JP2017077460A - 架台装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転機構の内部を効率的に冷却すること。【解決手段】実施形態の架台装置は、回転フレームと、固定機構と、送風機構とを備える。回転フレームは、X線管と、前記X線管から照射されたX線を検出するX線検出器とを含む。固定機構は、前記回転フレームを、回転軸を中心に回転可能に支持する。送風機構は、前記回転軸に対して前記回転フレームの外周側の側面に設置され、前記回転フレームの外部から吸入された空気を、前記回転フレームの前記回転軸側に送風する。そして、前記送風機構は、前記回転フレームに対してオフセットした状態で設置される。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、架台装置に関する。
従来、X線CT装置は、架台装置内の熱を冷却する際に、例えば架台装置の前面下部から吸入した空気を、架台装置の上部に設置されたファンにより架台装置の天井面へと流し、架台装置の天井面から架台装置の外部へ排気する。
特開2004−121717号公報
本発明が解決しようとする課題は、回転機構の内部を効率的に冷却することができる架台装置を提供することである。
実施形態の架台装置は、回転フレームと、固定機構と、送風機構とを備える。回転フレームは、X線管と、前記X線管から照射されたX線を検出するX線検出器とを含む。固定機構は、前記回転フレームを、回転軸を中心に回転可能に支持する。送風機構は、前記回転軸に対して前記回転フレームの外周側の側面に設置され、前記回転フレームの外部から吸入された空気を、前記回転フレームの前記回転軸側に送風する。そして、前記送風機構は、前記回転フレームに対してオフセットした状態で設置される。
図1は、第1の実施形態に係る架台装置を示す正面図である。 図2は、第1の実施形態に係る架台装置を示す正面図である。 図3Aは、従来技術に係る冷却機構を説明するための図である。 図3Bは、従来技術に係る冷却機構を説明するための図である。 図4は、第1の実施形態に係る送風機構を説明するための図である。 図5Aは、第1の実施形態に係る送風機構を説明するための図である。 図5Bは、第1の実施形態に係る送風機構を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態の変形例に係る送風機構を説明するための図である。 図7は、第2の実施形態に係る整形機構を説明するための図である。 図8は、第2の実施形態に係る整形機構を説明するための図である。 図9は、第2の実施形態に係る整形機構を説明するための図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る架台装置を説明する。実施形態の架台装置は、X線CT(Computed Tomography)装置が有する架台装置である。なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、一つの実施形態に記載した内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用される。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、第1の実施形態に係る架台装置10を示す正面図である。図1では、カバーが装着された状態の架台装置10を示し、図2では、カバーが装着されていない状態の架台装置10を示す。
図1に示すように、架台装置10は、回転機構20と、固定機構30とを備える。また、架台装置10には、被検体が挿入される開口40が設けられる。また、架台装置10において、図1に示すように、X軸、Y軸及びZ軸からなる直交座標系を定義する。すなわち、X軸は水平方向を示し、Y軸は鉛直方向を示し、Z軸は開口40の中心軸方向を示す。直交座標系において、矢印で示す方向を正方向とする。
図2に示すように、回転機構20は、カバー21と、回転フレーム22とを有する。カバー21は、回転フレーム22を覆い、回転フレーム22を保護する。このカバー21には、後述する排気ファン27a及び27bが設置される。なお、図2中においてカバー21を破線で示す。
回転フレーム22は、図2に示すように、開口40を形成する円環領域22aと、この円環領域22aを囲う円環領域22bとで形成される円環状のフレームである。この回転フレーム22は、例えば、X線管23と、X線検出器24と、DAS(Data Acquisition System)25と、オイルクーラー26とを構成要素として含む。なお、回転フレーム22には、電装部品等の他の構成要素が含まれてもよい。
ここで、回転フレーム22に含まれる各構成要素は、回転フレーム22の円環領域22bの内側に直接的又は間接的に取り付けられる。すなわち、各構成要素は、回転フレーム22が回転した場合、遠心力が作用する側に取り付けられる。これにより、各構成要素は、回転フレーム22が回転した場合でも、安定に回転フレーム22に固定される。なお、以下では、円環領域22bの近傍を回転フレーム22の外周側と称し、円環領域22aの近傍を回転フレーム22の内周側と称す。より詳細には、回転フレーム22の内周側は、回転フレーム22において、円環領域22bの内側に直接的又は間接的に取り付けられた各構成要素と、円環領域22aとの間の領域である。
また、例えば、回転フレーム22は、X線を照射するX線管23と、X線管23から照射されたX線を検出するX線検出器24とを被検体の周囲で回転可能に支持する。すなわち、回転フレーム22は、X線管23とX線検出器24とを被検体を挟んで対向支持し、後述する駆動機構33によって回転軸を中心とした円軌道にて高速に回転する。ここで、例えば、被検体は、回転軸の中心に被検体が載置されるように開口40に挿入される。なお、回転フレーム22の回転軸は、開口40の略中心を通過するZ軸方向に設定される。
DAS25は、X線検出器24が検出したX線の検出データから、投影データを収集する。そして、DAS25は、収集したデータを図示しないコンソールに出力する。これによりコンソールは、収集された投影データからCT画像データを再構成する。
固定機構30は、カバー31と、固定フレーム32とを有する。カバー31は、固定フレーム32を保護する。なお、図2中においてカバー31を破線で示す。固定フレーム32は、駆動機構33を有し、回転フレーム22を、回転軸を中心に回転可能に支持する。すなわち、駆動機構33は、回転フレーム22を回転駆動させることによって、被検体を中心とした円軌道上でX線管23とX線検出器24とを旋回させる。また、固定機構30は、チルト軸34a及び34bと、軸受け35a及び35bとを有する。この固定機構30は、チルト軸34a及び34bに対して所定の角度で回転フレーム22を傾けて支持可能である。なお、チルト軸34a及び34bを区別しない場合には、チルト軸34と記載し、軸受け35a及び35bを区別しない場合には、軸受け35と記載する。
また、架台装置10は、撮像時にX線管23が発生する熱を外部に排出する冷却機構を備えている。例えば、X線管23で発生した熱は、絶縁油の循環により冷却機構であるオイルクーラー26に誘導され、回転フレーム22内部から外周方向に排出される。しかし、全てが外周に排出されるわけではなく、回転フレーム22内部に留まってしまうものがある。また、カバー21の天井部には排気ファン27a及び27bが設置される。これにより、回転フレーム22内部に排出される熱は、排気ファン27a及び27bから架台装置10の外部により効率的に排出される。なお、排気ファン27a及び27bを区別しない場合には、排気ファン27と記載する。
図3A及び図3Bを用いて従来技術に係る冷却機構について説明する。図3A及び図3Bは、従来技術に係る冷却機構を説明するための図である。図3A及び図3Bでは、従来技術に係る架台装置910を示す。なお、架台装置910は、回転機構920と、固定機構930とを備える。回転機構920は、カバー921と、回転フレーム922とを有する。回転フレーム922は、X線管923とX線検出器924とDAS925とオイルクーラー926とを構成要素として含む。また、カバー921には、排気ファン927a及び927bが設置される。
図3Aに示すように、従来技術に係る架台装置910は、架台装置910の床面側から外気を吸入する。ここで、回転フレーム922が停止中である場合、架台装置910の床面側から吸入された空気は、回転フレーム922内を経由して、カバー921の天井部に設置された排気ファン927a及び927bから架台装置910の外部に排出される。排気ファン927aから排出される空気は、例えば図3Aに示すように、回転フレーム922の外周側を経由する流れF1と、回転フレーム922の内周側を経由する流れF2とを含む。また、排気ファン927bから排出される空気は、例えば図3Aに示すように、回転フレーム922の外周側を経由する流れF3と、回転フレーム922の内周側を経由する流れF4とを含む。なお、回転フレーム922の外周側とは、回転フレーム922において円環領域922bの近傍を示し、回転フレーム922の内周側とは、円環領域922aの近傍を示す。
この一方で、架台装置910において、回転フレーム922の回転時には、回転フレーム922の回転による遠心力のため架台装置910の床面側から回転フレーム922内部に外気を吸入しづらくなる。より具体的には、回転中の回転フレーム922には、例えば図3Bに示すように、遠心力C1〜C8が作用する。この結果、架台装置910の床面側から吸入する外気F5及びF6は、例えば遠心力C4〜C6により床面側に押し戻されるので、回転フレーム922の内部には吸気されづらくなる。この結果、回転中の回転フレーム922において、図3Aに示す空気の流れF1〜F4の形成は妨げられる。このため、回転フレーム922の回転時にも回転フレーム922の内部を冷却するためには、回転フレーム922内周側に直接冷たい風を送る必要がある。
例えば、架台装置910において開口940側に吸気口を設ければ回転フレーム922の内周側に直接冷たい風を送ることが可能である。しかしながら、架台装置910は、被検体の手術時に用いられる場合がある。手術時には、被検体の血液や嘔吐物等の液体が架台装置910の開口940付近に飛散することがある。開口940側に吸気口を設けた場合には、液体が吸気口に付着したり、吸気口内に吸入されたりする可能性がある。このため、架台装置910において開口940側に吸気口を設けることは望ましくない。
また、架台装置910前面の床面側に吸気口を設け、この吸気口からダクトを介して回転機構920の内周面に外気を送風する技術が知られている。しかしながら、かかる技術では、埃等の溜まりやすい架台装置910の床面側から積極的に吸気して、回転機構920に送風することになる。回転機構920には、X線検出器924などの繊細な部品を含んでいるので、この技術を用いる場合には吸気口にフィルターを設けて異物を除去することが必須となる。しかしながら、フィルターは、時間の経過に伴って目詰まりし、吸気量が減る可能性がある。このような場合には、回転フレーム922の内部を冷却することができなくなる。また、架台装置910前面に吸気口を設けることになるため、騒音が増し患者への負担が大きくなる。
このようなことから架台装置10において、騒音を抑制し、かつ、回転フレーム22の内周側に空気を送り回転フレーム22を冷却することが望まれる。そこで、第1の実施形態では、回転軸に対して回転フレーム22の外周側の側面に設置され、回転フレーム22の外部から吸入された空気を、回転フレーム22の回転軸側に送風する送風機構を備える。図4、図5A及び図5Bを用いて、第1の実施形態に係る送風機構について説明する。図4、図5A及び図5Bは、第1の実施形態に係る送風機構を説明するための図である。なお、図4、図5A及び図5Bでは、送風機構が、吸気ファンである場合について説明する。
図4では、図1及び図2に示す回転フレーム22の回転軸側から右半分を回転軸側から斜視している。図4に示すように、カバー21には板金28が取り付けられている。この板金28の回転フレーム22側には、吸気ファン100a、100b、及び100cが設置される。なお、吸気ファン100a、100b、及び100cを区別しない場合には、吸気ファン100と記載する。なお、板金28においてファン100が設置される面と反対側の面は、例えば網目状に形成されており、吸気口として外気を吸気ファン100に吸入させることが可能である。
ここで、吸気ファン100は、回転フレーム22に対してオフセットした状態で設置される。ここで、回転フレーム22に対してオフセットした状態とは、回転フレーム22の回転軸方向において、回転フレーム22の外側に設置されることを示す。言い換えると、吸気ファン100は、オフセットした状態として、カバー21において、回転フレーム22の回転軸方向における、回転フレーム22の外側に設置される。例えば、吸気ファン100は、オフセットした状態として、回転フレーム22に対して、回転軸方向(図4中のZ軸方向)において、回転フレーム22の前面側の回転面よりも前方及び回転フレーム22の背面側の回転面より後方の少なくともいずれか一方にずらした位置に配置される。図4に示す例では、吸気ファン100は、回転軸方向(図4中のZ軸方向)において例えば、回転フレーム22の前面側の回転面より前方に配置される。また、吸気ファン100は、回転フレーム22の回転軸方向に対して所定の角度で傾斜して配置される。これにより、図4に示すように、吸気ファン100によって吸入された空気は、回転フレーム22の回転軸方向に対して斜め方向に吹き付けられる。すなわち、吸気ファン100によって吸入された空気は、回転フレーム22の内周側に送風される。より具体的には、図4に示すように、吸気ファン100から吸入された空気は、例えば、X線検出器24と円環領域22aとの間の領域に送風される。この結果、吸気ファン100は、回転フレーム22が回転中であり遠心力の影響を受ける場合であっても、吸入した空気を回転フレーム22の内部に送風することができる。
また、送風機構は、チルト軸34の近傍に設置される。図5Aでは、回転機構20をマイナス30°チルトさせた場合を示し、図5Bでは、回転機構20をプラス30°チルトさせた場合を示す。また、図5A及び図5Bでは、固定機構30のカバー31及びチルト軸34を破線で示す。例えば、図5A及び図5Bに示すように、吸気ファン100は、回転機構20のカバー21においてチルト軸34の近傍に設置される。
このため、例えば図5Aに示すように、回転機構20をマイナス30°チルトさせても、吸気ファン100と固定機構30のカバー31との位置関係に大きな変化はない。このため、吸気ファン100は、固定機構30のカバー31内部に収められる。同様に、例えば図5Bに示すように、回転機構20をプラス30°チルトさせても、吸気ファン100と固定機構30のカバー31との位置関係に大きな変化はない。このため、吸気ファン100は、固定機構30のカバー31内部に収められる。
このように、吸気ファン100が、チルト軸34の近傍に吸気ファン100が設置されることにより、回転機構20をチルトさせても固定機構30のカバー31の内側に吸気ファン100を収めることが可能である。更に、吸気ファン100は、被検体から離れた場所に位置する架台装置10の横側に設置される。この結果、吸気ファン100による騒音を低減できる。
上述したように、第1の実施形態では、回転フレーム22の回転時及び停止時に関わらず、吸気ファン100によって常に回転機構20の回転軸側に外気を送風するので、回転機構20の内部を効率的に冷却することができる。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態では、送風機構が吸気ファン100である場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、送風機構は、ダクトであってもよい。図6は、第1の実施形態の変形例に係る送風機構を説明するための図である。
図6では、図4と同様に、図1及び図2に示す回転フレーム22の回転軸側から右半分を回転軸側から斜視している。図6に示すように、カバー21には板金28が取り付けられている。この板金28の回転フレーム22側には、ダクト200が設置される。なお、板金28においてダクト200が設置される面と反対側の面は、例えば網目状に形成されており、吸気口として外気をダクト200に吸入させることが可能である。なお、ダクト200は、送風機構として吸気ファン100を設置する場合と同様に、チルト軸34の近傍に設置される。
ここで、ダクト200は、図6に示すように、回転フレーム22の外周側のカバー21から回転フレーム22の内周側に延伸する経路である。なお、図6に示す例では、回転フレーム22の背面側に、例えばベアリング等の駆動機構が設置され、回転フレーム22の前面側に、X線管23やX線検出器24が設置されるものとする。かかる場合、ダクト200は、回転フレーム22に対してオフセットした状態で設置される。例えば、ダクト200は、回転軸方向において、回転フレーム22の前方側及び後方側の少なくともいずれか一方に配置される。より具体的には、ダクト200は、図6に示すように、回転軸方向(図6中のZ軸方向)において、回転フレーム22の回転面の前方側に配置される。また、図6に示すダクト200は、回転フレーム22内において、回転フレーム22の外周側のカバー21から円環領域22aの開口40より内側に延伸する。ここで、回転フレーム22が回転することによって回転フレーム22内が陰圧になるので、ダクト200を介して外気が吸入される。そして、図6に示すように、ダクト200によって吸入された空気は、回転フレーム22内部の気流の影響を受けずに、回転フレーム22の内周側に直接送風される。より具体的には、図6に示すように、ダクト200から吸入された空気は、例えば、X線検出器24と円環領域22aとの間の領域に送風される。更に、排気ファン27によって回転フレーム22内が陰圧になるので、回転フレーム22が停止時でもダクト200を介して外気が吸入される。このように、回転フレーム22の回転時及び停止時に関わらず、ダクト200によって常に回転機構20の回転軸側に外気を送風するので、回転機構20の内部を効率的に冷却することができる。
また、上述した実施形態では、送風機構として、吸気ファン100或いはダクト200である場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、架台装置10は、吸気ファン100とダクト200とが組み合わされた送風機構を有してもよい。かかる場合、ダクト200は、吸気ファン100により吸引された外気を回転フレーム22の回転軸側に送風する。ここで、吸気ファン100とダクト200とが組み合わされた送風機構では、吸気ファン100及びダクト200が、回転フレーム22に対してオフセットした状態で設置される。例えば、吸気ファン100は、オフセットした状態として、図4と同様に、回転フレーム22の回転軸方向において、当該回転フレーム22の外側に設置される。また、かかる場合、吸気ファン100は、回転フレーム22の回転軸方向に対して所定の角度で傾斜して配置されてもよい。或いは、吸気ファン100は、ダクト200と組み合わされる場合、オフセットした状態として、回転軸方向において回転フレーム22の回転軸方向において、回転フレーム22の内側で、回転フレーム22の回転軸方向に対して所定の角度で傾斜して配置される。例えば、吸気ファン100は、オフセットした状態として、カバー21において、回転軸方向において回転フレーム22の回転軸方向における、回転フレーム22の内側で、回転フレーム22の回転軸方向に対して所定の角度で傾斜して配置される。言い換えると、吸気ファン100は、回転フレーム22に対して、回転軸方向において回転フレーム22の外側には位置をずらさずに、回転フレーム22の回転軸方向に対して所定の角度で傾斜することによりオフセットした状態として配置される。なお、架台装置10が、吸気ファン100とダクト200とが組み合わされた送風機構を有する場合、ダクト200は、回転フレーム22に対してオフセットした状態で設置されるので、吸気ファン100は、回転フレーム22に対してオフセットした状態で設置されなくてもよく、回転フレーム22の回転軸方向に対して所定の角度で傾斜して配置されなくてもよい。
また、上述した実施形態では、カバー21においてチルト軸34bの近傍に送風機構を有する場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、吸気ファン100やダクト200等の送風機構は、カバー21においてチルト軸34a及びチルト軸34bの近傍にそれぞれ設置されてもよい。例えば、架台装置10は、カバー21においてチルト軸34a及びチルト軸34bの近傍それぞれに、吸気ファン100を有してもよい。或いは、架台装置10は、カバー21においてチルト軸34a及びチルト軸34bの近傍それぞれに、ダクト200を有してもよい。或いは、架台装置10は、送風機構として吸気ファン100とダクト200とをそれぞれ独立に有してもよい。例えば、チルト軸34aの近傍に吸気ファン100を有し、チルト軸34bの近傍にダクト200を有してもよい。或いは、チルト軸34aの近傍に吸気ファン100を有し、チルト軸34bの近傍に吸気ファン100とダクト200とが組み合わされた送風機構を有してもよい。或いは、チルト軸34aの近傍にダクト200を有し、チルト軸34bの近傍に吸気ファン100とダクト200とが組み合わされた送風機構を有してもよい。
また、図4では、吸気ファン100が3つ設置される場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、架台装置10に設置される吸気ファンの数は任意に変更可能である。
また、図6では、ダクト200が1つ設置される場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、架台装置10に設置される、ダクト200の数は任意に変更可能である。ここで、架台装置10に複数のダクトが設置される場合、回転フレーム22の外周側のカバー21から回転フレーム22の内周側に延伸するダクト200以外のダクト200aが設置されてもよい。例えば、架台装置10に複数のダクトが設置される場合には、回転フレーム22の回転面の前方側から円環領域22aの開口40側を経由して回転フレーム22の背面側まで延伸するダクト200aがダクト200とは別に更に設置されてもよい。かかる場合、ダクト200aは、前方側から送られた空気を架台装置10の背面側にも送風することが可能になる。
また、図6に示す例では、ダクト200が、回転軸方向(図6中のZ軸方向)において、回転フレーム22の回転面の前方側に配置される場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、回転フレーム22の前面側にベアリング等の駆動機構が設置され、回転フレーム22の背面側にX線管23やX線検出器24が設置される場合、ダクト200は、回転軸方向において、例えば回転フレーム22の背面側に配置されてもよい。
また、架台装置10は、回転フレーム22の停止中にも、主な熱源に対して送風機構による冷却を行うようにしてもよい。例えば、回転フレーム22は、主な熱源であるX線管23及びX線検出器24の少なくともいずれか一方と、送風機構とが近接する位置で停止するようにしてもよい。例えば、チルト軸34bの近傍に吸気ファン100が設置される場合、コンソール装置の制御下において、回転フレーム22は、X線検出器24と吸気ファン100とが近接する位置で停止してもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、送風機構を備えることで、外部から吸入した空気を回転機構20の内周側へ直接的に送風する場合について説明した。第2の実施形態では、回転フレーム22の回転によって形成される気流を、回転軸に対して前後方向に整形可能な整形機構を備えることで、回転機構20の内周側へ空気を送風する場合について説明する。なお、第2の実施形態に係る架台装置10の全体構成は、図1及び図2に示した構成例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図7から図9は、第2の実施形態に係る整形機構を説明するための図である。図7から図9では、整形機構として、回転フレーム22の回転によって形成される気流を、回転軸に対して前後方向に整形可能なフィン300がカバー21に形成される場合について説明する。
図7では、カバー21のうち底面部分を示し、図8では、回転フレーム22を覆うカバー21全体を示す。図9では、図1及び図2に示す架台装置10の回転軸側から右半分の領域をY軸方向から見た断面を示す。図9では、回転フレーム22に含まれる構成要素を斜線で示している。図7に示すように、回転機構20のカバー21の内面にフィン300が形成される。ここで、図8に示すように、フィン300は、カバー21の少なくとも底面に形成される。このようにカバー21にフィン300が形成されることにより、回転フレーム22の回転によって生じた風の流れが、フィン300に沿った方向に向きを変えられる。すなわち、フィン300は、図7に示すように架台装置10のZ軸方向に向かう風を、回転フレーム22の回転によって整形することができる。また、図9に示すように、図7示すように整形された風がカバー21に沿って流れることで、最終的には回転フレーム22の内周側に外気が送風されることになる。すなわち、フィン300がカバー21に形成されることにより、回転フレーム22内で生じた空気を、カバー21に沿って回転フレーム22の回転軸側に供給することが可能となる。
上述したように、第2の実施形態によれば、回転機構20のカバー21の内面にフィン300を形成することで、回転フレーム22の回転によって起きる風の向きを変えることができる。これにより、架台装置10の外部から空気を吸入しなくても、回転フレーム22内で発生する風を利用して、回転フレーム22の内周側に空気を送風することが可能となる。また、回転フレーム22内で発生する風を利用するので、騒音の影響がない。
なお、第2の実施形態では、フィン300が形成される場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、フィン300と同様に回転フレーム22の内周側に空気を送風することが可能であれば整形機構の形状は任意に変更可能である。
(その他の実施形態)
実施形態は、上述した実施形態に限られるものではない。
例えば、第1の実施形態に係る架台装置10は、第2の実施形態において説明した整形機構を備えるようにしてもよい。すなわち、第1実施形態に係る架台装置10は、回転フレーム22の回転によって形成される気流を、回転軸に対して前後方向に整形可能な整形機構300を更に備えるようにしてもよい。かかる場合、架台装置10は、送風機構として吸気ファン100を有し、整形機構としてフィン300を有してもよい。また、架台装置10は、送風機構としてダクト200を有し、整形機構としてフィン300を有してもよい。また、架台装置10は、送風機構として吸気ファン100とダクト200とが組み合わされた送風機構を有し、整形機構としてフィン300を有してもよい。また、架台装置10は、送風機構として吸気ファン100とダクト200とをそれぞれ独立に有し、整形機構としてフィン300を有してもよい。また、架台装置10は、送風機構として吸気ファン100及びダクト200のいずれか一方と、吸気ファン100とダクト200とが組み合わされた送風機構とを有し、整形機構としてフィン300を有してもよい。
また、上述した実施形態では、吸気ファン100は、回転軸方向(図4中のZ軸方向)において例えば、回転フレーム22の前面側の回転面より前方に配置されるものとして説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、吸気ファン100は、回転軸方向(図4中のZ軸方向)において例えば、回転フレーム22の背面側の回転面より後方に配置されてもよい。
また、上述した実施形態に係る架台装置10は、図示しないコンソール装置によって制御される。このコンソール装置は、例えば、架台装置10によって収集された投影データを用いてCT画像データを再構成する。また、コンソール装置は、例えば、X線管23及びX線検出器24の少なくともいずれか一方と、送風機構とが近接する位置で停止するように回転フレーム22を制御する。また、コンソール装置は、例えば、X線管23からのX線の照射終了の際、X線検出器24がチルト軸近傍且つ送風機構に近接する位置にて停止するように回転フレーム22を制御する。
上記の実施形態の説明において、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示すX線管23及びX線検出器24が配置される回転フレーム22中の位置が回転軸に対して左右逆転してもよい。かかる場合、X線検出器24の近傍にDAS25が配置され、X線管23の近傍にオイルクーラー26が配置される。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記の実施形態で説明した回転フレーム22の停止制御方法は、予め用意された制御プログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。この制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することができる。また、この制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、回転機構の内部を効率的に冷却することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 架台装置
20 回転機構
22 回転フレーム
30 固定機構
100 吸気ファン

Claims (15)

  1. X線管と、前記X線管から照射されたX線を検出するX線検出器とを含む回転フレームと、
    前記回転フレームを、回転軸を中心に回転可能に支持する固定機構と、
    前記回転軸に対して前記回転フレームの外周側の側面に設置され、前記回転フレームの外部から吸入された空気を、前記回転フレームの前記回転軸側に送風する送風機構と
    を備え、
    前記送風機構は、前記回転フレームに対してオフセットした状態で設置される、架台装置。
  2. 前記固定機構は、チルト軸に対して所定の角度で前記回転フレームを傾けて支持可能であり、
    前記送風機構は、前記チルト軸近傍に設置される、請求項1に記載の架台装置。
  3. 前記回転フレームを覆うカバーを更に備え、
    前記送風機構は、前記カバーに設置される、請求項1又は2に記載の架台装置。
  4. 前記送風機構は、吸気ファンである、請求項1〜3のいずれか一つに記載の架台装置。
  5. 前記送風機構は、更にダクトを有し、
    前記ダクトは、前記吸気ファンにより吸引された外気を前記回転フレームの前記回転軸側に送風する、請求項4に記載の架台装置。
  6. 前記吸気ファンは、前記オフセットした状態として、前記回転フレームの回転軸方向において、前記回転フレームの外側に設置される、請求項4又は5に記載の架台装置。
  7. 前記吸気ファンは、前記回転軸方向に対して所定の角度で傾斜して設置される、請求項6に記載の架台装置。
  8. 前記吸気ファンは、前記オフセットした状態として、前記回転フレームの回転軸方向において、前記回転フレームの内側で、前記回転軸方向に対して所定の角度で傾斜して設置される、請求項5に記載の架台装置。
  9. 前記送風機構は、ダクトである、請求項1〜3のいずれか一つに記載の架台装置。
  10. 前記回転フレームの回転によって形成される気流を、前記回転軸に対して前後方向に整形可能な整形機構を更に備える、請求項1〜9のいずれか一つに記載の架台装置。
  11. 前記回転フレームは、前記X線管及びX線検出器の少なくともいずれか一方と、前記送風機構とが近接する位置で停止する、請求項1〜10のいずれか一つに記載の架台装置。
  12. 前記回転フレームは、前記X線管からのX線の照射終了の際、前記X線検出器がチルト軸近傍且つ前記送風機構に近接する位置にて停止する、請求項1〜10のいずれか一つに記載の架台装置。
  13. X線管と、前記X線管から照射されたX線を検出するX線検出器とを含む回転フレームと、
    前記回転フレームを、回転軸を中心に回転可能に支持する固定機構と、
    前記回転フレームの回転によって形成される気流を、前記回転軸に対して前後方向に整形可能な整形機構と
    を備える、架台装置。
  14. 前記回転フレームを覆うカバーを更に備え、
    前記整形機構として、前記回転フレームの回転によって形成される気流を、前記回転軸に対して前後方向に整形可能なフィンが前記カバーに形成される、請求項13に記載の架台装置。
  15. 前記フィンは、前記カバーの少なくとも底面に形成される、請求項14に記載の架台装置。
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