JP2017058583A - 光コネクタ部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッターの変形部の塑性変形を抑制することができる光コネクタ部品を提供する。【解決手段】光コネクタ部品1は、光伝送路の端部を収容するハウジング10と、シャッター30とを備える。シャッターは、光伝送路から出力される光信号を遮蔽する遮蔽部32と、光伝送路にコネクタを接続するコネクタ接続時に光信号の光路から遮蔽部を待避させように弾性変形する変形部33と、ハウジングに対して固定されるベース部34と、を有する。ハウジングは、ベース部を固定するための一対の固定部14を有し、一対の固定部は、遮蔽部の幅よりも広い間隔をあけて配置されており、コネクタ接続時にシャッターの一部が一対の固定部の間に配置されるように変形部が変形する。【選択図】図2

Description

本発明は、光コネクタ部品に関する。
光伝送路(例えば光ファイバ)の端部から出射される光信号による作業者の目の損傷を防止するため、若しくは光信号の光伝送路にゴミなどの付着を防止するため、光伝送路の端部を収容するハウジング内にシャッターを設けることが知られている。例えば、特許文献1、2には、シャッターを備えた光コネクタ部品が記載されている。
特開2009−42353号公報 特開2000−347075号公報
特許文献1記載のシャッターは、バネによって開閉可能に付勢されている。但し、この場合、ハウジング内の狭い空間に、シャッターとは別部材のバネを収容する必要があるため、光コネクタ部品が大型化してしまうという問題が生じる。これに対し、特許文献2記載のように、弾性金属を折り曲げてシャッターが構成されていれば、シャッターとは別部材のバネを設けずに済む利点がある。
特許文献2記載のシャッターは、シャッターを固定するベース部に第1ばね部が設けられ、第1ばね部が弾性変形することによってベース部が外側に倒れ込むように折れ曲がることによって、コネクタ接続時にシャッター部を待避させている。このようにベース部が外側に倒れ込むように折れ曲がるためには、シャッターのベース部の背面に空間(特許文献2の開口1d、凹部1e)を備える必要があるため、シャッターのベース部をハウジング(特許文献1のアダプタ1)が固定できる領域が狭くなってしまう。このため、シャッターのベース部を固定する領域を確保するためには、シャッターのベース部は固定されたまま、シャッター部がベース部に向かって倒れるようにシャッターが変形することが望ましい。但し、コネクタ接続時にシャッター部を待避させる空間があまりに狭いと、その制約上、特定の部位(例えば特許文献2の第2ばね部4d)に応力が集中してしまい、シャッターが塑性変形するおそれがある。
本発明は、シャッターの変形部の塑性変形を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
光伝送路の端部を収容するハウジングと、
前記光伝送路から出力される光信号を遮蔽する遮蔽部と、前記光伝送路にコネクタを接続するコネクタ接続時に前記光信号の光路から前記遮蔽部を待避させように弾性変形する変形部と、前記ハウジングに対して固定されるベース部と、を有するシャッターと
を備え、
前記ハウジングは、前記ベース部を固定するための一対の固定部を有し、
前記一対の固定部は、前記遮蔽部の幅よりも広い間隔をあけて配置されており、
前記コネクタ接続時に前記シャッターの一部が前記一対の固定部の間に配置されるように前記変形部が変形する
ことを特徴とする光コネクタ部品である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、シャッターの変形部の塑性変形を抑制できる。
図1は、第1実施形態の光コネクタ部品1とプラグ側光コネクタ100の斜視図である。 図2A及び図2Bは光コネクタ部品1の断面図であり、図2Aはコネクタ接続前の断面図であり、図2Bはコネクタ接続時の断面図である。 図3は光コネクタ部品1の構成を示す分解図である。 図4A及び図4Bは、光コネクタ部品1の組み立てについての説明図である。 図5Aは、第1実施形態のシャッター30の形状の説明図である。図5Bは、第1変形例のシャッター30の形状の説明図である。図5Cは、第2変形例のシャッター30の形状の説明図である。 図6Aは、図6Aは、フェルールの端面を清掃する清掃工具2の説明図である。図6Bは、第3変形例のシャッター30の形状の説明図である。 図7は、第2実施形態の光コネクタ部品1´を示す説明図である。 図8は、第2実施形態の光コネクタ部品1´へのシャッター30及び吸収プレート40の取り付けの説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
光伝送路の端部を収容するハウジングと、
前記光伝送路から出力される光信号を遮蔽する遮蔽部と、前記光伝送路にコネクタを接続するコネクタ接続時に前記光信号の光路から前記遮蔽部を待避させように弾性変形する変形部と、前記ハウジングに対して固定されるベース部と、を有するシャッターと
を備え、
前記ハウジングは、前記ベース部を固定するための一対の固定部を有し、
前記一対の固定部は、前記遮蔽部の幅よりも広い間隔をあけて配置されており、
前記コネクタ接続時に前記シャッターの一部が前記一対の固定部の間に配置されるように前記変形部が変形する
ことを特徴とする光コネクタ部品が明らかとなる。このような光コネクタ部品によれば、コネクタ接続時に変形部の変形量が小さくても光信号の光路から遮蔽部を待避可能になるため、シャッターの変形部の塑性変形を抑制できる。
前記変形部は、第1変形部と、前記第1変形部よりも前記遮蔽部の側に配置された第2変形部とを有し、前記コネクタ接続時に前記第1変形部及び前記第2変形部が変形することが望ましい。これにより、応力を分散できるため、シャッターの変形部の塑性変形を抑制できる。
前記ハウジングよりも耐熱性が高く、前記遮蔽部に反射された前記光信号が照射される光吸収部材を備え、前記固定部は、前記ベース部を収容した前記光吸収部材を固定することによって、前記ベース部を固定することが望ましい。これにより、ハウジングが反射光で溶けてしまうことを抑制できる。
前記ハウジングは、前記光吸収部材を着脱可能であることが望ましい。これにより、光吸収部材が反射光によって劣化しても、劣化した光吸収部材を交換できる。
前記遮蔽部は、前記変形部の側の基端領域と、端部領域とを有し、前記基端領域と前記端部領域との間に、コネクタ挿入口から見て凸となる曲げ部が形成されていることが望ましい。これにより、コネクタ挿入口から挿入された清掃工具が抜けにくくなることを抑制できる。
前記ハウジングは、一方側にレセプタクル側光コネクタを収容しつつ、他方側にプラグ側光コネクタを着脱可能なレセプタクルであっても良い。若しくは、前記ハウジングは、両側から光コネクタを着脱可能なアダプタであっても良い。
===第1実施形態===
<光コネクタ部品の基本構成>
図1は、第1実施形態の光コネクタ部品1とプラグ側光コネクタ100の斜視図である。図2A及び図2Bは光コネクタ部品1の断面図であり、図2Aはコネクタ接続前の断面図であり、図2Bはコネクタ接続時の断面図である。図3は光コネクタ部品1の構成を示す分解図である。図4A及び図4Bは、光コネクタ部品1の組み立てについての説明図である。
以下の説明では、図に示すように、各方向を定義する。すなわち、光コネクタ部品1に対するプラグ側光コネクタ100の着脱方向を「前後方向」とし、光コネクタ部品1においてプラグ側光コネクタ100と対向する側を「前」とし、逆側を「後」とする。また、プラグ側光コネクタ100の幅方向(複数の光ファイバの並ぶ方向)を「左右方向」とする。また、前後方向及び左右方向に垂直な方向を「上下方向」とする。
第1実施形態の光コネクタ部品1は、プラグ側光コネクタ100を着脱可能な光コネクタ付きレセプタクルである。第1実施形態の光コネクタ部品1は、ハウジング(レセプタクル)10と、メタルクリップ18と、レセプタクル側光コネクタ20と、シャッター30と、吸収プレート40(光吸収部材に相当)とを備えている。
ハウジング10は、筒状の部材であり、光伝送路となる光コネクタの端部を収容する部材である。ハウジング10の後側には、レセプタクル側光コネクタ20(後述)を収容する収容部(後側収容部、レセプタクル側収容部)が設けられており、前側にはプラグ側光コネクタ100(MPOコネクタ)を着脱可能に収容する収容部(前側収容部、プラグ側収容部)が設けられている。プラグ側光コネクタ100の収容部には、シャッター30及び吸収プレート40が収容されている。
ハウジング10には、係合穴12が設けられている。係合穴12は、吸収プレート40のラッチ部46と係合する部位(穴)であり、ハウジング10の上面に設けられている。
ハウジング10は、左右それぞれに固定部14を有する。一対の固定部14は、シャッター30のベース部34を固定するための部位である。第1実施形態では、固定部14は、吸収プレート40の左右両縁を固定することによって、シャッター30のベース部34を固定している。図4Bに示すように、固定部14は、ハウジング10の左右それぞれの内壁から内側に突出して形成されており、一対の固定部14は、シャッターの遮蔽部32及び変形部33の幅L2(左右方向の寸法L2)よりも広い間隔L1をあけて左右に配置されている。これにより、一対の固定部14の間に変形時のシャッター30の一部を配置可能となる。固定部14とハウジング10の上壁との間には隙間があり、レール状の溝部(レール部14A)が形成されている。
メタルクリップ18は、ハウジング10を不図示の基板に取り付けるための部材である。また、メタルクリップ18は、ハウジング10の係合穴12上に配置されて、青色の吸収プレート40(ラッチ部46)を覆う(隠す)機能も有している。
レセプタクル側光コネクタ20は、フェルール22と、ガイドピン23と、ブーツ24と、フローティング機構25とを備えている。
フェルール22は、光伝送路となる光ファイバの端部を保持する部材であり、樹脂により一体成形されている。フェルール22の前側の端面は、相手方の光コネクタ(ここでは、プラグ側光コネクタ100)と接続する接続端面となる。フェルール22は、本体部22Aと、鍔部22Bとを備えている。また、本体部22Aには2つのガイド穴22Cと、複数の光ファイバ穴22Dが設けられている。本体部22Aの内部において、複数の光ファイバの端部が保持されることになる。
鍔部22Bは、本体部22Aの外周面から外側に突出しており、ハウジング10の内壁に形成された突起物に接触(当接)する。
ガイド穴22Cは、ガイドピン23を挿入するための穴である。ガイド穴22Cは、本体部22Aを前後方向に貫通しており、フェルール22の前側端面には、2つのガイド穴22Cが開口している。2つのガイド穴22Cは、複数の光ファイバ穴22Dを左右から挟むように、左右方向に間隔を空けて形成されている。
光ファイバ穴22Dは光ファイバを挿入して位置決めする穴である。光ファイバ穴22Dには、光ファイバ心線から被覆を除去した裸ファイバが挿入されることになる。また、光ファイバ穴22Dは左右方向に複数並んでおり、各光ファイバ穴22Dは前後方向に平行である。つまり、互いに平行な複数の光ファイバ穴22Dが左右方向に並ぶことになる。また、フェルール22の前側端面には、各光ファイバ穴22Dから光ファイバ端面が露出する。
ガイドピン23は、フェルール22と、相手側(ここではプラグ側光コネクタ100)のフェルールとを位置決めするものである。ガイドピン23は、フェルール22のガイド穴22Cに挿入されて、フェルール22の本体部22Aを前後方向に貫通している。また、図2Aに示すように、ガイドピン23の先端(前側端)は、フェルール22の前側端面から突出している。
ブーツ24は、光ファイバの曲がりを緩やかにするための部材である。ブーツ24は、例えばゴムやエラストマー等の可撓性を有する材料で構成することが好ましいが、樹脂や金属等の可撓性の低い材料で構成してもよい。ブーツ24によって、光の伝送損失が低減され、若しくは光ファイバ自体が保護される。
フローティング機構25は、フェルール22を後退可能に前側へ押圧するための機構である。フローティング機構25は、ピンクランプ26と、スプリング27と、スプリングプッシュ28とを備えている。
ピンクランプ26は、ガイドピン23をクランプして保持するものである。ガイドピン23のフランジがフェルール22の後側端面とピンクランプ26の前側端面との間に挟まれて配置されており、ガイドピン23が前後方向に抜けることが防止されている。
スプリング27は、当該スプリング27の反発力によって、ピンクランプ26を介してフェルール22に前側への力を付勢する。フェルール22の後側には、外周を突出させた鍔部22Bが形成されており、鍔部22Bの前側端面がハウジング10の内面に形成された突起部15(図2A参照)に接触することによって、それ以上のフェルール22の前側への移動が規制されている(フェルール22の前抜けが規制されている)。
スプリングプッシュ28は、スプリング27を弾性変形(圧縮)させた状態でハウジング10に収容するための部材である。これにより、フェルール22は、スプリング27の反発力で前側に力を付勢されつつ、後側に移動可能にハウジング10内に収容される。このようにフェルール22を収容することによって、プラグ側光コネクタ100を接続したときに、フェルールの端面同士を所定の力で物理的に突き当てた状態を保持できる。
また、スプリングプッシュ28は、枠状本体28Aと、一対の嵌合用突壁部28Bとを備えている。枠状本体28Aには、光ファイバを挿通するためのファイバ挿通孔が形成されている。一対の嵌合用突壁部28Bは、枠状本体28Aの左右両側から前側に向かって突出して形成されている部位である。一対の嵌合用突壁部28Bには、外側に突出した係止爪28Cが形成されており、ハウジング10の内面に形成された係止穴(不図示)に係止爪28Cを嵌め込むことによって、スプリングプッシュ28がハウジング10に固定される。このとき、スプリング27は、ピンクランプ26とスプリングプッシュ28の間で圧縮変形した状態で収容されているが、係止爪28Cがハウジング10の係止穴に嵌め込まれることによって、スプリングプッシュ28がハウジング10の後側から抜けることが防止されている。
シャッター30は、ハウジング10にプラグ側光コネクタ100が収容されていないときに、光による目への害を抑制するため、レセプタクル側光コネクタ20の光ファイバから出射される光信号を遮蔽する部材である(アイセーフティ)。また、シャッター30は、プラグ側光コネクタ100の着脱に応じて開閉する機能を有している。さらに、シャッター30は、プラグ側光コネクタ100が無いとき(ハウジング10に収容されていないとき)に、レセプタクル側光コネクタ20を防塵する機能も有している。
シャッター30は、金属製であり、遮蔽部32と、変形部33と、ベース部34とを備えている。シャッター30は、金属板を折り曲げて構成されている。シャッター30は、変形部32で折れ曲がったV字形状の部材である。
遮蔽部32は、レセプタクル側光コネクタ20の光ファイバから出射される光信号を遮蔽する部位である。本実施形態では、遮蔽部32は、光信号を遮蔽するとともに、吸収プレート40の下面(吸収面42)に向けて光信号を反射させる。但し、遮蔽部32が、光信号を反射せずに、光信号を吸収しても良い。遮蔽部32の後側の面が光信号を反射する反射面となる。遮蔽部32の前側の面は、プラグ側光コネクタ100がハウジング10に挿入されたときに、プラグ側光コネクタ100と接触する接触面となる。遮蔽部32は、レセプタクル側光コネクタ20の複数本の光信号を遮蔽できる程度の幅L2(左右方向の寸法L2)を有している。
変形部33は、遮蔽部32とベース部34とを連結しており、変形(弾性変形)することにより、遮蔽部32の開閉を許容する。変形部33は、プラグ側コネクタ100の接続時、及び、抜去時に変形する。具体的には、変形部33は、プラグ側コネクタ100の接続時には、遮蔽部32が開くように(上方に向かうように)変形する。言い換えると、変形部33は、プラグ側コネクタ100の接続時には、光信号の光路から遮蔽部32を待避させるように変形する。また、変形部33は、プラグ側コネクタ100の抜去時には、遮蔽部32が閉じるように(下方に向かうように)変形する。言い換えると、変形部33は、プラグ側コネクタ100の抜去時には、光信号の光路を遮蔽部32に遮蔽させるように変形する。
ベース部34は、遮蔽部32を吸収プレート40に固定させるものである。図3に示すように、ベース部34は、係合穴34Aと縁部34Bとを有している。
係合穴34Aは、吸収プレート40の係止部44Aと係合する部位である。係合穴34Aと係止部44Aとが係合することにより、シャッター30(遮蔽部32)が吸収プレート40に対して固定されることになる。
縁部34Bは、ベース部34の左右方向の縁の部位であり、吸収プレート40の把持部44Bに把持される部位である。
吸収プレート40は、シャッター30の遮蔽部32で反射された反射光が照射されて、当該反射光を吸収するものである。このように反射光を吸収することにより、ハウジング10が反射光で溶けてしまうことを抑制することができる。また、吸収プレート40は、シャッター30のベース部34を固定する機能も備えている。
吸収プレート40は、耐熱性樹脂(ポリエーテルイミド樹脂、例えばSABIC社製 Ultem 1000R)で形成されており、ハウジング10よりも耐熱性が高い。本実施形態では、ハウジング10よりも耐熱性が高く遮蔽部32に反射された反射光が照射される吸収プレート40(吸収面42)を備えることにより、反射光の照射によってハウジング10が溶けるのを抑制することができる。
また、本実施形態の吸収プレート40の色は青色である。これは、適度に反射光を吸収させるためである。仮に、黒色の場合、反射光を吸収しすぎてしまい、吸収プレート40が溶けるおそれがある。なお、目立ちやすい青色を隠すため、メタルクリップ18で吸収プレート40(ラッチ部46)を隠している。
吸収プレート40は、吸収面42と、収容部44と、ラッチ部46とを備えている。
吸収面42は、吸収プレート40の下面であり、シャッター30の遮蔽部32による反射光(光信号)が照射される面である。
収容部44は、吸収プレート40の上面に設けられており、シャッター30のベース部34を収容し、固定する機能を有する。本実施形態では、吸収プレート40の上面に収容部44が設けられているので、シャッター30のベース部34を覆うように吸収プレート40を配置することができる。これにより、仮にプラグ側光コネクタ100の着脱の繰り返しによって変形部33が徐々に変形し、反射光の照射位置がシャッター30の遮蔽部32の根元に徐々に接近してきても、吸収プレート40がシャッター30のベース部34を覆っているため、吸収プレート40(吸収面42)が反射光を吸収し続けられる。また、吸収プレート40がシャッター30のベース部34を覆っているため、シャッター30のベース部34の長さを長くでき、シャッター30を固定しやすくなる。
収容部44は、係止部44Aと、把持部44Bと、縁部44Cとを有している。
係止部44Aは、シャッター30の係合穴34Aと係合する部位である。また、係止部44Aは、シャッター30のベース部34を、吸収プレート40の収容部44に固定させる機能も有する。係止部44Aは、収容部44において、上側(ハウジング10の壁面側)に突出するように設けられている。
把持部44Bは、シャッター30の縁部34Bを上下方向から挟んで把持する部位であり、縁部34Bと嵌合する形状(凹形状)となっている。把持部44Bは、シャッター30の左右方向の両端の縁部34Bに対応して、収容部44の左右方向の両側に一対設けられている。また、把持部44Bは前後方向に沿って設けられており、シャッター30のベース部34(縁部34B)は、把持部44Bに把持されつつ前後方向にスライド可能である。この把持部44Bの上部(シャッター30の縁部34Bよりも上側の部位)の肉厚があるため、シャッター30のベース部34は、ハウジング10の内壁面と非接触となる。これにより、吸収プレート40の吸収面42が高熱になったとき、ハウジング10への伝熱を抑制しながら、シャッター30にて放熱しやすくなる。
縁部44Cは、吸収プレート40の吸収面42の左右方向の縁部分であり、ハウジング10の固定部14上(レール部14A)にスライドさせる部位である(図4B参照)。
ラッチ部46は、ハウジング10の係合穴12に引っ掛かる部位である。また、ラッチ部46は、係合穴12に係合することにより、ハウジング10に吸収プレート40を固定させる。ラッチ部46は吸収プレート40の後端部において上側に突出するように(上側に凸状に)設けられている。
ハウジング10の固定部14は、プラグ側光コネクタ100の収容部に設けられている(図2A、図4B参照)。固定部14は、吸収プレート40の左右の縁部44Cを前後方向に移動可能に上下方向から把持するものである。また、固定部14上のレール部14Aには、シャッター30のベース部34を吸収プレート40の収容部44に収容した状態で、吸収プレート40を取り付け可能である。このように固定部14を設けていることにより、ハウジング10に対して吸収プレート40が着脱可能になっている。これにより、吸収プレート40が反射光によって劣化しても、劣化した吸収プレート40を交換可能である。
なお、固定部14は、ハウジング10のキー溝とは反対側(上方)に配置している。これはキー溝の側ではハウジング10の肉厚が薄いためである。
<光コネクタ部品1の組立方法>
以下、光コネクタ部品1の組立方法(ハウジング10へのシャッター30と吸収プレート40の取り付け方法)について説明する。
まず、シャッター30を吸収プレート40に固定する。すなわち、シャッター30の縁部34Bを吸収プレート40の把持部44Bにスライドさせる。スライドさせていくと、図4Aに示すように、シャッター30の係合穴34Aと吸収プレート40の係止部44Aとが係合する。これにより、シャッター30のベース部34が、吸収プレート40の収容部44に固定される。換言すると、シャッター30(遮蔽部32)が吸収プレート40に固定される。
次に、シャッター30を固定した吸収プレート40をハウジング10内に固定する。ここでは、吸収プレート40の縁部44Cをハウジング10の固定部14上のレール部14Aにスライドさせる(図4A、図4B参照)。スライドさせていくと、吸収プレート40のラッチ部46が、ハウジング10の係合穴12に引っ掛かる(図2A参照)。これにより、吸収プレート40がハウジング10の固定部14に固定される。さらに、吸収プレート40にはシャッター30が固定されているので、シャッター30がハウジング10に対して固定される。
このように、本実施形態では、予め、シャッター30を固定した吸収プレート40をハウジング10内に取り付けているので、狭いハウジング10内での取り付け作業は1回で済む。
<光コネクタ部品1の動作>
光コネクタ部品1のハウジング10にプラグ側光コネクタ100を挿入(収容)すると、シャッター30にプラグ側光コネクタ100のハウジングが接触する。これにより、シャッター30の変形部33が変形して、遮蔽部32が開く(上方に向かう)。そして、プラグ側光コネクタ100とレセプタクル側光コネクタ20の端面同士(光ファイバの端面同士)が接続(光接続)される。
ハウジング10からプラグ側光コネクタ100を抜き取ると、変形部33が元に戻ろうとして、シャッター30の遮蔽部32が閉じる(下方に向かう)。このため、レセプタクル側光コネクタ20の光ファイバから出射される光信号は、遮蔽部32で反射されて、吸収プレート40の吸収面42に照射されるようになる。よって、光信号を遮蔽することができ、光信号による目への害を抑制することができる(アイセーフティ)。また、吸収プレート40は、反射光を吸収し、且つ、ハウジング10よりも耐熱性が高いので、反射光の照射によってハウジング10が溶けてしまうことを抑制できる。
<シャッター30の変形部33について>
図5Aは、第1実施形態のシャッター30の形状の説明図である。本実施形態のシャッター30の変形部33は、ベース側曲げ部33Aと、遮蔽側曲げ部33Bと、中間曲げ部33Cとを有する。
ベース側曲げ部33Aは、ベース部34に対して曲げられた部位であり、シャッター30の開閉時に弾性変形する部位(第1変形部)である。ベース側曲げ部33Aによって、上下方向に垂直なベース部34から前後方向に垂直に金属板が折り曲げられている。ベース側曲げ部33Aは、前側(プラグ側コネクタ100の挿入側)から見て凸となる山折り状の部位であり、コネクタ接続時には山折り状の折り目が狭まるように変形する。なお、本実施形態では、ハウジング10の一対の固定部14(吸収プレート40を介してシャッター30を固定する部位、ハウジングの左右それぞれの内壁から内側に突出した部位)が、シャッター30の遮蔽部32(及び変形部33)の幅L2よりも広い間隔L1をあけて配置されている(図4B参照)。このため、固定部14に阻害されることなく、ベース側曲げ部33Aの変形が可能となっている(図2Bも参照)。
ベース側曲げ部33Aの裏側には吸収プレート40の前縁が位置しているため、吸収プレート40の前縁(ベース部34の前縁)を基点としてベース側曲げ部33Aが変形し易くなっている。また、吸収プレート40の前縁には傾斜面40Aが形成されているため、ベース部34を固定する吸収プレート40の肉厚によって阻害されることなく、吸収プレート40の前縁を基点とするベース側曲げ部33Aの変形が可能となっている。
遮蔽側曲げ部33Bは、ベース側曲げ部33Aよりも遮蔽部32の側に配置された曲げられた部位であり、シャッター30の開閉時に弾性変形する部位(第2変形部)である。遮蔽側曲げ部33Bによって、遮蔽部32が光信号の光路を遮蔽できる位置になるように、金属板が折り曲げられている。遮蔽側曲げ部33Bは、前側から見て凹となる谷折り状の部位であり、コネクタ接続時には谷折り状の折り目が広がるように変形する。
中間曲げ部33Cは、ベース側曲げ部33A及び遮蔽側曲げ部33Bの間で曲げられた部位である。中間曲げ部33Cは、シャッター30の開閉時に弾性変形しなくても良い。また、中間曲げ部33Cが無くても良い。
本実施形態では、ハウジング10の一対の固定部14がシャッター30の遮蔽部32や変形部33の幅L2よりも広い間隔L1をあけて配置されているため(図4B参照)、コネクタ接続時にシャッター30の一部(遮蔽部32の一部や変形部33の一部)が一対の固定部14の間に配置されるように変形部33が変形可能である(図2Bも参照)。このため、コネクタ接続時に変形部33の変形量が小さくても、遮蔽部32を光信号の光路から待避させることが可能になるため、変形部33が塑性変形してしまうことを抑制できる。なお、仮に一対の固定部14の間隔L1(図4B参照)がシャッター30の遮蔽部32や変形部33の幅L2よりも狭い場合には、一対の固定部14の間に遮蔽部32を待避できないため、固定部14とプラグ側光コネクタ100との間の狭い隙間に遮蔽部32を待避させる際に変形部33(例えば遮蔽側曲げ部33B)を大きく変形させる必要が生じてしまい、変形部33が塑性変形するおそれがある。
付言すると、本実施形態では、変形部33の塑性変形を抑制できるため、遮蔽部32を短く設計できる(仮に変形部33が塑性変形する場合には、その塑性変形分を考慮して遮蔽部32を長くする必要がある)。このため、本実施形態では、コネクタ接続時には、比較的短い遮蔽部32を待避させれば良いので、変形部33の変形量を更に小さくすることができる。すなわち、変形部33の塑性変形を抑制することにより、遮蔽部32を短く設計できため、更に変形部33の塑性変形を抑制できるという相乗効果が得られる。
また、本実施形態では、変形部33が、ベース側曲げ部33A(第1変形部)と、ベース側曲げ部33Aよりも遮蔽部32の側に配置された遮蔽側曲げ部33B(第2変形部)とを有しており、コネクタ接続時にベース側曲げ部33Aと遮蔽側曲げ部33Bの両方が変形する。これにより、特定の部位(例えば第2変形部である遮蔽側曲げ部33B)に応力が集中することを抑制できるため、変形部33の塑性変形を抑制できる。
なお、本実施形態では、コネクタ接続時にベース側曲げ部33A(第1変形部)が変形することによって、遮蔽側曲げ部33B(第2変形部)は、一対の固定部の間に位置した状態で変形している。これにより、遮蔽側曲げ部33Bの変形量を軽減でき、遮蔽側曲げ部33Bの塑性変形を抑制できる。
また、本実施形態では、固定部14は、シャッター30のベース部34を収容した吸収プレート40(光吸収部材)を固定することによって、ベース部34を固定している。吸収プレート40は、反射光を吸収し、且つ、ハウジング10よりも耐熱性が高いので、反射光の照射によってハウジング10が溶けてしまうことを抑制できる。但し、吸収プレート40を設けずに、固定部14がシャッター30のベース部34を直接固定するように構成しても良い。なお、固定部14がシャッター30のベース部34を直接固定する場合には、ベース部34を固定する固定部14の肉厚によってベース側曲げ部33Aの変形が阻害されることを抑制するために、固定部14の前縁に傾斜面(吸収プレート40の傾斜面40Aに相当する傾斜面)が形成されていることが望ましい。
<第1、第2変形例>
図5Bは、第1変形例のシャッター30の形状の説明図である。第1変形例のシャッター30の変形部33は、ベース側曲げ部33A及び遮蔽側曲げ部33Bを有するが、中間曲げ部33Cは有していない。また、遮蔽側曲げ部33Bは、前側から見て凸となる山折り状の部位であり、コネクタ接続時には山折り状の折り目が狭まるように変形することになる。
図5Cは、第2変形例のシャッター30の形状の説明図である。第2変形例のシャッター30の変形部33は、ベース側曲げ部33A(第1変形部)及び遮蔽側曲げ部33B(第2変形部)を有するが、中間曲げ部33Cは有していない。第2変形例では、ベース側曲げ部33Aは、前側から見て凸となるように湾曲させた部位として形成されている。
このような第1変形例及び第2変形例においても、ハウジング10の一対の固定部14がシャッター30の遮蔽部32や変形部33の幅よりも広い間隔をあけて配置されていれば、コネクタ接続時にシャッター30の一部(遮蔽部32の一部や変形部33の一部)が一対の固定部14の間に配置されるように変形部33が変形可能であるため、変形部33の塑性変形を抑制できる。また、このような第1変形例及び第2変形例においても、コネクタ接続時にベース側曲げ部33Aと遮蔽側曲げ部33Bの両方が変形すれば、特定の部位(例えば第2変形部である遮蔽側曲げ部33B)に応力が集中することを抑制できるため、変形部33の塑性変形を抑制できる。なお、第2変形例のベース側曲げ部33Aのように湾曲させて変形部を構成すれば、更に応力を分散させることができるため、変形部33の塑性変形を抑制するのに特に有利である。
<第3変形例>
図6Aは、フェルールの端面を清掃する清掃工具2の説明図である。清掃工具2は、清掃対象面(例えばフェルール22の端面)を清掃する工具である。清掃工具2は、工具本体3と、工具本体から延び出た挿入部4とを備えている。挿入部4にはヘッド部材5が設けられており、ヘッド部材5の押圧面(端面)には、帯状の清掃体6が巻き掛けられている。清掃対象面に清掃体6を押し付けられるように、挿入部4の先端部から清掃体6(及びヘッド部材5の端部)が外部に露出している。清掃作業時には、作業者は、工具本体3を把持し、ヘッド部材5の押圧面に巻き掛けられている清掃体6を清掃対象面に押し付けながら工具本体3を挿入部4に向かって移動させ(プッシュ動作)、その後、把持している工具本体3を挿入部4に対して後退させて(プル動作)、清掃対象面からヘッド部材5を離す。このときの工具本体3と挿入部4との相対移動を利用して、未使用の清掃体6の供給や使用済みの清掃体6の回収が行われる。
ところで、前述の実施形態の光コネクタ部品1のフェルール22の端面を清掃するために、清掃工具2の挿入部4をプラグ側光コネクタ100の挿入口(コネクタ挿入口)から挿入すると、シャッター30の遮蔽部32の端部が、挿入部4から露出しているヘッド部材5や清掃体6に刺さってしまい、清掃後に挿入部4が抜けなくなるおそれがある。
図6Bは、第3変形例のシャッター30の形状の説明図である。第3変形例のシャッター30の遮蔽部32は、基端領域32A及び端部領域32Bから構成されている。基端領域32Aは変形部33の側の領域であり、端部領域32Bは、遮蔽部32の端部の領域である。基端領域32Aと端部領域32Bとの間には曲げ部が形成されている。この曲げ部は、前側(コネクタ挿入口の側)から見て凸となる山折り状の折り目になっている。言い換えると、光コネクタ部品1に挿入される清掃工具2の側から見て、基端領域32Aと端部領域32Bとの間の曲げ部は凸となるように形成されている。第3変形例によれば、遮蔽部32の端部領域32Bの前後方向(清掃工具2の挿入部4の挿抜方向)に対する傾斜が、基端領域32Aと比べて小さくなるため、シャッター30の遮蔽部32の端部(端部領域32Bの端部)が、挿入部4から露出したヘッド部材5や清掃体6に刺さりにくくなる。このため、挿入口から挿入された清掃工具2が抜けにくくなる事態は生じにくくなる。
===第2実施形態===
第2実施形態の光コネクタ部品は、アダプタである点が第1実施形態と異なっている。
図7は、第2実施形態の光コネクタ部品1´を示す説明図である。また、図8は、第2実施形態の光コネクタ部品1´へのシャッター30及び吸収プレート40の取り付けの説明図である。第2実施形態の光コネクタ部品1´は、両側から光コネクタを着脱可能な光コネクタ用アダプタである。
第2実施形態の光コネクタ部品1´のハウジング(アダプタ)10´には、前後方向の両側に光コネクタ100´(MPOコネクタ)を着脱可能に収容する収容部が設けられている。なお、光コネクタ100´は、第1実施形態のプラグ側光コネクタ100と同様のものである。また、第2実施形態の光コネクタ部品1´では、サイズの縮小を図るため、ハウジング10´の収容部の構造が前側と後側で上下逆になっている。つまり、図7に示すように、一方の光コネクタ100´と他方の光コネクタ100´は、互いに上下逆向きにハウジング10´に収容されることになる。
また、図8に示すように、ハウジング10´の前側と後側のそれぞれの収容部には、シャッター30及び吸収プレート40が収容されている。ここでは、シャッター30を固定した吸収プレート40をハウジング10´の各収容部に(上下逆向きに)取り付けている。但し、これには限られず、片方のみにシャッター30及び吸収プレート40を収容してもよい。この場合、ハウジング10´の片方に光コネクタ100´を収容するときには、シャッター30によって光信号が遮蔽・反射される側の収容部に光コネクタ100´を収容すればよい。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、ハウジング10´の一対の固定部(不図示)がシャッター30の遮蔽部32や変形部33の幅よりも広い間隔をあけて配置されていれば、コネクタ接続時にシャッター30´の一部が一対の固定部の間に配置されるように変形部33が変形可能であるため、変形部33の塑性変形を抑制できる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 光コネクタ部品、1´ 光コネクタ部品、
3 清掃工具、4 先端側ハウジング、
5 ヘッド部材、6 清掃体、
10 ハウジング(レセプタクル)、10´ ハウジング(アダプタ)、
12 係合穴、14 固定部、14A レール部、18 メタルクリップ、
20 レセプタクル側光コネクタ、22 フェルール、
22A 本体部、22B 鍔部、22C ガイド穴、22D 光ファイバ穴、
23 ガイドピン、24 ブーツ、25 フローティング機構、
26 ピンクランプ、27 スプリング、28 スプリングプッシュ、
28A 枠状本体、28B 嵌合用突壁部、28C 係止爪、
30 シャッター、32 遮蔽部、33 変形部、
33A ベース側曲げ部(第1変形部)、33B 遮蔽側曲げ部(第2変形部)、
33C 中間曲げ部、34ベース部、
34A 係合穴、34B 縁部、
40 吸収プレート、40A 傾斜面、42 吸収面、
44 収容部、44A 係止部、44B 把持部、44C 縁部、
46 ラッチ部、
100 プラグ側光コネクタ、100´ 光コネクタ

Claims (7)

  1. 光伝送路の端部を収容するハウジングと、
    前記光伝送路から出力される光信号を遮蔽する遮蔽部と、前記光伝送路にコネクタを接続するコネクタ接続時に前記光信号の光路から前記遮蔽部を待避させように弾性変形する変形部と、前記ハウジングに対して固定されるベース部と、を有するシャッターと
    を備え、
    前記ハウジングは、前記ベース部を固定するための一対の固定部を有し、
    前記一対の固定部は、前記遮蔽部の幅よりも広い間隔をあけて配置されており、
    前記コネクタ接続時に前記シャッターの一部が前記一対の固定部の間に配置されるように前記変形部が変形する
    ことを特徴とする光コネクタ部品。
  2. 請求項1に記載の光コネクタ部品であって、
    前記変形部は、第1変形部と、前記第1変形部よりも前記遮蔽部の側に配置された第2変形部とを有し、
    前記コネクタ接続時に前記第1変形部及び前記第2変形部が変形する
    ことを特徴とする光コネクタ部品。
  3. 請求項1又は2記載の光コネクタ部品であって、
    前記ハウジングよりも耐熱性が高く、前記遮蔽部に反射された前記光信号が照射される光吸収部材を備え、
    前記固定部は、前記ベース部を収容した前記光吸収部材を固定することによって、前記ベース部を固定する
    ことを特徴とする光コネクタ部品。
  4. 請求項3に記載の光コネクタ部品であって、
    前記ハウジングは、前記光吸収部材を着脱可能である
    ことを特徴とする光コネクタ部品。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の光コネクタ部品であって、
    前記遮蔽部は、前記変形部の側の基端領域と、端部領域とを有し、
    前記基端領域と前記端部領域との間に、コネクタ挿入口から見て凸となる曲げ部が形成されている
    ことを特徴とする光コネクタ部品。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の光コネクタ部品であって、
    前記ハウジングは、一方側にレセプタクル側光コネクタを収容しつつ、他方側にプラグ側光コネクタを着脱可能なレセプタクルである
    ことを特徴とする光コネクタ部品。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の光コネクタ部品であって、
    前記ハウジングは、両側から光コネクタを着脱可能なアダプタである
    ことを特徴とする光コネクタ部品。
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