JP2016154638A - ナースコールシステムおよびナースコール子機 - Google Patents

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Abstract

【課題】患者の睡眠中にナースコールの呼び出しが誤って行われないようにすることができるようにする。【解決手段】患者の瞼の開閉状態を特定する特定部41と、現在時刻に基づいて睡眠時間中であるか否かを判断する判断部42と、特定部41によって瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合、ナースコールの呼び出しを行う呼出部43とを備え、呼出部43は、睡眠時間中にあると判断された場合は、瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合であっても、ナースコールの呼び出しを行わないことにより、睡眠時間外に、患者の瞼が閉じたままとなっていれば、ナースコールの呼び出しが行われるようにし、睡眠時間中であれば、患者の瞼が閉じたままとなっていたとしても、ナースコールの呼び出しが行われないようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、ナースコールの呼び出しを行うことができるようになされたナースコールシステムおよびナースコール子機に関する。
一般に、病院や介護施設などでは、患者や被介護者(以下、単に「患者」と言う)と医師や看護師、介護師(以下、単に「看護師」と言う)との連絡に、ナースコールシステムが用いられている。この種のナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機の呼出ボタンを押下して呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことがナースコール親機にて報知される。
しかしながら、手が不自由な患者は、ナースコール子機の呼出ボタンを押下することができない。そこで、このような患者のために、呼出ボタンを押下する方法以外の方法によって、ナースコールの呼び出しを行うことができるようにした技術が考案されている。
例えば、下記特許文献1には、瞬きセンサによって検出された瞬きの回数、瞼を閉じている時間、瞬きの間隔を判断基準として、ナースコールの呼び出しを行うことができるようにした技術が開示されている。この技術によれば、手が不自由な患者であっても、所定の瞬き動作を行うことによってナースコールの呼び出しを行うことができるようになる。以降では、このように患者の自らの意思によってナースコールの呼び出しを行うことを「第1の用途」と示す。
また、下記特許文献1に開示されている技術を利用して、患者の異常状態を検出してナースコールの呼び出しを行うようにすることもできる。例えば、瞼が所定時間以上閉じられていることを検出した場合、これを患者の容態が悪化した異常状態としてナースコールの呼び出しを行うようにすることもできる。以降では、このように患者の異常状態を検出してナースコールの呼び出しを行うことを「第2の用途」と示す。
特開2004−275527号公報
しかしながら、従来のナースコールシステムでは、上記した第1の用途または第2の用途のいずれに使用する場合であっても、瞼を閉じている時間によりナースコールの呼び出しを行うようにすると、誤報が発生するという問題が生じる。すなわち、患者が単に睡眠しているだけであっても、瞼を閉じている時間が所定時間を超えてしまうと、ナースコールの呼び出しが誤って行われてしまうといった問題が生じてしまう。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、患者の睡眠中にナースコールの呼び出しが誤って行われないようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、患者の瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合、ナースコールの呼び出しを行うようにしている。但し、現在時刻に基づいて睡眠時間中にあると判断された場合は、瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合であっても、ナースコールの呼び出しを行わないようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、睡眠時間外に、患者が瞼を閉じたままにしていれば、ナースコールの呼び出しが行われる。一方、睡眠時間中であれば、患者が瞼を閉じたままにしていても、ナースコールの呼び出しが行われない。患者が単に睡眠しているだけである可能性が高いからである。これにより、睡眠時間中にナースコールの呼び出しが誤って行われないようにすることができる。
本発明の一実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るナースコール子機の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る睡眠時間特定情報および呼出条件の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るナースコール子機による処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔ナースコールシステムの全体構成〕
図1は、本実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係るナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、瞼開閉センサ5を備えて構成されている。このうち、壁埋込形子機4および瞼開閉センサ5は、ナースコール子機を構成している。
ナースコール親機1は、患者(ナースコール子機)からの呼び出しを受けて所定の報知処理を行うものであり、例えばナースセンタに設置される。ナースコール親機1は、この報知処理を行うためのディスプレイ1bを備えている。ディスプレイ1bは、ナースコール親機1に一体として備えられている。
制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。廊下灯3は、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。
壁埋込形子機4は、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。壁埋込形子機4は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカ、瞼開閉センサ5を接続するための接続端子を備えている。
瞼開閉センサ5は、壁埋込形子機4に接続される。瞼開閉センサ5は、患者の瞼の開閉状態を検出し、その結果として、患者の瞼の開閉状態を示す情報を壁埋込形子機4へ出力する。瞼開閉センサ5は、患者の瞼の開閉状態の検出と、患者の瞼の開閉状態を示す情報の出力とを、所定の間隔(例えば、1秒間隔)で繰り返し行う。瞼開閉センサ5としては、例えば、眼の周囲の電位差を検出するもの、眼からの反射光の強度を検出するもの等が挙げられる。
壁埋込形子機4は、瞼開閉センサ5から出力された患者の瞼の開閉状態を示す情報に基づいて、ナースコールの呼び出しが必要であるか否かを判断する。そして、壁埋込形子機4は、ナースコールの呼び出しが必要であると判断した場合には、ナースコールの呼び出しを行う。
〔ナースコール子機の機能構成〕
図2は、本実施形態に係るナースコール子機の機能構成例を示すブロック図である。ここでは、本発明を上述した第2の用途(すなわち、患者の異常状態を検出してナースコールの呼び出しを行うため)に使用する例を説明する。図2に示すように、本実施形態に係るナースコール子機は、記憶部40、特定部41、判断部42および呼出部43を、壁埋込形子機4に備えている。また、本実施形態に係るナースコール子機において、瞼開閉センサ5は、患者の瞼の開閉状態を検出する検出部として機能する。
なお、上記各機能ブロック41〜43は、ハードウェア構成、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック41〜43は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAM、ROM、ハードディスク、半導体メモリ等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
記憶部40は、患者の睡眠時間を特定するための情報(以下、「睡眠時間特定情報」と示す)と、ナースコールの呼び出しを行う条件(以下、「呼出条件」と示す)とを記憶する。睡眠時間特定情報および呼出条件の詳細については、図3を用いて後述する。
特定部41は、瞼開閉センサ5から出力された患者の瞼の開閉状態を示す情報に基づいて、患者の瞼の開閉状態を特定する。本実施形態では、瞼開閉センサ5は、患者の瞼の開閉状態を示す情報を繰り返し出力する。これに応じて、特定部41は、患者の瞼の開閉状態を繰り返し特定する。
判断部42は、現在時刻に基づいて睡眠時間中であるか否かを判断する。例えば、判断部42は、壁埋込形子機4の内蔵時計(図示省略)から、現在時刻を特定する。そして、判断部42は、記憶部40に記憶されている睡眠時間特定情報(図3参照)を参照することにより、現在時刻が睡眠時間中であるか否かを判断する。
呼出部43は、記憶部40に記憶されている呼出条件に従って、ナースコールの呼び出しを行う。
具体的には、呼出部43は、判断部42によって睡眠時間中にないと判断された場合、記憶部40に記憶されている睡眠時間外の呼出条件に従って、特定部41によって瞼が閉じている状態が所定時間(例えば、10秒)以上継続して特定された場合、ナースコールの呼び出しを行う。
また、呼出部43は、判断部42によって睡眠時間中にないと判断された場合、記憶部40に記憶されている睡眠時間外の呼出条件に従って、特定部41によって瞼が開いている状態が所定時間以上継続して特定された場合であっても、ナースコールの呼び出しを行わない。このとき、呼出部43は、患者の瞼が開いているときに、瞬き等によって瞬間的に瞳が閉じられたとしても、「瞼が開いている状態が継続している」と判断することが好ましい。
一方、呼出部43は、判断部42によって睡眠時間中にあると判断された場合、記憶部40に記憶されている睡眠時間中の呼出条件に従って、特定部41によって瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合であっても、ナースコールの呼び出しを行わない。
さらに、呼出部43は、判断部42によって睡眠時間中にあると判断された場合、記憶部40に記憶されている睡眠時間中の呼出条件に従って、特定部41によって瞼が開いている状態が所定時間(例えば、10秒)以上継続して特定された場合、ナースコールの呼び出しを行う。このとき、呼出部43は、患者の瞼が開いているときに、瞬き等によって瞬間的に瞳が閉じられたとしても、「瞼が開いている状態が継続している」と判断することが好ましい。
呼出部43によるナースコールの呼び出しがなされると、壁埋込形子機4から廊下灯3および制御機2を介して、ナースコールの呼出信号がナースコール親機1へ送信される。ナースコール親機1は、ナースコールの呼出信号を受信すると、所定の報知処理を行う。所定の報知処理とは、例えば、所定の呼出メッセージをディスプレイ1bに表示したり、所定の呼出音をスピーカから鳴らしたりすることである。この報知を受けた看護師は、患者のもとに駆けつけて、この呼び出しに対する対応を行う。
〔睡眠時間特定情報および呼出条件の一例〕
図3は、本発明の一実施形態に係る睡眠時間特定情報および呼出条件の一例を示す図である。本実施形態では、患者毎に、その患者が使用する壁埋込形子機4の記憶部40に対し、その患者用の睡眠時間特定情報および呼出条件が設定されている。図3は、ある患者用の睡眠時間特定情報および呼出条件を一例として示すものである。
図3(a)に示す睡眠時間特定情報では、睡眠時間中とする時間帯および睡眠時間外とする時間帯が設定されている。例えば、図3(a)に示す例では、「8:00〜20:00」を睡眠時間外とし、「20:00〜8:00」を睡眠時間中とする設定がなされている。この睡眠時間特定情報は、判断部42によって参照され、現在時刻に基づいて睡眠時間中であるか否かを判断する処理に用いられる。
一方、図3(b)では、睡眠時間中および睡眠時間外の各々に対し、ナースコールの呼出条件が設定されている。これらの呼出条件は、呼出部43によって参照され、ナースコールの呼び出しを行うか否かの判断処理に用いられる。例えば、図3(b)に示す例では、睡眠時間外の呼出条件を「瞼が10秒以上閉じている」とし、睡眠時間中の呼出条件を「瞼が10秒以上開いている」とする設定がなされている。これに従い、呼出部43は、患者が睡眠時間外(8:00〜20:00)に瞼を10秒以上閉じていた場合、ナースコールの呼び出しを行う。また、呼出部43は、患者が睡眠時間中(20:00〜8:00)に瞼を10秒以上開いていた場合、ナースコールの呼び出しを行う。
〔ナースコール子機による処理の手順〕
図4は、本発明の一実施形態に係るナースコール子機による処理の手順を示すフローチャートである。図4に例示する処理は、例えば、患者を監視対象としている間、その患者のナースコール子機によって繰り返し実行される。
まず、判断部42が、現在時刻と記憶部40に記憶されている睡眠時間特定情報とに基づいて睡眠時間中であるか否かを判断する(ステップS402)。ここで、睡眠時間中であると判断部42が判断した場合(ステップS402:Yes)、ナースコール子機は、ステップS404へ処理を進める。一方、睡眠時間中ではないと判断部42が判断した場合(ステップS402:No)、ナースコール子機は、ステップS412へ処理を進める。
ステップS404では、瞼開閉センサ5が、患者の瞼の開閉状態を検出する。そして、特定部41が、瞼開閉センサ5から出力された情報に基づいて、患者の瞼の開閉状態を特定する(ステップS406)。さらに、呼出部43が、ステップS406の特定結果に基づいて、患者の瞼が開いているか否かを判断する(ステップS408)。ここで、患者の瞼が開いていると呼出部43が判断した場合(ステップS408:Yes)、呼出部43が、患者の瞼が開いている状態が所定時間以上継続しているか否か(すなわち、記憶部40に記憶されている睡眠時間中の呼出条件を満たしているか否か)を判断する(ステップS410)。
そして、患者の瞼が開いている状態が所定時間以上継続していると呼出部43が判断した場合(ステップS410:Yes)、呼出部43が、ナースコールの呼び出しを行う(ステップS420)。そして、ナースコール子機は、図4に示す一連の処理を終了する。一方、患者の瞼が開いていないと呼出部43が判断した場合(ステップS408:No)、または、患者の瞼が開いている状態が所定時間以上継続していないと呼出部43が判断した場合(ステップS410:No)、ナースコール子機は、ステップS404以降の処理を再度実行する。
ステップS412では、瞼開閉センサ5が、患者の瞼の開閉状態を検出する。そして、特定部41が、瞼開閉センサ5から出力された情報に基づいて、患者の瞼の開閉状態を特定する(ステップS414)。さらに、呼出部43が、ステップS414の特定結果に基づいて、患者の瞼が閉じているか否かを判断する(ステップS416)。ここで、患者の瞼が閉じていると呼出部43が判断した場合(ステップS416:Yes)、呼出部43が、患者の瞼が閉じている状態が所定時間以上継続しているか否か(すなわち、記憶部40に記憶されている睡眠時間外の呼出条件を満たしているか否か)を判断する(ステップS418)。
そして、患者の瞼が閉じている状態が所定時間以上継続していると呼出部43が判断した場合(ステップS418:Yes)、呼出部43が、ナースコールの呼び出しを行う(ステップS420)。そして、ナースコール子機は、図4に示す一連の処理を終了する。一方、患者の瞼が閉じていないと呼出部43が判断した場合(ステップS416:No)、または、患者の瞼が閉じている状態が所定時間以上継続していないと呼出部43が判断した場合(ステップS418:No)、ナースコール子機は、ステップS412以降の処理を再度実行する。
以上説明したように、本実施形態では、睡眠時間特定情報に設定されている睡眠時間外に、患者の瞼が閉じたままになっていると、ナースコールの呼び出しが行われる。これにより、患者の容態が悪化した異常状態を報知することができる。一方、睡眠時間特定情報に設定されている睡眠時間中であれば、患者の瞼が閉じたままになっていても、ナースコールの呼び出しが行われない。患者が単に睡眠しているだけである可能性が高いからである。これにより、患者の睡眠中にナースコールの呼び出しが誤って行われないようにすることができる。
さらに、本実施形態では、睡眠時間特定情報に設定されている睡眠時間中に、患者が瞼を開いたままにしていれば、ナースコールの呼び出しが行われる。これにより、睡眠時間中に患者が眠れないといった異常状態を報知することができる。
なお、上記実施形態では、瞼開閉センサ5から出力された情報に基づいて、患者の瞼の開閉状態を特定するようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、患者の目が写し出されている画像に基づいて、患者の瞼の開閉状態を特定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、患者個別の睡眠時間特定情報を壁埋込形子機4の記憶部40に記憶させるようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、複数の患者に共通の睡眠時間特定情報を、記憶部40または外部装置(例えば、サーバ装置)に記憶させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、患者個別の呼出条件を壁埋込形子機4の記憶部40に記憶させるようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、複数の患者に共通の呼出条件を、記憶部40または外部装置(例えば、サーバ装置)に記憶させるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、睡眠時間特定情報には、複数の睡眠時間が設定されていてもよい。例えば、昼間の時間帯の睡眠時間と、夜間の時間帯の睡眠時間とを、睡眠時間特定情報に設定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、睡眠時間特定情報を予め記憶部40に記憶させておくようにしているが、本発明はこれに限らない。例えば、患者が実際に睡眠を開始するときに看護師が壁埋込形子機4に対して所定の設定操作を行うことで、患者が睡眠を行っている間、その旨を示すフラグを睡眠時間特定情報として、記憶部40に記憶させておくようにしてもよい。
また、上記実施形態において壁埋込形子機4が備えることとした機能の少なくとも一部を、ナースコールシステムが備える他の装置が備えるようにしてもよい。例えば、図2の機能ブロック40〜43をナースコール親機1に設けるとともに、瞼開閉センサ5からナースコール親機1へ患者の瞼の開閉状態を示す情報を送信するようにして、図4に示した処理をナースコール親機1が行うようにしてもよい。また、図2の機能ブロック40〜43を瞼開閉センサ5に設けることにより、図4に示した処理を瞼開閉センサ5が行うようにしてもよい。また、図2の機能ブロック40〜43を備えた専用の子機を壁埋込形子機4と瞼開閉センサ5との間に設置して、図4に示した処理をこの子機が行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本発明を上記した第2の用途(すなわち、患者の異常状態の検出による呼び出し)のために用いているが、本発明を上記した第1の用途(すなわち、患者の意思による呼び出し)のために用いて実施するようにしてもよい。すなわち、睡眠時間外のときに、患者が自らの意思で所定時間以上瞼を閉じていた場合、ナースコールの呼び出しを行うようにしてもよい。また、睡眠時間中のときに、患者が自らの意思で所定時間以上瞼を開いていた場合、ナースコールの呼び出しを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態において、上記した第1の用途のための呼出条件と、上記した第2の用途のための呼出条件とをそれぞれ記憶部40に記憶させておき、いずれを使用するかを看護師が壁埋込形子機4の操作により選択して切り替えることができるようにしてもよい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
2 制御機
3 廊下灯
4 壁埋込形子機
5 瞼開閉センサ(検出部)
40 記憶部
41 特定部
42 判断部
43 呼出部

Claims (4)

  1. 患者の瞼の開閉状態を特定する特定部と、
    現在時刻に基づいて睡眠時間中であるか否かを判断する判断部と、
    前記特定部によって前記瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合、ナースコールの呼び出しを行う呼出部と
    を備え、
    前記呼出部は、前記判断部によって前記睡眠時間中であると判断された場合は、前記特定部によって前記瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合であっても、前記ナースコールの呼び出しを行わない
    ことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記呼出部は、前記判断部によって前記睡眠時間中であると判断された場合において、前記特定部によって前記瞼が開いている状態が所定時間以上継続して特定された場合、前記ナースコールの呼び出しを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
  3. 前記瞼の開閉状態を検出する検出部をさらに備え、
    前記特定部は、前記検出部から出力された情報に基づいて、前記瞼の開閉状態を特定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のナースコールシステム。
  4. 患者の瞼の開閉状態を特定する特定部と、
    現在時刻に基づいて睡眠時間中であるか否かを判断する判断部と、
    前記特定部によって前記瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合、ナースコールの呼び出しを行う呼出部と
    を備え、
    前記呼出部は、前記判断部によって前記睡眠時間中であると判断された場合は、前記特定部によって前記瞼が閉じている状態が所定時間以上継続して特定された場合であっても、前記ナースコールの呼び出しを行わない
    ことを特徴とするナースコール子機。
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