JP2021108957A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線CT装置の回転フレームに装着された各コンポーネントの冷却効率を高める。【解決手段】実施形態に係るX線CT装置は、寝台装置に載置される被検体を撮影するX線CT装置であって、複数のコンポーネントが固定される回転フレームと、前記回転フレームを収納する非回転のハウジングと、を備え、前記ハウジングには、前記コンポーネントを冷却するための冷却風を吸気する吸気部と、前記冷却風を排気する排気部とが設けられ、前記ハウジングの前記寝台装置に対向する側を前記ハウジングのフロント側とし、その反対側をリア側とするとき、前記排気部及び前記吸気部のいずれか一方は、前記ハウジングの前記フロント側の位置であって、前記ハウジングの径方向の端部である第1端部の位置に配設され、他方は、前記回転フレームを挟んで、前記ハウジングの前記リア側の位置であって、前記径方向の略反対側の端部である第2端部の位置に配設され、前記冷却風は、前記コンポーネント内を、前記回転フレームの回転軸に略平行となるように流れる。【選択図】 図2

Description

本明細書及び図面に開示の実施形態は、X線CT装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置は、X線管とX線検出器の対を被検体周りに高速回転させながら撮影したデータを再構成して被検体の断層画像を生成する装置である。
X線管とX線検出器は、被検体の撮像空間であるボアが中央に形成された略円筒状の回転フレームに固定される。回転フレームは、例えば、アルミニウム等の金属で形成される。回転フレームには、X線管やX線検出器の他、X線管に高圧電源を供給する電源装置、X線管を油冷するためのオイルを熱交換するオイルクーラ、X線検出器から出力される多数の電気信号をデジタル信号に変換して装置本体に伝送するDAS(Data Acquisition System)と呼ばれるデータ収集装置、等の各種のガントリコンポーネント(以下、単にコンポーネントと呼ぶ)が装着され固定される。
これらのコンポーネントが装着された回転フレームは、安全上の観点等から、ガントリカバー等と呼ばれるハウジングに収納される。このハウジングも、中央にボアが形成された略円筒状の形状をなしている。ただし、ハウジング自体は回転しない。
回転フレームに装着されるコンポーネントの多くは通電に伴って発熱する。したがって、これらのコンポーネントを安全、かつ、安定に動作させるためには、これらのコンポーネントを効率よく冷却することが不可欠である。
多くのX線CT装置では、外部の空気をハウジング内に取り込み、取り込んだ空気をハウジング内に冷却風として強制的に流すことにより、発熱したコンポーネントを冷却している。
一方、上述したように、X線CT装置の発熱コンポーネントは、回転フレームに装着された状態で、ハウジング内を高速で回転している。このため、コンポーネントを冷却した後の暖められた空気が、ハウジング内を種々の方向に分散して流れ、コンポーネントを冷却する前の冷たい空気と混合されてしまうという現象が発生し得る。この結果、コンポーネントの冷却効率が低下することになる。
特表2017−507715号公報
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、X線CT装置の回転フレームに装着された各コンポーネントの冷却効率を高めることである。
ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
実施形態に係るX線CT装置は、寝台装置に載置される被検体を撮影するX線CT装置であって、複数のコンポーネントが固定される回転フレームと、前記回転フレームを収納する非回転のハウジングと、を備え、前記ハウジングには、前記コンポーネントを冷却するための冷却風を吸気する吸気部と、前記冷却風を排気する排気部とが設けられ、前記ハウジングの前記寝台装置に対向する側を前記ハウジングのフロント側とし、その反対側をリア側とするとき、前記排気部及び前記吸気部のいずれか一方は、前記ハウジングの前記フロント側の位置であって、前記ハウジングの径方向の端部である第1端部の位置に配設され、他方は、前記回転フレームを挟んで、前記ハウジングの前記リア側の位置であって、前記径方向の略反対側の端部である第2端部の位置に配設され、前記冷却風は、前記コンポーネント内を、前記回転フレームの回転軸に略平行となるように流れる。
一実施形態に係るX線CT装置の一構成例を示すブロック図。 架台装置内の各種コンポーネントの配置を模式的に示す図。 第1の実施形態の架台装置の内部の冷却風の流れを矢印で模式的に示した図。 第1の実施形態の変形例に係るコンポーネント内の冷却風の流れを示す図。 従来の架台装置における冷却風の逆流現象の説明図。 第2の実施形態の架台装置の内部の冷却風の流れを矢印で模式的に示した図。
以下、図面を参照しながら、X線CT装置の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るX線CT装置1の一構成例を示すブロック図である。図1に示すように、X線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40とを有する。架台装置10は、回転フレーム13と、回転フレーム13に装着、固定されるX線発生装置20、X線高電圧装置21、X線検出装置25等のコンポーネントを有する。架台装置10をガントリと呼ぶ場合もある。
図1に示すように、本実施形態では、回転フレーム13が非チルトの状態における回転フレーム13の回転軸方向、または寝台装置30の天板33の長手方向をz軸方向とし、z軸方向に直交し、床面に対し水平である軸方向をx軸方向とし、z軸方向に直交し、床面に対し垂直である軸方向をy軸方向として定義するものとする。
X線発生装置20は、X線管11、ウェッジ16、及びコリメータ17を含んで構成される。X線管11は、X線高電圧装置21からの高電圧の印加により、X線を発生する真空管である。X線管11から照射されたX線は、ウェッジ16及びコリメータ17を通った後、被検体Pを通過してX線検出装置25に到達する。
ウェッジ16は、X線管11から照射されたX線量を調節するためのフィルタである。例えば、ウェッジ16は、X線管11から被検体Pへ照射されるX線があらかじめ定められた分布になるように、X線管11から照射されたX線を減衰するフィルタである。たとえば、ウェッジ16は、アルミニウムを加工して形成される。
コリメータ17は、ウェッジ16を透過したX線の照射範囲を絞り込むためのものであり、X線可動絞りと呼ばれる場合もある。コリメータ17は、例えば、複数の鉛板等の組み合わせによってスリットを形成することで、X線の照射範囲を絞り込む。
X線検出装置25は、X線検出器12及びDAS(Data Acquisition System)18を備えて構成される。X線検出器12は、被検体Pを通過したX線を検出し、当該X線量に対応した電気信号に変換する。
X線検出器12は、X線管11の焦点を中心として1つの円弧に沿ってチャネル方向に複数のX線検出素子が配列されたX線検出素子列を有する。さらに、X線検出器12は、複数のX線検出素子列が、チャネル方向に直交するスライス方向に複数配列された構造を有する。
X線検出器12は、たとえば、グリッドと、シンチレータアレイと、光センサアレイとを備えて構成される。グリッドは、シンチレータアレイのX線入射側の面に配置され、散乱X線を吸収する機能を有するX線遮蔽板を有する。グリッドはコリメータ(1次元コリメータまたは2次元コリメータ)と呼ばれる場合もある。シンチレータアレイは、複数のシンチレータが配列されたものでる。各シンチレータは入射X線量に応じた光子量の光を出力するシンチレータ結晶を有する。光センサアレイは、複数の光センサが配列されたものである。各光センサは、シンチレータから出力される光の光量に応じた電気信号に変換する。上記のシンチレータと光センサの構成に換えて、入射したX線を直接電気信号に変換する半導体素子を有する構成とすることもできる。
DAS18は、増幅回路、AD変換回路、データ転送回路等を備えて構成される。X線検出器12の各X線検出素子から出力された電気信号は、増幅回路で増幅された後、AD変換回路でアナログ信号からデジタル信号に変換され、検出データが生成される。
DAS18が生成した検出データは、例えば、回転フレーム13に設けられた発光ダイオード(LED)を有する送信機から光通信によって架台装置10の非回転部分(たとえば固定フレーム14、図2等参照)に設けられた、フォトダイオードを有する受信機に送信され、コンソール装置40へと転送される。固定フレーム14は回転フレーム13を回転可能に支持するフレームである。なお、回転フレーム13から架台装置10の非回転部分への検出データの送信方法は、光通信に限らず、非接触型のデータ伝送であれば如何なる方式を採用しても構わない。
制御装置15は、例えば、制御基板に設けられたプロセッサと、記憶回路と、モータおよびアクチュエータ等の駆動機構とを有する。制御装置15は、コンソール装置40または架台装置10に取り付けられた入力インターフェース43からの入力信号を受けて、架台装置10および寝台装置30の制御を行う機能を有する。たとえば、制御装置15は、入力信号を受けて回転フレーム13を回転させる制御や、架台装置10をチルトさせる制御、ならびに寝台装置30および天板33を動作させる制御を行う。制御装置15は、図1に示すように架台装置10に設けられてもよいが、コンソール装置40に設けられても構わない。
寝台装置30は、スキャン対象の被検体Pを載置、移動させる装置であり、基台31と、寝台駆動装置32と、天板33と、支持フレーム34とを備える。
基台31は、支持フレーム34を鉛直方向(y方向)に移動可能に支持する筐体である。寝台駆動装置32は、被検体Pが載置された天板33を天板33の長軸方向(z方向)に移動するモータあるいはアクチュエータである。支持フレーム34の上面に設けられた天板33は、被検体Pが載置される板である。
なお、寝台駆動装置32は、天板33に加え、支持フレーム34を天板33の長軸方向(z方向)に移動してもよい。また、寝台駆動装置32は、寝台装置30の基台31ごと移動させてもよい。本発明を立位CTに応用可能な場合は、天板33に相当する患者移動機構を移動する方式であってもよい。
コンソール装置40は、メモリ41、ディスプレイ42、入力インターフェース43、ネットワーク接続回路44、及び、処理回路45を有する。本明細書及び図面では、コンソール装置40は、架台装置10とは別体として説明するが、架台装置10にコンソール装置40の構成要素の一部または全部が含まれてもよい。また、本明細書及び図面では、コンソール装置40が単一のコンソールにて全ての機能を実行するものとして以下に説明するが、これらの機能は複数のコンソールが実行してもよい。
メモリ41は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等の、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。また、メモリ41は、たとえば、投影データや再構成画像データ、あらかじめ取得した被検体Pのボリュームデータなどを記憶する。
ディスプレイ42は、各種の情報を表示する。たとえば、ディスプレイ42は、処理回路45によって生成された医用画像(CT画像)や、ユーザからの各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)等を出力する。たとえば、ディスプレイ42は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等である。また、ディスプレイ42は、架台装置10に設けられてもよい。また、ディスプレイ42は、デスクトップ型でもよいし、コンソール装置40の本体と無線通信可能なタブレット端末などで構成されてもよい。
入力インターフェース43は、ユーザからの各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路45に出力する。たとえば、入力インターフェース43は、投影データを収集する際の収集条件や、CT画像を再構成する際の再構成条件、CT画像から後処理画像を生成する際の画像処理条件等をユーザから受け付ける。たとえば、入力インターフェース43は、マウス、キーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック、操作面へ触れることで入力操作を行なうタッチパッド、表示画面とタッチパッドとが一体化されたタッチスクリーン、光学センサを用いた非接触入力回路、および音声入力回路等により実現される。また、入力インターフェース43は、架台装置10に設けられてもよい。また、入力インターフェース43は、コンソール装置40の本体と無線通信可能なタブレット端末などで構成されてもよい。
ネットワーク接続回路44は、ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続回路44は、この各種プロトコルに従ってX線CT装置1と画像サーバ等の他の機器とを接続する。この接続には、電子ネットワークを介した電気的な接続などを適用することができる。ここで電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、無線/有線の病院基幹LAN(Local Area Network)やインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
処理回路45は、メモリ41に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、X線CT装置1の全体の動作を制御するプロセッサである。
(コンポーネントの冷却メカニズム)
次に、第1の実施形態に係るX線CT装置1の架台装置10内の各種コンポーネントの冷却メカニズムについて説明する。図2は、架台装置10内の各種コンポーネントの配置を模式的に示す図である。
図2(a)は、架台装置10をフロント方向から見た構造説明図であり、図2(b)は、架台装置10を側方から見た構造説明図である。図2(b)の左側がフロント側に該当し、右側がリア側に該当する。ここで、架台装置10のフロント方向(或いは、架台装置10のフロント側)とは、架台装置10に対して寝台装置30が設置される方向(或いは、寝台装置30が設置される側)のことである。逆に、架台装置10のリア方向(或いは、架台装置10のリア側)とは、フロント方向の反対方向(或いは、反対側)のことである。
図2(a)に示すように、回転フレーム13には複数のコンポーネント200が装着され、固定されている。ここで、コンポーネント200は、前述した、X線発生装置20、X線高電圧装置21、X線検出装置25の他、オイルクーラや電源装置等、回転フレーム13と一体となって回転する各種装置の総称である。例えば、図2(a)において、回転フレーム13の上部には、X線発生装置20であるコンポーネント200が装着されており、回転フレーム13の下部には、X線検出装置25であるコンポーネント200が装着されている。以下、特に種類を区別する必要がないかぎり、これらの各装置をコンポーネント200の総称で呼ぶものとする。
回転フレーム13は、中央に穴が形成され、その外周の形状が略円筒形のフレーム体(枠体)であり、例えば、アルミニウム等の金属で形成される。回転フレーム13の中央の穴はボア400と呼ばれ、撮影時に被検体が搬送される空間である。ボア400は、架台装置10のフロント側からリア側に貫通している。
回転フレーム13には、各コンポーネント200を装着するための穴や凹部が形成されている。回転フレーム13に装着された各コンポーネント200は、高速回転にも十分耐えうるように、適宜の固定手段で回転フレーム13に固定される。
各コンポーネント200が装着、固定された回転フレーム13は、安全上等の観点等から、ハウジング300に収納される。このハウジング300も、中央にボア400が形成された略円筒状の形状をなしている。
ハウジング300自体は回転することなく、ハウジング300に収納されている回転フレーム13が各コンポーネント200と一体になって回転する。回転フレーム13及び各コンポーネント200は、ハウジング300によってその周囲が覆われているため、実際には外部からは見えない。図2(a)は、ハウジング300の内部の構造を示すため、ハウジング300のフロント側の部分を取り除いて図示している。
図2(b)は、図2(a)のY’−Y”断面を側方から見た構造説明図である。前述したように、図2(b)の左側がフロント側であり、右側がリア側である。図2(b)に示すように、回転フレーム13のリア側には、固定フレーム14が設けられている。固定フレーム14も、中央にボア400が形成された円筒形の形状を有している。固定フレーム14は、床面から延びる図示しない2本の立設フレームにより、図2(b)の紙面奥側と紙面手前側の両端をそれぞれチルト可能に支持されている。
固定フレーム14と回転フレーム13との間には、例えば、円環状のロータとステータとを具備するダイレクトドライブモータが設けられている。また、固定フレーム14と回転フレーム13との間には、固定フレーム14側から回転フレーム13側に電力を供給する円環状のスリップリングや、固定フレーム14側と回転フレーム13側との間で、光通信などの非接触型のデータ通信を行うための通信デバイスが設けられている。
図2(a)及び図2(b)から判るように、各コンポーネント200は、回転フレーム13の円環状の空間内に配設されている。また、図2(b)に示すように、各コンポーネント200は、回転フレーム13の回転軸430に直交する互いに平行な第1の面410と、第2の面420との間に配設されている。第1の面410は、例えば、回転フレーム13のフロント側の前端に接する円環状の仮想平面であり、第2の面420は、例えば、回転フレーム13のリア側の後端に接する円環状の仮想平面である。
各コンポーネント200の多くは通電に伴って発熱する。したがって、これらのコンポーネント200を安全、かつ、安定に動作させるためには、これらのコンポーネント200を効率よく冷却することが不可欠である。
本実施形態のX線CT装置1では、外部の空気をハウジング300内に取り込み、取り込んだ空気をハウジング300の内部に冷却風として強制的に流すことにより、発熱したコンポーネントを冷却している。
このために、ハウジング300には、冷却風を吸気する吸気部310と、冷却風を排気する排気部320が設けられている。吸気部310は、例えば、外部の空気をハウジング300の内部に吸気するための吸気口として構成される。また、排気部320は、各コンポーネント200の熱によって暖められた冷却風をハウジング300の外部に強制的に排気するためのファン(即ち、排気ファン)を備えて構成される。
吸気部310は、ハウジング300の外周部に配置され、ハウジング300の第1の面410側の位置であって、回転フレーム13の径方向の一端部である第1端部に設けられる。例えば、図2(a)及び図2(b)に示すように、吸気部310は、ハウジング300のフロント側前面と回転フレーム13のフロント側前面(例えば、第1の面410)との間であって、ハウジング300の下端部の位置に配設される。
一方、排気部320も、ハウジング300の外周部に配置される。ただし、排気部320は、ハウジング300の第2の面420側の位置であって、前記第1端部と径方向の略反対側の端部である第2端部に設けられる。例えば、図2(a)及び図2(b)に示すように、排気部320は、ハウジング300のリア側後面と回転フレーム13のリア側後面(例えば、第2の面420)との間であって、ハウジング300の上端部の位置に配設される。
このように、回転フレーム13を側方から見たとき、吸気部310と排気部320は、回転フレーム13を挟んで、互いに対角方向に離隔した位置に配置される。
図2では、吸気部310と排気部320の数がそれぞれ3つの例を示しているが、吸気部310と排気部320の数はこれに限定されない。吸気部310と排気部320の夫々が1つでもよいし、夫々が4以上であってもよい。また、吸気部310の数と排気部320の数は同じである必要もない。
ハウジング300に設けられる吸気部310と排気部320とは別に、冷却を必要とする各コンポーネント200の筐体にも、吸気部(以下、コンポーネント吸気部210と呼ぶ)と、排気部(以下、コンポーネント排気部220と呼ぶ)が設けられる。
コンポーネント吸気部210とコンポーネント排気部220は、コンポーネント200にそれぞれ1つずつ設けられる場合もあれば、それぞれ2つ以上設けられる場合もあり、各コンポーネント200の発熱量に応じてその数量を決めればよい。
コンポーネント吸気部210は、例えば、ハウジング300内を流れる冷却風を各コンポーネント200の内部に吸気するための吸気口として構成される。また、コンポーネント排気部220は、コンポーネント200の内部で暖められた冷却風をコンポーネント200の外部に強制的に排気するためのファン(即ち、排気ファン)を備えて構成される。
コンポーネント吸気部210は、各コンポーネント200の筐体において、第1の面410側、即ち、ハウジング300の吸気部310が配設される側に設けられる。一方、コンポーネント排気部220は、各コンポーネント200の筐体において、第2の面420側、即ち、ハウジング300の排気部320が配設される側に設けられる。
例えば、コンポーネント吸気部210は、各コンポーネント200の筐体のフロント側に設けられ、コンポーネント排気部220は、リア側に設けられる。
図3は、上記のように構成された架台装置10の内部の冷却風の流れを、黒く太い矢印で模式的に示した図である。図3(a)は、図2(a)に対応する図であり、架台装置10の内部の冷却風の流れをフロント方向から見た図である。また、図3(b)は、図2(b)に対応する図であり、架台装置10の内部の冷却風の流れを側方から、図2(a)のY’−Y”断面で見た図である。
前述したように、ハウジング300の吸気部310は、例えば、ハウジング300の下端部であって、ハウジング300のフロント側前面と回転フレーム13のフロント側前面との間に配設されている。このため、吸気部310から吸い込まれた「新鮮な冷却風」は、ハウジング300のフロント側前面と回転フレーム13のフロント側前面との間の円環状の空間を、ハウジング300の下方から上方に向かって円環方向を二手に分かれて上昇していくことになる。ここで、「新鮮な冷却風」とは、ハウジング300の外部の空気であって、各コンポーネント200の熱を吸収する前の空気の流れのことである。
吸気部310から吸い込まれた新鮮な冷却風は、ハウジング300のフロント側の円環状の空間を上昇する途中で、その経路上にあるコンポーネント吸気部210から各コンポーネント200の内部に順次吸気されていく。
コンポーネント吸気部210から吸気された冷却風は、各コンポーネント200の内部を、回転軸430(図2参照)に平行に、第1の面410(例えば、フロント側の面)から第2の面420(例えば、リア側の面)に向かって流れ、コンポーネント排気部220から排気される。
各コンポーネント排気部220から排気される冷却風は、コンポーネント200の内部の熱を吸収した「暖かい冷却風」である。ハウジング300の下部にあるコンポーネント排気部220から排気された「暖かい冷却風」は、ハウジング300のリア側の円環状の空間を下部から上部に向かって上昇する途中で、その経路上にある夫々のコンポーネント排気部220から排気される「暖かい冷却風」を順次集約されながら、ハウジング300のリア側の上端部に設けられている排気部320に向かう。そして、集約された暖かい空気は、排気部320から、ハウジング300の外部に排気される。
上述した第1の実施形態に係るX線CT装置1の冷却メカニズムによれば、ハウジング300の内部及び各コンポーネント200の内部において、冷却風の流れの方向が統一され、かつ、整合性が確保されている。
具体的には、まず第1に、冷却を必要とするすべてのコンポーネント200の間で、コンポーネント吸気部210の位置と、コンポーネント排気部220の位置との位置関係が共通化されている。この結果、冷却を必要とするすべてのコンポーネント200の内部の冷却風の流れの方向が統一される。例えば、冷却を必要とするすべてのコンポーネント200において、コンポーネント吸気部210をフロント側に配置し、コンポーネント排気部220をリア側に配置することにより、冷却を必要とするすべてのコンポーネント200の内部を、冷却風がフロント方向からリア方向に流れるように流れの方向が統一される。
第2に、各コンポーネント200の内部の冷却風の流れの方向を、回転フレーム13の回転軸に平行な方向とすることにより、回転フレーム13が回転中であっても、各コンポーネント200に吸気され、排気される冷却風の流れの方向を統一化することが可能となる。例えば、冷却を必要とするすべてのコンポーネント200において、回転フレーム13が回転中であっても、常に、冷却風がコンポーネント200のフロント方向から吸気され、リア方向から排気されるように統一化することができる。
第3に、ハウジング300の内部を流れる冷却風の向きと、各コンポーネント200の内部を流れる冷却風の向きとの間の整合性が確保され、この結果、架台装置10全体での冷却風の流れがスムーズになっている。例えば、ハウジング300のフロント側の下部から流入した冷却風は、ハウジング300のフロント側の空間を上昇しながら各コンポーネント200のフロント側からそれぞれの筐体内部に流入する。その後、各コンポーネント200のリア側から吐き出された冷却風(暖められた冷却風)は、ハウジング300のリア側の空間を上昇しながら集約され、最終的には、ハウジング300のリア側の上部から架台装置10の外部に排気される。
これに対して、従来の架台装置では、夫々のコンポーネントの個性に応じて、例えば、夫々のコンポーネントの内部の構造や発熱分布等の特性に応じて、コンポーネント毎に冷却性能の最適化設計が行われることが多かった。このため、コンポーネント毎に、吸気部の位置や排気部の位置が異なっており、吸気される冷却風の方向及び排気される冷却風の方向が、コンポーネント毎に異なっていた。この結果、あるコンポーネントの排気部から排気された暖かい冷却風が、他のコンポーネントの吸気部から吸気されるという現象が起こっていた。
つまり、本来、架台装置の外部に排出されるべき暖かい冷却風が、コンポーネントの吸気側に逆流し、この結果、架台装置の外部から吸気した冷たい冷却風と、逆流してきた暖かい冷却風とが混合された冷却風で、コンポーネントを冷却するという現象が起こっていた。この結果、架台装置全体の冷却効率が低下していた。
一方、上述した第1の実施形態のX線CT装置1では、コンポーネント200間での冷却風の流れの方向が統一され、かつ、ハウジング300の内部及び各コンポーネント200の内部において、冷却風の流れの整合性が確保されている。このため、従来の架台装置で起こっていたような冷却風の逆流現象が抑制され、架台装置10の全体の冷却効率を高めることが可能となる。
(第1の実施形態の変形例)
上述した第1の実施形態のX線CT装置1には、いくつかの変形例が考えられる。図4は、第1の実施形態の変形例に係るコンポーネント200を示す図である。図4(a)は、ここまで説明してきた第1の実施形態のコンポーネント200を示す。第1の実施形態のコンポーネント200には、コンポーネント200のフロント側に吸気部210としての吸気口210が設けられており、リア側に排気部220としての排気ファン220が設けられている。
一方、図4(b)に示す、第1の実施形態の第1変形例では、コンポーネント200のフロント側に吸気部210として吸気ファン230が設けられており、リア側に排気部220としての排気口240が設けられている。
図4(c)に示す第1の実施形態の第2変形例では、第1変形例と同様に、コンポーネント200のフロント側に吸気部210として吸気ファン230が設けられているものの、排気口240の替りに、ルーバ250が設けられている。ルーバ250の各羽根は、リア側に倒れており、この結果、吸気ファン230の風圧で押し出される冷却風は、図4(c)の上部の矢印で示したように、リア側に向かうことになる。
第1変形例、及び、第2変形例のいずれの形態も、第1の実施形態と同様に、冷却風は、各コンポーネント200のフロント側から流入し、リア側から排出されることになる。
ここまでの説明では、架台装置10の内部の冷却風の巨視的な流れの方向が、回転フレーム13を挟んで、ハウジング300のフロント側下部から、ハウジング300のリア側上部に向かうように、ハウジング300の吸気部310と排気部320を配置するものとしてきた。
しかしながら、これに限定されず、架台装置10の内部の冷却風の巨視的な流れの方向が、回転フレーム13を挟んで、ハウジング300のフロント側上部から、ハウジング300のリア側下部に向かうように、ハウジング300の吸気部310と排気部320を配置してもよい。この場合にも、コンポーネント200内の冷却風の流れの方向を、フロント側からリア側とすることで、架台装置10全体の冷却風の流れの整合性が確保される。
一方、上記とは逆に、架台装置10内の冷却風の巨視的な流れの方向をリア側からフロント側にしてもよい。つまり、架台装置10の内部の冷却風の巨視的な流れの方向が、回転フレーム13を挟んで、ハウジング300のリア側下部から、ハウジング300のフロント側上部に向かうように吸気部310と排気部320を配置してもよいし、ハウジング300のリア側上部から、ハウジング300のフロント側下部に向かうように吸気部310と排気部320を配置してもよい。この場合には、コンポーネント200内の冷却風の流れの方向を、リア側からフロント側とすることで、架台装置10全体の冷却風の流れの整合性が確保される。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のX線CT装置1は、冷却風の逆流現象を、第1の実施形態よりもさらに減少させるものである。前述したように、第1の実施形態のX線CT装置1では、コンポーネント200間での冷却風の流れの方向が統一され、かつ、ハウジング300の内部及び各コンポーネント200の内部において、冷却風の流れの整合性が確保されるため、従来の架台装置に比べて冷却風の逆流現象が抑制され、架台装置10の全体の冷却効率を高めることが可能となる。
しかしながら、回転フレーム13の各コンポーネント200以外の領域には、各コンポーネント200が装着した状態であっても隙間が存在する。回転フレーム13に対しては、各コンポーネント200を確実に固定するという要求の他、軽量化も要求されるからである。
このため、各コンポーネント200のリア側の排気部220から排気された冷却風の一部が、回転フレーム13の隙間を通ってフロント側に回り込む現象(即ち、冷却風の逆流現象)を完全には排除できない。
図5は、この逆流現象の説明図である。図5(a)は、図3(a)とは逆に、架台装置10をリア方向から見たときの冷却風の流れを示す図であり、図5(b)は、図2(b)と同様に、架台装置10を側方から見たときの冷却風の流れを示す図である。
図5(a)では、破線の楕円で囲った矢印によって、回転フレーム13の隙間を通って、リア側からフロント側に逆流する冷却風を模式的に示している。同様に、図5(b)にも、細い矢印で、リア側からフロント側に逆流する冷却風を模式的に示している。
このような逆流の存在によって、暖められた冷却風がコンポーネント200内に再還流することになり、冷却効率が低下する。
そこで、第2の実施形態のX線CT装置1では、図6に示したように、冷却風の逆流を防止するための逆流防止プレート500を備えるものとしている。図6(a)は、図5(a)と同様に、架台装置10をリア方向から見た図であり、逆流防止プレート500と、逆流防止プレート500によって規制された冷却風の流れを示す図である。図6(b)は、架台装置10を側方から見たときの図であり、図6(a)と同様に逆流防止プレート500と、逆流防止プレート500によって規制された冷却風の流れを示す図である。
図6(a)に例示するように、逆流防止プレート500は、回転フレーム13の排気側の面、即ち、第2の面420側のほぼ全面を覆うように固定されるプレートである。第1の実施形態で説明したように冷却風がコンポーネント200のフロント側からリア側に流れる実施形態では、逆流防止プレート500は回転フレーム13のリア側に設けられる。逆に、冷却風がコンポーネント200のリア側からフロント側に流れる実施形態では、逆流防止プレート500は回転フレーム13のフロント側に設ければよい。
逆流防止プレート500の、各コンポーネント200の排気部220(排気ファン220、又は、排気口240)の夫々と対向する位置には、排気ファン220又は、排気口240とほぼ同じ大きさの開口が形成されており、逆流防止プレート500の上記開口以外の領域は塞がれている。
このような逆流防止プレート500により、各コンポーネント200の排気部220から排気された冷却風が、回転フレーム13の隙間を通ってコンポーネント200の吸気側に逆流することを防止している。この結果、第1の実施形態のX線CT装置1に対して、冷却効率をさらに向上させることが可能となる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態のX線CT装置によれば、回転フレームに装着された各コンポーネントの冷却効率を高めることができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、実施形態同士の組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線CT装置
10 架台装置
11 X線管
12 X線検出器
13 回転フレーム
14 固定フレーム
18 DAS
20 X線発生装置
200 コンポーネント
210 コンポーネント吸気部
220 コンポーネント排気部
300 ハウジング
310 吸気部
320 排気部
410 第1の面
420 第2の面
430 回転軸
500 逆流防止プレート

Claims (10)

  1. 寝台装置に載置される被検体を撮影するX線CT装置であって、
    複数のコンポーネントが固定される回転フレームと、
    前記回転フレームを収納する非回転のハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングには、前記コンポーネントを冷却するための冷却風を吸気する吸気部と、前記冷却風を排気する排気部とが設けられ、
    前記ハウジングの前記寝台装置に対向する側を前記ハウジングのフロント側とし、その反対側をリア側とするとき、
    前記排気部及び前記吸気部のいずれか一方は、前記ハウジングの前記フロント側の位置であって、前記ハウジングの径方向の端部である第1端部の位置に配設され、他方は、前記回転フレームを挟んで、前記ハウジングの前記リア側の位置であって、前記径方向の略反対側の端部である第2端部の位置に配設され、
    前記冷却風は、前記コンポーネント内を、前記回転フレームの回転軸に略平行となるように流れる、
    X線CT装置。
  2. 前記複数のコンポーネントは、前記回転フレームの回転軸に直交する互いに平行な第1の面と第2の面との間に配設され、
    前記吸気部は、前記第1の面側の位置であって、前記第1端部の位置に配設され、前記排気部は、前記第2の面側の位置であって、前記第2端部の位置に配設される、
    請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記吸気部は、前記冷却風を前記ハウジング内に取り入れる吸気口を備えて構成され、前記排気部は、前記冷却風を前記ハウジングから吐き出すファンを備えて構成される、
    請求項1又は2に記載のX線CT装置。
  4. 前記吸気部は、前記吸気口を複数備えて構成され、前記排気部は、前記ファンを複数備えて構成される、
    請求項3に記載のX線CT装置。
  5. 前記複数のコンポーネントの全部又は一部の筐体は、前記第1の面に対向する側に前記冷却風を前記コンポーネント内に吸気するコンポーネント吸気部を有する一方、前記第2の面に対向する側に前記冷却風を前記コンポーネントから排気するコンポーネント排気部を有する、
    請求項2に記載のX線CT装置。
  6. 前記コンポーネント吸気部は、前記冷却風を吸気するコンポーネント吸気口、又は、コンポーネント吸気ファン、を備えて構成される、
    請求項5に記載のX線CT装置。
  7. 前記コンポーネント排気部は、前記冷却風を排気するコンポーネント排気口、又は、コンポーネント排気ファン、を備えて構成される、
    請求項5又は6に記載のX線CT装置。
  8. 前記回転フレームは、前記回転フレームの前記第2の面側を覆う逆流防止プレートを備え、
    前記逆流防止プレートは、前記複数のコンポーネントの全部又は一部から吐き出された冷却風が前記第2の面側から前記第1の面側に戻るのを防止する、
    請求項2に記載のX線CT装置。
  9. 前記複数のコンポーネントの全部又は一部の筐体は、前記冷却風を排気するコンポーネント排気口、又は、コンポーネント排気ファン、を備えて構成され、
    前記逆流防止プレートには、前記コンポーネント排気口、又は、前記コンポーネント排気ファンと対向する位置に通気のための開口が形成され、前記逆流防止プレートの前記開口以外の領域は塞がれている、
    請求項8に記載のX線CT装置。
  10. 前記複数のコンポーネントのうちの一部のコンポーネントの筐体には、前記冷却風を前記第2の面の方向に吐き出すためのルーバ、が設けられている、
    請求項2に記載のX線CT装置。
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