JP2017063685A - トラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡素化及び操作性の向上を図りながら、感度調節が可能なドラフト制御を行えるようにする。【解決手段】トラクタは、制御バルブ17のスプール17Aを高さ設定レバー18に連動させる第1リンク機構19、及び、スプール17Aをリフトアーム15に連動させるフィードバックリンク機構20の作用でポジション制御を行い、スプール17Aを負荷検出部材21に連動させる第2リンク機構22、及び、フィードバックリンク機構20の作用でドラフト制御を行い、感度調節機構23は、運転部に備えた感度調節レバー44の操作に連動して、第2リンク機構22に備えた中継アーム41の揺動支点軸42を位置変更して、第1リンク機構19の揺動アーム30と第2リンク機構22の操作アーム39との隙間Sを変更することで、ドラフト制御でのスプール17Aの作動感度を調節する。【選択図】図2

Description

本発明は、牽引式の作業装置を吊り下げ支持するリフトアームと、前記リフトアームを上下方向に揺動駆動する油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータの作動を制御する制御バルブと、前記作業装置の制御目標高さを設定する高さ設定レバーと、前記制御バルブのスプールを前記高さ設定レバーに連動させる第1リンク機構と、牽引負荷に応じて前後移動する負荷検出部材と、前記スプールを前記負荷検出部材に連動させる第2リンク機構と、前記スプールが前記負荷検出部材と連動するときの作動感度を変更する感度調節機構とを備えたトラクタに関する。
上記のようなトラクタとしては、牽引式の作業装置(耕耘装置)を吊り下げ支持するリフトアーム、リフトアームを上下方向に揺動駆動する油圧アクチュエータ(油圧シリンダ)、油圧アクチュエータの作動を制御する制御バルブ(油圧制御弁)、作業装置の制御目標高さを設定する高さ設定レバー(昇降操作レバー)、及び、制御バルブのスプールを高さ設定レバーに連動させる第1リンク機構(揺動アーム及び操作アームなど)、などを備えることで、高さ設定レバーの操作に連動して、作業装置を高さ設定レバーで設定された制御目標高さに位置させるポジション制御を行えるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
又、別のトラクタにおいては、牽引式の作業装置(プラウ又は耕耘装置など)を吊り下げ支持するリフトアームを上下方向に揺動駆動する油圧アクチュエータ(油圧シリンダ)、油圧アクチュエータの作動を制御する制御バルブ(コントロールバルブ)、作業装置の制御目標高さを設定する高さ設定レバー(ポジションレバー)、及び、制御バルブのスプール(メインスプール)を高さ設定レバーに連動させる第1リンク機構(アーム軸及びアームなど)、などを備えることで、高さ設定レバーの操作に連動して、作業装置を高さ設定レバーで設定された制御目標高さに位置させるポジション制御を行えるようにしたものがある(例えば特許文献2参照)。
そして、この特許文献2に記載のトラクタにおいては、耕深設定用のドラフト調整レバー、制御バルブのスプールをドラフト調整レバーに連動させるリンク機構(筒軸及びアームなど)、牽引負荷に応じて前後揺動する負荷検出部材(トップリンクヒンジ)、及び、制御バルブのスプールを負荷検出部材に連動させる第2リンク機構(ドラフトフィードバックリンク機構)、などを備えることで、牽引負荷をドラフト調整レバーの耕深設定で決まる設定値に維持するドラフト制御を行えるようにしている。
更に、この特許文献2に記載のトラクタにおいては、牽引作業時にトップリンクにかかる圧縮荷重及び引張り荷重を緩衝する牽引緩衝機構が、負荷検出部材とトラクタの機体側との間に介装されている。牽引緩衝機構は、機体側と負荷検出部材とにわたるセットボルトと、このセットボルトに外嵌するバランスバネとを備えている。そして、制御バルブのスプールが負荷検出部材と連動するときの作動感度を調節する感度調節機構(ドラフトセンシング荷重調整機構)が、負荷検出部材とセットボルトとの間に介装されている。この感度調節機構は、セットボルトに相対回転可能に外嵌された調整ボルトと、この調整ボルトにねじ込まれたバネホルダとを備えている。これにより、感度調節機構は、調整ボルトが回転操作されることに連動して、バネホルダがセットボルトの軸心方向に移動することにより、バランスバネのバネ荷重を変更し、このバネ荷重の変更により、制御バルブのスプールが負荷検出部材と連動するときの作動感度を調節する。
特開平10−38135号公報 特開2006−109802号公報
前記特許文献1に記載のトラクタにおいても、前記特許文献2に記載のトラクタと同様に、感度調節が可能なドラフト制御を行えるようにすることが望まれている。
しかしながら、感度調節が可能なドラフト制御を行えるようにする上において、前記特許文献2に記載のトラクタと同様の構成を採用すると、感度調節を行う場合にトラクタから降りる必要があることから、操作性の面において改善の余地がある。
つまり、操作性の向上を図りながら、感度調節が可能なドラフト制御を行えるようにすることが望まれている。
上記の課題を解決するための手段として、本発明に係るトラクタは、
牽引式の作業装置を吊り下げ支持するリフトアームと、前記リフトアームを上下方向に揺動駆動する油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータの作動を制御する制御バルブと、前記作業装置の制御目標高さを設定する高さ設定レバーと、前記制御バルブのスプールを前記高さ設定レバーに連動させる第1リンク機構と、牽引負荷に応じて前後移動する負荷検出部材と、前記スプールを前記負荷検出部材に連動させる第2リンク機構と、前記スプールが前記負荷検出部材と連動するときの作動感度を変更する感度調節機構とを備え、
前記負荷検出部材は、前記牽引負荷が設定値を超えた場合に、前記牽引負荷の上昇に連動して車体前側に変位し、かつ、前記牽引負荷の低下に連動して車体後側に変位し、
前記第1リンク機構は、前記高さ設定レバーに対して前記高さ設定レバーの高位設定側から接触する揺動アームを備えて、前記高さ設定レバーの高位設定方向への揺動操作に連動して前記揺動アームが前記高位設定方向に揺動することで前記スプールを上昇位置側に操作し、かつ、前記高さ設定レバーの低位設定方向への揺動操作に連動して前記スプールの下降位置側への移動を許容し、更に、前記高さ設定レバーの揺動停止に連動して前記揺動アームが揺動停止することで前記スプールを中立位置に操作し、
前記第2リンク機構は、前記揺動アームに相対揺動可能に支持される操作アームを備えて、前記負荷検出部材の車体前側への移動に連動して前記操作アームが前記高位設定方向に揺動して前記揺動アームを押圧することで前記スプールを上昇位置側に操作し、かつ、前記負荷検出部材の車体後側への移動に連動して前記操作アームが前記低位設定方向に揺動して前記揺動アームから離れることで前記スプールの下降位置側への移動を許容し、更に、前記負荷検出部材の移動停止に連動して前記操作アームが揺動停止することで前記スプールを中立位置に操作し、
前記第2リンク機構は、前記操作アームの前記負荷検出部材との連動を中継する中継アームを備え、
前記中継アームは、車体側の支持部材に位置変更可能に支持される揺動支点軸を支点にして揺動し、
前記感度調節機構は、運転部に位置する感度調節レバーと、前記感度調節レバーから前記揺動支点軸にわたる連係部材とを備えて、前記感度調節レバーの操作で記揺動支点軸の固定位置が変更されることに連動して、前記揺動アームと前記操作アームとの隙間を変更して前記作動感度を調節する。
この手段によると、高さ設定レバーが高位設定方向に揺動操作されると、この揺動操作に連動して揺動アームが高位設定方向に揺動し、この揺動で制御バルブのスプールが上昇位置側に操作される。これにより、リフトアームが上昇揺動し、作業装置が上昇する。
高さ設定レバーが低位設定方向に揺動操作されると、この揺動操作に連動して、制御バルブのスプールの下降位置側への移動が許容されてスプールが下降位置側に移動する。これにより、リフトアームが下降揺動し、作業装置が下降する。
高さ設定レバーの揺動操作が停止されると、この揺動停止に連動して揺動アームが揺動停止し、この揺動停止でスプールが中立位置に操作される。これにより、リフトアームが揺動を停止し、作業装置が昇降を停止する。
その結果、作業装置を高さ設定レバーで設定された制御目標高さに位置させるポジション制御を行える。
又、この手段によると、作業装置が接地する作業高さに制御目標高さが設定された作業走行時において、牽引負荷が設定値を超えると、牽引負荷が上昇している間は負荷検出部材が車体前側に移動し、この移動に連動して、操作アームが高位設定方向に揺動して揺動アームを押圧し、この押圧で制御バルブのスプールが上昇位置側に操作される。これにより、リフトアームが上昇揺動し、作業装置が制御目標高さから上昇して牽引負荷の上昇を抑制する。
その後、牽引負荷が一定になると、負荷検出部材が車体前側への移動を停止し、この移動停止に連動して操作アームが揺動停止することでスプールが中立位置に操作される。これにより、リフトアームが上昇揺動を停止し、作業装置が上昇を停止する。
牽引負荷が低下すると、負荷検出部材が車体後側に移動し、この移動連動して操作アームが低位設定方向に揺動して揺動アームから離れることで、制御バルブのスプールの下降位置側への移動が許容されてスプールが下降位置側に移動する。これにより、リフトアームが下降揺動し、作業装置が制御目標高さに向けて下降する。
その後、作業装置が制御目標高さまで下降すると、負荷検出部材が車体後側への移動を停止し、この移動停止に連動して操作アームが揺動停止することでスプールが中立位置に操作される。これにより、リフトアームが下降揺動を停止し、作業装置が制御目標高さにて停止する。
その結果、作業装置が接地する作業走行時には、牽引負荷が設定値を超えた場合に作業装置を牽引負荷に応じて自動的に昇降させることができ、これにより、牽引負荷を設定値に維持するドラフト制御を行える。
更に、この手段によると、感度調節レバーの操作で揺動アームと操作アームとの隙間が小さくなるほど、牽引負荷が設定値を超えて負荷検出部材が車体前側に揺動する場合に、操作アームが、負荷検出部材に連動して高位設定方向に揺動してから、揺動アームに接触して揺動アームを押圧するまでに要する時間が短くなる。
逆に、感度調節レバーの操作で揺動アームと操作アームとの隙間が大きくなるほど、牽引負荷が設定値を超えて負荷検出部材が車体前側に揺動する場合に、操作アームが、負荷検出部材に連動して高位設定方向に揺動してから、揺動アームに接触して揺動アームを押圧するまでに要する時間が長くなる。
つまり、揺動アームと操作アームとの隙間が小さくなるほど、制御バルブのスプールが負荷検出部材と連動するときの作動感度が敏感になり、牽引負荷が設定値を超えて作業装置が上昇するときの応答性が良くなる。
逆に、揺動アームと操作アームとの隙間が大きくなるほど、制御バルブのスプールが負荷検出部材と連動するときの作動感度が鈍感になり、牽引負荷が設定値を超えて作業装置が上昇するときの応答性が悪くなる。
その結果、例えば、圃場の起伏が激しいなどの圃場条件に起因して、牽引負荷の変化が激しくなるほど、前記作動感度を鈍感にすることにより、作業装置が頻繁に昇降してハンチングすることに起因した対地作業精度の低下を防止することができる。
そして、このような作動感度の調節を、運転部の感度調節レバーを中継アームの揺動支点軸に連係部材を介して連係するだけの簡単な構成で、運転部に居ながら容易に行うことができる。
従って、制御バルブのスプールの作動感度を調節する場合の操作性の向上を図りながら、ポジション制御と感度調節が可能なドラフト制御とを行えるようにすることができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記中継アームは、左右向きの前記揺動支点軸を支点にして前後揺動する縦向き姿勢で備えられている。
この手段によると、例えば、中継アームを、上下向きの揺動支点軸を支点にして前後揺動する左右向き姿勢で備える場合に比較して、中継アームの装備に要する空間の左右幅を狭くすることができる。
その結果、中継アームを、例えば、トランスミッションケースとリアフェンダとの間などの左右幅の狭い空間に無理なく配備することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記中継アームは、前記揺動支点軸を支点にして前後方向に天秤揺動し、
前記第2リンク機構は、前記負荷検出部材から前記中継アームの上端部にわたる第1連係部材と、前記中継アームの下端部から前記操作アームにわたる第2連係部材とを備えている。
この手段によると、一般的には、トラクタの後部に位置する作業装置連結用の3点リンク機構のトップリンクに連係されることで、トラクタの上部側に配備することが望ましい負荷検出部材と、高さ設定レバーの揺動支点側に隣接する低い位置に配備することが望ましい揺動アームとを、第2リンク機構を介した機械的な連係で、負荷検出部材に対する第2リンク機構の連係位置と揺動アームに対する第2リンク機構の連係位置との高低差にかかわらず、円滑に連動させることができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記第1連係部材は、前記中継アームの左右一方側に位置して、前記中継アームの左右一方側から前記中継アームの上端部に連結され、
前記第2連係部材は、前記中継アームの左右他方側に配置して、前記中継アームの左右他方側から前記中継アームの下端部に連結されている。
この手段によると、ドラフト制御時に中継アームに作用する操作力を、中継アームの左右に振り分けた状態で中継アームに作用させることができ、これにより、中継アームの揺動を安定性良く円滑にすることができる。
作業装置を備えたトラクタの右側面図である。 機械連係式の油圧式昇降装置の構成を示す要部の縦断右側面図である。 機械連係式の油圧式昇降装置の構成を示す要部の分解斜視図である。 高さ設定レバーの低位設定側での位置保持で作業装置が停止しているときの油圧式昇降装置の作動状態を示す要部の縦断右側面図である。 高さ設定レバーの高位設定方向への揺動操作に連動して作業装置が上昇しているときの油圧式昇降装置の作動状態を示す要部の縦断右側面図である。 高さ設定レバーの高位設定側での位置保持で作業装置が上昇停止したときの油圧式昇降装置の作動状態を示す要部の縦断右側面図である。 機械連係式の油圧式昇降装置の構成を示す要部の縦断背面図である。 機械連係式の油圧式昇降装置の構成を示す要部の横断平面図である。 負荷検出部材の車体前側への揺動に連動して操作アームが高位設定方向に揺動して第1揺動アームを押圧している状態を示す要部の縦断右側面図である。 感度調節機構が感度調節レバーの操作に連動して中継アームの揺動支点軸の固定位置を変更して第1揺動アームと操作アームとの隙間を変更している状態を示す要部の縦断右側面図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例を図面に基づいて説明する。
尚、図1に記載した符号Fの矢印が指し示す方向がトラクタの前側であり、符号Uの矢印が指し示す方向がトラクタの上側である。
図1に示すように、本実施形態で例示するトラクタは、車体の前部に位置する前部フレーム1、前部フレーム1の後部に連結するエンジン2、エンジン2の後端下部に連接するクラッチハウジング3、クラッチハウジング3の後端部に連接する中間フレーム4、中間フレーム4の後端部に連接する後部フレーム兼用のトランスミッションケース(以下、T/Mケースと称する)5、前部フレーム1の左右に位置する左右の前輪6、T/Mケース5の左右に位置する左右の後輪7、左右の後輪7を覆う左右のリアフェンダ8、及び、車体の後部に位置する搭乗式の運転部9、などを備えている。
図示は省略するが、エンジン2からの動力は、クラッチハウジング3に内蔵された主クラッチ、及び、中間フレーム4で覆われた伝動軸、などを介して、T/Mケース5に内蔵された主変速装置に伝達されている。主変速装置による変速後の動力は、T/Mケース5に内蔵された副変速装置などを介して、左右の前輪6及び左右の後輪7に伝達されている。
図1に示すように、運転部9は、前輪操舵用のステアリングホイール10、及び、左右のリアフェンダ8の間に位置する運転座席11、などを備えている。
図1〜3に示すように、T/Mケース5の後部には、T/Mケース5の後部に備えた3点リンク機構12を介して、牽引式の作業装置13が昇降可能に連結されている。T/Mケース5は、その後部に、リンク機構12を介して作業装置13を昇降駆動する機械連係式の油圧式昇降装置14を備えている。3点リンク機構12は、単一のトップリンク12A、及び、左右のロアリンク12B、などを備えている。
尚、この実施形態では、牽引式の作業装置13としてプラウが連結されたトラクタを例示しているが、牽引式の作業装置13としては、ディスクハロー、カルチベータ、及び、サブソイラ、などを採用することができる。
図1〜9に示すように、油圧式昇降装置14は、作業装置13を吊り下げ支持する左右のリフトアーム15、左右のリフトアーム15を上下方向に揺動駆動する油圧シリンダ(油圧アクチュエータの一例)16、油圧シリンダ16の作動を制御する制御バルブ17、作業装置13の制御目標高さを設定する高さ設定レバー18、制御バルブ17のスプール17Aを高さ設定レバー18に連動させる第1リンク機構19、スプール17Aを左右のリフトアーム15に連動させるフィードバックリンク機構20、牽引負荷に応じて前後揺動する負荷検出部材21、スプール17Aを負荷検出部材21に連動させる第2リンク機構22、スプール17Aが負荷検出部材21と連動するときの作動感度を調節する感度調節機構23、などを備えている。
図1〜6に示すように、左右のリフトアーム15は、T/Mケース5の後端上部に備えた左右向きの支軸24を支点にして上下方向に一体揺動する。油圧シリンダ16は、T/Mケース5の後上部に一体装備されている。
制御バルブ17は、T/Mケース5の内部における後上部の右側箇所に位置している。制御バルブ17は、スプール17Aを車体前方側の下降位置に復帰付勢する付勢手段(図示せず)を内蔵している。制御バルブ17は、スプール17Aと一体移動する左右向きの支軸25を支点にして前後方向に揺動する天秤アーム26を備えている。
高さ設定レバー18は、運転座席11の右側方箇所に位置している。高さ設定レバー18は、左右向きのレバー支軸27を支点にして前後揺動する。高さ設定レバー18は、後方への引き込み操作によって高位設定方向に揺動変位する。レバー支軸27は、T/Mケース5の右側部に取り付けた支持板28に固定されている。レバー支軸27は、高さ設定レバー18を任意の操作位置に保持する摩擦式の第1保持機構29を備えている。
第1リンク機構19は、高さ設定レバー18に対して高さ設定レバー18の高位設定側(車体後側)から接触する第1揺動アーム30、及び、第1揺動アーム30の揺動中心から天秤アーム26の上端部にわたる第1クランク軸31、を備えている。第1リンク機構19は、高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作に連動して第1揺動アーム30が高位設定方向に揺動することで、付勢手段の作用に抗して、制御バルブ17のスプール17Aを中立位置から上昇位置に操作する。第1リンク機構19は、高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作に連動して、付勢手段の作用による制御バルブ17のスプール17Aの中立位置から下降位置への移動を許容する。
第1揺動アーム30は、天秤アーム26とともに、T/Mケース5と右側のリアフェンダ8との間に位置している。第1クランク軸31は、第1揺動アーム30の揺動支点となる中心軸部31A、及び、中心軸部31Aの左端から上方に延出するL字状の連係軸部31B、を有している。中心軸部31Aは、T/Mケース5の右側壁部及び支持板28に回転可能に支持されている。連係軸部31Bは、T/Mケース5の内部に位置し、中心軸部31Aを支点にして第1揺動アーム30と一体揺動する。
天秤アーム26は、天秤アーム26の上端から支軸25に向けて凹入する第1凹部26A、及び、天秤アーム26の下端から支軸25に向けて凹入する第2凹部26B、を有している。第1クランク軸31の連係軸部31Bは、左右向きの延出端部分31aを有している。延出端部分31aは、天秤アーム26の第1凹部26Aに、第1凹部26Aの深さ範囲内での天秤アーム26に対する変位が可能な状態で入り込んでいる。
第1揺動アーム30は、第1クランク軸31の中心軸部31Aから上方に延出している。又、第1揺動アーム30は、前方に向けて延出するカム部30Aを備えている。そして、カム部30Aの前縁が、高さ設定レバー18に備えた左右向きの固定ピン18Aに車体後側から接触している。
フィードバックリンク機構20は、右側のリフトアーム15から車体前側に延出する連係ロッド32、連係ロッド32を介して左右のリフトアーム15と連動する第2揺動アーム33、及び、第2揺動アーム33の揺動中心から天秤アーム26の下端部にわたる第2クランク軸34、などを備えている。フィードバックリンク機構20は、作業装置13の制御目標高さへの到達に連動して、制御バルブ17のスプール17Aを上昇位置又は下降位置から中立位置に操作する。
連係ロッド32及び第2揺動アーム33は、T/Mケース5と右側のリアフェンダ8との間に位置している。第2クランク軸34は、第2揺動アーム33の揺動支点となる中心軸部34A、及び、中心軸部34Aの左端から下方に延出するL字状の連係軸部34B、を有している。中心軸部34Aは、T/Mケース5の右側壁部及び支持板28における第1クランク軸31の下方箇所に回転可能に支持されている。連係軸部34Bは、T/Mケース5の内部に位置し、中心軸部34Aを支点にして第2揺動アーム33と一体揺動する。
第2クランク軸34の連係軸部34Bは、左右向きの延出端部分34aを有している。延出端部分34aは、天秤アーム26の第2凹部26Bに、第2凹部26Bの深さ範囲内での天秤アーム26に対する変位が可能な状態で入り込んでいる。
第2揺動アーム33は、第2クランク軸34の中心軸部34Aから第1クランク軸31の後方を通って上方に延出している。そして、第2揺動アーム33の延出端部が、連係ロッド32の前端部に連結されている。
天秤アーム26は、高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作に連動して、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にして、スプール17Aの上昇位置側(車体後側)に揺動変位する。天秤アーム26は、制御バルブ17に備えた付勢手段の作用により、高さ設定レバー18の低位設定方向(車体前側)への揺動操作に連動して、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にして、スプール17Aの下降位置側(車体前側)に揺動変位する。天秤アーム26は、左右のリフトアーム15の上昇揺動に連動して、第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にして、スプール17Aの下降位置側に揺動変位する。天秤アーム26は、左右のリフトアーム15の下降揺動に連動して、第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にして、スプール17Aの上昇位置側に揺動変位する。
上記の構成により、高さ設定レバー18が高位設定方向に揺動操作されると、高さ設定レバー18が第1揺動アーム30を高位設定方向に押圧し、これにより、第1揺動アーム30とともに第1クランク軸31の連係軸部31Bが、第1クランク軸31の中心軸部31Aを支点にして、高さ設定レバー18と同じ高位設定方向に揺動変位する。すると、この揺動変位に連動して、天秤アーム26が、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にして、スプール17Aの上昇位置側に揺動変位して、制御バルブ17のスプール17Aを付勢手段の作用に抗して上昇位置に操作する。これにより、左右のリフトアーム15が上昇揺動し、作業装置13が上昇する〔図5参照〕。
左右のリフトアーム15が上昇揺動すると、この上昇揺動に連動して、第2揺動アーム33とともに第2クランク軸34が、第2クランク軸34の中心軸部34Aを支点にして、制御バルブ17のスプール17Aを下降位置側に操作する下降操作方向に揺動変位する。すると、この揺動変位に連動して、天秤アーム26が、第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にして、スプール17Aの下降位置側に揺動変位する。
このとき、高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作が継続されていると、高さ設定レバー18が第1揺動アーム30を高位設定方向に押圧することで、前述したように、天秤アーム26が、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にしてスプール17Aの上昇位置側に揺動変位する。そのため、結果的に、天秤アーム26が、支軸25を支点にして車体の右側面視で左回りに揺動することになり、これにより、制御バルブ17のスプール17Aを上昇位置に維持することができる。その結果、高さ設定レバー18が高位設定方向に揺動操作されている間は、左右のリフトアーム15を上昇揺動させることができ、作業装置13を上昇させることができる。
その後、高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作が終了して、高さ設定レバー18が任意の操作位置に保持されると、これに連動して、第1揺動アーム30とともに第1クランク軸31の連係軸部31Bが、揺動を停止して、高さ設定レバー18の保持位置に対応する揺動姿勢に保持されることにより、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にした天秤アーム26の揺動が阻止される。すると、リフトアーム15の上昇揺動に連動する第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にした天秤アーム26の下降位置側への揺動変位のみが行われ、この揺動変位に連動して、制御バルブ17のスプール17Aが上昇位置から中立位置に移動することから、左右のリフトアーム15が上昇揺動を停止する〔図6参照〕。その結果、作業装置13を、高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作で設定された制御目標高さにて上昇停止させることができる。
逆に、高さ設定レバー18が低位設定方向に揺動操作されると、高さ設定レバー18が第1揺動アーム30から離れる方向に移動して、付勢手段の作用によるスプール17Aの下降位置への復帰を許容する。すると、付勢手段の作用により、スプール17Aが中立位置から下降位置に移動し、これにより、左右のリフトアーム15が下降揺動し、作業装置13が下降する。
又、天秤アーム26が、スプール17Aの中立位置から下降位置への移動に連動して、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にして、スプール17Aの下降位置側に揺動変位し、この揺動変位に連動して、第1クランク軸31の連係軸部31Bとともに第1揺動アーム30が、第1クランク軸31の中心軸部31Aを支点にして、高さ設定レバー18と同じ低位設定方向に揺動変位する。
左右のリフトアーム15が下降揺動すると、この下降揺動に連動して、第2揺動アーム33とともに第2クランク軸34の連係軸部34Bが、第2クランク軸34の中心軸部34Aを支点にして、制御バルブ17のスプール17Aを上昇位置側に操作する上昇操作方向に揺動変位する。すると、この揺動変位に連動して、天秤アーム26が、第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にしてスプールの上昇位置側に揺動変位する。
このとき、高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作が継続されていると、高さ設定レバー18が第1揺動アーム30から離れる方向に移動することで、前述したように、天秤アーム26が、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にして、スプール17Aの下降位置側に揺動変位する。そのため、結果的に、天秤アーム26が、支軸25を支点にして車体の右側面視で右回りに揺動することになり、これにより、制御バルブ17のスプール17Aを下降位置に維持することができる。又、天秤アーム26の揺動に連動して、第1クランク軸31の連係軸部31Bとともに第1揺動アーム30が、第1クランク軸31の中心軸部31Aを支点にして、高さ設定レバー18と同じ低位設定方向に揺動変位することから、第1揺動アーム30を高さ設定レバー18に追従揺動させることができる。その結果、高さ設定レバー18が低位設定方向に揺動操作されている間は、第1揺動アーム30を高さ設定レバー18に追従揺動させながら、左右のリフトアーム15を下降揺動させることができ、作業装置13を下降させることができる。
その後、高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作が終了して、高さ設定レバー18が任意の操作位置に保持されると、これに連動して、第1揺動アーム30とともに第1クランク軸31の連係軸部31Bが、揺動を停止して、高さ設定レバー18の保持位置に対応する揺動姿勢に保持されることにより、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にした天秤アーム26の揺動が阻止される。すると、リフトアーム15の下降揺動に連動する第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にした天秤アーム26の上昇位置側への揺動変位のみが行われ、この揺動変位に連動して、制御バルブ17のスプール17Aが下降位置から中立位置に移動することから、左右のリフトアーム15が下降揺動を停止する。その結果、作業装置13を、高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作で設定された制御目標高さにて下降停止させることができる。
つまり、左右のリフトアーム15、油圧シリンダ16、制御バルブ17、高さ設定レバー18、第1リンク機構19、及び、フィードバックリンク機構20、を備えることにより、作業装置13を、高さ設定レバー18の揺動操作に連動して、高さ設定レバー18にて設定される任意の制御目標高さに昇降変位させるポジション制御を良好に行うことができる。
図1〜9に示すように、リンク機構12は、トップリンク12Aの前端部が、負荷検出部材21の遊端部となる上端部に左右向きの連結ピン35を介して連結されている。又、左右のロアリンク12Bの前端部が、T/Mケース5の後端部に左右向きに備えた左右の支軸36に連結されている。
負荷検出部材21は、T/Mケース5の後端に固定したブラケット37に、左右向きの揺動支点軸38を介して前後揺動可能に連結されている。負荷検出部材21は、揺動支点軸38から上方に延出する垂直姿勢を基準姿勢として、牽引負荷が設定値を超えた場合に、牽引負荷の上昇に連動して基準姿勢から車体前側に揺動変位し、かつ、牽引負荷の低下に連動して車体後側に揺動変位して基準姿勢に復帰する。ブラケット37は、負荷検出部材21の遊端部との接触によって負荷検出部材21の車体前側への揺動を規制する前壁部37A、及び、負荷検出部材21の遊端部との接触によって負荷検出部材21の後方への揺動を規制する左右の規制部37B、などを備えている。揺動支点軸38には、トップリンク12Aを介して負荷検出部材21にかかる牽引負荷が設定値を超えた場合に、負荷検出部材21の車体前側への揺動を許容するトウションバーが採用されている。
第2リンク機構22は、負荷検出部材21と連動する操作アーム39を備えている。操作アーム39は、第1揺動アーム30の後端上部に備えた平面視U字状の連係部30Bに、左右向きの連結ピン40を介して相対揺動可能に支持されている。操作アーム39は、連結ピン40を支点にして高さ設定レバー18の高位設定方向(車体後側)に揺動することで、高さ設定レバー18の低位設定側から第1揺動アーム30の連係部30Bに接触する。
第2リンク機構22は、負荷検出部材21の車体前側への揺動に連動して、操作アーム39が高さ設定レバー18の高位設定方向(車体後側)に揺動して第1揺動アーム30を押圧することで、付勢手段の作用に抗して、制御バルブ17のスプール17Aを中立位置から上昇位置に操作する。第2リンク機構22は、負荷検出部材21の車体後側への揺動に連動して、操作アーム39が高さ設定レバー18の低位設定方向(車体前側)に揺動して第1揺動アーム30から離れることで、付勢手段の作用による制御バルブ17のスプール17Aの中立位置から下降位置への移動を許容する。
フィードバックリンク機構20は、負荷検出部材21の揺動停止に連動して、制御バルブ17のスプール17Aを上昇位置又は下降位置から中立位置に操作する。
上記の構成により、作業装置が接地する作業高さに制御目標高さが設定された作業走行時に、例えば、圃場の起伏などに起因して作業装置13の耕深が深くなることで牽引負荷が設定値を超えると、牽引負荷が上昇している間は負荷検出部材21が車体前側に揺動し、この揺動に連動して、操作アーム39が、高さ設定レバー18の高位設定方向に揺動して、第1揺動アーム30を高位設定方向に押圧する。そのため、前述した「高さ設定レバー18が高位設定方向に揺動操作される」場合と同様の連動で、左右のリフトアーム15が上昇揺動し、作業装置13が上昇する〔図5、図9参照〕。
左右のリフトアーム15が上昇揺動すると、前述した「高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作で左右のリフトアーム15が上昇揺動する」場合と同様の連動で、天秤アーム26が、第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にしてスプール17Aの下降位置側に揺動変位する。
このとき、牽引負荷の上昇による負荷検出部材21の車体前側への揺動が継続されていると、この揺動に連動して、操作アーム39が、高さ設定レバー18の高位設定方向に揺動して、第1揺動アーム30を高位設定方向に押圧する。そのため、前述した「高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作が継続されている」場合と同様の連動で、制御バルブ17のスプール17Aを上昇位置に維持することができる。その結果、牽引負荷の上昇によって負荷検出部材21が車体前側に揺動している間は、左右のリフトアーム15とともに作業装置13を上昇させることができ、これにより、牽引負荷の設定値からの上昇を許容範囲内に維持することができる。
その後、牽引負荷が一定になると、負荷検出部材21が車体前側への揺動を停止し、この揺動停止に連動して、操作アーム39が、揺動を停止して、第1揺動アーム30とともに第1クランク軸31の連係軸部31Bを、負荷検出部材21の停止姿勢に対応する揺動姿勢で受け止め保持する。そのため、前述した「高さ設定レバー18の高位設定方向への揺動操作が終了して、高さ設定レバー18が任意の操作位置に保持される」場合と同様の連動で、制御バルブ17のスプール17Aが上昇位置から中立位置に移動し、左右のリフトアーム15とともに作業装置13が上昇を停止する〔図6参照〕。
牽引負荷が低下すると、負荷検出部材21が車体後側に揺動し、この揺動に連動して、操作アーム39が第1揺動アーム30から離れる方向に揺動することから、前述した「高さ設定レバー18が低位設定方向に揺動操作される」場合と同様の連動で、スプール17Aが中立位置から下降位置に移動して、左右のリフトアーム15が下降揺動し、作業装置13が下降する。
又、天秤アーム26が、第2クランク軸34の延出端部分34aを支点にしてスプール17Aの下降位置側に揺動変位し、かつ、第1クランク軸31の連係軸部31Bとともに第1揺動アーム30が、第1クランク軸31の中心軸部31Aを支点にして高さ設定レバー18の低位設定方向に揺動変位する。
左右のリフトアーム15が下降揺動すると、前述した「高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作で左右のリフトアーム15が下降揺動する」場合と同様の連動で、天秤アーム26が、第1クランク軸31の延出端部分31aを支点にしてスプールの上昇位置側に揺動変位する。
このとき、牽引負荷の低下による負荷検出部材21の車体後側への揺動が継続されていると、この揺動に連動して、操作アーム39が第1揺動アーム30から離れる方向に揺動することから、前述した「高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作が継続されている」場合と同様の連動で、制御バルブ17のスプール17Aを下降位置に維持することができる。又、第1揺動アーム30を操作アーム39に追従揺動させることができる。その結果、牽引負荷の低下によって負荷検出部材21が車体後側に揺動している間は、第1揺動アーム30を操作アーム39に追従揺動させながら、左右のリフトアーム15とともに作業装置13を下降させることができ、これにより、負荷検出部材21が基準姿勢に至るまでの間において牽引負荷が設定値まで低下することを阻止することができる。
その後、牽引負荷が設定値まで低下すると、負荷検出部材21が基準姿勢に復帰して車体後側への揺動を停止し、この揺動停止に連動して、操作アーム39が揺動を停止する。又、第1揺動アーム30のカム部30Aが高さ設定レバー18の固定ピン18Aに接触することで、第1揺動アーム30とともに第1クランク軸31の連係軸部31Bが、高さ設定レバー18の保持位置に対応する揺動姿勢にて揺動を停止する。そのため、前述した「高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作が終了して、高さ設定レバー18が任意の操作位置に保持される」場合と同様の連動で、制御バルブ17のスプール17Aが下降位置から中立位置に移動し、左右のリフトアーム15とともに作業装置13が下降を停止する。その結果、作業装置13を、高さ設定レバー18により設定された作業用の制御目標高さに復帰させることができる。
又、牽引負荷が設定値に低下するまでの間において、牽引負荷が一定になると、負荷検出部材21が車体後側への揺動を停止し、この揺動停止に連動して、操作アーム39が、揺動を停止して、第1揺動アーム30とともに第1クランク軸31の連係軸部31Bを、負荷検出部材21の停止姿勢に対応する揺動姿勢で受け止め保持する。そのため、前述した「高さ設定レバー18の低位設定方向への揺動操作が終了して、高さ設定レバー18が任意の操作位置に保持される」場合と同様の連動で、制御バルブ17のスプール17Aが下降位置から中立位置に移動し、左右のリフトアーム15とともに作業装置13が下降を停止する。
つまり、ポジション制御用の操作系に、負荷検出部材21及び第2リンク機構22を追加装備するだけで、作業装置13が接地する作業高さに制御目標高さが設定された作業走行時には、牽引負荷が設定値を超えた場合に作業装置13を牽引負荷に応じて自動的に昇降させることができ、これにより、牽引負荷を設定値に維持するドラフト制御を良好に行うことができる。
その結果、牽引負荷が設定値を大きく上回ることに起因したスリップによる作業効率の低下などを防止することができる。
図1〜9に示すように、第2リンク機構22は、操作アーム39の負荷検出部材21との連動を中継する中継アーム41を備えている。中継アーム41は、車体側の支持部材43に位置変更可能に支持される揺動支点軸42を支点にして揺動する。
感度調節機構23は、運転部9に位置する感度調節レバー44、及び、感度調節レバー44から中継アーム41の揺動支点軸42にわたる連係部材45、などを備えている。感度調節機構23は、感度調節レバー44の操作で揺動支点軸42の固定位置が変更されることに連動して、第1揺動アーム30の連係部30Bと操作アーム39との隙間Sを変更して、制御バルブ17のスプール17Aが負荷検出部材21と連動するときの作動感度を調節する〔図4、図10参照〕。
上記の構成により、感度調節レバー44の操作で第1揺動アーム30の連係部30Bと操作アーム39との隙間Sが小さくなるほど、牽引負荷が設定値を超えて負荷検出部材21が車体前側に揺動する場合に、負荷検出部材21と連動する操作アーム39が第1揺動アーム30の連係部30Bに接触して第1揺動アーム30を押圧するまでに要する時間が短くなる。
逆に、感度調節レバー44の操作で第1揺動アーム30の連係部30Bと操作アーム39との隙間Sが大きくなるほど、牽引負荷が設定値を超えて負荷検出部材21が車体前側に揺動する場合に、負荷検出部材21と連動する操作アーム39が第1揺動アーム30の連係部30Bに接触して第1揺動アーム30を押圧するまでに要する時間が長くなる。
つまり、第1揺動アーム30の連係部30Bと操作アーム39との隙間Sが小さくなるほど、制御バルブ17のスプール17Aが負荷検出部材21と連動するときの作動感度が敏感になり、牽引負荷が設定値を超えて作業装置13が上昇するときの応答性が良くなる。
逆に、第1揺動アーム30の連係部30Bと操作アーム39との隙間Sが大きくなるほど、制御バルブ17のスプール17Aが負荷検出部材21と連動するときの作動感度が鈍感になり、牽引負荷が設定値を超えて作業装置13が上昇するときの応答性が悪くなる。
その結果、例えば、圃場の起伏が激しいなどの圃場条件に起因して、牽引負荷の変化が激しくなるほど、制御バルブ17のスプール17Aが負荷検出部材21と連動するときの作動感度を鈍感にすることにより、作業装置13が頻繁に昇降してハンチングすることに起因した対地作業精度の低下を防止することができる。
そして、このような作動感度の調節を、運転部9の感度調節レバー44を中継アーム41の揺動支点軸42に連係部材43を介して連係するだけの簡単な構成で、運転部9に居ながら容易に行うことができる。
図2〜4、図8、図10に示すように、支持部材43は、T/Mケース5の後端部に備えた座席支持部材46の右側下部に固定されている。支持部材43は、支持部材43の前端から後方に向かう前後方向に長い凹部43Aを有することで、中継アーム41の揺動支点軸42を前後方向に位置変更可能に支持している。
感度調節レバー44は、高さ設定レバー18とともに運転座席11の右側方箇所に位置している。感度調節レバー44は、高さ設定レバー18と共通のレバー支軸27を支点にして前後揺動する。感度調節レバー44は、レバー支軸27に近い基端側に、連係部材45との連結用の左右向きの支軸部44Aを有している。レバー支軸27は、支持板28に近い基部側に、感度調節レバー44を任意の操作位置に保持する摩擦式の第2保持機構47を備えている。
図2〜9に示すように、中継アーム41は、左右向きの揺動支点軸42を支点にして前後揺動する縦向き姿勢で第2リンク機構22に備えられている。
これにより、例えば、中継アーム41を、上下向きの揺動支点軸42を支点にして前後揺動する左右向き姿勢で備える場合に比較して、中継アーム41の装備に要する空間の左右幅を狭くすることができる。
その結果、中継アーム41を、操作アーム39などとともに、T/Mケース5と右側のリアフェンダ8との間の左右幅の狭い空間に配備することができる。
図2に示すように、中継アーム41は、右側のリフトアーム15と第1揺動アーム30との間の空間を利用して、その空間に前述した縦向き姿勢で備えられている。
これにより、中継アーム41を、T/Mケース5と右側のリアフェンダ8との間の左右幅の狭い空間に、より好適に配備することができる。
図1及び図2に示すように、負荷検出部材21は、その揺動範囲を極力狭くすることで、牽引負荷が設定値を超えた場合に生じる作業装置13のピッチングを小さくしている。
これにより、牽引負荷を機械的に検出できるようにしながら、作業装置13のピッチングに起因した対地作業精度の低下を抑制することができる。
図1〜3及び図7に示すように、負荷検出部材21は、揺動支点軸38からトップリンク12Aとの連結点までの距離が長いことにより、牽引負荷の変動に伴う負荷検出部材21の揺動変位量を直線的に検出することができる。これにより、牽引負荷の機械的な検出が行い易くなっている。
図2、図3及び図7に示すように、負荷検出部材21は、負荷検出部材21の遊端部から右外方に延出する連係部21Aを有している。そして、連係部21Aを、負荷検出部材21におけるトップリンク12Aとの連結点よりも高い位置に備えている。これにより、牽引負荷の変動に伴う揺動変位量の少ない負荷検出部材21の揺動変位を機械的に検出し易くすることができる。
図2〜6に示すように、第1揺動アーム30は、高さ設定レバー18の揺動支点側に隣接する低い位置に位置している。これにより、第1揺動アーム30の小型化を図りながら、高さ設定レバー18との直接的な連動を行い易くしている。
図2〜10に示すように、中継アーム41は、前述した縦向き姿勢で揺動支点軸42を支点にして前後方向に天秤揺動する。第2リンク機構22は、負荷検出部材21の連係部21Aから中継アーム41の上端部にわたる第1連係部材48と、中継アーム41の下端部から操作アーム39にわたる第2連係部材49とを備えている。
これにより、第2リンク機構22との連係部21Aをトップリンク12Aとの連結点よりも高くすることが望ましい負荷検出部材21と、高さ設定レバー18の揺動支点側に隣接する低い位置に配備することが望ましい第1揺動アーム30とを、第2リンク機構22を介した機械的な連係で、負荷検出部材21に対する第2リンク機構22の連係位置と第1揺動アーム30に対する第2リンク機構22の連係位置との高低差にかかわらず、円滑に連動させることができる。
第1連係部材48は、中継アーム41の左側に位置して、第1連係部材48の前端部が、中継アーム41の左側から中継アーム41の上端部に連結されている。第2連係部材49は、中継アーム41の右側に位置して、第2連係部材49の後端部が、中継アーム41の右側から中継アーム41の下端部に連結されている。
これにより、ドラフト制御時に中継アーム41に作用する操作力を、中継アーム41の左右に振り分けた状態で中継アーム41に作用させることができ、これにより、中継アーム41の揺動を安定性良く円滑にすることができる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記の実施形態で例示した構成に限定されるものではなく、以下、本発明の代表的な別実施形態を例示する。
〔1〕油圧アクチュエータ16として油圧モータなどを採用してもよい。
〔2〕第1リンク機構19の構成は種々の変更が可能である。
例えば、第1リンク機構19は、平面視L字状又はI字状などの連係部30Bを有する第1揺動アーム30を備える構成であってもよい。
例えば、第1リンク機構19は、第1揺動アーム30が、第1クランク軸31の中心軸部31Aから下方に延出する構成であってもよい。
例えば、第1リンク機構19は、第1揺動アーム30の揺動支点となる第1クランク軸31の中心軸部31Aを上下向きに備える構成であってもよい。
〔3〕フィードバックリンク機構20の構成は種々の変更が可能である。
例えば、フィードバックリンク機構20は、第2揺動アーム33が、第2クランク軸34の中心軸部34Aから下方に延出する構成であってもよい。
例えば、フィードバックリンク機構20は、第2揺動アーム33の揺動支点となる第2クランク軸34の中心軸部34Aを上下向きに備える構成であってもよい。
〔4〕第2リンク機構22の構成は種々の変更が可能である。
例えば、第2リンク機構22は、操作アーム41が第1揺動アーム30に上下向きの連結ピン40を介して相対揺動可能に支持される構成であってもよい。
例えば、第2リンク機構22は、V字状の中継アーム41を備える構成であってもよい。
例えば、第2リンク機構22は、中継アーム41を上下向きの揺動支点軸42を支点にして前後揺動する左右向き姿勢で備える構成であってもよい。
例えば、第2リンク機構22は、第1連係部材48が、上下向き姿勢で備える中継アーム41の右側に位置して、第1連係部材48の前端部が、中継アーム41の右側から中継アーム41の上端部に連結され、かつ、第2連係部材49が中継アーム41の左側に位置して、第2連係部材49の後端部が、中継アーム41の左側から中継アーム41の下端部に連結される構成であってもよい。
例えば、第2リンク機構22は、第1連係部材48及び第2連係部材49が、上下向き姿勢で備える中継アーム41の左右一方側に位置して、第1連係部材48及び第2連係部材49が、中継アーム41の左右一方側から中継アーム41に連結される構成であってもよい。
〔5〕第1リンク機構19、フィードバックリンク機構20、及び、第2リンク機構22の少なくともいずれか一つを、T/Mケース5の上面に沿って配備してもよい。
〔6〕負荷検出部材21を、揺動支点軸38から下方に延出する垂下姿勢で備えてもよい。
〔7〕制御バルブ17は、スプール17Aを下降位置に復帰付勢する付勢手段を、制御バルブ17の外部に備える構成であってもよい。
本発明は、ポジション制御用のリンク機構とドラフト制御用のリンク機構とドラフト制御用の感度調節機構とを備えたトラクタに適用することができる。
9 運転部
13 牽引式の作業装置
15 リフトアーム
16 油圧アクチュエータ
17 制御バルブ
17A スプール
18 高さ設定レバー
19 第1リンク機構
21 負荷検出部材
22 第2リンク機構
23 感度調節機構
30 揺動アーム
39 操作アーム
41 中継アーム
42 揺動支点軸
43 支持部材
44 感度調節レバー
45 連係部材
48 第1連係部材
49 第2連係部材
S 隙間

Claims (4)

  1. 牽引式の作業装置を吊り下げ支持するリフトアームと、前記リフトアームを上下方向に揺動駆動する油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータの作動を制御する制御バルブと、前記作業装置の制御目標高さを設定する高さ設定レバーと、前記制御バルブのスプールを前記高さ設定レバーに連動させる第1リンク機構と、牽引負荷に応じて前後移動する負荷検出部材と、前記スプールを前記負荷検出部材に連動させる第2リンク機構と、前記スプールが前記負荷検出部材と連動するときの作動感度を変更する感度調節機構とを備え、
    前記負荷検出部材は、前記牽引負荷が設定値を超えた場合に、前記牽引負荷の上昇に連動して車体前側に変位し、かつ、前記牽引負荷の低下に連動して車体後側に変位し、
    前記第1リンク機構は、前記高さ設定レバーに対して前記高さ設定レバーの高位設定側から接触する揺動アームを備えて、前記高さ設定レバーの高位設定方向への揺動操作に連動して前記揺動アームが前記高位設定方向に揺動することで前記スプールを上昇位置側に操作し、かつ、前記高さ設定レバーの低位設定方向への揺動操作に連動して前記スプールの下降位置側への移動を許容し、更に、前記高さ設定レバーの揺動停止に連動して前記揺動アームが揺動停止することで前記スプールを中立位置に操作し、
    前記第2リンク機構は、前記揺動アームに相対揺動可能に支持される操作アームを備えて、前記負荷検出部材の車体前側への移動に連動して前記操作アームが前記高位設定方向に揺動して前記揺動アームを押圧することで前記スプールを上昇位置側に操作し、かつ、前記負荷検出部材の車体後側への移動に連動して前記操作アームが前記低位設定方向に揺動して前記揺動アームから離れることで前記スプールの下降位置側への移動を許容し、更に、前記負荷検出部材の移動停止に連動して前記操作アームが揺動停止することで前記スプールを中立位置に操作し、
    前記第2リンク機構は、前記操作アームの前記負荷検出部材との連動を中継する中継アームを備え、
    前記中継アームは、車体側の支持部材に位置変更可能に支持される揺動支点軸を支点にして揺動し、
    前記感度調節機構は、運転部に位置する感度調節レバーと、前記感度調節レバーから前記揺動支点軸にわたる連係部材とを備えて、前記感度調節レバーの操作で記揺動支点軸の固定位置が変更されることに連動して、前記揺動アームと前記操作アームとの隙間を変更して前記作動感度を調節するトラクタ。
  2. 前記中継アームは、左右向きの前記揺動支点軸を支点にして前後揺動する縦向き姿勢で備えられている請求項1に記載のトラクタ。
  3. 前記中継アームは、前記揺動支点軸を支点にして前後方向に天秤揺動し、
    前記第2リンク機構は、前記負荷検出部材から前記中継アームの上端部にわたる第1連係部材と、前記中継アームの下端部から前記操作アームにわたる第2連係部材とを備えている請求項2に記載のトラクタ。
  4. 前記第1連係部材は、前記中継アームの左右一方側に位置して、前記中継アームの左右一方側から前記中継アームの上端部に連結され、
    前記第2連係部材は、前記中継アームの左右他方側に配置して、前記中継アームの左右他方側から前記中継アームの下端部に連結されている請求項3に記載のトラクタ。
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