JP3927453B2 - 自動写真作成方法および自動写真作成装置 - Google Patents

自動写真作成方法および自動写真作成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者をカメラで撮影し、その撮影画像を写真シールとして出力する自動写真作成方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、利用者をカメラで撮影し、その撮影画像を写真として出力する遊技用写真作成装置が知られている。このような遊技用写真作成装置には、例えば撮影画像と合成すべき画像(以下「付加画像」という)を、利用者の嗜好に応じて、予め用意された多種多様な背景画像および前景画像から選択したり、タッチペン等のペン型入力手段を用いて利用者が自由に描いて合成画像を作成できる構成がある。また、利用者を複数回撮影することにより得られる複数の撮影画像または合成画像(以下「写真画像」という)が同一の写真シールに印刷されるような構成がある。
【0003】
例えば、従来の遊技用写真作成装置には、1枚の写真シールに複数の写真領域が所定の位置に配置される複数の異なる分割レイアウトのパターンを予め記憶しており、利用者により或る分割レイアウトが選択されると、選択された分割レイアウトにおける各写真領域に対して複数の上記写真画像が順番に割り当てられた1枚の写真シールが印刷される構成がある。
【0004】
さらに、従来の遊技用写真作成装置には、同一のゲーム時間内において友人同士など2人以上の利用者により撮影される場合、その利用者数に応じて複数の領域に分けられた分割レイアウトのパターンを予め記憶しており、それぞれの利用者に同種類の写真画像が同数割り当てられる構成がある。例えば写真シールの上半分と下半分とに同一の8分割パターンがレイアウトされた2人用の16分割パターンが記憶される構成では、写真シールの上半分と下半分とに同種類の写真画像が同数となるよう割り当てられた1枚の写真シールが印刷される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例の構成では、利用者により任意に分割レイアウトが選択されるが、当該分割レイアウトのパターン上に配置される写真画像の位置を任意に選択できるわけではない。したがって、利用者が好む写真画像の配置を任意に変更することにより利用者の好むレイアウトの写真シールを作成することはできない。
【0006】
これに対して、全ての写真画像の配置位置が利用者により任意に決定される構成もある。しかし、この構成によれば、利用者により全ての写真画像が配置されるため、配置に長い時間がかかり、また利用者にとっても配置に手間がかかるため必ずしも好ましい構成とは言えない。
【0007】
そこで本発明では、利用者が好むレイアウトの写真シール等の印刷媒体を容易かつ短時間に作成してこれを出力することができる自動写真作成方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
第1の発明は、所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとを含む自動写真作成方法であって、
前記レイアウトステップは、
複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して最も多く配置すべき同一の写真画像を選択するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、対応する前記領域に最も多く配置すべき写真画像を当該指示に基づき1以上選択する写真レイアウト選択ステップと、
前記写真レイアウト選択ステップにおいて選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
を含むことを特徴とする。
【0009】
このような第1の発明によれば、利用者により最も多く配置すべき同一の写真画像が選択され、この選択された写真画像が対応する領域に最も多く配置された印刷媒体を出力する構成となっている。この構成により、利用者が全ての写真画像を配置すべき位置を決定することにより印刷媒体のレイアウトを決定するというような煩雑な操作を必要とすることなく、容易かつ短時間に利用者が好む写真画像を最も多く配置するよう変更し、利用者が好むレイアウトの印刷媒体を出力することができる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、
前記データ作成ステップは、前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンに対応して予め記憶された、複数の前記写真画像を配置するための写真レイアウトパターンであって、前記写真レイアウト選択ステップにおいて選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される写真レイアウトパターンに基づいて、前記出力データを作成することを特徴とする。
【0011】
第3の発明は、所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとを含む自動写真作成方法であって、
前記レイアウトステップは、
複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して配置されるべき複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対し、同一の写真画像の数が多いほど高くなる優先順位を付するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対して当該指示に基づき優先順位を付す優先順位付与ステップと、
前記優先順位付与ステップにおいて付された優先順位が高い写真画像ほど対応する前記領域に多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
を含むことを特徴とする。
【0012】
第4の発明は、所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影手段と、当該撮影手段によって得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウト手段と、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力手段とを含む自動写真作成装置であって、
前記レイアウト手段は、
複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択手段と、
前記分割タイプ選択手段によって選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して最も多く配置すべき同一の写真画像を選択するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、対応する前記領域に最も多く配置すべき写真画像を当該指示に基づき1以上選択する写真レイアウト選択手段と、
前記写真レイアウト選択手段によって選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成手段と
を含むことを特徴とする。
【0013】
第5の発明は、所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影手段と、当該撮影手段によって得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウト手段と、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力手段とを含む自動写真作成装置であって、
前記レイアウト手段は、
複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択手段と、
前記分割タイプ選択手段によって選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して配置されるべき複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対し、同一の写真画像の数が多いほど高くなる優先順位を付するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対して当該指示に基づき優先順位を付す優先順位付与手段と、
前記優先順位付与手段によって付された優先順位が高い写真画像ほど対応する前記領域に多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成手段と
を含むことを特徴とする。
【0014】
第6の発明は、所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記レイアウトステップは、
複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して最も多く配置すべき同一の写真画像を選択するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、対応する前記領域に最も多く配置すべき写真画像を当該指示に基づき1以上選択する写真レイアウト選択ステップと、
前記写真レイアウト選択ステップにおいて選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
を含むことを特徴とする。
【0015】
第7の発明は、所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記レイアウトステップは、
複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して配置されるべき複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対し、同一の写真画像の数が多いほど高くなる優先順位を付するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対して当該指示に基づき優先順位を付す優先順位付与ステップと、
前記優先順位付与ステップにおいて付された優先順位が高い写真画像ほど対応する前記領域に多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
を含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態につき添付図面を参照して説明する。
<1.第1の実施形態>
<1.1 全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遊技用写真作成装置の側面図であり、図2は、本遊技用写真作成装置内部の本体部の正面図である。以下、これらの図を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遊技用写真作成装置の全体構成について説明する。
【0018】
この遊技用写真作成装置は、利用者Uが入る撮影室2と、利用者Uの撮影画像を含む合成画像を生成して写真シールとして出力する本体部4とを備えている。なお、利用者Uは1人でも2人以上であってもよい。また、写真シールは、撮影画像または合成画像が写真として表示される印刷媒体であればどのようなものに代えられてもよく、例えば写真カードであってもよい。
【0019】
本体部4は、図2に示すように利用者Uを撮影するカメラ41と、確認用の液晶ディスプレイパネル(以下「LCD」と略記する)42と、複数のフラッシュとを備える。このカメラ41は、撮影室2において床面上に存在する利用者Uを撮影して撮影画像を表す画像信号を出力する。典型的には、CCD(電荷結合素子)を利用して画像信号を生成するデジタルカメラが使用される。確認用LCD42は、上記画像信号の表す画像を表示するように構成されており、カメラ41によって得られる撮影画像を確認するために使用される。なお、図示されない照明手段は、カメラの撮影方向を照らす蛍光灯で構成され、本遊技用写真作成装置の動作中は常時点灯される。上記複数のフラッシュは、カメラ41による撮影のための図示されないシャッタボタンが押下されると、数秒程度の予め決められた時間の経過後にカメラの撮影方向に閃光を放つ。そして、これらのフラッシュから閃光が放たれると、その閃光で照らされた利用者Uのカメラ41による撮影画像を表す画像信号が本体部4内の制御装置48に転送され、画像ファイルとして一時的に保存される。
【0020】
本体部4は、さらに各部の制御や画像処理を行うコンピュータで構成される制御装置48と、写真シールを印刷出力するプリンタ47、メインディスプレイ装置43等を内蔵する。プリンタ47は、プリンタケーブル49を介して制御装置48から送られる信号に基づき、多色かつ高精細の合成画像が複数レイアウトされた写真シールを出力する。メインディスプレイ装置43はLCDであって、その画面が利用者Uに向き合うように配置されており、そのメインディスプレイ装置43の両側には2つのタッチペン44L,44Rが備え付けられている。また、メインディスプレイ装置43の表面には透明なデジタイザが貼られており、利用者Uが上記タッチペン44L,44Rを操作するとこの透明なデジタイザによりタッチペンの座標が読みとられる。この構成により、利用者Uはメインディスプレイ装置43に表示される撮影画像に付加すべき画像や文字、各種コマンドを入力することができる。また、上記タッチペン44L,44Rのうちの1つは省略されてもよいし、1つ以上のタッチペンが新たに設けられてもよい。また、本体部4の前面下方にはコイン投入口45が備えられ、その側面には写真シールの取出口46が備えられている。
【0021】
制御装置48は、CPU、内部メモリ(ROMおよびRAM)、およびI/Oインターフェイス等を含むマイクロコンピュータにより構成される。この制御装置48は、その内部メモリ(または外部記憶媒体もしくはハードディスクなどの大容量記憶装置)に格納された所定のプログラムを実行することにより、所定の各種処理を行う。以下、本制御装置48の動作について説明する。
【0022】
<1.2 制御装置の動作>
図3は、本遊技用写真作成装置の制御装置の処理手順を示すフローチャートである。以下、図を参照しつつ、制御装置48の処理手順について説明する。
【0023】
制御装置48は、本体部4におけるコイン投入口45に投入された所定額のコインを検出すると、利用者による撮影を所定の時間だけ許可し、以下の処理が開始される。なお、制御装置48はタイマー機能を備えており、このタイマー機能を利用して、シャッタボタンが押下されてから後述するキャプチャ処理が開始されるまでの時間、キャプチャ処理を許容する時間、およびタッチペンによる手書き画像の受け付け、付加画像の選択・編集、後述する分割レイアウトの選択を許容する時間などを管理する。
【0024】
ステップS10では、撮影のため利用者によりシャッタボタンが押下されると複数のフラッシュから閃光が放たれ、その閃光で照らされた利用者Uの撮影画像がカメラ41から受け取られ、画像ファイルとして内部メモリまたは大容量記憶装置に一時的に保存されるキャプチャ処理が行われる。
【0025】
ステップS20では、このキャプチャ処理により得られた撮影画像に対して、利用者によって選択または作成された付加画像が合成される合成処理が行われる。具体的には、メインディスプレイ装置43には、上記撮影画像、付加画像として貼り付け合成されるスタンプ画像、および撮影画像やスタンプ画像の周囲を互いに異なる模様や色彩で飾るべきフレームデザイン画像が表示されており、利用者Uがタッチペンを或る画像に接触させることにより選択された画像が判別される。また、メインディスプレイ装置43には、予め定められた各種画像処理を実行させるコマンドを示す各種メニューが表示されており、上記と同様に利用者Uにより選択されたメニューが判別され、当該選択結果に基づく画像処理が行われる。
【0026】
サブルーチンステップS30では、上記合成処理により得られた1つ以上の合成画像を当該写真シール上に配置するための複数の配置領域を有する複数のパターン(以下「分割パターン」という)のうちの1つが利用者Uにより選択され、さらに選択された分割パターンの各配置領域に各合成画像が配置された写真シールを出力すべき出力データが作成される分割レイアウト選択処理が行われる。このサブルーチン処理について、図を参照しつつ以下に詳述する。
【0027】
図4は、本処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。まず、利用者Uの人数を示す変数Nには初期値として「2」が与えられる(ステップS301)。続いて、制御装置48の内部メモリ(または大容量記憶装置)に予め記憶されている複数の分割パターンのうち変数Nが示す利用者の人数に対応する複数の分割パターンで構成される分割パターン群と、利用者の人数を変更するためのメニューおよび分割パターンのうちの1つを選択するためのメニューをメインディスプレイ装置43に表示させる分割タイプ表示処理が行われる(ステップS302)。
【0028】
ステップS303において、利用者Uがタッチペンを操作することにより上記メニューが示す利用者の人数である変数Nを変更する入力割り込み処理がなされたか否かが判断される。その結果、入力割り込み処理がなされたと判断される場合(Yesの場合)には、処理はステップS302へ戻り、当該入力割り込み処理により変更された人数に対応する複数の分割パターン等が表示される。またステップS303において、利用者の人数である変数Nを変更する入力割り込み処理がなされていないと判断される場合(Noの場合)には、処理はステップS304に進む。なお、この入力割り込み処理とは、本処理とは別に並行して行われる処理であって、利用者Uがタッチペンを操作することにより変数Nが変更される場合、本処理に対して割り込みをかける処理が行われる。
【0029】
ステップS304において、利用者Uがタッチペンを操作することにより上記メニューが示す分割パターンのうちの1つを選択する入力割り込み処理がなされたか否かが判断される。その結果、入力割り込み処理がなされていないと判断された場合(Noの場合)、処理はステップS303に戻り、分割パターンのうちの1つが選択される入力割り込み処理がなされたと判断されるまでループ処理(S304→S303→S304)が続けられる。この選択する入力割り込み処理がなされたと判断される場合(Yesの場合)、処理はステップS305に進む。なお、ここでは上記入力割り込み処理がなされない場合でも、所定の時間が経過したときに処理をステップS305へ進めるタイマー処理(図示されていない)が行われるものとする。
【0030】
ここで、分割タイプ表示処理(S302)によりメインディスプレイ装置43に表示される画面例を図5に示す。図5では、内部メモリ(または大容量記憶装置)に予め記憶されている2人用、3人用、およびグループ用の各分割パターン群のうち、変数Nの初期値に対応する2人用の分割パターン群が当初より分割パターン選択領域502に表示されている。この2人用の分割パターン群は、16分割、22分割、32分割、および36分割された各分割パターンを含んでおり、これら全ての分割パターンが表示されている。ここで、利用者Uが画面上の人数選択領域501内に示される「2人用」、「3人用」、および「グループ用」の各部分のいずれかにタッチペンを接触させることにより、利用者の人数である変数Nを変更する入力割り込み処理がなされたものとして(ステップS303におけるYesの場合)、変更された人数に対応する分割パターンが再表示される。なお、「グループ用」の分割パターンは、典型的には1人用の分割パターンと同じである。また、分割パターン選択領域502に表示されている分割パターン群に含まれる分割パターンのいずれかに利用者Uがタッチペンを接触させることにより、分割パターンの1つが選択される。ここでは、「コレに決めた」という文字を含む選択カーソル503が、選択された分割パターンの所定位置上に表示される。なお、この選択カーソル503にタッチペンを再度接触させることにより、分割パターンの選択が解除されるように構成されている。この分割パターンの選択の後、「OK」という文字を含む確定ボタン505にタッチペンを接触させることにより、最終的に分割パターンの1つを選択する入力割り込み処理がなされたものとして(ステップS304におけるYesの場合)、次の処理(ステップS305)に進む。なお、ここでは上記入力割り込み処理がなされない場合でも、所定の時間が経過したときに次の処理(ステップS305)へ進めるタイマー処理が行われており、次の処理に進むまでの残り時間はタイマ表示504として画面上に表示される。
【0031】
再び図4を参照すると、重視すべき合成画像を示す変数Pには初期値として「A」が与えられる(ステップS305)。この重視すべき合成画像とは、写真シールに対して重点的に配置される合成画像を指し、ここでは合成処理(S20)により得られた1つ以上の合成画像のうち、最も多く写真シール上に配置されるべき合成画像をいう。なお、ここで配置されるべき合成画像は2つであるものとし、それぞれを「A」および「B」と称する。続いて、前述の処理により選択された分割パターンに対応する所定のパターンであって、変数Pが示す重視すべき合成画像が数多く配置されるべきパターン(本実施形態において以下「写真レイアウト」という)と、利用者毎に重視すべき合成画像を変更するためのメニューをメインディスプレイ装置43に表示させる写真レイアウト表示処理が行われる(ステップS306)。この写真レイアウトは、配置されるべき合成画像の数に応じた分割パターン群に含まれる各分割パターン毎に制御装置48の内部メモリ(または大容量記憶装置)に予め複数記憶されている。
【0032】
ステップS307において、利用者Uがタッチペンを操作することにより上記メニューが示す重視すべき合成画像である変数Pを変更する入力割り込み処理がなされたか否かが判断される。その結果、入力割り込み処理がなされたと判断される場合(Yesの場合)には、処理はステップS306へ戻り、当該入力割り込み処理により変更された重視すべき合成画像が数多く配置された写真レイアウトが表示される。またステップS307において、重視すべき合成画像である変数Pを変更する入力割り込み処理がなされていないと判断される場合(Noの場合)には、処理はステップS308に進む。
【0033】
ステップS308において、利用者Uがタッチペンを操作することにより上記メニューが示す写真レイアウトに確定する入力割り込み処理がなされたか否かが判断される。その結果、入力割り込み処理がなされていないと判断される場合(Noの場合)、処理はステップS307に戻り、印刷出力されるべき写真レイアウトを確定する入力割り込み処理が行われたと判断されるまでループ処理(S308→S307→S308)が続けられる。この確定する入力割り込み処理がなされたと判断される場合(Yesの場合)、処理はステップS309に進む。なお、ここでは上記入力割り込み処理がなされない場合でも、所定の時間が経過したときに処理をステップS309へ進めるタイマー処理(図示されていない)が行われるものとする。
【0034】
ここで、写真レイアウト表示処理(S306)によりメインディスプレイ装置43に表示される画面例を図6に示す。図6では、内部メモリ(または大容量記憶装置)に予め記憶されている写真レイアウトであって、変数Pの初期値である「A」に対応する合成画像が数多く配置された写真レイアウトが当初より表示されている。この写真レイアウトは、上記変数Nの初期値である「2」に対応する2人用の分割パターン群に含まれる所定の分割パターンに対応しており、合成画像「A」および「B」の2枚が1カ所以上に配置されるべき複数の領域を有する。
【0035】
例えば、2人用の分割パターン群のうちの16の領域に分割されたパターン(以下「16分割パターン」という)に対応する写真レイアウトであって合成画像が2種類配置されるべき場合(以下「2枚選択の場合」という)の写真レイアウトは3つの構成が記憶されている。図7(a)は、2枚選択の場合であって重視すべき合成画像が「A」である場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示し、図7(b)は、重視すべき合成画像が「B」である場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示し、図7(c)は、重視すべき合成画像が特に指定されない指示(以下「自動指定」と称する)がなされる場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す。なお、写真シールにはこれらの1人分の写真レイアウトが2つ(2人分)配置される。典型的には、写真シールの上半分と下半分に配置され、境界には切取線が印刷される。
【0036】
また、2人用の16分割パターンに対応する写真レイアウトであって合成画像が3種類配置されるべき場合(以下「3枚選択の場合」という)の写真レイアウトについては4つの構成が記憶されている。図8(a)は、3枚選択の場合であって重視すべき合成画像が「A」である場合、図8(b)は、重視すべき合成画像が「B」である場合、図8(c)は、重視すべき合成画像が「C」である場合、図8(d)は、自動指定とされる場合のそれぞれの1人分の写真レイアウトの構成例を示す。
【0037】
さらに、2人用の16分割パターンに対応する写真レイアウトであって合成画像が4種類配置されるべき場合(以下「4枚選択の場合」という)の写真レイアウトについては5つの構成が記憶されている。図9(a)は、4枚選択の場合であって重視すべき合成画像が「A」である場合、図9(b)は、重視すべき合成画像が「B」である場合、図9(c)は、重視すべき合成画像が「C」である場合、図9(d)は、重視すべき合成画像が「D」である場合、図9(e)は、自動指定とされる場合のそれぞれの1人分の写真レイアウトの構成例を示す。
【0038】
図6では、上記2枚選択の場合の写真レイアウトがプレビュー領域603a,603bに合わせて2人分が表示される。なお、自動指定とされる場合の上記写真レイアウトは省略されてもよい。
【0039】
重視すべき合成画像は、写真表示領域602a,602b内に所定の大きさに調整されて表示されており、「写真の配置を変える」という文字を含む変更決定領域601a,601bのいずれかにタッチペンを接触させることにより、重視すべき合成画像が異なる次の合成画像へ順番に変更される。ここでは、重視すべき合成画像が「A」から「B」に変更される。この操作により重視すべき合成画像である変数Pを変更する入力割り込み処理がなされたものとして(ステップS307におけるYesの場合)、変更後の重視すべき合成画像が数多く配置された写真レイアウトがプレビュー領域603a,603bに再表示され、また変更後の重視すべき合成画像も写真表示領域602a,602b内に再表示される。これらプレビュー領域603a,603b、写真表示領域602a,602b、および変更決定領域601a,601bは、それぞれ1つずつを1組として(ここでは画面の上下に1組ずつ)変数Nが示す利用者数(ここでは2人)分が表示される。なお、重視すべき合成画像の決定は通常それぞれの利用者により行われる。また、変更決定領域601a,601bのいずれかにタッチペンを接触させることにより、写真表示領域602a,602b内に順番に合成画像が表示された後に「自動」の文字が表示されるように構成されており、重視すべき合成画像が特に指定されない自動指定の指示は、上記表示が選択および決定される場合に実行される。
【0040】
上記重視すべき合成画像の選択の後、「OK」という文字を含む確定ボタン605にタッチペンを接触させることにより、最終的に印刷出力すべき写真レイアウトを選択する入力割り込み処理がなされたものとして(ステップS308におけるYesの場合)、次の処理(ステップS309)に進む。なお、ここでは上記入力割り込み処理がなされない場合でも、所定の時間が経過したときに次の処理(ステップS309)へ進めるタイマー処理が行われており、次の処理に進むまでの残り時間はタイマ表示604として画面上に表示される。ここで、上記タイマー処理により次の処理へ進められる場合、重視すべき合成画像が特に指定されない自動指定の指示が選択および決定されるものとして構成されてもよい。
【0041】
再び図4を参照すると、ステップS309において、選択された写真レイアウトに基づいて当該写真レイアウトと同様に合成画像が配置された写真シールを出力すべき出力データが作成される。なお、合成画像を配置する際には所定の画像処理(画像の拡大縮小処理等)が行われる。ここで本サブルーチン処理は終了し、処理は図3の手順へ復帰する。
【0042】
図3のステップS40では、上記分割レイアウト選択処理により得られた出力データがプリンタ47へ送られて、利用者Uにより決定された写真レイアウトに対応する写真シールがプリンタ47により印刷出力される。
【0043】
<1.3 効果>
以上のように第1の実施形態では、分割レイアウト処理(S30)において利用者Uにより分割パターンおよび1つの重視すべき合成画像が選択される構成となっている。この構成により、利用者が全ての合成画像を配置すべき位置を決定することにより写真のレイアウトを決定するというような煩雑な操作を必要とすることなく、容易かつ短時間に利用者が好む撮影画像の配置を変更し、利用者が好むレイアウトの写真シールを印刷出力することができる。
【0044】
<2.第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態に係る遊技用写真作成装置は、内蔵される制御装置の一部の処理(図4のステップS305〜S308)のみが異なる他は、上記第1の実施形態に係る遊技用写真作成装置と同様であるので、詳しい説明を省略する。以下、上記第1の実施形態に係る制御装置と異なる処理について図を参照して説明する。
【0045】
図10は、分割レイアウト選択処理(図3に示すサブルーチンステップS30と同様の処理)の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。図10に示すステップS501〜S504の処理は、図4に示すステップS301〜S304の処理と同様であるが、ステップS505以下の処理では、重視すべき合成画像が選択される処理(図4に示すステップS305以下の処理)に代えて、配置されるべき全ての合成画像について重視すべき順番、すなわち写真シールに対して重点的に配置されるべき順番(以下「優先順位」という)が決定される処理が行われる。なお、以下では2人用の16分割パターンが選択されている場合であって、3つの合成画像(以下、「A」「B」「C」とする)が配置される場合を例に説明する。
【0046】
初期設定として、合成画像「A」には優先順位の第1位が、「B」には優先順位の第2位が、「C」には優先順位の第3位が対応づけられる(ステップS505)。続いて、前の処理により選択された分割パターンに対応するパターンであって、上記優先順位が示す順番で数が多くなるように各合成画像が配置されるべきパターン(本実施形態において以下「写真レイアウト」という)と、利用者毎に各合成画像の優先順位を変更するためのメニューをメインディスプレイ装置43に表示させる写真レイアウト表示処理が行われる(ステップS506)。この写真レイアウトは、配置されるべき合成画像の数に応じた分割パターン群に含まれる各分割パターン毎に制御装置48の内部メモリ(または大容量記憶装置)に予め複数記憶されている。
【0047】
例えば、2人用の分割パターン群のうちの16分割パターンに対応する写真レイアウトであって合成画像が3種類配置されるべき場合の写真レイアウトは、2つの構成が記憶されている。図11(a)は、優先順位第1位から第3位までの合成画像が配置されるべき写真レイアウトの1人分の構成例を示し、図11(b)は、優先順位が特に指定されず自動指定とされる場合の写真レイアウトの1人分の構成例を示す。図中の数字は優先順位を示しており、当該優先順位に対応づけられている合成画像が各領域内に配置される。なお、自動指定とされる場合の上記写真レイアウトは省略されてもよい。
【0048】
ここで、写真レイアウト表示処理(S506)によりメインディスプレイ装置43に表示される画面は図6に示す例に類似するが、例えば写真表示領域602a,602b内には全ての合成画像が表示されており、変更決定領域601a,601bに代えて、各合成画像に対応して優先順位変更領域が設けられ、これらの領域のいずれかにタッチペンを接触させることにより、優先順位が順番に変更されるように構成される。なお、ここでは2つの合成画像に対応づけられる優先順位が選択されれば、残りの合成画像に対応づけられる優先順位は自ずと決まるため、利用者により選択される必要はない。また、プレビュー領域603a,603b内には、図11に示す写真レイアウトの構成例に基づき各合成画像が配置された当該写真レイアウトに対応する画像が表示される。なお、例えば、優先順位変更領域のいずれかにタッチペンを接触させることにより、順番に優先順位が表示された後に「自動」の文字が表示されるように構成されており、優先順位が特に指定されない自動指定の指示は、上記表示が選択および決定される場合に実行されるように構成される。
【0049】
ステップS507において、利用者Uがタッチペンを操作することにより上記メニューが示す優先順位を変更する入力割り込み処理がなされたか否かが判断される。その結果、入力割り込み処理がなされたと判断される場合(Yesの場合)には、処理はステップS506へ戻り、当該入力割り込み処理により変更された優先順位に基づいて各合成画像が配置される写真レイアウトが再表示される。またステップS507において、優先順位を変更する入力割り込み処理がなされていないと判断される場合(Noの場合)には、処理はステップS508に進む。
【0050】
ステップS508において、利用者Uがタッチペンを操作することにより上記メニューが示す写真レイアウトに確定する入力割り込み処理がなされたか否かが判断される。その結果、入力割り込み処理がなされていないと判断される場合(Noの場合)、処理はステップS507に戻り、印刷出力されるべき写真レイアウトを確定する入力割り込み処理がなされたと判断されるまでループ処理(S508→S507→S508)が続けられる。この確定する入力割り込み処理がなされたと判断されると(Yesの場合)、処理はステップS509に進む。なお、ここでは上記入力割り込み処理がなされない場合でも、所定の時間が経過したときに処理をステップS509へ進めるタイマー処理(図示されていない)が行われるものとする。
【0051】
ステップS509においては、図4に示すステップS309の処理と同様に、選択された写真レイアウトに基づいて合成画像が配置された写真シールを出力すべき出力データが作成される。ここで本サブルーチン処理は終了し、処理は図3の手順へ復帰する。
【0052】
以上のように本実施形態では、分割レイアウト処理(S30)において利用者Uにより分割パターンが選択され、各合成画像のうちの利用者により選択された優先順位が高い画像が多く配置される構成となっている。この構成により、利用者が全ての合成画像を配置すべき位置を決定することにより写真のレイアウトを決定するという煩雑な操作を必要とすることなく、しかも配置される各合成画像の数を優先順位に基づききめ細やかに調整できるため、容易かつ短時間で利用者が好む撮影画像等の配置を変更し、利用者が好むレイアウトの写真シールを印刷出力することができる。
【0053】
<3.第1および第2の実施形態の変形例>
第1の実施形態では、重視すべき合成画像が最も多く写真シール上に配置される構成としたが、重視すべき合成画像は写真シール上に重点的に配置されればよいため、必ずしも他の合成画像よりも多くなる必要はない。例えば重視すべき合成画像は、配置されるべき領域の総面積が最も広くなるように配置される合成画像であってもよい。また、重視すべき合成画像は、最も面積が広い配置領域に配置される合成画像であってもよい。さらに、重視すべき合成画像は、合成画像が配置されるべき複数の配置領域のうち、面積が等しい配置領域群においてそれぞれ最も多く配置される合成画像であってもよい。
【0054】
同様に、第2の実施形態では、優先順位が高い合成画像がより多く写真シール上に配置される構成としたが、優先順位に従って写真シール上に重点的に配置されればよいため、必ずしも数の多少は問題とならない。例えば、優先順位が高い合成画像ほど配置されるべき領域の総面積が広くなるように配置される構成であってもよい。また、優先順位が高い合成画像ほど、合成画像が配置されるべき複数の配置領域のうち面積が等しい配置領域群においてより多く配置される構成であってもよい。また、第2の実施形態では、3つの合成画像全てに対して優先順位を付する構成としたが、必ずしも全てに優先順位を付する必要はなく、一部に優先順位が付されない構成であってもよいし、必ずしも異なる優先順位を付する必要はなく、合成画像に付される優先順位の一部が同順位であってもよい。
【0055】
第1の実施形態では、各分割パターンに対応する写真レイアウトが複数記憶される構成であるが、各分割パターンに対応する写真レイアウトが1つだけ記憶される構成であってもよい。この構成の写真レイアウトには、重視すべき合成画像に対応する重視領域と、それ以外の合成画像に対応する非重視領域とが配置されており、非重視領域の数を重視すべき合成画像以外の合成画像の数で除算した値よりも重視領域の数の方が多く設定されている。この重視領域に対して重視すべき合成画像が割り当てられる。なお、自動指定とされる場合の写真レイアウトがさらに記憶される構成であってもよい。
【0056】
第1および第2の実施形態では、分割パターンに対応する写真レイアウトが記憶される構成であるが、写真レイアウトの構成例が記憶されることなく、各合成画像を配置するために予め定められた規則に基づき、または乱数に基づき重視すべき合成画像または優先順位の高い合成画像が数多く配置されるように写真レイアウトが作成される構成であってもよい。
【0057】
第1の実施形態では、2人用の16分割パターンに対応する写真レイアウトを例示して説明したが、分割パターンの分割数や領域の形状に特に制限はなく、例えば2人用の36の領域に分割されたパターン(以下「36分割パターン」という)に対応する写真レイアウトであってもよい。図12(a)は、2人用の36分割パターンにおける2枚選択の場合であって重視すべき合成画像が「A」である場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示し、図12(b)は、重視すべき合成画像が「B」である場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示し、図12(c)は、重視すべき合成画像が特に指定されず自動指定とされる場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す。また、図13(a)は、3枚選択の場合であって重視すべき合成画像が「A」である場合、図13(b)は、重視すべき合成画像が「B」である場合、図13(c)は、重視すべき合成画像が「C」である場合、図13(d)は、重視すべき合成画像が特に指定されず自動指定とされる場合のそれぞれの1人分の写真レイアウトの構成例を示す。さらに、図14(a)は、4枚選択の場合であって重視すべき合成画像が「A」である場合、図14(b)は、重視すべき合成画像が「B」である場合、図14(c)は、重視すべき合成画像が「C」である場合、図14(d)は、重視すべき合成画像が「D」である場合、図14(e)は、重視すべき合成画像が特に指定されず自動指定とされる場合のそれぞれの1人分の写真レイアウトの構成例を示す。また、3人用またはそれ以上の数の利用者用の分割パターンの場合にも同様に構成することができる。たとえば、3人用の場合には、1人分の写真レイアウト3つ(3人分)が、写真シールの上部、中央部、および下部付近に配置され、境界には切取線が印刷される。なお、2人用またはそれ以上の数の利用者用の分割パターンは、1人分の写真レイアウトが3つ配置されて構成される必要はなく、それぞれの利用者により異なる写真レイアウトまたは分割パターンが選択されてもよい。同様に、第2の実施形態においても、分割パターンの分割数や領域の形状、写真レイアウトの配置構成などに特に制限はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遊技用写真作成装置を側面概略図である。
【図2】上記実施形態に係る遊技用写真作成装置内部の本体部の正面図である。
【図3】上記実施形態に係る遊技用写真作成装置の制御装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】上記実施形態に係る制御装置の分割レイアウト選択処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図5】上記実施形態に係る制御装置の分割タイプ表示処理によりに表示される画面例を示す図である。
【図6】上記実施形態に係る制御装置の写真レイアウト表示処理により表示される画面例を示す図である。
【図7】上記実施形態に係る2人用の分割パターン群のうちの16分割パターンに対応する写真レイアウトであって2枚選択の場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す図である。
【図8】上記実施形態に係る2人用の16分割パターンに対応する写真レイアウトであって3枚選択の場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す図である。
【図9】上記実施形態に係る2人用の16分割パターンに対応する写真レイアウトであって4枚選択の場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る制御装置の分割レイアウト選択処理の詳細な処理手順例を示すフローチャートである。
【図11】上記実施形態に係る2人用の16分割パターンに対応する写真レイアウトであって、優先順位第1位から第3位までの合成画像が配置されるべき写真レイアウトの1人分の構成例を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態の変形例に係る2人用の36分割パターンに対応する写真レイアウトであって2枚選択の場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す図である。
【図13】上記実施形態の変形例に係る2人用の36分割パターンに対応する写真レイアウトであって3枚選択の場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す図である。
【図14】上記実施形態の変形例に係る2人用の36分割パターンに対応する写真レイアウトであって4枚選択の場合の1人分の写真レイアウトの構成例を示す図である。
【符号の説明】
2 …撮影室
4 …本体部
41 …カメラ
42 …LCD
43 …メインディスプレイ装置
44L,44R …タッチペン
45 …コイン投入口
46 …取出口
47 …プリンタ
48 …制御装置
49 …プリンタケーブル
501 …人数選択領域
502 …分割パターン選択領域
503 …選択カーソル
504,604 …タイマ表示
505,605 …確定ボタン
601a,601b …変更決定領域
602a,602b …写真表示領域
603a,603b …プレビュー領域
U …利用者

Claims (7)

  1. 所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとを含む自動写真作成方法であって、
    前記レイアウトステップは、
    複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
    前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して最も多く配置すべき同一の写真画像を選択するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、対応する前記領域に最も多く配置すべき写真画像を当該指示に基づき1以上選択する写真レイアウト選択ステップと、
    前記写真レイアウト選択ステップにおいて選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
    を含むことを特徴とする、自動写真作成方法。
  2. 前記データ作成ステップは、前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンに対応して予め記憶された、複数の前記写真画像を配置するための写真レイアウトパターンであって、前記写真レイアウト選択ステップにおいて選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される写真レイアウトパターンに基づいて、前記出力データを作成することを特徴とする、請求項1に記載の自動写真作成方法。
  3. 所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとを含む自動写真作成方法であって、
    前記レイアウトステップは、
    複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
    前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して配置されるべき複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対し、同一の写真画像の数が多いほど高くなる優先順位を付するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対して当該指示に基づき優先順位を付す優先順位付与ステップと、
    前記優先順位付与ステップにおいて付された優先順位が高い写真画像ほど対応する前記領域に多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
    を含むことを特徴とする、自動写真作成方法。
  4. 所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影手段と、当該撮影手段によって得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウト手段と、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力手段とを含む自動写真作成装置であって、
    前記レイアウト手段は、
    複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択手段と、
    前記分割タイプ選択手段によって選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して最も多く配置すべき同一の写真画像を選択するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、対応する前記領域に最も多く配置すべき写真画像を当該指示に基づき1以上選択する写真レイアウト選択手段と、
    前記写真レイアウト選択手段によって選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成手段と
    を含むことを特徴とする、自動写真作成装置。
  5. 所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影手段と、当該撮影手段によって得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウト手段と、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力手段とを含む自動写真作成装置であって、
    前記レイアウト手段は、
    複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択手段と、
    前記分割タイプ選択手段によって選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して配置されるべき複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対し、同一の写真画像の数が多いほど高くなる優先順位を付するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対して当該指示に基づき優先順位を付す優先順位付与手段と、
    前記優先順位付与手段によって付された優先順位が高い写真画像ほど対応する前記領域に多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成手段と
    を含むことを特徴とする、自動写真作成装置。
  6. 所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記レイアウトステップは、
    複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
    前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して最も多く配置すべき同一の写真画像を選択するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、対応する前記領域に最も多く配置すべき写真画像を当該指示に基づき1以上選択する写真レイアウト選択ステップと、
    前記写真レイアウト選択ステップにおいて選択された写真画像が対応する前記領域に最も多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
    を含むことを特徴とする、プログラム。
  7. 所定の撮影空間における1以上の利用者を複数回撮影する撮影ステップと、当該撮影ステップにおいて得られる複数の撮影画像または当該撮影画像を含む複数の合成画像である写真画像全てのうち少なくとも同一の写真が複数配置された所定の印刷媒体を出力するための出力データを作成するレイアウトステップと、当該出力データに基づいて当該印刷媒体を出力する出力ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記レイアウトステップは、
    複数の前記写真画像を配置するための複数の領域を有する予め記憶された複数の分割 パターンのうちの1つを選択するための指示を前記利用者から受け取り、1つの分割パターンを当該指示に基づき選択する分割タイプ選択ステップと、
    前記分割タイプ選択ステップにおいて選択された分割パターンが有する複数の前記領域の全部または所定部分に対して配置されるべき複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対し、同一の写真画像の数が多いほど高くなる優先順位を付するための1以上の指示を前記利用者から受け取り、複数の前記写真画像のうちの全部または一部に対して当該指示に基づき優先順位を付す優先順位付与ステップと、
    前記優先順位付与ステップにおいて付された優先順位が高い写真画像ほど対応する前記領域に多く配置される印刷媒体を出力するための出力データを作成するデータ作成ステップと
    を含むことを特徴とする、プログラム。
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