JP2017072583A - 表面測定装置及びその方法 - Google Patents

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嘉 弘 卓
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Abstract

【課題】表面測定装置及びその方法を提供する。【解決手段】表面測定装置1は、回転プラットフォーム10、運動レバー121、測定モジュール14及び制御モジュールを含む。回転プラットフォームは、物体20を一回転速度で回転する。運動レバーは、回転プラットフォームの上方にある。測定モジュールは、運動レバー上を様々な測定位置に移動する。測定モジュールが測定位置の一つにある時に、測定モジュールは一サンプリング頻度で物体の表面上の複数のサンプリングポイントの高さを測定する。制御モジュールは、物体の表面の少なくとも一領域内のサンプリングポイント同士間の距離をサンプリングルールに整合させるために測定モジュールの測定位置に従って回転プラットフォームの回転速度又は測定モジュールのサンプリング頻度を選択的に変更する。【選択図】図1

Description

本開示は、表面測定装置及びその方法に関する。
一般的に、回転物体の表面上の測定される位置が回転中心により近いと、サンプリングされるポイントは、通常互いにより接近し、且つ測定される位置が回転中心からより遠いと、サンプリングされるポイントは通常互いからより離間する。これにより、サンプリングされるポイントの分布は、物体の表面上に均一ではない。すなわち、回転中の物体を測定する典型的な従来の方法は、物体の表面を均一にサンプリングすることができず、それにより、物体の表面の表面状態は不正確であるおそれがある、又は物体の表面を更に分析するのに不十分であるおそれがある。
例えば、化学的機械的研磨(CMP)技術は、半導体ウェハの表面を平滑化するための最新技術において主に使用されている。CMP装置の大部分にとって、回転中の研磨パッドは、半導体ウェハの表面を平滑化するために、通常半導体ウェハに対して移動する。したがって、そのような化学的機械的研磨技術において、研磨パッドの表面粗さは、半導体ウェハの表面を平滑化する品質に影響を及ぼす。したがって、回転中の研磨パッドの表面を均一にサンプリングする方法が必要となる。この方法を介して、技術者は、研磨パッドの表面状態を良好に扱うことができ、CMP技術の効率が大きく向上され、且つ半導体ウェハを研磨するコストもまた良好に制御される。
一つ以上の実施形態によれば、本開示は、回転プラットフォーム、運動レバー、測定モジュール及び制御モジュールを含む表面測定装置を提供する。回転プラットフォームは、物体を支持し且つその物体を一回転速度で回転する。運動レバーは、回転プラットフォームの上方に位置される。測定モジュールは、運動レバー上に配置され、且つ運動レバー上の複数の測定位置に対して移動可能である。測定位置の1つに位置されると、測定モジュールは、物体の表面上の複数のサンプリングポイントに対して一サンプリング頻度で表面高さ測定を行う。制御モジュールは、運動レバー上の測定モジュールの測定位置に従って回転プラットフォームの回転速度又は測定モジュールのサンプリング頻度を選択的に調節し、それによって、物体の表面の少なくとも一つの領域におけるサンプリングポイント同士間の距離がサンプリングの規則に整合する。
一つ以上の実施形態によれば、本開示は、回転プラットフォーム、運動レバー、測定モジュール及び制御モジュールを含む他の表面測定装置を提供する。回転プラットフォームは物体を支持し、且つその物体を一回転速度で回転する。運動レバーは、回転プラットフォームの上方に位置する。測定モジュールは、光源、分散レンズアセンブリ、分光計及びガス噴射機構を含む。光源は、測定光線を提供する。分散レンズアセンブリは、光源に接続され、且つ運動レバー上の複数の測定位置へ移動可能である。分光計は、分散レンズアセンブリに接続される。分散レンズアセンブリが測定位置の一つに位置されると、光源は、分散レンズアセンブリを介して物体の表面上の複数のサンプリングポイントに対してサンプリング頻度で測定光線を投射する。分光計は、サンプリングポイントから反射された反射光線を分析することによって波長強度分布を決定する。波長強度分布は、サンプリングポイントの表面高さに関連する。分散レンズアセンブリが測定光線をサンプリングポイントに投射すると、ガス噴射コンポーネントは、投射されるサンプリングポイントに対して表面清浄を実行する。制御モジュールは、物体の表面の少なくとも一領域におけるサンプリングポイント同士間の距離がサンプリングルールに整合するように、運動レバー上の分散レンズアセンブリの位置に従って、回転プラットフォームの回転速度又は光源が分散レンズアセンブリを介して測定光ビームを投射するサンプリング頻度を選択的に調節する。
一つ以上の実施形態によれば、本開示は、以下のステップを含む表面測定方法を提供する。物体が一回転速度で回転する。複数の回転位置の内の一つに位置されると、測定モジュールは、物体の表面上の複数のサンプリングポイントに対してあるサンプリング頻度で表面高さ測定を実行する。測定モジュールの測定ポイントに従って、物体の回転速度又は測定モジュールのサンプリング頻度は、物体の表面の少なくとも一領域におけるサンプリングポイント同士間の距離がサンプリングルールに整合するように、選択的に調節される。
本開示は、本開示が回転している物体の表面を均一にサンプリングできるように制御モジュールによって運動レバー上の測定モジュールの測定位置に従って回転プラットフォームの回転速度又は測定モジュールのサンプリング頻度を選択的に調節する表面測定装置及びその方法を提供する。したがって、技術者は、物体の表面状態を正確に扱うことができる。本開示の一実施形態では、表面測定装置は、ウェハが研磨パッドによって平滑化されながら、研磨パッドを均一にサンプリングするために表面測定装置が研磨パッドに対して表面測定を実行できるように化学的機械的研磨技術に更に適用することができ、それによって、技術者は、研磨パッドの正確な摩耗状態を取得し、研磨パッドを交換すべきか否かを決定できる。したがって、半導体ウェハを研磨するコストが効率的に制御されるので、化学的機械的研磨技術の効率は、大きく向上する。
本開示は、以下に与えられる詳細な記載及び例証として与えられるに過ぎず且つ本開示を制限するものではない添付の図面からより十分に理解される。
本開示の一実施形態における表面測定装置の概略図である。 本開示の一実施形態における表面測定装置のブロック図である。 本開示の第1の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第2の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第3の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第4の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第5の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第6の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第7の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第8の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の他の一実施形態における表面測定装置の概略図である。 本開示の他の一実施形態における表面測定装置のブロック図である。 本開示の一実施形態における測定モジュールの概略図である。 本開示の一実施形態における反射光線の波長分布図である。 本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置の概略図である。 本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置のブロック図である。 本開示の第9の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第10の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第11の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第12の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第13の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第14の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の第15の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。 本開示の一実施形態における入射ファイバケーブルの断面図である。 本開示の一実施形態における分光計の概略図である。 本開示の一実施形態におけるスリットの断面図である。 本開示の他の一実施形態における測定モジュールと分光計の概略図である。 本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置の概略図である。 本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置のブロック図である。 本開示の一実施形態における表面測定方法のフロー図である。 本開示の他の一実施形態における表面測定方法のフロー図である。
以下の詳細な記載において、説明のために、多くの特定の細部は、開示される実施形態の全体の理解を提供するために述べられる。しかしながら、一つ以上の実施形態は、これらの特定の細部無しで実施されてもよいことは明白である。他の例では、既知の構造及びデバイスは、図面を単純化するために概略的に示されている。
図1から図4を参照のこと。図1は本開示の一実施形態における表面測定装置の概略図であり、図2は本開示の一実施形態における表面測定装置のブロック図であり、図3は本開示の第1の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図であり、及び図4は本開示の第2の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。これらの図に示されるように、表面測定装置1は、回転プラットフォーム10、移動機構12、測定モジュール14及び制御モジュール16を含む。回転プラットフォーム10には物体20が配置され、回転プラットフォーム10は物体20を一回転速度で回転させる。移動機構12は運動レバー121を含み、この運動レバー121は、回転プラットフォーム10の上方に位置される。測定モジュール14は運動レバー121上に位置され、測定モジュール14は運動レバー121上の複数の測定位置に対して移動可能である。測定モジュール14が測定位置の内の一つに位置されると、測定モジュール14は、物体の表面上の複数のサンプリング位置に対してあるサンプリング頻度で表面高さ測定を実行する。制御モジュール16は、物体20の表面の少なくとも一領域内のサンプリングポイント同士間の距離がサンプリングルールに整合するように、運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って、回転プラットフォーム10の回転速度又は測定モジュール14のサンプリング頻度を選択的に調節する。
この実施形態では、制御モジュール16によって回転プラットフォーム10の回転速度又は測定モジュール14のサンプリング頻度を選択的に調節することは、回転プラットフォーム10の回転速度を変化させない場合に、制御モジュール16が測定モジュール14のサンプリング頻度を調節すること、又は測定モジュール14のサンプリング頻度を変えない場合に、制御モジュール16が回転プラットフォーム10の回転速度を調節すること、又は制御モジュール16が回転プラットフォーム10の回転速度と測定モジュール14のサンプリング頻度を同時に調節することであり、その詳細は後述する。この実施形態では、サンプリングルールは、任意のサンプリングポイントが最も近い隣接するサンプリングポイントと同じ距離を有すること、又は特定の半径の同じ領域内の任意の二つの隣接するサンプリングポイントが両者の間に同じ距離を有すること、又はサンプリングポイントが、中心が回転プラットフォーム10の回転軸上にある渦線に沿って配置されることであり、サンプリングルールの実施形態は後述する。
一実施形態では、回転プラットフォーム10は、搬送プラットフォーム101と回転シャフト102を含む。搬送プラットフォーム101は、回転シャフト102上に配置され、且つ回転軸103周りに回転可能である。搬送プラットフォーム101は、支持表面104を有する。例えば、物体20は、研磨パッド、SiC基板又はGaN基板である。物体20は搬送プラットフォーム101の支持表面104上に配置され、且つ物体20の測定されるべき表面は測定モジュール14に面する。例えば、測定モジュール14はクロマティック共焦点技術又は共焦点レーザ技術の測定器具である。測定モジュール14は移動機構12の運動レバー121上を移動可能であり、且つ運動レバー121の延長方向は、測定モジュール14が物体20の測定されるべき表面に対して実行される表面高さ測定に対して運動レバー121の延在方向に沿って移動できるように、支持表面104に対して実質的に垂直である。制御モジュール16は、制御モジュール16が移動機構12の運動レバー121上を移動するように測定モジュール14を制御でき、且つ運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って、回転プラットフォーム10の回転速度又は測定モジュール14のサンプリング頻度も調節できるように、回転プラットフォーム10、移動機構12及び測定モジュール14に電気的に接続される。
実際には、一実施形態では、制御モジュール16は、回転プラットフォーム10の回転速度を一定値に設定でき、且つ測定モジュール14が運動レバー121上に位置される測定位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節できる。一例では、運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置が回転軸103により近い場合、制御モジュール16は測定モジュール14のサンプリング頻度を低下させる。換言すれば、物体20の測定されるべき表面への測定モジュール14の突出が回転軸103との間により短い距離を有する場合、測定モジュール14のサンプリング頻度は、低下されるべきであり、且つ物体20の測定されるべき表面への測定モジュール14の突出が回転軸103との間により長い距離を有する場合、測定モジュール14のサンプリング頻度は増加されるべきである。このように、測定モジュール14によって物体20の表面の少なくとも一領域内で得られた複数の第1のサンプリングポイントP1と複数の第2のサンプリングポイントP2は、サンプリングルールに整合する。例えば、図に示されるように、物体20の表面の少なくとも一領域R内で得られた第1のサンプリングポイントP1と第2のサンプリングポイントP2は、サンプリングルールに整合する。
この実施形態では、各第1のサンプリングポイントP1は回転軸103との間に第1の距離d1を有し、且つ各第2のサンプリングポイントP2は回転軸103との間に第2の距離d2を有する。二つの隣接する第一のサンプリングポイントP1同士間の距離w1が二つの隣接する第二のサンプリングポイントP2同士間の距離w2と実質的に等しい場合、それは、第1のサンプリングポイントP1と第2のサンプリングポイントP2が、サンプリングルールに整合することを示す。便宜上、この実施形態は、第1のサンプリングポイントP1と第2のサンプリングポイントP2よって説明されるようには制限されない。実際には、この実施形態はまた、それぞれが回転軸103との間に異なる距離を有する、物体20上のより多くのサンプリングポイントに対して表面高さ測定を実行することを熟慮してもよい。
加えて、一実施形態では、図4に示されるように、測定モジュール14が、物体20の表面上の少なくとも一領域Q内に複数の第3のサンプリングポイントP3、複数の第4のサンプリングポイントP4及び複数の第5のサンプリングポイントP5を得る場合、第3のサンプリングポイントP3と回転軸103との間の第3の距離d3は、第4のサンプリングポイントP4と回転軸103との間の第4の距離d4よりも短く、第4の距離d4は、第5のサンプリングポイントP5と回転軸103との間の第5の距離d5よりも短く、且つ第3の距離d3と第4の距離d4との間の差f1は、第4の距離d4と第5の距離d5との間の差f2に実質的に等しい。従って、第3のサンプリングポイントP3、第4のサンプリングポイントP4及び第5のサンプリングポイントP5は、サンプリングルールに整合する。
実際には、運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置が事前設定位置であり、且つ測定モジュール14のサンプリング頻度が事前設定頻度に達すると、制御モジュール16は、測定モジュール14のサンプリング頻度を調整することの代わりに、回転プラットフォーム10の回転速度を調節する。換言すれば、測定モジュール14の物体20の表面への突出が領域Rの内縁に位置されると、制御モジュール16は測定モジュール14のサンプリング頻度を可能な限り小さいくなるように減少し、且つ、次に、測定モジュール14によって領域Rの内縁で得られたサンプリングポイントがサンプリングルールに依然として整合できない場合、制御モジュール16は、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節することの代わりに、回転プラットフォーム10の回転速度を調節して領域Rの内縁でのサンプリングポイントをサンプリングルールに整合させる。
他の実際の実施形態では、制御モジュール16は測定モジュール14のサンプリング頻度を一定値に設定でき、且つ制御モジュール16は、測定モジュール14が運動レバー121上に位置される測定位置に従って、回転プラットフォーム10の回転速度を調節する。一例では、測定モジュール14の物体20の測定されるべき表面上への突出が回転軸103との間により短い距離を有する場合(すなわち、運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置が回転軸103により近い場合〉、回転プラットフォーム10の回転速度はより高くなり、且つ測定モジュール14の物体20の測定されるべき表面上への突出が回転軸103との間により長い距離を有する場合、回転プラットフォーム10の回転速度は、測定モジュール14によって物体20の表面の少なくともその領域R内で得られた第1のサンプリングポイントP1と第2のサンプリングポイントP2がサンプリングルールに整合するようにより低くなる。
この実施形態では、第1のサンプリングポイントP1は回転軸103との間に第1の距離d1を有し、且つ第2のサンプリングポイントP2は回転軸103との間に第2の距離d2を有する。例えば、第1のサンプリングポイントP1と第2のサンプリングポイントP2に対するサンプリングルールは、二つの隣接する第1のサンプリングポイントP1同士間の距離が二つの隣接する第2のサンプリングポイントP2同士間の距離に実質的に等しいことである。
実際には、運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置が事前設定位置であり、且つ回転プラットフォーム10の回転速度が事前設定速度に達すると、制御モジュール16は、回転プラットフォーム10の回転速度を調節することの代わりに、測定モジュール14の測定頻度を調節する。例えば、物体20の表面への測定モジュール14の突出が領域Rの内縁に達すると、制御モジュール16は、可能な限り高く回転プラットフォーム10の回転速度を調節し、且つ、次に、測定モジュール14の領域Rの内縁の測定モジュール14のサンプリングポイントがサンプリングルールに依然として整合できない場合、制御モジュール16は、回転プラットフォーム10の回転速度を調節することの代わりに、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節して、領域Rの内縁でのサンプリングポイントをサンプリングルールに整合させる。
要するに、測定モジュール14によって物体20の表面上でサンプリングされるサンプリングポイントをサンプリングルールに整合させるために、制御モジュール16によって使用される例示的制御方法は:(1)回転プラットフォーム10の回転速度が一定値に設定されると、測定モジュール14の可変測定位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節すること;(2)測定モジュール14のサンプリング頻度が一定値に設定されると、測定モジュール14の可変測定位置に従って、回転プラットフォーム10の回転速度を調節すること;(3)サンプリング頻度又は回転速度が事前設定制限に達すると、以前には一定であるサンプリング頻度又は回転速度を調節することを含む。
一実施形態では、回転プラットフォーム10の回転速度と測定モジュール14のサンプリング頻度との間の関係は、T=D/v=D/(2πr/t)として表され、そこでは、Tは測定モジュール14のサンプリング頻度の逆数、すなわち測定モジュール14のサンプリング周期であり、Dは同じサークル上の二つの隣接するサンプリングポイント同士間の距離を表し、vは回転プラットフォーム10上の質量ポイントの回転速度を表し、tは回転プラットフォーム10が一回転するための時間、及びrはサンプリングポイントと回転軸103との間の半径を表す。換言すれば、同じサークル上の二つの隣接するサンプリングポイントが両者の間に同じ距離を有するサンプリングルールに整合するために、Dは一定値である。回転プラットフォーム10の回転速度が一定に設定される、すなわち回転プラットフォーム10が一回転するための時間が一定である場合、及び測定モジュール14の測定位置が回転軸103を離れる方向にシフトする時に、rは、測定モジュール14のサンプリング周期が減少し且つ測定モジュール14のサンプリング頻度が増加するように、増加する。
同じサークル上の二つの隣接するサンプリングポイントが両者の間に同じ距離を有するサンプリングルールに整合する他の一つのケースにおいて、測定モジュール14のサンプリング頻度が一定値(すなわち測定モジュール14のサンプリング周期Tが一定)に設定され、且つ測定モジュール14の測定位置が回転軸103を離れる方向へシフトすると、rは、回転プラットフォーム10が一回転するための時間が増加し、すなわち、回転プラットフォーム10の回転速度が減速するように、増加する。制御モジュール16は、回転プラットフォーム10の回転速度と測定モジュール14のサンプリング頻度との間の関係、すなわちT=D/v=D/(2πr/t)に従って、サンプリングルールに整合するように、高さ測定のために測定モジュール14によって、物体20の表面上でサンプリングされるサンプリングポイントを制御できる。
前述の実施形態において、制御モジュール16は、物体の正確な表面状態を得るために物体を均一にサンプリングするように、回転プラットフォーム10の一定の回転速度下で運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って測定モジュール14のサンプリング頻度を調節できる、又は測定モジュール14の一定のサンプリング頻度下で運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って回転プラットフォーム10の回転速度を調節できる。他の実施形態では、当業者は、制御モジュール16が、測定モジュール14によって物体20の表面の少なくとも一領域内でサンプリングされるサンプリングポイントを上記のサンプリングルールと整合させるために運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って測定モジュール14のサンプリング頻度と回転プラットフォーム10の回転速度を同時に調節できることを理解でき、且つ以降関連する記述はない。
図1、図2及び図5を参照のこと。図5は、本開示の第3の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。これらの図に示されるように、この実施形態では、制御モジュール16が、測定モジュール14によって物体の表面の少なくとも一領域内で選択されたサンプリングポイントを他の一つのサンプリングルールに整合させるために、運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度と回転プラットフォーム10の回転速度を同時に調節することを示すための例が使用される。制御モジュール16は、物体20の表面への測定モジュール14の突出が第1の位置、第2の位置、第3の位置及び第4の位置に逐次留まるように運動レバー121に沿って動くように測定モジュール14を制御する。第1の位置と回転軸103との間の距離は第1の半径r1であり、第2の位置と回転軸103との間の距離は第2の半径r2、第3の位置と回転軸103との間の距離は第3の半径r3であり、第4の位置と回転軸103との間の距離は第4の半径r4である。第1の半径r1から第4の半径r4は、前もって決められたサンプリングされるべきサンプリングポイントの位置によって画定される。
図5に示される実施形態では、領域T内のサンプリングポイントは、5次マトリックス形態に実質的に配置されており、そこでは、サンプリングポイントQ1からQ4は、回転軸103を中心として有する第1の半径r1のサークル上に位置され、サンプリングポイントQ5からQ8は回転軸103を中心として有する第2の半径r2のサークル上に位置され、且つ他のサンプリングポイントが回転軸103を中心として有する第3の半径r3のサークル及び第4の半径r4のサークル上に夫々位置されることが類似性によって推測されることができる。測定モジュール14が第1の位置に位置すると、制御モジュール16は、測定モジュール14がサンプリングポイントQ1からQ4に対して表面高さ測定を夫々実行できるように事前設定サンプリングポイントの位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度及び回転プラットフォーム10の回転速度を調整する。測定モジュール14が第2の位置に位置されると、制御モジュール16は、測定モジュール14がサンプリングポイントQ5からQ8に対して表面高さ測定を夫々実行できるように事前設定サンプリングポイントの位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度及び回転プラットフォーム10の回転速度を調整する。測定モジュール14が第3の位置又は第4の位置に位置されると、測定モジュール14のサンプリング頻度及び回転プラットフォーム10の回転速度は、測定モジュール14が領域T内の他の事前設定サンプリングポイントに対して表面高さ測定を夫々実行できるように事前設定サンプリングポイントの位置に従って、調節されることが類似性によって推定されることができる。
従って、物体20の表面上の少なくともその領域T内の各サンプリングポイントは、その隣接するサンプリングポイントとの間に同じ距離を有し、従って、サンプリングルールに整合する。すなわち、制御モジュール16がサンプリングルールに従って測定モジュール14のサンプリング頻度と回転プラットフォーム10の回転速度を調整すると共に測定モジュール14は物体20を均一にサンプリングでき、従って、物体の表面状態を正確に得ることができる。
この実施形態では、制御モジュール16は、物体20の表面上の少なくともその領域T内のサンプリングポイント同士間の距離を互いに実質的に等しくするように測定モジュール14のサンプリング頻度及び回転プラットフォーム10の回転速度を同時に調節する。他の実施形態では、制御モジュールは、測定モジュール14のサンプリング頻度又は回転プラットフォーム10の回転速度を一定値に設定してもよいが、各サンプリングポイントが物体20の表面上の少なくともその領域T内のその隣接するサンプリングポイントとの間に同じ距離を有するように片方を調節してもよい。
図1、図2、図6A及び図6Bを参照のこと。図6Aは本開示の第4の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図であり、且つ図6Bは本開示の第5の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。これらの図に示されるように、この実施形態では、物体20の表面上をサンプリングしながら、運動レバー121上で測定モジュール14は、回転軸103から遠い測定位置から回転軸103に近い測定位置に移動する。換言すれば、測定モジュール14は、サンプリングポイントAを、サンプリングポイントAが領域V内の渦線Spr1に沿って配置されている他のサンプリングルールに整合させるために、回転プラットフォーム10が回転している時に、領域Vの外縁から領域Vの内縁に移動する。一実施形態では、渦線Spr1は、中心と回転軸103を有し、且つ、渦線Spr1の巻線は、巻線同士間に同じ距離を有するようには制限されない。他の実施形態では、サンプリングポイントAが沿って配置される調整ラインは、中心としての回転軸103を囲み且つ回転軸103から領域Vの外縁の方向へ収束的に又は発散的に分布される巻線を有する渦線である。便宜上、以下の記載は、渦線Spr1の巻線が両者の間に同じ距離を有する場合に基づいており、この実施形態はそれに制限されない。
一実施形態では、制御モジュール16はプラットフォーム10の回転速度を一定値に設定し、且つ測定モジュール14は運動レバー121上を回転軸103から遠い測定位置から回転軸103に近い測定位置に一定速度で移動し、従って、物体20の表面上の測定モジュール14のサンプリングパスは、中心として回転軸103を囲み且つ間に同じ距離を有する巻線を有する、渦線Spr1である。
制御モジュール16は、渦線Spr1上のサンプリングポイントを実際の測定要求に整合させるために運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節する。例えば、制御モジュール16は、図6Aに示されるように、測定モジュール14によってサンプリングされる渦線Spr1上の全ての二つの連続するサンプリングポイントが両者の間に同じ距離を有するように測定モジュール14のサンプリング頻度を一定値に設定する。制御モジュール16は、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節することによって、渦線Spr1上の全ての二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離を制御する。他の一つの実施形態では、図6Bに示されるように、測定モジュール14が回転軸103から遠い測定位置に位置されると、制御モジュール16は測定モジュール14のサンプリング頻度を増加させ;且つ測定モジュール14が回転軸103に近い測定位置に位置されると、制御モジュール16は、回転軸103に近い二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離が回転軸103から遠い二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離よりも短いように測定モジュール14のサンプリング頻度を減少させ、且つ逆もまた同様である。この実施形態はこれに限定されない。
便宜上、この実施形態は、回転プラットフォーム10の回転速度及び運動レバー121上を動く測定モジュール14の速度が一定であることを定義している。他の実施形態では、制御モジュール16は、物体20の表面上の測定モジュール14のサンプリングパスが渦線Spr1であることに制限されないように回転プラットフォーム10の回転速度及び運動レバー121上を動く測定モジュール14の速度を制御できる。
他の一実施形態では、回転プラットフォーム10の回転速度及び運動レバー121上を動く測定モジュール14の速度に加えて、制御モジュール16は、物体20の表面上の測定モジュール14のサンプリングパスが渦線であるように運動レバー121を回転プラットフォーム10に対して移動するように移動機構12を更に制御してもよい。図1、図2、図7A及び図7Bを参照のこと。図7Aは本開示の第6の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図であり、且つ図7Bは本開示の第7の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。これらの図に示されるように、この実施形態では、制御モジュール16は、図7Aに示されるように、物体20の表面への測定モジュール14の突出がパスY1に沿って移動するように運動レバー121を回転プラットフォーム10に対して移動するように制御し、且つ測定モジュール14を領域Xの外縁から領域Xの内縁に可変速度で移動するように制御する。制御モジュール16が、回転プラットフォームが一定の速度で回転するように設定すると、測定モジュール14によって物体20の表面上の領域Xの一部内でサンプリングされたサンプリングポイントは、渦線Spr2に沿って配置される。図7Bにおいて、制御モジュール16は、図7Bに示されるように、物体20の表面上の測定モジュール14の突出がパスY2に沿って移動するように測定モジュール14を領域Xの外縁から領域Xの内縁に一定の速度で移動するように制御する。
同様に、制御モジュール16は、渦線Spr2上のサンプリングポイントを実際の測定要求に整合させるために運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節する。例えば、制御モジュール16は、測定モジュール14によってサンプリングされた渦線Spr2上の全ての二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離を等化するように測定モジュール14のサンプリング頻度を一定値に設定する。制御モジュール16は、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節することによって、渦線Spr2上の二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離を制御する。他の一例では、図7Bに示されるように、測定モジュール14が回転軸103から遠い測定位置に位置されると、制御モジュール16は、測定モジュール14のサンプリング頻度を増加させ;且つ測定モジュール14が回転軸103に近い測定位置に位置されると、制御モジュール16は、回転軸103により近い二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離が回転軸103から遠い二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離よりも短いように測定モジュール14のサンプリング頻度を減少させ、且つ逆もまた同様である。この実施形態はこれに制限されない。
この実施形態では、渦線Spr2は中心としての回転軸103を囲み、且つ渦線Spr2の巻線は両者の間に同じ距離を有する。この実施形態はこれに制限されない。他の実施形態において、サンプリングポイントが沿って配置される調整ラインは、渦線として、中心としての回転軸103を囲み、且つ調整ラインの巻線は、回転軸103から領域Xの外縁に向かう方向へ発散的に又は収束的に分布される。当業者は、実際の要求に従って、制御モジュール16が、運動レバー121の移動、回転プラットフォーム10の回転速度及び運動レバー121上を移動する測定モジュール14の速度を制御することを設計でき、この実施形態はそれに制限されない。物体20の表面上の測定モジュール14のサンプリングパスが巻線同士間に異なるピッチを有する渦線であっても、制御モジュール16は、渦線Spr2上のサンプリングポイントを実際の測定要求に整合させるために運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度を依然調節でき、且つ以降は関連する記述はない。
一実施形態では、図1、図2、図8を参照のこと。図8は、本開示の第8の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。これらの図に示されるように、測定モジュール14は、複数の測定信号を物体20の表面上に提供することによって、その都度物体20の表面をサンプリングする。例えば、測定モジュール14は、複数の光ビームを物体20の表面上のサンプリング領域SR上に投射する。これらの光線は、サンプリング領域SR中の物体ポイントを夫々サンプリングするために使用され、サンプリングされるべきこれらのポイントはサンプリング領域SRを構成し、且つ光線は、マトリックス状に或いは互いに平行に配置されることに限定されない。図に示される実施形態では、複数の測定信号は、渦線Spr3の接線方向に対して垂直な方向Lに対して互いに平行に配置され、複数のサンプリング領域SRは、中心Cを囲む渦線Spr3に沿って配置される。一実施形態では、サンプリング領域SRは、先の実施形態におけるサンプリングポイントに関連し、例えば、各サンプリング領域SRの中心Cは、先の実施形態におけるサンプリングポイントの一つの位置として同じ位置を有する。換言すれば、制御モジュール16は、渦線Spr3上の二つの連続するサンプリング領域に両者の間に同じ距離又は異なる距離を持たせる、又は回転軸103に近い二つの連続するサンプリング領域に回転軸103から遠い二つの連続するサンプリング領域間の距離よりも短い又は長い両者の間の距離を持たせるなど、渦線Spr3上のサンプリング領域を実際の測定要求に整合させるために運動レバー121上の測定モジュール14の測定位置に従って、測定モジュール14のサンプリング頻度を調節し、且つこの実施形態はそれに限定されない。
図9から図12を参照のこと。図9は本開示の他の一実施形態における表面測定装置の概略図であり、図10は、本開示の他の一実施形態における表面測定装置のブロック図であり、図11は本開示の一実施形態における測定モジュールの概略図であり、且つ図12は本開示の一実施形態における反射光線の波長分布図である。これらの図に示されるように、表面測定装置3は、回転プラットフォーム30、移動機構32、測定モジュール34、制御モジュール36、演算モジュール38及びスラリーパイプ39を含む。回転プラットフォーム30は、搬送プラットフォーム301、回転軸302及び研磨ヘッド305を含む。搬送プラットフォーム301は、回転シャフト302上に配置され且つ回転軸303周りに回転される。搬送プラットフォーム301は、研磨ヘッド305がウェハWafを研磨パッド40に押圧するように研磨パッド40を配置するための支持表面304を含む。研磨ヘッド305がウェハWafを押圧してそれを研磨パッド40に接触させると、回転プラットフォーム30は研磨パッド40を回転し、且つ研磨ヘッド305は、研磨パッド40がウェハWafの表面を平滑化することができるように研磨パッド40に対してウェハWafを回転する。スラリーパイプ39は、平滑化中にウェハWafの表面にスラリーを提供する。
一実施形態では、研磨パッド40の上面に、回転軸303との間に第1の距離と第2の距離を夫々有する境界同士間の領域によって作業領域Uが画定され、それによって、研磨パッド40がその作業領域Uを介してウェハWafを平滑化する。ウェハWafが平滑化されている間、測定モジュール34は、研磨パッド40の作業領域U中のサンプリングポイントに対して表面高さ測定を選択的に実行する。この実施形態では、運動レバー321の延在方向は、支持表面304に平行である又は研磨パッド40の半径方向であることに制限されない。すなわち、運動レバー321は、運動レバーの支持表面304又は研磨パッド40の表面への突出が回転軸303との間の第1の距離を有する位置から回転軸303との間の第2の距離を有する位置に少なくとも延在する場合のみ、任意の延在方向を有してもよい。
測定モジュール34は、運動レバー321上に配置され且つ運動レバー321上の複数の測定位置に移動可能である。測定モジュール34が一つの測定位置に位置されると、測定モジュール34は、研磨パッド40の表面上の複数のサンプリングポイントに対して表面高さ測定を実行するように一サンプリング頻度でこれらのサンプリングポイントを選択する。具体的には、測定モジュール34は、1つサンプリングポイントを測定するように異なる波長を有する複数の光線を投射する。サンプリングポイントが光線を測定モジュール34に反射すると、演算モジュール38は、反射光線の波長に従ってサンプリングポイントの表面高さを計算する。
例えば、測定モジュール34は、入力レンズ341、入射レンズ342、出力レンズ343及び光検出器344を含む。研磨パッド40の表面上のサンプリングポイントに水膜があるので、波長380nm〜780nmを有する光線は、この光線が測定モジュール34の入力レンズ341と入射レンズ342を逐次通過して移動した後に、水膜及び研磨パッド40の表面に投射されると、水膜と研磨パッド40によって、夫々反射される。次に、測定モジュール34の出力レンズ343は、光検出器344が第1の反射光の波長と第2の反射光の波長を感知できるように水膜によって反射された第1の反射光及び研磨パッド40によって反射された第2の反射光を光検出器344に集める。例えば、第1の反射光の第1の波長は450nmであり、且つ第2の反射光の第2の波長は、650nmである。
演算モジュール38は、演算モジュール38が第1の反射光の第1の波長と第2の反射光の第2の波長に従ってサンプリングポイント上の水膜の高さ及び研磨パッド40の表面の高さを推定できるように、光検出器344に電気的に接続される。次に、演算モジュール38は、水膜の高さと研磨パッド40の表面の高さとの差を計算し、且つ水膜の高さと研磨パッド40の表面の高さとの差及び水膜の屈折率に従って研磨パッド40の表面の高さを修正して、研磨パッド40の表面の正しい高さを得る。測定モジュール34が研磨パッド40の表面の作業領域U中の、前述のサンプリングルールに従って選択されるサンプリングポイントの表面高さを得ると、演算モジュール38は、各サンプリングポイントの表面高さに従って研磨パッド40の表面粗さを取得する。したがって、技術者は、研磨パッド40の表面粗さに従って研磨パッド40を交換すべきか否かを決定できる。この実施形態では、測定モジュール34は、作業領域U中の表面粗さを測定するのみであるが、他の実施形態では、測定モジュールは研磨パッド40全体の表面粗さを測定することに制限されない。
加えて、一実施形態では、測定モジュール34は、測定モジュール34が測定のためにサンプリングポイントに光を投射しようとする時にサンプリングポイントに対して表面洗浄を実行するためのガス噴射コンポーネントを更に含む。例えば、ガス噴射コンポーネントは、表面上のサンプリングポイントにおける粒子や水膜を落とす。当業者は、測定モジュール34に事前にサンプリングポイントに対して表面洗浄を実行するためのガス噴射コンポーネントが配置されると、又は測定モジュール34が測定しようとするサンプリングポイントに水膜がない場合、演算モジュール38は、水膜や粒子から反射された光線についての情報を全く取得せず、したがって、研磨パッド40の表面高さの測定結果を修正するステップを実行しない可能性があることが理解できる。
図13と図14を参照のこと。図13は本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置の概略図であり、図14は本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置のブロック図である。これらの図に示されるように、表面測定装置5は、回転プラットフォーム50、移動機構52、測定モジュール54及び制御モジュール56を含む。回転プラットフォーム50には物体60が配置され、回転プラットフォーム50は一回転速度で物体60を回転する。特定の例では、回転プラットフォーム50は、搬送プラットフォーム501と回転シャフト502を含む。搬送プラットフォーム501は、回転シャフト502上に配置され、且つ回転軸503周りに回転される。搬送プラットフォーム501は支持表面504を含み、且つ物体60は搬送プラットフォーム501の支持表面504上に配置される。物体60の測定されるべき表面は、測定モジュール54に向く。例えば、物体60は、研磨パッド、SiC基板、GaN基板又は他の適切な要素である。
移動機構52は、運動レバー521を含む。運動レバー521は、回転プラットフォーム50の上方に位置され、運動レバー521の延在方向は支持表面504の法線に対して垂直である。したがって、測定モジュール54は、物体60の測定されるべき表面に対して表面高さ測定を実行するように運動レバー521の延在方向に移動可能であり得る。特に、測定モジュール54は、光源541、投射レンズ542、分光計543及びガス噴射コンポーネント544を含む。測定モジュール54の投射レンズ542は運動レバー521の延在方向に移動可能であり、且つ光源541、分光計543及びガス噴射コンポーネント544は、運動レバー521上を移動可能である又は移動可能でないことに制限されない。
測定モジュール54の光源541は測定光線を提供し、測定光線は、入力ファイバケーブル545を通って投射レンズ542に伝送される。投射レンズ542は、運動レバー521上の複数の測定位置に向かって移動可能であり、分散レンズアセンブリ5421を含む。光源541は、分散レンズアセンブリ5421を介して物体60の表面上の複数のサンプリングポイントにサンプリング頻度で測定光線を投射する。光源541と分散レンズアセンブリ5421は、例えば、クロマティック共焦点技術、共焦点レーザ技術又は他の適切な技術によって物体60の測定されるべき表面を測定することに限定されない。クロマティック共焦点技術の場合、光源541によって出力される測定光線は異なる波長を有する光であり、且つこの光は一つのポイントに集中され、次に、分散レンズアセンブリ5421を通過しながら物体60の表面上の様々なサンプリングポイントに投射され、それによって、異なる高さのサンプリングポイントは、各サンプリングポイントの表面高さ測定のために、この光を夫々反射する。
分光計543は、出力ファイバケーブル546を介して投射レンズ542に接続される。分光計543は、投射レンズ542から、サンプリングポイントによって反射された光を受光し、反射光に従って波長強度分布を決定する。波長強度分布は、サンプリングポイントの表面高さに関連する。ガス噴射コンポーネント544は、例えば、投射レンズ542に配置されることに制限されない。ガス噴射コンポーネント544と分散レンズアセンブリ5421は、運動レバー521上の複数の測定位置に向かって移動可能である。分散レンズアセンブリ5421が測定光線をサンプリングポイントに投射すると、ガス噴射コンポーネント544は分散レンズアセンブリ5421が光を投射するサンプリングポイントにガスを噴射して、サンプリングポイントの表面を清浄にする、すなわち粒子や水膜を落とす。任意ではあるが、ガス噴射コンポーネント544は、分散レンズアセンブリ5421が測定光線を投射するサンプリングポイントにガス噴射コンポーネント544がガスを噴射できる場合のみ、投射レンズ542の外側、運動レバー521上又は他の適切な位置に配置されることに制限されない。
制御モジュール56は、回転プラットフォーム50、移動機構52及び測定モジュール54に電気的に接続される。制御モジュール56は、運動レバー521上の測定位置に移動するように分散レンズアセンブリ5421を制御し、分散レンズアセンブリ5421の運動速度を制御し、且つ回転プラットフォーム50の回転速度又はサンプリング頻度を選択的に調節し、そこでは、光源541は、物体60の表面の少なくとも一領域内のサンプリングポイント同士間の距離をサンプリングルールに整合させるために、運動レバー521上の投射レンズ542の測定位置に従って、分散レンズアセンブリ5421を介して測定光線を投射する。
一実施形態では、光源541に対して、分散レンズアセンブリ5421を介してそのサンプリング頻度で測定光線を投射することは、例えば、サンプリング頻度で分散レンズアセンブリ5421に測定光線を提供すること、又は分散レンズアセンブリ5421がサンプリング頻度で物体60の表面に測定光線を投射する前に、分散レンズアセンブリ5421に測定光線を連続的に提供することであるが、この実施形態はこれに限定されない。説明のために、以下の記述は分散レンズアセンブリ5421がサンプリング頻度で物体60の表面に測定光線を投射する例示的ケースに基づいており、当業者は、以下の実施形態に鑑み、光源541が一サンプリング頻度で分散レンズアセンブリ5421に測定光線を提供する方法を理解でき、且つ以降関連する記述はない。
制御モジュール56に対して運動レバー521上の投射レンズ542の測定位置に従って回転速度又はサンプリング頻度を選択的に調節することは、回転プラットフォーム50の回転速度が固定されている場合、運動レバー521上の投射レンズ542の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節することであってもよく、又は分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度が固定されている場合、運動レバー521上の投射レンズ542の測定位置に従って回転プラットフォーム50の回転速度を調節することであってもよく、或いは運動レバー521上の投射レンズ542の測定位置に従って回転プラットフォーム50の回転速度と分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を同時に調節することあってもよく、且つこれらの例は後で詳細に説明する。更に、サンプリングルールは、サンプリングポイントがその最も隣接するサンプリングポイントとの間に同じ距離を有すること、又は同じ半径の領域中の任意の二つの隣接するサンプリングポイントが両者の間に同じ距離を有すること、或いは全てのサンプリングポイントが中心として回転プラットフォーム50の回転軸を設定する渦線に沿って配置されることであることができ、且つサンプリングルールの実施形態は、図面と相まって書かれた文章によって説明される。
第1に、図13から図15を参照のこと。図15は、本開示の第9の実施形態における物体の少なくとも一領域中のサンプリングポイントの概略図である。この図に示されるように、この実施形態では、分散レンズアセンブリ5421によって物体60に適用されるサンプリングルールは、複数の第1のサンプリングポイントP1´がd1´の半径のサークル上に配置されることと、そのサークルの中心が回転軸103であること、複数の第2のサンプリングポイントP2´がd2´の半径のサークル上に配置されることと、そのサークルの中心が回転軸103であること;及び任意の二つの隣接する第1のサンプリングポイントP1´間の距離W1´が任意の二つの隣接する第2のサンプリングポイントP2´間の距離W2´に実質的に等しいことである。
分散レンズアセンブリ5421によって測定される物体60上のサンプリングポイントがそのようなサンプリングルールに整合することを保証するために、制御モジュール56は、回転プラットフォーム50の回転速度を一定値に設定すると、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節する。例えば、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置が回転軸503により近い場合、制御モジュール56は、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を減少する。すなわち、物体60の測定されるべき表面上への分散レンズアセンブリ5421の突出が回転軸503との間により短い距離を有する場合、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度はより短くなり、且つ物体60の測定されるべき表面上への分散レンズアセンブリ5421の突出が回転軸503との間により長い距離を有する場合、分散レンズアセンブリ5421によってサンプリングされる物体60の表面の少なくともその領域R´内の第1のサンプリングポイントP1´と第2のサンプリングポイントP2´がサンプリングルールに整合するように分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度はより長くなる。例えば、図に示されるように、物体60の表面の少なくともその領域R内の第1のサンプリングポイントP1´と第2のサンプリングポイントP2´は、サンプリングルールに整合する。
説明のために、この実施形態は、第1のサンプリングポイントP1と第2のサンプリングポイントP2´によって説明されるが、実際には、サンプリングルールは、より多くのサンプリングポイントが、中心が回転軸503である異なる半径の様々なサークルの上に配置されることを容認することに制限されない。更に、一実施形態では、サンプリングルールは、中心としての回転軸503を有する任意の二つの隣接するサークルの半径同士間の差が同じであることを更に必要とする。
実際には、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置は事前設定位置であり、且つ分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度が事前設定頻度に到達すると、制御モジュール56は分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節することの代わりに、回転プラットフォーム50の回転速度を調節する。すなわち、一例として、物体60の表面への分散レンズアセンブリ5421の突出が領域R´の内縁に到達すると、制御モジュール56は分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を可能な限り小さいように調節し;且つここでは、分散レンズアセンブリ5421に対して選択された領域R´の内縁上のサプリングポイントが依然としてサンプリングルールに整合しない場合、制御モジュール56は、領域R´の内縁上のサンプリングポイントをサンプリングルールに整合させるために、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節することの代わりに、回転プラットフォーム50の回転速度を調節する。
このサンプリングルールに対して、制御モジュール56は、回転プラットフォーム50の回転速度を設定することの代わりに、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を一定値に設定でき、且つ制御モジュール56は、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って回転プラットフォーム50の回転速度を調節する。例えば、物体60の測定されるべき表面への分散レンズアセンブリ5421の突出が回転軸503との間により短い距離を有する(例えば、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置が回転軸503により近い)場合、回転プラットフォーム50の回転速度はより高くなる。物体60の測定されるべき表面への分散レンズアセンブリ5421の突出が回転軸503との間により長い距離を有する場合、分散レンズアセンブリ5421によって領域R´内でサンプリングされる第1のサンプリングポイントP1´と第2のサンプリングポイントP2´をサンプリングルールに整合させるために回転プラットフォーム50の回転速度はより低くなる。
同様に、実際には、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置が事前設定位置に到達し、且つ回転プラットフォーム50の回転速度が事前設定速度に達すると、制御モジュール56は、回転プラットフォーム50の回転速度を調節することの代わりに、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節する。すなわち、一例として、物体60の表面への分散レンズアセンブリ5421の突出が領域R´の内縁に到達すると、制御モジュール56は回転プラットフォーム50の回転速度を可能な限り高く調整し、且つここでは、分散レンズアセンブリ5421によってサンプリングされた領域R´の内縁上のサンプリングポイントがサンプリングルールに整合できない場合、制御モジュール56は、領域R´の内縁上のサンプリングポイントをサンプリングルールに整合させるために、回転プラットフォーム50の回転速度を調節することの代わりに、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調整する。
要約すれば、分散レンズアセンブリ5421によってサンプリングされた物体60の表面上のサンプリングポイントをサンプリングルールに整合させるために制御モジュール56によって使用される例示的方法は、(1)回転プラットフォーム50の回転速度が一定値に設定されると、分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節すること、(2)分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度が一定値に設定されると、分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って回転プラットフォーム50の回転速度を調節すること、及び(3)サンプリング頻度又は回転速度がその事前設定限度に達すると、予め一定であるサンプリング頻度又は回転速度を調節することを含む。
一実施形態では、回転プラットフォーム10の回転速度と分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度との間の関係はT=D/v=D/(2πr/t)として表され、そこでは、Tは分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度の逆数、すなわち分散レンズアセンブリ5421のサンプリング周期を表し、Dは同じサークル上の二つの隣接するサンプリングポイント同士間の距離を表し、vは回転プラットフォーム50上の質点の回転速度を表し、tは回転プラットフォーム50が一回転する時間を表し、且つrはサンプリングポイントから回転軸503までの半径を表す。換言すれば、同じサークル上の二つの隣接するサンプリングポイントが両者の間に同じ距離を有するサンプリングルールに整合するために、Dは一定値である。回転プラットフォーム50の回転速度が一定値に設定され(すなわち、回転プラットフォーム50が一回転する時間tが一定である〉且つ分散レンズアセンブリ5421の測定位置が回転軸503から離れる方向にシフトすると、rは、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング周期が減少する、すなわち分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度が増加するように増加する。分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度が一定値に設定され(すなわち、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング周期Tが一定値である)且つ分散レンズアセンブリ5421の測定位置が回転軸503から離れる方向にシフトすると、rは、回転プラットフォーム50が一回転するための時間tが増加する、すなわち回転プラットフォーム50の回転速度が減速するように増加する。制御モジュール56は、回転プラットフォーム50の回転速度と分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度との間の関係、すなわちT=D/v=D/(2πr/t)に従ってサンプリングルールに整合するように、分散レンズアセンブリ5421が高さ測定を実行する、物体60の表面上のサンプリングポイントを制御することができる。
前述の実施形態では、制御モジュール56は、物体の正確な表面状態を得るように物体を均一にサンプリングするために、回転プラットフォーム50の回転速度が一定である間、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って測定モジュール54のサンプリング頻度を調節でき、或いは測定モジュール54のサンプリング頻度が一定である間、運動レバー521上の測定モジュール54の測定位置に従って回転プラットフォーム50の回転速度を調節できる。他の実施形態では、当業者は、制御モジュール56が、分散レンズアセンブリ5421によって物体60の表面の少なくとも一領域内でサンプリングされるサンプリングポイントを前述のサンプリングルールに整合させるために、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度と回転プラットフォーム50の回転速度を同時に調節することを理解でき、且つ以降に関連する記述はない。
図13、図14及び図16を参照のこと。図16は本開示の第10の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。図面に示されるように、この実施形態では、分散レンズアセンブリ5421によって物体60に提供されるサンプリングルールは、各サンプリングポイントが物体60の表面の少なくとも一領域T´内の他の一つの最も近いサンプリングポイントとの間に同じ距離を有することである。図16に基づく一例では、領域T´内に実質的にマトリックス状に配置されたQ1´〜Q8´があり、それらの間では、サンプリングポイントQ1´に最も近いサンプリングポイントがサンプリングポイントQ5´とQ8´であり、サンプリングポイントQ1´とサンプリングポイントQ5´との間の距離は、サンプリングポイントQ1´とサンプリングポイントQ8´との間の距離に実質的に等しい。
物体60上の分散レンズアセンブリ5421のサンプリングポイントを前述のサンプリングルールに整合させるために、制御モジュール56は、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度と回転プラットフォーム50の回転速度を同時に調節する。制御モジュール56は、物体60の表面への分散レンズアセンブリ5421の突出が第1の位置、第2の位置、第3の位置及び第4の位置に逐次停止するように運動レバー521に沿って移動するように分散レンズアセンブリ5421を制御する。第1の位置と回転軸503との間の距離は第1の半径r1´であり、第2の位置と回転軸503との間の距離は第2の半径r2´であり、第3の位置と回転軸503との間の距離は第3の半径r3´であり、且つ第4の位置と回転軸503との間の距離は第4の半径r4´である。第4の半径r4´に対する第1の半径r1´は、サンプリングポイントの位置を事前に確定するために使用される。サンプリングポイントQ1´〜Q4´は回転軸503を囲む第1の半径r1´のサークル上に位置され、サンプリングポイントQ5´〜Q8´は回転軸503を囲む第2の半径r2´のサークル上に位置され、且つ他のサンプリングポイントは回転軸503を囲む第3の半径r3´と第4の半径r4´のサークル上に位置されると推定することができる。
分散レンズアセンブリ5421が第1の位置に位置されると、制御モジュール56は、サンプリングポイントQ1´〜Q4´に対する表面高さ測定を逐次実行するために分散レンズアセンブリ5421を制御するように、この事前設定サンプリング位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度と回転プラットフォーム50の回転速度を調節する。分散レンズアセンブリ5421が第2の位置に位置されると、制御モジュール56は、サンプリングポイントQ5´〜Q8´に対する表面高さ測定を逐次実行するために分散レンズアセンブリ5421を制御するように、この事前設定サンプリング位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度と回転プラットフォーム50の回転速度を調節する。他の事前設定サンプリング位置に関連する動作は、類推によって推定することができる。分散レンズアセンブリ5421が第3の位置又は第4の位置に位置されると、分散レンズアセンブリ5421が領域T´内で他の事前設定サンプリングポイントに対する表面高さ測定を実行できるように関連する事前設定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度と回転プラットフォーム50の回転速度が調節される。
したがって、物体60の表面の領域T´において、各サンプリングポイントは、分散レンズアセンブリ5421が物体60のより正確な表面状態を得るために物体60を均一にサンプリングできるようにその最も近い隣接するサンプリングポイントとの間に同じ距離を有する。この実施形態では、制御モジュール56は、物体60の表面の少なくとも領域T´におけるサンプリングポイントが両者の間に同じ距離を有するように分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度と回転プラットフォーム50の回転速度と共に調節する。他の一実施形態では、制御モジュールは、各サンプリングポイントに物体60の表面の少なくともその領域T´内のその隣接するサンプリングポイントとの間に同じ距離を持たせるように、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度又は回転プラットフォーム50の回転速度を一定値として設定し且つ予め一定ではないサンプリング頻度又は回転速度を調節する。
図13、図14、図17A及び図17Bを参照のこと。図17Aは本開示の第11の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図であり、且つ図17Bは本開示の第12の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。これらの図に示されるように、この実施形態では、分散レンズアセンブリ5421は、物体60の表面に対するサンプリング処理中に回転軸503から遠い測定位置から回転軸503に近い測定位置に運動レバー521上を移動する。すなわち、回転プラットフォーム50が回転されると、分散レンズアセンブリ5421は、サンプリングポイントA´を他のサンプリングルールに整合させるために、領域V´の外縁から領域V´の内縁へ移動し、そこでは、サンプリングポイントA´は、領域V´中の渦線Spr1´に沿って配置されている。一実施形態では、渦線Spr1´の中心は回転軸503上にあり、且つ渦線Spr1´の巻線は両者の間に同じピッチを有することに制限されない。他の一実施形態では、サンプリングポイントA´が沿って配置される渦線は、回転軸503をその中心として設定し、且つ回転軸503から領域V´の外縁に向かう方向に発散的に又は収束的に分布される巻線を有する。
便宜上、以下の記述は、渦線Spr1´の巻線が両者の間に同じピッチを有する例示的ケースに基づくが、この実施形態は、それに制限されない。一実施形態では、制御モジュール56は、運動レバー521上を回転軸503から遠い測定位置から回転軸503に近い測定位置に一定の速度で移動するように回転プラットフォーム50の回転速度を一定値に設定し且つ分散レンズアセンブリ5421を制御し、それによって、分散レンズアセンブリ5421は、物体60の表面を渦線Spr1´に沿ってサンプリングする。
制御モジュール56は、渦線Spr1´上のサンプリングポイントA´を実際の測定要求と整合させるために、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節する。例えば、制御モジュール56は、図17Aに示されるように、分散レンズアセンブリ5421によって渦線Spr1´上でサンプリングされる二つの連続するサンプリングポイントA´が両者の間に同じ距離を有するように分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を一定値に設定する。或いは、制御モジュール56は、渦線Spr1´上の二つの連続するサンプリングポイントの間の距離を制御するように分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節する。他の一実施形態では、図17Bに示されるように、制御モジュール56は、分散レンズアセンブリ5421が回転軸503から遠い測定位置に位置されると、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を増加し、且つ制御モジュール56は、分散レンズアセンブリ5421が回転軸503に近い測定位置に位置されると、分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を減少させ、したがって、回転軸503に近い二つの連続するサンプリングポイントA´同士間の距離は、回転軸503から遠い二つの連続するサンプリングポイントA´同士間の距離よりも短く、且つ逆もまた同様である。
この実施形態では、便宜上、回転プラットフォーム50の回転速度と運動レバー521上を移動する分散レンズアセンブリ5421の速度は、一定値として設定される。他の実施形態では、制御モジュール56は、分散レンズアセンブリ5421に物体60の表面の渦線Spr1´に沿ってサンプリングさせるように回転プラットフォーム50の回転速度と運動レバー521上を移動する分散レンズアセンブリ5421の速度を制御することに制限されない。
他の一実施形態では、回転プラットフォーム50の回転速度と運動レバー521上を移動する分散レンズアセンブリ5421の速度を制御することに加えて、制御モジュール56は、物体60の表面上の分散レンズアセンブリ5421のサンプリング経路を渦線にするために運動レバー521が回転プラットフォーム50に対して移動可能あるように移動機構52を更に制御する。図13、図14、図18A及び図18Bを参照のこと。図18Aは本開示の第13の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図であり、且つ図18Bは本開示の第14の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図である。これらの図に示されるように、本実施形態では、制御モジュール56は、回転プラットフォーム50に対して移動するように運動レバー521を制御し且つ領域X´の外縁から領域X´の内縁に可変速度で移動するように分散レンズアセンブリ5421を制御して、それによって、物体60の表面に対する分散レンズアセンブリ5421の突出が、図18Aに示される経路Y1´のように経路に沿って移動する。回転プラットフォーム50の回転速度を一定値に設定すると、制御モジュール56は、分散レンズアセンブリ5421によって物体60の表面内の領域X´の一部でサンプリングされるサンプリングポイントを渦線Spr2´に沿って配置させる。図18Bでは、領域X´の外縁から領域X´の内縁に一定の速度で移動するように制御モジュール56が分散レンズアセンブリ5421を制御すると、制御モジュール56は、物体60の表面に対する分散レンズアセンブリ5421の突出を図18Bに示される経路Y2´のように、経路に沿ってシフトする。
同様に、制御モジュール56は、渦線Spr2´上のサンプリングポイントを実際の測定要求に整合させるために運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節する。例えば、制御モジュール56が分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を一定値に設定すると、制御モジュール56は、分散レンズアセンブリ5421によって渦線Spr2´上でサンプリングされる二つの連続するサンプリングポイントに両者の間に同じ距離を持たせる。分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度の調節を介して、制御モジュール56は、渦線Spr2´上の二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離を制御できる。他の一例では、図18Bに示されるように、分散レンズアセンブリ5421が回転軸503から遠い測定位置に位置されると、制御モジュール56は分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を増加でき、分散レンズアセンブリ5421が回転軸503に近い測定位置に位置されると、制御モジュール56は分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を減少でき、従って、回転軸503に近い二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離は、回転軸503から遠い二つの連続するサンプリングポイント同士間の距離よりも短く、且つ逆もまた同様である。この実施形態はそれに制限されない。
この実施形態では、サンプリングポイントが沿って配置される渦線Spr2´は、中心としての回転軸503を囲み、且つ渦線Spr2´の巻線同士間のピッチは、同じであることに制限されない。他の実施形態では、サンプリングポイントが沿って配置される調整ラインは、中心としての回転軸503を囲む渦線であり、且つ回転軸503から領域X´の外縁に向かう方向へ収束的に又は発散的に分布される巻線を有する。当業者は、実際の要求に従って、運動レバー521の移動、回転プラットフォーム50の回転速度、又は運動レバー521上を移動する分散レンズアセンブリ5421の速度を制御するように制御モジュール56を設計することができる。物体60の表面上の分散レンズアセンブリ5421のサンプリング経路が、間に同じピッチ又は異なるピッチを有する渦線である場合、制御モジュール56は、渦線Spr2´上のサンプリングポイントを実際の測定要求に整合させるために運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を依然として調節してことができ、且つ以降に関連する記述はない。
一実施形態では、図13、図14、図19及び図20を参照のこと。図19は本開示の第15の実施形態における物体の少なくとも一領域内のサンプリングポイントの概略図であり、且つ図20は本開示の一実施形態における入力ファイバケーブルの断面図である。これらの図に示されるように、この実施形態では、光源541は複数の測定光線を分散レンズアセンブリ5421に提供して、分散レンズアセンブリ5421が物体60の表面をサンプリングする度に、複数の測定信号は物体60の表面上のサンプリング領域SR´に対して投射される。例えば、これらの測定光線は、サンプリング領域SR中のポイントを夫々サンプリングするために使用され、これらのサンプリングされたポイントはサンプリング領域SR´を構成し、且つこれらの測定光線は、格子状又は互いに対して平行に配置され、且つこの実施形態はこの例に制限されない。一実施形態では、投射レンズ542を光源541に接続する入力ファイバケーブル545は、複数の伝送チャネル5451を含む。これらの伝送チャネル5451は互いに対して平行に配置され、且つ伝送チャネル5451中の光線の伝送方向は入力ファイバケーブル545の延在方向と同じである。光源541が複数の測定光線を分散レンズアセンブリ5421に提供すると、各伝送チャネル5451は、測定光線が分散レンズアセンブリ5421に対して平行に伝送されるように測定光線の1つを伝送する。一実施形態では、分散レンズアセンブリ5421は、また、伝送チャネル5451と協働する複数のピンホールを有し、且つ各ピンホールは、測定光線をサンプリング領域SR´に投射するために使用される。
図19に示される実施形態では、複数の測定光線は渦線Spr3´の接線方向に対して垂直である方向L´に互いに平行に配置され、且つ複数のサンプリング領域SR´は、中心C´を囲む渦線Spr3´に沿って配置される。一実施形態では、サンプリング領域SR´は先の実施形態におけるサンプリングポイントに関連し、且つ例えば、サンプリング領域SR´の中心C´は先の実施形態におけるサンプリングポイントの一つの位置と同じ位置を有する。換言すれば、制御モジュール56´は、渦線Spr3´上の二つの連続するサンプリング領域に両者の間に同じ距離又は異なる距離を持たせる、又は回転軸503に近い二つの連続するサンプリング領域に回転軸503から遠い二つの連続するサンプリング領域同士間の距離よりも短い又は長い両者の間の距離を持たせるなど、渦線Spr3´上のサンプリング領域を実際の測定要求に整合させるために、運動レバー521上の分散レンズアセンブリ5421の測定位置に従って分散レンズアセンブリ5421のサンプリング頻度を調節し、且つこの実施形態はそれに制限されない。
光源541が複数の測定光線を分散レンズアセンブリ5421に提供すると、光源541と分散レンズアセンブリ5421は、また、物体60の測定されるべき表面を測定するようにクロマティック共焦点技術、共焦点レーザ技術又は他の適切な技術を使用できる。クロマティック共焦点技術に関して、光源541によって提供される各測定光線は異なる波長の光を有し、且つこの異なる波長の光は、分散レンズアセンブリ5421のピンホールを通過した後、異なる高さ位置で集中する。換言すれば、複数の測定光線は、分散レンズアセンブリ5421の複数のピンホールを通過した後、異なる高さ位置で複数の測定ポイントに集中する。一つの測定光線が物体60の表面に対して投射されると、異なる高さ位置に集められた光は、異なる高さを有する物体60の表面によって反射される。反射光は、分光計543が物体60によって反射された光を分析することによって波長強度分布を推定できるように分光計543に伝搬する。
図13、図14、図21及び図22を参照のこと。図21は本開示の一実施形態における分光計の概略図であり、且つ図22は本開示の一実施形態におけるスリットの断面図である。これらの図面に示されるように、分光計543は、スリット5431、第1のレンズ5432、回折格子5433、第2のレンズ5434及び検出器5435を含む。スリット5431は、複数のスロット5436を含み、スロット5436の各々は、サンプリング領域SR´によって反射された光を受光でき且つスリット5431を通過する光の強度を制限する。第1のレンズ5432は、スリット5431から回折格子5433に伝搬する光の経路上に配置される。第2のレンズ5434は、回折格子5433から検出器5435に伝搬する光の経路上に配置される。実際には、サンプリング領域SR´によって反射された光は、スリット5431を通過した後、第1のレンズ5432に投射され、それによって、サンプリング領域SR´によって反射された光は、回折格子5433に平行に投射される。第1のレンズ5432を通過した光を受光した後に、回折格子5433は、サンプリング領域SR´によって反射された光を、この光の波長に従って異なる波長を有する複数の色光成分に分裂させ、且つこれらの色光成分は、第2のレンズ5434によって検出器5435に収束される。検出器5435は、各色光成分の強度に従って波長強度分布を決定する。一実施形態では、検出器5435は、検出器5435によって得られる波長強度分布に従って物体60の表面高さにおける分散を決定する演算モジュールに電気的に接続されるが、この実施形態はそれに制限されない。
他の一実施形態では、図13、図14及び図23を参照のこと。図23は本開示の他の一実施形態における測定モジュールと分光計の概略図である。図23に示されるように、光源541´と投射レンズ542´はレンズタイプであり、且つ投射レンズ542´は、分散レンズアセンブリ5421´と光スプリッタ5422を含む。光源541´によって解放された一つ以上の測定光線は、その一つ以上の測定光線が分散レンズアセンブリ5421´に対して光スプリッタ5422によって反射され、次に、分散レンズアセンブリ5421´によって様々な高さ位置に収束されるように、光スプリッタ5422を通過する。異なる高さを有する物体60の表面によって反射された光は、光スプリッタ5422を通過して分光器543のスリット5431、第1のレンズ5432、回折格子5433、第2のレンズ5434及び検出器5435を逐次移動して、それによって、検出器5435は、反射光の強度に従って物体60の表面高さにおける分散に関連する光の波長強度分布を決定できる。
図24と図25を参照のこと。図24は本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置の概略図であり、且つ図25は本開示の更に他の一実施形態における表面測定装置のブロック図である。これらの図に示されるように、表面測定装置7は、回転プラットフォーム70、移動機構72、測定モジュール74、制御モジュール76、演算モジュール78及びスラリーパイプ79を含む。回転プラットフォーム70は、搬送プラットフォーム701、回転シャフト702及び研磨ヘッド705を含む。搬送プラットフォーム701は、回転シャフト702上に配置され且つ回転軸703周りに回転可能である。搬送プラットフォーム701は、研磨パッド80を配置し、且つ研磨ヘッド705が研磨パッド80に対してウェハWaf´を押圧できるための支持表面704を有する。研磨ヘッド705がウェハWaf´を押圧してそれを研磨パッド80に接触させている間、回転プラットフォーム70は研磨パッド80を回転し且つ研磨ヘッド705は、研磨パッド80がウェハWaf´の表面を平滑化するためにウェハWaf´に対して回転可能であるようにウェハWaf´を回転する。スラリーパイプ79は、平滑化する間スラリーをウェハWaf´の表面に提供できる。
移動機構72は、回転プラットフォーム70の上方に位置される運動レバー721を含む。測定モジュール74は、研磨パッド80の表面に対して表面高さ測定を実行するように運動レバー721に沿って移動可能である。特に、測定モジュール74は、光源741、投射レンズ742、分光器743及びガス噴射コンポーネント744を含む。測定モジュール74の投射レンズ742は運動レバー721に沿って移動可能であり、且つ光源741、分光器743及びガス噴射コンポーネント744は、運動レバー721に沿って移動可能であることに制限されない。測定モジュール74の光源741は、一つ以上の測定光線を提供し、且つ測定光線は、入力ファイバケーブル745によって投射レンズ742に伝搬することができる。投射レンズ742は、運動レバー721上の様々な測定位置に向かって移動可能であり、且つ分散レンズアセンブリ7421を含む。光源741は、分散レンズアセンブリ7421を介して研磨パッド80の表面上の複数のサンプリングポイントにサンプリング頻度で測定光線を投射する。光源741と分散レンズアセンブリ7421は、例えば、クロマティック共焦点技術、共焦点レーザ技術又は他の適切な技術によって研磨パッド80の測定されるべき表面を測定する。
分光器743は、一つ以上の測定光線が投射されるサンプリングポイントによって反射された光を投射レンズ742から受光して反射光に従って波長強度分布を決定するために出力ファイバケーブル746を介して投射レンズ742に接続される。例えば、ガス噴射コンポーネント744は投射レンズ742内に配置され、且つガス噴射コンポーネント744と分散レンズアセンブリ7421は運動レバー721上の様々な測定位置に向かって共に移動可能である。分散レンズアセンブリ7421が測定光線を測定されるべきサンプリングポイントに投射すると、ガス噴射コンポーネント744は、表面上の測定されるべきサンプリングポイントで粒子や水膜を洗浄するために測定されるべきこのサンプリングポイントに対してガスを噴射する。或いは、ガス噴射コンポーネント744は、投射レンズ742の外側、運動レバー721上又は他の適切な位置に配置される。しかしながら、本実施形態は、ガス噴射コンポーネント744の配置された位置に制限されない。
制御モジュール76は、回転プラットフォーム70、移動機構72及び測定モジュール74に電気的に接続される。制御モジュール76は、物体60の表面の少なくとも一領域内のサンプリングポイント同士間の距離をサンプリングルールに整合させるために、運動レバー721上の分散レンズアセンブリ7421の測定位置と移動速度を制御でき、且つ運動レバー721上の投射レンズ742の測定位置に従って、回転プラットフォーム70の回転速度又は光源741が分散レンズアセンブリ5421を介して測定光線を投射するサンプリング頻度を選択的に調節できる。
演算モジュール78は、分光器743に電気的に接続される。演算モジュール78は、分光器743によって得られた波長強度分布に従って研磨パッド80の表面高さを推定する。一例では、分光器743が前述のサンプリングルールに従って研磨パッド80の表面の作業領域U´内の各サンプリングポイントで表面高さを取得した後、分光器743は、サンプリングポイントから反射された光に従って各サンプリングポイントの波長強度分布を決定する。クロマティック共焦点技術の場合、異なる波長を有する光は物体60の法線に沿うサンプリングポイントで異なる高さを夫々有する異なる位置に夫々投射され、次に、サンプリングポイントの実際の位置によって反射される。従って、分光器743がサンプリングポイントから反射された光線を検知すると、この反射光線の波長強度分布は、サンプリングポイントがより多くを反射できる光の波長を提示できる。演算モジュール78はサンプリングポイントがより多くを反射できる光の波長に従ってサンプリングポイントの表面高さを決定する。演算モジュール78は、サンプリングポイントに関連する波長強度分布に従って各サンプリングポイントの表面高さを決定することによって研磨パッド80の表面粗さを決定でき、且つ次に、技術者が研磨パッド80の表面粗さに従って研磨パッド80を交換すべきか否かを決定できるように技術者にその表面粗さを提供する。
一実施形態では、作業領域U´は、研磨パッド80の頂表面上の回転軸703と第1の距離と第2の距離を夫々有する二つの境界間の領域によって画定され、且つウェハWaf´を平滑化するために使用され、ウェハWaf´が平滑化されている時に、測定モジュール74は、研磨パッド80の作業領域U´中のサンプリングポイントに対する表面高さ測定を実行する。この実施形態では、測定モジュール74は、作業領域U´の表面粗さを測定するのみである。しかしながら、他の実施形態では、測定モジュールは、研磨パッド80全体の表面粗さを測定してもよい。更に、運動レバー721の延在方向は、支持表面704又は研磨パッド80の半径方向に対して平行であることに制限されない。すなわち、運動レバー721は任意の延在方向を有していてもよく、且つ運動レバー721は、回転プラットフォーム70に対して移動するように制御モジュール76によって制御可能である。この実施形態に適するサンプリングルールに関して、実際には、制御モジュール76によって制御可能な回転速度、サンプリング頻度及び運動レバーの移動が上記実施形態において開示されており、且つ当業者は、前述の記載に鑑み自由にそれらを設計できる。以降に関連する記述はない。
以降、本開示の表面測定装置を参照して本開示の表面測定方法が説明される。図1と図26を参照のこと。図26は、本開示の一実施形態における表面測定方法のフロー図である。これらの図に示されるように、ステップS801では、回転プラットフォーム10は、一回転速度で物体20を回転する。ステップS803では、測定モジュール14が複数の測定位置の一つに位置されると、測定モジュール14は、物体20の表面上の複数のサンプリングポイントに対して一つのサンプリング頻度で表面高さ測定を実行する。ステップS805では、物体20の回転速度又は測定モジュール14のサンプリング頻度が運動レバー121上の測定モジュール14の位置に従って選択的に調節され、それによって、物体20の表面の少なくとも一領域内のサンプリングポイント同士間の距離がサンプリングルールに整合する。
他の一実施形態では、図9と図27を参照のこと。図27は本開示の他の一実施形態における表面測定方法のフロー図である。ステップS901では、ウェハWafが研磨パッド40に対して押圧される。ステップS903では、研磨パッド40は、研磨パッド40の表面の作業領域UがウェハWafを平滑化するために使用されるように、一回転速度で回転される。ステップS905では、測定モジュール34が複数の測定位置の内の一つに位置されると、測定モジュール34は、研磨パッド40の表面の作業領域U内の複数のサンプリングポイントに対して一サンプリング頻度で表面高さ測定を実行する。表面高さ測定中に、ステップS907では、測定モジュール34は、異なる波長を有する複数の光線をサンプリングポイントの一つに対して投射する。ステップS909では、測定モジュール34は、サンプリングポイントから反射された第1の反射光と第2の反射光を得る。ステップS911では、第1の反射光の第1の波長と第2の反射光の第2の波長に従ってサンプリングポイントの第1の高さと第2の高さが計算される。ステップS913では、第1の高さと第2の高さの差が計算される。ステップS915では、第1の高さと第2の高さの差と屈折率に従って第2の高さが修正される。屈折率は、測定されるべきサンプリングポイントの第1の高さと第2の高さとの間の媒体に関連する。ステップS917では、研磨パッド40の回転速度又は測定モジュール34のサンプリング頻度がサンプリングルールに従って選択的に調節され、それによって、研磨パッド40の表面の少なくとも作業領域U内の各サンプリングポイントに対して表面高さ測定を実行する。ステップS919では、研磨パッド40の表面粗さは、各サンプリングポイントの表面高さに従って得られる。本開示の表面測定方法は、前述の実施形態で詳細に説明されたので、以降に関連する記述はない。
要約すれば、本開示は、本開示が回転している物体の表面を均一にサンプリングできるように制御モジュールによって運動レバー上の測定モジュールの測定位置に従って回転プラットフォームの回転速度又は測定モジュールのサンプリング頻度を選択的に調節する表面測定装置及びその方法を提供する。従って、技術者は、物体の表面状態を正確に扱うことができる。本開示の一実施形態では、表面測定装置は、ウェハが研磨パッドによって平滑化されながら、研磨パッドを均一にサンプリングするために表面測定装置が研磨パッドに対して表面測定を実行できるように化学的機械的研磨技術に更に適用されることができ、それによって、技術者は、研磨パッドの正確な摩耗状態を得て研磨パッドを交換すべきか否かを決定できる。従って、化学的機械的研磨技術の効率は、半導体ウェハを研磨するコストが効率的に制御されるので、大きく向上されることができる。

Claims (48)

  1. 表面測定装置であって、
    物体を支持し且つ前記物体を一回転速度で回転するように構成される回転プラットフォーム、
    前記回転プラットフォームの上方に位置される運動レバー、
    前記運動レバー上に位置され、前記運動レバー上で複数の測定位置に移動可能で、且つ前記測定位置の一つに位置されると、前記物体の表面上の複数のサンプリングポイントに対して一サンプリング頻度で表面高さ測定を実行するように構成される測定モジュール、及び、
    前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の前記サンプリングポイント同士間の距離をサンプリングルールに整合させるために、前記運動レバー上の前記測定モジュールの前記測定位置に従って前記回転プラットフォームの前記回転速度又は前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を選択的に調節するように構成される制御モジュール、を備える、表面測定装置。
  2. 前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の各サンプリングポイントが、他の最も近いサンプリングポイントと同じ距離を有する時に、前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の前記サンプリングポイントが前記サンプリングルールに整合する、
    請求項1に記載の表面測定装置。
  3. 前記制御モジュールが前記回転プラットフォームの前記回転速度を維持する時に、前記制御モジュールは前記運動レバー上の前記測定モジュールの前記測定位置に従って前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を調節する、
    請求項1に記載の表面測定装置。
  4. 前記運動レバー上の前記測定モジュールの前記測定位置が事前設定位置であり、且つ前記測定モジュールの前記サンプリング頻度が事前設定頻度に達する時に、前記制御モジュールは、前記回転プラットフォームの前記回転速度を調節する、
    請求項3に記載の表面測定装置。
  5. 前記制御モジュールが前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を維持している時に、前記制御モジュールは前記運動レバー上の前記測定モジュールの前記測定位置に従って前記回転プラットフォームの前記回転速度を調節する、
    請求項1に記載の表面測定装置。
  6. 前記運動レバー上の前記測定モジュールの前記測定位置が事前設定位置であり且つ前記回転プラットフォームの前記回転速度が事前設定速度に達する時に、前記制御モジュールは前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を調節する、
    請求項5に記載の表面測定装置。
  7. 前記回転プラットフォームが回転軸を有し且つ研磨ヘッドを備え、前記物体が研磨パッドであり、前記物体が前記回転軸周りに回転し、且つ前記回転プラットフォームによって回転される前記物体がウェハに接触して前記ウェハを平滑化するように前記研磨ヘッドが前記ウェハを前記物体に押圧する、
    請求項1に記載の表面測定装置。
  8. 作業領域が前記物体の上面面に、前記回転軸との間に第1の距離と第2の距離を夫々有する二つの境界の間に画定され、前記物体の前記作業領域は前記ウェハを平滑化するために使用され、且つ前記ウェハが平滑化されている時に、前記測定モジュールは前記物体の前記作業領域中の前記サンプリングポイントに対して前記表面高さ測定を選択的に実行し且つ前記作業領域内の前記サンプリングポイントは前記サンプリングルールに整合する、
    請求項7に記載の表面測定装置。
  9. 前記物体の前記表面上の前記運動レバーの突出が、少なくとも前記回転軸との間に前記第1の距離を有する前記境界から前記回転軸との間に前記第2の距離を有する前記境界へ延在する、
    請求項8に記載の表面測定装置。
  10. 前記測定モジュールは、前記サンプリングポイントの1つを測定し、且つ次に前記測定されるべきサンプリングポイントによって反射された少なくとも一つの反射光線を得るように異なる波長を有する複数の光線を投射し、且つ前記測定モジュールは、前記少なくとも一つの反射光線の前記波長に従って前記測定されるべきサンプリングポイントの表面高さを推定する、請求項1に記載の表面測定装置。
  11. 前記測定モジュールによって得られた前記反射光線中の第1の反射光の第1の波長と第2の反射光の第2の波長に従って前記測定されるべきサンプリングポイントの第1の高さと第2の高さを計算し、前記第1の高さと前記第2の高さの差を計算し、且つ前記第1の高さと前記第2の高さの前記差と屈折率に従って前記第2の高さを修正するように構成される演算モジュールを更に備え、
    前記修正された第2の高さは前記測定されるべきサンプリングポイントの前記表面高さと考えられ、前記第1の波長は前記第2の波長よりも短く、且つ前記屈折率は前記測定されるべきサンプリングポイントの前記第1の高さと前記第2の高さの間の媒体に関連する、
    請求項10に記載の表面測定装置。
  12. 前記演算モジュールは、各サンプリングポイントの前記表面高さに従って前記物体の表面粗さを得る、
    請求項11に記載の表面測定装置。
  13. 前記測定モジュールは、前記測定モジュールが測定のために前記光線を前記サンプリングポイントの一つに投射する時に、前記測定されるべきサンプリングポイントに対して表面洗浄を実行するように構成されるガス噴射コンポーネントを更に備える、
    請求項10に記載の表面測定装置。
  14. 前記測定モジュールが前記サンプリングポイントの一つに対して前記表面高さ測定を実行する度に、前記測定モジュールは複数の測定信号によって前記物体の前記表面上のサンプリング領域に対して前記表面高さ測定を更に実行し、且つ前記サンプリング領域は前記サンプリングポイントに関連する、
    請求項1に記載の表面測定装置。
  15. 前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の各サンプリングポイントが渦線に沿って配置される時に、前記物体の前記表面の少なくとも前記領域内の前記サンプリングポイントが前記サンプリングルールに整合し、且つ前記渦線の中心は前記回転プラットフォームの回転軸である、
    請求項14に記載の表面測定装置。
  16. 前記制御モジュールは、前記物体の前記表面の少なくとも前記領域内の前記サンプリングポイント同士間の前記距離が前記サンプリングルールに整合するように前記回転プラットフォームに対して移動するように前記運動レバーを更に制御する、
    請求項15に記載の表面測定装置。
  17. 表面測定装置であって、
    物体を支持し、且つ前記物体を一回転速度で回転するように構成される回転プラットフォーム、
    前記回転プラットフォームの上方に位置される運動レバー、
    測定光線を提供するように構成される光源、
    前記光源に接続され且つ前記運動レバー上の複数の測定位置に移動可能な分散レンズアセンブリ、
    前記分散レンズアセンブリに接続され、且つ前記分散レンズアセンブリが前記測定位置の一つに位置され且つ前記光源が前記分散レンズアセンブリを介して前記測定光線を前記サンプリングポイントに一サンプリング頻度で投射する時に、前記物体の表面上の複数のサンプリングポイントの一つから反射された反射光線を分析することによって波長強度分布を決定するように構成される、分光器であって、前記波長強度分布が前記サンプリングポイントの一つ以上の表面高さに関連する、分光器、及び
    前記分散レンズアセンブリが前記測定光線を前記サンプリングポイントの一つに投射する時に、前記サンプリングポイントに対して表面洗浄を実行するように構成されるガス噴射コンポーネントを備える測定モジュール、及び
    前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の前記サンプリングポイント同士間の一つ以上の距離をサンプリングルールに整合させるために、前記運動レバー上の前記分散レンズアセンブリの位置に従って、前記回転プラットフォームの前記回転速度又は前記光源が前記分散レンズアセンブリを介して前記測定光線を投射する前記サンプリング頻度を選択的に調節するように構成される制御モジュール、
    を備える表面測定装置。
  18. 前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の各サンプリングポイントが他の最も近いサンプリングポイントと同じ距離を有する場合、前記物体の前記表面の少なくとも前記領域内の前記サンプリングポイントが前記サンプリングルールに整合する、
    請求項17に記載の表面測定装置。
  19. 前記制御モジュールが前記回転プラットフォームの前記回転速度を維持する時に、前記制御モジュールは、前記運動レバー上の前記分散レンズアセンブリの前記測定位置に従って前記光源が前記分散レンズアセンブリを介して前記測定光線を投射する前記サンプリング頻度を調節する、
    請求項17に記載の表面測定装置。
  20. 前記制御モジュールは、前記運動レバー上の前記分散レンズアセンブリの前記測定位置が事前設定位置であり且つ前記光源が前記分散レンズアセンブリを介して前記測定光線を投射する前記サンプリング頻度が事前設定頻度に達する時に、前記回転プラットフォームの前記回転速度を調節する,
    請求項19に記載の表面測定装置。
  21. 前記制御モジュールは、前記制御モジュールが、前記光源が前記分散レンズアセンブリを介して前記測定光線を投射する前記サンプリング頻度を一定に設定する時に、前記運動レバー上の前記分散レンズアセンブリの前記測定位置に従って、前記回転プラットフォームの前記回転速度を調節する,
    請求項17に記載の表面測定装置。
  22. 前記制御モジュールは、前記運動レバー上の前記分散レンズアセンブリの前記測定位置が事前設定位置であり且つ前記回転プラットフォームの前記回転速度が事前設定速度に達する時に、前記光源が前記分散レンズアセンブリを介して前記測定光線を投射する前記サンプリング頻度を調節する,
    請求項21に記載の表面測定装置。
  23. 前記回転プラットフォームは、回転軸を有し且つ研磨ヘッドを備え、前記物体は研磨パッドであり、前記物体は前記回転軸周りに回転可能であり、前記研磨ヘッドは、前記回転プラットフォームによって回転される前記物体がウェハに接触して前記ウェハを平滑化するように前記物体に対して前記ウェハを押圧するように使用される,
    請求項17に記載の表面測定装置。
  24. 作業領域が前記物体の上面に、前記回転軸との間の第1の距離と第2の距離を夫々有する境界同士間に画定され、前記物体の前記作業領域は前記ウェハを平滑化するように使用され、且つ前記ウェハが平滑化されている時に、前記光源は前記分散レンズアセンブリを介して前記作業領域内の前記サンプリングポイントに対して前記測定光線を投射し、且つ前記作業領域内の前記サンプリングポイントは前記サンプリングルールに整合する,
    請求項23に記載の表面測定装置。
  25. 前記物体に対する前記運動レバーの突出は、少なくとも前記回転軸との間の前記第1の距離を有する位置から前記回転軸との間の前記第2の距離を有する位置に延在する、
    請求項24に記載の表面測定装置。
  26. 前記光源によって提供される測定光線の数が複数であり、前記分散レンズアセンブリは複数のピンホールを備え、且つ前記測定モジュールが前記サンプリングポイントの一つをサンプリングする度に、前記測定光線の一つは前記分散レンズアセンブリの前記ピンホールの各々から前記物体の前記表面上のサンプリング領域に投射され、且つ前記サンプリング領域は前記サンプリングポイントに関連する、
    請求項17に記載の表面測定装置。
  27. 前記測定光線の各々は異なる波長を有する光よりなり、前記分散レンズアセンブリは、前記異なる波長を有する光が投射される前記サンプリング領域から反射光線を得て、且つ前記反射光線を前記分光器に送り、且つ前記分光器は前記反射光線を分析することによって前記波長強度分布を決定する、
    請求項26に記載の表面測定装置。
  28. 前記分光器は、
    複数のスロットを備え、前記スロットの各々が前記反射光線を受光するように構成される、スリット、
    前記スリットを介して前記サンプリング領域から反射された前記反射光線を受光し、且つ前記反射光線を異なる波長を有する複数の色光成分にスプリットするように構成される回折格子、及び
    前記色光成分を検出し且つ前記色光成分の各々の強度に従って前記波長強度分布を決定するように構成される検出器、を備える、
    請求項27に記載の表面測定装置。
  29. 前記分光器は第1のレンズと第2のレンズを更に備え、前記第1のレンズは前記スリットが前記反射光線を前記回折格子に送る経路に配置され、且つ前記スリットを通過する前記光線を前記回折格子に平行に投射するように構成され、且つ前記第2のレンズは前記回折格子が前記色光成分を前記検出器に送る経路に配置され且つ前記検出器上の前記色光成分を混合するように構成される、
    請求項28に記載の表面測定装置。
  30. 前記物体の前記表面の少なくとも一領域中の前記サンプリングポイントが前記渦線に沿って配置される時に、前記物体の前記表面の少なくとも前記領域中の前記サンプリングポイントは前記サンプリングルールに整合し、且つ前記渦線の中心は前記回転プラットフォームの回転軸上にある、
    請求項27に記載の表面測定装置。
  31. 前記制御モジュールは、前記物体の前記表面の少なくとも一領域中の前記サンプリングポイント同士間の距離が前記サンプリングルールに整合するように前記回転プラットフォームに対して移動するように前記運動レバーを更に制御する、
    請求項30に記載の表面測定装置。
  32. 表面測定方法であって、
    物体を一回転速度で回転し、
    測定モジュールが複数の測定位置の一つに位置される時に、前記測定モジュールによって前記物体の表面上の複数のサンプリングポイントに対して一サンプリング頻度で表面高さ測定を実行し、
    前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の前記サンプリングポイント同士間の距離をサンプリングルールに整合させるために前記測定モジュールの前記測定位置に従って前記物体の前記回転速度又は前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を選択的に調節する、表面測定方法。
  33. 前記物体の前記表面の少なくとも前記領域内の各サンプリングポイントが他の最も近いサンプリングポイントとの間に同じ距離を有する時に、前記物体の前記表面の少なくとも前記領域内の前記サンプリングポイントが前記サンプリングルールに整合する、
    請求項32に記載の表面測定方法。
  34. 前記物体の前記回転速度又は前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を選択的に調節することは、
    前記物体の前記回転速度が維持されている時に、運動レバー上の前記測定モジュールの前記測定位置に従って前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を調節することを備える、
    請求項32に記載の表面測定方法。
  35. 前記物体の前記回転速度又は前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を選択的に調節することは、
    前記測定モジュールの前記測定位置が事前設定位置であり、且つ前記測定モジュールの前記サンプリング頻度が事前設定頻度に達する時に、前記物体の前記回転速度を調節することを更に備える、
    請求項34に記載の表面測定方法。
  36. 前記物体の前記回転速度又は前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を選択的に調節することは、
    前記測定モジュールの前記サンプリング頻度が維持されている時に、運動レバー上の前記測定モジュールの前記測定位置に従って回転プラットフォームの前記回転速度を調節することを更に備える、
    請求項32に記載の表面測定方法。
  37. 前記物体の前記回転速度又は前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を選択的に調節することは、
    前記測定モジュールの前記測定位置が事前設定位置であり且つ前記物体の前記回転速度が事前設定速度に達すると、前記測定モジュールの前記サンプリング頻度を調節することを更に備える、
    請求項36に記載の表面測定方法。
  38. 前記物体を前記回転速度で回転することは、
    ウェハを前記物体に押圧すること、及び
    前記ウェハを前記物体によって平滑化することを備える、
    請求項32に記載の表面測定方法。
  39. 作業領域が前記物体の上面に前記回転軸との間に第1の距離と第2の距離を夫々有する境界の間に画定され、前記物体の前記作業領域は前記ウェハを平滑化するように使用され、且つ前記ウェハが平滑化されている時に、前記測定モジュールは、前記物体の前記作業領域中の前記サンプリングポイントに対して前記表面高さ測定を選択的に実行し、且つ前記作業領域内の前記サンプリングポイントが前記サンプリングルールに整合する、
    請求項38に記載の表面測定方法。
  40. 前記測定位置は少なくとも第1の測定位置と第2の測定位置を備え、前記第1の距離は前記物体の前記表面上の前記第1の測定位置の突出の位置と前記回転中心との間の距離によって画定され、且つ前記第2の距離は前記物体の前記表面上の前記第2の測定位置の突出の位置と前記回転中心との間の距離によって画定される、
    請求項39に記載の表面測定方法。
  41. 前記測定モジュールによって前記物体の前記表面上の前記サンプリングポイントに対して前記サンプリング頻度で前記表面高さ測定を実行することは、
    前記測定モジュールによって前記サンプリングポイントの一つに異なる波長を有する複数の光線を投射すること、
    前記測定モジュールによって前記測定されるべきサンプリングポイントから反射された少なくとも一つの反射光線を取得すること、及び
    前記測定モジュールによって前記少なくとも一つの反射光線の波長に従って前記サンプリングポイントの表面高さに関連する波長強度分布を決定することを備える、
    請求項32に記載の表面測定方法。
  42. 前記測定モジュールによって得られた前記反射光線が第1の反射光と第2の反射光よりなる時に、前記少なくとも一つの反射光線の前記波長に従って前記測定されるべきサンプリングポイントの前記表面高さを計算することは、
    前記第1の反射光の第1の波長と前記第2の反射光の第2の波長に従って前記測定されるべきサンプリングポイントの第1の高さと第2の高さを計算すること、
    前記第1の高さと前記第2の高さの間の差を計算すること、及び
    前記第1の高さと前記第2の高さの間の前記差と屈折率に従って前記第2の高さを修正し、且つ前記測定されるべきサンプリングポイントの前記表面高さとして前記修正された第2の高さを設定することを備え、
    前記第1の波長は前記第2の波長よりも短く、前記屈折率は、前記測定されるべきサンプリングポイントの前記第1の高さと前記第2の高さの間に位置される媒体に関連する、
    請求項41に記載の表面測定方法。
  43. 前記サンプリングポイントの各々の前記表面高さに従って前記物体の表面粗さを得ることを更に備える、
    請求項42に記載の表面測定方法。
  44. 前記測定モジュールによって前記サンプリングポイントの1つに前記光線を投射することは、前記測定されるべきサンプリングポイントに対して表面洗浄を実行することを備える、
    請求項43に記載の表面測定方法。
  45. 前記測定モジュールが前記サンプリングポイントの1つに対して前記表面高さ測定を実行する度に、前記測定モジュールは前記物体の前記表面上のサンプリング領域に対して前記表面高さ測定を実行するように複数の測定信号を更に使用し、且つ前記サンプリング領域は前記サンプリングポイントに関連する、
    請求項32に記載の表面測定方法。
  46. 前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の前記サンプリングポイントが渦線に沿って配置される時に、前記物体の前記表面の少なくとも前記領域内の前記サンプリングポイントは前記サンプリングルールに整合し、且つ前記渦線の中心は回転プラットフォームの回転軸上にある、
    請求項45に記載の表面測定方法。
  47. 前記測定モジュールは運動レバー上に配置され、前記物体は回転プラットフォーム上に配置され、且つ前記表面測定方法は、
    前記物体の前記表面の少なくとも一領域内の前記サンプリングポイント同士間の距離が前記サンプリングルールに整合するように前記回転プラットフォームに対して移動するように前記運動レバーを制御することを更に備える、
    請求項46に記載の表面測定方法。
  48. 前記測定光線の各々は異なる波長を有する光よりなり、且つ前記測定モジュールは前記異なる波長を有する前記光が投射される前記サンプリング領域から反射された光線の強度に従って波長強度分布を決定する、
    請求項46に記載の表面測定方法。
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