JP7237614B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の印刷領域に画像データを反映する技術に関する。
近年、プリンターを使用して爪にネイルアートを印刷することが可能になっている。以下、爪にネイルアートを印刷するためのプリンターをネイルプリンターと称する。特許文献1には、ネイルシートにネイルアートの画像を印刷する技術が開示されている。なお、特許文献1では、ユーザが、ネイルアートの画像を1つ選択し、設定した印刷領域までその画像をドラッグ&ドロップする技術が記載されている。ユーザは、各爪の印刷領域に、このようなドラッグ&ドロップ操作をそれぞれ行うことで、ネイルアートの画像データを印刷領域に反映させている。
特開2017-54254号公報
特許文献1に記載の技術では、ネイルアートの画像をユーザが1つ選択し、その画像を印刷領域までユーザがドラッグ&ドロップする必要があり、ユーザの操作負荷が増大するおそれがあった。
本発明は、ユーザの操作負荷を軽減することで利便性の高い操作が可能なアプリケーションを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るプログラムは、少なくとも1つのコンピュータを、爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段、として機能させるためのプログラムであって前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、前記識別情報は、前記印刷領域および前記第二画像の近傍に視認可能に表示されることを特徴とする
本発明によれば、ユーザの操作負荷を軽減することができる。
システム構成を示す概略図。 ネイルアートの選択画面を示すUI画面を説明する図。 印刷データ作成画面を示すUI画面を説明する図。 プリンターリストを示す画面。 印刷領域を設定する例を説明する図。 印刷領域とネイル画像データとの対応付けを説明する図。 ネイル画像データを選択する例を示す図。 ネイル画像データを印刷領域に反映する例を示す図。 情報処理装置の機能ブロックの一例を示す図。 処理の一例を示すシーケンス図。 処理の一例を示すシーケンス図。 識別番号を割り振る例を示す図。 処理の一例を示すシーケンス図。 画像データ選択時の処理の例を示す図。 エラー処理の一例を示す図。 画像データ反映時の処理の例を示す図。 UI画面の例を示す図。 印刷ボタンを押下時の処理の例を示す図。 選択ダイアログを表示する例を示す図。 UI画面を説明する図。 左右選択ボタンを押下した時の一例を示す図。 左右選択ボタンを押下した時の一例を示す図。 処理の一例を示すシーケンス図。 右手選択ボタンを押下した際の一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。
<<実施形態1>>
<システムの構成>
本実施形態は、情報処理装置とプリンターとを含むシステムによって構成される形態である。本実施形態では、情報処理装置としてタブレット端末を例に挙げて説明する。なお、情報処理装置は、タブレット端末に限定されるものではない。情報処理装置として、携帯端末、ノートPC、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなど、種々のものを適用可能である。また、本実施形態では、プリンターとして、例えば、インクジェットプリンター、モノクロプリンター、3Dプリンターなどを適用することができる。その他、本実施形態のプリンターは、複写機能、FAX機能、印刷機能などの複数の機能を備える複合機であってもよい。本実施形態のプリンターは、人の手の爪に直接描画する機能を持つものである。なお、本実施形態では、情報処理装置とプリンターとを別の装置として説明するが、両者の機能を一体的に含む装置を用いる形態でもよい。
図1は、本実施形態の情報処理装置101およびプリンター151を含むシステムを説明する図である。図1(a)には、情報処理装置101およびプリンター151のブロック図が示されている。図1(b)には、プリンター151の外観の模式図が示されている。以下、図1を用いて情報処理装置101およびプリンター151の構成を説明する。
<情報処理装置>
図1(a)に示すように、情報処理装置101は、入力インターフェース102、CPU103、ROM104、RAM105、外部記憶装置106、出力インターフェース107、および通信部109を有する。これらはシステムバスを介して互いに接続されている。
入力インターフェース102は、物理キーボード、ボタン、およびタッチパネルなどの操作部(不図示)を介して、ユーザからのデータ入力や操作指示を受け付けるためのインターフェースである。なお、本実施形態では、後述の表示部108と操作部との少なくとも一部が一体であり、例えば、画面の出力とユーザからの操作の受け付けとを同一の画面において行うような形態である。
CPU103は、システム制御部であり、プログラムの実行やハードウェアの起動などのように情報処理装置101の全体を制御する。ROM104は、CPU103が実行する制御プログラム、データテーブル、組み込みオペレーティングシステム(以下、OSという。)、およびプログラムなどのデータを格納する。本実施形態では、ROM104に格納されている各制御プログラムは、ROM104に格納されている組み込みOSの管理下で、例えば、スケジューリング、タスクスイッチ、および割り込み処理などのソフトウエア実行制御を行う。
RAM105は、SRAM(Static Random Access Memory)またはDRAMなどで構成される。なお、RAM105は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されていてもよい。その場合、RAM105は、プログラム制御変数などのデータを揮発させずに格納することができる。また、RAM105には、情報処理装置101の設定情報および情報処理装置101の管理データなどを格納するメモリエリアも設けられている。また、RAM105は、CPU103の主メモリおよびワークメモリとしても用いられる。
外部記憶装置106は、印刷実行機能を提供するアプリケーション、および、プリンター151が解釈可能な印刷情報を生成する印刷情報生成プログラムなどを保存している。また、外部記憶装置106は、通信部109を介して接続しているプリンター151との間で情報を送受信する情報送受信制御プログラムなどの各種プログラム、および、これらのプログラムが使用する各種情報を保存している。
出力インターフェース107は、表示部108によるデータの表示および情報処理装置101の状態の通知などの制御を行うインターフェースである。
表示部108は、LED(発光ダイオード)またはLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示および情報処理装置101の状態の通知などを行う。なお、表示部108上に、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キーなどのキーを備えるソフトキーボードを設置することで、表示部108を介してユーザからの入力を受け付けてもよい。また、表示部108は、前述のように、タッチパネルディスプレイとして構成されていてもよい。表示部108は、出力インターフェース107を通じてシステムバスと接続されている。
通信部109は、プリンター151などの外部装置と接続して、データ通信を実行するように構成されている。通信部109は、例えば、プリンター151内のアクセスポイント(不図示)に接続可能である。通信部109とプリンター内のアクセスポイントとが接続することで、情報処理装置101およびプリンター151は、相互に無線通信可能となる。なお、通信部109は、無線通信でプリンター151とダイレクトに通信してもよいし、外部に存在する外部アクセスポイント(アクセスポイント131)を介して通信してもよい。無線通信方式としては、例えば、Wi-Fi(WirelessFidelity)(登録商標)およびBluetooth(登録商標)などが挙げられる。また、アクセスポイント131としては、例えば、無線LANルーターなどの機器などが挙げられる。本実施形態において、情報処理装置101とプリンター151とが外部アクセスポイント131を介さずにダイレクトに接続する方式をダイレクト接続方式という。また、情報処理装置101とプリンター151とが外部アクセスポイント131を介して接続する方式をインフラストラクチャー接続方式という。なお、情報処理装置101とプリンター151とは、有線で接続される形態でもよい。
本実施形態では、情報処理装置101は、ROM104または外部記憶装置106などに所定のアプリケーションを格納しているものとする。所定のアプリケーションとは、例えば、ユーザからの操作に応じて、ネイルアートデータを印刷させるための印刷ジョブを、プリンター151に送信するためのアプリケーションプログラムである。このような機能を有するアプリケーションを、以後ネイルアプリという。なお、ネイルアプリは、印刷機能以外に、他の機能を備えていてもよい。例えば、本実施形態におけるネイルアプリは、プリンター151と通信して、プリンター151の撮影部157のカメラを起動する機能を備えていてもよい。すなわち、ネイルアプリは、印刷ジョブ以外に、カメラ起動ジョブをプリンター151に送信する機能を有していてもよい。また、ROM104または外部記憶装置106などに格納されている所定のアプリケーションは、ネイルアプリに限定されず、印刷以外の機能を備えているアプリケーションプログラムであってもよい。
<プリンター>
プリンター151は、ROM152、RAM153、CPU154、プリントエンジン155、通信部156、および撮影部157を有する。これらは、システムバスを介して互いに接続されている。また、プリンター151は、印刷対象を挿入するための空間である印刷対象挿入部158を有する。図1(b)は、プリンター151の外観を示す概略図である。図1(b)に示すように、プリンター151の内部には、印刷対象挿入部158が設けられている。図1(b)では、印刷対象挿入部158に、ユーザが自身の手を入れている様子を示している。このように、本実施形態において、印刷対象挿入部158には、人間の手が挿入されることを想定している。また、本実施形態において印刷対象は、爪である。
ROM152は、CPU154が実行する制御プログラム、データテーブル、およびOSプログラムなどのデータを格納する。本実施形態では、ROM152に格納されている各制御プログラムは、ROM152に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリング、タスクスイッチ、および割り込み処理などのソフトウエア実行制御を行う。
RAM153は、SRAMまたはDRAMなどで構成される。なお、RAM153は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されていてもよい。この場合、RAM153には、プログラム制御変数などデータを揮発させずに格納することができる。また、プリンター151の設定情報およびプリンター151の管理データなどを格納するメモリエリアもRAM153に設けられている。また、RAM153は、CPU154の主メモリおよびワークメモリとしても用いられ、情報処理装置101から受信した印刷情報および各種情報などを一旦保存することができる。
CPU154は、システム制御部であり、プログラムの実行やハードウェアの起動により、プリンター151の全体を制御する。プリントエンジン155は、RAM153に保存された情報または情報処理装置101から受信した印刷ジョブに基づき、インクなどの記録剤を用いて、印刷対象挿入部158に挿入されている爪などの被記録媒体上に画像を形成する。
通信部156は、プリンター151内部のアクセスポイントとして、情報処理装置101などの外部装置と接続するためのアクセスポイントを有している。このアクセスポイントは、情報処理装置101の通信部109に接続可能である。通信部156は、無線通信で情報処理装置101とダイレクトに通信してもよいし、外部のアクセスポイント131を介して通信してもよい。また、通信部156は、アクセスポイントとして機能するハードウェアを備えていてもよいし、アクセスポイントとして機能させるためのソフトウエアにより、アクセスポイントとして動作してもよい。
撮影部157は、撮影機能を有するデバイスである。撮影機能をもつデバイスは、プリンター151に付属及び設置されている。撮影部157は、印刷対象挿入部158に挿入される印刷対象(爪)を含む所定の領域を撮影し、撮影した画像(静止画または動画)をリアルタイムに情報処理装置101に送る機能を有する。本実施形態では、撮影部157は、動画を撮影するものである。撮影機能を有するデバイスは、少なくともレンズおよびイメージセンサーにより構成されるカメラモジュールである。レンズは、印刷対象挿入部158に挿入される印刷対象を写してイメージセンサー上に結像する。イメージセンサーは、レンズが写した光をCPU154が処理できる電気信号に変換する。このような機能を有していれば、撮影機能を有するデバイスとしてスマートフォン、携帯端末、またはデジタルカメラなどが代用して用いられてもよい。プリントエンジン155は、印刷対象挿入部158に挿入された印刷対象に対して印刷を行う。
なお、プリンター151には、外付けHDDまたはSDカードなどのメモリが装着されてもよく、プリンター151に保存される情報は、当該メモリに保存されてもよい。また、図1に示す構成は、一例に過ぎず、情報処理装置101およびプリンター151には、これ以外の構成も含み得るが、ここでの説明は省略する。
<用語の定義>
次に、本実施形態で使用する用語を説明する。本実施形態は、主に爪にネイルアートを印刷する形態である。また、本実施形態は、片方の手の各爪にネイルアートを施す(印刷する)形態である。一般的に、各爪に施されるネイルアートは、同一のコンセプトであるが、個々の爪に施されるネイルアートは、完全に同一のネイルアートではない場合がある。例えば、デザインAのネイルアートセットには、5つのネイルアート(5本の各爪に対応するネイルアート)が含まれており、その5つネイルアートは、相互に共通のデザインコンセプトのものであるが、完全に同一の模様などになっていないことがある。以上の点を踏まえて、本実施形態では、以下のように用語を扱うものとする。
・「ネイル画像データ」:1つの爪に施されるネイルアートの画像データのことである。
・「ネイルアートデータ」:複数のネイル画像データの集合体の画像データである。つまり、ネイルアートデータは、複数のネイル画像データのデータセットともいえる。典型的には、5本の爪のネイルアートに対応する各ネイル画像データの画像を集約した画像データである。ネイルアートデータは、5本の各ネイル画像データが集まったデータ(つまり、5つの画像データのセット)でもよいし、5本の各ネイル画像データを合成して1つの画像とした画像データでもよい。
このように、「ネイル画像データ」と称する場合、個別の爪のネイルアートの画像のデータを指し、ネイルアートデータと称する場合、5本分のネイルアートの画像のセットのデータのことを指すものとする。
<ネイルアートの印刷の概要>
本実施形態では、情報処理装置101のCPU103が、ROM104または外部記憶装置106に記憶されているネイルアプリのプログラムを実行することで、ネイルアプリを起動する。そして、ネイルアプリを用いることで、ユーザは、自身が選択したネイルアートデータのネイル画像データを印刷領域に反映して、爪にネイルアートを印刷することができる。つまり、以下の一例の動作がネイルアプリを用いて行われる。(1)ユーザが、アプリケーション上でネイル画像データのセット(すなわち、ネイルアートデータ)を選択する。(2)ユーザが、ネイルプリンターに手を挿入する。(3)ユーザが、ネイルプリンターの内部にあるカメラを起動する。(4)アプリケーションは、ネイルプリンターから送信されたカメラ画像を表示する。(5)表示されているカメラ画像上において、ユーザは、ネイルアートを印刷する爪の領域を設定する。(6)ユーザは、設定した印刷領域に、ネイルアートデータに含まれるネイル画像データを反映させる。(7)アプリケーションは、反映された画像データを用いてネイルプリンターに印刷を実行させる。本実施形態では、上記の(6)の工程において、ユーザが印刷領域に画像を反映させる際の処理の手間を省くことが可能な形態を説明する。なお、プリンター151に手を入れるユーザと、アプリケーションを操作するユーザは、同一のユーザであっても良いし、異なるユーザであっても良い。
<ネイルアプリのユーザインターフェース>
理解を容易にするために、ネイルアプリで表示されるユーザインターフェース(以下、UIという)画面を先に説明することにする。以下で説明するUI画面は、ネイルアプリを実行するCPU103によって、表示部108に表示されるものである。また、入力インターフェース102は、表示部108と一体となった操作部として機能するものとして説明する。本実施形態におけるネイルアプリのUI画面は、大きく2種類存在する。第一UI画面は、図2に示すネイルアートデータの選択画面である。第二UI画面は、図3に示す印刷データ作成画面である。以下、各画面を用いてネイルアプリのUI画面を説明する。
図2は、ネイルアートデータの選択画面201を示すUI画面(第一UI画面)を説明する図である。図2(a)に示すネイルアートデータの選択画面201は、ネイルアートデータ表示領域202と、ネイルアートデータ決定ボタン204とを有する。
ネイルアートデータ表示領域202には、各爪に印刷するネイルアートの各デザインコンセプトに対応したネイルアートデータが複数表示される。具体的には、図2(a)の画面上では、ネイルアートデータ203が4つ分表示されている。1つのネイルアートデータ203には、親指、人差し指、中指、薬指、小指のそれぞれの爪に対応する5種類のネイル画像データが含まれている。ユーザは、1つもしくは複数のネイルアートデータ203を選択できる。ユーザは、選択したネイルアートデータ203を解除することもできる。
図2(b)は、ユーザがネイルアートデータ203を選択または解除する方法の一例を示す図である。図2(b)では、ユーザがネイルアートデータ203を1回タップすることでネイルアートデータ203を選択することを示している。また、選択済みのネイルアートデータ203をユーザがもう一度タップすると、選択状態を解除することができる。
ネイルアートデータ決定ボタン204は、ユーザがネイルアートデータ表示領域202から1つもしくは複数のネイルアートデータ203を選択した後に押下することで、図3示す印刷データ作成画面301に遷移させる機能を有する。
なお、本実施形態では、各種のボタンを操作する際には「押下」と称し、各領域を操作するときは、タッチパネルの操作であるとして、「タップ」、「タッチ」、「ピンチイン」、「ピンチアウト」などと説明するが、これらは例示に過ぎない。例えば、タッチパネル上の各種のボタンをタッチすることで各種のボタンの押下動作が実現されてもよい。また、各領域の操作は、例えばマウスなどを用いたカーソル操作によって各領域の操作が行われてもよい。また、入力インターフェース102が各種の方向指示ボタンを備えており、その方向指示ボタンによって各領域の操作が行われてもよい。
図3は、印刷データ作成画面301を示すUI画面(第二UI画面)を説明する図である。図3に示す印刷データ作成画面301は、選択データ表示領域302と、ネイルアートデータ確定領域303と、プリンター検索ボタン305と、プリンター名表示領域306とを有している。また、印刷データ作成画面301は、撮影ボタン307と、動画表示領域308と、印刷領域設定ボタン309と、画像データ解除ボタン311と、印刷ボタン312とを有している。動画表示領域308には、後述する印刷領域310が含まれる。
選択データ表示領域302は、図2(a)に示すネイルアートデータ203の選択画面201でユーザが選択した1つもしくは複数のネイルアートデータ203を表示する領域である。ユーザは、印刷に用いるネイルアートデータ203を選択データ表示領域302から1つ選択できる。また、ユーザは、選択したネイルアートデータ203を解除することもできる。ユーザがネイルアートデータ203を選択または解除する方法の一例を示す。ユーザは、ネイルアートデータ203を1回タップすることでネイルアートデータ203を選択することができる。また、ユーザは、選択済みのネイルアートデータ203をもう一度タップすると選択状態を解除することができる。つまり、ユーザは、複数の印刷デザインの中から、印刷に用いる候補のデザイン(ネイルアートデータ203)を図2(a)に示す選択画面201で1つ以上選択しておく。そして、ユーザは、印刷データ作成画面301では、その1つ以上選択した印刷デザイン(ネイルアートデータ203)の中から、印刷に用いるネイルアートデータ203を選択する。選択データ表示領域302から選択されたネイルアートデータ203は、ネイルアートデータ確定領域303に表示される。
ネイルアートデータ確定領域303には、選択データ表示領域302から選択されたネイルアートデータ203が表示される。ネイルアートデータ確定領域303に表示されるネイルアートデータにおいては、5種類のネイル画像データ304がそれぞれ独立して表示される。具体的には、親指、人差し指、中指、薬指、小指の各爪のネイル画像データ304a~304eが独立して表示されている。なお、本明細書において「ネイル画像データ304」のように、枝番の符号を省略する場合には、その対象物の全般的なものを指しており、「ネイル画像データ304a」のように枝番の符号を含めている場合には、個々の対象物を指しているものとする。つまり、ネイルアートデータ確定領域303には、個々のネイル画像を含むネイル画像群が表示されている。
本実施形態においてネイルアートデータ確定領域303に表示されているネイル画像データ304は、後述するように、順番を入れ替えることができる。例えば、親指の爪のネイル画像データ304aと中指の爪のネイル画像データ304cとを入れ替えることができる。このように、ネイルアートデータ確定領域303に表示されるネイル画像データ304は、個別の画像データとして扱うことができる。なお、ネイルアートデータ確定領域303に表示されるネイル画像データ304は、ネイルアートデータ203に含まれる各画像を分離して得られる画像データでもよい。あるいは、ネイルアートデータ203に対応する個別のネイル画像データ304が予め用意されており、この対応する個別のネイル画像データ304がそれぞれ表示されてもよい。
また、ネイルアートデータ確定領域303に表示されているネイル画像データ304は、個別の画像データとして扱うことが可能であればよく、表示画面上で個別の画像データとして視認されなくてもよい。図3の例では、ネイル画像データ304は、独立した画像として表示されている例を示している。しかしながら、例えば選択データ表示領域302に表示されているネイルアートデータ203のように、各ネイルの画像間に境界が表示されない形でネイルアートデータ確定領域303に表示されていてもよい。この場合、1つのネイルアートデータ203の画像中の各ネイルの位置情報に基づいて、個別の画像のデータとしてネイルアプリ内で内部的に処理ができればよい。
プリンター検索ボタン305は、ユーザによって押下されると、ネイルアプリと通信可能なプリンター151を検索する機能を実施するためのボタンである。検索の結果、プリンター151が発見された場合、ネイルアプリは、発見したプリンター151を特定する情報を表示する。
図4は、プリンター検索ボタン305の押下に応じて検索が行われ、検索の結果、ネイルアプリが発見したプリンター151のプリンターリスト401を示す画面である。ここでは、発見されたプリンター名またはプリンターの機種名などがプリンターリスト401として表示される。ユーザは、このようなプリンターリスト401から任意のプリンター151を1つ選択することができ、選択されたプリンター151はプリンター名表示領域306に表示される。
撮影ボタン307は、ユーザによって押下されることでプリンター名表示領域306に表示されたプリンター151と通信し、プリンター151の撮影部157で撮影された動画をリアルタイムで受け取って動画表示領域308に表示するためのボタンである。本実施形態では、印刷対象挿入部158に人間の手を入れることを想定している。このため、例えばユーザが片方の手を入れて、他方の手で、UI画面501上で撮影ボタン307を押下することで、爪を含むユーザの手先の画像が動画表示領域308にリアルタイムで表示される。なお、この使い方は一例であり、例えば、ネイルサロンの利用客が片方の手を入れて、ネイルサロンの従業員がUI画面501上で撮影ボタン307を押下しても良い。
印刷領域設定ボタン309は、動画表示領域308に動画が表示されているときにユーザによって押下されることで、表示されている動画の中から特定の印刷領域310をユーザが設定する領域設定モードに移行するためのボタンである。
図5は、印刷領域設定ボタン309が押下されたことに応じて、ネイルアプリが印刷領域310を設定可能な領域設定モードに遷移し、ユーザからの操作に応じてネイルアプリが印刷領域310を設定する例を説明する図である。図5(a)は、領域設定モードが起動して、ユーザ操作によってネイルアプリが印刷領域310を設定する例を示している。具体的には、まず、ユーザは、印刷領域設定ボタン309を押下して動画表示領域308を領域設定モードにする。そして、領域設定モードが起動中に動画表示領域308をユーザが1回タップする。このタップに応じてネイルアプリは、タップした位置を印刷領域310として設定する。設定された印刷領域310は、ユーザが視認可能な態様で表示される。この例では、点線の矩形領域として視認される。この領域設定モードは、動画表示領域308以外の場所をユーザがタップすることで解除される。また、別の方法として、ネイルアプリが、動画から爪の領域を自動認識して自動的に印刷領域310を表示してもよい。設定された印刷領域310は、ユーザが大きさを自由に変更することができる。また、ユーザは、設定した印刷領域310を削除することもできる。図5(b)は、大きさを変更する方法の一例を示す図である。図5(b)に示すように、ユーザは、設定した印刷領域310をタップすると、タップした印刷領域310が選択状態になり、印刷領域310の辺を指の操作で伸縮できる。図5(c)は、設置した印刷領域310を削除する例を示す図である。図5(c)に示すように、ユーザは、設定した印刷領域310をダブルタップすると、設定した印刷領域310を削除することができる。
ユーザがネイルアートを施したい爪は、手の全ての指の爪である場合もあれば、一部の指の爪である場合もあり得る。このため、本実施形態では、ユーザが、所望とする印刷領域310を設定することが可能となっている。また、本実施形態において画像を反映する印刷対象の領域である印刷領域310は、ユーザの爪を想定している。このため、設定されている印刷領域310の大きさは、各々異なるサイズとなり得る。従って、本実施形態では、プリンター151内にユーザが手を挿入して、実際の爪の画像(動画)を確認しながら、印刷領域310を設定することで適切な爪の位置にネイルアートを印刷することができる。なお、本実施形態では、ユーザが設定した印刷領域310の数は、5つであるものとして説明する。なお、ネイルアプリは、ユーザが設定した印刷領域310の数を、第一の数として記憶しておく。つまり、本実施形態では、第一の数は、5である。
なお、一度設定した印刷領域310は、画像認識処理などによって追従させてもよい。例えば、ユーザが印刷領域310を設定した後に、プリンター151内で指(または爪)の位置がずれた場合には、設定された印刷領域310の画像領域を追従して、自動的に印刷領域310が変わってもよい。
印刷領域310が設定されると、ネイルアプリは、ユーザの爪にネイルアートを印刷するために、設定された印刷領域310にネイル画像データ304を反映させる処理を行う。ネイルアプリは、印刷領域310にネイル画像データ304を反映させるために、まず設定されている5つの印刷領域310と、5種類のネイル画像データ304a~304eとの対応付けを行う。
図6は、印刷領域310とネイル画像データ304との対応付けを説明する図である。図6(a)は、設定された5つの印刷領域310a~310eと、5種類のネイル画像データ304a~304eとに、それぞれ識別情報601を順番に割り振る例を示している。具体的には、ネイルアプリは、印刷対象挿入部158にユーザの右手が挿入されていた場合、親指の爪1番、人差し指の爪2番、中指の爪3番…といったように親指の爪から小指の爪まで1番~5番までの識別情報601を割り振る。同様に、ネイルアプリは、ネイルアートデータ確定領域303に表示されている5種類のネイル画像データ304にも左から1番、2番、3番…と1番~5番までの識別情報601を割り振る。即ち、印刷領域310aとネイル画像データ304aとが対応付けられ、印刷領域310bとネイル画像データ304bとが対応付けられ、印刷領域310cとネイル画像データ304cとが対応付けられる。また、印刷領域310dとネイル画像データ304dとが対応付けられ、印刷領域310eとネイル画像データ304eとが対応付けられる。このように割り振った識別情報601は、ユーザが視認可能なように動画表示領域308に表示される。即ち、識別情報601は、印刷領域310およびネイル画像データ304の近傍にそれぞれ表示される。なお、識別情報601は、ネイルアプリ内で対応付けが可能であればよく、UI画面上に表示されなくてもよい。
この識別情報601は随時更新される。例えば、ユーザが動画表示領域308に表示されている識別情報と、ネイル画像データ304に表示されている識別情報601とを確認して、対応付けを変更したいと考える場合がある。この場合には、ユーザが対応付けを変更することで識別情報601が更新される。
図6(b)および図6(c)は、識別情報601が更新される例を示す図である。図6(b)では、ユーザが5種類のネイル画像データ304の内1つをドラッグ&ドロップしてネイル画像データ304の順番を入れ替えている例を示している。この例では、ユーザは、中指の爪の印刷領域310cに対応付けられているネイル画像データ304cと、人差し指の爪の印刷領域310bに対応付けられているネイル画像データ304bとを入れ替えたいと考えている。そこで、ユーザがネイル画像データ304cをドラッグして、ネイル画像データ304bよりも図中の左側に置くようにドロップすることで、ネイル画像データ304の順番が入れ替わる。図6(c)では、図6(b)のようにしてネイル画像データ304の順番を入れ替えた後、識別情報601をもう一度ネイル画像データ304の左から右へ順番に割り振り直し、識別情報601を更新している例を示している。つまり、図6(a)と図6(c)とを比べると、ネイル画像データ304bとネイル画像データ304cとの位置が入れ替わっており、かつ、識別情報601も入れ替わっている。つまり、ネイル画像データ304と印刷領域310との対応付けが部分的に変更され、かつ、その変更された様子がユーザにとって視認可能な状態で表示されている。このように、ネイル画像データ304の並び順を変更する操作がされた場合、識別情報601の割り当てが再度行われることになる。
なお、図6の例では、印刷領域310とネイル画像データ304との対応付けを行う際に、識別情報601として番号を割り振る形態を例に挙げて説明した。しかし、印刷領域310とネイル画像データ304との対応付けがわかるようなものであれば、どのような形態でもよい。例えば、識別情報601として英文字を割り振ってもよいし、絵文字のようなものを割り振ってもよい。また、異なる5つのアイコンを割り振ってもよい。また、対応付けが分かればよいので、ネイル画像データ304の背景部分の色を変更し、これに応じて印刷領域310の色を変更することで、対応付けをユーザが認識できるようにしてもよい。つまり、印刷領域310およびネイル画像データ304の一部の表示を変更することで、ユーザが対応付けを視認可能にしてもよい。その後、ユーザは、ネイル画像データ304を印刷領域に反映させる操作を行う。
図7は、ユーザが、印刷領域310に反映させるネイル画像データ304を選択する例を示す図である。図7(a)では、ユーザが、選択するネイル画像データ304を、ピンチアウト操作を用いて指で囲っている例を示している。図7(b)では、ユーザが、選択するネイル画像データ304を、ピンチイン操作を用いてネイル画像データ304の範囲を閉じるように指を動かして選択する例を示している。このように、ピンチインまたはピンチアウトで囲われた範囲のネイル画像データ304を、ユーザが選択したとみなす。別の方法を図7(c)に示す。図7(c)は、印刷データ作成画面301に画像データ選択ボタン701を設けた例を示した図である。ユーザは、画像データ選択ボタン701を押下後、1つもしくは複数のネイル画像データ304をタップすることで、印刷領域310に反映させるネイル画像データ304を選択することができる。ネイルアプリは、ユーザによってタップされたネイル画像データ304が選択されたものと扱う。なお、これまでの図においては、右手が印刷対象挿入部158に挿入された状態で、右手でネイル画像データ304を選択する例を示しているが、操作者が単一ユーザである場合には、左手でネイル画像データ304を選択することになる。ネイル画像データ304を選択した後、選択したネイル画像データ304を印刷領域310に反映する処理が行われる。
図8は、ユーザによる選択が完了したネイル画像データ304を動画表示領域308の印刷領域310に反映する例を示す図である。図8(a)は、選択したネイル画像データ304を動画表示領域308にドラッグ&ドロップして、ネイル画像データ304a~304eに対応付けられている印刷領域310a~310eにネイル画像データ304をそれぞれ反映する例を示している。即ち、選択したネイル画像データ304を動画表示領域308にドラッグ&ドロップされることで、ネイルアプリは、ユーザによる選択が完了したと判定して、反映処理を行う。なお、このとき、選択したネイル画像データ304の一部が動画表示領域308にドロップされた場合、即ち、選択したネイル画像データ304が動画表示領域308に少しでも重なった場合に反映が実行されてもよい。別の例を図8(b)に示す。図8(b)は、印刷データ作成画面301に画像データ決定ボタン801を設置した例である。ユーザが画像データ決定ボタン801を押下すると、ユーザによる選択が完了したと判定され、選択されているネイル画像データ304が、ネイル画像データ304と対応付けている印刷領域310に反映される。印刷領域310にネイル画像データ304が反映されると、動画表示領域308に表示されている動画(画像)のうち、印刷領域310にはネイル画像データ304の画像が重畳して表示されることになる。つまり、ネイルアートの画像がプレビュー表示される。
図7および図8で説明したように、本実施形態においては、複数の印刷領域310が存在する場合において、各印刷領域310に適用するネイル画像データ304を反映する際に、複数のネイル画像データ304をまとめて反映させることができる。即ち、ネイルアプリは、印刷領域310とネイル画像データ304との対応付けを行う。そして、ユーザは、ネイル画像データ304のうち、反映したいネイル画像データ304を選択する。その後、ユーザは、選択したネイル画像データ304を反映する操作を行う。このように本実施形態では、複数の印刷領域310に対してネイル画像データ304を1つずつドラッグ&ドロップして反映しなくて済むので、印刷対象の画像を印刷領域310に反映させる際のユーザの手間を軽減することができる。なお、ここではユーザは、反映したいネイル画像データ304を選択する操作を行い、その後、選択したネイル画像データ304を反映する操作を行う例を示しているが、これに限られない。ユーザが反映したいネイル画像データ304を選択する操作を行った結果、選択されたネイル画像データ304が自動的に印刷領域310に反映されてもよい。即ち、ユーザが、反映したいネイル画像データ304を図7に示すように選択することで、ネイルアプリが、この選択に応じてネイル画像データ304を印刷領域310に自動的に反映する処理を行ってもよい。
図3に戻り印刷データ作成画面301のUI画面の説明を続ける。図3の印刷データ作成画面301における画像データ解除ボタン311は、印刷領域310に反映されたネイル画像データ304を解除するためのボタンである。ユーザが画像データ解除ボタン311を押下すると、印刷領域310に反映されたネイル画像データ304が解除される。
図3の印刷データ作成画面301における印刷ボタン312は、印刷開始を指示するボタンである。印刷ボタン312が押下されると、ネイルアプリは、爪に印刷するための印刷データを、印刷領域310に反映されたネイル画像データ304を元に作成し、作成した印刷データをプリンター名表示領域306に表示されたプリンター151に送信する。印刷データは、動画表示領域308から5つの印刷領域310を抽出して作成される。プリンター151はネイルアプリから送られた印刷データを基に爪に印刷する。
<情報処理装置の構成>
図9は、上述した機能を実現するための情報処理装置101の機能ブロックの一例を示す図である。情報処理装置101は、ネイルアプリ900を備えている。ネイルアプリ900は、情報処理装置101のCPU103が、ROM104または外部記憶装置106に記憶されているネイルアプリ900のプログラムを実行することで、CPU103にネイルアプリ900の機能を実行させることが可能となる。ネイルアプリ900は、表示制御部910を有する。表示制御部910は、図2(a)に示すネイルアートデータの選択画面201および図3に示す印刷データ作成画面301を含む各UI画面を、表示部108に表示させる機能を有する。また、表示制御部910は、入力インターフェース102の機能を有しており、ユーザから入力される操作指示に応じて各種の制御を行う。
表示制御部910は、ネイルアートデータ選択受付部911、撮影指示部912、画像表示制御部913、印刷領域設定部914、反映データ受付部915、反映実行部916、および印刷指示部917を有する。
ネイルアートデータ選択受付部911は、図2に示すように、ユーザからのネイルアートデータ203の選択を受け付け、選択されたネイルアートデータ203を取得する。撮影指示部912は、図3の撮影ボタン307の押下を検知し、撮影ボタン307の押下の検知に応じてプリンター151に動画の撮影を指示する。画像表示制御部913は、プリンター151から送信された動画の画像データを、動画表示領域308に表示する。印刷領域設定部914は、ユーザからの指示に従って、動画表示領域308上に印刷領域310を設定する。反映データ受付部915は、ネイル画像データ304と印刷領域310との対応付けを行い、印刷領域310に反映させるネイル画像データ304の選択をユーザから受け付ける。反映実行部916は、ユーザによる選択が完了したネイル画像データ304を、対応する印刷領域310に反映させる。印刷指示部917は、印刷領域310に反映されたネイル画像データ304をプリンター151に印刷するための印刷データを作成し、印刷データをプリンター151に送信する。
<処理の流れ>
図10は、本実施形態の処理の一例を示すシーケンス図である。図10のネイルアプリ900の処理は、情報処理装置101のCPU103がROM104または外部記憶装置106に記憶されているプログラムコードをRAM105に展開し実行することにより行われる。あるいはまた、図10におけるステップの一部または全部の機能をASICや電子回路などのハードウェアで実現してもよい。なお、各処理の説明における記号「S」は、当該シーケンスにおけるステップであることを意味する。図10においては、ユーザがネイルアプリ900を起動し、ネイルアプリ900の制御によって、印刷対象挿入部158に挿入された爪にプリントエンジン155がネイルアートを印刷する流れを説明する。
まず、ユーザは、ネイルアプリ900を起動する。S1001で表示制御部910は、図2(a)に示す選択画面201を表示する。そして、ネイルアートデータ選択受付部911は、選択画面201のネイルアートデータ表示領域202から1つまたは複数のネイルアートデータ203の選択を受け付ける。
ユーザが、1つまたは複数のネイルアートデータ203を選択後、ネイルアートデータ決定ボタン204を押下すると、S1002において表示制御部910は、ボタン押下を検知し、図3に示す印刷データ作成画面301を表示部108に表示する。図3に示す印刷データ作成画面301が表示部108に表示されると、印刷データ作成画面301中の選択データ表示領域302に、S1001でユーザによって選択された1つまたは複数のネイルアートデータ203が表示される。
ユーザは、選択データ表示領域302の中から、爪に印刷するネイルアートデータ203を1つ選択する。S1003においてネイルアートデータ選択受付部911は、ユーザから、1つのネイルアートデータ203の選択を受け付ける。表示制御部910は、ユーザによって選択されたネイルアートデータ203をネイルアートデータ確定領域303に表示する。
S1003で爪に印刷するネイルアートデータが決定された後、S1004で表示制御部910は、プリンター検索ボタン305の押下を受け付ける。プリンター検索ボタン305が押下されると、ネイルアプリ900は、ネイルアプリと通信可能なプリンター151を検索する。表示制御部910は、検索結果を示すプリンターリスト401を表示部108に表示する。
プリンターリスト401が表示部108を表示されると、ユーザは、プリンター151を指定する。S1005において表示制御部910は、ユーザによって指定されたプリンター151を選択する。
ユーザは、S1006において、S1005で選択したプリンター151に設けられた印刷対象挿入部158にユーザの手を挿入する。このとき、S1003で選択したネイルアートデータ203をより精彩に印刷するために、あらかじめユーザの爪にジェル状の液体を塗布しておく。以下、この液体をベースコートと呼ぶ。このベースコートの色は、複数存在し、例えば白、半透明などがある。また、ネイルアプリ900は、このタイミングで、プリンター151に手を挿入することをユーザに促すメッセージを表示しても良い。
S1007において撮影指示部912は、ユーザからの撮影ボタン307の押下を受け付ける。ユーザによって撮影ボタン307が押下されると、S1008においてネイルアプリ900は、S1005で選択されているプリンター151と通信する。そして、ネイルアプリ900は、プリンター151に対して、撮影部157による撮影を指示する。なお、S1008において、ネイルアプリ900が、プリンター151に対してカメラ起動ジョブを送信しても良い。そして、プリンター151は、このカメラ起動ジョブの受信に基づいて、撮影部157を起動して撮影を開始しても良い。
S1009においてプリンター151は、撮影部157で撮影している動画をネイルアプリ900に送信する。この動画は、図3に示す印刷データ作成画面301の動画表示領域308に表示される。撮影部157で撮影された動画は、ほぼリアルタイムで動画表示領域308に表示される。この時点においては、動画表示領域308には、印刷対象挿入部158に挿入されたユーザの指先の動画が表示されている状態となる。
S1009で動画表示領域308に動画が表示されている状態において、S1010で印刷領域設定部914は、図5において上述したように、ユーザによって指定された印刷領域310を動画表示領域308上に設定する。ユーザは、印刷領域設定ボタン309を押下し、その後、動画表示領域308上において印刷領域310を指定する。印刷領域設定部914は、ユーザ指定に応じて印刷領域310を設定する。本実施形態では、設定可能な印刷領域310の数が予め所定値に規定されているものとする。本実施形態は、片手の爪の数に対応しているので、所定値は、「5」として規定されている。この所定値は、ネイルアートデータ203に含まれるネイル画像データの数に対応する。本実施形態においては、ユーザが、この所定値と同じ数の印刷領域310を設定する形態を例に挙げて説明する。つまり、本実施形態では、印刷領域310が5つ設定されるものとする。ここで設定された印刷領域310の数は、第一の値としてRAM105に保存される。つまり、本実施形態では、第一の値は、「5」である。
印刷領域設定部914によって印刷領域310が設定された後、反映データ受付部915は、S1011において、ネイルアートデータ確定領域303に表示されている5種類のネイル画像データ304と、設定された5つの印刷領域310との対応付けを行う。このとき、図6において説明したように、ユーザは、ネイル画像データ304と印刷領域310との対応付けを変更することもできる。
S1011でネイル画像データ304と印刷領域310との対応付けが完了後、S1012で反映データ受付部915は、図7のように、ユーザからネイル画像データ304の選択を受け付ける。ユーザは、対応付けが完了したネイルアートデータ確定領域303から、1つまたは複数のネイル画像データ304を選択する。反映データ受付部915は、このユーザの選択を受け付ける。ここでネイルアプリが、印刷したいネイル画像データの選択を促すメッセージを表示しても良い。
S1013において反映実行部は、S1012で選択を受け付けたネイル画像データ304を印刷領域310に反映する。例えば、図7および図8で説明したように、ユーザは、1つまたは複数のネイル画像データ304を印刷領域310に反映することができる。例えば、ネイルアートデータ確定領域303の全部のネイル画像データ304をユーザが選択している場合、全部のネイル画像データ304が印刷領域310に反映される。ネイルアートデータ確定領域303の一部のネイル画像データ304が選択された場合、その一部のネイル画像データ304が、対応する印刷領域310に反映される。選択されていないネイル画像データ304に対応する印刷領域310には、ネイル画像データ304は反映されない。即ち、動画表示領域308上では、ネイル画像データ304が反映される印刷領域310には、ネイル画像が表示され、ネイル画像データ304が反映されない印刷領域310は、ユーザの爪の動画がそのまま表示されることになる。
S1014において印刷指示部917は、ネイル画像データ304が印刷領域310に反映された印刷データを作成する。例えば、ユーザは、印刷領域310にネイル画像データ304を反映し、内容を確認した後に、印刷ボタン312を押下する。印刷指示部917は、印刷ボタン312の押下に応じて印刷データを作成する。この際、ネイルアプリは、「プリンター151に挿入されている手を動かさないでください」という主旨のメッセージを表示しても良い。
S1015においてネイルアプリ900は、作成された印刷データをプリンター151に送信する。S1016においてプリンター151は、送信された印刷データに基づいて、印刷を行う。この結果、ユーザの爪にネイルの画像が印刷されることになる。なお、プリンター151は、印刷中も爪の撮影を継続しており、印刷が完了する前に手がプリンター151から離れたことを検知した場合、印刷を停止しても構わない。また、印刷が完了する前に手がプリンター151から離れたことをネイルアプリが検知して、ネイルアプリ900がプリンター151に印刷の停止を指示しても構わない。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の印刷領域310があり、各印刷領域310にネイル画像データ304を反映する場合に、ネイル画像データを複数選択してまとめて反映することが可能となる。例えば、本実施形態では、複数のネイル画像データ304が選択された後のユーザの1回の操作で、複数のネイル画像データ304を複数の印刷領域310に反映することができる。つまり、選択されたネイル画像データ304の数よりも少ないユーザ操作により、複数のネイル画像データ304が複数の印刷領域310に反映される。このため、例えばネイル画像データ304を1つずつドラッグ&ドロップで印刷領域310に反映する場合と比べて、少ない操作でユーザは、ネイル画像データ304を印刷領域310に反映することができる。このため、ネイル画像データ304を印刷領域310に反映させる際のユーザの手間を軽減することができる。
一般的にネイルアートデータ203は、ある種の統一感を有するデザインコンセプト(例えば柄、模様、色彩など)のネイルアートの集まりである。既定のデザインの組で用いることももちろん可能ではあるが、カスタマイズを希望するユーザもいる。例えば、人差し指の爪用のデザインを人差し指ではなく、薬指の爪に使用するなど、既定のデザインの組の範囲内でカスタマイズを希望する場合がある。本実施形態の処理によれば、ユーザは、少ない操作でネイル画像データ304を印刷領域310に反映することができるので、カスタマイズの手間を軽減することもできる。
<<実施形態2>>
実施形態1では、ユーザが設定する印刷領域310の数が、設定可能な印刷領域310の数を規定している所定値と同じ数である場合、即ち、ユーザが設定する印刷領域310の数が「5」である場合を例に挙げて説明した。本実施形態では、ユーザが設定する印刷領域310の数(第一の値)が、所定値未満(即ち、5つ未満)である場合を例に挙げて説明する。また、ユーザがネイルアートデータ確定領域303から選択するネイル画像データ304の数(第二の値)が、ユーザが設定する印刷領域310の数(第一の値)と同じ場合の形態を説明する。
図11は本実施形態の流れを表すシーケンス図である。図11のS1101からS1109までは、図10のS1001からS1009までと同様の処理であり、ここでの説明は省略する。
S1109で動画表示領域308に動画が表示された後、S1110で印刷領域設定部914は、ユーザの操作に基づいて印刷領域310を設定する。ユーザは、印刷領域設定ボタン309を押下し、動画表示領域308上で印刷領域310を指定する。本実施形態では、ユーザは、印刷領域310を3つ指定するものとする。印刷領域設定部914は、ユーザからの指定に応じて印刷領域310を3つ設定する。
なお、本実施形態において反映データ受付部915は、印刷領域設定部914によって設定された印刷領域310の数が、所定値未満(すなわち、5つ未満)である場合、S1110における印刷領域310の設定後に対応付けを直ちには行わない。この点が実施形態1との違いである。代わりに、本実施形態では、S1111に進み、反映データ受付部915は、ユーザによるネイル画像データ304の選択を受け付ける。本実施形態では、ユーザは、印刷領域310を設定した後、ネイルアートデータ確定領域303に表示されている5つのネイル画像データ304から3つのネイル画像データ304を選択する。
その後、S1112に進み、反映データ受付部915は、S1110で設定された印刷領域310と、S1111で選択されたネイル画像データ304との対応付けを行う。つまり、本実施形態では、設定された印刷領域310の数が、ネイルアートデータ確定領域303に表示されているネイル画像データ304の数(所定値に対応している)未満となる。このため、ユーザが使用するネイル画像データ304を直ちに特定できず、印刷領域310とネイル画像データ304との対応付けができないので、本実施形態では、まず先にネイル画像データ304の選択を受け付ける処理を行っている。なお、仮処理としてS1111の前に印刷領域310とネイル画像データ304との対応付けを、所定順に(例えば、図の左から順に)行っておき、その後、ネイル画像データ304の選択に応じてS1912で再度対応付けを行うようにしてもよい。あるいは、S1110の印刷領域310の設定後に、印刷領域310のみ、識別情報1201を先に割り振ってしまってもよい。
なお、本実施形態では、設定された印刷領域310の数が所定値未満であり、かつ、設定された印刷領域310の数と選択されたネイル画像データ304の数とが同一の形態を例に挙げて説明している。設定された印刷領域310の数が所定値未満であり、かつ、設定された印刷領域310の数と選択されたネイル画像データ304の数とが、異なる場合については、後述する実施形態3で説明することとする。
図12は、3つの印刷領域310と選択された3つのネイル画像データ304とにそれぞれ識別情報1201を順番に割り振る例を示す図である。例えば、ユーザが右手を印刷対象挿入部158に挿入し、人差し指の爪、中指の爪、薬指の爪の合計3つの印刷領域310が設定されていたとする。この場合、図12に示すように、表示制御部910は、左から人差し指の爪1番、中指の爪2番、薬指の爪3番と識別情報1201を割り振り、選択されたネイル画像データ304にも左から順番に識別情報1201を割り振る。なお、図12に示すように、選択されたネイル画像データ304は、連続して並んでいなくてもよい。あるいは、選択されたネイル画像データ304は、一つのまとまりとして連続して並ぶように順番が入れ替わってもよい。
割り振られた識別情報1201は、随時更新される。更新方法の一例として、実施形態1で説明したように、ユーザが画像データの順番を入れ替えると、表示制御部910は、再度、選択されたネイル画像データ304に対して左から順に識別情報1201を割り振る。また、ユーザがネイル画像データ304の選択を変更した場合においても、表示制御部910は、再度、選択されたネイル画像データ304に対して左から順に識別情報1201を割り振る。
その後のS1113からS1116の処理については、図10のS1013からS1016の処理と同様の処理であるので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、ユーザによって設定された印刷領域310の数が、所定値未満の場合においても、実施形態1と同様に、ユーザは、少ない操作でネイル画像データ304を印刷領域310に反映することができる。このため、印刷対象のネイル画像データ304を印刷領域310に反映させる際のユーザの手間を軽減することができる。
このように、実施形態2と実施形態1とは、S1110で設定された印刷領域310の数と、ネイルアートデータ確定領域303に表示されているネイル画像データ304の数(所定値に対応している)との比較結果に応じて切り替わる。つまり、設定された印刷領域310の数(第一の値)が所定値の場合、実施形態1で説明した処理が行われることになる。設定された印刷領域310の数が所定値未満の場合、実施形態2で説明した処理が行われることになる。
<<実施形態3>>
本実施形態においては、実施形態2において、設定された印刷領域310の数と選択されたネイル画像データ304の数とが、異なる場合の形態を説明する。即ち、設定された印刷領域310の数が所定値未満であり、かつその設定された印刷領域310の数と選択されたネイル画像データ304の数とが、異なる場合の形態を説明する。
実施形態1で説明したように、設定された印刷領域310の数が所定値(「5」)と同じであれば、選択されたネイル画像データ304の数が印刷領域310の数と異なっていても、対応付けがずれることはない。一方、設定された印刷領域310の数が所定値(「5」)未満の場合には、選択されたネイル画像データ304の数が設定された印刷領域310の数と異なる場合、対応付けが一義的に特定できない、あるいは、適切な対応付けにならない場合がある。本実施形態は、このような場合の形態を説明する。
図13は、本実施形態の流れを表すシーケンス図である。図13のS1301からS1310までの処理は、図11のS1101からS1110までの処理と同様の処理であるので説明を省略する。
S1310において印刷領域設定部914は、ユーザ操作に応じて印刷領域310を設定する。本実施形態では、ユーザは、実施形態2で説明したように、印刷領域310を3つ設定する。つまり、設定される印刷領域310の数は、所定の数(「5」)未満の数である。このように、本実施形態では、設定された印刷領域310の数を示す第一の値として、「3」がRAM105に保存される。
S1311において反映データ受付部915は、ユーザによるネイル画像データ304の選択を受け付ける。ユーザは、ネイルアートデータ確定領域303に表示されている5種類のネイル画像データ304から1つまたは複数のネイル画像データ304を選択する。このように選択されたネイル画像データ304の数は、第二の値としてRAM105に保存される。本実施形態においてネイルアプリ900は、ネイル画像データ304を選択した数に応じた処理を実施する。即ち、第一の値と第二の値との関係に応じて処理が変わる。
図14は、S1311の処理の詳細を示すフローチャートである。まず、S1401で反映データ受付部915は、ユーザによるネイル画像データ304の選択を受け付ける。S1402で反映データ受付部915は、S1401においてユーザによって選択されたネイル画像データ304の数が、設定されている印刷領域310の数以下であるかを判定する。即ち、第二の値が第一の値(「3」)以下であるかを判定する。ユーザによって選択されたネイル画像データ304の数が、設定されている印刷領域310の数以下である場合、S1403に、即ち、S1312のネイル画像データ304と印刷領域310の対応付けの処理に移る。
一方、ユーザによって選択されたネイル画像データ304の数が、設定されている印刷領域310の数以下でない場合(即ち、「3」よりも多い場合)、S1404に進む。S1404で表示制御部910は、エラー処理を行う。
図15(a)は、エラー処理の一例を示す図である。本実施形態では、表示制御部910は、エラー処理としてエラーメッセージを表示する処理を行う。図15(a)は、例えばユーザが4つめのネイル画像データ304を選択した場合、4つめのネイル画像データ304は選択されず、ネイル画像データ304をこれ以上選択できない旨を伝えるエラーダイアログ1501を表示している例を示している。ユーザが「OK」ボタンを押下すると、エラーダイアログ1501が閉じる。つまり、本実施形態では、ユーザが選択できるネイル画像データ304の数は、設定されている印刷領域310の数以下になる。
S1311でネイル画像データ304が選択されると、S1312において表示制御部910は、選択されたネイル画像データ304と、S1310で設定された印刷領域310との対応付けを行う。なお、選択されたネイル画像データ304と設定された印刷領域310との数が同じ場合の処理は、実施形態2で説明した処理と同じである。本実施形態では、選択されたネイル画像データ304の数が、設定された印刷領域310の数より少ない場合の対応付けの例を説明する。
図15(b)は、選択されたネイル画像データ304の数が、設定された印刷領域310の数より少ない場合の対応付けの例を示す図である。図15(b)では、右手の人差し指の爪、中指の爪、および薬指の爪の3つの印刷領域310が設定されている。また、2つのネイル画像データ304が選択されている。この場合、表示制御部910は、図15(b)に示すように、印刷領域310は左から人差し指の爪1番、中指の爪2番、薬指の爪3番と識別情報1510を割り振る。また、表示制御部910は、ユーザが選択したネイル画像データ304に対して左から1番、2番と識別情報1510を割り振る。なお、ユーザが選択したネイル画像データ304は、連続で並んでいなくてもよい。識別情報1510は、随時更新される。図15(b)に示す状態においては、薬指の爪の印刷領域310に対応付けられたネイル画像データ304が存在していない。
ネイル画像データ304と印刷領域310とが対応付けられた後、S1313で反映実行部916は、ユーザ操作に応じて、ネイル画像データ304を、ネイル画像データ304が対応付けられている印刷領域310に反映させる処理を行う。本実施形態では、選択されたネイル画像データ304の数(第二の数)に応じて、処理が異なる。以下、説明する。
図16は、S1313の処理の詳細を示すフローチャートである。反映実行部916は、ユーザ操作(例えば、選択しているネイル画像データ304のドラッグ&ドロップなど)に応じて、図16の処理を開始する。S1601において反映実行部916は、ユーザが選択したネイル画像データ304が1つかを判定する。例えば反映実行部916は、RAM105に保存されている第二の値を参照して、選択されたネイル画像データ304が1つかを判定する。
選択されたネイル画像データ304が1つの場合、S1602に進む。選択されたネイル画像データ304が1つでない場合、S1604に進む。S1602において反映実行部916は、選択されている1つのネイル画像データ304を、設定されている全ての印刷領域310に反映させるかをユーザ指示に基づいて判定する。
図17は、S1602に処理が進んだ場合に、表示制御部910が表示するUI画面の例を示す図である。図17は、すべての印刷領域310にネイル画像データ304を反映させるか選択する選択ダイアログ1701を表示している例を示す図である。ユーザが選択ダイアログ1701の「はい」ボタンを押下すると、S1603に処理が進み、「いいえ」ボタンを押下すると、S1604に処理が進む。
S1603において反映実行部916は、ユーザによって選択されている1つのネイル画像データ304を、設定されている印刷領域310の全てに反映させる。一方、S1604において反映実行部916は、対応付けされている識別情報1510に従って、ユーザが選択したネイル画像データ304を印刷領域310に反映する。図17のケースを例に挙げると、図17の選択ダイアログ1701で「いいえ」ボタンが押下されると、識別情報1510が「1番」の人差し指の爪のみにネイル画像データ304が反映される。そして、識別情報1510が「2番」の中指の爪と「3番」の薬指の爪とには、ネイル画像データ304が反映されない。なお、S1601でNoの場合、即ち、ユーザが選択したネイル画像データ304が2つ以上の場合にも、S1604では、ネイル画像データ304が対応付けられている印刷領域310に、ユーザにより選択されているネイル画像データ304が反映される。そして、ネイル画像データ304が対応付けられていない印刷領域310にはネイル画像データ304が反映されない。
その後、S1314で印刷指示部917は、ユーザ操作に応じて、印刷データを作成する。ユーザが、印刷ボタン312を押下すると、この押下操作に応じて印刷指示部917は、印刷データを作成する。ここで、ネイル画像データ304が反映されていない印刷領域310が存在するかに応じて、処理が変わる。
図18は、S1314の処理の詳細を示すフローチャートである。S1801において印刷指示部917は、ネイル画像データ304が反映されていない印刷領域310が存在するかを判定する。即ち、印刷領域310が設定されているものの、ネイル画像データ304が反映されていない印刷領域310が存在するかを判定する。ネイル画像データ304が反映されていない印刷領域310が存在しない場合、S1803に進み、印刷指示部917は印刷データを作成する。
一方、ネイル画像データ304が反映されていない印刷領域310が存在する場合、S1802に進み、印刷指示部917は、この状態で印刷データを作成するかをユーザ指示に基づいて決定する。S1802に進むと、表示制御部910は、図19に示す画面を表示する。
図19は、ネイル画像データ304が反映されていない印刷領域310がある状態でユーザが印刷ボタン312を押下した時、印刷を続行しても問題ないかをユーザに選択させる選択ダイアログ1901を表示する例を示している。選択ダイアログ1901の「はい」ボタンが押下されると、S1803に進み、選択ダイアログ1901を閉じ、印刷指示部917は、印刷データを作成することを決定し、印刷データを作成する。「いいえ」ボタンが押下されると、S1804に進み、選択ダイアログ1901を閉じ、印刷指示部917は、印刷データを作成しない。
印刷データが作成された後の処理については、実施形態1および2で説明した処理と同様であるので説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、設定された印刷領域310の数と選択されたネイル画像データ304の数とが異なる場合であっても、適切な案内が通知される。このため、ユーザが判断に迷うことなく、ネイル画像データ304を印刷領域310に反映できる。
<<実施形態4>>
本実施形態では、実施形態1から3で説明したUI画面とは異なるUI画面を有する形態を説明する。具体的には、ネイルアプリ900が、一方の手の爪の印刷設定を他方の手の爪の印刷設定に容易に反映することができるUI画面を表示する形態を説明する。例えば、右手について設定したネイル画像データ304の対応付けを、左手用の設定に反映することができる。
<アプリケーションのUI>
図20は、本実施形態におけるネイルアプリ900のUI画面を説明する図である。図20のUI画面は、図3に示す印刷データ作成画面301に本実施形態を適応させる場合のUI画面である。具体的には、印刷データ作成画面2001は左右選択ボタン2002を有し、それ以外は実施形態1のUI画面と同一である。
左右選択ボタン2002は、左手選択ボタン2003と右手選択ボタン2004とに分けられる。左手選択ボタン2003は、ネイルアートデータ確定領域303に表示されているネイル画像データ304に左手用のネイル画像データ304を使用することを選択する指示を受け付ける指示受付ボタンである。右手選択ボタン2004は、右手用のネイル画像データ304を使用することを選択する指示を受け付ける指示受付ボタンである。ユーザは、印刷対象挿入部158に挿入した手に対応する方のボタンを押下する。
左右選択ボタン2002は、ネイルアートデータ確定領域303にネイル画像データ304が表示されている状態ならどのタイミングでも押下することができる。左手選択ボタン2003を押下すると、ネイルアートデータ確定領域303には、左手用のネイル画像データ304が表示される。右手選択ボタン2004を押下すると、ネイルアートデータ確定領域303には、右手用のネイル画像データ304が表示される。最初にネイルアートデータ確定領域303にネイル画像データ304が表示される際は、予め定められた手のネイル画像データ304が表示される。本実施形態では、最初にネイルアートデータ確定領域303にネイル画像データ304が表示される際には、右手用のネイル画像データ304が表示される。左手用のネイル画像データ304と右手用のネイル画像データ304とは、逆順に並ぶ画像データとなる。つまり、ネイルアートデータ203に含まれるネイル画像データ304には、初期設定としてどの爪用のデータであるかを示す情報が付加されている。例えば、図20では、ネイル画像データ304aに対して親指の爪用を示す情報が付加されており、ネイル画像データ304bに対して人差し指の爪用を示す情報が付加されている。そのため、右手選択ボタン2004が選択された場合、図20のネイルアートデータ確定領域303に表示される順序でネイル画像データ304が表示される。
図21は、印刷領域310にネイル画像データ304が反映されている状態で、ユーザが左右選択ボタン2002を押下した時の一例を示す図である。図21は、右手選択ボタン2004が選択され、印刷領域310に右手のネイル画像データ304が反映されている状態でユーザが左手選択ボタン2003を押下した際の図である。図21では、左手のネイル画像データ304に変更しても問題ないかユーザに確認する確認ダイアログ2101が表示されている。確認ダイアログ2101は、「はい」ボタン2102と「いいえ」ボタン2103とを有している。ユーザが「いいえ」ボタン2103を押下した場合、何も変化せずに確認ダイアログ2101が閉じる。
一方、ユーザが「はい」ボタン2102を押下した場合、ネイルアートデータ確定領域303に表示されているネイル画像データ304が右手用から左手用のものに変化する。さらに、印刷領域310の位置が、左右反転する。この時、ネイル画像データ304が反映された印刷領域310は、ネイル画像データ304が反映済みであるという情報と関連付けられた状態で左右反転する。例えば、右手の親指の爪、薬指の爪、および小指の爪が印刷領域310として設定されており、かつ、ネイル画像データ304が反映されている場合を想定する。この場合、左手の親指の爪、薬指の爪、および小指の爪が印刷領域310として設定され、かつネイル画像データ304が反映されることになる。つまり、ユーザは、左右選択ボタン2002を用いることで左右の指の爪に同様のネイルアートを容易に印刷することができる。
なお、このような左右選択ボタン2002を用いて右手用のデータを左手用のデータに変更する場合、ユーザは、印刷対象挿入部158に挿入していた手を入れ替えて、印刷領域310の位置をUI画面上で再調整する操作を行うことになる。
第一の操作で印刷した爪と反対側の手の爪のネイル画像データ304を印刷領域310に反映させる方法は、実施形態1と同様、印刷領域310とネイル画像データ304に割り振った識別情報を基にドラッグ&ドロップやボタンを用いて反映しても良い。また、識別情報の割り振り方も実施形態1と同様に、印刷領域310とネイル画像データ304の一番左の領域及びデータからそれぞれ1,2,3,4,5と識別番号を割り振る方法を使用できる。つまり、本実施形態においても実施形態1と同様、少ないステップで印刷領域310にネイル画像データ304を反映させることができ、ユーザビリティ向上につながる。
図22は、具体的な例を説明する図である。なお、図22は、先に左手の爪に印刷を行い、次に右手の爪に印刷を行うケースを想定している。図22の左側は、反転前の画面を示しており、左手の全ての指の爪に印刷領域310が設定されている。そして、その中から左手の小指の爪、薬指の爪、親指の爪の印刷領域310に左手用のネイル画像データ304が反映された状態を示している。図22の右側は、反転後の画面を示している。なお、ユーザは、左右選択ボタン2002を押下する前に、印刷対象挿入部158に挿入する手を、左手から右手に変更しているものとする。
ユーザが右手選択ボタン2004を押下して左右反転すると、ネイル画像データ304が左手用のデータから右手用のデータに変化し、印刷領域310の位置も変化する。また、相応して、ネイル画像データ304が反映されていた印刷領域310の識別情報も変化する。識別情報は、印刷領域310の一番左から順に割り振られる。そのため、左右反転する前は左手の小指の爪、薬指の爪、中指の爪、人差し指の爪、親指の爪の順番で1,2,3,4,5と識別情報が割り振られていた。しかし、左右反転後は、右手の親指の爪、人差し指の爪、中指の爪、薬指の爪、小指の爪の順番で1,2,3,4,5と識別情報が割り振られる。つまり、左右反転前は識別情報1,2,5が割り振られていた印刷領域310にネイル画像データ304が反映されていたが、左右反転後は識別情報1,4,5が割り振られている印刷領域310にネイル画像データ304が反映される。この結果を基に、反映実行部916は、右用のネイル画像データ304の1,4,5の識別情報が割り振られているネイル画像データ304を、同じ識別情報が割り振られている印刷領域310に反映させる。なお、ここでは便宜上、画面の左から右に識別情報が割り振られる例を説明したが、左右反転時に逆順に識別情報が割り振られてもよい。いずれにせよ、左右の手の爪で同一の対応関係が維持されればよい。
<シーケンス図>
図23は本実施形態の流れを表すシーケンス図である。図23のS2301からS2311までの処理は、基本的に図10のS1001からS1011までと同様の処理であるので説明を省略する。なお、本実施形態では、S2306においてユーザは、最初に右手用の手を印刷対象挿入部158に挿入している。また、本実施形態では、説明を簡便にするため、設定される印刷領域310の数は、所定値(「5」)であるものとする。なお、実施形態2または3で説明した形態と組み合わせても、もちろんよい。
S2311でネイル画像データ304と印刷領域310との対応付けが完了後、表示制御部910は、ユーザによる左右選択ボタン2002の押下を受け付ける。この例では、ユーザは、右手を印刷対象挿入部158に挿入しているので、ユーザは、右手選択ボタン2004を押下する。表示制御部910は、押下された左右選択ボタン2002に応じて、ネイルアートデータ確定領域303に表示するネイル画像データ304の並び順を変更する。図24(a)は、ユーザが右手選択ボタン2004を押下し、ネイルアートデータ確定領域303に右手用のネイル画像データ304が表示された状態を示す図である。
S2313において反映データ受付部915は、ネイルアートデータ確定領域303から1つもしくは複数のネイル画像データ304の選択を受け付ける。本実施形態では、ユーザが選択したネイル画像データ304は3つであり、親指の爪、薬指の爪、小指の爪用のネイル画像データ304を選択したものとする。
S2314において反映実行部916は、ユーザ操作に応じて、選択されたネイル画像データ304を印刷領域310に反映させる。反映させる方法は実施形態1と同様に、印刷領域310とネイル画像データ304に割り振った識別情報に基づいて、ユーザによるドラッグ&ドロップ操作またはボタン押下などに応じて反映することができる。これによってユーザは効率的にネイル画像データ304を印刷領域310に反映させることができる。
S2315からS2317までの処理は、図10のS1014からS1016までの処理と同様であるので、説明は省略する。S2317の処理が完了すると、ユーザの右手の爪にネイル画像が印刷される。
S2317の印刷後、S2318において表示制御部910は、印刷データ作成画面2001に誘導ダイアログを表示する。具体的には、ネイルアプリ900が、プリンター151から印刷完了通知を受信した場合に図24(b)の誘導ダイアログ2401を表示する。誘導ダイアログは、印刷が成功した場合に表示され、S2312で選択されていない方の手を印刷対象挿入部158に挿入するように促すダイアログである。図24(b)は、右手の印刷を完了した際に出る誘導ダイアログ2401の一例を示す図である。誘導ダイアログ2401は、左手を印刷対象挿入部158に挿入するように促している。このダイアログは「はい」ボタン2402、「いいえ」ボタン2403を有しており、「いいえ」ボタン2403を押すと誘導ダイアログ2401が閉じる。
S2318で表示された誘導ダイアログ2401を確認したユーザは、その後、印刷対象挿入部158に挿入していた右手を出し、左手を挿入する(ユーザ操作であるが、便宜上、S2319と付す)。
S2320において表示制御部910は、ユーザからの誘導ダイアログ2401の「はい」ボタン2402の押下を受け付ける。図24(c)は、ユーザが、「はい」ボタン2402を押下した後の画面の一例を示す図である。
図24(c)は、右手の親指の爪、薬指の爪、小指の爪の印刷領域310にネイル画像データ304を反映させた状態でS2321に処理が進んだ場合の例を示している。S2321において表示制御部910は、印刷領域310の位置を、右手の爪を印刷したときの状態から左右反転させる。この時、ネイル画像データ304が反映された印刷領域310は画像データが反映済みだったという情報と共に左右反転する。また、表示制御部910は、ネイルアートデータ確定領域303に表示されているネイル画像データ304も左手用のものに変化させ、左右選択ボタン2002も左手選択ボタン2003が選択された状態に変化させる。これらの動作は、図22で説明したように、ネイル画像データ304が印刷領域310に反映されているときに左右選択ボタン2002を押下した際の動作と同じである。図24(c)は、左手の小指の爪、薬指の爪、親指の爪の順に1,2,5の識別情報が割り振られている印刷領域310に、同じ識別情報が割り振られている左手のネイル画像データ304が反映されていることを表している。
S2322において印刷領域設定部914は、ユーザによる印刷領域310の位置調整を受け付ける。ネイルアプリ900が印刷領域310の左右反転、反映されるネイル画像データ304の変更、およびネイルアートデータ確定領域303のネイル画像データ304の変更を実行する。その後、ユーザは、動画表示領域308上の左手の爪に印刷領域310が重なるように位置を調整する。なお、この位置調整は、ネイルアプリが爪の位置を認識することにより自動的に行われても良い。
S2323において印刷指示部917は、ユーザからの指示に基づいて、印刷データを作成する。ユーザは、印刷ボタン312を押下し、押下指示に基づいて、印刷指示部917は、印刷データを作成する。その後、S2324においてネイルアプリ900は、プリンター151に印刷データを送信する。S2325でプリンター151は、ユーザの爪に印刷データを印刷する。
以上説明したように、本実施形態では、左右の手の爪にネイル画像データ304を反映する場合にユーザの手間を軽減することができる。
なお、本実施形態では左右の手の爪に同じネイルアートデータ203を使用するケースについて説明したが、異なるネイルアートデータ203が使用されても良い。その場合、例えば、ユーザは図24(b)において「はい」ボタン2402を押下した後に、ネイルアプリ900が同じネイルアートデータ203を使用するか否かを問い合わせる。そして、ユーザが同じネイルアートデータ203を使用する旨をネイルアプリ900に入力した場合、ネイルアプリ900の処理は上述したS2320からS2321に移る。一方、ユーザが同じネイルアートデータ203を使用する旨をネイルアプリ900に入力した場合、ネイルアプリ900が別のネイルアートデータ203を選択する画面を表示する。そして、ネイルアプリ900は、選択された別のネイルアートデータ203を用いてS2321以降の処理を継続する。
<<その他の実施形態>>
実施形態1から4においては、印刷対象挿入部158に片手の手を入れる形態のプリンター151を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、店舗などに設置されるようなプリンターで、両手を入れるようなものでもよい。この場合、操作は、店員などが行えばよい。
また、上述した各実施形態では、主に、ネイルアートとして画像(模様)を印刷する例を挙げて説明したが、3次元構造物などを示す形状データと画像データとを用いて、模様を含む構造物をネイルアートとして形成するような形態でもよい。
また、上述した各実施形態では、手をプリンター151に挿入し、爪に直接印刷する形態で説明したが、別の形態でも構わない。例えば、シール等の爪に装着するオブジェクトに対して印刷を行うプリンターを使って印刷する場合に、上述した各実施形態の発明が適用されても構わない。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
900 ネイルアプリ
910 表示制御部
914 印刷領域設定部
915 反映データ受付部
916 反映実行部

Claims (35)

  1. 少なくとも1つのコンピュータを
    爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段、
    として機能させるためのプログラムであって
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記識別情報は、前記印刷領域および前記第二画像の近傍に視認可能に表示されることを特徴とするプログラム
  2. 少なくとも1つのコンピュータを、
    爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記識別情報は、前記印刷領域および前記第二画像の一部の表示を変更することで視認可能に表示されることを特徴とするプログラム。
  3. 少なくとも1つのコンピュータを、
    爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記第一割り当て手段および前記第二割り当て手段は、所定の並び順で識別情報を割り当てるように構成されており、
    前記第二領域に表示されている前記第二画像群の第二画像の並び順を変更する操作がされた場合、前記第二割り当て手段は、前記識別情報の割り当てを再度行うことを特徴とするプログラム。
  4. 少なくとも1つのコンピュータを、
    爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記設定手段で設定された印刷領域の数が、前記爪を含む指または手に対応する所定値である場合、前記受付手段は、前記第一割り当て手段および前記第二割り当て手段によって前記識別情報が割り当てられた後に、前記印刷領域に反映する前記第二画像の選択を受け付けることを特徴とするプログラム。
  5. 少なくとも1つのコンピュータを、
    爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記設定手段で設定された印刷領域の数が、前記爪を含む指または手に対応する所定値未満である場合、前記第二割り当て手段は、前記受付手段によって第二画像が選択された後に、選択された第二画像に前記識別情報を割り当てることを特徴とするプログラム。
  6. 前記受付手段は、前記設定手段で設定された印刷領域の数よりも、前記受付手段によって選択された第二画像の数が多い場合、エラーを通知することを特徴とする請求項に記載のプログラム。
  7. 前記反映手段は、前記受付手段で選択を受け付けた第二画像が1つの場合、前記設定手段で設定されている全ての印刷領域に前記選択を受け付けた第二画像を反映するかを、ユーザ操作に応じて決定することを特徴とする請求項またはに記載のプログラム。
  8. 前記少なくとも1つのコンピュータを、
    前記反映手段による反映の結果、前記設定手段で設定された印刷領域に第二画像が反映されていない印刷領域がある場合、印刷を続行するかをユーザ操作に応じて決定する決定手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 少なくとも1つのコンピュータを、
    爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記受付手段は、前記第二領域に表示されている前記第二画像群に対する操作であって、前記第二領域を少なくとも部分的に含むピンチインまたはピンチアウトの操作に応じて前記第二画像の選択を受け付けることを特徴とするプログラム。
  10. 少なくとも1つのコンピュータを、
    爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    一方の手の爪の印刷設定を他方の手の爪の印刷設定に反映する指示を受け付ける指示受付手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記指示受付手段において前記指示を受け付けた場合、前記反映手段は、一方の手の爪の印刷設定を他方の手の爪の印刷設定に反映することを特徴とするプログラム。
  11. 前記指示受付手段において前記指示を受け付けた場合、
    前記第二領域に表示されている複数の前記第二画像が、逆の並び順で表示され、
    前記第一領域において設定されている印刷領域が、前記第二画像の反映済みを示す情報と関連付けられた状態で逆の並び順で前記第一領域に表示され、
    前記逆の並び順で表示された前記印刷領域には、前記受付手段において選択を受け付けられていた第二画像が反映されることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記設定手段によって設定された印刷領域は、前記第一領域の前記第一画像上において視認可能に表示されることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記設定手段によって設定された印刷領域は、各々のサイズが異なることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載のプログラム。
  14. 前記設定手段は、前記第一領域に表示されている前記第一画像における特定の領域に対するユーザの操作に応じて前記印刷領域を設定することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のプログラム。
  15. 前記反映手段は、所定の操作があった場合、前記受付手段で選択の受け付けが完了したと判定することを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載のプログラム。
  16. 前記反映手段は、前記所定の操作として、前記受付手段で選択を受け付けた第二画像がドラッグされ、前記第一領域に少なくとも一部が重なる位置でドロップされた場合、前記受付手段で選択の受け付けが完了したと判定することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記反映手段は、前記所定の操作として、所定のボタンが操作された場合、前記受付手段で選択の受け付けが完了したと判定することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記反映手段は、前記第一領域の前記第一画像における前記印刷領域に、前記第二画像を重畳して表示することで前記第二画像を前記印刷領域に反映することを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載のプログラム。
  19. 前記少なくとも1つのコンピュータを、
    所定値の数の前記第二画像を組み合わせたデータセットを取得する取得手段としてさらに機能させ、
    前記第二領域に表示されている前記第二画像群は、前記取得手段で取得したデータセットに対応することを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載のプログラム。
  20. 前記少なくとも1つのコンピュータを、
    前記印刷領域に前記第二画像が反映された印刷データをプリンターに送信する送信手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. 前記第一領域に表示される第一画像は、爪を含む指または手の動画であることを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載のプログラム。
  22. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記識別情報は、前記印刷領域および前記第二画像の近傍に視認可能に表示されることを特徴とする情報処理装置。
  23. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記識別情報は、前記印刷領域および前記第二画像の一部の表示を変更することで視認可能に表示されることを特徴とする情報処理装置。
  24. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記第一割り当て手段および前記第二割り当て手段は、所定の並び順で識別情報を割り当てるように構成されており、
    前記第二領域に表示されている前記第二画像群の第二画像の並び順を変更する操作がされた場合、前記第二割り当て手段は、前記識別情報の割り当てを再度行うことを特徴とする情報処理装置。
  25. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記設定手段で設定された印刷領域の数が、前記爪を含む指または手に対応する所定値である場合、前記受付手段は、前記第一割り当て手段および前記第二割り当て手段によって前記識別情報が割り当てられた後に、前記印刷領域に反映する前記第二画像の選択を受け付けることを特徴とする情報処理装置。
  26. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    前記設定手段によって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当て手段と、
    前記第二画像に、前記第一割り当て手段によって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当て手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記反映手段は、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記設定手段で設定された印刷領域の数が、前記爪を含む指または手に対応する所定値未満である場合、前記第二割り当て手段は、前記受付手段によって第二画像が選択された後に、選択された第二画像に前記識別情報を割り当てることを特徴とする情報処理装置。
  27. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記受付手段は、前記第二領域に表示されている前記第二画像群に対する操作であって、前記第二領域を少なくとも部分的に含むピンチインまたはピンチアウトの操作に応じて前記第二画像の選択を受け付けることを特徴とする情報処理装置。
  28. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御手段と、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定手段と、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定手段によって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付手段と、
    前記第二画像群のうち、前記受付手段で選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映手段と、
    一方の手の爪の印刷設定を他方の手の爪の印刷設定に反映する指示を受け付ける指示受付手段と、
    を有する情報処理装置であって、
    前記指示受付手段において前記指示を受け付けた場合、前記反映手段は、一方の手の爪の印刷設定を他方の手の爪の印刷設定に反映することを特徴とする情報処理装置。
  29. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御ステップと、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定ステップと、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定ステップによって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付ステップと、
    前記第二画像群のうち、前記受付ステップで選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映ステップと、
    前記設定ステップによって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当てステップと、
    前記第二画像に、前記第一割り当てステップによって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当てステップと、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記反映ステップでは、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記識別情報は、前記印刷領域および前記第二画像の近傍に視認可能に表示されることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  30. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御ステップと、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定ステップと、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定ステップによって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付ステップと、
    前記第二画像群のうち、前記受付ステップで選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映ステップと、
    前記設定ステップによって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当てステップと、
    前記第二画像に、前記第一割り当てステップによって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当てステップと、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記反映ステップでは、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記識別情報は、前記印刷領域および前記第二画像の一部の表示を変更することで視認可能に表示されることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  31. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御ステップと、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定ステップと、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定ステップによって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付ステップと、
    前記第二画像群のうち、前記受付ステップで選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映ステップと、
    前記設定ステップによって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当てステップと、
    前記第二画像に、前記第一割り当てステップによって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当てステップと、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記反映ステップでは、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記第一割り当てステップおよび前記第二割り当てステップでは、所定の並び順で識別情報を割り当てるように構成されており、
    前記第二領域に表示されている前記第二画像群の第二画像の並び順を変更する操作がされた場合、前記第二割り当てステップでは、前記識別情報の割り当てを再度行うことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  32. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御ステップと、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定ステップと、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定ステップによって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付ステップと、
    前記第二画像群のうち、前記受付ステップで選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映ステップと、
    前記設定ステップによって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当てステップと、
    前記第二画像に、前記第一割り当てステップによって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当てステップと、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記反映ステップでは、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記設定ステップで設定された印刷領域の数が、前記爪を含む指または手に対応する所定値である場合、前記受付ステップでは、前記第一割り当てステップおよび前記第二割り当てステップによって前記識別情報が割り当てられた後に、前記印刷領域に反映する前記第二画像の選択を受け付けることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  33. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御ステップと、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定ステップと、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定ステップによって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付ステップと、
    前記第二画像群のうち、前記受付ステップで選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映ステップと、
    前記設定ステップによって設定された印刷領域に識別情報を割り当てる第一割り当てステップと、
    前記第二画像に、前記第一割り当てステップによって割り当てられた識別情報に対応する識別情報を割り当てる第二割り当てステップと、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記反映ステップでは、前記識別情報によって対応付けられている前記印刷領域に前記第二画像をそれぞれ反映し、
    前記設定ステップで設定された印刷領域の数が、前記爪を含む指または手に対応する所定値未満である場合、前記第二割り当てステップでは、前記受付ステップによって第二画像が選択された後に、選択された第二画像に前記識別情報を割り当てることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  34. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御ステップと、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定ステップと、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定ステップによって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付ステップと、
    前記第二画像群のうち、前記受付ステップで選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映ステップと、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記受付ステップでは、前記第二領域に表示されている前記第二画像群に対する操作であって、前記第二領域を少なくとも部分的に含むピンチインまたはピンチアウトの操作に応じて前記第二画像の選択を受け付けることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  35. 爪を含む指または手を撮影することで得られた第一画像を表示部の第一領域に表示する表示制御ステップと、
    前記第一領域に表示された第一画像において複数の印刷領域を設定可能な設定ステップと、
    前記表示部において前記第一領域とは異なる第二領域に表示されている第二画像群のうち、前記設定ステップによって設定された各印刷領域に反映する第二画像の選択を受け付ける受付ステップと、
    前記第二画像群のうち、前記受付ステップで選択の受け付けが完了した第二画像を、対応する印刷領域に反映する反映ステップと、
    一方の手の爪の印刷設定を他方の手の爪の印刷設定に反映する指示を受け付ける指示受付ステップと、
    を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記指示受付ステップにおいて前記指示を受け付けた場合、前記反映ステップでは、一方の手の爪の印刷設定を他方の手の爪の印刷設定に反映することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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