JP2017054254A - 印刷シート作成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがどのサイズのネイルラップがどの指に対応するかを認識しながら、ネイルシートを作成することが可能なプログラムを提供する。
【解決手段】コンピュータを、サイズ又は形状の異なる複数の印刷領域を含む印刷シート画像を表示部に表示する印刷シート画像表示制御手段、ユーザから複数の印刷領域それぞれに施す印刷画像の選択を受付け、複数の印刷領域と印刷画像との対応関係を決定する決定手段、及び複数の印刷領域のうち少なくとも1つを特定領域として選択する選択手段、として機能させ、印刷シート画像表示制御手段は、対応関係に基づいて、複数の印刷領域に対応する前記印刷画像を表示するとともに、選択された印刷領域と特定領域との関係を示す情報を表示する。
【選択図】図20

Description

本発明は、印刷シート作成プログラム等に関する。
爪への装飾として、ネイルアートがよく知られている。ネイルアートでは、マニキュア等を用いて爪に直接デザインを施す。近年では、ネイルアートをより手軽に楽しむものとして、ネイルラップが普及している。ネイルラップは、デザインが施された爪用のシールである。複数のネイルラップが配置されたシートが市販されている。なお、本明細書においては、便宜上、複数のネイルラップが配置された当該シートをネイルシートと呼ぶ。ネイルシートに配置された複数のネイルラップは、貼られる爪によってサイズが異なっている。
特許文献1には、基材層の下側面に爪に貼りつけるための粘着物質を有する粘着層と、基材層の上側面に綱領を含浸させた綱領材料層とを少なくとも有し、互いを積層させて成形した、装飾性と芳香性とを備えるネイルシートについて開示されている。
登録実用新案第3182987号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような、従来の市販のネイルシートでは、シート上のどのサイズのネイルラップがどの指の爪に貼られるかが、購入者の爪の大きさ、形状に基づいて異なる。従って、シート上の個々のネイルラップがどの指の爪に貼られても複数の指全体としてのデザイン性が損なわれないように、全サイズのネイルラップについて、同じようなデザインで統一する必要があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、ユーザがどのサイズのネイルラップがどの指に対応するかを認識しながら、ネイルシートを作成することが可能なプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明による印刷シート作成プログラムは、コンピュータを、サイズ又は形状の異なる複数の印刷領域を含む印刷シート画像を表示部に表示する印刷シート画像表示制御手段、ユーザから複数の印刷領域それぞれに施す印刷画像の選択を受付け、複数の印刷領域と印刷画像との対応関係を決定する決定手段、及び複数の印刷領域のうち少なくとも1つを特定領域として選択する選択手段、として機能させ、印刷シート画像表示制御手段は、対応関係に基づいて、複数の印刷領域に対応する前記印刷画像を表示するとともに、選択された印刷領域と特定領域との関係を示す情報を表示する。
本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
また、本明細書等において、「部」とは、単に物理的構成を意味するものではなく、その構成が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの構成が有する機能が2つ以上の物理的構成により実現されても、2つ以上の構成の機能が1つの物理的構成により実現されてもよい。
本発明によれば、ユーザがどのサイズのネイルラップがどの指に対応するかを認識しながら、ネイルラップのデザインをすることが可能なプログラムを提供できる。
本発明の実施形態におけるネイルシート作成システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるネイルシート作成システムが作成するシートの配置の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるラップと指との対応関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるシートの片手分のラップに対応する拡縮率の一例を示す図である。 本発明の実施形態における拡縮処理の起点によるデザインの違いを示す図である。 本発明の実施形態における端末100の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における端末100の処理フローの一例を示す図である。 本発明の実施形態における管理サーバ200の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における印刷装置300の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態における印刷装置300の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における印刷装置300の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における印刷装置300の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における印刷装置300の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における印刷装置300の画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態における印刷装置300の処理フローの一例を示す図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明の実施の形態の1つについて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。
<1.システム構成の概要>
図1は、本実施形態に係るネイルシート作成システム10の構成の一例を示している。図1に示すように、ネイルシート作成システム10において、ネットワークNに、例えばユーザが利用する端末100と、管理サーバ200と、印刷装置300とが接続している。
端末100は、インターネットや専用線等のネットワークNに接続されたコンピュータである。具体的には、端末100として、例えば携帯電話やスマートフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレット、ウェアラブル(Wearable)端末等が挙げられる。本実施形態では、一例として、端末100は、カメラとタッチパネルとを備えたスマートフォンであるとして説明する。
管理サーバ200は、インターネットや専用線等のネットワークNに接続されたコンピュータから構成される。具体的には、例えばPCやサーバ装置等が挙げられる。
印刷装置300は、インターネットや専用線等のネットワークNに接続された印刷機能を備えた機器である。印刷装置300は、例えば、ゲームセンターやアミューズメント施設、野球場等に設置される。印刷装置300として、例えば、アーケード機等が挙げられる。なお、印刷装置300は、家庭用のインクジェットプリンタ等でもよい。
本実施形態においては、ネイルシート作成システム10は、端末100と管理サーバ200と印刷装置300とを用いて構成されるものとして説明するが、これに限定されない。ネイルシート作成システム10は、印刷装置300単体で構成することも可能である。その場合、印刷装置300は、端末100の一部又は全部の機能を備えることができる。
また、本実施形態において、ネイルシート作成システム10は、クライアントサーバ型のシステムであるとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、ネイルシート作成システム10は、クラウドコンピューティング形式のシステムとして構成されてもよい。この場合、ユーザは、ネイルシート作成システム10のコンピュータ処理をネットワーク経由でサービスとして利用する。また、ネイルシート作成システム10は、ASP(Application Service Provider)のサーバを含むシステムとして構成されてもよい。
<2.サービスの概要>
まず、ネイルシート作成システム10によって提供されるネイルシート作成に関するサービスの概要について説明する。
本実施形態に係るサービスは、ユーザが、ネイルシート(以下、「シート」とも呼ぶ。)を作成する際に用いられる。
ネイルシートは、ネイルラップ(以下、「ラップ」とも呼ぶ。)と呼ばれる、ネイルアートの代わりとして爪に貼るシールが配置されたものをいう。シート自体がシールで構成されてもよい。例えば、シートには、左右の手の10の爪に対して2枚ずつ、合計20枚のラップが配置されている。シートに配置されるラップは、対応する爪の大きさに応じて異なっていることが望ましい。図2はシート上のラップの配置の一例を示す図である。シートの上段には、右手用に10枚のラップ(小さい順にラップR1〜R10とする。ラップR1〜R10をまとめて「ラップR」とも呼ぶ。)が配置されている。また、シートの下段には、左手用に10枚のラップ(小さい順にラップL1〜L10とする。ラップL1〜L10をまとめて「ラップL」とも呼ぶ。)が配置される。なお、右手用、左手用の明確な区別はない同じ大きさのラップが一組ずつ配置されていてもよい。
以下では、本実施形態に係るサービスを用いて図2に示すラップの配置を有するシートを作成する例について説明する。
ユーザは、端末100又は印刷装置300を用いてネイルアートのデザインデータ(以下、「アートデザイン」とも呼ぶ。)を作成する。ユーザは、端末100を用いてアートデザインを作成する場合には、端末100に本発明に係る印刷シート作成プログラム(以下、「ネイルアプリ」とも呼ぶ。)をインストールする。作成したアートデザインは、シート上のラップR、Lに、印刷装置300を用いて印刷される。
アートデザインは、本実施形態では、背景となる色や模様のデータ(以下、「ベース」とも呼ぶ。)と、ベースに載せるマークや図形、数字、文字等のデータ(以下、「パーツ」とも呼ぶ。)とを組み合わせたものとして説明する。
<3.端末100の構成>
<3−1.ハードウェア構成>
図3(A)は、端末100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3(A)に示すように、端末100は、プロセッサ101、メモリ103、記憶装置105、カメラ107、データI/F部109、通信I/F部111、及び表示装置113、入力I/F部115、を備えている。
プロセッサ101は、メモリ103に記憶されているプログラムを実行することにより端末100における様々な処理を制御する。例えば、後述するネイルアプリの各機能部は、主にプロセッサ101上で動作するプログラムとして実現可能である。
メモリ103は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ103は、プロセッサ101によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
記憶装置105は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置105は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。この他、記憶装置105は、各種プログラムの実行に必要なデータを記憶することも可能である。このようなプログラムやデータは、必要に応じてメモリ103にロードされることにより、プロセッサ101から参照される。
カメラ107は、静止画や動画等の画像の撮影を行うためのデバイスである。カメラ107によって撮影された画像は、記憶装置105に保存される。
データI/F部109は、端末100の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部109の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部109は、端末100の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部109は、例えばUSB等のインタフェースを介して端末100へと接続される。
通信I/F部111は、端末100の外部の装置と有線又は無線により、インターネットNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F部111は、端末100の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部111は、例えばUSB等のインタフェースを介して端末100に接続される。
表示装置113は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置113の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイ、タッチパネル等が挙げられる。表示装置113は、端末100の外部に設けられても良い。その場合、表示装置113は、例えばディスプレイケーブル等を介して端末100に接続される。
入力I/F部115は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部115の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ、ウェアラブル・デバイス等が挙げられる。入力I/F部115は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して端末100に接続されてもよい。
なお、本実施形態において、端末100の表示装置113と入力I/F部115とは、タッチパネルによって構成される。
<3−2.機能構成>
図3(B)は、ネイルアプリが実行された場合の端末100の機能構成の一例を示す図である。端末100にネイルアプリが実行されることで、記憶装置105には機能部として、ネイルアプリの動作に必要な各種データを記憶する記憶部130が構築され、プロセッサ101はネイルアプリを制御する制御部120として機能する。
図3(B)に示すように、記憶部130は、ベース情報テーブル131と、パーツ情報テーブル132と、アートデザイン情報テーブル133と、シート情報テーブル134と、ユーザ情報テーブル135と、画像データテーブル136とを有している。
ベース情報テーブル131には、アートデザインのベースとなるデータが、ベースIDと対応付けられて登録されている。ベースは、例えば、無地のデザインや、模様がつけられたデザインでもよい。ベース情報テーブル131には、後述するベース作成部121の処理によって作成されたベースの他、管理サーバ200からダウンロードされたベースや、ネイルアプリとともにインストールされるテンプレートのベースが保存されている。
また、ベース情報テーブル131には、ベースIDと対応付けられてタグが登録されている。タグは、ベースの色や模様、ベースから連想される季節やイメージ等、対応付けられるベースの特徴を表すものであることが望ましい。また、タグは、対応するベースがこれまでアートデザインの作成に使用された回数を示す情報でもよい。
さらに、ベース情報テーブル131には、ベースと関連のあるパーツに関する情報が登録されている。
パーツ情報テーブル132には、ベースやアートデザインをカスタマイズするためのパーツが、パーツIDと対応付けられて登録されている。パーツは、例えば、ハートや星等の記号、アルファベットや平仮名、カタカナ等の文字、数字、画像などのデータである。また、パーツは、ホログラムネイルを作成するための光沢のあるもの(以下、「ホロ」とも呼ぶ。)を含むことが望ましい。パーツ情報テーブル132には、後述するパーツ作成部122の処理によって作成されたパーツの他、管理サーバ200からダウンロードされたパーツや、ネイルアプリとともにインストールされるテンプレートのパーツが保存されている。さらに、パーツ情報テーブル132には、ベース情報テーブル131と同様に、パーツと対応付けられてタグが登録されている。また、パーツ情報テーブル132には、タグがパーツIDに対応付けられて登録されていてもよい。
アートデザイン情報テーブル133には、後述するデザイン部123の処理によって作成されたアートデザインや、管理サーバ200からダウンロードされたアートデザインや、ネイルアプリとともにインストールされたテンプレートのアートデザインが、アートデザインIDと対応付けられて登録されている。また、アートデザイン情報テーブル133には、タグがアートデザインIDに対応付けられて登録されてもよい。
シート情報テーブル134には、後述するシート作成部124の処理によって作成されたシートデータが、シートIDと対応付けられて登録されている。シートデータは、例えば、アートデザイン情報テーブル133に登録されているアートデザインと、当該アートデザインを印刷するラップとの組み合わせである。また、シート情報テーブル134には、ラップと当該ラップをユーザが爪に貼る指との対応関係が登録されている。ラップと指との対応関係はシートデータに紐づいて登録されることが望ましい。さらに、シート情報テーブル134には、管理サーバ200からダウンロードされたシートデータや、ネイルアプリとともにインストールされたテンプレートのシートデータが登録されている。また、シート情報テーブル134には、タグがシートIDに対応付けられて登録されてもよい。
ユーザ情報テーブル135には、後述するユーザ管理部125の処理によって作成されたプロフィール情報がユーザIDに対応付けられて登録されている。ユーザIDは、例えば、ユーザが端末100にネイルアプリをインストールした際に、自動的に割り振られる。なお、ユーザIDはネットワークNにおいて一意であれば、ユーザが任意に設定してもよい。
画像データテーブル136は、端末100が画像データを格納する領域である。画像データテーブル136は、端末100にネイルアプリがインストールされる前から、記憶装置105上に構築されてもよい。カメラ107が撮影した画像データや、ユーザがダウンロードした画像データは、画像データテーブル136に記憶される。
また、図3(B)に示すように制御部120は、ベース作成部121と、パーツ作成部122と、デザイン部123と、シート作成部124と、ユーザ管理部125と、印刷指示部126とを有している。
ベース作成部121、パーツ作成部122、及びデザイン部123は、ユーザの入力に基づいて、シート上に配置される複数のサイズのラップに施されるアートデザインを編集し、編集されたアートデザインの画像をタッチパネルに表示するデザイン画像表示制御手段として機能する。
また、シート作成部124は、各ラップに対応する領域(以下、「ラップ形」と呼ぶ。)を有するシート画像をタッチパネルに表示するネイルシート表示制御手段、ユーザからラップに施すアートデザインの選択を受付け、各ラップとアートデザインとの第1の対応関係を決定する第1の決定手段、及び各ラップと、ラップが爪に貼られる指との第2の対応関係を決定する第2の決定手段として機能する。
各機能部の詳細な処理の内容について説明する。
(1)ベース作成部121
ベース作成部121は、ユーザからの操作に応じて、任意のデザインのベースを作成する機能を有する。具体的には、ベース作成部121は、以下の機能を有している。
・データ取得機能
・加工機能
・登録機能
(1−1)データ取得機能
ベース作成部121は、データ取得機能として、ベースとして編集・登録するためのデータを取得する。データは、画像データが望ましいが、テキストデータ等でもよい。例えば、ベース作成部121は、ユーザの操作に応じて、カメラ107を制御して、ベース用の画像データを撮影して取得する。また、ベース作成部121は、ユーザがあらかじめ撮影やダウンロード等を行って画像データテーブル136に登録しているデータから、ベースとして利用するデータの選択を受け付け、当該データを取得することができる。また、ベース作成部121は、ベース情報テーブル131に登録されているベースのデータを取得することもできる。
(1−2)加工機能
ベース作成部121は、加工機能として、上述したデータ取得機能によって取得したデータを加工する。データの加工は、トリミングやサイズの変更、色彩・輝度の変更、テキストデータ等他のデータの重畳、レイヤの変更等が挙げられる。ネイルの形等の所定の抜き型を使って画像の一部を切り出してベースを作成することもできる。
(1−3)登録機能
ベース作成部121は、登録機能として、上述した加工機能によって加工したデータ、又はデータ取得機能によって取得したデータを、ベースIDに対応付けてベース情報テーブル131に登録する。このとき、ベース作成部121は、ベースと対応付けてタグをベース情報テーブル131に登録することができる。
(2)パーツ作成部122
パーツ作成部122は、ユーザからの操作に応じて、任意のデザインのパーツを作成する機能を有する。具体的には、パーツ作成部122は、以下の機能を有している。
・データ取得機能
・加工機能
・登録機能
(2−1)データ取得機能
パーツ作成部122は、データ取得機能として、パーツとして編集・登録するためのデータを取得する。データは、画像データが望ましいが、テキストデータ等でもよい。例えば、パーツ作成部122は、ユーザの操作に応じて、カメラ807を制御して、パーツ用の画像データを撮影して取得する。また、パーツ作成部122は、ユーザがあらかじめダウンロード等して、画像データテーブル136に登録しているデータから、パーツとして利用するデータの選択を受け付け、当該データを取得することができる。また、パーツ作成部122は、パーツ情報テーブル132に登録されているパーツのデータを取得することもできる。
(2−2)加工機能
パーツ作成部122は、加工機能として、上述したデータ取得機能によって取得したデータを加工する。データの加工は、トリミングやサイズの変更、色彩・輝度の変更、テキストデータ等他のデータの重畳、レイヤの変更等が挙げられる。所定の抜き型を使って画像の一部を切り出してパーツを作成することもできる。
(2−3)登録機能
パーツ作成部122は、登録機能として、上述した加工機能によって加工したデータ、又はデータ取得機能によって取得したデータを、パーツIDに対応付けてパーツ情報テーブル132に登録する。このとき、パーツ作成部122は、パーツと対応付けてタグをパーツ情報テーブル132に登録することができる。
(3)デザイン部123
デザイン部123は、ユーザからの操作に応じて、アートデザインを作成する機能を有する。具体的には、デザイン部123は、以下の機能を有している。
・ベース選択機能
・パーツ選択機能
・絞り込み表示機能
・合成機能
・警告機能
・登録機能
(3−1)ベース選択機能
デザイン部123は、ベース選択機能として、端末100のタッチパネルにベースを表示させて、ユーザからの選択を受け付ける。例えばデザイン部123は、ベース情報テーブル131に登録されているベースをタッチパネル上に一覧表示させることができる。また、デザイン部123は、ベース作成部121のデータ取得機能と加工機能とを呼び出して、アートデザインを作成する際に、ベースを作成させることで、当該作成させたベースを選択してもよい。この場合、アートデザインが完成してから、ベース作成部121は、ベースをベース情報テーブル131に登録してもよい。
(3−2)パーツ選択機能
デザイン部123は、パーツ選択機能として、端末100のタッチパネルにパーツを表示させて、ユーザからの選択を受け付ける。例えばデザイン部123は、パーツ情報テーブル132に登録されているパーツをタッチパネル上に一覧表示させることができる。このとき、デザイン部123は、ベース情報テーブル131を参照してユーザが選択したベースと関連づいて登録されているパーツをタッチパネル上に表示することが望ましい。また、デザイン部123は、パーツ作成部122のデータ取得機能と加工機能とを呼び出して、アートデザインを作成する際に、パーツを作成させることで、当該作成させたパーツを選択してもよい。この場合、アートデザインが完成してから、パーツ作成部122は、パーツをパーツ情報テーブル132に登録してもよい。
(3−3)絞り込み表示機能
デザイン部123は、絞り込み表示機能として、ベースやパーツに対応付けられたタグによって、タッチパネルに表示するベースやパーツを絞り込んで表示させる。例えば、デザイン部123は、ユーザからタグの入力を受付けた場合、パーツやベースを、タグに応じた色、パーツやベースに描かれているイラストの名称、パーツやベースから連想される季節、かわいいやポップなど、パーツやベースから連想されるイメージ等によって、絞り込むことができる。
(3−4)合成機能
デザイン部123は、合成機能として、上述したベース選択機能によって選択したベースにパーツ選択機能で選択したパーツを合成してアートデザインを作成する。例えば、デザイン部123は、ベースやパーツに対して、回転や反転、移動、拡大、縮小、レイヤ変更、色味変更等の各種の加工を施すことができる。なお、ユーザは、アートデザインを作成する際に、ベースからはみ出してパーツを配置することができる。デザイン部123は、パーツのベースからはみ出した部分を、合成確定時に切り取ることが望ましい。
(3−5)警告機能
デザイン部123は、警告機能として、ユーザが所定の範囲にパーツやベースを配置した場合に、警告を行う。例えば、デザイン部123は、ユーザがベースの上方のやすりによって削り落とされてしまう領域にパーツを配置した場合に、その配置ではラップを爪に貼る際にデザインが損なわれてしまうおそれがある旨の警告を行う。これによって、アートデザインを施したラップを爪に貼った場合、やすりによって削り落とされてしまう箇所にパーツが配置されるのを防ぐことができる。
また、さらに、デザイン部123は、所定の回数警告を繰り返した後やユーザからの入力に基づいて、警告機能を一時的にオフにしてもよい。これによって、ユーザがつけ爪など長い爪の上にラップを貼る場合など、ベースの上方も利用したいために敢えてベースの上方にパーツを配置する場合には、不要な警告を繰り返すことを防ぐことができる。
(3−6)登録機能
デザイン部123は、登録機能として、上述した合成機能によって合成したアートデザインを、アートデザインIDに対応付けてアートデザイン情報テーブル133に登録する。このとき、デザイン部123は、アートデザインと対応付けてタグをアートデザイン情報テーブル133に登録することができる。なお、デザイン部123は、アートデザインの元になったベースやパーツに紐づくタグに基づいて、アートデザインのタグを自動で登録してもよい。
(4)シート作成部124
シート作成部124は、ユーザからの操作に応じて、任意のアートデザインを組み合わせてシートを作成する機能を有する。具体的には、シート作成部124は、以下の機能を有している。
・サイズ調整機能
・アートデザイン選択機能
・自動振り分け機能
・拡縮機能
・登録機能
(4−1)サイズ調整機能
シート作成部124は、サイズ調整機能として、ラップR、Lと当該ラップR、Lが爪に貼られる指との対応関係(第2の対応関係)を決定する。例えば、シート作成部124は、普通サイズの爪用の配置か、小さ目サイズの爪用の配置かを、ユーザに選択させ、ラップと指との対応関係を決定する。シート作成部124は、シートデータに、決定したラップと指との第2の対応関係を紐づけて、シート情報テーブル134を更新する。
図4は、ラップR、Lと指との対応関係の一例を示す図である。図4(A)は普通サイズの爪用の配置を示している。他方、図4(B)は小さ目サイズの爪用の配置を示している。図4(A)(B)に表示されているラップR、L上には、説明のため対応する指の名称を重畳して記載している。
図4(A)及び以下に示すように、普通サイズの爪用の配置の場合は、各指には連続する2サイズ分のラップが割り当てられる。
小指:R1、R2、L1、L2
薬指:R3、R4、L3、L4
中指:R5、R6、L5、L6
人差指:R7、R8、L7、L8
親指:R9、R10、L9、L10
他方、図4(B)及び以下に示すように、小さ目サイズの爪用の配置の場合は、各指には、サイズの小さい方から昇順に1サイズずつ、サイズの大きい方から降順に1サイズずつ、それぞれ2サイズのラップが割り当てられる。これによって、シート上の小さいラップR1〜R5、L1〜L5を、両手分の10枚のラップとすることができる。
小指:R1、R10、L1、L10
薬指:R2、R9、L2、L9
中指:R3、R8、L3、L8
人差指:R4、R7、L4、L7
親指:R5、R6、L5、L6
ユーザが爪のサイズを普通サイズか小さ目サイズかを選択すると、シート作成部124は、図4(A)(B)に示す規則に従って、各指に割り当てるラップを調整する。
さらに、シート作成部124は、ユーザにラップと指との第2の対応関係を直接指定させることができる。ユーザが、自分でラップと指とを対応付けることによって、ユーザは選択したアートデザインがどの指に対応するものかを認識することができる。この機能については、「3−3.画面例」において、図12を用いて後述する。
(4−2)アートデザイン選択機能
シート作成部124は、アートデザイン選択機能として、ユーザからラップR、Lに施すアートデザインの選択を受付け、各ラップとアートデザインとの対応関係(第1の対応関係)を決定する。シート作成部124は、例えば、合計20枚のラップR、Lが配置されたシートの画像をタッチパネルに表示させて、各ラップに施すアートデザインの選択を、ユーザから受け付け、第1の対応関係を決定することができる。例えばユーザは、タッチパネルに表示されたアートデザインをドラッグし、対応付けたいラップのラップ形の上でドロップすることで、対応関係を選択することができる。また、例えばシート作成部124は、手を表す画像をタッチパネルに表示させて、ユーザから各爪の領域に配置させるアートデザインの選択を受付ける。このときシート作成部124は、ユーザがアートデザインを配置した爪の指に対応するラップを、上述したサイズ調整機能によってユーザが選択した第2の対応関係(ユーザが第2の対応関係をまだ選択していない場合には、第2の対応関係の初期値を用いてもよい)を用いて特定し、アートデザインとラップとの第1の対応関係を決定することができる。
シート作成部124は、後述する登録機能によって、ユーザが選択したラップとアートデザインとの組み合わせを、シートデータとしてシート情報テーブル134に登録する。
シート作成部124は、複数のラップのうち少なくとも1つを特定領域として選択し、選択されたラップと特定領域との関係を示す情報を表示する。特定領域は、例えば、特定の指の爪に対応するラップである。シート作成部124は、例えば複数のラップのうち、親指の爪に貼られるラップ(例えば図2のラップR9)を選択し、シート画像において、選択したラップR9に親指を示す情報をあわせて表示することができる。
また、シート作成部124は、特定領域として選択されたラップに対応して、選択されたラップとは異なる他のラップを他の特定領域として選択することができる。例えば、親指の爪に対応するラップとしてラップR9を選択した場合、ラップR9以外のラップ(例えばラップR1)を他の指(例えば小指)に対応するラップとして選択することができる。
具体的には、シート作成部124は、第1の対応関係に基づいて、各ラップに対応するアートデザインの画像を、当該ラップに対応するラップ形に表示させることができる。このとき、シート作成部124は、第2の対応関係に基づいて、シート画像に関連付けて、少なくとも1つのラップと、当該ラップに対応する指との関係を示す情報を表示することができる。シート作成部124は、シートの画像上の全ラップ形に対して指との対応関係を表示してもよいし、一部のラップ形のみに対して対応関係を表示してもよい。例えば、シート作成部124は、右手に対応するラップRについて指との対応関係をシートの画像に表示する。また例えば、左右の手の親指に対応するラップについて、指との対応関係をシートの画像に表示してもよい。シート作成部124が、シートの画像上にラップと指との対応関係を表示することによって、ユーザは選択したアートデザインがどの指に対応するものかを認識することができる。
さらに、シート作成部124は、爪の領域を有する手を表す画像をタッチパネルに表示させ、第2の対応関係に基づいて、各爪の領域に貼られるラップを特定し、第1の対応関係に基づいて、特定したラップに対応するアートデザインを特定し、特定したアートデザインの画像を各爪の領域に重畳させて表示することができる(以下、「試着機能」とも呼ぶ。)。シート作成部124の試着機能を用いることによって、ユーザはラップを実際に自分の爪に貼った場合のイメージがしやすくなる。なお、表示する手を表す画像は、手の甲側の写真やイラスト、手を握っている写真やイラスト等が挙げられる。また、手を表す画像は左右どちらの手のものでもよい。
試着機能を用いてユーザが、アートデザインと指との対応関係を変更した場合、シート作成部124は、当該指と対応づいているラップのアートデザインも連動して変更するようにシート情報テーブル134を更新する。具体的には、シート作成部124は、シート情報テーブル134を参照して、アートデザインが変更されたラップに対応する指を特定する。さらにシート作成部124は、特定した指に対応する他のラップについても、変更されたアートデザインと対応付けるように、シート情報テーブル134を更新する。例えば、ユーザが試着機能を用いて、中指のアートデザインを変更した場合、シート作成部124は、シート上で左右の中指と紐づく4つのラップに印刷されるアートデザインも連動して変更することができる。これによって、ユーザはシート上でラップとアートデザインとの対応関係を変更する手間を省くことができる。
また、シート作成部124は、手の画像の各指とシート上のラップの配置との対応関係をタッチパネルに表示することができる。この機能の詳細については、「3−3.画面例」の図11において後述する。
(4−3)自動振り分け機能
シート作成部124は、複数のラップのうち、一部のラップとアートデザインとの第1の対応関係が設定・変更された場合に、第2の対応関係に基づいて、第1の対応関係が設定・変更された一部のラップに対応する指を特定し、当該指と対応関係を有する他のラップの第1の対応関係を、一部のシールの第1の対応関係と連動して設定・変更することができる。具体的には、シート作成部124は、シート情報テーブル134を参照して、アートデザインが選択されたラップに対応する指を特定する。さらにシート作成部124は、特定した指に対応する他のラップについても、選択を受付けたアートデザインと対応付けて、シート情報テーブル134を更新する。
例えば、ユーザが片手の指5本分のラップについてアートデザインをそれぞれ選択すると、シート作成部124は、他の15枚のラップを、ユーザの選択したアートデザインを所定の規則でコピーすることができる。例えば、シート作成部124は、図4(A)又は(B)に示した、ラップと指との対応関係になるように、残りのラップとアートデザインとの対応関係を決定することができる。
これによって、ユーザは、全部のラップについて逐一アートデザインを選択する手間を省くことができる。
なお、シート作成部124は、第1の対応関係の初期値と第2の対応関係の初期値とに基づいて、全てのラップについて自動的にアートデザインを選択することも可能である(以下、「おまかせ機能」とも呼ぶ。)。
(4−4)拡縮機能
シート作成部124は、拡縮機能として、アートデザイン情報テーブル133に登録されているアートデザインのサイズを、対応付けられるラップのサイズに応じて拡縮する(以下、「拡縮処理」とも呼ぶ。)。シート作成部124は、さらに、アートデザインの拡縮を調節した後、当該アートデザインをラップの形で切り抜くことが望ましい(以下、「マスク処理」とも呼ぶ。)。
図5を用いて拡縮処理について詳細に説明する。
図5は、1つのシートの片手分のラップR(図5の左から順にラップR1〜R10とする)に対応する拡縮率の一例を示している。
図5の例では、ラップR6が基準となるサイズである。そのため、シート作成部124は、ラップR6に対応するアートデザインには拡縮処理を行わない。ラップR1〜R5は、基準であるラップR6よりも小さいサイズである。そのため、シート作成部124は、ラップR1〜R5に対応するアートデザインに対しては、図5に示す倍率で縮小処理を行う。さらに、ラップR7〜R10は、基準であるラップR6よりも大きいサイズである。そのため、シート作成部124は、ラップR7〜R10に対応するアートデザインに対しては、図5に示す倍率で拡大処理を行う。なお、このとき、シート作成部124は、アートデザインの短辺を2等分する線分の下端5mm程度の点Qを起点に拡縮処理を行うことが望ましい。
図6は、アートデザインの中心の点Q´を起点に拡縮処理を行った場合(図6(A))と、上述の点Q´´を起点に拡縮処理を行った場合(図6(B))とにおける、デザインの差を示す図である。図6(A)(B)は、それぞれ拡縮処理後のアートデザインを示している。図6(A)の例では、例えば小指K1に対応するアートデザインが小指K1の中央に寄ってしまい、バランスが悪い。他方、図6(B)の例では、どの指に対応するアートデザインも、バランスよく配置されている。このように、シート作成部124が、アートデザインの下端寄りの点Q´´を起点として拡縮処理を行うことによって、対応する指のサイズに関わらず、バランスの良いデザインを保つことができる。
シート作成部124は、拡縮処理を施したアートデザインに対して、マスク処理を実行する。
(4−6)登録機能
シート作成部124は、登録機能として、シート情報テーブル134に、シートIDと対応付けて作成したシートデータを登録する。また、シート作成部124は、ラップと指との対応関係を、作成したシートデータに紐づけてシート情報テーブル134に登録してもよい。シート作成部124が登録するシートデータは、シート作成部124の上述した処理によって作成されたシートデータや、ユーザがダウンロードしたシートデータである。なお、シート作成部124は、ユーザが作成したシートデータを、管理サーバ200にアップロードすることも可能である。このときシート作成部124は、シートデータにタグを紐づけてアップロードすることが望ましい。シートデータに紐づけるタグは、シートに関連するアートデザインのタグでもよいし、ユーザが任意に設定可能でもよい。
(5)ユーザ管理部125
ユーザ管理部125は、ネイルアプリを利用するユーザに関する情報を管理する機能を有する。具体的には、ユーザ管理部125は、以下の機能を有している。
・プロフィール設定機能
・フォロー機能
・コメント機能
・プレゼント機能
(5−1)プロフィール設定機能
ユーザ管理部125は、プロフィール設定機能として、プロフィールの設定を行う。ユーザ管理部125は、例えば、ユーザの氏名、画像イメージ、自己紹介文等のプロフィールの入力をユーザから受け付け、ユーザIDと対応付けてユーザ情報テーブル135に登録する。さらに、ユーザ管理部125は、登録したプロフィールをユーザIDに紐づけて、後述する管理サーバ200に送信することが望ましい。
(5−2)フォロー機能
ユーザ管理部125は、フォロー機能として、フォロー対象とするユーザ(以下、「フォローユーザ」とも呼ぶ。)の選択をユーザから受け付ける。他ユーザをフォローすると、例えば、管理サーバ200からフォローユーザのプロフィール情報や、フォローユーザが作成したシートに関する情報の提供を受けることができる。ユーザ管理部125は、管理サーバ200に登録されているユーザの情報をタッチパネルに一覧表示して、端末100のユーザからフォロー対象となるユーザの選択を受け付ける。ユーザ管理部125は、フォローユーザの選択を受付けると、当該フォローユーザのIDを管理サーバ200に送信することができる。管理サーバ200は、ネットワークNに接続するネイルアプリのユーザの更新情報を適宜監視し、フォロー対象のユーザが更新を行った場合に、端末100のユーザに通知を行うことができる。
さらに、ユーザ管理部125は、ブロックする対象となるユーザの選択を受付けることもできる。特定のユーザをブロックするとは、当該特定のユーザに、自分をフォローできなくさせることをいう。ユーザ管理部125は、ブロックする対象のユーザを受け付けると当該ユーザのIDを管理サーバ200に通知する。なお、特定のユーザをブロックした場合であって、当該ユーザをフォローしている場合には、フォローが強制的に解除になることが望ましい。
(5−3)コメント機能
ユーザ管理部125は、コメント機能として、他のユーザのプロフィールや作成したシートデータに対するコメントを送る。さらに、ユーザ管理部125は、端末100のユーザから、他のユーザが作成したシートデータに対する「いいね」を受け付けることができる。「いいね」は、ネットワークNに接続するユーザからの、シートデータやプロフィールに対する評価を表す指標である。例えば、受け付けた「いいね」の数が多いシートデータ程、評価の高いシートデータである。
ユーザ管理部125は、端末100のユーザからコメントや「いいね」を受け付けると、コメントや「いいね」対象となったシートデータのIDと端末100のユーザIDを管理サーバ200に通知する。
(5−4)プレゼント機能
ユーザ管理部125は、プレゼント機能として、シートデータを他のユーザにプレゼントすることができる。プレゼント可能なシートデータは、例えば、端末100のユーザが作成したシートデータや、ダウンロードしたシートデータである。また、アートデザインやベース、パーツをプレゼントできるとしてもよい。具体的には、例えばシートデータをプレゼントする場合、ユーザ管理部125は、プレゼント相手とするユーザとプレゼント対象とするシートデータとの選択を端末100のユーザから受け付ける。ユーザ管理部125は、受け付けたユーザとシートデータに対応するユーザIDとシートIDを管理サーバ200に通知する。
なお、ユーザ管理部125は、端末100のユーザが選択した他ユーザのシートデータを管理サーバ200からダウンロードすることも可能である。
(6)印刷指示部126
印刷指示部126は、端末100が記憶しているシートデータの印刷を、印刷装置300に指示する機能を提供する。具体的には、印刷指示部126は、シート情報テーブル134に登録されたシートデータの一覧をタッチパネルに表示させ、ユーザから印刷対象となるシートデータの選択を受け付ける。また、印刷指示部126は、シート作成部124の処理よって作成中のシートデータを印刷対象として受け付けることも可能である。印刷指示部126は、例えば選択されたシートデータを画像データテーブル136にコピーすることができる。なお、印刷指示部126は、選択を受付けたシートデータをシートIDと対応付けて印刷装置300に送信してもよい。
<3−3.画面例>
図7(A)〜(C)は、アートデザイン作成画面の一例を示す図である。アートデザイン作成画面の上部には、終了ボタンB1と保存ボタンB2とが表示されている。また、アートデザイン作成画面の下部にはツールボタンB3とパーツ編集ボタンB6が表示され、ツールボタンB3の下部にはツールバーb1が表示されている。さらに、アートデザイン作成画面の中央には、ベース表示枠W1と、加工ボタンB5とが表示されている。
図7(A)は、まだベースが選択されていない状態を示している。アートデザイン作成画面の中央には、アートデザインを施す爪の形の画像(以下、「ネイル形」とも呼ぶ。)が表示されている。図7(A)において、デザイン部123は、ツールバーb1上にベース情報テーブル131に登録されているベースの画像を表示させる。ユーザが任意のベース画像をタップしたり、選択したベース画像をベース表示枠W1にドラッグ&ドロップしたりすると、デザイン部123は、選択されたベース画像をベース表示枠W1に表示させる。
図7(B)は、ベース表示枠W1に、選択されたベース画像が表示されている様子を示している。デザイン部123は、ベース表示枠W1に表示するベース画像のうち、ネイル形と重畳する部分の色を濃く表示させる。ユーザが端末100を操作して、ベース表示枠W1を移動させると、デザイン部123は、ベース表示枠W1の動きに合わせてネイル形に重畳させるベース画像を変化させる。またさらに、ユーザが加工ボタンB5をタップした状態で画面上で指を移動させると、デザイン部123は、ベース表示枠W1を中心に、ベース画像を回転させたり拡大・縮小させることができる。パーツ編集ボタンB6がタップされると、デザイン部123は、ベースを確定させ、パーツ編集機能を提供する。ツールボタンB3がタップされると、ツールバーb1の上部にカメラボタンB3´と写真選択ボタンB3″とが表示される。
図7(C)は、ベース画像上に、選択されたパーツ画像が重畳表示されている状態を示している。図7(C)の画面では、ツールバーb1には、パーツ情報テーブル132に登録されているパーツの画像が表示される。ベース画像同様に、パーツ画像も回転させたり拡大・縮小させることができる。また、ツールバーb1がタップされた場合に、テキストデータ入力画面が表示されるとしてもよい。ユーザは、パーツ画像をネイル形からはみ出した位置に配置することも可能である。この場合、アートデザインの作成が完了すると、デザイン部123は、ネイル形からはみ出したパーツ画像をカットする。ベース編集ボタンB6がタップされると、パーツ画像の選択は解除されて、図7(B)に示す画面に戻る。
保存ボタンB2がタップされると、デザイン部123は、アートデザイン作成画面に表示されている画像データD1を、アートデザインとしてアートデザイン情報テーブル133に登録する。他方、終了ボタンB1がタップされると、デザイン部123は、アートデザイン作成画面に表示されている画像データD1を破棄して、当該画面の表示を終了する。
図8は、図7(A)(B)に示したアートデザイン画面において、ツールボタンB3がタップされた場合に表示される、ベース作成画面の一例を示す図である。
図8(A)に示すように、ツールボタンB3がタップされると、ツールバーb1の上部にカメラボタンB3´と写真選択ボタンB3″とが表示される。カメラボタンB3´がタップされると、ベース作成部121は、カメラ107を起動させ写真を撮影することができる。図8(B)は、カメラが起動した場合に表示される撮影画面である。図8(B)に示すように、写真を撮影する際の画面を、ベース作成部121は、ネイル形でマスクして表示させることができる。例えば、動物や植物をカメラ撮影する場合、ネイル型がフレームとなり、ネイル型の範囲内に収まっている動物の画像をベース画像として使用できる。
他方、図8(A)の画面において、写真選択ボタンB3″がタップされると、ベース作成部121は画像データテーブル136からユーザの入力に基づいて任意のデータを選択することができる。ベース作成部121は、写真等のデータを取得すると、取得したデータをベース表示枠W1に表示させる。ユーザが、取得したデータの配置や大きさを変更させ、保存ボタンB2をタップすると、ベース作成部121は、ベースの作成を完了し、作成したベースをベース情報テーブル131に保存する。
図9は、図8(A)において、カメラボタンB3´がタップされた場合に表示されるパーツ作成画面の一例を示す図である。パーツ作成部122は写真を撮影してパーツを作成する場合に、写真を撮影する際の画面をマスクして表示する。このときのマスク型をユーザはツールバーb2に表示されるマスク型から選択することができる。
パーツ作成画面の中央には、パーツ作成部122が取得した画像データD2が表示されている。パーツ作成画面の上部には、終了ボタンB1が表示されている。また、パーツ作成画面の下部には、ツールバーb2が表示され、さらにツールバーb2の下部には撮影ボタンB4が表示されている。ツールバーb2には、画像データD2をマスクするためのマスク型が表示されている。ユーザが任意のマスク型を選択して、撮影ボタンB4をタップすると、パーツ作成部122は、パーツ作成画面に表示されている画像データD2を、選択されたマスク型でマスクされた画像データD2´をパーツとしてパーツ情報テーブル132に登録する。他方、終了ボタンB1がタップされると、パーツ作成部122は、パーツ作成画面に表示されている画像データD2を破棄して、パーツ作成画面の表示を終了する。
図10及び図11は、本実施形態に係るシート配置画面の一例を示す図である。図10は、シート画像を用いてラップ画像に直接アートデザインを配置する画面を、図11は、シート作成部124の試着機能によって、手の画像D3を用いてシートの各ラップとアートデザインを対応づける試着画面を示している。
図10のシート配置画面では、画面の中央には、片手分のラップを表すシート作成用画像が表示されている。シート作成用画像は、シートの各ラップ(R1乃至R10、L1乃至L10)に対応する領域であるラップ形を有している。図10の例では、シート作成部124は、シート作成用画像のラップ形と紐づけられたアートデザインに基づいて、自動振り分け機能によってシートデータを作成する。図10の画面の中央にはラップの形を示す画像が破線で表示されている。また、画面上部には後述する指レイアウトボタンB9が表示されている。ユーザは、ツールバーb3に表示される任意のアートデザインを選択して、画面中央に表示されるラップ形の画像のいずれかにドラッグ&ドロップする。このとき、シート作成部124は、ドロップされるラップのサイズに紐づく拡縮率に応じて、まず選択されたアートデザインに拡縮処理を行う。さらに、ドロップされるラップ形の画像に基づいて、選択されたアートデザインをマスクして、ラップ形の上に表示する。保存ボタンB2がタップされると、シート作成部124は、選択されたアートデザインとドロップされたラップとを紐づけてシートデータを作成し、シート情報テーブル134に登録する。
図10のシート配置画面における試着ボタンB8をタップすると、図11の試着画面に遷移することができる。図11の試着画面では、画面の中央には爪の領域を有する手を表す画像D3が表示されている。なお、手を表す画像D3は、カメラで撮影した実際のユーザの手の写真や、ユーザがダウンロードした任意の手の画像でもよい。シート配置画面の下部のツールバーb3には、アートデザイン情報テーブル133に登録されているアートデザインが表示されている。また、画面の右下には、図10のシート配置画面に遷移するシートボタンB8´が表示されている。さらに、シート配置画面の上部には、手の画像D3の各指とシートに配置されるラップとの対応関係を示す画像D4が表示されている。画像D4には、手の画像D3の各指がシートのどのラップに対応するかを示すマークM1〜M5が表示されている。
ユーザは、任意のアートデザインを選択して、対応付けたい指の爪の領域へドラッグ&ドロップする。このとき、シート作成部124は、ドロップされる指の爪に対応するラップに紐づく拡縮率に応じて、拡縮処理とマスク処理を行い、爪領域上に表示する。保存ボタンB2がタップされると、シート作成部124は、選択されたアートデザインとドロップされたラップとを紐づけて、シート情報テーブル134に登録する。このような試着画面は、シート配置画面に比べて、ユーザが実際に自分の指の爪にラップを貼った際のイメージが湧き易く、ユーザにとってラップデザインを作成し易い環境となる。
図10における各ラップ形は、初期設定で対応する指(第2の対応関係)が設定されている。従って、図10のシート配置画面で各ラップ形のデザインを選択(作成)した状態で図11の試着画面に遷移すると、画像D3の各指の爪に当該選択(作成)したデザインが反映される。また、試着画面において各指の爪のデザインを変更した場合、当該変更が図10のシート配置画面に反映される。このような構成により、ユーザ自身が、シート上のどのラップが自分のどの指に対応するのか把握することができる。さらに、各ラップサイズが決まっている定型のネイルシートで、様々なユーザのネイルサイズに対応して、ユーザの好みのアートデザインのネイルラップを有するネイルシートを作成できる。ユーザのネイルサイズに応じたネイルラップを有するネイルシートを個別に作成する必要もなくなり、シート作成コストを削減できる。また、シート配置画面ではなく試着画面で全ての指の爪のデザインを選択(作成)または変更することができる。
図10のシート配置画面において、ユーザが全てのラップについてアートデザインを選択しないで、一部のラップについて自動でアートデザインを選択されてもよい。例えば、全てのラップについて共通のデザインを選択したい場合は、ユーザが1つのラップについてアートデザインを選択すると、残りのラップは同じアートデザインが自動で選択されてもよい。また、ユーザがユーザ自身の指5本に対応する5つのラップについてのみアートデザインを選択し、残りのラップは自動でアートデザインがランダムで選択されてもよい。ユーザは必要最小限の入力操作のみ行えばよく、プレイ時間の短縮できる。
図12は、図10の指レイアウトボタンB9がタップされた場合に表示される、サイズ調整画面である。サイズ調整画面では、ラップ画像に幅のサイズが重畳して表示される。ラップ画像の上に表示される吹出H1〜H5は、当該ラップと対応する指を示している。ユーザが、吹出H1〜H5を移動させることで、シート作成部124は、ラップと指との対応関係を任意に設定することができる。サイズ調整画面にて行った当該設定は、試着画面における各指のアートデザインに反映される。例えば、サイズ調整画面にてラップと指との対応関係を設定後、試着画面にて特定の指のアートデザインを選択または変更した場合、シート配置画面における当該特定の指に対応するラップのアートデザインが選択または変更される。これによって、ユーザは、自分のどの指がどのラップに対応するかを認識することが可能になる。なお、図12に示すサイズ調整画面は、ユーザがシートデータを作成した後に表示されてもよいし、シートデータを作成する前に表示されてもよい。ユーザは、シート配置画面(図10)、試着画面(図11)、サイズ調整画面(図12)を適宜交互に参照することで、ユーザの意向に沿ったネイルシートが作成しやすくなる。また、シート配置画面または試着画面のいずれかの画面のみを用いてネイルシートを作成できてもよい。
図12のサイズ調整画面において、ユーザが5本の指全てを設定しなくてもよい。一部の指のみ設定すれば、残りの指が自動的に設定されてもよい。例えば、ユーザが親指のみ設定すると、親指が設定されたラップ画像以外のラップ画像の中から所定の規則で残りの指が自動で設定されてもよい。これによって、ユーザの手間を軽減し、プレイ時間を短縮できる。
図13は、プロフィール画面の一例を示す図である。プロフィール画面の上部には、プロフィール情報として、ユーザ名U1、画像イメージU2、ユーザIDU3、コメントU4が表示されている。また、このユーザをフォロー対象にしている人数を示すフォロワー欄U5、このユーザがフォロー対象にしているユーザの人数を示すフォロー欄U6、及びこのユーザが受信したプレゼントを確認するためのプレゼントマークU7が表示されている。プレゼントマークU7には、ユーザが未確認のプレゼントの数が示されている。
プロフィール画面の下部には、フォロー中のユーザが作成したシートが一覧表示されている。ユーザ管理部125は、作成日時が新しい順にシートを一覧表示することができる(「みんなのネイル」タブをタップした状態)。また、各シートの右側には「いいね」ボタンB10が表示されている。ユーザが、「いいね」ボタンB10をタップすると、ユーザ管理部125は、「いいね」の対象となったユーザのユーザIDを管理サーバ200に通知する。「わたしのネイル」をタップすると、ユーザ自身が作成したシートや、ユーザ自身は作成していないが、ユーザがブックマークしたシートが表示されてもよい。図13においては、「わたしのネイル」にて表示されるシート数が5であることが表示されている。
<3−4.処理フロー>
図14は、本実施形態に係るシート作成処理の一例を示すフローチャートである。
シートを作成する際に、まずユーザは、端末100を操作して、ネイルアプリを起動させる。すでに作成済みのアートデザインやダウンロード済みのアートデザインを用いて、シートデータを作成する場合(S101:NO)には、ユーザは、端末100に登録されているアートデザインから、シートデータの作成に使いたいアートデザインを選択する。アートデザインの選択は、シート作成部124によって受け付けられる(S151)。
他方、新たにアートデザインを作成する場合(S101:YES)、デザイン部123はベースの選択を要求する。ユーザが、アートデザインを作成するために、登録済みのベースを選択する場合には(S102:NO)、ユーザは、端末100に登録されているベースからアートデザインに使いたいベースを選択する。デザイン部123は、ベースの選択を受け付ける(S152)。
他方、ユーザがベースを新たに作成する場合(S102:YES)には、ベース作成部121は、ベースの作成に用いる画像データを取得し、当該画像データの編集を受け付ける(S103)。ベース作成部121は、画像データを、カメラで撮影して取得したり、あらかじめ記憶部130に保存されている画像データから取得したりすることができる。ベース作成部121は、作成したベースをベース情報テーブル131に登録する(S104)。
ベースを選択すると、次に、デザイン部123はパーツの選択を要求する。ユーザが、登録済みのパーツを選択する場合(S105:NO)には、ユーザは、端末100に登録されているパーツからアートデザインに使いたいパーツを選択する。デザイン部123は、パーツの選択を受付ける(S153)。
他方、ユーザがパーツを新たに作成する場合(S105:YES)には、パーツ作成部122は、パーツの作成に用いる画像データを取得し、当該画像データの編集を受け付ける(S106)。パーツ作成部122は、画像データを、カメラで撮影して取得したり、あらかじめ記憶部130に保存されている画像データから取得したりすることができる。パーツ作成部122は、作成したパーツをパーツ情報テーブル132に登録する(S107)。
ベースとパーツとが選択され、アートデザインが作成されると、デザイン部123は作成したアートデザインをアートデザイン情報テーブル133に登録する(S108)。
次に、ユーザは、シートデータを作成する方法を選択する。ユーザがシート画像を用いてシートデータを作成することを選択した場合(S109:Case「シート画像」)には、端末100には、シートの画像が表示される。ユーザは、シート画像上に表示されているラップごとに任意のアートデザインを選択することができる。シート作成部124は、ユーザの選択に応じて、ラップとアートデザインとを対応付ける(S154)。その際に、シート作成部124は、アートデザインに対して拡縮処理とマスク処理を行う(S155)。
他方、ユーザが手の画像を用いてシートデータを作成することを選択した場合(S109:Case「手の画像」)には、端末100には、手の画像が表示される。ユーザは、手の画像上に表示されている爪ごとに任意のアートデザインを選択することができる。シート作成部124は、ユーザの選択に応じて、爪とアートデザインとを対応付ける(S110)。その際に、シート作成部124は、アートデザインに対して、各爪のサイズに応じて拡縮処理とマスク処理とを行う(S111)。さらに、ユーザが設定したラップと指との対応関係に応じて、シート作成部124は、シートにおけるアートデザインの配置を決定する(S112)。シート作成部124は、作成したシートデータをシート情報テーブル134に登録する(S113)。
<4.管理サーバ200の構成>
<4−1.ハードウェア構成>
図15(A)は、管理サーバ200のハードウェア構成の一例を示す図である。
図15(A)に示すように、管理サーバ200は、プロセッサ201、メモリ203、記憶装置205、データI/F部209、通信I/F部211、表示装置213、及び入力I/F部215、及びを備えている。
プロセッサ201は、メモリ203に記憶されているプログラムを実行することにより管理サーバ200における様々な処理を制御する。
メモリ203は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ203は、プロセッサ201によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
記憶装置205は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置205は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。この他、記憶装置205は、各種プログラムの実行に必要なデータを記憶することも可能である。このようなプログラムやデータは、必要に応じてメモリ203にロードされることにより、プロセッサ201から参照される。
データI/F部209は、管理サーバ200の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部209の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部209は、管理サーバ200の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部209は、例えばUSB等のインタフェースを介して管理サーバ200へと接続される。
通信I/F部211は、管理サーバ200の外部の装置と有線又は無線により、インターネットNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F部211は、管理サーバ200の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部211は、例えばUSB等のインタフェースを介して管理サーバ200に接続される。
表示装置213は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置213の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイ等が挙げられる。表示装置213は、管理サーバ200の外部に設けられても良い。その場合、表示装置213は、例えばディスプレイケーブル等を介して管理サーバ200に接続される。
入力I/F部215は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部215の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ、ウェアラブル・デバイス等が挙げられる。入力I/F部215は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して管理サーバ200に接続されても良い。
<4−2.機能構成>
図15(B)は、管理サーバ200の機能構成の一例を示す図である。管理サーバ200の記憶装置205には、各種のデータを記憶する記憶部230が構築され、プロセッサ201は、制御部220が配布部221、更新情報管理部222と、ランキング部223と、ネイルアプリ管理部224して機能する。
記憶部230には、ユーザ情報DB231と、シート情報DB232とが記憶されている。
ユーザ情報DB231は、ネットワークN上において、ネイルアプリをインストールしたユーザに関する情報がユーザIDと対応付けられて登録されている。ユーザに関する情報は、例えば、プロフィール情報や、このユーザをフォロー対象としているユーザのID、シート作成部124によってアップロードされたシートデータのシートID等である。
シート情報DB232には、シート作成部124によってアップロードされたシートデータと、当該シートデータにつけられた「いいね」数等がシートIDと対応付けられて登録されている。
配布部221は、ネットワークNを介して、端末100に、シートデータやベース、パーツ、アートデザインのテンプレートを配布する。配布部221は、新たに追加されたシートデータやベース、パーツ、アートデザインのテンプレートのみを選択的に、端末100に配布することも可能である。
更新情報管理部222は、端末100の更新情報を管理する。更新情報は、例えば、プロフィール情報の更新や、新たに作成したシートデータに関する情報である。更新情報管理部222は、端末100のユーザ管理部125から、プロフィール情報を受信する。また、シート作成部124から、シートデータに関する更新情報を受け付ける。更新情報管理部222は、受信した更新情報を、ユーザ情報DB231やシート情報DB232に反映する。
ランキング部223は、アップロードされたシートデータの「いいね」数を集計し、ランキングを作成する。具体的には、ランキング部223は、端末100のユーザ管理部125から「いいね」をしたシートデータの通知を受信すると、シート情報DB232に登録されている当該シートに対応する「いいね」数を1増加させる。ランキング部223は、各シートデータの「いいね」数を集計して、ネットワークNにおけるシートデータのランキングを算出する。
ネイルアプリ管理部224は、更新があったユーザの更新情報を、当該ユーザをフォロー対象としているユーザに配信する。例えば、ネイルアプリ管理部224は、端末100から送信されたプロフィール情報を、ユーザ情報DB231の対応するユーザIDのレコードに登録する。また、ネイルアプリ管理部224は、端末100からシートデータのアップロードを受信した場合には、ユーザ情報DB231の対応するユーザのレコードに受信したシートIDを登録し、さらにシート情報DB232に受信したシートデータをシートIDに対応付けて登録する。さらに、ネイルアプリ管理部224は、ユーザ情報DB231を参照して、このユーザをフォロー対象としているユーザのユーザIDを特定し、該当するユーザに、フォローユーザに更新があった旨の通知を送る。
また、ネイルアプリ管理部224は、ユーザのプロフィール情報やユーザが作成したシートデータを、当該ユーザをフォロー対象としたユーザにのみ閲覧可能とすることができる。なお、ユーザ同士が互いにフォローし合った場合にのみ閲覧可能としてもよい。
さらに、ネイルアプリ管理部224は、端末100から、任意のユーザをブロックした通知を受信した場合、当該任意のユーザが、端末100のユーザをフォローしていたとしても、端末100のユーザのプロフィールやシートデータを、ブロックされたユーザには閲覧させないことができる。
また、ネイルアプリ管理部224は、端末100から、「いいね」やコメントを受信すると、ユーザ情報DB231を参照して、「いいね」やコメントの送信先となったユーザIDのレコードの「いいね」数を増加させたり、コメントを追加して登録する。
<5.印刷装置300の構成>
<5−1.ハードウェア構成>
図16は、本実施形態に係る印刷装置300の外観の一例を示す図である。図13に示すように、印刷装置300は、モニタ310と、シート排出口Eと、コイン投入口Iと、ケーブルCとを備えている。
モニタ310は、印刷装置300の正面上方に設けられている。モニタ310には重ねてタッチパネル311が設けられている。これによって、モニタ310は、利用者のタッチによる入力を受け付けることができる。
シート排出口Eは、印刷装置300の正面下方に設けられている。シート排出口Eは、印刷装置300の内部に設けられたプリンタ320(図16には図示せず)が印刷したシートを排出する。
コイン投入口Iは、印刷装置300の正面の中央右側に設けられている。
ケーブルCは、モニタ310の右側に設けられている。ケーブルCは端末100の通信I/F部111と接続可能なコネクタcを有している。
<5−2.制御回路>
図17(A)は、本実施形態に係る印刷装置300の制御回路の一例を示すブロック図である。図17(A)に示すように印刷装置300は、CPU、ROM、RAMを有して印刷装置300の各装置を制御する制御装置350と、制御装置350に接続する、モニタ310と、タッチパネル311と、プリンタ320と、貨幣処理装置330と、記憶装置340と、ケーブルCとを備えている。
モニタ310は、制御装置350からデジタル信号を受信し、該信号に従って画像を表示する。
タッチパネル311は、利用者からタップされた座標を入力信号として制御装置350に送信する。
プリンタ320は、制御装置350からプリント画像データを受信し、所定のシール紙にプリント画像データを印刷する。プリンタ320は、印刷したシール紙をシート排出口Eから排出する。なお、プリンタ320は、ホロ印刷に対応していることが望ましい。
貨幣処理装置330は、コイン投入口Iの内部に設けられている。貨幣処理装置330は、利用者によって投入された貨幣の真偽や種類、枚数の判別を行う。貨幣処理装置330は、判別した結果を制御装置350に送信する。
記憶装置340は、これまでに印刷装置300によって印刷されたシートデータの履歴を保存していることが望ましい。さらに、記憶装置340には、テンプレートのシートデータやアートデザインと、パーツとが関連付けられて記憶されている。
<5−3.制御装置350の機能構成>
図17(B)は、本実施形態に係る印刷装置300の制御装置350の機能ブロックの一例を示す図である。制御装置350は、機能部として、データ管理部351と、作成処理部352と、印刷処理部353と、スタンプ作成部354とを備えている。
(1)データ管理部351
データ管理部351は、印刷装置300上のデータを管理する機能を提供する。例えば、データ管理部351は、以下の機能を有している。
・履歴保存機能
・テンプレートシート提供機能
・ランキング取得機能
(1−1)履歴保存機能
データ管理部351は、履歴保存機能として、印刷装置300を用いて印刷したシートデータの履歴を記憶装置340に記憶する。データ管理部351は、後述する作成処理部352の機能によって印刷したシートデータのみを履歴として保存することが望ましいが、これに限定されない。データ管理部351は、印刷処理部353の機能によって印刷したシートデータの履歴も保存してもよい。従って、他のユーザが作成したシートデータを用いて別のユーザがネイルシートを印刷可能とする。また、例えば、保存されたシートデータをネットークを介して管理サーバ200にアップロードすることで、1ユーザが作成したシートデータを他ユーザや別の印刷装置300と共有することができる。なお、シートデータの履歴の保存は、作成したユーザが任意で決定できてもよい。
(1−2)ランキング機能
データ管理部351は、ランキング機能として、管理サーバ200からシートデータのランキング結果を受信する。さらにデータ管理部351は、受信したランキングを記憶装置340に記憶されているシートデータと対応付けて保存する。
(1−3)テンプレート提供機能
データ管理部351は、テンプレート提供機能として、テンプレートのシートデータ(以下、「お手本シート」とも呼ぶ。)や、複数の指分のテンプレートのアートデザイン(以下、「お手本デザイン」とも呼ぶ。)のセット(以下、「お手本デザインセット」とも呼ぶ。)をモニタ310に表示させる。お手本シートやお手本デザインセットは、例えば記憶装置340に保存されている。なお、データ管理部351は、お手本シートやお手本デザインセットを管理サーバ200から随時受信してもよい。データ管理部351は、お手本シートやお手本デザインを表示する際に、所定の順番に並べ替えることができる。所定の順番は、例えば作成日時の新しい順や、ランキング順、管理者の任意の順等である。
また、データ管理部351は、お手本シートやお手本デザインセットを、所定の条件で絞り込んで表示することも可能である。所定の条件は、例えば、デザインの色、デザインのテイスト(ベーシック、キュート、ポップ等)、ホロの有無等である。
(2)作成処理部352
作成処理部352は、利用者に印刷装置300を利用してシートデータを作成する機能を提供する。具体的には、作成処理部352は以下の機能を有している。
・コーデ機能
・アレンジ機能
・サイズ選択機能
(2−1)サイズ選択機能
作成処理部352は、コーデ機能として、「3−2.(4)」において上述した端末100のシート作成部124のサイズ調整機能に相当する機能を有している。
例えば、作成処理部352は、利用者にラップと指との第2の対応関係を選択させることができる。具体的には、作成処理部352は、指のサイズとシートのラップの配置とをあらかじめ設定しておき、利用者に指のサイズを選択させることで、ラップと指との対応関係(第2の対応関係)を決定する。サイズ選択機能の詳細については、「5−4.画面例」において説明する。
(2−2)コーデ機能
作成処理部352は、コーデ機能として、「3−2.(4)」において上述した端末100のシート作成部124のアートデザイン選択機能に相当する機能を有している。
例えば、作成処理部352は、コーデ機能として、お手本デザインからシートデータを作成する。作成処理部352は、シート画像、又は手を表す画像をモニタ310に表示させる。例えば、作成処理部352は、シート画像をモニタ310に表示させて、利用者にシート画像のラップに配置させるお手本デザインを選択させることで、第1の対応関係を決定する。
また、例えば、作成処理部352は、手を表す画像をモニタ310に表示させて、利用者から各爪の領域に配置させるお手本デザインの選択を受付ける。作成処理部352は、サイズ選択機能によって、利用者が選択した第2の対応関係に基づいて、利用者がお手本デザインを配置した爪の指に対応するラップを特定し、お手本デザインとラップとの第1の対応関係を決定することができる。
さらに作成処理部352は、お手本デザインをシート画像上のラップ形や手を表す画像の爪の領域に表示させる。このとき作成処理部352は、お手本デザインに対して上述した拡縮処理、マスク処理を行うことができる。
なお、作成処理部352は、シート作成部124の自動振り分け機能と同様に、第1の対応関係の初期値と第2の対応関係の初期値に基づいて、自動でお手本デザインをシート画像や手の画像に配置する機能も有している。
(2−3)アレンジ機能
作成処理部352は、アレンジ機能として、「3−2.(3)」において上述した端末100のデザイン部123に相当する機能を有している。
例えば、作成処理部352は、アレンジ機能として、お手本デザインを編集することができる。このとき、作成処理部352は、表示されているお手本デザインと記憶装置340において関連づけられているパーツをアレンジ用に表示することができる。
さらに、作成処理部352は、上述したデザイン部123の警告機能を有していることが望ましい。なお、警告機能の詳細については、「5−4.画面例」において説明する。
(3)印刷処理部353
印刷処理部353は、利用者が端末100を利用して作成したシートの印刷処理を行う機能を提供する。具体的には、印刷処理部353は以下の機能を有している。
・データ取得機能
・目隠し表示機能
(3−1)データ取得機能
印刷処理部353は、データ取得機能として、端末100からシートデータを取得する。例えば、印刷処理部353は、端末100がケーブルCを介して接続されることで、シートデータを取得することができる。たとえば、印刷処理部353は、端末100の画像データテーブル136に保存されているデータのうち、最新のデータを取得する。なお、データ取得方法はこれに限定されず、例えばBluetooth(登録商標)や赤外線を利用して端末100と接続して取得する方法や、端末100からメールで受信する方法等も可能である。
(3−2)目隠し機能
印刷処理部353は、目隠し機能として、端末100から取得したシートデータの画像をモニタ310に表示する場合に、当該シートデータの画像を目隠しして表示する。目隠し機能の詳細については、「5−4.画面例」において説明する。
(2)スタンプ作成部354
スタンプ作成部354は、利用者の操作に応じて、スタンプ画像を作成する。スタンプ作成部354が作成したスタンプ画像は、シート上にラップとともに印刷されることが望ましい。例えば、スタンプ作成部354は、利用者がモニタ310をタップする速度や、座標、フリックの開始位置から終了位置との座標の差等に基づいて、スタンプの大きさや形状、色等を決定することができる。スタンプ作成部354の詳細な処理については、「5−4.画面例」で説明する。
<5−4.画面例>
図18は、手の画像を用いてシートデータを作成する際に表示されるコーデ画面である。コーデ画面の左上に設けられる領域A1には、シートデータの作成を行うことができる残り時間が表示されている。また、領域A1の下方に設けられる領域A2には、お手本デザインd1〜d5が表示されている。また、領域A2の右側に設けられる領域A3には、お手本デザインをアレンジしたアートデザインが表示される。図18の例では領域A3にはアートデザインはまだ表示されておらず、爪型d´6及びd´7が表示されている。また、コーデ画面の中央に設けられる領域A4には、指f1〜f5を有する手の画像が表示されている。なお、シートの画像を用いてシートデータの作成を行う場合には、A4の領域にシート画像が表示される。さらに領域A4の右下には、おまかせボタンB11が表示されている。
利用者が、領域A2から任意のお手本デザインを選択してドラッグし、領域A4のいずれかの爪の画像上でドロップすると、作成処理部352は、お手本デザインと指とを対応付ける。このとき、作成処理部352は、第2の対応関係の初期値を用いて、お手本デザインが対応づいた指に対応するラップを特定する。作成処理部352は、特定したラップと、ユーザが選択したお手本デザインとを対応付け、第1の対応関係を決定することができる。また、作成処理部352は、お手本デザインと手の画像の爪の領域とが連続してタップされた場合に、当該お手本デザインと指とを対応付けることもできる。さらに、おまかせボタンB11がタップされた場合には、作成処理部352は、所定の規則(第1の対応関係の初期値と第2の対応関係の初期値)に従って自動でお手本デザインをシート上のラップ画像や手の画像の爪の領域に配置する。
図19は、お手本コーデをアレンジする場合に表示されるアレンジ画面である。図19のアレンジ画面は、図18のコーデ画面において、領域A3に表示されている爪型d´6、又はd´7をタップすると表示される。
アレンジ画面の中央の領域A4の左側には、お手本デザイン群BDが表示されている。お手本デザイン群BDから選択されたお手本デザインが、領域A4に表示される。領域A4の下方には、パーツ群Pが表示されている。パーツ群Pは、記憶装置340に、お手本デザイン群BDと関連づけられて記憶されているパーツである。利用者は、パーツ群Pから任意のパーツをドラッグして、領域A4に表示される爪の領域の上にドラッグすることでパーツを配置することができる。なお、パーツと、パーツを配置したい箇所とを連続してタップすることでパーツが配置されてもよい。さらに、領域A4に表示されている破線Lよりも上方にパーツが配置された場合には、作成処理部352は所定の回数警告を行うことができる。
図20は、サイズ選択画面の一例を示す図である。図20(A)のサイズ選択画面の中央の領域A4には、アートデザインが配置されたシート画像S1が設けられている。シート画像S1の下部には、親指のサイズを選択するための、SサイズボタンB12、MサイズボタンB13、及びLサイズボタンB14が表示されている。各サイズのボタンには、そのサイズに対応する親指の爪の実際の幅が示されていることが望ましい。
図20(B)は、MサイズボタンB13がタップされている場合に表示される画面である。この時、シート画像S1には、Mサイズの親指位置に対応するラップR7、R8、L7、L8の画像に、コーデ画面で作成したアートデザイン(またはアレンジ画面でアレンジした)アートデザイン等が表示される。他方、他のラップR1〜6、R9、R10、L1〜6、L9、L10の画像にはアートデザインは表示されずラップ形の画像のみが表示される。親指位置に対応するラップは、選択されるサイズに応じて変更される。なお、指のサイズが選択された場合にアートデザインが重畳表示されるラップの画像は、親指に対応するラップのものに限定されない。他の指に対応するラップ画像にアートデザインが重畳表示されてもよい。また、シート画像S1上の各ラップに対応する指の名称を表示させる等して、全ての指とラップとの対応が表示されてもよい。図20(B)の画面において、利用者が任意のサイズのボタンを選択すると、当該ボタンによって特定されるラップと指との対応関係に従って、作成処理部352は、第2の対応関係を決定する。このような構成により、ユーザ自身が、シート上のどのラップが自分のどの指に対応するのか把握することができる。さらに、各ラップサイズが決まっている定型のネイルシートで、様々なユーザのネイルサイズに対応して、ユーザの好みのアートデザインのネイルラップを有するネイルシートを作成できる。ユーザのネイルサイズに応じたネイルラップを有するネイルシートを個別に作成する必要もなくなり、シート作成コストを削減できる。
例えば、SサイズボタンB12がタップされた場合、親指がラップR6、L6、R7、L7、人差し指がラップR3、L3、R10、L10、中指がラップR4、L4、R5、L5、薬指がラップR2、L2、R9、L9、小指がラップR1、L1、R8、L8に割り当てられる。
MサイズボタンB13がタップされた場合、親指がラップR7、L7、R8、L8、人差し指がラップR4、L4、R10、L10、中指がラップR5、L5、R6、L6、薬指がラップR3、L3、R9、L9、小指がラップR1、L1、R2、L2に割り当てられる。
LサイズボタンB14がタップされた場合、親指がラップR9、L9、R10、L10、人差し指がラップR4、L4、R5、L5、中指がラップR7、L7、R8、L8、薬指がラップR1、L1、R6、L6、小指がラップR2、L2、R3、L3に割り当てられる。
なお、印刷装置300によって上記割り当てが成された後に、ユーザ側で任意で割り当てを変更できるにしてもよい。また、上記割り当てを印刷装置300にさせずに、ユーザ自身で各指の割り当てを設定できてもよい。
また、上記割り当てを確認後に改めて個々のネイルラップのデザインを変更できてもよい。このような構成により、ネイルシート印刷後にユーザ自身が使用しないラップについて、他ユーザにプレゼントすることを想定して別のデザインにしたりするなど遊戯性が向上する。例えば、上記割り当て後、コーデ画面にて特定の指のアートデザインを選択または変更した場合、ネイルシートにおける当該特定の指に対応するラップのアートデザインが選択または変更される。コーデ画面とサイズ選択画面が連動することになり、一度選択したサイズが維持された状態で改めてネイルラップのデザインを変更できるので、よりネイルシートが作成しやすくなる。
図21は、印刷処理部353が、端末100から取得したシートデータの画像を表示するシート表示画面である。シート表示画面中央の領域A4には、印刷処理部353が端末100から取得したシートデータの画像が、印刷処理部353の目隠し機能によってカーテンに覆われて表示されている。カーテンの右上には、当該カーテンを開閉するための開閉ボタンB15が表示されている。利用者は開閉ボタンB15をタップすることでカーテンの開閉を切り替えることができる。これによって、印刷しようとしているシート内容を他ユーザに見られたくない場合に利用することができる。
さらに図21のシート表示画面の下部には、実際に印刷を実行するためのOKボタンB16が表示されている。図21に示すとおり、OKボタンB16はそれぞれ色の異なる7つの長方形が連続して配置されることで構成されている。スタンプ作成部354は、利用者がOKボタンB16をタップした場合には、タップされた位置に対応する長方形の色でスタンプを作成する。利用者がOKボタンB16をフリックした場合には、スタンプ作成部354は、フリックの開始位置と終了位置とに対応する2つの長方形の色を用いて2色のスタンプを作成し、印刷後のネイルシートに表示することができる。
このように、利用者の操作に応じて、作成するスタンプを決定することで、シート作成のゲーム性をより向上させることができる。
<5−5.処理フロー>
図22は、本実施形態に係る印刷装置300の印刷処理のフロー示すチャートである。制御装置350のデータ管理部351は、シートデータの作成方法に関して、お手本シートを用いて作成するか、印刷装置300を用いて作成するか、又は端末100を用いて作成したシートを利用するか、の選択肢をモニタ310に提示する(S300)。
利用者が、お手本シートを用いて作成することを選択した場合(S300:お手本シート)、データ管理部351はお手本シートを一覧表示する(S301)。データ管理部351は、お手本シートを所定の条件で並べ替えたり絞り込んで表示することが可能である。利用者がお手本シートを選択すると、制御装置350は、所定の金額の硬貨の投入を促し、課金処理を行う(S302)。具体的には、コイン投入口Iに硬貨が投入されると、貨幣処理装置330が、硬貨の真偽と種類とが適切であるかを判別し、適切であった場合には、投入された硬貨の枚数を制御装置350に通知する。制御装置350は、所定の枚数の硬貨が投入されると、印刷処理を実行する(S303)。
次に、利用者が印刷装置300を利用してシートデータを作成することを選択した場合(S300:シート作成処理)、データ管理部351は、お手本デザインセットを一覧表示する(S401)。データ管理部351は、お手本デザインセットを所定の条件で並べ替えたり絞り込んで表示することが可能である。利用者がシート作成に用いるお手本デザインセットを選択すると、制御装置350は課金処理を実行する(S402)。課金処理が正常に完了すると、作成処理部352がお手本デザインの配置方法に関して、手を表す画像を用いて配置するか、シートの画像を用いて配置するか、の選択肢をモニタ310に提示する(S403)。利用者がシートの画像を用いて配置することを選択した場合(S403:シート画像)、作成処理部352は、モニタ310にシートの画像を表示させる。
利用者は、シート画像上に設けられたラップの画像にお手本デザインを直接配置させることができる。利用者が決定した配置に従って、作成処理部352は、ラップとお手本デザインとを対応付け、第1の対応関係を決定する(S454)。このとき、作成処理部352は、お手本デザインに対して、ラップに紐づく拡縮率に合わせて拡縮処理及びマスク処理を行う(S455)。なお、作成処理部352は、お手本デザインにアレンジがあった場合には、アレンジ後のお手本デザインとラップとを対応付ける。配置が完了すると、作成処理部352は印刷処理を実行する(S303)。
他方、S403において、利用者が手を表す画像を用いて配置することを選択した場合(S403:手の画像)、作成処理部352は、モニタ310に手を表す画像を表示させる。利用者は、手を表す画像に設けられた爪の領域にお手本デザインを配置させることができる。作成処理部352は、利用者が行った配置に従って、お手本デザインと指とを対応付ける(S404)。さらに、作成処理部352は、例えば利用者に親指の爪のサイズを選択させる等して、印刷されるネイルシート上の各ラップと指との第2の対応関係を指定させる。作成処理部352は、指定された第2の対応関係に基づいて、ラップとお手本デザインとの第1の対応関係を決定する(S405)。例えば、作成処理部352は、ユーザが片手の指5本分のラップについてお手本デザインをそれぞれ配置すると、他の15枚のラップを、ユーザの選択したお手本デザインを所定の規則でコピーすることができてもよい。これによって、ユーザは、全部のラップについて逐一アートデザインを選択する手間を省くことができる。
他方、S300において、利用者が端末100を用いて作成したシート画像を利用することを選択した場合(S300:印刷処理)、印刷処理部353は、利用者にケーブルCに端末100を接続させることを促す画面を表示する。印刷処理部353がケーブルCに端末100が接続されたことを検出すると(S501:YES)、印刷処理部353は、端末100から印刷対象となるシートのデータを取得する(S502)。印刷処理部353は、取得したデータをモニタ310に目隠しして表示する(S503)。
さらに、印刷処理部353は、利用者からの印刷実行操作に基づいて、シートに印刷するスタンプの色を決定する(S504)。例えば、印刷処理部353は、印刷実行ボタンをモニタ310に表示させ、利用者が当該印刷実行ボタンをフリックする際に、フリックの開始位置と終了位置とに基づいて、スタンプの色を決定することができる。
印刷処理部353は、課金処理を実行し(S505)、印刷処理を行う(S303)。
以上説明した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。また、各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもなく、これらも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
上記各実施例ではネイルシートについて説明したが、ネイルシートに限らず、ボディーシールやタトゥーシール、スマートフォン用ステッカー、スクラッチカードなど、サイズや形状の異なる複数のラップやアートデザイン印刷領域を有するシート全般に適用できる。
上記各実施例では、印刷をユーザ自身で行う形態であったが、専門の印刷業者によって印刷する形態であってもよい。例えば、ユーザが作成したネイルシートデータを印刷業者に送り、印刷業者にて印刷後、ユーザに送付する形態であっても良い。その場合、ネイルシートにおける各ネイルラップの大きさ、形状をユーザの希望に合わせて適宜変更して印刷してもよく、よりユーザの爪の大きさ、形状に適したネイルラップを作成できる。
端末100や印刷装置300に撮影装置を設けて、大きさが定まっている物(10円玉など)と一緒に撮影した手の画像に基づき、印刷対象となるユーザの爪サイズや形状を自動で採寸する機能を設けてもよい。印刷業者によってネイルシートを印刷する形態の場合、自動採寸された情報に基づいたネイルラップを作成し、ネイルシートを印刷してもよい。よりユーザの爪の大きさ、形状に適したネイルラップを作成できる。
他のユーザが作成したネイルシートデータを使用(ダウンロード)する際は、課金やゲーム内ポイント(課金によって購入できるポイント、ゲームプレイ結果に応じて付与されるポイントなど)の消費を伴う(購入する)形態であってもよい。作成したネイルシートデータが他ユーザによって使用された場合、作成したユーザに報酬(ゲーム内ポイントなど)が付与されてもよい。このような構成とすることで、ユーザのネイルシート作成の意欲が向上し、様々なユーザが作成した新しいネイルシートデータが次々に共有され、ゲームが活性化する。
10 ネイルシート作成システム
100 端末
121 ベース作成部
122 パーツ作成部
123 デザイン部
124 シート作成部(第1の決定手段、第2の決定手段、印刷シート画像表示制御手段)
125 ユーザ管理部
126 印刷指示部
200 管理サーバ
221 配布部
222 更新情報管理部
223 ランキング部
300 印刷装置
351 データ管理部
352 作成処理部
353 印刷処理部
354 スタンプ作成部
N ネットワーク

Claims (4)

  1. コンピュータを、
    サイズ又は形状の異なる複数の印刷領域を含む印刷シート画像を表示部に表示する印刷シート画像表示制御手段、
    ユーザから前記複数の印刷領域それぞれに施す印刷画像の選択を受付け、前記複数の印刷領域と前記印刷画像との対応関係を決定する決定手段、及び
    前記複数の印刷領域のうち少なくとも1つを特定領域として選択する選択手段、
    として機能させ、
    前記印刷シート画像表示制御手段は、
    前記対応関係に基づいて、前記複数の印刷領域に対応する前記印刷画像を表示するとともに、
    前記選択された印刷領域と前記特定領域との関係を示す情報を表示する、
    ことを特徴とする印刷シート作成プログラム。
  2. 前記選択手段は、前記特定領域として選択された前記印刷領域に対応して、選択された前記印刷領域とは異なる他の印刷領域を他の特定領域として選択することを特徴とする請求項1に記載の印刷シート作成プログラム。
  3. 前記印刷シート作成プログラムは、コンピュータを、さらに、
    印刷領域として爪の領域を有する手を表す画像を前記表示部に表示し、ユーザの操作に応じて各前記爪の領域に施す前記印刷画像を特定する特定手段として機能させるものであって、
    前記印刷シート画像表示制御手段は、前記特定手段による特定を反映させた印刷シート画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷シート作成プログラム。
  4. コンピュータを、
    ユーザの入力に基づいて、ネイルシート上に配置されるシールに施されるデザインを編集し、編集された前記デザインの画像を表示部に表示するデザイン画像表示制御手段、
    サイズ又は形状の異なる複数のシール領域を有するネイルシート画像を表示部に表示するネイルシート画像表示制御手段、
    ユーザから前記複数のシール領域のうちの少なくとも1つのシール領域に施す前記デザインの選択を受付け、前記複数のシール領域と前記デザインとの対応関係を決定する決定手段、及び
    前記複数のシール領域のうちの少なくとも1つのシール領域について、爪に貼られる指を選択する選択手段、
    として機能させ、
    前記ネイルシート画像表示制御手段は、
    前記対応関係に基づいて、前記複数のシール領域に対応する前記デザインのシールの画像を表示するとともに、
    前記選択手段において選択された前記シール領域と前記指との関係を示す情報を表示する、
    ことを特徴とする印刷シート作成プログラム。
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