JP2001281100A - 収差測定装置及び調整装置 - Google Patents

収差測定装置及び調整装置

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JP2001281100A JP2000097423A JP2000097423A JP2001281100A JP 2001281100 A JP2001281100 A JP 2001281100A JP 2000097423 A JP2000097423 A JP 2000097423A JP 2000097423 A JP2000097423 A JP 2000097423A JP 2001281100 A JP2001281100 A JP 2001281100A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 干渉装置を利用して、レンズの収差を容易に
且つ短時間で検出する収差検出装置を提供することであ
る。 【解決手段】 レーザ11と、光を2分するビームスプリ
ッタ12と、レンズ1を支持して透過した光を集光点に集
光させる光学系14と、レンズ1を透過した光を反射させ
る球面ミラー26と、球面ミラーで反射した光と参照光と
を干渉させた干渉パターンを検出する撮像素子15と、干
渉パターンを解析する手段17,31と、を有する。干渉パ
ターンを複数の円が同心円状に配置されたものとするた
めに、球面ミラーをなす球の中心Oは集光点から若干偏
位した位置に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどに
用いられる対物レンズ等のレンズ群の収差を測定する収
差測定装置、及びこれを用いて複数のレンズからなるレ
ンズ群を組み立て時に調整する調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル技術の発達に伴い高精
細な動画や高品質な音声を光ディスクに収めて再生する
ことが可能になってきた。これに伴い、1枚の光ディス
クに記録される記憶容量の増加が求められているので、
対物レンズの開口数を拡大して記録再生時のスポット径
を小さくして、高密度記録再生を行なうことが検討され
ている。そこで、対物レンズの開口数を大きくするため
に、2枚のレンズで構成する2群レンズを使用すること
が要求されている。
【0003】かかる2群レンズは、開口数が例えば0.
75と大きいために、例えば開口数0.5程度の球面レ
ンズとは異なり、位置の調整精度として厳しい値が要求
される。そこで、2群レンズの組み立て時に、2枚のレ
ンズの光軸のずれや距離によって生じる収差を正しく評
価して2枚のレンズの位置関係を調節することが、高性
能の対物レンズを安定して作製するためには必要とな
る。
【0004】かかる調整方法としては、例えば特開平1
0−255304号に示すように、対物レンズに光を通
過させたり、または反射させたりして、撮像素子に映る
集光したスポットの位置や形状、または光の回折パター
ンに基づいて、一方のレンズに対する他方のレンズの調
整が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集光ス
ポットに基づき調節する方法は、スポット形状が小さい
ので、形状の良否判断が難しいという問題があった。こ
のため、安定した調整を行なうことが困難となってい
る。そこで、スポットの形状そのものを観測するのでは
なく、干渉を利用した調整方法も提案されている。すな
わち、対物レンズに入射させた平行光を一旦集光させて
から参照球面に入射させ、参照球面で反射させてから平
行光に戻し、戻った光を平面波からなる参照光と干渉さ
せて干渉縞を生成し、干渉縞に基づきレンズを調整する
ものである。この方法では、2群レンズの収差が干渉縞
に反映されるで、縞が消失して単色になるように、第1
レンズに対して第2レンズの位置を調整すると、2枚の
レンズの正確な位置合わせを行うことができる。
【0006】しかし、この方法では、2群レンズが未調
整の場合に、干渉縞から具体的な調整手順を見出すため
には、複雑な処理を必要とする。すなわち、通常は、検
出した干渉縞からコンピュータを用いて収差の解析を行
うことが必要である。このため、フリンジスキャンを行
い、計算時間を含めて1つの状態の解析に1分以上を要
する。従って、従来は、干渉を用いた調整は、作業効率
が劣るため実用的ではなかった。
【0007】本発明の目的は、上記問題点に鑑みて、干
渉縞を利用しながらも正確に且つ容易に収差を検出する
収差検出装置を提供することである。本発明のさらなる
目的は、干渉縞を利用して複数のレンズからなるレンズ
群のレンズ間の調整を正確に且つ容易に行うことができ
る調整装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による収差測定装
置は、透過した入射光束を一点に集光せしめるレンズの
収差を検出する収差測定装置であって、単一波長の光を
発するレーザと、前記レーザからの光を第1の光と第2
の光とに分ける分割手段と、前記第1の光を前記レンズ
に導く光学系と、球体の一部をなす凹状の鏡面からな
り、前記レンズを透過して集光点に集光した後の前記第
1の光が入射して反射される反射手段と、前記反射手段
にて反射された前記第1の光と前記第2の光とを干渉さ
せた干渉パターンを検出する検出手段と、前記反射手段
を前記光学系の光軸に対して移動させる移動手段と、前
記レンズの収差を解析する解析手段と、を有し、前記移
動手段は、前記干渉パターンをほぼ同心円状に配列され
た複数の円からなる干渉縞にするように前記球体の中心
を前記集光点から偏位させ、前記解析手段は、前記複数
の円の分布から前記レンズの収差を判別することを特徴
とするものである。
【0009】本発明による調整装置は、複数のレンズか
らなるレンズ群の収差を検出して調整する調整装置であ
って、単一波長の光を発するレーザと、前記レーザの光
を第1の光と第2の光とに分ける分割手段と、前記第1
の光を前記レンズ群に導く光学系と、球体の一部をなす
凹状の鏡面からなり前記レンズ群を透過して集光点に集
光した後の前記第1の光が入射して反射される反射手段
と、前記反射手段にて反射された光と前記第2の光とを
干渉させた干渉パターンを検出する検出手段と、前記反
射手段を前記光学系の光軸に対して移動させる移動手段
と、前記レンズの収差を解析する解析手段と、からなる
収差測定装置と、前記レンズ群のうちの1のレンズの光
軸に対する他のレンズの配置と光軸の傾きとを調整する
調整機構と、を有し、前記移動手段は、前記干渉パター
ンをほぼ同心円状に配列された複数の円にするように前
記球体の中心を前記集光点から偏位させ、前記調整機構
は、前記収差検出装置の出力に応じて、前記1のレンズ
に対する前記他のレンズの配置と光軸の傾きとを調整す
ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、図面を参照し
ながら説明する。図1に、本発明を適用したレンズ調整
装置の一実施例10を示す。本実施例において対象とな
るレンズは、例えば光記録再生装置の光ピックアップに
用いられる対物レンズ1であり、この対物レンズは、例
えば開口数(NA)が0.75となる2群レンズで構成さ
れている。対物レンズ1は、図2に示すように、第1の
支持枠2aにはめ込まれた第1のレンズ2と、第2の支
持枠3aにはめ込まれた第2のレンズ3と、からなり、
鏡筒4に第1及び第2の支持枠2a,3aとが組み込ま
れて一体に構成されている。各レンズ2,3の微調整
は、鏡筒4にはめ込まれた状態で、外力の作用によって
各支持枠2a,3aを鏡筒4に対して動かすことによっ
て、レンズ2,3の相対的位置及び光軸調整を互いに独
立して行うことができるようになっている。
【0011】図1において、対物レンズ調整装置10
は、レーザビームを発するレーザ光源11と、レーザ光
源からの光を2分するビームスプリッタ12と、ビーム
スプリッタ12から延びる一方の光路上に配設された平
面ミラー13と、ビームスプリッタ12から延びる他方
の光路上にあって対物レンズ1が配設される測定光学系
14と、ビームスプリッタ12に対してミラー13とは
反対側に配設された撮像面を有する撮像素子15と、撮
像素子15に接続された表示装置16と、撮像素子15
に接続されたコントローラ17とからなる。尚、ビーム
スプリッタ12に入射する光を平行光とするために、レ
ーザ光源11とビームスプリッタ12との間に適宜の光
学部品を配設することもできる。
【0012】測定光学系14は、2群レンズのうちの第
1のレンズ2の支持枠2aを保持するレンズ支持機構2
1と、第2のレンズ3の支持枠3aを保持するとともに
第2のレンズ3の位置及び中心軸を第1のレンズ2に対
して調整可能とするレンズ支持調整機構22と、2群レ
ンズ1を透過した光が入射するカバーガラス23と、カ
バーガラス23を支持してその位置を調節可能とするカ
バーガラス調整機構24と、入射した光を反射させる凹
状の鏡面25を有する球面ミラー26とからなる。球面
ミラー26には、測定光学系14の光軸Y方向に対して
或いは光軸Yと垂直方向に球面ミラー26を移動させる
ミラー調整機構27が取り付けられている。また、レン
ズ支持調整機構22には、手動調節機構28が設けられ
ており、オペレータがレンズの位置及び光軸の傾きを直
接調節できるようになっている。
【0013】カバーガラス23は、厚みが、対物レンズ
1が取り付けられる光ピックアップが記録再生可能な光
ディスク基板の厚みに相当し、例えば厚みが600μm
の平行平板ガラスからなる。このカバーガラス23は、
測定光学系14において、対物レンズ1を透過した光が
集光する前にカバーガラス23に入射するような位置に
配置されている。
【0014】球面ミラー26は、鏡面25が球の一部を
構成して凹状に形成されている。例えば、鏡面25は1
0mmオーダの半径からなる球の内面にて構成されてい
る。この球の中心を球面ミラー26の中心Oとする。球
面ミラー26は、ミラー調整機構27によって測定光学
系14の光軸Yに対して可動となっている。コントロー
ラ17には、収差解析装置31と、レンズ調整装置を操
作するオペレータが操作可能な入力手段32と、レンズ
支持調整機構22及びカバーガラス調整機構24を駆動
する第1のドライバ33と、ミラー調整機構27を駆動
する第2のドライバ34とが接続されている。コントロ
ーラ17には、撮像素子15から撮像面に映る画像デー
タが入力される。収差解析装置31は、上記画素データ
から干渉パターンを解析して、収差の種類及びその程度
を判別する。入力手段32は、キーボードなどにて構成
されてコントローラ17にオペレータのコマンドを伝え
るものである。第1のドライバ33は、コントローラ1
7からレンズ3及びカバーガラス23の位置を制御する
制御信号を受け取って、対応する調整機構22,24を
駆動するものである。第2のドライバ34も、コントロ
ーラ17から球面ミラー27の位置を制御する制御信号
を受け取って、調整機構27を駆動するものである。
【0015】次に、本発明の装置の動作について説明す
る。レーザ光源11は、レーザビームをビームスプリッ
タ12に向けて発し、レーザビームは平行光としてビー
ムスプリッタ12に入射する。ビームスプリッタ12で
レーザビームは2つに分けられる。一方の光は、参照光
として平面ミラー13に向かい、平面ミラー13で反射
された光は、再びビームスプリッタ12を透過して撮像
素子に15に入射する。他の光は、測定光として測定光
学系14に向かう。
【0016】測定光は、対物レンズ1を第1レンズ2、
第2レンズ3の順に通過して光束が徐々に絞られ、次に
カバーガラス23を透過し、この光束は、集光点Fに集
光されて最小スポットを形成する。この集光点Fは、対
物レンズ1に入射する光が平行光であることを考慮する
と、対物レンズの焦点と同一である。光は、集光点Fを
通過すると光束が拡散して、球面ミラー26に入射す
る。集光点Fを通過して拡散する光は、点光源を発する
光と見なすことができるので、球面波になる。次に、こ
の光は、球面ミラー26で反射されて、再び対物レンズ
1に入射する。この光は、対物レンズ1を第2レンズ
3、第1レンズ2の順に通過し、ビームスプリッタ12
によって反射されて、参照光と干渉する。撮像素子15
は、球面ミラー26から戻る測定光と参照光とが干渉し
て撮像面に形成された干渉パターンを検出する。
【0017】このとき、球面ミラー26は、中心Oを集
光点Fに一致させずに、集光点Fから若干ずれた位置に
配置する。中心Oは、集光点Fに対して測定光学系14
の光軸Yと平行な方向に、さらには光軸Yに対して垂直
方向に対して偏位しており、中心Oと集光点Fとの間の
距離は、0.1μmのオーダに制御されている。図3
に、中心Oが集光点Fに対して偏位している様子を示
す。例えば、集光点Fと球面の中心Oとが一致する場合
は、集光点Fを通過した光は、球面ミラー26の半径に
沿って進むので、反射面にて反射された光は、集光点F
に戻る。すなわち球面ミラー26に入射したときの光路
を逆にたどって対物レンズ1に戻り、再び対物レンズ1
を透過した光は平行光に戻る。
【0018】しかし、本実施例においては、中心Oが集
光点Fとは異なる位置に配置されているので、集光点F
を通過して球面ミラー26に入射する光Liは、入射方
向とは異なる方向に反射されて、すなわち、集光点Fを
通過せずに入射時とは異なる光路(Lr)をたどって対物
レンズ1に戻っていく。従って、球面ミラー26で反射
されて第2レンズ3、第1レンズ2を経た戻る光は、対
物レンズの焦点を経由していないので、球面波になって
いる。
【0019】次に、球面ミラー26で反射して戻る光
は、参照光と干渉する。仮に、集光点Fに平面ミラーを
置いて収差がない対物レンズ1を通過した光を反射させ
て、この光を参照光と干渉させる場合の干渉パターン
は、2通りになる。例えば、参照光の光軸に対して測定
光の光軸が傾いている場合は、干渉光強度に対応した明
暗からなる互いに平行な数本の縞が観測され、一方この
傾きがない場合は、縞の代わりにパターン全体が明るく
なるか、あるいは暗くなるかになる。
【0020】本実施例においては、球面ミラー26の球
面中心Oが集光点Fから0.1μmのオーダの範囲内で
ずれているので、測定光学系14から戻る球面波が参照
光と干渉すると、撮像素子15にて検出される干渉パタ
ーンPは、図4に示すように、通常、干渉光の光強度が
撮像面での明暗に対応するほぼ円形の縞の複数になる。
すなわち、干渉パターンPは、複数の円がほぼ同心円状
に配置されたものになる。
【0021】また、干渉パターンPが、例えば複数の線
がほぼ平行に現れるなど、ほぼ同心円状に配置された複
数の円にならない場合は、コントローラ17は、制御信
号によりドライバ34及びミラー調整機構27を介し
て、球面ミラー26を、集光点Fに対して測定光学系1
4の光軸Y方向に移動させたり、または光軸Yとは垂直
方向に移動させたりして、干渉パターンPを複数の円が
ほぼ同心円状に配置されたものにするのである。好まし
くは、レンズの調整に必要な測定精度を得るためには、
干渉パターンは、少なくとも4つの円がほぼ同心円状に
配置されたものになることが好ましい。しかし、ほぼ同
心円となる円の数は、4つに限らず、任意の個数とする
ことができる。そこで、干渉パターンPが、少なくとも
4つの円からなるほぼ同心円状になるように、球面ミラ
ー26の配置を測定光学系14に対して調整する。
【0022】さらに、コントローラ17は、ほぼ同心円
状の干渉縞から、半径が最小の円、すなわち最内側の円
を探しだす。次に、この最内側の円の中心Pcが撮像素
子15の撮像領域内に入るように、球面ミラー26をミ
ラー調整装置27によって測定光学系14の光軸に対し
て移動させる。望ましくは、最内側の円の中心Pcが撮
像素子15の撮像面の中心とほぼ一致するように調整さ
れる。このようにして、撮像素子15には、常に同心円
形状の干渉縞が投影され、表示装置16は、斯かる干渉
縞を表示するのである。
【0023】干渉パターンPを複数の円からなるほぼ同
心円状の干渉縞への調節が終了した後、収差解析装置3
1は、コントローラ17の指示により、干渉パターンP
の解析を開始する。収差解析装置31は、図4に示すよ
うに、干渉パターンPに対して、最内側の円の中心Pc
から互いに45°をなす8方向に放射状に補助線l1
8を引き、この線を横切る縞の間隔を計測する。この
縞の間隔の長さとその分布とから、レンズに生じている
収差とその程度とを判別するのである。この方法を用い
ると、フリンジスキャンを用いたり、またフリンジスキ
ャンにて取り込んだデータを収差係数に展開するなどの
時間のかかる処理を行わずに済むので、短時間で測定を
行うことができる。
【0024】上記図4は、収差のない理想的な干渉パタ
ーンである。対物レンズ1に収差がない場合、干渉パタ
ーンPは、最内側の円の中心Pcを中心として複数の円
が同心円状に配置されたものになる。理想の干渉パター
ンPは、3次元において中心が同一であり半径が一定値
毎に異なる複数の球面を平面で切り取った切断面に得ら
れる複数の同心円になる。また、理想の干渉パターンで
は、最内側の円の中心Pcから放射方向に測定される縞
間隔が何れの方向l1〜l8においても同一になる。
【0025】従って、例えば互いに隣り合う2つの干渉
縞の間隔が何れの補助線l1〜l8においても同一であ
り、且つ、1の補助線方向に所定距離毎に間隔が短くな
っていく場合は、レンズは無収差であると判別される。
図5に、コマ収差がある場合の干渉パターンPを示す。
対物レンズにコマ収差があると、図5に示すように、あ
る特定の方向にのみ縞の間隔が狭くなることが分かって
いる。そこで、互いに隣接する2つの干渉縞の間隔が最
も狭くなる方向が、何れの干渉縞の間ににおいてもほぼ
同一方向となる場合は、レンズにコマ収差が生じている
と判別できる。コマ収差を定量的に表す場合は、縞の間
隔がもっとも狭くなる方向とその量とを表示する。この
とき、内挿法により直接測定していない角度をコマ収差
の角度として表示することもできる。
【0026】次に、かかるデータに基づいた対物レンズ
1のコマ収差の調整を説明する。コマ収差は、カバーガ
ラス23が測定光学系14の光軸に対して傾いているた
めに生じる場合があるので、レンズそのものを調節する
前に、ドライバ33にカバーガラス位置調節信号を送っ
て、カバーガラス調整機構24によってカバーガラス2
3の傾きを調整してコマ収差の除去を試みる。カバーグ
ラス23を調整してもコマ収差が除去できない場合、か
かるコマ収差は、対物レンズ1そのものによって生じた
ものと判断される。従って、コマ収差を解消する場合
は、収差解析装置31から供給されるデータに基づい
て、レンズ支持調整機構を駆動して第1レンズ2に対す
る第2レンズ3の相対位置や傾きを調整する。
【0027】なお、レンズの調整方法は、上記方法にお
いては、検出された収差に応じて、コントローラ17が
レンズの具体的な調整方法を判定したが、これに限ら
ず、表示装置16に映る干渉パターンを直接観察したオ
ペレータが、入力手段22を介して具体的な調整操作を
コントローラ17に指示したり、または、手動調節機構
27を操作して直接レンズの位置及び光軸の傾き調整を
行ったりすることができる。
【0028】また、図6に非点収差が発生している場合
の干渉パターンPを示す。対物レンズ1に非点収差が発
生すると、図6に示すように、干渉パターンPは、直交
する2方向において一方向の縞間隔が狭く、他方向の縞
間隔が広くなることが分かっている。そこで、干渉パタ
ーンPに対して引かれた補助線のうち、互いに直交する
2方向の補助線によって測定される互いに隣接する干渉
縞の2方向における間隔の差が最大となる方向を直接或
いは角度方向に対する内挿演算によって算出する。非点
収差を定量的に表示する場合は、かかる方向とその差と
を表示するのである。
【0029】従って、かかる非点収差を解消する場合
は、コマ収差の調整と同様に、カバーガラス23を調整
した後に、レンズ支持調整機構22により、第1レンズ
2に対する第2レンズ3の位置をずらしたり回転させた
りして、対物レンズ1の調整を行なう。上記のように、
ほぼ同心円状に配置された複数の円からなる干渉縞に対
して、最内側の円の中心を通過する補助線を放射方向に
引き、各補助線を横切る干渉縞の間隔とその分布とによ
って、容易にレンズに生じた収差の種類とその程度とを
判別することができる。このように、コマ収差及び非点
収差の発生とその量とをフリンジスキャンを用いずに容
易に計測できるので、2群レンズからなる対物レンズの
調節を短時間で行うことができる。
【0030】また、対物レンズ1に球面収差が生じてい
る場合は、干渉パターンの中心からのある特定の縞まで
の距離は、何れの方向においても同一であるが、その距
離が、理想の干渉パターンから得られたものと異なる。
この差が、球面収差量に対応する値になる。そして、か
かる計測値に基づいて、第1のレンズ2に対して第2の
レンズ3を調整すればよい。
【0031】尚、上記実施例においては、2群レンズか
らなる対物レンズの収差を検出して一方のレンズに対す
る他方のレンズの位置及び光軸の傾きを調整したが、本
発明は、これに限らず、1枚のみのレンズからなるレン
ズの収差を、フリンジスキャンを用いずに容易に検出す
ることもできる。また、上記実施例においては、検出さ
れた干渉パターンをスクリーンやディスプレイなどの表
示装置16に表示することができる。これ以外の干渉パ
ターンの表示方法としては、収差の種類とその程度を数
値で表示したり、収差の方向を輝点によって表示するこ
とができる。
【0032】さらに、上記実施例において、縞の間隔を
測る補助線を8本としたが、これに限らず、測定の精度
や計測するレンズに応じて、補助線の数を増やしたり減
らすことができる。また、干渉パターンそのものを画像
として全面にわたって取り込み、特徴点を抽出するなど
の周知の画像処理方法を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収差測定装置を適用した対物レンズ調
整装置の構成を示す図である。
【図2】2群レンズからなる対物レンズの一例を示す構
成図である。
【図3】レンズを透過した光と球面ミラーとの関係を説
明する図である。
【図4】測定対象のレンズに収差が無い場合の干渉パタ
ーンを示す図である。
【図5】測定対象のレンズにコマ収差がある場合の干渉
パターンを示す図である。
【図6】測定対象のレンズに非点収差がある場合の干渉
パターンを示す図である。
【符号の説明】
11 レーザ光源 12 ビームスプリッタ 14 測定光学系 16 表示手段 17 コントローラ 26 球面ミラー 31 収差解析装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過した入射光束を一点に集光せしめる
    レンズの収差を検出する収差測定装置であって、 単一波長の光を発するレーザと、 前記レーザからの光を第1の光と第2の光とに分ける分
    割手段と、 前記第1の光を前記レンズに導く光学系と、 球体の一部をなす凹状の鏡面からなり、前記レンズを透
    過して集光点に集光した後の前記第1の光が入射して反
    射される反射手段と、 前記反射手段にて反射された前記第1の光と前記第2の
    光とを干渉させた干渉パターンを検出する検出手段と、 前記反射手段を前記光学系の光軸に対して移動させる移
    動手段と、 前記レンズの収差を解析する解析手段と、を有し、 前記移動手段は、前記干渉パターンをほぼ同心円状に配
    列された複数の円からなる干渉縞にするように前記球体
    の中心を前記集光点から偏位させ、 前記解析手段は、前記複数の円の分布から前記レンズの
    収差を判別することを特徴とする収差測定装置。
  2. 【請求項2】 前記解析手段は、前記干渉縞のうち半径
    が最小となる最小円の中心から放射状に複数の補助線を
    引いて前記補助線を横切る前記干渉縞の間隔を測定し、
    前記複数の補助線の各々にて測定された間隔と前記間隔
    の分布とから前記レンズに生じた収差を判別することを
    特徴とする請求項1記載の収差測定装置。
  3. 【請求項3】 前記解析手段は、前記複数の補助線によ
    って測定される前記干渉縞の各方向の間隔が最も粗ある
    いは密となる方向を直接若しくは角度方向に対する内挿
    演算によって求め、前記方向とその量とから前記レンズ
    の収差を判別することを特徴とする請求項2記載の収差
    測定装置。
  4. 【請求項4】 前記解析手段は、前記複数の補助線のう
    ち互いに直交する2方向の補助線によって測定される互
    いに隣接する干渉縞の前記2方向における間隔の差が最
    大となる方向を直接或いは角度方向に対する内挿演算に
    よって算出し、前記2方向と前記差とから前記レンズの
    収差を判別することを特徴とする請求項2記載の収差測
    定装置。
  5. 【請求項5】 前記解析手段は、前記複数の円が同心円
    状に配置された場合に、前記複数の補助線のうちの1の
    補助線が前記干渉縞を横切る間隔の分布から、前記レン
    ズに球面収差が存在するか否かを判別し、球面収差が存
    在する場合はその量を算出することを特徴とする収差測
    定装置。
  6. 【請求項6】 複数のレンズからなるレンズ群の収差を
    検出して調整する調整装置であって、 単一波長の光を発するレーザと、前記レーザの光を第1
    の光と第2の光とに分ける分割手段と、前記第1の光を
    前記レンズ群に導く光学系と、球体の一部をなす凹状の
    鏡面からなり前記レンズ群を透過して集光点に集光した
    後の前記第1の光が入射して反射される反射手段と、前
    記反射手段にて反射された光と前記第2の光とを干渉さ
    せた干渉パターンを検出する検出手段と、前記反射手段
    を前記光学系の光軸に対して移動させる移動手段と、前
    記レンズの収差を解析する解析手段と、からなる収差測
    定装置と、 前記レンズ群のうちの1のレンズの光軸に対する他のレ
    ンズの配置と光軸の傾きとを調整する調整機構と、を有
    し、 前記移動手段は、前記干渉パターンをほぼ同心円状に配
    列された複数の円にするように前記球体の中心を前記集
    光点から偏位させ、 前記調整機構は、前記収差検出装置の出力に応じて、前
    記1のレンズに対する前記他のレンズの配置と光軸の傾
    きとを調整することを特徴とする調整装置。
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