JP2017061242A - スライドレール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乗物の床面に対して固定されるロアレール10と、ロアレール10に対して、第一の方向Fと、第一の方向Fの反対の第二の方向Rに摺動可能に係合され、乗物用シートに固定されるアッパーレール20と、アッパーレール20に固定された軸部材40を中心に軸回転可能なギア部材30と、アッパーレール20が第一の方向Fに摺動する時に、第二の方向Rに摺動する時よりも大きな抵抗をギア部材30の軸回転に対して与える調整部材60と、を有し、ロアレール10には、アッパーレール20の摺動方向に沿って複数の、ギア部材30と係合可能な凹部15が設けられ、アッパーレール20の摺動に伴って、ギア部材30が複数の凹部15のそれぞれと順次係合しながら軸回転されるスライドレールとする。
【選択図】図2
Description
本発明の一実施形態にかかるスライドレール1の構成を図1〜6に示す。本スライドレール1は、車両等の乗物の床面100に設けられ、シートを支持するのに用いられる。
本スライドレール1には摺動荷重調整機構が設けられ、アッパーレール20がロアレール10に対して前方F(第一の方向)に摺動する時と、後方R(第二の方向)に摺動する時とで、アッパーレール20に印加される摺動荷重を切り替える役割を果たす。図2〜5に示すように、摺動荷重調整機構は、ギア部材30、軸部材40、押圧部材50、調整部材60、慣性伝達部70等を含んで構成されている。以降、各部材の構成を説明するに際し、図6に示すように、乗物床面100の傾斜に沿って取り付けられたスライドレール1の前方Fおよび後方R、さらに床面100の傾斜に直交する上方Uおよび下方Dを方向の基準とする。
以上のような構成を有する摺動荷重調整機構は、アッパーレール20をロアレール10に対して前方Fまたは後方Rに摺動させた際に、以下のように機能して、アッパーレール20の摺動荷重を調整する。
上記の摺動荷重調整機構は、アッパーレール20の摺動に伴うギア部材30の軸回転を利用して、摺動荷重の調整のみならず、ロアレール10に対するアッパーレール20のスライド位置の検出も同時に行うことができる。上記実施形態においては、ギア部材30に設けられた永久磁石35,35と軸部材40に設けた磁気センサ46,46の組が、ギア部材30の軸回転量を検出する回転検知部として機能し、スライド位置の検出に利用される。
10 ロアレール
11 底面
14,14 垂下面
15 係合凹部
20 アッパーレール
21 天井面
30 ギア部材
31 軸孔
32 ギア歯
33 (ギア部材の)上面
34 (ギア部材の)下面
35,35 磁石
40 軸部材
41 支持部
42 円柱部
43 角柱部
44 固定部
46 磁気センサ
47 ハーネス
50 押圧部材
51 支持孔
52 (押圧部材の)下面
53 ガイド面
60 調整部材
61 移動孔
62 (調整部材の)上面
63 テーパ面
Claims (7)
- 乗物の床面に対して固定されるロアレールと、
前記ロアレールに対して、第一の方向と、前記第一の方向の反対の第二の方向に摺動可能に係合され、乗物用シートに固定されるアッパーレールと、
前記アッパーレールに固定された軸部材を中心に軸回転可能なギア部材と、
前記アッパーレールが前記第一の方向に摺動する時に、前記第二の方向に摺動する時よりも大きな抵抗を前記ギア部材の軸回転に対して与える調整部材と、を有し、
前記ロアレールには、前記アッパーレールの摺動方向に沿って複数の、前記ギア部材と係合可能な凹部が設けられ、前記アッパーレールの摺動に伴って、前記ギア部材が前記複数の凹部のそれぞれと順次係合しながら軸回転されることを特徴とするスライドレール。 - 前記アッパーレールには、錘部材が、前記第一の方向と第二の方向の間で往復運動可能に結合され、
前記アッパーレールの摺動に伴って前記錘部材に作用する慣性力が、前記調整部材に伝達され、前記慣性力が作用する方向によって、前記調整部材が前記ギア部材の軸回転に与える抵抗が切り替えられることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール。 - 前記軸部材は、軸に沿って前記ギア部材に当接する支持部を有し、
前記調整部材は、前記第一の方向と第二の方向を結ぶ方向に沿って、押圧位置と解除位置との間を往復運動可能であり、前記押圧位置においては、前記ギア部材を前記支持部に対して押し付ける押圧力を及ぼし、前記解除位置においては、前記押圧力を及ぼさず、
前記調整部材と前記錘部材の間は、リンク部材を介して結合され、前記錘部材に前記第二の方向に向かう慣性力が作用すると、前記調整部材が前記押圧位置に配置され、前記錘部材に前記第二の方向に向かう慣性力が作用しない状態においては、前記調整部材が前記解除位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載のスライドレール。 - 前記調整部材は、前記ギア部材に面して、前記解除位置側の部位が前記押圧位置側の部位よりも前記ギア側に傾斜したテーパ面を有し、
前記ギア部材と前記調整部材の前記テーパ面との間には、押圧部材が設けられ、
前記押圧部材は、前記ギア部材に当接する押圧面と、前記テーパ面に沿った傾斜を有するガイド面と、を有することを特徴とする請求項3に記載のスライドレール。 - 前記スライドレールはさらに、前記ギア部材の軸回転量を検出する回転検知部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のスライドレール。
- 前記ギア部材は、非磁性物質よりなり、
前記回転検知部は、前記ギア部材の前記軸部材に面する内周面に沿って一部の領域に設けられた磁石と、前記軸部材の外周面に沿って一部の領域に設けられた磁気センサと、を有することを特徴とする請求項5に記載のスライドレール。 - 前記ギア部材は、非導電性物質よりなり、
前記回転検知部は、前記ギア部材の前記軸部材に面する内周面に沿って一部の領域に設けられた第一の導電体と、前記軸部材の外周面に沿って一部の領域に設けられ、前記第一の導電体と接触可能な第二の導電体と、前記第二の導電体に接続され、前記第一の導電体と前記第二の導電体の間に導通が形成されたことを検出する導通センサと、を有することを特徴とする請求項5に記載のスライドレール。
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JP2007308117A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シート |
JP2015067167A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | トヨタ紡織株式会社 | スライドレール |
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