JP2017058961A - 警報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】システムへの情報登録に多くの手間をかけることなく、性別の施設に異性が侵入したことによるトラブル発生の可能性を報知できるようにすること。【解決手段】性別の施設を特定するための性別施設情報と、利用者の性別を含む利用者情報と、位置情報検出手段により検出される利用者の位置情報とに基づいて、性別の施設内における異性の利用者どうしの接近を検出して報知を行うようにする。これにより、性別の施設内において異性の利用者どうしが接近したことが検出され、その旨が報知されるようにする。但し、異性の利用者が施設内に侵入したことが検出されたとしても、性別の施設内に正規の利用者が居ることが検出されていなければ、異性の利用者どうしが接近したことが検出されずに、報知は行われないようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、警報システムに関し、特に、利用者どうしの接近を検出して警報を発するようになされたシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院では、集中治療室や救命救急病棟などを除き、複数の患者が入院する多床室は男女別に設けられる。また、病院内には、男女共用トイレの他に、男女別トイレが設置されることも一般的である。基本的に、女性専用に設定された病室には女性しか入院せず、女性専用のトイレは女性しか使用できない。同様に、男性専用の病室やトイレは男性しか使用できない。
ところが、これらの施設に異性が入ってしまうというトラブルが発生することがあった。例えば、同じ病棟内に男性用の病室と女性用の病室とが併存している場合に、男性患者または女性患者が間違って異性の病室に入ってしまうことがあった。特に、認知症や脳障害等を患っている患者、あるは高齢者などが上記のトラブルを起こすことがあった。
なお、あらかじめシステムに登録された個人ないしグループの利用者どうしが、あらかじめ個々に設定した距離内に達したことを、当該利用者の携帯端末に自動通知するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、あらかじめ個人別に登録された危険エリアに該当の個人が侵入したときに警報を発する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−217128号公報 特開2004−234061号公報
しかしながら、特許文献1に記載の通知システムでは、あらかじめ登録された利用者(システムを病院に適用する場合は患者)どうしが接近したときに、その患者が所持する携帯端末に対して接近の事実を知らせるのみである。そのため、その接近の事実を病院側のスタッフは把握することができず、トラブル回避または解消のための処置をとることはできない。
これに対し、特許文献2に記載の警報システムによれば、これを病院に適用した場合、あらかじめ患者別に登録された危険エリアに該当の患者が侵入したときに、病院側のスタッフに対して警報を発することが可能である。しかしながら、個々の患者毎に、侵入してはいけない異性の病室やトイレを危険エリアとして全てシステムに登録しなければならず、システムを運用するために膨大な手間がかかるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、システムへの情報登録に多くの手間をかけることなく、性別の施設に異性が侵入したことによるトラブル発生の可能性を報知できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、性別の施設を特定するための性別施設情報と、利用者の性別を含む利用者情報と、位置情報検出手段により検出される利用者の位置情報とに基づいて、性別の施設内における異性の利用者どうしの接近を検出して報知を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、性別の施設(例えば、女性専用の施設)に異性(例えば、男性)の利用者が侵入すると、当該異性の利用者が施設内に侵入したことが検出される。一方、性別の施設に正規の利用者(例えば、女性)が入室すると、当該正規の利用者が施設内に入室したことが検出される。これにより、性別の施設内において異性の利用者どうしが接近したことが検出され、その旨が報知される。なお、異性の利用者または正規の利用者の一方のみが施設内に入室したことが検出されたとしても、異性の利用者どうしが接近したことが検出されないので、報知は行われない。したがって、本発明によれば、性別の施設に異性が侵入して異性の利用者どうしが居合わせた場合に、トラブル発生の可能性を報知することができる。
また、性別の施設を特定するための性別施設情報は、個々の利用者毎に設定しなければならない情報ではなく、施設毎に設定しておけばよい情報である。一方、利用者の性別を含む利用者情報は、個々の利用者毎に設定される情報ではあるが、病院や介護施設等が通常使用するシステム(例えば、ナースコールシステム等)が保有している情報である。本発明の警報システムは、この種の利用者情報を利用することが可能であり、個々の利用者毎に、侵入してはいけない性別の施設の情報を登録する必要はない。したがって、本発明によれば、システムへの情報登録に多くの手間をかけることなく、性別の施設に異性が侵入したことによるトラブル発生の可能性を報知することが可能である。
本発明の一実施形態に係る警報システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る利用者情報および性別施設情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る警報装置による処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る警報システムによる動作の具体例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔警報システム1の構成〕
図1は、本発明の一実施形態に係る警報システム1の構成例を示す図である。本実施形態の警報システム1は、例えば病院、介護施設等、異性の利用者どうしの接近の検出を行うべき施設に設置される。
図1に示すように、本実施形態に係る警報システム1は、警報装置10、無線発信機20および無線受信機30を備えて構成されている。無線発信機20と無線受信機30との間は、無線で情報の授受が行われる。警報装置10と無線受信機30との間は、有線で接続されている。無線発信機20および無線受信機30は、利用者の位置情報を検出する位置情報検出手段として機能する。
無線発信機20は、異性の利用者どうしの接近の検出対象とされる利用者が保持する。無線発信機20は、当該無線発信機20を一意に識別するためのタグIDを記憶している。無線発信機20としては、例えばRFID(Radio Frequency Identifier)タグ等が用いられる。
無線受信機30は、各性別の施設の出入口付近に設置されている。性別の施設とは、例えば、病室、トイレ、浴室等である。無線受信機30は、当該無線受信機30が設置されている性別の施設内に入室した無線発信機20を検出し、当該無線発信機20から発信されるタグID(発信情報)を受信する。
無線受信機30は、識別情報受信部31および識別情報通知部32を備える。識別情報受信部31は、無線発信機20からの発信情報として、無線発信機20の識別情報であるタグIDを受信する。識別情報通知部32は、識別情報受信部31により受信された無線発信機20のタグID、および、当該無線受信機30の識別情報である受信機IDを警報装置10に通知する。
警報装置10は、無線受信機30において無線発信機20からの発信情報が受信された場合に通知される通知情報に基づいて、異性の利用者どうしの接近を検出して報知する。
図1に示すように、本実施形態に係る警報装置10は、性別施設情報記憶部11、利用者情報記憶部12、在室状況記憶部18、ディスプレイ13およびスピーカ14を備えている。また、本実施形態に係る警報装置10は、その機能構成として、受信部15、異性接近検出部16および報知部17を備えている。
なお、上記各機能ブロック15〜17は、ハードウェア構成、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック15〜17は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAM、ROM、ハードディスク、半導体メモリ等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
性別施設情報記憶部11は、性別の施設を特定するための性別施設情報を記憶する。特に、性別施設情報記憶部11は、性別の施設を特定するための性別施設情報を無線受信機30の識別情報である受信機IDと関連付けて記憶する。なお、性別施設情報記憶部11に記憶されている性別施設情報の詳細については、図2を用いて後述する。
利用者情報記憶部12は、利用者の性別を含む利用者情報を記憶する。特に、利用者情報記憶部12は、利用者の性別を含む利用者情報を無線発信機20の識別情報であるタグIDと関連付けて記憶する。なお、利用者情報記憶部12に記憶されている利用者情報の詳細については、図2を用いて後述する。
受信部15は、無線受信機30において無線発信機20からの発信情報が受信された場合に、当該受信したことを通知する通知情報を無線受信機30から受信する。受信部15が受信する通知情報には、少なくとも、無線受信機30の受信機IDと、無線受信機30が無線発信機20から受信したタグIDとが含まれている。
異性接近検出部16は、受信部15により受信された無線発信機20のタグIDおよび無線受信機30の受信機IDと、利用者情報記憶部12に記憶された利用者情報と、性別施設情報記憶部11に記憶された性別施設情報とに基づいて、性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していることを検出する。
具体的には、異性接近検出部16は、受信部15により受信された無線発信機20のタグIDと、利用者情報記憶部12に記憶された利用者情報とに基づいて、そのタグIDを保持する利用者のIDおよび性別(男性または女性)を特定する。また、異性接近検出部16は、受信部15により受信された無線受信機30の受信機IDと、性別施設情報記憶部11に記憶された性別施設情報とに基づいて、その受信機IDに対応する無線受信機30が設置されている施設が、性別の施設(男性専用または女性専用)か否かを判断する。
そして、異性接近検出部16は、性別の施設であると判断した場合、在室状況記憶部18を参照することにより、その性別の施設に先の入室者が在室しているか否かを判断する。ここで、異性接近検出部16は、その性別の施設に先の入室者が在室していないと判断した場合、その性別の施設と、特定した利用者のIDおよび性別とを対応付けて在室状況記憶部18に記憶させる。
一方、異性接近検出部16は、その性別の施設に先の入室者が在室していると判断した場合、在室状況記憶部18に記憶されている先の入室者の性別と、特定した利用者(後の入室者)の性別とが同じか否かを判断する。ここで、異性接近検出部16は、先の入室者の性別と特定した利用者(後の入室者)の性別とが同じではないと判断した場合、特定した性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していると判断する。一方、異性接近検出部16は、先の入室者の性別と特定した利用者(後の入室者)の性別とが同じであると判断した場合、特定した性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していないと判断する。
第1例:女性用トイレ(性別の施設)において、正規の利用者である女性の利用者が既に在室しているときに、不正の利用者である男性の利用者が侵入してきたとき。
この場合、異性接近検出部16は、受信部15が受信した受信機IDによって性別の施設を「女性専用」と特定し、受信部15が受信したタグIDによって利用者(後の入室者)の性別を「男性」と特定する。このとき、その性別の施設に性別が「女性」である先の入室者(正規の利用者)が既に在室していることが在室状況記憶部18に記憶されているから、異性接近検出部16は、女性用トイレに不正の利用者(男性)が後から侵入してきたことにより、その性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していると判断する。
第2例:女性用トイレ(性別の施設)において、不正の利用者である男性の利用者が既に在室しているときに、正規の利用者である女性の利用者が入室してきたとき。
この場合、異性接近検出部16は、受信部15が受信した受信機IDによって性別の施設を「女性専用」と特定し、受信部15が受信したタグIDによって利用者(後の入室者)の性別を「女性」と特定する。このとき、その性別の施設に性別が「男性」である先の入室者(不正の利用者)が既に在室していることが在室状況記憶部18に記憶されているから、異性接近検出部16は、女性用トイレに不正の利用者(男性)が先に侵入していたことにより、その性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していると判断する。
第3例:男性用トイレ(性別の施設)において、正規の利用者である男性の利用者が既に在室しているときに、不正の利用者である女性の利用者が侵入してきたとき。
この場合、異性接近検出部16は、受信部15が受信した受信機IDによって性別の施設を「男性専用」と特定し、受信部15が受信したタグIDによって利用者(後の入室者)の性別を「女性」と特定する。このとき、その性別の施設に性別が「男性」である先の入室者(正規の利用者)が既に在室していることが在室状況記憶部18に記憶されているから、異性接近検出部16は、男性用トイレに不正の利用者(女性)が後から侵入してきたことにより、その性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していると判断する。
第4例:男性用トイレ(性別の施設)において、不正の利用者である女性の利用者が既に在室しているときに、正規の利用者である男性の利用者が入室してきたとき。
この場合、異性接近検出部16は、受信部15が受信した受信機IDによって性別の施設を「男性専用」と特定し、受信部15が受信したタグIDによって利用者(後の入室者)の性別を「男性」と特定する。このとき、その性別の施設に性別が「女性」である先の入室者(不正の利用者)が既に在室していることが在室状況記憶部18に記憶されているから、異性接近検出部16は、男性用トイレに不正の利用者(女性)が先に侵入していたことにより、その性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していると判断する。
報知部17は、異性接近検出部16により性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していることが検出された場合に警報を発する。例えば、報知部17は、性別の施設と、その性別の施設内に不正に侵入した利用者とを特定できるような形態で、性別の施設内における異性の利用者どうしの接近を報知するための表示画面をディスプレイ13に表示させるとともに、性別の施設内における異性の利用者どうしの接近を報知するための報知音をスピーカ14から出力させる。
〔利用者情報および性別施設情報の一例〕
図2は、本発明の一実施形態に係る利用者情報および性別施設情報の一例を示す図である。図2(a)は、利用者情報記憶部12に記憶されている利用者情報の一例である。図2(b)は、性別施設情報記憶部11に記憶されている性別施設情報の一例である。
図2(a)に示すように、利用者情報記憶部12には、利用者の性別を含む利用者情報が、無線発信機20の識別情報であるタグIDと関連付けて記憶されている。例えば、図2(a)の例では、利用者ID「0001」に関し、タグIDが「T0001」である無線発信機20を保持しており、性別が「男」であることが示されている。また、利用者ID「0002」に関し、タグIDが「T0002」である無線発信機20を保持しており、性別が「女」であることが示されている。
一方、図2(b)に示すように、性別施設情報記憶部11には、性別の施設を特定するための性別施設情報が、無線受信機30の識別情報である受信機IDと関連付けて記憶されている。例えば、図2(b)の例では、施設番号が「801」である施設(病室)に関し、受信機IDが「AP0801」である無線受信機30が設置されており、この病室が「男性専用」であることが示されている。また、施設番号が「811」である施設(女性トイレ)に関し、受信機IDが「AP0811」である無線受信機30が設置されており、このトイレが「女性専用」であることが示されている。また、施設番号が「831」である施設(食堂)に関し、受信機IDが「AP0831」である無線受信機30が設置されており、この食堂が「男女共用」であることが示されている。
このように利用者情報記憶部12に記憶されている利用者情報および性別施設情報記憶部11に記憶されている性別施設情報は、異性接近検出部16により、利用者の性別および性別の施設を特定して、性別の施設内において異性の利用者どうしが接近しているか否かを判断するために参照される。
〔警報装置10による処理の手順〕
図3は、本発明の一実施形態に係る警報装置10による処理の手順を示すフローチャートである。図3に例示する処理は、例えば、警報装置10の電源がオンとされたときに開始される。
まず、受信部15が、無線受信機30から通知情報を受信したか否かを判断する(ステップS302)。ここで、無線受信機30から通知情報を受信していないと受信部15が判断した場合(ステップS302:No)、受信部15が、ステップS302の判断処理を再度実行する。
一方、無線受信機30から通知情報を受信したと受信部15が判断した場合(ステップS302:Yes)、異性接近検出部16が、ステップS302で受信した通知情報に含まれている無線発信機20のタグIDと、利用者情報記憶部12に記憶された利用者情報とに基づいて、利用者のIDおよび性別を特定する(ステップS304)。
また、異性接近検出部16が、ステップS302で受信した通知情報に含まれている無線受信機30の受信機IDと、性別施設情報記憶部11に記憶された性別施設情報とに基づいて、当該受信機IDに対応する無線受信機30が設置されている施設が、性別の施設であるか否かを判断する(ステップS306)。ここで、性別の施設ではないと異性接近検出部16が判断した場合(ステップS306:No)、警報装置10は、図3に示す一連の処理を終了する。
一方、性別の施設であると異性接近検出部16が判断した場合(ステップS306:Yes)、異性接近検出部16が、在室状況記憶部18を参照することにより、当該性別の施設内に先の入室者がいるか否かを判断する(ステップS308)。
ここで、性別の施設内に先の入室者がいないと異性接近検出部16が判断した場合(ステップS308:No)、警報装置10は、ステップS316へ処理を進める。一方、性別の施設内に先の入室者がいると異性接近検出部16が判断した場合(ステップS308:Yes)、異性接近検出部16が、先の入室者の性別と、ステップS304で特定された後の入室者の性別とが同じか否かを判断する(ステップS310)。ここで、先の入室者の性別と後の入室者の性別とが同じであると異性接近検出部16が判断した場合(ステップS310:Yes)、警報装置10は、ステップS316へ処理を進める。
一方、先の入室者の性別と後の入室者の性別とが同じではないと異性接近検出部16が判断した場合(ステップS310:No)、異性接近検出部16が、性別の施設内における異性の利用者どうしの接近であると判断し(ステップS312)、報知部17が、性別の施設内における異性の利用者どうしの接近を報知する(ステップS314)。そして、警報装置10は、図3に示す一連の処理を終了する。
ステップS316では、異性接近検出部16が、上記性別の施設と、ステップS304で特定された利用者のIDおよび性別とを対応付けて在室状況記憶部18に記憶させる。その後、異性接近検出部16が、在室状況記憶部18に記憶されている利用者のIDのうち、一定期間内に更新されていないIDがあるか否かを判断する(ステップS318)。ここで、一定期間内に更新されていないIDがないと異性接近検出部16が判断した場合(ステップS318:No)、警報装置10は、図3に示す一連の処理を終了する。一方、一定期間内に更新されていないIDがあると異性接近検出部16が判断した場合(ステップS318:Yes)、そのIDを有する利用者が退室したことを意味するから、異性接近検出部16が、そのIDに対応する情報(施設と利用者のIDおよび性別との対応付け)を在室状況記憶部18から削除する(ステップS320)。そして、警報装置10は、図3に示す一連の処理を終了する。
〔警報システム1による動作の具体例〕
図4は、本発明の一実施形態に係る警報システム1による動作の具体例を示す図である。図4は、ある病院施設内の一部のレイアウトを模式的に示したものである。
図4に示すように、病院施設内には、男性専用の性別の施設として「男性用トイレ」、「男性用浴室」および「病室(男)」が設けられている。また、病院施設内には、女性専用の性別の施設として「女性用トイレ」、「女性用浴室」および「病室(女)」が設けられている。
上記各性別の施設には、出入口付近に無線受信機30が設けられている。各無線受信機30は、当該無線受信機30が設置されている性別の施設内に入室した無線発信機20を検出し、当該無線発信機20から発信されるタグID(発信情報)を受信する。そして、各無線受信機30は、無線発信機20から受信したタグID、および、当該無線受信機30の受信機IDを含んだ通知情報を警報装置10に送信する。これに応じて、警報装置10では、無線受信機30から受信した通知情報に含まれているタグIDおよび受信機IDに基づいて、異性の利用者どうしの接近を検出して報知する。
図4(a)では、女性専用の性別の施設である女性用トイレにおいて、正規の利用者である先の入室者(女性)が既に在室しているときに、不正の利用者である後の入室者(男性)が侵入してきた例を示す。
この場合、まず、先の入室者(女性)が女性用トイレに入室したときに、女性用トイレの無線受信機30が、先の入室者(女性)が保持する無線送信器20からタグID「T0002」を受信する。そして、無線受信機30は、タグID「T0002」と、当該無線受信機30の受信機ID「AP0811」とを、警報装置10へ通知する。
これに応じて、警報装置10の異性接近検出部16は、無線受信機30から通知されたタグID「T0002」と、利用者情報記憶部12に記憶された利用者情報(図2(a)参照)とに基づいて、先の入室者のIDを「0002」と特定し、性別を「女性」と特定する。
また、異性接近検出部16は、無線受信機30から通知された受信機ID「AP0811」と、性別施設情報記憶部11に記憶された性別施設情報(図2(b)参照)とに基づいて、この施設の施設番号「811(女性トイレ)」および性別「女性専用」を特定する。
この時点では、女性用トイレに他の利用者が在室していない(すなわち、上記在室状況記憶部18に他の利用者が記憶されていない)ことから、異性接近検出部16は、特定した施設の施設番号「811(女性トイレ)」と、特定した先の入室者のID「0002」および性別「女性」とを対応付けて、在室状況記憶部18に記憶させておく。
その後、後の入室者(男性)が女性用トイレに侵入したときに、女性用トイレの無線受信機30が、後の入室者(男性)が保持する無線送信器20からタグID「T0001」を受信する。そして、無線受信機30は、タグID「T0001」と、当該無線受信機30の受信機ID「AP0811」とを、警報装置10へ通知する。
これに応じて、警報装置10の異性接近検出部16は、無線受信機30から通知されたタグID「T0001」と、利用者情報記憶部12に記憶された利用者情報(図2(a)参照)とに基づいて、後の入室者のIDを「0001」と特定し、性別を「男性」と特定する。
また、異性接近検出部16は、無線受信機30から通知された受信機ID「AP0811」と、性別施設情報記憶部11に記憶された性別施設情報(図2(b)参照)とに基づいて、この施設の施設番号「811(女性トイレ)」および性別「女性専用」を特定する。
このとき、女性用トイレに先の入室者(女性)が在室している(すなわち、上記在室状況記憶部18に先の入室者(女性)が記憶されている)ことから、異性接近検出部16は、この女性トイレ内において異性の利用者どうしが接近したと判断する。その結果、報知部17により、女性トイレ内における異性の利用者どうしの接近が報知されることとなる。
図4(b)では、女性専用の性別の施設である女性用トイレにおいて、不正の利用者である先の入室者(男性)が既に在室しているときに、正規の利用者である後の入室者(女性)が入室してきた例を示す。
この場合、まず、先の入室者(男性)が女性用トイレに侵入したときに、女性用トイレの無線受信機30が、先の入室者(男性)が保持する無線送信器20からタグID「T0001」を受信する。そして、無線受信機30は、タグID「T0001」と、当該無線受信機30の受信機ID「AP0811」とを、警報装置10へ通知する。
これに応じて、警報装置10の異性接近検出部16は、無線受信機30から通知されたタグID「T0001」と、利用者情報記憶部12に記憶された利用者情報(図2(a)参照)とに基づいて、先の入室者のIDを「0001」と特定し、性別を「男性」と特定する。
また、異性接近検出部16は、無線受信機30から通知された受信機ID「AP0811」と、性別施設情報記憶部11に記憶された性別施設情報(図2(b)参照)とに基づいて、この施設の施設番号「811(女性トイレ)」および性別「女性専用」を特定する。
この時点では、女性用トイレに他の利用者が在室していない(すなわち、上記在室状況記憶部18に他の利用者が記憶されていない)ことから、異性接近検出部16は、特定した施設の施設番号「811(女性トイレ)」と、特定した先の入室者のID「0001」および性別「男性」とを対応付けて、在室状況記憶部18に記憶させておく。
その後、後の入室者(女性)が女性用トイレに入室したときに、女性用トイレの無線受信機30が、後の入室者(女性)が保持する無線送信器20からタグID「T0002」を受信する。そして、無線受信機30は、タグID「T0002」と、当該無線受信機30の受信機ID「AP0811」とを、警報装置10へ通知する。
これに応じて、警報装置10の異性接近検出部16は、無線受信機30から通知されたタグID「T0002」と、利用者情報記憶部12に記憶された利用者情報(図2(a)参照)とに基づいて、後の入室者のIDを「0002」と特定し、性別を「女性」と特定する。
また、異性接近検出部16は、無線受信機30から通知された受信機ID「AP0811」と、性別施設情報記憶部11に記憶された性別施設情報(図2(b)参照)とに基づいて、この施設の施設番号「811(女性トイレ)」および性別「女性専用」を特定する。
このとき、女性用トイレに先の入室者(男性)が在室している(すなわち、上記在室状況記憶部18に先の入室者(男性)が記憶されている)ことから、異性接近検出部16は、この女性トイレ内において異性の利用者どうしが接近したと判断する。その結果、報知部17により、女性トイレ内における異性の利用者どうしの接近が報知されることとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、性別の施設(例えば、女性専用の施設)に異性(例えば、男性)の利用者が侵入すると、当該異性の利用者が施設内に侵入したことが異性接近検出部16により検出される。一方、性別の施設内に正規の利用者(例えば、女性)が入室すると、当該正規の利用者が内に入室したことが異性接近検出部16により検出される。これにより、性別の施設内において異性の利用者どうしが接近したことが異性接近検出部16により検出され、その旨が報知部17により報知される。なお、異性の利用者または正規の利用者の一方のみが施設内に入室したことが異性接近検出部16により検出されたとしても、異性の利用者どうしが接近したことが異性接近検出部16により検出されないので、報知部17による報知は行われない。したがって、本実施形態によれば、性別の施設に異性が侵入して異性の利用者どうしが居合わせた場合に、トラブル発生の可能性を報知することができる。
また、性別の施設を特定するための性別施設情報は、個々の利用者毎に設定しなければならない情報ではなく、施設毎に性別施設情報記憶部11に設定しておけばよい情報である。一方、利用者の性別を含む利用者情報は、個々の利用者毎に利用者情報記憶部12設定される情報ではあるが、病院や介護施設等が通常使用するシステム(例えば、ナースコールシステム等)が保有している情報である。本実施形態の警報システム1は、この種の利用者情報を利用することが可能であり、個々の利用者毎に、侵入してはいけない性別の施設の情報を登録する必要はない。したがって、本実施形態によれば、システムへの情報登録に多くの手間をかけることなく、性別の施設に異性が侵入したことによるトラブル発生の可能性を報知することが可能である。
なお、上記実施形態において、異性接近検出部16によって異性の利用者どうしの接近が検出された場合、報知部17が直ちにこれを報知するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、異性接近検出部16によって異性の利用者どうしの接近が所定時間(例えば、5分間)以上連続して検出された場合、報知部17がこれを報知するようにしてもよい。これにより、例えば、女性の利用者がいる女性トイレに、男性の利用者が誤って侵入してしまったが、すぐに気付いて退出したときのような場合に、報知部17による報知がなされてしまうことを防止することができる。
また、上記実施形態では、性別の施設について、男性専用か女性専用かを性別施設情報記憶部11に記憶させることで区別するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、少なくとも、性別の施設であるか否かを施設情報記憶部11に記憶させることで区別できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、位置情報検出手段の一例として無線発信機20(無線タグ)および無線受信機30によって利用者の施設内への入室を検出するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、GPS(Global Positioning System)、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi等を位置情報検出手段として用いて利用者の施設内への入室を検出するようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 警報システム
10 警報装置
11 性別施設情報記憶部
12 利用者情報記憶部
13 ディスプレイ
14 スピーカ
15 受信部
16 異性接近検出部
17 報知部
18 在室状況記憶部
20 無線発信機
30 無線受信機
31 識別情報受信部
32 識別情報通知部

Claims (3)

  1. 性別の施設を特定するための性別施設情報を記憶する性別施設情報記憶部と、
    利用者の性別を含む利用者情報を記憶する利用者情報記憶部と、
    利用者の位置情報を検出する位置情報検出手段と、
    上記性別施設情報記憶部に記憶された上記性別施設情報、上記利用者情報記憶部に記憶された上記利用者情報および上記位置情報検出手段により検出された利用者の位置情報に基づいて、性別の施設内における異性の利用者どうしの接近を検出して報知する警報手段とを備えたことを特徴とする警報システム。
  2. 上記位置情報検出手段は、上記利用者が保持する無線発信機と、上記性別の施設に設置された無線受信機とを備えて構成され、
    上記警報手段は、上記無線受信機において上記無線発信機からの発信情報が受信された場合に通知される情報に基づいて、異性の接近を検出して報知する警報装置を備えて構成され、
    上記性別施設情報記憶部は、上記性別の施設を特定するための性別施設情報を上記無線受信機の識別情報と関連付けて記憶し、
    上記利用者情報記憶部は、上記利用者の性別を含む利用者情報を上記無線発信機の識別情報と関連付けて記憶し、
    上記無線受信機は、
    上記無線発信機からの発信情報として、上記無線発信機の識別情報を受信する識別情報受信部と、
    上記識別情報受信部により受信された上記無線発信機の識別情報、および、上記無線受信機の識別情報を上記警報装置に通知する識別情報通知部とを備え、
    上記警報装置は、
    上記識別情報通知部により通知された上記無線発信機の識別情報および上記無線受信機の識別情報と、上記利用者情報記憶部に記憶された上記利用者情報と、上記性別施設情報記憶部に記憶された上記性別施設情報とに基づいて、上記性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していることを検出する異性接近検出部と、
    上記異性接近検出部により上記性別の施設内において異性の利用者どうしが接近していることが検出された場合に警報を発する報知部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の警報システム。
  3. 上記警報手段は、上記異性の利用者どうしの接近が所定時間以上連続して検出された場合に警報を発することを特徴とする請求項1または2に記載の警報システム。
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