JP2017056978A - 蓋材及び包装体 - Google Patents

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【課題】外層と内層とを積層した積層体から成り、外層の内部に達して内層を貫通しない深さの線状蒸気抜き用脆弱加工部が設けられている蓋材において、酸素バリア性を損なうことのない蓋材を提供すること。【解決手段】層構成中に延伸したプラスチックフィルムを有するフィルムで外層を構成し、前記脆弱加工部をこの延伸フィルムを貫通させ、かつ、この脆弱加工部を容器本体のフランジにヒートシールする領域に配置する。この蓋材をヒートシールして包装体を製造したとき、脆弱加工部は容器本体のフランジで覆われる。このため、脆弱加工部が外層の内部に達する深さを有するにも拘わらず、蓋材の酸素バリア性が損なわれることがない。【選択図】図1

Description

本発明は上面に開口部を有する容器本体に適用する蓋材と、この蓋材を適用して得られた包装体に関するものである。本発明の包装体は、内容物を収容したまま電子レンジで加熱することができる。
従来、調理済み又は半調理済みの食品を常温、低温、あるいは冷凍保存可能に包装容器に収容密封し、開封せずに電子レンジで加熱して、食べられる状態にする包装体が知られている。
包装体を開封せずに電子レンジで加熱すると、包装体内の水分が水蒸気になり、体積が増加する。したがって、水蒸気が逃げられる隙間がないと破袋のおそれがある。一方、内容物が半調理状態等の場合には、単に加熱するだけでなく、発生した水蒸気による蒸らし等が必要となる場合がある。この場合、蒸気が逃げる孔が過度に大きいと、蒸らしが十分行われず、風味が落ちる等の問題がある。
この用途に対応した包装体はいくつか知られている。いずれも積層フィルムから構成された包装容器を用いるのが一般的であり、内圧が高まると、積層フィルムの一部に裂け目ができて、この裂け目を蒸気抜き孔として水蒸気を逃がすことにより破袋を防止する。
電子レンジによる加熱時に蒸らしも可能な包装体としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の包装体は、外層の内側にポリオレフィン系樹脂の内層を積層した積層フィルムから蓋材を構成して、その蓋材に、外層の内部に達し、かつ、シーラント層を貫通しない深さの線状蒸気抜き用脆弱加工部を、レーザー加工によって形成している。この包装体においては、電子レンジで加熱すると、前記脆弱加工部が裂けて小さな貫通孔が形成され、この結果、過度に水蒸気が逃げず、破袋を防ぎつつ蒸らしを行うことが可能となる。
国際公開第2014/061651号
しかしながら、特許文献1に記載の包装体においては、線状蒸気抜き用脆弱加工部が蓋材の外層の内部に達している。この脆弱加工部は通常細い線状に設けられるため、蓋材の酸素バリア性に対する影響はわずかであるが、それでも、その酸素バリア性の低下を避けることができなかった。
そこで、本発明は、特許文献1に記載の技術を前提として、酸素バリア性を損なうことのない蓋材を提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、上面に開口部を有し、かつ、この開口部の周囲にフランジを有する容器本体の前記フランジにヒートシールして開口部を塞ぐ蓋材であって、外層と内層とを積層した積層体から成り、外層の内部に達して内層を貫通しない深さの線状蒸気抜き用脆弱加工部が設けられている蓋材において、
前記外層が、その層構成中に延伸したプラスチックフィルムを1枚又は複数枚含んでおり、
脆弱加工部が前記フランジにヒートシールする領域に配置されていると共に、この脆弱加工部が外層に含まれるすべての延伸フィルムを貫通していることを特徴とする蓋材である。
次に、請求項2に記載の発明は、前記外層が酸素バリア性を有することを特徴とする請求項1に記載の蓋材である。
また、請求項3に記載の発明は、前記線状蒸気抜き用脆弱加工部が2.0GPa未満のヤング率を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋材である。
また、請求項4に記載の発明は、上面に開口部を有し、かつ、この開口部の周囲にフランジを有する容器本体と、この容器本体の前記フランジにヒートシールして開口部を塞ぐ蓋材とから成る包装体であって、この蓋材が請求項1〜3のいずれかに記載の蓋材であることを特徴とする包装体である。
また、請求項5に記載の発明は、容器本体が酸素バリア性を有することを特徴とする請求項4に記載の包装体である。
本発明に係る蓋材には、線状蒸気抜き用脆弱加工部が設けられており、この脆弱加工部は外層に含まれるすべての延伸フィルムを貫通する線状スリットで構成されているから、この蓋材を容器本体のフランジにヒートシールして得られた包装体を電子レンジで加熱すると、特許文献1に記載の包装体と同様に、脆弱加工部が裂けて小さな貫通孔が形成され、この結果、過度に水蒸気が逃げず、破袋を防ぎつつ蒸らしを行うことができる。
そして、本発明に係る蓋材は、特許文献1に記載の包装体と異なり、脆弱加工部が容器本体のフランジにヒートシールする領域に配置されているから、この蓋材をヒートシールして包装体を製造したとき、脆弱加工部は容器本体のフランジで覆われている。このため、脆弱加工部が外層の内部に達する深さを有するにも拘わらず、蓋材の酸素バリア性が損なわれることがない。
図1は本発明の具体例に係り、図1(a)は蓋材を使用して容器本体を密封した包装体の例を示す斜視図であり、図1(b)はその断面説明図である。 図2は本発明の蓋材の具体例の断面説明図である。 図3は本発明の蓋材の脆弱加工部の位置の具体例を示す平面図である。 図4は本発明の蓋材の脆弱加工部の位置の具体例を示す平面図である。 図5は本発明の蓋材の脆弱加工部の位置の具体例を示す平面図である。 図6は比較例の蓋材の脆弱加工部の位置の具体例を示す平面図である。 図7は本発明の包装体の別の具体例を示す斜視図である。
次に、図面を参照して本発明を説明する。図面の図1(a)は本発明の蓋材を使用して容器本体を密封した例を示す斜視図であり、図1(b)はその断面説明図である。本発明の蓋材を適用する容器本体は、その上面に開口部を有し、この開口部を囲む周囲にフランジを有するものである。容器本体の材質としては、電子レンジ加熱に耐えるものであれば任意であり、例えば、ポリプロピレン製の容器本体である。
なお、容器本体は酸素バリア性を有することが望ましい。例えば、酸素バリア性のエチレン−ビニルアルコール共重合体を使用し、その両面にポリプロピレンを積層した3層構造を有するものである。そして、この3層構造のシートをシート成形して容器本体とすることができる。この場合、図1(b)から分かるように、上面開口部周縁のフランジ部表面には、内面側のポリプロピレンが露出することになる。なお、図1(b)に示すように、本発明の蓋材を適用する容器本体は上面開口部が長辺方向と短辺方向とを有する細長い形状を有するものであってもよいが、これに限らず、上面開口部が正方形状の容器であってもよいし、その胴部が円筒状で上面開口部も円形の形状を有するものであってもよい(図7参照)。
図1(b)から分かるように、本発明の蓋材は、外層と内層とを必須の構成要素として、これらを積層したものである。外層と内層とは、例えば、接着剤層を介して接着することができる。また、外層と内層との間に中間層を設けてもよいが、この中間層は、電子レンジ加熱の際に水蒸気放出孔が開くことを妨害してはならない。図1(b)の例は中間層としてインキ層を設けたもので、蒸気抜き用脆弱加工部を避けて、これとは異なる位置にインキ層を設けている。
外層は単層構造又は多層構造の樹脂フィルムで構成することができる。いずれの場合でも、蓋材の基材として、延伸したプラスチックフィルムを有するのが通常である。例えば、延伸ポリエステルフィルム、延伸ポリアミドフィルム等である。
また、多層構造の樹脂フィルムとしては、これら延伸フィルムに他の樹脂層を積層して多層構造としたものを使用することもできる。また、その層構成中にこれら延伸フィルムを2枚以上含む積層フィルムから構成されたものであってもよい。図2は蒸着層を設けた延伸フィルムと蒸着層のない延伸フィルムとを接着した外層を有する蓋材の断面説明図である。
また、外層は酸素バリア性を有することが望ましい。外層の基材を構成する延伸フィルムには一定の酸素バリア性があるが、これに加えて、更に酸素バリア性を高めるため、前記延伸フィルムに金属蒸着層や無機蒸着層を設けて蒸着フィルムとすることもできる。金属蒸着層としては金属アルミニウムの真空蒸着層が例示でき、無機蒸着層としては酸化ケイ素又は酸化アルミニウムの真空蒸着層を例示できる。
次に、内層はいわゆるシーラント層として機能するものである。例えば、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体あるいはこれらの混合物等によって内層を構成することが可能である。
ところで、外層には蒸気抜き用脆弱加工部が設けられている。この脆弱加工部は電子レンジ加熱の際に、その一部に水蒸気放出孔を形成するもので、外層の内部に達して内層を貫通しない深さに設ける必要がある。このため、この脆弱加工部は、外層に含まれる延伸フィルムを貫通する線状のスリットで構成されている必要がある。外層に2枚以上の延伸フィルムが含まれている場合には、その全ての延伸フィルムを貫通している必要がある(図2参照)。また、こうして延伸フィルムを貫通して設けられた脆弱加工部は、その脆弱加工部のヤング率が2.0ギガパスカル(GPa)以下となるように設けることが望ましい。
このようにスリットから成る脆弱加工部は延伸フィルムを貫通して設けられるため、この脆弱加工部の位置で、延伸フィルム本来の酸素バリア性が損なわれる。延伸フィルムに酸素バリア性の蒸着層が設けられている場合には、スリットは延伸フィルムと共に蒸着層を貫通して設けられるから、この場合にも酸素バリア性が低下する。線状スリットは、次
に説明するように細い線状に設けられるから、その酸素バリア性の低下はわずかであるが、本発明の蓋材は、このわずかな酸素バリア性の低下を防ぐため、スリットから成る脆弱加工部を、容器本体のフランジにヒートシールする領域に配置されている必要がある(図1(a)及び(b)参照)。こうしてヒートシール領域に脆弱加工部を配置した蓋材を容器本体にヒートシールして包装体を製造すると、スリットに容器本体のフランジが当接するため、包装体外部からスリットを通って侵入した酸素ガスはフランジに行き当たり、包装体内部に侵入することがない。このため、包装体の酸素バリア性が損なわれることがないのである。なお、スリットから成る脆弱加工部を前記領域に配置することにより、例えば、包装体を段積み輸送した場合にもその荷重耐性を向上させ、あるいは、蓋材に対する突き刺し耐性を向上させる等の副次的効果を奏する。
次に、スリットは線状に設けられている。図1の例では直線状に設けられているが、曲線状であってもよい。図3に示すように容器本体の上面開口部が長辺方向と短辺方向とを有する形状である場合には、スリットはその長辺方向に交差する方向に伸びる成分を有することが望ましい。電子レンジ加熱したときに、容器本体にはその長辺方向が収縮するように収縮力が働く。スリットが長辺方向に平行の場合(図4参照)には、この収縮力によってスリットを開く力が低減して水蒸気放出孔を形成し難くなり、このため、容器本体と蓋材との間に内圧がかかって剥離し易くなり、この剥離部位から予定外の水蒸気が放出されることがある。これに対して、スリットが長辺方向に交差する方向に伸びている場合には、前記収縮力の影響を受けず、水蒸気放出孔が開いて過剰の水蒸気を放出するため、容器本体と蓋材との間の剥離も生じ難い。このため、確実に水蒸気放出孔が開くのである。スリットは長辺方向に直交していてもよいし(図3参照)、斜めに交差していてもよい(図5参照)。
次に、スリットから成る脆弱加工部は、例えば外層と内層とを積層した後、レーザー光線を照射して外層の全部又は大部分を除去することによって、煩雑な工程を要することなく、安定して脆弱加工部を設けることが可能である。また、レーザー光線によって脆弱加工部を線状に形成した場合には、レーザー光線の出力の周期的変動により、脆弱加工部を形成する際にできる溝に深い部分と浅い部分とが繰り返し形成され、このため、電子レンジ加熱した際に、溝の深い部分、すなわち、脆弱加工部の薄い部分が早く裂けて、比較的短い間隔で多数の水蒸気放出孔が開くことになる。レーザー光線としては、例えば、炭酸ガスレーザーが使用できる。
なお、このように外層と内層とを積層した後、レーザー加工によって脆弱加工部を形成する方法を採用した場合には、刃物などで外層に脆弱加工部を形成した後、内層を接着剤で積層する方法を採用する場合に比較して、脆弱加工部周辺の重なりに起因するしわ、脆弱加工部からの接着剤の漏れ、外層の切断などを懸念する必要がなく、しかも、煩雑な工程を要することなく安定した製造が可能であるという利点を有する。
図1(a)及び(b)に示すように、本発明の蓋材をポリプロピレン製容器本体の上面に重ね、周縁のフランジ部にヒートシールして上面開口部を塞ぐことで密封した包装体を製造することができる。このとき、包装体の破裂強度が0.15MPa以上となるようにヒートシールすることが望ましい。破裂強度が0.15MPa以上の包装体を電子レンジ中で加熱した場合には、加熱に伴って上昇した内圧によって蓋材と容器本体とが剥離することを防ぐことができる。
次に、こうして得られた包装体を電子レンジ中で加熱することにより、内容物を十分に調理することができ、しかも過剰の水蒸気を放出することができる。すなわち、電子レンジ加熱に伴って、線状蒸気抜き用脆弱加工部に微小な孔が開口し、この孔を水蒸気放出孔として過剰の水蒸気を包装体外部に放出する。このとき、外層と内層とが剥離することは
なく、また、蓋材と容器本体とが剥離することもない。このため、内容物の調理を十分に行うことができ、しかも、包装体から水蒸気が噴出することもない。
そして、こうして加熱した包装体から蓋材を剥離除去して内容物を取り出すことができる。蓋材の剥離は、この蓋材に設けられたタブを摘んで容器本体から引き剥がすことによって可能である。
次に、実施例に基づいて本発明を説明する。
これら実施例で使用した蓋材の外層は、酸化アルミニウム蒸着層を有する延伸ポリエステルフィルム(厚さ12μm)と、蒸着層のない延伸ポリアミドフィルム(厚さ15μm)とを、ドライラミネート用接着剤で接着したものである(図2参照)。また、その内層はエチレン−プロピレン共重合体フィルム(厚さ30μm)から成り、この内層フィルムを外層の延伸ポリアミドフィルムにドライラミネートして、蓋材用積層体を製造した。
また、これら実施例で使用した容器本体は、酸素バリア性のエチレン−ビニルアルコール共重合体の両面にポリプロピレンを積層した3層構造を有する積層シートをシート成形したもので、図3に示すように、容器本体の上面開口部が長辺方向と短辺方向とを有する形状である。
(実施例1)
蓋材用積層体に対し、その外層側からレーザー光線を照射して、両延伸フィルムを含む外層の全部を貫通する線状蒸気抜き用脆弱加工部を形成して蓋材とした。この脆弱加工部は、図3に示すように、容器本体の上面開口部の短辺方向に隣接するフランジにヒートシールする領域に配置されており、しかも、この短辺方向に平行な方向に延びる長さ3cmの直線形状である。
次に、前記容器本体に米飯を収容し、その開口部に蓋材を重ね、内部を窒素ガスで置換しながらヒートシールして包装体を製造した。
(実施例2)
図4に示すように、脆弱加工部を容器本体の上面開口部の長辺方向に隣接するフランジにヒートシールする領域に配置した他は、実施例1と同様である。
(実施例3)
図5に示すように、脆弱加工部を容器本体の上面開口部の四隅に配置した他は、実施例1と同様である。なお、図5から分かるように、脆弱加工部の形状は、上面開口部の長辺方向及び短辺方向の両者に交差する方向に延びる直線状である。
(比較例1)
脆弱加工部を、酸化アルミニウム蒸着層を有する延伸ポリエステルフィルムを貫通し、延伸ポリアミドフィルムを貫通しない深さに設けた他は、実施例1と同様である。
(比較例2)
図6に示すように、脆弱加工部を容器本体の上面開口部に当接する位置に設けた他は、実施例1と同様である。
(評価)
実施例1〜3、比較例1〜2の包装体について、通蒸適性と保存性について評価した。
すなわち、通蒸適性については、各包装体を電子レンジ中に載置し、出力600ワット、2分の条件で加熱した後、脆弱加工部のみで内部の水蒸気が放出された場合を「○」、脆弱加工部以外の部位から水蒸気が放出された場合を「×」と評価した。
また、保存性については、各包装体を25℃にて6か月保存し、収容した米飯に腐敗が生じていない場合を「○」、腐敗していた場合を「×」と評価した。
この結果を表1に示す。
Figure 2017056978

Claims (5)

  1. 上面に開口部を有し、かつ、この開口部の周囲にフランジを有する容器本体の前記フランジにヒートシールして開口部を塞ぐ蓋材であって、外層と内層とを積層した積層体から成り、外層の内部に達して内層を貫通しない深さの線状蒸気抜き用脆弱加工部が設けられている蓋材において、
    前記外層が、その層構成中に延伸したプラスチックフィルムを1枚又は複数枚含んでおり、
    脆弱加工部が前記フランジにヒートシールする領域に配置されていると共に、この脆弱加工部が外層に含まれるすべての延伸フィルムを貫通していることを特徴とする蓋材。
  2. 前記外層が酸素バリア性を有することを特徴とする請求項1に記載の蓋材。
  3. 前記線状蒸気抜き用脆弱加工部が2.0GPa未満のヤング率を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋材。
  4. 上面に開口部を有し、かつ、この開口部の周囲にフランジを有する容器本体と、この容器本体の前記フランジにヒートシールして開口部を塞ぐ蓋材とから成る包装体であって、この蓋材が請求項1〜3のいずれかに記載の蓋材であることを特徴とする包装体。
  5. 容器本体が酸素バリア性を有することを特徴とする請求項4に記載の包装体。
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