JP2017065257A - 光透過性導電フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】導電層の厚さが21nm以上であるにもかかわらず、視認性を高め、かつ抵抗値を低くすることができる光透過性導電フィルムを提供する。【解決手段】本発明に係る光透過性導電フィルムは、光透過性及び導電性を有する導電層と、前記導電層の一方の表面側に配置されている低屈折率層及び高屈折率層とを備え、前記導電層の厚さが21nm以上、35nm以下であり、前記低屈折率層の厚さが21nm以上、30nm以下であり、前記高屈折率層の厚さが0.4μm以上、2μm以下であり、前記低屈折率層の屈折率が1.40以上、1.55以下であり、前記高屈折率層の屈折率が1.65以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、光透過性及び導電性を有する光透過性導電フィルムに関する。
近年、スマートフォン、携帯電話、ノートパソコン、タブレットPC、複写機又はカーナビゲーションなどの電子機器において、タッチパネル式の液晶表示装置が、広く用いられている。このような液晶表示装置では、基材上に透明導電層が積層された光透過性導電フィルムが用いられている。
下記の特許文献1には、透明なフィルム基材と、透明なSiO(x=1.0〜2.0)薄膜と、透明な導電性薄膜とがこの順で積層されている透明導電フィルムが開示されている。上記透明なSiO薄膜は、10〜100nmの厚さを有し、1.40〜1.80の光の屈折率を有し、0.8〜3.0nmの平均表面粗さ〔Ra〕を有する。上記透明な導電性薄膜は、20〜35nmの厚さを有し、3〜15重量%のSnO/(In+SnO)重量比を有し、インジウム・スズ複合酸化物により形成されている。
下記の特許文献2には、基材フィルムと、高屈折率層と、SiO膜と、透明導電膜とがこの順で積層された透明導電フィルムが開示されている。上記高屈折率層は、1.61〜1.80の屈折率を有し、30nm以上の厚みを有する。上記SiO膜は、1.40〜1.50の屈折率を有することが好ましく、3〜30nmの厚みを有することが好ましい。
特開2006−19239号公報 WO2013/038718A1
例えば、タッチパネルにおいて、高精細な表示を維持しつつ、操作性を高めたり、大型化したりするためには、透明導電層の導電率を高くする必要がある。透明導電層の抵抗値を下げるためには、透明導電層を厚くする必要がある。しかし、透明導電層を厚くすると、視認性が低下する傾向がある。また、従来の透明導電フィルムでは、高温下又は高湿下に晒されたときに、導電率が低下する傾向がある。
本発明の目的は、導電層の厚さが21nm以上であるにもかかわらず、視認性を高め、かつ抵抗値を低くすることができる光透過性導電フィルムを提供することである。
本発明の広い局面によれば、光透過性及び導電性を有する導電層と、前記導電層の一方の表面側に配置されている低屈折率層及び高屈折率層とを備え、前記導電層の厚さが21nm以上、35nm以下であり、前記低屈折率層の厚さが21nm以上、30nm以下であり、前記高屈折率層の厚さが0.4μm以上、2μm以下であり、前記低屈折率層の屈折率が1.40以上、1.55以下であり、前記高屈折率層の屈折率が1.65以上である、光透過性導電フィルムが提供される。
本発明に係る光透過性導電フィルムのある特定の局面では、前記導電層の表面抵抗が110Ω/□以下であり、全光線透過率が89%以上である。
本発明に係る光透過性導電フィルムのある特定の局面では、透過色差が1.9以下、反射色差が6.0以下である。
本発明に係る光透過性導電フィルムは、光透過性及び導電性を有する導電層と、上記導電層の一方の表面側に配置されている低屈折率層及び高屈折率層とを備え、上記導電層の厚さが21nm以上、35nm以下であり、上記低屈折率層の厚さが21nm以上、30nm以下であり、上記高屈折率層の厚さが0.4μm以上、2μm以下であり、上記低屈折率層の屈折率が1.40以上、1.55以下であり、上記高屈折率層の屈折率が1.65以上であるので、導電層の厚さが21nm以上であるにもかかわらず、視認性を高め、かつ抵抗値を低くすることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光透過性導電フィルムを示す断面図である。 図2は、本発明の第2の実施形態に係る光透過性導電フィルムを示す断面図である。
以下、本発明の詳細を説明する。
本発明に係る光透過性導電フィルムは、導電層と、低屈折率層と、高屈折率層とを備える。上記低屈折率層及び上記高屈折率層は、上記導電層の一方の表面側に配置されている。上記低屈折率層及び上記高屈折率層はいずれも、上記導電層の両側の表面のうち、一方の表面側に配置されている。上記低屈折率層は、上記高屈折率層よりも低い屈折率を有する。上記高屈折率層は、上記低屈折率層よりも高い屈折率を有する。本明細書において、上記高屈折率層及び上記低屈折率層を合わせて、屈折率調整層と呼ぶことがある。
本発明では、上記の構成が備えられているので、導電層の厚さが21nm以上であるにもかかわらず、色差を小さくして視認性を高め、かつ抵抗値を低くすることができる。
さらに、本発明では、上記の構成が備えられているので、高温下又は高湿下に晒されたときに、導電率の低下を抑えることができる。すなわち、本発明では、耐湿熱性を高めることができる。
抵抗値を効果的に低くする観点からは、上記導電層の厚さは、好ましくは25nm以上、より好ましくは30nm以上である。本発明では、上記導電層が厚い場合には、本発明の効果がより一層効果的に発揮される。
色差を効果的に小さくし、抵抗値を効果的に低くする観点からは、上記高屈折率層の厚さの上記低屈折率層の厚さに対する比(高屈折率層の厚さ/低屈折率層の厚さ)は好ましくは22以上、より好ましくは50以上、好ましくは95以下、より好ましくは71以下である。
色差を効果的に小さくし、抵抗値を効果的に低くする観点からは、上記高屈折率層の屈折率の上記低屈折率層の屈折率に対する比(高屈折率層の屈折率/低屈折率層の屈折率)は好ましくは1.05以上、より好ましくは1.1以上、好ましくは1.4以下、より好ましくは1.3以下である。
本発明に係る光透過性導電フィルムは、導電層のパターンが視認され難いので、液晶表示装置に用いた場合、表示光の視認性を高めることができる。よって、光透過性導電フィルムは、液晶表示装置に好適に用いることができる。
特に、タッチパネルにおいては、導電層のパターンが視認されると、表示品質及び使用性に大きな悪影響が生じる。導電層のパターンが視認され難いため、本発明に係る光透過性導電フィルムは、液晶表示装置に好適に用いることができ、タッチパネルにより好適に用いることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明する。以下の図面では、各層の厚みは、図示の便宜上、実際の厚みとは異なっている。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光透過性導電フィルムを示す断面図である。
図1に示すように、光透過性導電フィルム1は、基材2、導電層3、低屈折率層4、高屈折率層5及び保護フィルム6を備える。
基材2は、第1の表面2a及び第2の表面2bを有する。第1の表面2aと、第2の表面2bとは、互いに対向している。基材2の第1の表面2a上に、低屈折率層4及び高屈折率層5を含む屈折率調整層が積層されている。本実施形態では、基材2の第1の表面2a上に、高屈折率層5が積層されている。高屈折率層5の基材2側とは反対の表面上に低屈折率層4が積層されている。低屈折率層4の高屈折率層5側とは反対の表面上に導電層3が積層されている。低屈折率層4は、導電層3に接している。基材2の第1の表面2aは、屈折率調整層が積層される側の表面である。基材2は、屈折率調整層と保護フィルム6との間に配置される部材であり、導電層3と保護フィルム6との間に配置される部材であり、導電層3及び屈折率調整層の支持部材である。
導電層の表面上に、低屈折率層が積層されていることが好ましく、低屈折率層の導電層側とは反対の表面側に高屈折率層が積層されていることが好ましい。導電層の表面上に、低屈折率層が積層されていてもよく、低屈折率層の導電層側とは反対の表面側に高屈折率層が積層されていてもよい。
基材2の第2の表面2b上に、保護フィルム6が積層されている。第2の表面2bは、保護フィルム6が積層される側の表面である。保護フィルム6を設けることで、基材2の第2の表面2bを保護することができる。
基材2は、基材フィルム11、第1及び第2のハードコート層12,13を有する。基材フィルム11は、光透過性の高い材料により構成されている。基材フィルム11の導電層3側の表面上には、第2のハードコート層13が積層されている。
基材フィルム11の保護フィルム6側の表面上には、第1のハードコート層12が積層されている。第1のハードコート層12は、保護フィルム6に接している。
導電層3は、光透過性が高く、かつ導電性の高い材料により構成されている。導電層3は、屈折率調整層の表面上に部分的に積層されている。光透過性導電フィルム1は、屈折率調整層の表面上において、導電層3がある部分と、導電層3がない部分とを有する。
保護フィルムは、粘着剤層により、基材の第2の表面に積層されてもよい。基材の第2の表面は、保護フィルムの上記粘着剤層と接していることが好ましい。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る光透過性導電フィルムを示す断面図である。
図2に示すように、光透過性導電フィルム1Aでは、第1のハードコート層12が設けられていない。光透過性導電フィルム1Aは、第2のハードコート層13と、基材フィルム11とがこの順で積層された基材2Aを有する。光透過性導電フィルム1Aでは、基材フィルム11の導電層3とは反対側の表面上に直接、保護フィルム6が積層されている。
本発明に係る光透過性導電フィルムでは、光透過性導電フィルム1Aのように、第1のハードコート層が設けられていなくてもよい。基材フィルムの表面上に、保護フィルムが直接積層されていてもよい。また、第2のハードコート層が設けられていなくてもよい。基材フィルムの導電層側の表面上には、屈折率調整層及び導電層がこの順に積層されていてもよい。
次に、図1に示す光透過性導電フィルム1の製造方法を説明する。
光透過性導電フィルム1は、例えば、以下の方法により作製することができる。
基材フィルム11の一方の表面上に、第1のハードコート層12を形成する。具体的には、樹脂に紫外線硬化樹脂を用いる場合は、まず、光硬化性モノマー及び光開始剤を希釈剤中で撹拌して塗工液を作製する。得られた塗工液を基材フィルム11上に塗布し、紫外線を照射して樹脂を硬化させて、第1のハードコート層12を形成する。
続いて、第1のハードコート層12上に保護フィルム6を形成する。保護フィルム6として、基材シート上に粘着剤層が設けられた保護フィルムを用いる場合は、粘着面を第1のハードコート層12の表面に貼り合わせて、第1のハードコート層12上に保護フィルム6を形成することができる。
次に、基材フィルム11の第1のハードコート層12とは反対側の表面上に、第2のハードコート層13を形成する。具体的には、樹脂に紫外線硬化樹脂を用いる場合は、まず、光硬化性モノマー及び光開始剤を、希釈剤中で撹拌して塗工液を作製する。得られた塗工液を基材フィルム11の第1のハードコート層12側とは反対側の表面上に塗布し、紫外線を照射して樹脂を硬化させ第2のハードコート層13を形成する。
次に、第2のハードコート層13上に高屈折率層5及び低屈折率層4を形成する。具体的に、SiOを用いる場合は、蒸着又はスパッタリングにより第2のハードコート層13上に屈折率調整層を形成することができる。
上記のようにして、基材フィルム11上に、第1及び第2のハードコート層12,13、高屈折率層5及び低屈折率層4を形成する。なお、本発明において、第1及び第2のハードコート層12,13は設けなくてもよい。この場合には、基材フィルム11の導電層3側の表面が、基材2の第1の表面2aであり、基材フィルム11の保護フィルム6側の表面が、基材2の第2の表面2bである。また、高屈折率層5をハードコート層として形成する場合に、第2のハードコート層13はなくてもよい。
次に、屈折率調整層(高屈折率層5及び低屈折率層4)上に、導電層3を形成することにより、光透過性導電フィルム1を作製することができる。
導電層の形成方法としては、特に限定されない。例えば、蒸着又はスパッタリングにより形成した金属膜をエッチングする方法や、スクリーン印刷又はインクジェット印刷などの各種印刷方法、並びにレジストを用いたフォトリソグラフィー法等の公知のパターニング方法等を用いることができる。形成した導電層3は、アニール処理により結晶性が高められていることが好ましい。
以下、光透過性導電フィルムを構成する各層の詳細を説明する。
(基材)
基材の全体の厚みは、特に限定されないが、好ましくは23μm以上、より好ましくは50μm以上、好ましくは300μm以下、より好ましくは200μm以下である。
基材フィルム;
基材フィルムは、高い光透過性を有することが好ましい。従って、基材フィルムの材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン、ポリエーテルサルフォン、ポリスルホン、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリアリレート、ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、及びセルロースナノファイバー等が挙げられる。上記シクロオレフィンポリマーは、シクロオレフィンコポリマー、であってもよい。上記基材フィルムの材料は、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
基材フィルムの厚みは、好ましくは5μm以上、より好ましくは20μm以上、好ましくは190μm以下、より好ましくは125μm以下である。基材フィルムの厚みが、上記下限以上及び上記上限以下である場合、導電層のパターンを、より一層視認され難くすることができる。
また、基材フィルムの光透過率に関しては、波長380〜780nmの可視光領域における平均透過率が好ましくは85%以上、より好ましくは90%以上である。
また、基材フィルムは、各種安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤又は着色剤を含んでいてもよい。
第1及び第2のハードコート層;
第1及び第2のハードコート層はそれぞれ、バインダー樹脂により構成されていることが好ましい。上記バインダー樹脂は、硬化樹脂であることが好ましい。上記硬化樹脂としては、熱硬化樹脂や、活性エネルギー線硬化樹脂などを用いることができる。生産性及び経済性を良好にする観点から、上記硬化樹脂は、紫外線硬化樹脂であることが好ましい。
上記紫外線硬化樹脂を形成するための光硬化性モノマーとしては、例えば、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリレート、ポリ(ブタンジオール)ジアクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリイソプロピレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート及びビスフェノールAジメタクリレートのようなジアクリレート化合物;トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリトリトールモノヒドロキシトリアクリレート及びトリメチロールプロパントリエトキシトリアクリレートのようなトリアクリレート化合物;ペンタエリトリトールテトラアクリレート及びジ−トリメチロールプロパンテトラアクリレートのようなテトラアクリレート化合物;並びにジペンタエリトリトール(モノヒドロキシ)ペンタアクリレートのようなペンタアクリレート化合物等が挙げられる。上記紫外線硬化樹脂としては、5官能以上の多官能アクリレート化合物も用いてもよい。上記多官能アクリレート化合物は、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。また、上記多官能アクリレート化合物に、光開始剤、光増感剤、レベリング剤、希釈剤などを添加してもよい。
また、第1のハードコート層は、樹脂部及びフィラーにより構成されていてもよい。第1のハードコート層がフィラーを含む場合、導電層のパターンをより一層視認され難くすることができる。なお、第1のハードコート層がフィラーを含む場合、ゆず肌が生じることがあり、液晶表示装置に用いると表示光が見えにくくなることがある。従って、ゆず肌を生じ難くする観点からは、第1のハードコート層が、フィラーを含まず、樹脂部のみによって構成されていることが望ましい。あるいは、フィラーの平均粒子径が、第1のハードコート層の厚みより小さく、フィラーが、第1のハードコート層の表面において突出していないことが好ましい。
上記フィラーとしては、特に限定されないが、例えば、シリカ、酸化鉄、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化アンチモン、酸化ジルコニウム、酸化錫、酸化セリウム、インジウム−錫酸化物などの金属酸化物粒子;シリコーン、(メタ)アクリル、スチレン、メラミン等などの樹脂粒子等が挙げられる。より具体的には、架橋ポリ(メタ)アクリル酸メチルなどの樹脂粒子を用いることができる。上記フィラーは、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
また、第1及び第2のハードコート層はそれぞれ、各種安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤又は着色剤を含んでいてもよい。
(屈折率調整層:低屈折率層及び高屈折率層)
上記低屈折率層の屈折率は1.40以上、1.55以下である。上記高屈折率層の屈折率は1.65以上である。
上記低屈折率層及び上記高屈折率層はそれぞれ、上記の屈折率を満足するように適宜形成される。上記の特定の屈折率を有する屈折率層を形成することで、導電層と、第2のハードコート層又は基材フィルムとの間の屈折率の差を小さくすることができるので、光透過性導電フィルムの光透過性をより一層高めることができる。
上記屈折率調整層を構成する材料としては、屈折率調整機能を有する限り特に限定されず、ZrO、TiO、SiO、MgF、Alなどの無機材料や、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂及びシロキサンポリマーなどの有機材料、または、それら無機−有機材料の混合物が挙げられる。上記高屈折率層をハードコート層として形成してもよい。上記高屈折率層をハードコート層として形成する場合に、上述した第1及び第2のハードコート層の材料の中から、屈折率が1.65以上となる材料を選択し、上記高屈折率層を形成することができる。
上記屈折率調整層は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法又は塗工法により形成することができる。
上記低屈折率層の厚さは21nm以上、30nm以下である。上記高屈折率層の厚さは0.4μm以上、2μm以下である。上記の特定の厚みを有する屈折率調整層を形成することで、導電層と、第2のハードコート層又は基材フィルムとの間の屈折率の差を小さくすることができるので、光透過性導電フィルムの光透過性をより一層高めることができる。
(導電層)
上記導電層の厚さが21nm以上、35nm以下である。上記導電層の厚みは、比較的厚い。本発明では、上記導電層の厚さが21nm以上であるにもかかわらず、色差を小さくし、かつ抵抗値を低くすることができる。
導電層は、光透過性を有する導電性材料により形成されている。上記導電性材料としては、特に限定されないが、例えば、IZO(インジウム亜鉛酸化物)や、ITO(インジウムスズ酸化物)などのIn系酸化物、SnO、FTO(フッ素ドープ酸化スズ)などのSn系酸化物、AZO(アルミニウム亜鉛酸化物)、GZO(ガリウム亜鉛酸化物)などのZn系酸化物、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、リチウム、マグネシウム、アルミニウム、マグネシウム−銀混合物、マグネシウム−インジウム混合物、アルミニウム−リチウム合金、Al/Al混合物、Al/LiF混合物、金等の金属、CuI、Agナノワイヤー(AgNW)、カーボンナノチューブ(CNT)又は導電性透明ポリマーなどが挙げられる。上記導電性材料は、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
導電性をより一層高め、光透過性をより一層高める観点から、上記導電性材料は、IZO(インジウム亜鉛酸化物)や、ITO(インジウムスズ酸化物)などのIn系酸化物、SnO、FTO(フッ素ドープ酸化スズ)などのSn系酸化物、AZO(アルミニウム亜鉛酸化物)、GZO(ガリウム亜鉛酸化物)などのZn系酸化物であることが好ましく、ITO(インジウムスズ酸化物)であることがより好ましい。
導電層の厚さは、21nm以下であり、好ましくは50nm以下、より好ましくは30nm以下である。
導電層の厚みが上記下限以上である場合、光透過性導電フィルムの導電性をより一層高めることができる。導電層の厚みが上記上限以下である場合、導電層のパターンをより一層視認され難くすることができる。導電層の表面抵抗は110Ω/□以下であることが好ましく、100Ω/□以下であることがより好ましい。
また、光透過性導電フィルムの光透過率に関しては、可視光領域における全光線透過率が好ましくは89%以上、より好ましくは90%以上である。該全光線透過率は85%以上であってもよい。また、色差に関しては、透過色差は好ましくは1.9以下、より好ましくは1.5以下、反射色差は好ましくは6.0以下、より好ましくは5.0以下である。
(保護フィルム)
保護フィルムは、基材シート及び粘着剤層により構成されていることが好ましい。
上記基材シートは、高い光透過性を有することが好ましい。上記基材シートの材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン、ポリエーテルサルフォン、ポリスルホン、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリアリレート、ポリアミド、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロース、及びセルロースナノファイバー等が挙げられる。
上記粘着剤層は、(メタ)アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ウレタン系接着剤又はエポキシ系接着剤により構成することができる。熱処理による粘着力の上昇を抑制する観点から、上記粘着剤層は、(メタ)アクリル系粘着剤により構成されていることが好ましい。
上記(メタ)アクリル系粘着剤は、(メタ)アクリル重合体に、必要に応じて架橋剤、粘着付与樹脂及び各種安定剤などを添加した粘着剤である。
上記(メタ)アクリル重合体は、特に限定されないが、(メタ)アクリル酸エステルモノマーと、他の共重合可能な重合性モノマーとを含む混合モノマーを共重合して得られた(メタ)アクリル共重合体であることが好ましい。
上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーとしては、特に限定されないが、アルキル基の炭素数が1〜12の1級又は2級のアルキルアルコールと、(メタ)アクリル酸とのエステル化反応により得られる(メタ)アクリル酸エステルモノマーが好ましく、具体的には、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルなどが挙げられる。上記(メタ)アクリル酸エステルモノマーは、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
上記他の共重合可能な重合性モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル;(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル、グリセリンジメタクリレート、(メタ)アクリル酸グリシジル、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、クロトン酸、マレイン酸及びフマル酸等の官能性モノマーが挙げられる。上記他の共重合可能な重合性モノマーは、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
上記架橋剤としては、特に限定されず、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、メラミン系架橋剤、過酸化物系架橋剤、尿素系架橋剤、金属アルコキシド系架橋剤、金属キレート系架橋剤、金属塩系架橋剤、カルボジイミド系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、アジリジン系架橋剤、アミン系架橋剤、多官能アクリレートなどが挙げられる。上記架橋剤は、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
上記粘着付与樹脂としては、特に限定されないが、例えば、脂肪族系共重合体、芳香族系共重合体、脂肪族・芳香族系共重合体及び脂環式系共重合体等の石油系樹脂;クマロン−インデン系樹脂;テルペン系樹脂;テルペンフェノール系樹脂;重合ロジン等のロジン系樹脂;フェノール系樹脂;キシレン系樹脂等が挙げられる。上記粘着付与樹脂は、水素添加された樹脂であってもよい。上記粘着付与樹脂は、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
保護フィルムの厚みは、好ましくは25μm以上、より好ましくは50μm以上、好ましくは300μm以下、より好ましくは200μm以下である。保護フィルムの厚みが、上記下限以上及び上記上限以下である場合、導電層のパターンを、より一層視認され難くすることができる。
以下、本発明について、具体的な実施例に基づき、更に詳しく説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。
(実施例1)
(1)光透過性導電フィルムの作製
ハードコート層の形成;
光硬化性モノマーとしてのウレタンアクリレートオリゴマー100重量部と、希釈溶剤としてのトルエン及びメチルイソブチルケトン(MIBK)の混合溶剤140重量部と、光開始剤としてのイルガキュア194(チバスペシャルティケミカル社製)7重量部とを混合撹拌して、塗工液を調製した。
基材フィルムであるPETフィルム(東洋紡社製「コスモシャインA4100」)の両面に上記塗工液を塗布し、乾燥させた。乾燥後、高圧水銀ランプにより200mJ/cmの紫外線を照射することにより樹脂を硬化させ、厚み2μmの第1のハードコート層を形成した。
高屈折率層の形成;
UV硬化型ハードコート液として、ZrOナノ粒子分散のアクリレートオリゴマー(東洋インキ社製「リオデュラスTYZ」)を用意した。この液を上記基材フィルムの第1のハードコート層と反対の面に塗布し、乾燥させた。乾燥後、高圧水銀ランプにより200mJ/cmの紫外線を照射することにより樹脂を硬化させて、屈折率1.65の高屈折率層を形成した。
保護フィルムの貼り合わせ;
第1のハードコート層上に、保護フィルム(厚み50μm)を、粘着剤層側から貼り合わせた。
低屈折率層の形成;
高屈折率層上に、Si純度99.9%の多結晶をSiターゲット材として用いて、ACマグネトロンスパッタリング法により、SiO膜を形成した。具体的には、チャンバー内を5×10−4Pa以下となるまで真空排気した後に、チャンバー内にArガス:95%及び酸素ガス:5%の混合ガスを導入し、厚さ23nmのSiO膜を堆積させて、低屈折率層を形成した。
導電層の形成;
上記低屈折率層上に、酸化インジウム:93重量%及び酸化スズ:7重量%の焼結体材料をターゲット材として用いて、DCマグネトロンスパッタリング法により、低屈折率層の全面を覆う透明導電層を形成した。具体的には、チャンバー内を5×10−4Pa以下となるまで真空排気した後に、チャンバー内にArガス:95%及び酸素ガス:5%の混合ガスを導入し、厚さ22nmのITO層(透明導電層)を形成した。ITO層を堆積したPETフィルムをオーブンにて150℃で、60分加熱し、光透過性導電フィルムを得た。得られたフィルムに、レジストを貼り、露光、現像を行った。続いて、エッチング、剥離、洗浄、乾燥の各工程をこの順に行い、ITO層のパターニングを行なった。それによって、パターニングされた光透過性導電フィルムを得た。
(実施例2〜9及び比較例1〜7)
導電層、低屈折率層及び高屈折率層の厚さを下記の表1に示すように設定したこと、並びに、低屈折率層及び高屈折率層の屈折率を下記の表1に示すように設定したこと以外は実施例1と同様にして、光透過性導電フィルムを得た。
(評価)
(1)各層の厚さ及び屈折率の算出
各層の厚さ(光学膜厚)及び屈折率は、正反射率を測定し、測定値から光学シュミレーションすることで算出した。具体的に、反射率測定に関しては、分光光度計(日立製作所社製「U4100」、又はその同等品)に付属の5°正反射ユニットを取り付け、正反射モードを用いて、入射角を5°として波長:200〜800nm(測定範囲)における反射スペクトルを測定した。尚、測定に際しては、サンプルの裏面反射や裏面側からの反射を無くすために、サンプルの裏面側に黒色のテープ(ヤマト社製「NO200−50−21」)を貼り付けた。サンプルの裏面側とは、上記透明導電層と反対側の面である。上記保護フィルムをはがした状態で、裏面に黒テープを貼り付けた。光学シュミレーションソフト(J.A.Woollam社製「WVASE32」)を用いて、正反射スペクトルの形状及びピーク・バレーの位置のフィッティングを行い、各層の厚さ及び屈折率を算出した。
(2)色差
色差に関しては、上記ITO層パターニング前後の色味を測定し、パターニング有無による色味の差をJIS Z8729に基づき算出した。具体的には、ITO層を含むフィルムの色味は、分光光度計(大塚電子社製「MCPD−9800」、又はその同等品)を用いてJIS Z8729に基づいて測定した。ITO層を含まないパターニング後のフィルムについて、上記同様の方法で色味を測定した。サンプルの状態は、光透過性導電フィルムから保護フィルムを剥がした状態である。尚、ITO側から光を入射し、裏面から出てくる光を透過色味、ITO層側から光を入射させ、ITO側へ反射してくる光を反射色味とする。
(3)表面抵抗(Rs)
表面抵抗は、表面抵抗計(MITUBISHI CHEMICAL ANALYTECH社製「Loresta−EP」、又はその同等品)を用いて、4端子法により測定した。
(4)全光線透過率(TT)
全光線透過率は、ヘーズメーター(日本電飾社製「NDH−2000」、又はその同等品)を用いて、JIS K7105に基づいて、測定した。
Figure 2017065257
1,1A…光透過性導電フィルム
2,2A…基材
2a…第1の表面
2b…第2の表面
3…導電層
4…低屈折率層
5…高屈折率層
6…保護フィルム
11…基材フィルム
12…第1のハードコート層
13…第2のハードコート層

Claims (3)

  1. 光透過性及び導電性を有する導電層と、
    前記導電層の一方の表面側に配置されている低屈折率層及び高屈折率層とを備え、
    前記導電層の厚さが21nm以上、35nm以下であり、
    前記低屈折率層の厚さが21nm以上、30nm以下であり、
    前記高屈折率層の厚さが0.4μm以上、2μm以下であり、
    前記低屈折率層の屈折率が1.40以上、1.55以下であり、
    前記高屈折率層の屈折率が1.65以上である、光透過性導電フィルム。
  2. 前記導電層の表面抵抗が110Ω/□以下であり、
    全光線透過率が89%以上である、請求項1に記載の光透過性導電フィルム。
  3. 透過色差が1.9以下、反射色差が6.0以下である、請求項1又は2に記載の光透過性導電フィルム。
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