JP2017067120A - 潤滑構造体 - Google Patents

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和彦 野原
Kazuhiko NOHARA
和彦 野原
実 神林
Minoru Kanbayashi
実 神林
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Abstract

【課題】回転軸に回転可能に設けられている回転体を回転可能に支持するベアリングに潤滑油を適切に供給できるようにする。
【解決手段】アウトプットシャフト11と、スラストワッシャ70と、6速メインギヤM6と、3速メインギヤM3と、3速メインギヤM3を相対回転可能に支持するニードルベアリング72と、を有する潤滑構造体7において、アウトプットシャフト11のスラストワッシャ70の取付部分11aの径は、ニードルベアリング72の外径よりも短く、6速メインギヤM6の歯部M6aの外径は、ニードルベアリング72の外径よりも長く、スラストワッシャ70は、内周に、1以上の溝部71を有し、溝部71の最も外側の部位までのアウトプットシャフト11の中心からの長さは、ニードルベアリング72の外径以上であり、6速メインギヤM6の歯部M6aの内径よりも長く、6速メインギヤM6の歯部M6aの外径よりも短く構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転軸の軸方向にスラストワッシャを介して並んだ2つの部材の一方の内径側に潤滑油を流すための潤滑構造体に関する。
従来、変速機では、シャフトにスラストワッシャを介して複数のギヤを軸方向に並べて設けている。シャフトに配置されたギヤの中には、ニードルベアリングを介してシャフトに設けられているものがある。このようなギヤに対しては、ニードルベアリングに潤滑油を供給することが必要である。
例えば、ドライブシャフトのスプライン軸部の両側に装着したニードルベアリングによりドライブシャフトを回転自在に軸支し、スプライン軸部とニードルベアリングの間にスラストワッシャを設けて、一方のニードルベアリングから他方のニードルベアリングへ潤滑油を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
実開昭63−11967号公報
変速機においては、シャフトに配置されたギヤは、他のシャフトに設けられたギヤと噛合するようになっており、ギヤの歯部に供給されている潤滑油は、他のギヤと噛合すると、例えば、シャフトの軸方向の両側に流れる。
この際、ギヤの隣に、スラストワッシャが存在すると、シャフトの軸方向に流れた潤滑油は、スラストワッシャによって、軸方向への流れが遮られてしまう虞がある。このため、スラストワッシャを挟んで配置されたギヤ間においては、潤滑油を適切に供給できない虞がある。
また、スラストワッシャによって潤滑油の流れが遮られない場合であっても、ギヤの歯部と、スラストワッシャを挟んで配置されたギヤの内径側のベアリングとの径方向の位置がずれていると、潤滑油をベアリングに適切に供給できない虞がある。
このことは、スラストワッシャを挟んで配置されている、シャフトに相対回転可能に設けられた部材(回転体)についても同様な状況が生じる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、回転軸に回転可能に設けられている回転体を回転可能に支持するベアリングに潤滑油を適切に供給することのできる技術を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の一観点に係る潤滑構造体は、回転軸と、回転軸に設けられるスラストワッシャと、回転軸に、スラストワッシャを介して設けられる、ギヤ部材及び回転体と、回転体を回転軸に対して相対回転可能に支持するベアリングと、を有する潤滑構造体であって、回転軸のスラストワッシャが設けられる部分の径は、ベアリングの外径よりも短く、ギヤ部材の歯部の外径は、ベアリングの外径よりも長く、スラストワッシャは、内周に、1以上の溝部を有し、溝部の最も外側の径は、ベアリングの外径以上であり、ギヤ部材の歯部の内径よりも長く、ギヤ部材の歯部の外径よりも短い。
上記潤滑構造体において、回転体は、ギヤであってもよい。
また、上記潤滑構造体において、ギヤ部材は、回転軸と一体回転可能に設けられていてもよい。
また、上記潤滑構造体において、スラストワッシャの溝部の内壁は、回転部材側になるほど、回転軸の軸との距離が短くなっていてもよい。
本発明によると、回転軸に回転可能に設けられている回転体を回転可能に支持するベアリングに潤滑油を適切に供給することができる。
本発明の一実施形態に係る潤滑構造体を有するマニュアル変速機の全体構成を示す図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る潤滑構造体を示す図である。(b)は、本発明の一実施形態に係るスラストワッシャの前面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る潤滑構造体を有するマニュアル変速機を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係る潤滑構造体を有するマニュアル変速機の全体構成を示す図である。
マニュアル変速機(以下、変速機という)1は、インプットシャフト10と、インプットシャフト10と同軸に配置されたアウトプットシャフト11と、これらインプットシャフト10及びアウトプットシャフト11に平行に配置されたカウンタシャフト12及びリバースアイドラシャフト15とを備えている。変速機1においては、基本的には、インプットシャフト10の入力側端部と、アウトプットシャフト11の出力側端部とを除いて、変速機ケース2(フロントケース2a、及びリアケース2b)内に収容される。変速機ケース2の内部には、各部を潤滑させるための潤滑油が収容されている。
インプットシャフト10は、フロントケース2aにベアリング17により回転可能に支持されている。ベアリング17は、変速機ケース2の外側、(フロントケース2aの前方側)から、変速機ケース2の内側(フロントケース2aの後方側)への潤滑油の流入を防止する機能(シール機能)を有している。
インプットシャフト10には、インプットメインギヤ13が一体回転可能に設けられている。インプットシャフト10の後方側には、アウトプットシャフト11の前方側端部が図示しないニードルベアリングを介して回転自在に支持される支持穴が形成されている。
アウトプットシャフト11には、入力側(前方側)から順に、第1ハブ21、3速メインギヤM3、第1スラストワッシャ70、6速メインギヤM6、5速メインギヤM5、2速メインギヤM2、第3ハブ41、1速メインギヤM1、第4ハブ51、リバースメインギヤMR、第2スラストワッシャ80が設けられている。3速メインギヤM3、第1スラストワッシャ70、2速メインギヤM2、1速メインギヤM1、及びリバースメインギヤMRは、アウトプットシャフト11に相対回転可能に設けられ、第1ハブ21、6速メインギヤM6、5速メインギヤM5、第3ハブ41、第4ハブ51、及び第2スラストワッシャ80はアウトプットシャフト11に一体回転可能に設けられている。本実施形態では、6速メインギヤM6及び5速メインギヤM5は、アウトプットシャフト11と一体成形されている。
カウンタシャフト12は、フロントケース2aにベアリング18により略水平に回転可能に支持されている。ベアリング18は、変速機ケース2の外側、(フロントケース2aの前方側)から、変速機ケース2の内側(フロントケース2aの後方側)への潤滑油の流入を防止する機能(シール機能)を有している。
カウンタシャフト12には、入力側から順に、インプットメインギヤ13と噛合するインプットカウンタギヤ14、3速メインギヤM3と噛合する3速カウンタギヤC3、6速メインギヤM6と噛合する6速カウンタギヤC6、第2ハブ31、5速メインギヤM5と噛合する5速カウンタギヤC5、2速メインギヤM2と噛合する2速カウンタギヤC2、1速メインギヤM1と噛合する1速カウンタギヤC1、リバースアイドラギヤ16を介してリバースメインギヤMRと噛合するリバースカウンタギヤCRが設けられている。インプットカウンタギヤ14、3速カウンタギヤC3、第2ハブ31、2速カウンタギヤC2、1速カウンタギヤC1、リバースカウンタギヤCRはカウンタシャフト12に一体回転可能に設けられ、5速カウンタギヤC5、6速カウンタギヤC6はカウンシャフト12に相対回転可能に設けられている。
カウンタシャフト12の内部には、軸心を中心として軸方向に延び、潤滑油を導入するための軸心穴12aと、軸心穴12aからカウンタシャフト12の外周面に径方向に延び、潤滑油を外周面の開孔から放出するための1以上の径方向流路12bとが形成されている。
第1シンクロ機構20は、アウトプットシャフト11に固定された第1ハブ21と、インプットメインギヤ13に固定されたインプットドグギヤ22と、3速メインギヤM3に固定された3速ドグギヤ23と、第1ハブ21に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第1スリーブ24と、第1スリーブ24と各ドグギヤ22,23との間にそれぞれ介装された一対のシンクロナイザリングSRとを備えている。第1スリーブ24の外周凹溝には、第1スリーブ24を軸方向に移動させる第1シフトフォークF1が係合されている。
第1スリーブ24が前方に移動してインプットドグギヤ22とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットシャフト10からアウトプットシャフト11に直結となり、アウトプットシャフト11は4速相当で回転する。第1スリーブ24が後方に移動して3速ドグギヤ23とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、3速カウンタギヤC3、3速メインギヤM3となり、アウトプットシャフト11は3速相当で回転する。
第2シンクロ機構30は、カウンタシャフト12に固定された第2ハブ31と、6速カウンタギヤC6に固定された6速ドグギヤ32と、5速カウンタギヤC5に固定された5速ドグギヤ33と、第2ハブ31に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第2スリーブ34と、第2スリーブ34と各ドグギヤ32,33との間にそれぞれ介装された一対のシンクロナイザリングSRとを備えている。第2スリーブ34の外周凹溝には、第2スリーブ34を軸方向に移動させる第2シフトフォークF2が係合されている。
第2スリーブ34が前方に移動して6速ドグギヤ32とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、6速カウンタギヤC6、6速メインギヤM6となり、アウトプットシャフト11は6速相当で回転する。第2スリーブ34が後方に移動して5速ドグギヤ33とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、5速カウンタギヤC5、5速メインギヤM5となり、アウトプットシャフト11は5速相当で回転する。
第3シンクロ機構40は、アウトプットシャフト11に固定された第3ハブ41と、2速メインギヤM2に固定された2速ドグギヤ42と、1速メインギヤM1に固定された1速ドグギヤ43と、第3ハブ41に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第3スリーブ44と、第3スリーブ44と各ドグギヤ42,43との間にそれぞれ介装された一対のシンクロナイザリングSRとを備えている。第3スリーブ44の外周凹溝には、第3スリーブ44を軸方向に移動させる第3シフトフォークF3が係合されている。
第3スリーブ44が前方に移動して2速ドグギヤ42とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、2速カウンタギヤC2、2速メインギヤM2となり、アウトプットシャフト11は2速相当で回転する。第3スリーブ44が後方に移動して1速ドグギヤ43とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、1速カウンタギヤC1、1速メインギヤM1となり、アウトプットシャフト11は1速相当で回転する。
第4シンクロ機構50は、アウトプットシャフト11に固定された第4ハブ51と、リバースメインギヤMRに固定されたリバースドグギヤ53と、第4ハブ51に回転不能且つ軸方向に移動可能に取り付けられた第4スリーブ54と、第4スリーブ54とリバースドグギヤ53との間に介装されたシンクロナイザリングSRとを備えている。第4スリーブ54の外周凹溝には、第4スリーブ54を軸方向に移動させる第4シフトフォークF4が係合されている。
第4スリーブ54が後方に移動してリバースドグギヤ53とスプライン噛合すると、動力伝達経路はインプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、リバースカウンタギヤCR、リバースアイドラギヤ16、リバースメインギヤMRとなり、アウトプットシャフト11は逆回転する。
次に、図1の範囲Xに含まれる潤滑構造体について説明する。
図2(a)は、本発明の一実施形態に係る潤滑構造体を示す図であり、図2(b)は、本発明の一実施形態に係るスラストワッシャの前面図である。図2(a)は、図1の範囲Xの拡大図である。
潤滑構造体7は、アウトプットシャフト11と、ギヤ部材の一例としての6速メインギヤM6と、第1スラストワッシャ70と、回転体の一例としての3速メインギヤM3と、ニードルベアリング72と、を有する。
3速メインギヤM3と、6速メインギヤM6とは、第1スラストワッシャ70を挟んでアウトプットシャフト11に設けられている。3速メインギヤM3は、ニードルベアリング72を介してアウトプットシャフト11に相対回転可能に設けられている。
6速メインギヤM6は、アウトプットシャフト11に相対回転不能に設けられている。本実施形態では、6速メインギヤM6は、アウトプットシャフト11と一体成形されている。6速メインギヤM6は、カウンタシャフト12に設けられた6速カウンタギヤC6と噛合している。
第1スラストワッシャ70は、内周側に、1以上(図では、4)の溝部71が形成されている。溝部71は、略円柱状(アウトプットシャフト11の軸方向に対して垂直な面での断面が略半円形状)となっている。
第1スラストワッシャ70の内径は、アウトプットシャフト11の第1スラストワッシャ70が設けられる部分(取付部11a)の径と同じであり、ニードルベアリング72の外径(アウトプットシャフト11の中心軸からニードルベアリング外周面72aまでの長さ)よりも短い。したがって、溝部71とニードルベアリング72側の空間とが、連通することが確保される。
第1スラストワッシャ70の溝部71の最も外側の最外部71aまでのアウトプットシャフト11の中心軸からの長さは、ニードルベアリング72の外径以上である。したがって、溝部71と、ニードルベアリング72側の空間とが連通する径方向の距離をできるだけ長く確保することができる。
また、第1スラストワッシャ71の前方側端面は、3速メインギヤM3のニードルベアリング72の外側の後方向の端面と接触している。したがって、溝部71が、前方側において、ニードルベアリング72側の空間と、ニードルベアリング72側の空間の外側の空間とが直接連通してしまうことを効果的に防止できる。このため、溝部71に流入する潤滑油が、ニードルベアリング72側の空間の外側の空間に漏れ出すことを抑制することができる。
また、溝部71の最外部71aまでのアウトプットシャフト11の中心軸からの長さは、6速メインギヤM6の歯部M6aの内径(アウトプットシャフト11の中心軸から歯部M6aの内周面M6bまでの距離)よりも長い。したがって、溝部71と、歯部M6a側の空間とが連通することが確保される。この結果、溝部71を介して、歯部M6a側の空間と、ニードルベアリング72側の空間とが連通することが確保される。
また、溝部71の最外部71aまでのアウトプットシャフト11の中心軸からの長さは、6速メインギヤM6の歯部M6aの外径(アウトプットシャフト11の中心軸から歯部M6aの外周面M6cまでの距離)よりも短い。したがって、溝部71が、後方側において、歯部M6aの外側の空間と、歯部M6aの空間を介することなく直接連通してしまうことを防止できる。このため、溝部71に流入する潤滑油が、歯部M6aの外側の空間に漏れ出すことを抑制することができる。
次に、潤滑構造体7における潤滑油の流れについて説明する。
変速機1の動作中には、潤滑油が6速メインギヤM6の歯部M6aや、6速カウンタギヤC6の歯部に供給される。アウトプットシャフト11が回転すると、6速メインギヤM6は、アウトプットシャフト11と一体して回転する。この結果、6速メインギヤM6と噛合する6速カウンタギヤC6とが回転することとなる。
6速カウンタギヤC6と噛合している6速メインギヤM6の歯部M6aにおいては、その部位に存在する潤滑油が、アウトプットシャフト11の軸方向の両側(前方及び後方)に流れ出す(矢印R1,R2)。
軸方向の前方に流れ出した潤滑油は、歯部M6aの空間と連通する第1スラストワッシャ70の溝部71に流入し、溝部71に連通するニードルベアリング72側の空間に流入する(矢印R3)。これにより、潤滑油がニードルベアリング72に供給されることとなる。
以上説明したように、本発明に係る潤滑構造体7によると、第1スラストワッシャ70の溝部71を介して、6速メインギヤM6の歯部M6a側の空間と、ニードルベアリング72の空間とが適切に連通するようにしたので、6速メインギヤM6の歯部M6aが6速カウンタギヤC6の歯部と噛合することにより流れる潤滑油を、適切にニードルベアリング72に供給することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、溝部71を軸方向に延びる略半円柱状(断面が略半円形状)としていたが、溝部71の形状は、これに限られず、例えば、略直方体形状(断面が略矩形)であってもよく、任意の形状であってよい。
また、上記実施形態において、溝部71の内壁を、3速メインギヤM3側になるほど、アウトプットシャフト11の軸に近づくように形成してもよい。このようにすると、3速メインギヤM3側への潤滑油の流れを円滑にすることができ、ニードルベアリング72へ潤滑油を効果的に供給することができる。
また、上記実施形態では、運転者の操作レバーの操作により直接スリーブを移動させて変速を行うマニュアル変速機(MT)を例にしていたが、スリーブをアクチュエータにより移動させて変速を行う機械式自動マニュアル変速機(AMT)に本発明を適用してもよい。
1 変速機
2a フロントケース
2b リアケース
7 潤滑構造体
10 インプットシャフト
11 アウトプットシャフト
12 カウンタシャフト
12a 軸心穴
13 インプットメインギヤ
14 インプットカウンタギヤ
15 リバースアイドラシャフト
16 リバースアイドラギヤ
22 インプットドグギヤ
23 3速ドグギヤ
24,34,44,54 スリーブ
32 6速ドグギヤ
33 5速ドグギヤ
42 2速ドグギヤ
43 1速ドグギヤ
53 リバースドグギヤ
70 第1スラストワッシャ
70a 外径
71 溝部
71a 最外部
72 ニードルベアリング
C1 1速カウンタギヤ
C2 2速カウンタギヤ
C3 3速カウンタギヤ
C5 5速カウンタギヤ
C6 6速カウンタギヤ
M1 1速メインギヤ
M2 2速メインギヤ
M3 3速メインギヤ
M5 5速メインギヤ
M6 6速メインギヤ
M6a 歯部
M6b 内周面
M6c 外周面
SR シンクロナイザリング

Claims (4)

  1. 回転軸と、前記回転軸に設けられるスラストワッシャと、前記回転軸に、前記スラストワッシャを介して設けられる、ギヤ部材及び回転体と、前記回転体を前記回転軸に対して相対回転可能に支持するベアリングと、を有する潤滑構造体であって、
    前記回転軸の前記スラストワッシャが設けられる部分の径は、前記ベアリングの外径よりも短く、
    前記ギヤ部材の歯部の外径は、前記ベアリングの外径よりも長く、
    前記スラストワッシャは、内周に、1以上の溝部を有し、
    前記溝部の最も外側の部位の前記回転軸中心からの長さは、前記ベアリングの外径以上であり、前記ギヤ部材の前記歯部の内径よりも長く、前記ギヤ部材の前記歯部の外径よりも短い
    潤滑構造体。
  2. 前記回転体は、ギヤである
    請求項1に記載の潤滑構造体。
  3. 前記ギヤ部材は、前記回転軸と一体回転可能に設けられている
    請求項1又は請求項2に記載の潤滑構造体。
  4. 前記スラストワッシャの前記溝部の内壁は、前記回転部材側になるほど、前記回転軸の軸との距離が短くなっている
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の潤滑構造体。
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