JP2017507715A - 放熱システムおよびそれを含む撮像機器 - Google Patents

放熱システムおよびそれを含む撮像機器 Download PDF

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Abstract

本発明は、放熱システムおよび放熱システムを含む撮像機器を提供する。放熱システムは、空気導入部(10、100)、取り込み部(50、500)、および空気排出部(70、700)を含む。空気導入部は、外部から空気を導入し、放熱空間と連通するように構成され、導入された空気は、放熱空間に流入し、放熱空間に収容された放熱対象物と熱交換を行う。取り込み部は、放熱空間および空気排出部と連通し、放熱空間から取り込み部に流れる空気を取り込み、取り込まれた空気が空気排出部に流入することを可能にするように構成される。空気排出部は、取り込み部から流入する空気を外部へ排出するように構成される。したがって、放熱システムの放熱効率が向上する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像分野に関し、より具体的には、放熱システムおよびそれを含む撮像機器に関する。
コンピュータ断層撮像(CT)装置は、通常、X線撮像装置およびX線撮像装置を収容し支持するガントリを含む。X線撮像装置は、X線を生成して、生成したX線を目標対象物(たとえば、診察対象の患者)に放射するX線発生器と、目標対象物を通過するX線を受け取り、受け取ったX線を電気信号に変換するX線検出器と、を含む。さらに、CT装置は、X線検出器により生成された電気信号を受け取り、受け取った電気信号を処理して画像を生成するプロセッサと、生成した画像を表示するディスプレイと、をさらに含むことができる。
X線撮像装置に含まれる要素、たとえば、X線発生器は、最終的に所望の品質の画像を取得するために、適切な温度条件下で動作させる必要がある。したがって、取得された画像の品質を保証するために、CT装置は、X線撮像装置に対して放熱を行うためにガントリ内に配置された放熱システムをさらに含む。
独国特許出願公開第102008021168号明細書
本発明の例示的な実施形態の目的は、従来技術の根底にある上述したおよび/または他の問題を克服することである。したがって、本発明の例示的な実施形態は、放熱効率を向上させることが可能な放熱システム、および放熱システムを含む撮像機器を提供する。
例示的な一実施形態によれば、放熱システムが提供される。放熱システムは、空気導入部、取り込み部、および空気排出部を含む。空気導入部は、外部から空気を導入し、放熱空間と連通するように構成され、導入された空気は、放熱空間に流入し、放熱空間に収容された放熱対象物と熱交換を行う。取り込み部は、放熱空間および空気排出部と連通し、放熱空間から取り込み部に流れる空気を取り込み、取り込まれた空気が空気排出部に流入することを可能にするように構成される。空気排出部は、取り込み部から流入する空気を外部へ排出するように構成される。
例示的な一実施形態によれば、撮像機器が提供される。撮像機器は、ガントリおよび撮像装置を含む。ガントリは、上述した放熱システムを含む。撮像装置は、空気導入部から流入する空気と熱交換するように、放熱対象物として放熱システムの放熱空間に配置され、収容される。
以下の詳細な説明、図面、および特許請求の範囲により、他の特徴および態様が明らかになるであろう。
例示的な一実施形態による放熱システムを示す概略図である。 例示的な一実施形態による放熱システムを示す斜視図である。 例示的な実施形態による放熱システムを示す正面図である。 例示的な実施形態による放熱システムを示す上面図である。 例示的な実施形態による放熱システムを示す底面図である。 例示的な一実施形態による放熱システムを示す分解斜視図である。 例示的な一実施形態による放熱システムの取り込みガイド部材を示す斜視図である。 図7の部分Aを示す拡大図である。 例示的な一実施形態による放熱システムの第1の遮断部材を示す斜視図である。 例示的な一実施形態による放熱システムの空気導入部、取り込み部、および第1の遮断部材が互いに組み立てられた状態を示す斜視図である。 例示的な一実施形態による放熱システムの第2の遮断部材を示す斜視図である。 例示的な一実施形態による放熱システムの取り込みガイド部材、第2の遮断部材、および空気排出部が互いに組み立てられた状態を示す斜視図である。 例示的な一実施形態による放熱システムの空気流と、既存の放熱システムの空気流と、のシミュレーション結果を示す図である。 例示的な一実施形態による放熱システムの経時的な温度変化と、既存の放熱システムの経時的な温度変化と、を示す曲線図である。 例示的な一実施形態による撮像機器を示す概略図である。
以下で、本発明の具体的な実施形態を説明する。これらの実施形態の詳細な説明の過程で、簡潔で明確な説明とするために、本説明が実際の実施形態のすべての特徴について詳細に説明できるわけではないことに留意されたい。任意の実施形態の実際の実施の過程では、任意の工学または設計プロジェクトの過程と同様に、開発者の特定の目的を達成し、かつ、システムに関連するまたはビジネスに関連する制約を満足するために、様々な特有の決定を行うのが通例であり、それはまた1つの実施形態から別の実施形態への変更または周辺の他の方法を含むことを理解されたい。さらに、このような開発過程における努力は、複雑かつ長いものであり得るが、本発明の開示に関係する当業者であれば、本開示によって開示される技術内容に基づいていくつかの設計、製造、または生産などの変更を行うことは従来技術にすぎないということが分かると理解されたい。本開示は、不十分であると解釈されるものではない。
特に明記しない限り、特許請求の範囲および明細書で使用する技術用語または科学用語は、本発明が関係する当業者により解釈されるような通常の意味を有するものとする。本発明の出願の明細書および特許請求の範囲で使用する「第1の」および「第2の」などは、いかなる順序、数量、または重要性を示すものではなく、単に異なる構成要素間の区別を行うために使用するものである。単数の表現(「one」、「a」、または「an」など)は、数量を限定するものではなく、少なくとも1つが存在することを示すものである。「備える(comprise)」および「含む(include)」などの表現は、「備える(comprise)」または「含む(include)」の前に存在する要素または対象物が「備える(comprise)」または「含む(include)」に続いて列挙された要素または対象物ならびにそれらと均等な要素を包括するが、他の要素または対象物を除外しないことを意味する。「接続する」などの表現は、物理的または機械的な接続に限定するものではなく、また直接的または間接的な接続に限定するものでもない。
図1は、例示的な一実施形態による放熱システムを示す概略図である。図1に示すように、例示的な実施形態による放熱システムは、空気導入部10、放熱空間30、取り込み部50、および空気排出部70を含むことができる。さらに、図1では空気流の経路を矢印で示す。
空気導入部10は、放熱システムの外部から空気を導入することができる。たとえば、空気導入部10は、放熱システムの底部に配置された空気入口11を含むことができる。しかし、例示的な実施形態はこれに限定されるものではなく、たとえば、空気入口11は、必要に応じて異なる位置に設けてもよいし、複数の空気入口11を設けてもよい。空気導入部10は、放熱空間30と連通することができる。このようにして、空気入口11を介して導入された空気は、たとえば、放熱空間30に流入することができる。
放熱空間30は、放熱対象物を収容することができる。本明細書では、放熱対象物は、撮像装置、たとえばX線撮像装置を含むことができる。しかし、例示的な実施形態はこれに限定されるものではなく、たとえば、放熱対象物は、放熱空間30内の撮像装置を回転させるための駆動手段などをさらに含むことができる。空気導入部10を介して導入された空気は、放熱空間30に流入することができ、放熱対象物と熱交換を行う。次に、放熱対象物と熱交換した空気は、取り込み部50に流入することができ、取り込み部50によって取り込まれる。
取り込み部50は、放熱空間30および空気排出部70と連通することができる。取り込み部50は、空気が第1の方向に放熱空間30から空気排出部70に流れることを可能にすることができ、空気が第2の方向に空気排出部70から放熱空間30に第1の方向とは反対に流れることを防止することができる。すなわち、取り込み部50は、放熱空間30から取り込み部50に流れる空気を「取り込む」ことができ、取り込まれた空気が空気排出部に流入することを可能にすることができる。この目的のために、取り込み部50は、取り込みガイド部材を含むことができる。取り込みガイド部材は、空気力学の原理にしたがって構成することができ、空気が一方向に流れることを可能にすることができる構造を有する。
空気排出部70は、取り込み部50と連通することができ、それによって取り込み部50から流れる空気を外部に排出することができる。たとえば、空気排出部70は、放熱システムの上部に配置された空気出口71を含むことができる。しかし、例示的な実施形態はこれに限定されるものではなく、たとえば、空気出口71は、必要に応じて異なる位置に設けてもよいし、複数の空気出口71を設けてもよい。さらに、図1に示すように、空気排出部70は、空気排出部70内の空気を外部に吹き出すためのファン73を含むことができる。たとえば、ファン73は、空気出口71に配置してもよい。図1には示していないが、ファンは、空気導入部10にファンを配置することもでき、そうすれば外部から空気導入部に空気を吹き込むことができる。
例示的な一実施形態によれば、放熱システムは、放熱空間内の空気が空気排出部に一方向に流入することを可能にすることができる。したがって、従来の放熱システムと比較して、例示的な実施形態による放熱システムは、放熱効率を著しく向上させる。これについては、以下でより詳細に説明する。
以下では、例示的な実施形態による放熱システムの任意選択的な/好適な実施形態について、図2〜図14を参照して詳細に説明する。図2は、例示的な一実施形態による放熱システムを示す斜視図である。図3〜図5は、それぞれ例示的な実施形態による放熱システムを示す正面図、上面図、および底面図である。
図6は、例示的な一実施形態による放熱システムを示す分解斜視図である。
図2〜図6に示すように、例示的な実施形態による放熱システムは、空気導入部100、放熱空間300、取り込み部500、および空気排出部700を含むことができる。
空気導入部100は、放熱システムの外部から空気を導入することができる。たとえば、空気導入部100は、放熱システムの底部に配置された空気入口110を含むことができる。しかし、例示的な実施形態はこれに限定されるものではなく、たとえば、空気入口110は、必要に応じて異なる位置に設けてもよいし、複数の空気入口110を設けてもよい。空気導入部100は、放熱空間300と連通することができる。このようにして、空気入口110を介して導入された空気は、たとえば、放熱空間300に流入することができる。
放熱空間300は、放熱対象物を収容することができる。本明細書では、放熱対象物は、撮像装置、たとえばX線撮像装置を含むことができる。しかし、例示的な実施形態はこれに限定されるものではなく、たとえば、放熱対象物は、放熱空間300内の撮像装置を回転させるための駆動手段などをさらに含むことができる。空気導入部100を介して導入された空気は、放熱空間300に流入することができ、放熱対象物と熱交換を行う。次に、放熱対象物と熱交換した空気は、取り込み部500に流入することができ、取り込み部500によって取り込まれる。
取り込み部500は、放熱空間300および空気排出部700と連通することができる。取り込み部500は、放熱空間300から取り込み部500に流れる空気を取り込むことができ、取り込まれた空気が空気排出部に流入するようにすることができる。すなわち、取り込み部500は、空気が第1の方向に放熱空間300から空気排出部700に流れることを可能にすることができ、空気が第2の方向に空気排出部700から放熱空間300に第1の方向とは反対に流れることを防止することができる。この目的のために、取り込み部500は、複数の取り込みガイド部材510を含むことができる。
取り込み部500は、放熱空間300に隣接して配置することができ、たとえば、取り込み部500は放熱空間300の周囲に配置される。取り込み部500の複数の取り込みガイド部材510は、放熱空間300を囲むことができる。したがって、放熱対象物が放熱空間300内で回転すると、放熱空間300内の空気は、遠心力によって放熱空間300から放熱空間300の周囲に配置された取り込み部500に流れることができるので、取り込みガイド部材510にガイドされて一方向(すなわち第1の方向)に空気排出部700に流入する。
次に、取り込みガイド部材について、図7および図8を参照して詳細に説明する。図7は、例示的な一実施形態による放熱システムの取り込みガイド部材を示す斜視図である。図8は、図7の部分Aを示す拡大図である。図7に示すように、複数の取り込みガイド部材510は、板状の形状を有することができるので、空気が一方向(すなわち第1の方向)に流れることを可能にするLAVAL管が、隣接する2つの取り込みガイド部材510の間に形成され得る。このように、図8の矢印で示すように、空気が取り込み部500から空気排出部700へ流れることができる。
例示的な一実施形態では、空気導入部100内の空気が、放熱空間300の周囲に配置されて放熱空間300と連通する取り込み部500に流入しないで、放熱空間300に流入することを可能にするために、放熱システムは、第1の遮断部材200を含むことができる。
図9は、例示的な一実施形態による放熱システムの第1の遮断部材を示す斜視図である。図10は、例示的な一実施形態による空気導入部、放熱空間、取り込み部、および第1の遮断部材が互いに組み立てられた状態を示す斜視図である。図9および図10に示すように、第1の遮断部材200は、空気導入部100と、放熱空間300および取り込み部500と、の間に設けることができ、そのようにして、空気が放熱空間300に流入することを可能にし、かつ空気が取り込み部500に流入することを防止することができる。さらに、取り込み部500の取り込みガイド部材510は、第1の遮断部材200に固定することができる。
空気排出部700は、取り込み部500と連通することができ、それによって取り込み部500から流れる空気を外部に排出することができる。たとえば、空気排出部700は、放熱システムの上部に配置された空気出口710を含むことができる。しかし、例示的な実施形態はこれに限定されるものではなく、たとえば、空気出口710は、必要に応じて異なる位置に設けてもよいし、複数の空気出口710を設けてもよい。
例示的な一実施形態では、放熱システムは、さらに、第2の遮断部材600を含むことができる。図11は、例示的な一実施形態による放熱システムの第2の遮断部材を示す斜視図である。図12は、例示的な一実施形態による放熱システムの取り込みガイド部材、第2の遮断部材、および空気排出部が互いに組み立てられた状態を示す斜視図である。図11および図12に示すように、第2の遮断部材600は、空気排出部700と、放熱空間300および取り込み部500と、の間に配置することができる。第2の遮断部材600は、取り込み部500に対応する開口領域610と、放熱空間300に対応する遮断領域630と、を含むことができる。さらに、第2の遮断部材600は、遮断領域630内に配置され、放熱空間300内に放熱対象物を支持するように構成された支持体650を含むことができる。本明細書では、に、開口領域610は、図11に示すようなパターンを有する複数の開口を含むことができる。しかし、例示的な実施形態はこれに限定されるものではなく、複数の開口のパターンは、必要に応じて様々な形状、たとえば、短冊状の形状を有するように設計されてもよい。
図13は、例示的な一実施形態による放熱システムの空気流と、既存の放熱システムの空気流と、のシミュレーション結果を示す図である。図13の(a)に示すように、例示的な実施形態による放熱システムでは、空気が空気入口から空気導入部を介して放熱空間に入り、放熱空間内の放熱対象物と熱交換を行った後、取り込み部に流入して取り込み部によって取り込まれて、それによって一方向に空気排出部に流入し、最終的に外部に排出される。換言すれば、例示的な実施形態による放熱システムでは、空気の逆流が発生しないようにすることができる。図13の(b)に示すように、既存の放熱システムでは、空気の逆流が発生する。たとえば、放熱対象物と熱交換した後の空気の一部は、空気入口に逆流する。2つのシミュレーション結果の比較からも分かるように、例示的な実施形態による放熱システム内の空気流の経路は、既存の放熱システム内の空気流の経路に比べて短くなり得る。したがって、既存の放熱システムと比較して、例示的な実施形態による放熱システムは、より高い放熱効率を有することができる。
図14は、例示的な一実施形態による放熱システムの経時的な温度変化と、既存の放熱システムの経時的な温度変化と、を示す曲線図であり、種々の曲線は、例示的な実施形態による放熱システムのモニタリング点das1、das2、das3、das4、das5、およびチューブアウトで測定された経時的な温度変化と、既存の放熱システムのモニタリング点das1、das2、das3、das4、das5、およびチューブアウトで測定された経時的な温度変化と、をそれぞれ示す。図14では、横軸は時間ステップを表し、すなわち、シミュレーション演算の短い時間単位(0次元)を表す。例示的な実施形態による放熱システムの経時的な温度変化の曲線図を示す図14(a)と、既存の放熱システムによる経時的な温度変化の曲線図を示す図14(b)と、の比較により、同じ動作条件の下で、例示的な実施形態による放熱システムの温度は、既存の放熱システムによる温度よりも約5℃低くなり得ることが分かる。
図15は、例示的な一実施形態による撮像機器を示す概略図である。図15に示すように、撮像機器は、ガントリ1と、ガントリ1内に配置され収容された撮像装置3と、を含むことができる。ガントリ1は、上記の例示的な実施形態を参照して説明した放熱システムを含むことができる。この場合、撮像装置3は、空気導入部から流入する空気と熱交換するように、放熱対象物として放熱システムの放熱空間に設けられ収容され得る。
さらに、撮像装置は、撮像装置3を駆動して撮像装置3を放熱空間内で回転させる駆動装置(図示せず)をさらに含むことができる。このように、撮像装置3は、回転する間に目標対象物の画像を取得するために目標対象物をスキャンすることができる。
例示的な一実施形態によれば、撮像機器はCT装置であってもよい。例示的な実施形態では、撮像装置3は、X線を生成して、生成したX線を目標対象物に放射するX線発生器と、目標対象物を通過するX線を受け取り、受け取ったX線を電気信号に変換するX線検出器と、を含むことができる。さらに、図示していないが、撮像機器は、X線検出器により生成された電気信号を受け取り、受け取った電気信号を処理して画像を生成するプロセッサ、および生成した画像を表示するディスプレイなどをさらに含むことができる。
例示的な一実施形態によれば、放熱システム内で空気の逆流が発生しないようにすることができ、かつ/あるいは、空気流の経路が比較的短くなるので、放熱システムの放熱空間に配置された、撮像機器の撮像装置などの要素に対して、より効率的な放熱を行うことができる。さらに、例示的な実施形態による撮像機器およびその放熱システムは、空気力学および熱伝導の原理に準拠しつつ、簡素な構造を有するので、従来の撮像装置に基づくアップグレードおよび改良を容易にし、それによってコストを節約することができる。
以上、いくつかの例示的な実施形態について説明してきた。しかし、様々な変形を行うことができることを理解されたい。たとえば、説明した技術は、異なる順序で実施された場合には、かつ/あるいは、説明したシステム、フレームワーク、装置、もしくは回路の構成要素が異なる方法で組み合わされ、および/または他の構成要素もしくは他の均等物で置き換えられ、もしくは補足された場合には、適切な結果が実現され得る。これに対応して、他の実施形態も特許請求の範囲の保護範囲内に含まれる。
1 ガントリ
3 撮像装置
10 空気導入部
11 空気入口
30 放熱空間
50 取り込み部
70 空気排出部
71 空気出口
73 ファン
100 空気導入部
110 空気入口
200 第1の遮断部材
300 放熱空間
500 取り込み部
510 取り込みガイド部材
600 第2の遮断部材
610 開口領域
630 遮断領域
650 支持体
700 空気排出部
710 空気出口

Claims (13)

  1. 空気導入部(10、100)、取り込み部(50,500)、および空気排出部(70、700)を含む放熱システムであって、
    前記空気導入部(10、100)は、外部から空気を導入し、放熱空間(30、300)と連通するように構成され、前記導入された空気は、前記放熱空間(30、300)に流入し、前記放熱空間(30、300)に収容された放熱対象物と熱交換を行い、
    前記取り込み部(50,500)は、前記放熱空間(30、300)および前記空気排出部(70、700)と連通し、前記放熱空間(30、300)から前記取り込み部(50,500)に流れる空気を取り込み、前記取り込まれた空気が前記空気排出部(70、700)に流入することを可能にするように構成され、
    前記空気排出部(70、700)は、前記取り込み部(50,500)から流入する前記空気を前記外部へ排出するように構成される、放熱システム。
  2. 請求項1に記載の放熱システムであって、前記空気導入部(10、100)は、前記放熱システムの底部に配置された空気入口(11、110)を含む、放熱システム。
  3. 請求項1に記載の放熱システムであって、前記放熱システムは、
    前記空気導入部(10、100)と、前記放熱空間(30、300)および前記取り込み部(50,500)と、の間に配置され、前記空気導入部(10、100)から導入された前記空気が前記取り込み部(50,500)に流入するのを遮断するように構成された第1の遮断部材(200)をさらに含む放熱システム。
  4. 請求項1に記載の放熱システムであって、前記取り込み部(50,500)は、複数の取り込みガイド部材(510)を含み、前記複数の取り込みガイド部材(510)は、前記取り込み部(50,500)内の空気が第1の方向に前記放熱空間(30、300)から前記空気排出部(70、700)に流れることを可能にし、かつ、前記取り込み部(50,500)内の前記空気が第2の方向に前記空気排出部(70、700)から前記放熱空間(30、300)に前記第1の方向とは反対に流れることを防止するように構成される、放熱システム。
  5. 請求項4に記載の放熱システムであって、前記複数の取り込みガイド部材(510)は、板状の形状を有するように構成され、空気が前記第1の方向に流れることを可能にするLAVAL管が隣接する2つの取り込みガイド部材(510)の間に形成される、放熱システム。
  6. 請求項5に記載の放熱システムであって、前記複数の取り込みガイド部材(510)は、前記放熱空間(30、300)の周囲に配置される、放熱システム。
  7. 請求項1に記載の放熱システムであって、前記放熱システムは、
    前記空気排出部(70、700)と、前記放熱空間(30、300)および前記取り込み部(50,500)と、の間に配置され、前記放熱空間(30、300)内の前記空気が前記空気排出部(70、700)に流入するのを遮断するように構成された第2の遮断部材(600)をさらに含む放熱システム。
  8. 請求項7に記載の放熱システムであって、前記第2の遮断部材は、前記取り込み部(50,500)に対応する開口領域(610)と、前記放熱空間(30、300)に対応する遮断領域(630)と、前記遮断領域(630)内に配置され、前記放熱空間(30、300)内の前記放熱対象物を支持するように構成された支持体(650)と、を含む、放熱システム。
  9. 請求項8に記載の放熱システムであって、前記空気排出部(70、700)は、前記放熱システムの上部に配置された空気出口(71、710)を含む、放熱システム。
  10. 請求項1に記載の放熱システムであって、前記放熱システムは、第1のファン(73)および第2のファン(73)の少なくとも一方をさらに含み、前記第1のファン(73)は、前記外部から前記空気導入部(10、100)に空気を吹き込むために前記空気導入部(10、100)に配置され、前記第2のファンは、前記空気排出部(70、700)内の空気を前記外部に吹き出すために前記空気排出部(70、700)に配置される、放熱システム。
  11. 撮像機器であって、
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載の放熱システムを含むように構成されたガントリ(1)と、
    空気導入部(10、100)から流入する空気と熱交換するように、放熱対象物として前記放熱システムの放熱空間(30、300)に配置され、収容された撮像装置(3)と、を含む、撮像機器。
  12. 請求項11に記載の撮像機器であって、前記撮像装置(3)は、回転する間に目標対象物の画像を取得するために前記目標対象物をスキャンするように構成される、撮像機器。
  13. 請求項11に記載の撮像機器であって、前記撮像装置(3)は、
    X線を生成し、前記生成されたX線を前記目標対象物に放射するように構成されたX線発生器と、
    前記目標対象物を通過するX線を受け取り、前記受け取ったX線を電気信号に変換するように構成されたX線検出器と、を含む、撮像装置。
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