JP2017065794A - フレキシブルコンテナ破袋システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレコン1が載置される床版10が設けられ、床版10にはフレコン1の底面中央部を含むように円形の開口部11が形成される。有底円筒形の回転体12aの先端に環状の切削部12bを有するコアドリル12が設けられる。駆動装置14は、コアドリル12を軸線回りに回転させつつ、軸線方向に移動させ、床版10の下側から、開口部11を介して、フレコン1の底面に押付ける。位置決め保持装置20は、床版10上でフレコン1を位置決め保持する。
【選択図】 図1
Description
尚、本明細書では、「フレキシブルコンテナ」という用語に関し、以下では、略称として一般に定着している「フレコン」を用いる。
特許文献1に記載のフレコン破袋装置(開封装置)は、荷受けホッパ内に上刃付ナイフ体を逆V字状に固設し、この上にフレコンを急速に降下させてフレコンの底部を開裂させる。
かかる除去物を一時保管場所から中間貯蔵施設へ搬入して貯蔵する際、分別と減容化処理のため、フレコンを破袋して、収容物を取り出す必要がある。このため、破袋装置が必要となる。
また、図6(A)、(B)に一般的なフレコンの正面図及び底面図を示すように、フレコンには2本の吊りベルトが縫い付けられており、フレコンの底面では2本のベルトが交差して、二重になっている。このベルト交差部は厚手のベルトが二重に縫い付けられており、簡単に切断することができない。
従って、特許文献1に記載の破袋装置のように底面中央部から切断しようとするもの、あるいは底面中央部を横断する形で切断しようとするものは、ベルト交差部を切断しなければならず、これによって確実な切断が困難となる恐れがある。
しかし、カッターを回転させても、フレコンの袋が逃げてしまったり、フレコンの底部にしわ等があったりすると、刃が中に入って行かず、その結果フレコンを破袋できないことがあるという問題点がある。
また、フレコンに収納された除去物には、コンクリート片や金属片など、硬いものも含まれる。除去土壌の場合でも、採取した場所の土質や、フレコンに詰められて長時間放置されたことで、フレコン内で締固められていて、極めて硬いこともある。このような場合に、フレコンの切断のためには鋭利なカッターが必要であるが、収容物が硬いと刃が折れてしまうなど、普通のカッターでは、確実な切断が困難になると考えられる。
本発明に係るフレコン破袋システムは、前記床版上で前記フレコンを位置決め保持する位置決め保持装置を更に含んで構成されるとよい。
また、1つの切刃ではフレコンの収容物の如何によっては切刃が負けてしまうことがあるが、コアドリルを用いることで、フレコンの収容物の如何にかかわらず破袋が可能となる。
また、位置決め保持装置を併用することで、破袋の確実性を更に向上させることができる。
図1〜図3は本発明の第1実施形態を示し、図1はフレコン破袋システムの正面図、図2は平面図、図3は工程図である。
コアドリル12は、有底円筒形の回転体12aの先端側(開口側)に環状の切削部(刃部)12bを有する。コアドリル12はまた、回転体12aの基端側(底部側)に軸部12cを有し、この軸部12cがモータ13により支持されると共に、モータ13により回転駆動可能とされている。
切削部12bは、ダイヤモンド製のダイヤモンドビットであるとよい。
駆動装置14は、本実施形態では、コアドリル12の軸線と平行に垂直方向に延びる送りねじ15と、送りねじ15を回転駆動可能なモータ16と、送りねじ15に螺合されて送りねじ15の回転により送りねじ15に沿って移動する移動部材17と、を含んで構成され、この移動部材17にコアドリル12駆動用の前記モータ13が取付けられる。尚、移動部材17は回り止め部材(図示せず)により送りねじ15回りの回動を阻止されている。
尚、本システムは、放射性物質を取り扱うことから、基本的に無人状態でかつ外部から遠隔操作可能な状態で自動運転され、その運転状態は監視カメラにより監視される。
また、位置決め保持装置20が作動し、床版10上のフレコン1を位置決め保持する。
コアドリル12の回転体12aの筒部及び底部には内外を連通する連通孔(図示せず)が形成されているので、コアドリル12内に入った収容物は連通孔より排出される。
また、床版10及びコアドリル12の下方にはホッパ(図示せず)が配置されており、フレコン1より排出された収容物はホッパに回収される。
これによれば、1つの切刃を回転させるのではなく、全周にわたる切削部を有する円筒形の回転体であるコアドリル12を回転させることにより、フレコン1の一部が逃げたとしても、全周のどこかでフレコン1に突入でき、1箇所でも突入すれば、そこを起点として全周を切り裂き、穴をあけることができる。しかも、フレコン1の底面中央部のベルト交差部を避けて切り開くことができる。これにより、破袋の確実性を向上させることができる。
また、1つの切刃ではフレコン1の収容物の如何によっては切刃が負けてしまうことがあるが、コアドリル12を用いることで、フレコン1の収容物の如何にかかわらず破袋が可能となる。
かかる位置決め保持装置20を併用することで、コアドリル12による切断中にフレコン1を押さえておくことができ、破袋の確実性を更に向上させることができる。
かかる構成とすることで、フレコン1の底面に均等にコアドリル12を突入させることができる。きれいな穴をあけることができる。
かかる構成とすることで、フレコン1の収容物の排出が容易となる。但し、かかる連通孔は有底円筒形の回転体12aの筒部及び底部のいずれか一方にのみ形成するようしてもよい。
フレコン1内の除去土壌の中には、水分を多く含んでいるものや、粘度の高いものがあり、これらはコアドリル12に付着しやすく、一度付着すると、その上に更に付着して、堆積するようになり、コアドリル12の切断性能が低下する。従って、加熱装置22により周期的に(又は、連続的あるいは定期的に)に加熱することにより、水分を蒸発させて、付着物を脱落しやすくすることができ、所期の切断性能を維持できるようになる。
このとき、フレコン1の収容物が開口部11から下方に落下するのに対し、コアドリル12が斜め下方に移動して、開口部11の直下から逃げることができる。従って、コアドリル12がフレコン1の収容物の排出の妨げとなることがない。
2 ワイヤ
3 フック
10 床版
11 開口部
12 コアドリル
12a 回転体
12b 切削部
12c 軸部
13 モータ
14 駆動装置
15 送りねじ
16 モータ
17 移動部材
20 位置決め保持装置
22 加熱装置
Claims (7)
- フレキシブルコンテナが載置される床版と、
前記フレキシブルコンテナの底面中央部を含むように前記床版に形成された開口部と、
有底円筒形の回転体の先端に環状の切削部を有するコアドリルと、
前記コアドリルを軸線回りに回転させつつ、軸線方向に移動させ、前記床版の下側から、前記開口部を介して、前記フレキシブルコンテナの底面に押付ける駆動装置と、
を含んで構成される、フレキシブルコンテナ破袋システム。 - 前記床版上で前記フレキシブルコンテナを位置決め保持する位置決め保持装置を更に含んで構成されることを特徴とする、請求項1記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記コアドリルは、その軸線が垂直方向に配置され、前記駆動装置は、前記コアドリルを垂直方向に移動させることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記コアドリルは、その軸線が垂直方向に対し斜めに配置され、前記駆動装置は、前記コアドリルを斜めに移動させることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記コアドリルは、有底円筒形の回転体の筒部及び底部の少なくとも一方に内外を連通する連通孔を有することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記コアドリルを加熱する加熱装置を更に含んで構成されることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナ破袋システムを用いて、除染に伴い発生した除去物を収容しているフレキシブルコンテナを破袋することを特徴とする、フレキシブルコンテナ破袋方法。
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