JP2000266636A - レンズ検査システム及びレンズ検査装置 - Google Patents

レンズ検査システム及びレンズ検査装置

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JP2000266636A
JP2000266636A JP11075030A JP7503099A JP2000266636A JP 2000266636 A JP2000266636 A JP 2000266636A JP 11075030 A JP11075030 A JP 11075030A JP 7503099 A JP7503099 A JP 7503099A JP 2000266636 A JP2000266636 A JP 2000266636A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置内に設けられた開口数の高い
対物光学系から光ディスクの記録面へ射出した光の波面
の検査が従前の干渉計でも可能となる簡易なレンズ検査
システムおよびレンズ検査装置を提供すること。 【解決手段】 レンズ検査システム1000は、光情報
記録再生装置の対物光学系の出射波面を測定するための
システムで、レーザ光源1と、対物光学系6の開口数が
光情報記録再生装置の対物光学系の開口数よりも小さい
干渉計100と、前記光情報記録再生装置の対物光学系
から射出された光束を取り込み、干渉計100の対物光
学系6で取り込める光束として射出する光束変換レンズ
16とを有する構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出射波面を測定
することで光情報記録再生装置等に搭載されているレン
ズを検査するためのレンズ検査システム及びそれに用い
られるレンズ検査装置に関し、特に開口数(NA)の高
い対物レンズ(以下、高NA対物レンズという)の検査
に好適なレンズ検査システムおよびレンズ検査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクを用いた情報記録再生装置で
は、対物レンズに欠陥があったり、光ディスクの情報記
録面に対して対物レンズが傾いていたりする場合、コマ
収差や非点収差、その他の波面収差が発生する。する
と、情報記録面上でのビームスポットを十分に小さくす
ることができず、高密度な情報の記録再生ができなくな
る。そこで生産現場では、干渉計を利用し、対物レンズ
から射出される光の波面を測定し、製品の光学性能を検
査している。
【0003】近時、光ディスクの記録情報のより一層の
高密度化を図るため、高NA対物レンズを用いた光情報
記録再生技術の開発が進んできている。しかし高NA対
物レンズからの出射波面全体を測定するためには、干渉
計は高NA対物レンズの開口数より大きい開口数を有す
る対物レンズを搭載する必要がある。
【0004】しかし干渉計用の高NA対物レンズは、被
検レンズの波面を正確に測定できるように、面精度が極
めて高いことや、波面収差を一定の範囲で抑えられるこ
と等が要求されるため、製作がかなり困難であり、費用
が高くなってしまう。さらに干渉計の構造自体も、高N
A対物レンズの精度維持の点などから精密かつ複雑にせ
ざるを得ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の事情に鑑み、専用の干渉計用高NA対物レンズを使用
しなくても、光情報記録・再生装置の高NA対物レンズ
から射出される光の波面の測定ができる、安価で簡易に
製作可能なレンズ検査システムおよびレンズ検査装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のレンズ
検査システムは、レーザ光源と干渉計とを備えているシ
ステムであって、前記干渉計の対物光学系の開口数は、
光情報記録再生装置の対物光学系の開口数よりも小さ
く、光情報記録再生装置の対物光学系から射出された光
束を取り込み、前記干渉計の対物光学系で取り込める光
束として射出する光束変換レンズを有することを特徴と
している。この構成によれば、従来の干渉計の構造を利
用しながらも、専用の高NA対物レンズを用いることな
く、光情報記録再生装置の高NA対物レンズから射出さ
れた光束の波面を取り込むことができる。
【0007】また請求項2に記載のレンズ検査システム
によれば、前記光束変換レンズは、前記光情報記録再生
装置の前記対物光学系から射出される光束の中心線と垂
直な平面である第2面と、球面を有する第1面とを有
し、前記第1面は前記干渉計の対物光学系に対向し、前
記第2面は前記光情報記録再生装置の対物光学系に対向
し、前記光束の中心線が前記第1面の曲率中心を通るよ
うに配置されている。
【0008】前記光情報記録再生装置の対物光学系と前
記光束変換レンズとの間に、前記光情報記録再生装置の
記録媒体である光ディスクの透明基板相当の屈折率と厚
みを持つ平行平面板を挿置することで(請求項3)、光
情報記録再生時における高NA対物レンズからの出射波
面を正確に再現することができる。
【0009】請求項4に記載のレンズ検査システムは、
前記光束変換レンズと前記平行平面板とが接触しない状
態で前記出射波面を測定することを特徴としている。こ
こで請求項5に記載のレンズ検査システムによれば、前
記平行平面板として前記光情報記録再生装置内のスピン
ドル部に装着されるダミーディスクを用いることができ
る。
【0010】さらに前記光束変換レンズの第2面が光情
報記録再生時に前記スピンドル部に装着される光ディス
クの記録面の位置に配置し、前記ダミーディスクは、少
なくとも前記半球レンズと対向する部分が、記録・再生
時に光ディスクが挿置される位置よりも前記光情報記録
再生装置の対物光学系側にシフトさせてもよい(請求項
6)。レンズを検査する際に光束変換レンズや、ダミー
ディスクに傷がつくおそれがあるとき、これらの構成に
することで、傷の発生を未然に防ぐことができ、しかも
光情報記録再生時における高NA対物レンズからの出射
波面を正確に測定することが可能となる。
【0011】請求項7に記載のレンズ検査システムによ
れば、前記光束変換レンズと前記平行平面板とが接触し
ている状態でも前記出射波面を測定することができる。
この場合、前記光束変換レンズは前記平行平面板と一体
に形成されることができる(請求項8)。なお前記平行
平面板として既に述べたように前記光情報記録再生装置
内のスピンドル部に装着されるダミーディスクを用いる
こともできる。
【0012】請求項9に記載のレンズ検査システムは、
前記光束変換レンズを、前記光情報記録再生装置の対物
光学系の内、最も前記光束変換レンズに近い面と密着さ
せた状態で、前記出射波面を測定することを特徴として
いる。これにより単に開口数が高い光学系のみならず従
来型の干渉計では測定できなかった開口数が1を越える
光学系、例えば、ソリッドイマージョンレンズを使用し
ている光学系から射出される光束の波面も測定すること
ができる。
【0013】前記光束変換レンズは半球レンズとするこ
とができる(請求項11)。この場合、前記光情報記録
再生装置の対物光学系から射出された光束が収束する点
と前記半球レンズの球心を一致させることが好ましい
(請求項12)。
【0014】請求項13に記載のレンズ検査装置は、光
情報記録再生装置の対物光学系の出射波面を測定するた
めに干渉計を備えているレンズ検査装置であって、前記
干渉計の対物光学系の開口数は、前記光情報記録再生装
置の対物光学系の開口数よりも小さく、前記光情報記録
再生装置の対物光学系から射出された光束を取り込み、
前記干渉計の対物光学系で取り込める光束として射出す
る光束変換レンズとを有することを特徴としている。こ
のレンズ検査装置によれば、光情報記録再生装置の高N
A対物レンズからの出射光束を取り込むことができる専
用の高NA対物レンズを使用した干渉計を使用した場合
と同等の効果を得ることができる。さらに専用の高NA
対物レンズを使用した干渉計よりもこのレンズ検査装置
は安価で簡易に構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態のレ
ンズ検査システム1000の基本的構成を図示したもの
である。レンズ検査システム1000は、光情報記録再
生装置である光ディスク装置の対物レンズからの出射波
面を測定し、対物レンズの光学性能の検査を行うための
ものである。
【0016】レンズ検査システム1000は、レーザ光
源1、立ち上げミラー2、ダミーディスク4、モニター
14、パーソナルコンピュータ15、光束変換レンズで
ある半球レンズ16および干渉計100からなるレンズ
検査装置とで構成される。ダミーディスク4は、検査時
に、光ディスクに代えて光ディスク装置のスピンドル5
に装着されるもので、光ディスクの透明基板相当の厚み
と屈折率を有するディスク状の平行平面板(透明板)で
ある。なお、レーザ光源1、立ち上げミラー2、スピン
ドル5は光ディスク装置の一部であり、記録・再生時に
も用いられるものである。
【0017】情報の記録・再生時、レーザ光源1から射
出されたレーザ光束L1は立ち上げミラー2、対物レン
ズ(以下、被検レンズと呼ぶ)31を介して、スピンド
ル5に装着される光ディスクの記録面で収束する。一
方、レンズ検査時には、被検レンズ31から射出された
光束は、ダミーディスク4と半球レンズ16を透過し、
干渉計100に入射する。上述のように情報の記録・再
生時と検査時で同一の光源を用いているため、レンズ検
査システム自体の小型化、簡易化を図ることができる。
なお被検レンズ31は高い開口数を有している(例え
ば、NA=0.9)。
【0018】干渉計100は対物レンズ6、対物レンズ
6からの光束を分割するビームスプリッタ7、分割光束
の一方の断面形状を拡大する拡大光学系80、分割光束
の他方の断面形状を縮小する縮小光学系90、直角プリ
ズム10、11、結像レンズ12、CCD13を有して
いる。対物レンズ6の開口数は、被検レンズ31の開口
数よりも小さい(例えば、NA=0.6)。
【0019】半球レンズ16は球面である第1面16A
(図2参照)と、球心を含む平面である第2面16B
(図2参照)とを有する。本実施形態では半球レンズ1
6は、第1面16Aを対物レンズ6と対向させた状態で
球心が対物レンズ6の焦点と合致するとともに、被検レ
ンズ31から射出された光束が半球レンズ16の球心で
収束するように設置されている。以上の配置にすること
で、被検レンズ31を介し半球レンズ16の球心(すな
わち対物レンズ6の焦点)で収束して半球レンズ16内
を進む光束は、半球レンズの第1面16Aでは屈折作用
は受けず対物レンズ6に向かって直進するので、対物レ
ンズ6を透過した光束は平行光束になる。
【0020】さらに本実施形態では半球レンズ16の第
2面16Bを、光ディスクの記録面の位置と同一の位置
に配置することで、情報記録再生時における光ディスク
記録面での波面の状態を第2面16Bで再現して干渉計
100に取り込めるようにしている。この時、半球レン
ズ16の第2面16Bとダミーディスク4とが密着しな
いように、ダミーディスク4は、半球レンズ16と対向
する部分を被検レンズ31側にシフトさせた形状となっ
ている。半球レンズ16とダミーディスク4を接触させ
ることで両者に傷や破損などが生ずるおそれがある場合
には、このように両者を密着させない構成とすることに
より、傷、破損などを回避することができる。
【0021】レンズの検査を行う時には、干渉計100
を光ディスク装置に装着し、光ディスク装置のトラッキ
ング機構により、被検レンズ31の光軸を干渉計の光軸
と一致させる。次にフォーカシング機構により被検レン
ズ31の光軸方向の位置の微動調整を行い、被検レンズ
31から射出された光束をダミーディスク4を介して、
光ディスクの記録面の位置4Aに位置する半球レンズ1
6の球心で収束させる。ここでレーザ光束L1は、ダミ
ーディスク4によって屈折作用を受けるものの、ダミー
ディスク4は平行平面板と考えることができるので、ダ
ミーディスク4への入射角と半球レンズ16への入射角
は等しい。
【0022】半球レンズ16の球心で収束したレーザ光
束L1は、第2面16Bで屈折作用を受けつつ半球レン
ズ16内に入射する。レーザ光束L1は半球レンズ16
の球心で収束しているため、半球レンズ16の第1面1
6Aから空気層に射出する時には第1面16Aと空気層
との境界面で屈折作用を受けず、ラジアル方向に射出す
る。
【0023】以上の事柄を図2を参照しつつ、具体的に
説明する。図2は、被検レンズ31、ダミーディスク
4、半球レンズ16、対物レンズ6の拡大図である。被
検レンズ31の開口数をNA31、半球レンズ16の屈
折率をn16、対物レンズ6の開口数をNA、空気中
の屈折率をn0とする。被検レンズ31を介して半球レ
ンズ16の球心に入射する光線の入射角の最大値をα、
その屈折角をβとして、次式(1)が成り立つ。 n0・sin α = n16・sin β・・・(1) 空気中の屈折率n0=1であるから、(1)式より、 sin β = sin α / n16・・・(2) ここでsinα=NA31、sinβ=NAであるか
ら、(2)式は、 NA=NA31/ n16・・・(3) と書き換えられる。なお、一般にn16>1であるか
ら、NA<NA31である。
【0024】すなわち、干渉計用対物レンズ6の開口数
と被検レンズ31の開口数が分かっている場合、上記
(3)式を満たす屈折率の材料で形成された半球レンズ
16を用いることで、被検レンズ31から射出された光
の波面を被検レンズ31の開口数よりも低い開口数の干
渉計用対物レンズ6を用いて測定することが可能とな
る。なお、干渉計用対物レンズ6の開口数は(3)式の
条件を満たす値NAより大きいものであってもよい。
従って、開口数NA31の被検レンズ31からの出射波
面を開口数NAの対物レンズ6で測定するためには、
半球レンズ16の屈折率n16は、 n16≧NA31/NA であればよい。
【0025】例えばNAが0.9の被検レンズ31の出
射波面をNAが0.6の対物レンズ6を有する干渉計1
00で測定しようとする場合を考えると、上記の条件よ
り、屈折率1.5以上の半球レンズを干渉計の対物レン
ズ6と組み合わせれば良い。
【0026】干渉計用対物レンズ6に入射したレーザ光
束L1は、平行光束となってビームスプリッタ7に導か
れる。レーザ光束L1は、ビームスプリッタ7内に設け
られたハーフミラー面7Aによって直角プリズム10に
向かう透過光束と直角プリズム11へ向かう反射光束と
に分割される。
【0027】直角プリズム10に向かう光束は、拡大光
学系80によって拡大されて光束L2となり、直角プリ
ズム10によって2回(180°)偏向された後、再び
ビームスプリッタ7に入射する。被検レンズ31を透過
した光束L1の出射波面中、断面中央部は最も収差が少
ない。このため、光束L2は、光束L1の中央部分を参
照光として用いるために、断面形状を拡大している。一
方、直角プリズム11に向かう光束は、縮小光学系90
によって縮小されて光束L3となり、直角プリズム11
によって2回偏向された後、再びビームスプリッタ7に
入射する。光束L3は、被検光として拡大された光束L
1の中央部と重ね合わせるために縮小している。なお、
ハーフミラー面7A上で、光束L2の中心光線と光束L
3の中心光線とがほぼ一致するようになっている。
【0028】二つの光束L2とL3はビームスプリッタ
7内のハーフミラー面7Aで合成され、合成光束L4と
して、結像レンズ12を介し、CCD13に入射して受
光面に干渉縞を形成する。干渉縞解析用パーソナルコン
ピュータ15は、CCD13から出力された、干渉縞に
対応した画像信号を取り込み、モニター14に画像を表
示させる。モニター14に映し出された干渉縞を基に干
渉縞解析用パーソナルコンピュータ15を用いて被検レ
ンズ31の検査が行われる。
【0029】以上が第1の実施形態である。なお、本実
施形態においては、ダミーディスク4を特殊な形状にし
て、半球レンズ16とダミーディスク4とが接触しない
ようにしているが、ダミーディスク4の形状は実施例の
態様に限定されるものではない。
【0030】例えば、ダミーディスク4を光ディスクと
同様の形状としてもよい。この場合、半球レンズ16と
ダミーディスク4とは数十ミクロン程度の距離を置いて
配置することができる。そのためにダミーディスク4全
体を、記録・再生時の光ディスクの装着位置よりも被検
レンズ側にシフトさせるような構成としても良い。また
半球レンズ16と、光ディスクと同様の形状のダミーデ
ィスク4とを接触させることもできる。この場合、両者
を一体形成しても良い。
【0031】ダミーディスク4の代わりに、光ディスク
の透明基板相当の厚みと屈折率を持ち、被検レンズ31
からの出射光束を取り込めるだけの大きさがある平行平
面板を用いることもできる。このとき、ダミーディスク
4の場合と同様に、平行平面板は半球レンズ16と接触
させるように配置することもでき、また接触させないよ
うに配置することもできる。接触させる場合は両者を一
体形成しても良い。図5には光ディスクの透明基板相当
の厚みと屈折率を持つ平行平面板17が半球レンズ16
の第2面に密着されている光束変換レンズ18を示し
た。また図6には光束変換レンズ18(図5)と形状は
同一であるが、半球体と平行平面板が一体形成されてい
る光束変換レンズ19を示した。
【0032】図5の場合、被検レンズ31からの出射光
束は、平行平面板17で屈折作用を受けて半球レンズ1
6の球心Qで収束された後、前記第2面で再度屈折作用
を受けつつ半球レンズ16中を進み、球面である第1面
では屈折作用を受けることなく空気中に射出される。図
6の場合、被検レンズ31からの出射光束は、平面で屈
折作用を受けて半球レンズ16の球心Qで収束された
後、球面である第1面では屈折作用を受けることなく空
気中に射出される。
【0033】すなわち光束変換レンズ18または光束変
換レンズ19は、被検レンズ31からの光束を干渉計の
NAの大きくない対物レンズ6で取り込める光束に変換
することができるため、被検レンズ31を検査すること
ができる。
【0034】なお、光束変換レンズの球面の曲率中心Q
は、被検レンズ31からの出射光束の収束位置近傍であ
って前記光束の中心線上にあれば、被検レンズ31から
みて光束の収束位置よりも後方にあってもよい。そして
光束の収束位置は、光束変換レンズの球面の曲率中心Q
か、あるいはそれよりも被検レンズ31側であって、光
束全体が光束変換レンズの球面から射出できる位置にあ
ればよい。従って図7と図8で示すように、光束変換レ
ンズ18または光束変換レンズ19は、光束を平面の中
心で収束させるように配置しても被検レンズ31を検査
することができる。
【0035】この場合、対物レンズ6は、光束変換レン
ズ18または光束変換レンズ19から射出された光束の
一番外側の光線を被検レンズ31側に延長したときの交
点Pに対物レンズ6の一方の焦点が一致する位置に配置
する。この配置により、光束変換レンズ18または光束
変換レンズ19を透過して対物レンズ6に入射した光束
は平行光束として射出される(図7、図8参照)。
【0036】平行平面板やダミーディスクは使用せずに
半球レンズ16のみ使用しても検査することができる。
この場合、情報記録再生時の出射波面の再現の正確さは
若干落ちるものの、平行平面板と各レンズとの位置調整
などを簡略化できレンズ検査の高速化を図ることができ
る。
【0037】また本実施形態では光束変換レンズとして
半球レンズ16を使用しているが、被検レンズ31から
射出された光束を取り込み、干渉計の対物レンズ6で取
り込める光束として射出する機能を有する光学系であれ
ばこの形状に限らず使用することができる。例えば図9
に示す光束変換レンズ20も使用することができる。光
束変換レンズ20は、球体の一部を平面で切り取った形
状をしている。
【0038】なお、図9では光束変換レンズ20は、光
束を平面の中心で収束させる位置に配置しているが、光
束変換レンズ18や光束変換レンズ19と同様に他の位
置、例えば光束を球心の曲率中心Q(図9参照)で収束
させるような位置に配置しても被検レンズ31を検査す
ることができる。
【0039】次に、第2の実施形態として、開口数が1
を越える対物光学系の検査を行うレンズ検査システムに
ついて説明する。開口数が1を越える対物光学系として
は、たとえばニア・フィールド記録(NFR)技術と呼
ばれる記録再生方式を採用している光磁気ディスク記録
再生装置等に搭載されている、ソリッドイマージョンレ
ンズ(以下、SILという)を利用したものが知られて
いる。従来の干渉計では、SILを用いた対物光学系か
らの出射波面の検査、測定は不可能であった。
【0040】図3は本発明における第2実施形態のレン
ズ検査システム2000の基本的な配置を示す図であ
る。第2実施形態においては、光情報記録・再生装置の
対物光学系(以下、被検光学系という)30として、対
物レンズ32およびSIL33が用いられている。SI
L33は半球面33A(図4参照)と、球心を含む平面
33B(図4参照)とを有し、半球面33Aを対物レン
ズ32と対向させた状態で球心が対物レンズ32の焦点
と合致するよう配置される。その他の構成要素は第1実
施形態と同じであるため、第1実施形態と同じ参照番号
により示して、説明は省略する。
【0041】第2実施形態においては、ダミーディスク
は用いず、干渉計100をセットする際、半球レンズ1
6とSIL33を、両者の球心が一致するようにして密
着させる。
【0042】レーザ光源1から射出されたレーザ光束L
1は立ち上げミラー2によって対物レンズ32に向けて
偏向される。レーザ光束L1は、対物レンズ32によっ
て収束されてSIL33に導かれる。対物レンズ32は
干渉計100方向の焦点が、SIL33の球心と同一に
なるよう設置されているため、レーザ光束L1はSIL
33の球心に向かって収束され半球面33Aで屈折は起
こらない。
【0043】SIL33の平面33Bは空気層に面して
おり、被検光学系30の開口数が1を越える。従って、
境界面(空気とSIL33の平面33Bとの境界面)で
全反射が起こるためレーザ光束L1自体は射出せず、エ
バネッセント光のみがSIL33の球心近傍から漏れて
くる。情報の記録再生時は、前記エバネッセント光をス
ピンドル5に装着されている光ディスクの記録面に照射
する。
【0044】本実施形態では、SIL33と半球レンズ
16は球心が一致した状態で密着されているため、レー
ザ光束L1は全反射せず半球レンズ16に入射する。球
心を通ったレーザ光束L1は、半球レンズ16の半球面
16Aで屈折することなく射出し、干渉計用対物レンズ
6へ入射する。
【0045】以上の事柄を図4を参照しつつ、具体的に
説明する。図4は、対物レンズ32とSIL33とから
なる被検光学系30、半球レンズ16、対物レンズ6の
拡大図である。対物レンズ32の開口数をNA32、S
IL33の屈折率をn33、被検光学系30の開口数を
NA30(≧1)、半球レンズ16の屈折率をn16
対物レンズ6の開口数をNAとする。レーザ光束L1
について次式(4)が成り立つ。 n33・sin γ = n16・sin δ・・・(4) sin γ=NA32であるから(4)式より、 sin δ = n33・NA32/ n16・・・(5) ここでn33・NA32=NA30と見なすことがで
き、かつsinδ=NAであるから、(5)式は、 NA=NA30/ n16・・・(6) と書き換えられる。
【0046】すなわち、干渉計用対物レンズ6の開口数
と被検光学系30の開口数が分かっている場合、上記
(6)式を満たす屈折率の材料で形成された半球レンズ
16を用いることで、被検光学系30から射出された光
の波面を1よりも小さい開口数の干渉計用対物レンズ6
を用いて測定することが可能となる。なお、干渉計用対
物レンズ6の開口数は(6)式の条件を満たす値NA
より大きいものであってもよい。従って、開口数NA
30の被検光学系30からの出射波面を開口数NA
対物レンズ6で測定するためには、半球レンズ16の屈
折率n16は、 n16≧NA30/NA であればよい。
【0047】レーザ光束L1が干渉計対物レンズ6を射
出してからレンズの検査が行われるまでの過程は第1実
施形態と同様であるので、ここでは省略する。
【0048】以上が第2の実施形態である。なお本実施
形態では、NAが1を越えている被検光学系を検査する
ために被検光学系30と半球レンズ16とを密着させて
いるが、NAが1を越えていない被検光学系(例えば、
第1実施形態)であっても、被検光学系と半球レンズ1
6とを密着させて検査することができる。
【0049】本実施形態を図示している図3では、SI
Lと半球レンズが同等の大きさで描かれているが、それ
ぞれの球心が一致するのであれば、使用する半球レンズ
の大小は問わない。
【0050】また第1実施形態と同様に、光束変換レン
ズは半球レンズに限定されず、例えば図6や図8に示し
た光束変換レンズ19または図9に示した光束変換レン
ズ20を使用することもできる。
【0051】本発明は、第1、第2実施形態とも、ラジ
アルシェアリング干渉計を使用しているが、ラテラルシ
ェアリング干渉計や、ローテーショナルシェアリング干
渉計など実施形態と異なるタイプの干渉計であっても使
用できる。
【0052】
【発明の効果】上述の通り、レンズ検査システムにNA
の大きくない対物レンズを有する干渉計と光束変換レン
ズとを採用することにより、高NA対物レンズからの出
射波面を、従来型の干渉計でも測定することが可能とな
る。しかも従来、測定が不可能であった開口数が1を越
えるような対物光学系についても、出射波面を測定する
ことができ、検査することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のレンズ検査システムの配置を示
す図である。
【図2】第1実施形態のレンズ検査システムの半球レン
ズ付近を拡大した図である。
【図3】第2実施形態のレンズ検査システムの配置を示
す図である。
【図4】第2実施形態のレンズ検査システムの半球レン
ズ付近を拡大した図である。
【図5】光束変換レンズの変形例を示す図である。
【図6】光束変換レンズの変形例を示す図である。
【図7】光束変換レンズの変形例を示す図である。
【図8】光束変換レンズの変形例を示す図である。
【図9】光束変換レンズの変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 4 ダミーディスク 4A 光ディスク記録面 6 干渉計用対物レンズ 16(16A、16B) 光束変換レンズ(半球
レンズ) 17 平行平面板 18 光束変換レンズ 19 光束変換レンズ 20 光束変換レンズ 30 光ディスク装置用対物光学系 31 光ディスク装置用高NA対物レンズ 32 光ディスク装置用高NA対物レンズ 33(33A、33B) SIL 100 干渉計 1000 レンズ検査システム 2000 レンズ検査システム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光情報記録再生装置の対物光学系の出射
    波面を測定するためのレンズ検査システムであって、 レーザ光源と干渉計とを備え、 前記干渉計の対物光学系の開口数は、前記光情報記録再
    生装置の対物光学系の開口数よりも小さく、 前記光情報記録再生装置の対物光学系から射出された光
    束を取り込み、前記干渉計の対物光学系で取り込める光
    束として射出する光束変換レンズを有することを特徴と
    するレンズ検査システム。
  2. 【請求項2】 前記光束変換レンズは、前記光情報記録
    再生装置の前記対物光学系から射出される光束の中心線
    と垂直な平面である第2面と、球面を含む第1面とを有
    し、 前記第1面は前記干渉計の対物光学系に対向し、前記第
    2面は前記光情報記録再生装置の対物光学系に対向し、
    前記光束の中心線が前記第1面の曲率中心を通るように
    配置されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ検
    査システム。
  3. 【請求項3】 前記光情報記録再生装置の対物光学系と
    前記光束変換レンズとの間に、前記光情報記録再生装置
    の記録媒体である光ディスクの透明基板に相当する屈折
    率と厚みを持つ平行平面板が挿置されることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載のレンズ検査システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記光束変換レンズと前記平行平面板と
    が接触しないことを特徴とする請求項3に記載のレンズ
    検査システム。
  5. 【請求項5】 前記平行平面板は前記光情報記録再生装
    置内のスピンドル部に装着されるダミーディスクである
    ことを特徴とする請求項4に記載のレンズ検査システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記光束変換レンズの第2面が光情報記
    録再生時に前記スピンドル部に装着される光ディスクの
    記録面の位置に配置され、 前記ダミーディスクの、少なくとも前記光束変換レンズ
    と対向する部分は、前記光情報記録再生装置の対物光学
    系側にシフトしていることを特徴とする請求項5に記載
    のレンズ検査システム。
  7. 【請求項7】 前記光束変換レンズと前記平行平面板と
    が接触していることを特徴とする請求項3に記載のレン
    ズ検査システム。
  8. 【請求項8】 前記光束変換レンズが前記平行平面板と
    一体に形成されていることを特徴とする請求項7に記載
    のレンズ検査システム。
  9. 【請求項9】 前記光束変換レンズを、前記光情報記録
    再生装置の対物光学系の内、最も前記光束変換レンズに
    近い面と密着させたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のレンズ検査システム。
  10. 【請求項10】 前記光情報記録再生装置の対物光学系
    の開口数が1より大きいことを特徴とする請求項9に記
    載のレンズ検査システム。
  11. 【請求項11】 前記光束変換レンズは半球レンズであ
    ることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか
    に記載のレンズ検査システム。
  12. 【請求項12】 前記光情報記録再生装置の対物光学系
    から射出された光束が収束する点と前記半球レンズの球
    心を一致させたことを特徴とする請求項11に記載のレ
    ンズ検査システム。
  13. 【請求項13】 光情報記録再生装置の対物光学系の出
    射波面を測定するためのレンズ検査装置であって、 干渉計を備えており、 前記干渉計の対物光学系の開口数は、前記光情報記録再
    生装置の対物光学系の開口数よりも小さく、 前記光情報記録再生装置の対物光学系から射出された光
    束を取り込み、前記干渉計の対物光学系で取り込める光
    束として射出する光束変換レンズを有することを特徴と
    するレンズ検査装置。
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