前記ステージは、前記ステージに電気的に接続された高周波電源を備え、
    少なくとも一回の前記第2工程およびその直後の前記第3工程では、それぞれ、前記高周波電源より高周波電力E2および高周波電力E3が印加され、
    前記第2工程で印加される前記高周波電力E2は、前記第3工程で印加される前記高周波電力E3よりも大きい、請求項1〜9のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  11. 前記少なくとも一回の前記第2工程の直前の前記第1工程では、前記高周波電源より高周波電力E1が印加され、
    前記高周波電力E2は、前記高周波電力E1よりも大きい、請求項10に記載のプラズマ処理方法。
  12. 前記第1エッチングガスおよび前記第2エッチングガスは、それぞれ、フッ素含有ガスを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。
  13. 前記保護膜形成ガスは、フッ化炭素を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載のプラズマ処理方法。

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