JP2017060628A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】シーツや布団の軟質生地を清掃する際に、電動機で回転する回転清掃体にシーツや布団の軟質生地が吸着によって回転清掃体に巻き込むのを防止しつつ、塵埃を効率良く吸塵し、かつ自走作用により軽操作で清掃作業ができる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】掃除機本体1の底面に設けた塵埃の吸込口30の前方底面に電動機20で回転する回転清掃体18と、吸込口30より後方に配置され被清掃面側に突出した複数の第1突起部26と第2突起部33と、複数の円筒状の円筒部23が間隔をおいて配置されて形成された回転清掃体18と、回転清掃体18に対し隙間を空けて周囲全体を覆う開口部31を有したカバー体6とが設けられ、開口部31に複数の円筒部23との間の隙間部分にリブ部を形成したことにより、シーツや布団の軟質生地が吸着によって回転清掃体に巻き込むのを防止し塵埃を効率良く吸塵し、かつ自走作用により軽操作で清掃作業ができる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、布団や寝具等の軟らかい被清掃面の塵埃を捕集する電気掃除機に関するものである。
従来、この種の寝具のような掃除対象物の掃除を行う真空掃除機は、上下運動により掃除対象物に打撃を与えて異物を脱落させる埃叩きと、回転により掃除対象物から異物を払い落とす円筒状ブラッシュとが単一の駆動源によって連動されて掃除対象物から異物を効率的に除去しながら集塵効率を向上させているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−128548号公報
しかしながら、前記従来の構成では、被清掃面であるシーツや布団の軟質生地を清掃する際に、シーツや布団の軟質生地が回転する円筒状ブラッシュに巻き込まれ絡まり易く、清掃作業がし難く、さらに、回転する円筒状ブラッシュが自走作用を有してないため、清掃操作が重く手に負担がかかるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、シーツや布団の軟質生地を清掃する際に、電動機で回転するブラシや自走作用をもたらす円筒状の円筒部が、シーツや布団の軟質生地を巻き込むのを防止し、さらに自走構成を有し軽操作で清掃作業ができ、使い勝手が良い電気掃除機を提供するものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、掃除機本体と、前記掃除機本体の内部に設けられ、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸引側に連通する集塵室と、前記掃除機本体の底面に設けられ前記集塵室と連通し被清掃面上の塵埃を吸引する吸気口と、前記吸気口より前方に配置され前記掃除機本体の前方底面に設けられた回転清掃体収納室と、前記回転清掃体収納室に回転可能に配置された回転清掃体と、前記回転清掃体を回転駆動させる電動機と、前記吸気口より後方に配置され前記掃除機本体の底面から被清掃面方向に突出した複数の突起部と、前記掃除機本体の前方底面に着脱自在に設けたカバー体と、を備え、前記回転清掃体は、中央エリア部分と前記中央エリア部分以外の両サイドエリア部分とが区別されて構成され、前記中央エリア部分には、清掃部材が前記回転清掃体の長手方向に装着されており、前記中央エリア部分以外の両サイドエリア部分には、周方向に装着された複数の円筒状の円筒部が間隔をおいて配置されて形成され、前記カバー体は、前記回転清掃体に対し隙間を空けて周囲全体を覆う開口部と、前記吸気口を覆う格子部からなる複数の吸込口と、前記開口部に設けられたリブ部から形成され、前記リブ部は、前記複数の円筒状の円筒部との間の隙間部分、および前記中央エリア部分に設けた清掃部材の端部とその近傍に配置された前記円筒部との間の隙間部分に配置され、さらに前記リブ部は、前記回転清掃体と隙間を設け、かつ前記円筒状の円筒部より低い高さに設定して配置されたことを特徴としたものである。
これにより、清掃作業中において、被清掃面方向に突出した複数の突起部と、カバー体
の開口部に設けられたリブ部によりシーツや布団の軟質生地が押さえ付けられことによって、複数の突起部と、リブ部との間で、シーツや布団の軟質生地に対し、引っ張るようにテンションが加わることにより、弛みや波打ちが引き伸ばされ、回転する回転清掃体や円筒状の円筒部によって、シーツや布団の軟質生地が巻き込まれるのを防止することができる。また、さらにリブ部よりも被清掃面方向に突出した円筒状の円筒部が、被清掃面との接触摩擦により、掃除機本体の自走作用を生み出し、軽操作で清掃作業を行うことができる。
本発明は、シーツや布団の軟質生地を清掃する際に、電動機で回転するブラシや自走作用をもたらす円筒状の円筒部及びリブ部が、シーツや布団の軟質生地を巻き込むのを防止し、さらに自走構成を有し軽操作で清掃作業ができ、使い勝手が良い電気掃除機を提供するものである。
本発明の実施の形態に係る掃除機の全体斜視図 同掃除機の上面図 同掃除機の底面図 同掃除機の側面図 同掃除機の中央縦断面図 同掃除機の要部拡大中央縦断面図 同掃除機の正面図 同掃除機の背面図 同回転ブラシの斜視図 同掃除機のカバー体と回転ブラシを示す要部斜視図 同掃除機の一部を破断した斜視図 同掃除機の一部を破断し拡大した要部斜視図 同掃除機の回転検出センサーを軸方向に切断した拡大断面図 同掃除機の図13におけるA−A断面図 同掃除機を上下反転させた状態の図13におけるA−A断面図 同掃除機の回転体と回転検出センサーが組み合わさった状態を示す要部斜視図 同掃除機のカバー体を取り外した状態を示す底面図 同掃除機のカバー体の前方斜視図 同掃除機の図18におけるC−C断面図 同掃除機の図3におけるB−B断面図
第1の発明は、掃除機本体と、前記掃除機本体の内部に設けられ、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸引側に連通する集塵室と、前記掃除機本体の底面に設けられ前記集塵室と連通し被清掃面上の塵埃を吸引する吸気口と、前記吸気口より前方に配置され前記掃除機本体の前方底面に設けられた回転清掃体収納室と、前記回転清掃体収納室に回転可能に配置された回転清掃体と、前記回転清掃体を回転駆動させる駆動用電動機構と、前記吸気口より後方に配置され前記掃除機本体の底面から被清掃面方向に突出した複数の突起部と、前記掃除機本体の前方底面に着脱自在に設けたカバー体と、を備え、前記回転清掃体は、中央エリア部分と前記中央エリア部分以外の両サイドエリア部分とが区別されて構成され、前記中央エリア部分には、清掃部材が前記回転清掃体の長手方向に装着されており、前記中央エリア部分以外の両サイドエリア部分には、周方向に装着された複数の円筒状の円筒部が間隔をおいて(左右方向に)配置されて形成され、前記カバー体は、前記回転清掃体に対し隙間を空けて周囲全体を覆う開口部と、前記吸気口を覆う格子部と
、前記開口部に設けられたリブ部から形成され、前記リブ部は、前記複数の円筒状の円筒部との間の隙間部分、および前記中央エリア部分に設けた清掃部材の端部とその近傍に配置された前記円筒部との間の隙間部分に配置され、さらに前記リブ部は、前記回転清掃体と隙間を設け、かつ前記円筒状の円筒部より低い高さに設定して配置されたことを特徴としたものである。
これにより、清掃作業中において、被清掃面方向に突出した複数の突起部と、カバー体の開口部に設けられたリブ部によりシーツや布団の軟質生地が押さえ付けられことによって、複数の突起部と、リブ部との間で、シーツや布団の軟質生地に対し、引っ張るようにテンションが加わることにより、弛みや波打ちが引き伸ばされ、回転する回転清掃体や円筒状の円筒部によって、シーツや布団の軟質生地が巻き込まれるのを防止することができる。また、さらにリブ部よりも被清掃面方向に突出した円筒状の円筒部が、被清掃面との接触摩擦により、掃除機本体の自走作用を生み出し、軽操作で清掃作業を行うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記吸気口を覆う前記カバー体の格子部を、前記掃除機本体の底面から被清掃面方向に隙間を設け、前記カバー体の開口部の左右両端部まで前記格子部を拡張したことを特徴としたものである。
これにより、塵埃を吸い込む範囲が、中央の吸気口のみの範囲からカバー体の開口部の長手方向の全範囲まで拡張されることになり、吸塵性能を向上させることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記吸気口より後方に配置された前記複数の突起部の一部は、突起部の各々の外側壁面は、前記吸気口を覆う格子部における左右方向の最大寸法となる各端部と一致するように配置したものである。
これにより、清掃作業中において、カバー体の開口部の長手方向の全範囲において、突起部と、カバー体の開口部に設けられたリブ部によりシーツや布団の軟質生地が押さえ付けられことによって、複数の突起部と、リブ部との間で、シーツや布団の軟質生地に対し、引っ張るようにテンションが加わることにより、弛みや波打ちが引き伸ばされ、回転する回転清掃体や円筒状の円筒部によって、シーツや布団の軟質生地が巻き込まれるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明にかかる掃除機は、主に布団や毛布、寝具等の軟らかい被清掃面等の掃除を行うもので、シーツ等が吸気口から吸気されるのを抑制しつつ、シーツに付着した糸くずや毛髪、布団、寝具等の軟らかい被清掃面に付着したダニ等の害虫を吸引する装置である。
図1は、本発明の実施の形態に係る掃除機の全体斜視図、図2は、同掃除機の上面図、図3は、同掃除機の底面図、図4は、同掃除機の側面図である。
掃除機本体1は、下ケース2と、下ケース2に装着される上ケース3と、上ケース3に装着され、上ケース3とにより取っ手4を形成する取っ手カバー5と、掃除機本体1底面に着脱自在に装着されるカバー体6とを備えている。掃除機本体1は、カバー体6が装着される側が前方側で、取っ手4が形成される側が後方側である。取っ手4の前方には、電源スイッチ7が配設されている。
図6は、掃除機本体1の中央縦断面図である。図6に示すように、掃除機本体1底面のカバー体6で覆われる位置に吸気口8(図17参照)が形成されている。カバー体6は、掃除機本体1底面の吸気口8との間に間隔9を有して装着され、この間隔9は、吸気口8に連通し、間隔9が吸気路10を形成する。
カバー体6には、吸気口8及び吸気路10に対応する位置に格子部からなる複数の吸込口30を形成している。
掃除機本体1内には、蓋体11により開閉自在に閉塞される集塵室12が形成される。集塵室12には、集塵袋13が着脱自在に装着される。集塵室12は、連通路14により吸気口8に連通している。
図5に示すように、掃除機本体1内の集塵室12の後方には、電動送風機15が収納されている。電動送風機15の駆動により吸気口8から空気が塵埃とともに吸引され、塵埃が集塵袋13内に捕集される。
図17は、カバー体6を取り外した状態の掃除機本体1を前方から見た斜視図である。図17に示すように、掃除機本体1底面の吸気口8の前方位置に回転清掃体収納室16が形成され、回転清掃体収納室16と吸気口8は、複数の切欠部17により連通している。
図11、図12に示すように、回転清掃体収納室16には、回転清掃体18が回転自在に配設され、回転清掃体18は、ベルト19により電動機20に連結される。
回転清掃体18は、図9、図17に示すように、吸気口8に対向する位置に、一対のブラシ21が相対向する位置に植設された中央エリア部22が設けられ、中央エリア部22から間隔を有して複数の円筒部23が配設されている。円筒部23は、起毛布をリング状に巻回して形成されており、円筒部23は、円筒部23間に間隔を有して配設されている。
図17に示すように、掃除機本体1の回転清掃体収納室16より前方位置には、複数の係合孔24が形成されている。掃除機本体1底面の吸気口8の後方位置には、螺合孔25が形成され、掃除機本体1底面の回転清掃体収納室16の後方位置には、掃除機本体1の両側に螺合孔25が形成されている。掃除機本体1には、複数の第1突起部26が間隔を有して底面のカバー体6の後方位置に配設される。
図6に示すように、第1突起部26の側面方向から見た形状は、前後方向の中央よりも吸気口8側(前方側)が、被清掃面方向に対し、最下部27となり、最下部27の前方及び後方が円弧となる形状に形成している。
図10は、カバー体6と回転清掃体18を示す要部斜視図、図18は、カバー体を前方から見た斜視図、図19は、図18におけるC−C断面図である。カバー体6は、吸気口8及び吸気路10を覆うように掃除機本体1底面に装着される。
カバー体6の前部には、掃除機本体1の係合孔24に係合する複数の係止爪28が設けられている。カバー体6には、掃除機本体1の螺合孔25に対応する位置に螺合爪29が設けられている。カバー体6は、係止爪28を係合孔24に係合して、係合孔24と係止爪28との係合を支点としてカバー体6を回転させ、螺合爪29を螺合孔25に螺合することで着脱自在に装着される。螺合爪29は、ドライバーやコインにより回転させることができる構成で、約90度程度の回転により係合、係脱を行うことが可能な構成としている。
図3、図18に示すように、カバー体6には、吸気口8及び吸気路10に対応する位置に格子部からなる複数の吸込口30を形成している。カバー体6の吸込口30の前方位置には、回転清掃体18に対応して回転清掃体18の中央エリア部22及び複数の円筒部23が露出する開口部31を形成している。
開口部31間には、リブ部32を形成し、リブ部32により開口部31間を区画している。リブ部32は、複数の円筒部23との間の隙間部分と、中央エリア部22に設けた清掃部材の端部と近傍に配置した円筒部23との間の隙間部分に配置され、円筒部23は、リブ部32よりも下方に突出する外径に形成している。中央エリア部22に設けた一対のブラシ21も、リブ部32よりも下方に突出するように設定している。
円筒部23を露出させる開口部31の開口縁、特に、後方側の開口縁は、開口縁と円筒部23との隙間を狭くして、回転清掃体18の回転の際に、開口縁と円筒部23との間にシーツ等が巻き込まれないように構成している。
カバー体6の中央付近にある吸込口30より後方位置には、螺合爪29の両側位置に、一対の第2突起部33が形成されている。第2突起部33は、第1突起部26と同様に、側面方向から見た形状は、略三角形状であり、三角形の頂部が被清掃面方向に対する最下部34となり、最下部34の位置は、二等辺三角形の中央よりも前後方向に吸気口8側(前方側)に片寄って配置されており、最下部34の前方及び後方が円弧となる形状に形成している。
第1突起部26と第2突起部33は、お互いの最下部27、最下部34が同じ高さになるように下方に向かって突出している。
左右方向(回転清掃体18の長手方向)で最も外側に位置するカバー体6の吸込口30の外側の開口縁は、外側に位置する第1突起部26の外側の側面とほぼ同じ位置に形成されている。
また、最も内側に位置する吸気口8と対面する吸込口30の外側の開口縁は、第2突起部33の外側の側面とほぼ同じ位置に形成されている。これにより、シーツ等は、リブ部32と第1突起部26及び第2突起部33により押さえられて、吸込口30に吸い付くのを抑制することができる。
また、図3に示すように、第1突起部26と第2突起部33は、最下部27、34が一直線上に位置するように配設されている。第2突起部33の間に螺合爪29が位置しているので、掃除機本体1を布団等の上に載置した際、シーツ等は、両側に位置する第2突起部33により押さえられて螺合爪29に接触することはなく、掃除機本体1を前方向、或いは後方向に移動させる際、螺合爪29にシーツ等が接触して螺合爪29の螺合が外れることを防止することができる。
図3、図6に示すように、カバー体6の前方には、開口部31の両側位置に、平坦部35を形成しており、平坦部35は、第1突起部26と第2突起部33の最下部27、34と同じ高さになるように形成されている。平坦部35と両外側に位置する第1突起部26との間に、両側に位置する螺合爪29が位置するよう形成している。
平坦部35と両側に位置する第1突起部26との間に両側に位置する螺合爪29が位置しているので、掃除機本体1を布団等の上に載置した際、シーツ等は、平坦部35と第1突起部26により押さえられて螺合爪29に接触することはなく、掃除機本体1を前方向
、或いは後方向に移動させる際、螺合爪29にシーツ等が接触して螺合爪29の螺合が外れることを防止することができる。
図11は、掃除機の一部を破断した斜視図、図12は、掃除機の一部を破断し拡大した要部斜視図、図13は、掃除機の回転検出センサーを軸方向に切断した拡大断面図、図14は、掃除機の図13におけるA−A断面図、図15は、掃除機を上下反転させた状態の図13におけるA−A断面図、図16は、掃除機の回転体と回転検出センサーが組み合わさった状態を示す要部斜視図である。
図11及び図12に示すように、第1突起部26と第2突起部33の後方位置には、凹設部36が形成され、凹設部36には、多数の突出部37を突出形成した回転体38が回転自在に支持されている。
回転体38は、回転軸39の両側を掃除機本体1内部で軸受け部40により軸支され、一方の回転軸39に、回転体38の回転を検出する回転検出センサー41が配設される。
図12、図13、図14、図15及び図16に示すように、回転検出センサー41は、上筐体42と下筐体43からなる筐体44を備えている。筐体44内に位置する回転軸45には、複数のスリット46を有する回転板47が回転軸45に対する回転を阻止された状態に固定されている。
また、筐体44内に位置する回転軸45には、回転板47に隣接して振り子板48が装着されている。振り子板48は、一部を切欠した略三日月状に形成し、回転軸45に対して回動可能に装着されている。
振り子板48は、回転軸45に対して回動可能に装着されているため、図14〜図16に示すように、例えば、掃除機本体1が上下反転した際には、振り子板48は、自重により回転する。
筐体44内には、光センサー49を装着している。光センサー49は、発光素子50と受光素子51との間に回転板47と振り子板48を挟むように配設して構成している。光センサー49は、回転体38が回転すると、回転板47が回転して、発光素子50と受光素子51との間の光の受光状態において、回転板47のスリット46が位置する際の光が受光される受光状態と、スリット46が位置せず光が途絶え遮光状態とが連続することを検知することで回転体38の回転を検出する。
光センサー49は、回転体38の回転を検出すると、図示しない制御部に検出信号を送信し、制御部は、検出信号が一定の閾値を越えた際に、回転体38が被清掃面上で清掃動作が開始された状態と判断し、電動機20を駆動させる。前記閾値の設定としては、掃除機本体1を持ち上げた状態で、回転体38に手が触れる程度の少しの回転では電動機20が駆動しないように、0.5秒間の間に2回以上、光の受光状態が受光と否受光が続いた状態になった時点を閾値として設定している。
また、電動送風機15は、回転検出センサー41の出力にかかわりなく、電源スイッチ7の操作によって駆動する。
電動機20が駆動されると、回転清掃体18が回転し、回転清掃体18の中央エリア部22に配置した一対のブラシ21が、布団や毛布、寝具等の軟らかい被清掃面に対して接触して内部の塵埃をたたき出し、また回転清掃体18の中央エリア部22以外の両サイドに間隔を有して設けられた複数の円筒部23の回転により、上記被清掃面に対して前方方
向に自走するため、軽操作で清掃作業を行うことができる。その際、複数の円筒部23の表面に起毛布をリング状に巻回して形成することにより、上記被清掃面にある塵埃をかき取る作用と、上記被清掃面との滑りが減り自走作用が高まる効果が生まれる。
掃除機本体1を上下反転させた状態では、図15に示すように、振り子板48が自重により回転して、発光素子50と受光素子51との間に移動し、遮光状態となる。
この上下反転させた状態で、回転体38を回しても、光センサー49は、光の受光が途絶えた遮光状態の検出信号を制御部に送信するため、制御部は、検出信号が一定の閾値を越えていないと判断し、電動機20を停止させる。
これにより、掃除機本体1を上下反転させた状態では、回転体38が静止した状態でも、誤って手や物が触れて回してしまった状態でも、回転清掃体18は回転せず、不用意に手指等が回転する回転清掃体18に触れる恐れを防止することができる。
回転体38の両サイドに各々配置された回転軸39の軸受け部40は、掃除機本体1の外郭底面に覆われており、その軸受け部40を覆う外郭底面の各々には円弧状の膨出部52が膨出形成されている。
図6、図20に示すように、円弧状の膨出部52が被清掃面と接地する最下部53は、回転体38の突出部37の最下部54よりも下方に位置するように構成し、膨出部52が、回転体38の近傍に配置され、掃除機本体1の載置面として支え受ける構成としている。
これにより、平坦な面やタフテッドカーペットなど、比較的、掃除機本体1が沈みにくい設置面に載置した際には、膨出部52が先に接地することにより、回転体38が設置面に接触せず、掃除機本体1を移動させても回転検出センサー41は、掃除機本体1の移動を検出することはなく、電動機20を駆動させることがない。
従って、掃除機本体1を掃除の対象となる布団や毛布、寝具等の軟らかい被清掃面等とは異なる設置面に載置して、掃除機本体1を移動させたとしても、掃除機本体1の回転清掃体18が回転し、使用者の意思に異なって不用意に、設置面上で動き移動するのを防止することができる。
また、掃除機本体1の後方には、車輪55が回転自在に支持されている。平坦部35、第1突起部26と第2突起部33の最下部27、34、膨出部52の最下部53及び車輪55の表面は、平坦面に掃除機本体1を置いた際に、それぞれ全てが接地するように形成されている。
上記構成において、掃除機本体1を布団等の上に載置し、電源スイッチ7をONし、取っ手4を把持して掃除機本体1を前方、または後方に移動させる。掃除機本体1の移動により回転体*38が回転し、回転体38の回転を回転検出センサー41が検出して制御部が電動機20及び回転清掃体18を回転駆動する。
掃除機本体1の移動を停止、或いはほぼ停止状態にすると、回転体38の回転が停止、或いはほぼ停止状態となるので、回転体38の回転を回転検出センサー41が検出して制御部が回転清掃体18の回転を停止する。なお、電動送風機15は駆動を継続する。
電動送風機15の駆動により、吸込口30から吸気路10及び吸気口8を介して塵埃や毛髪等が空気とともに吸引され、塵埃が集塵袋13内に捕集される。吸込口30は、掃除
機本体1のほぼ全幅にわたって形成されているので、塵埃や毛髪等を効率よく除去することができる。また、開口部31から切欠部17を介して吸気口8を通して塵埃や毛髪等を除去することができる。
電動機20の回転により、回転清掃体18が前方(図6において反時計方向)に向かって回転し、起毛布からなる円筒部23とシーツ等との摩擦力により掃除機本体1が前方向に自走するように作用する。これにより、使用者は、ほとんど掃除機本体1を前方向に押す力を加えることなく、掃除機本体1を前方向に移動させることが可能となる。
回転清掃体18の回転により、ブラシ21及び起毛布からなる円筒部23の掻き上げ力によって、シーツ等に付着した塵埃や毛髪等を効率よく除去することができる。
回転清掃体18の回転によるブラシ21と円筒部23の掻き上げ力、及び電動送風機15の吸引力によりシーツ等が吸込口30に吸い付こうとするが、シーツ等は、リブ部32と第1突起部26及び第2突起部33により押さえられて、吸込口30に吸い付くのを抑制され、掃除機本体1の移動が妨げられるのを抑制することができる。
リブ部32に隣接して円筒部23が位置しているので、リブ部32のシーツ等に対する接触力は比較的弱く、リブ部32がシーツ等をいためる恐れは少ないため、リブ部32の幅は比較的少なくすることができ、シーツ等に対する摩擦力を低減して掃除機本体1の移動性を向上することができる。
第1突起部26及び第2突起部33は、シーツ等を押さえてシーツ等が吸込口30に吸い付くのを抑制する作用を発揮するために、リブ部32に比較して幅広く形成している。実験的に効果的であったのは、吸込口30より後方に配置された複数の第1突起部26及び第2突起部33の回転清掃体18の長手方向の厚み寸法は、複数の円筒状の円筒部23の間隔寸法より小さい、3〜12mmの範囲に設定している。
また、吸込口30より後方に配置された複数の第1突起部26及び第2突起部33の側面方向の形状は、複数の円弧を繋いだ略三角形状とし、この略三角形状の頂部位置、すなわち最下部27、34の位置が、掃除機本体1の前後進行方向に対し、吸込口30側に片寄って形成しているので、シーツ等を抑える作用をより向上することができ、シーツ等の開口部31への吸い付きをより確実に抑制することができる。
リブ部32は、前方側を高く形成しているので、掃除機本体1の前方向への移動が妨げられるのを抑制することが可能となる。また、リブ部32は、開口部31側を低く(被掃除面側に位置するように)形成しているので、シーツ等を抑える作用を向上することができ、シーツ等の開口部31へのすいつきをより確実に抑制することができる。
掃除を中断する場合など、掃除機本体1を上下反転させると、図15に示すように、振り子板48が自重により回転して、発光素子50と受光素子51との間に移動し、遮光状態となる。これにより、回転検出センサー41は、遮光状態の検出信号を制御部に送信し、制御部は、電動機20を停止して、回転する回転清掃体18に不用意に手指等が触れる恐れを防止することができる。
以上のように、本発明にかかる掃除機は、シーツや布団の軟質生地を清掃する際に、電動機で回転する回転清掃体に備えたブラシや自走作用をもたらす円筒部により、シーツや布団の軟質生地が吸着によって回転清掃体に巻き込むのを防止しつつ、塵埃を効率良く吸塵し、さらに円筒部による自走作用により軽操作で清掃作業ができるため、家庭用ならび
に業務用の掃除機として利用することができる。
1 掃除機本体
2 下ケース
3 上ケース
4 取っ手
5 取っ手カバー
6 カバー体
7 電源スイッチ
8 吸気口
9 間隔
10 吸気路
11 蓋体
12 集塵室
13 集塵袋
14 連通路
15 電動送風機
16 回転清掃体収納室
17 切欠部
18 回転清掃体
19 ベルト
20 電動機
21 ブラシ
22 中央エリア部
23 円筒部
24 係合孔
25 螺合孔
26 第1突起部
27 最下部
28 係止爪
29 螺合爪
30 吸込口
31 開口部
32 リブ部
33 第2突起部
34 最下部
35 平坦部
36 凹設部
37 突出部
38 回転体
39 回転軸
40 軸受け部
41 回転検出センサー
42 上筐体
43 下筐体
44 筐体
45 回転軸
46 スリット
47 回転板
48 振り子板
49 光センサー
50 発光素子
51 受光素子
52 膨出部
53 最下部
54 最下部
55 車輪

Claims (3)

  1. 掃除機本体と、
    前記掃除機本体の内部に設けられ、吸引風を発する電動送風機と前記電動送風機の吸引側に連通する集塵室と、
    前記掃除機本体の底面に設けられ前記集塵室と連通し被清掃面上の塵埃を吸引する吸気口と、
    前記吸気口より前方に配置され前記掃除機本体の前方底面に設けられた回転清掃体収納室と、
    前記回転清掃体収納室に回転可能に配置された回転清掃体と、
    前記回転清掃体を回転駆動させる電動機と、
    前記吸気口より後方に配置され前記掃除機本体の底面から被清掃面方向に突出した複数の突起部と、
    前記掃除機本体の前方底面に着脱自在に設けたカバー体と、を備え、
    前記回転清掃体は、中央エリア部分と前記中央エリア部分以外の両サイドエリア部分とが区別されて構成され、前記中央エリア部分には、清掃部材が前記回転清掃体の長手方向に装着されており、前記中央エリア部分以外の両サイドエリア部分には、周方向に装着された複数の円筒状の円筒部が間隔をおいて配置されて形成され、
    前記カバー体は、前記回転清掃体に対し隙間を空けて周囲全体を覆う開口部と、前記吸気口を覆う格子部からなる複数の吸込口と、前記開口部に設けられたリブ部から形成され、前記リブ部は、前記複数の円筒状の円筒部との間の隙間部分、および前記中央エリア部分に設けた清掃部材の端部とその近傍に配置された前記円筒部との間の隙間部分に配置され、さらに前記リブ部は、前記回転清掃体と隙間を設け、かつ前記円筒状の円筒部より低い高さに設定して配置されたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記吸気口を覆う前記カバー体の格子部を、前記掃除機本体の底面から被清掃面方向に隙間を設け、前記カバー体の開口部の左右両端部まで前記格子部を拡張したことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記吸気口より後方に配置された前記複数の突起部の一部は、突起部の各々の外側壁面は、前記吸気口を覆う格子部における左右方向の最大寸法となる各端部と一致するように配置した請求項1または2に記載の電気掃除機。
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